日向「嫌われスイッチ?」狛枝「そうみたいだね」 (805)
日向「なんかすげー名前のアイテムだな……いますぐ投げ捨てたいレベルだ」
狛枝「でもなんでだろう、このスイッチから、途轍もない希望を感じるよ……!」
日向「余計に捨てたくなった」
狛枝「あれ、他にもスイッチと、説明書かな?みたいなのがあるけど……」
日向「捨てたい」
狛枝「そしたら僕が拾って好き勝手使うよ」
日向「後でお前の知らないところで処分する」
狛枝「僕の才能は?」
日向「捨てられない……」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1412380228
前スレ
苗木「嫌われスイッチ?」江ノ島「そうそう」
苗木「嫌われスイッチ?」江ノ島「そうそう」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1412048153/)
前回のあらすじ
江ノ島「結婚しよう!!」
苗木「氏ね」
的な騒動から一週間ほど後、超高校級の相談窓口日向創は、他の77期生とともにジャバウォック島へとやってきた
修学旅行とは名ばかりのそれは、『島を発展させるまで帰れま16』という地獄であった!!
そして一ヶ月以上の滞在を経て気ままに過ごす彼らに、直径400kmクラスの小石が投げ込まれたのである!(いまここ
狛枝「じゃあ、説明書を読むよ。えー……『スーパー嫌われスイッチ』と、『元どおりスイッチ』」
狛枝「えーと、特定の人物のことを考えながらこの嫌われスイッチを押すと」カチッ
日向「うおっ!」ズザッ
狛枝「え?」
日向「俺が悪かった、だからこっちくんな、キモい、希望くさい」
狛枝「……あぁっ」ビュルッ
狛枝「ふぅ……そして、この元どおりスイッチを押すと」カチッ
日向「ハッ……!?」
狛枝「あはは!すごいよぉ!このスイッチ!!」
日向「どこがだ!!これは神が世界に残した悪意だ!」
狛枝「まぁまぁ、あれ?まだ説明に続きがあるね」
狛枝「このスイッチは前回の改良版です、『新規で始める』と『引き継いで始める』を選択することができます……」
狛枝「まぁ前回の内容的に引き継いで始めるになるのは確定的に明らかですが……それでは、割とまともな奴がこれを使うとどうなるか、お確かめください、敬具……」
日向「おぉ、もう……」
狛枝「へー……」
狛枝「日向くん押してよ」
日向「殺すぞ」
おっといけねぇ、鳥忘れてた
狛枝「仕方ないじゃないか、僕もこんな嫌われ役をすでにカケラコンプした君に押し付けるのは嫌だけど……」
狛枝「でもさ、まだ日向くんと以外カケラを1しか集めてない僕だと、戻した時のギャップがあまり激しくないんだよね」
日向「お前本当にしね」
狛枝「あれ?日向くんとのカケラが減っちゃったぞ?バグかな?」デロデロデーン
日向「多分それ正確だぞ」
狛枝「お願いだよ日向くん……一度絶望的なまでに悪化した君の対人関係が、再び繋がれて、より固い絆になる希望を見たいんだ!見なきゃ死に切れないよ!」
日向「苦しんでしね」
狛枝「ああまたカケラが……酷いバグだな、後でウサミに修理してもらわなきゃ」デロデロデーン
日向「すげぇ正確だなそれ」
日向「とにかく俺は押さないからな!」
狛枝「ふーん……そう」
日向「そうだ!意見は変えないぞ!俺は絶対にそんなスイッチは押さn」ドゴォォン!!!
日向「……」
狛枝「うわ、危ないなぁ、日向くん大丈夫?全くツイてないね……目の前に隕石がふってくるなんてさ、これが小石程度の小さいやつでよかったよぉ」アハハハ
日向「……」
狛枝「これはなんの根拠もない予感なんだけど、日向くんがこのスイッチを押してくれないと、こんな不幸が連続する気がするなぁ」
日向「……押します」
狛枝「やっぱり君は最高の希望だよぉ!!アッハッハッハッハッハ!!」デロデロデーン
狛枝「じゃあ、はい」
日向「……誰のことを考えて押せばいいんだ」
狛枝「それは勿論、全員さ!」デロデロデーン
狛枝「あ、でも、僕とウサミは除いて欲しいな?」
日向「ウサミはわかるが、なんでお前もなんだよ」
狛枝「その方がより大きな希望が見られるから、かな……?」デロデロデーン
日向「……ええい、ままよ!!」カチッ
ピコリン♪
日向「うわ!なんだ!紙がでてきた!」
狛枝「こんな小さなスイッチにプリンター機能もあるんだね……どれどれ」
コトダマ・五人以上対象の場合印刷される好感度表
50でトモダチ、60でシンユウ、80はレンアイ、100はアイ
九頭龍冬彦61
左右田和一60
田中眼蛇夢65
十神白夜63
弐大猫丸60
花村輝々76
終里赤音70
小泉真昼89
西園寺日寄子89
ソニア・ネヴァーマインド84
罪木蜜柑99
七海千秋100
辺古山ペコ66
澪田唯吹72
日向「……」
狛枝「……ジゴロ」
日向「だまれ!!」
日向「ハァ……いままで少しずつ仲良くなって来れたのに、0になるってのは来るな……」
狛枝「マァマァ、元どおりスイッチを押せばすぐに元どおりだよ……あ、あと、0じゃないよ?」
日向「え?」
狛枝「-500だよ」
日向「は?」
狛枝「これは『同じ星にいたくない』ってレベルだね、アッハッハ!大変だ!僕よりずっと嫌われてるよ!!」
日向「俺のお前への好感度はデフォルトで-1000だこのクソ野郎」
狛枝「さ!みんなのところにいこっか」
日向「い、いやだね!俺は絶対にいかn」ドゴォォン!!!
狛枝「行こうか」
日向「いきます」
狛枝「さーて、いまから楽しみだな。僕は少し離れた目につかない位置から追いかけるから、日向くんはまずコテージに向かってよ」
日向「どうしてこうなった……」
日向「うー、誰にも会いませんように……」ザッザッ
日向「でもまぁ、このモノモノヤシーンはあんまり人が来ないからな、まさかこの大岩を曲がって人とバッタリなんてことはな!」クルッ
七海「あ」
日向(チクショウ)
七海「うわ、ぇ、っとぉ……」
日向「あ、あ、あははは、よ、よぉ……」
七海「……」シュン
日向(露骨に目を逸らすなよ!!お前にそんな態度とられてる時点ですでに俺は負けだよ!負けでいいから元どおりにしてくれよ!!)
七海「どうしようかな……はっきりいったほうがいいよね……」
日向「え……」
七海「うん……そう教わったし……よし……えーと、日向、さん?」
日向(死にたい)
七海「えーと、迷惑だから、今後一切私に関わらないで欲しい……よ!」
日向(断言!?)
七海「日向……さん、を見てると、すごく頭のなが嫌な感じになるんだ、だから、いっそのことこの島からでてってくれないかな?」
日向「」
七海「それだけ、だよ。じゃあ……」
日向「」
狛枝「あっあぁっ、アッーーーー!!」ビクンビクン
日向「は、はは、もうなにも怖くねぇよ、七海にあんだけ嫌われたならもうなんも怖くねえ」
狛枝「」ボコォ……
日向「さっさとこいつの指示を終わらせて部屋にこもっていよう、そうしよう……」スタスタ
ーホテルー
日向「」ヨロヨロ
西園寺「小泉おねぇ、はやくー! ……って、げぇっ」(ビッグバン
小泉「まってよ、日寄子ちゃーん……うっわ、キモ……」
日向「」ザックリ
西園寺「なんであいつまだいんの、あそこまで無神経だと苛立ち通り越すよね」
小泉「ほんとね、迷惑ってことを理解してないんだよきっと……」
西園寺「おんなじ空気吸いたくないよ……」
小泉「死んじゃわないかな……」
日向「」ザクザク
狛枝(ふふふ、素晴らしいよぉ)ゾクゾク
狛枝(でも少し物足りないな、なんでだろう……)
狛枝(そうか!日向くんが積極的な関わりを拒んでいるから、一番オイシイ直接的な被害が発生していないんだ!!)
狛枝(こうなったら僕がサポートするしかないよね、任せて日向くん!)
日向「あと少しで、俺のコテージ……」
日向「うおっ」コケッドテッ
日向「くっそ、なんでこんななんもないところでこけたんだ」
「おい」
日向「ん?」
ペコ「ッシィ!!」バチィン!!
日向「があっ!?」
ペコ「坊ちゃんの邪魔だ、早くどけ」
九頭龍「ペコぉ、そんなやつに構ってんかよ、時間の無駄だぜ」
ペコ「すいません、あまりにも目障りだったもので……」
日向(竹刀!?竹刀で顔をフルスイング!?)ダラダラ
九頭龍「……ってまてやコラ、なぁにペコのこと睨んでんだ、おお?」ガッ
日向「うっ」
九頭龍「調子乗ってんなよ、77期の粗大ゴミが……よぉ!」ガッ
日向「っあ……!」
九頭龍「ケッ、行こうぜ」
ペコ「はい」
日向「……」
ーコテージ内ー
日向「スイッチのせいでこんなことになってんだよな……」
日向「狛枝から無理やり取り返そうか……」
パチパチ……
日向「……なんか焦げ臭いな……」
ボオオオォォ……
日向「……えっ」
日向「えっ、火事?」
日向「」プスプス
狛枝「いやぁ、コテージが大火事なんて災難だね、脱出で来たのはよかったけど、この燃えかすにはもう篭れないね」
ウサミ「こ、これはひどいでちゅ~!す、すぐ直ちまちゅから、日向くんは誰か別の人のコテージに泊まっててくだちゃい!」
日向「」
日向「いよいよもって、どうすりゃいいんだ……」
左右田「よう日向、俺のコテージ泊めてやろうか?」
日向「え?」
左右田「遠慮すんなよ!トモダチだろ!」
日向「あ、あぁ、ありがとう……(スイッチの効果が及ばなかったのか……?」
左右田「……」ニヤリ
ガツッ!
ゴキッ!
日向「ぅっ……」ドサ
左右田「てめえみてえなヤツがいるから、ソニアさんだって迷惑してんだよ……なぁ、おい」
日向「おれ、は、なにも……」
左右田「うるせぇ!」グシャッ
日向「ぐああああああ!!」
左右田「みんなお前のこと嫌いなんだよ、気づいてんだろ?それなのにここに残ってるってことはよ、コウナル覚悟もあったってことだよなぁ!」メシッ!
日向「あ、ぁ……」
左右田「へへ、シャワールームなら血の処理も楽だぜ……もっとも、お前を殺したからってこの島にそれを責める奴はいねぇけどよ」
日向「……」
日向(これも、スイッチのせいだ、スイッチの……)
狛枝(壁に空いた穴から撮影できるなんて、最高だね)
日向(スイッチさえ切れれば、みんなもと通りになるんだ……みんなが謝ってきたら、俺が笑って許してやればいい、それで全部解決なんだ……)
日向「っつぅ……はは、工具でぶん殴られればヒビもはいるか……」
日向「……チクショウ」
ジャンp「チュー!」
日向「ん?……どうしたんだ?田中のとこにいなくていいのか?」
ジャンp「ヂュッ!」
日向「……まるで慰めるみたいな仕草取りやがって、ハハ……お前と狛枝を交換したいよ」
ジャンp「チュウ~!」
田中「おい、貴様……」
日向「イッ!?」
日向(や、やべっ、いまこのじゃガードもできねぇ……)
田中「……いまジャンpと会話していたな」
日向「え?あ、あぁ……」
田中「……動物というものは、心許したものにしか、素の感情を見せん、つまり会話はできん……」
田中「会話をなしたということは…お前は俺と同じく、ジャンpにみとめられたということだ。ならなぜ俺は、お前を葬りたくて仕方が無いのだろうな……」
日向「た、田中……」
「騙されちゃダメですよ!田中さん!」
田中「なに!?」
日向「え?」
ソニア「私は見ていました!その下郎は、傍らの刃物で四天王さんを惨殺しようとしていました!」
田中「なんだと!?」
ジャンp「ヂュッ!?チュー!チュー!」
田中「ジャンpは違うと言っているぞ!?」
ソニア「寸前まで皮を被って騙していたのです!」
田中「くっ……己、己ぇ!貴様はこの俺がこの世から消し去ってやる!!」
日向「は……は?」
ソニア「……」ニヤリ
日向「」
日向「」プツッ
おっといけねぇ
日向(や、やべっ、いまこの体じゃガードもできねぇ……)
そしてここで中断、再開はちょっと遅くなるかも知れぬ
なんだろう、足りない、足りないぞ、何か物足りない
そしてこれをなぜか前スレに書き込んでしまったのは内緒だ
/ / ノ⌒ー.ミ、 }. _}_, ――≠ミ./ .,..:‐{⌒ヽ__ \∧
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\ _./l | | ..:l ∧从乂ヽ/ .\/イ;j j_ノ i .i .l |、 ヽ苗木ぃ……
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..∧ |. | .| .|.l .ト、〉 \ ト、 ___...:イ .イ/./|. _|_.|_l| .| | \ / ./
、 ./ ∧} .|. .:|/二二ニ=―/´.:丶 ―― イヽ//≦/二二∧ .| ト、  ̄ ̄ ./
 ̄ ./.∧ | /二二二二'/ .,}>‐.<.{.〈 〈∧ニニニニニ〉 | ト、  ̄ ̄ ̄ ̄ ヽ
__./ /./} | .∨ニニニ/ ./ .}.、_ ノ|:∧ \'ニニニ,/ .| | ー―― 、. \
./.// .,′ ./}二ニ/ / /、 ハ ハ.`ヾ二/{:.:. | ∨ \
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 ̄ / ./ / /}二二二二〉 i i ./二二二/〈. 〈. \_.. `ー 、 \
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../ //´ // .∧ニ/.::::\ .| .、 ,.:r― 、| //⌒:〈l\. \. \ \
_ / /..:/ / ./ ./ |ニ|::::::::::::\}、 .Y.|::::::::`ヽr‐く:::::::::‐〈|:..〈\ .>―ミ、_. \ \
. |/ .i 、_./_.// 从={:::::::::::::::::|. \ | |:::::::::::::::::}__人:::::::::::}!. ∧  ̄  ̄
あと、前回のやつを絶望入門編とするなら今回はスーパーウルトラグレートデリシャスワンダフル絶望編に……したい。でも死にはしねぇから希望溢れてるね!
あ
'" `
- /⌒ 、 - ´  ̄` ./ ―- _ \
/  ̄` 、 ./ ‐- ` f7-ry 、
' -― _, rヽ'" ` 、 ` (///ハ ‐ _ 丶
´ -‐ ゝ / ヽ ヽ `'ーイ 丶 ヽ
/ '" .::/ゝ' , i 、 、 、 '  ̄ ‐ ._ 、
/ ./ .:::::' / { .l l , ! ' ` 、 ',
. ' ; / ,' ./ .i 、 、 \ , : lヽ ヽ.:::: !、
. / ,::{ , .l : l /__、._ ヽ \ '"  ̄ ‐-, ! .! 、 ヽ ,:::' !::ヽ
. , .::::::ソ l /! .{ l./ __ヽ \ 、 、__ゝ二、_リ :l .} 、 、 j .!:::::::,
i ,:::::::/ハ ,.' ! ヽ. _ゝ`了゙ヾ、``ヽ ´-┴―'- ! ,ハ ,' ': )ノ ;::::::::::,
. : i:::::::l.!:: )./ ,: ハ l´'-ゞ‐"' .ノ // l .;:::::/ : / .: ノ :::::::::
{::::::::',!:::., , ハ 、// 、 , .,::::ハ l , ::::.. イ ::::::::}
. ヽ ::::::::::};: ;ノ ./ :: ハ _,. / :イ/ 、 l .{ :::::/ リ ::::おーいなえぎぃ~!極めて特殊なセックスしようぜ!
,::::::::/ , ., ' ;:::::, ,ヽ. ー= _ イ ,;;;/ 八 ; 乂 :;' / ::,'
. )::::( ./ ,.イ:. l;:::::::ヽ 、 、 /.,! ;;/ /::::::ヽ l .:::ヽ{ , .:'
ノ::// ,イ:::::::::. ,!::::::::ノ 、 ゝ、.` '/,イ / .,:::::::::::::::, ! 、:::::::ハ、 :;
. ー '"/ .' 、::::::::; .!:::/ ヽ 、 _,..i ー ´ /イ /- _ !::::::::::::::;.l、 \::::ヽ {
/ .' .:::::::::ー-‐ ,:/ ,-― \ .! l ' >,::::::::;:'.ノ ;:::.、 ` 、ヽ 、
{ ./ .:::::::/=ニニ二ニ/ >、 ノ`ー- ,,__,ノ、 / !:::::( ,' ';:::::> 、 ヽ 、 ヽ
ハ ., /:::;:'/ニニ二二/_-=ニニl ./ :. / V / ├--‐! ::/::. ヽ ヽ \ 、
. { 、 , .:::/:::iニニ、ニニニニニ-‐/ ._ :. .: .l 〈ニニ\lニニ! マ', 、 ヽ ー ゝ、
乂ノ .:::;'::::::!ニニニニニ< .! ー - 一 、 `゙マ二二ニ、 ヾ! 、 ;.}
, ' 、 { ハ:::::::!ニ二二、iニニニヽ ! , >ニニiヽ '!, ヽ } ソ
、 _,. " 、 ', ; l:::::::!ニニ二二{ニニニl .l. 、 ,. l .,イニニニl_/ム. : i 、 ノ' !
. ` _ イ 、l:::::::!ニニニヽニ〉'ニニl l ヽ , _l_./二二二/ニニヽ: , 、 .ノ
} { l:::::::!ニニニ二'ニ二二l l- _ 、 . l;;;;;;;;;;;,マニ=/ニニニ; ヽl .} '
; 、 ヽ::::::lニニニ二'ニニニ二l V//> 、 .i ,.ィl;;;;;;;;;;;;;;;ヾニ-=-― ‐ァ ) .!/
. ノ./ ヽ \!二ヽ二{ニニ二二l 、\//ヽ ; ,.<///l;;;;;;;;;;;;;;;:ノ;;ノ;;;;;;;;;;;;/ 丶 /
,. ノ ヽ lニニニ',二三三三l ヽ \'/,Y///// !;;: <ニニ';;;;;;;;;;;;;; イ ゝ __ ゝ、
ノ ;.!ニニニムニニ二二! ヽ `lー'"´ / /二二ニニヽ;;;;/二! i {
` ´)!ニニニニヽニニニニ\ ヽ .!o /./ニニニニニノニニ二l ', 、
ノイlニニ二二二\ニニニニ\ 、 .ノ,イ二二二ニイニニニl 人 、
ごめんミスった。少しだけ更新
あと補足。ここ現実です。七海もフツウのトモダチでヘンな役割はありませんヨ
だって魔法で即治癒したらツマラナイし
日向(ダメダ、耐えろ、だって、こいつらはスイッチのせいでこうなんだぞ?)
田中「このゲスが!」バキッ
日向(俺はそれを知ってるんだ、ダメだ、耐えろ、手を出しちゃダメだ、いつか元に戻れるんだ、耐えろ、耐えろ)
田中「この眼蛇夢、容赦せん!」グシャッ
ソニア「やっちゃえ~、です!」
日向(……でも、あの狛枝だぞ?あいつが元どおりスイッチを押すとは限らないんじゃないのか?だとしたらずっとこのままじゃないのか?)
日向(ずっとこうだっていうのか?じゃあ抵抗しなきゃ黙ったまま嬲られ続けんのか?嫌だぞ、俺は)
日向(じゃあ、抵抗、しなきゃ……)ギリッ
『いっしょにマカンゴを見つけ出すのです!』
『貴様には特例として、四天王と石をつなぐことを許可しよう……』
日向(……むり、だろ)
ーーー
ーー
ー
狛枝「やぁ、こっぴどくやられちゃったね、見える範囲の肌はアザだらけだよ」
日向「……」
狛枝「辛いよね、絶望的だ、でも僕も辛いんだよね。なんにも楽しくない、最悪の絶望だよ、いままで紡いできた希望の絆が、こんなことになってるなんて」
狛枝「でもね?極限の絶望から這い上がって、再び紡いだ絆は、より強い輝きを放つ希望になるんだ、だから日向くんにはがんばってもらわないと」
狛枝「勿論、僕もサポートするよ。日向くんが自力で動けない時は僕のコテージに運んで治療もする、勢い余って殺されそうな時のフォローもするよ」
狛枝「だからさ、日向くんは自分の好きなようにしていいよ」
日向「……」
いっち、艦これスレ立ててなかった?
-‐…・・・・・ァ・…‐-
/ ,x≠'" : : : :{ < : : \
/////: :/ ̄ ̄ ゝ' `ヽ: .\
/ ://:{{: : \________,ノ: :}}:\
/. :{{ : \` ‐-----------‐ ´//∧
/ : : :\` ‐- 二二二二二二 -‐ ´/: : :.
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/.: .: .: : : : : : : :,x≠'" .:.:.:∠_,,. -‐ァ.:.:.:.:.:.:.:/.:.:.:.:.lノノ
|.: .: .: .: .: : : : ://T 7´| ̄ ̄「ミ、\/..:. // .:.:.:.:. l′
l: : : : : : : : : :/∧,|/ ,乂__,ノ } /..:/∠|.:.:.:.:.:.:.:.:.l
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. \//////////\ .|/////////////,\l: :| Η | l/////
またせたな!(周りに誰もいない
そして初っ端からルート選択。選ばなかった方はみれないので
1.日向強い!
2.日向弱い……
>>89-91
強い?
あ、あと>>83、わからない、なんすかそれ
日向「……ここは」
日向「狛枝のガレージか……っつ」ズキッ
日向「……指、折れてたのか。ご丁寧に処置してあるし」
日向「……やってやるよ」
日向「狛枝に思い知らせてやる。こんなことに屈してたまるか」
日向「耐え切ってやる。耐えて耐えて狛枝から元どおりスイッチを奪い取ってやる」
日向「そして、こんな悪夢を一刻も早く終わらせる……」
ガチャ
狛枝「やぁ、おはよう。食事をもってきたよ」
日向「……」
狛枝「ハハッ、花村君は当たり前のように15人分しか作らなくてね、質素なものしかないけど……手は動く?食べさせようか?」
日向「いらない。食べたらでてく」ガツガツ
狛枝「……いい目をしてるよ日向くん。すごい希望を感じるよ!怒りを覚える対象を間違えてないね!」
日向「っ」ギリ
日向「覚悟してろよ……」
狛枝「ハハッ。怖いなぁ」
狛枝「忘れ物はないかい?」
日向「知るか」
狛枝「じゃあ、今日も一日がんばってね」
日向「ふんっ」
日向「……」ザッザッザッ
西園寺「なに気取って歩いてるんだろーねあいつ」
小泉「嫌われてることにバカだから気がつかないんでしょ。気にしないようにしよう」
日向「……」
西園寺『……本当に、ありがとね、日向おにぃ』
小泉『ん!いい笑顔!いただきっ』
日向「ッ」ギリッ
日向(とにかく、人目に付くとまずいな、島は広いんだ、目立たないところにいるべきだ)
「おい」
日向「ん?」
猫丸「少し話があるんじゃ、ついてきてくれんか」
日向「」
日向(どうしてこうなる。まさかこれもあいつの幸運(テノヒラ)の上だってのか)
猫丸「……ここなら人目につかんじゃろ」
日向「……何の用事だ。殴るか、蹴るか、貶すか……」
猫丸「違うわい……日向、お前、耐えられるんか」
日向「ん?」
猫丸「ワシは一目見ただけでそいつの体調を把握できる。マネージャーじゃからな。お前は不調も不調、どん底じゃ」
日向「そりゃそうだろうよ」
猫丸「悪いことは言わん。ウサミに事情を話して、島から出ろ。んでもって学校をやめろ」
猫丸「お前は平穏な生活に戻る。こっちはお前のことなぞ考えなくてすむようになる……全部丸く収まるじゃろ」
日向「……」
猫丸『日向!お前は見込みがあるな!どうじゃ、わしのサポートを受けてラグビーでもやってみんか!』
日向「……昔から夢みてた希望ヶ峰学園に入学できたのに、辞めさせられる筋合いはねーな」
猫丸「そうかい、なら気は進まんが……」
ドスッ
日向「ガッ……!!」
猫丸「その気に”させる”しかないのう」ポキッポキッ
カムクラの力を使えるんだろ
>>102
弱いだとそもそも狛枝に対抗意識を起こさなくなってた
猫丸「こっちが最後の親切でかけた言葉をそうも突っぱねられると、頭にも来るわ……のぅ?」グイッ
日向「ゲフッゲフッ……しら、ねーよ……」
猫丸「まぁ意地は好きなように張りゃいいわ。こっちもやるようにやってやるわい」
日向(-500ってのは伊達じゃねーな、俺の狛枝に対する憎悪の半分か……マジでな)
猫丸「抵抗せんのか、お?」
日向(猫丸は悪くない、全部狛枝が悪いんだ……そもそも勝てないしな。急所だけガードして耐えるしかない)
猫丸「……フンッ!」ゴキャッ!
日向「ぐっ!」
猫丸「オラァ!」
日向「カハッ……」
猫丸「明日から毎日”説得”してやるからのう、期待しとれよ」ザッザッ
日向「……3日続いたら死ぬな……」
日向「はぁ……骨が折れるかと思った」
日向「どうするか、このまま人目につかないここにいれば安全に過ごせたりは……」
終里「うしっ!ここなら邪魔者もいねーし思う存分……あ?日向ぁ?」
日向「……運悪いな。いや、必然なのか?」
終里「テメー、ここでなにしてやがんだ!邪魔だからどっかいきやがれ!」
日向「ああ、そうさせてもらうよ(単純な嫌い方で助かった、のか?)」
終里「いや、待てよ……?へへっ、いーこと思いついたぜ」ニヤ
日向(……そんな笑い方、にあってねーぞ終里……なぁ?)
>>87の強いって精神的にってことか・・・
>>115
そう。普通日向を100とすると強い日向は300、弱い日向は10、苗木は9999(超適当
終里「やっぱよー、新技の練習は相手に受けてもらわねーとな!」
日向(そうきたか……)
終里「よっしゃ!テメー、そこで立ってろよ。んじゃまずは一発目!」
日向(……まぁ、多分死にはしないだろ。そうじゃないと、あいつの思い通りじゃないもんな)
終里『おう日向!これうめーぞ!食べ終わったら泳ぎ行こうぜ!』
日向(チクショウ、チクショウ……!!)
日向「……(動けねぇ)」
ウサミ「は、はわわわわぁ~!た、たいへんでちゅ~!」
日向(ウサミ、か?まぁ、いまこの島に俺のこのカッコみて騒ぐ奴は、ウサミしかいねぇか……)
ウサミ「だ、誰がこんなことを……言ってるばあいじゃないでちゅ!つ、罪木しゃんのところにつれてかないと~!」
日向(……)
日向(おい、まて、それ一番まずくないか)
ウサミ「罪木しゃん、日向くんをよろちくお願いしまちゅね!ちぇんちぇ~は、個人面談を計画してきまちゅ!」
罪木「わ、わかりましたぁ、任せてくださいねぇ」
日向(……ウサミ、気持ちはわかるが、最高に裏目だぜ、これ……)
罪木「……うふふぅ、日向さぁん。昔の私みたいですねぇ」
日向(声も出せねぇ、もうなるようになれ……)
罪木「昔の私みたいに、周りのみーんなから虐められて、怖くて抵抗もできなくて……」
罪木「どうしてこうなったんでしょうねぇ?多分きっと、日向さんも私と同じですよぉ、居るだけで、害なんです……」
罪木「そして日向さんは、いま身じろぎもできない、自分で治すこともできない、よわ~いよわ~い、私以下の人なんですよぉ……ふふ、ふふふふふふふふふふふふふふふふふ」
日向(……)
罪木『そ、その……いまは、みんな優しくて、そばに日向さんもいて、私……ご、ごめんなさい!なんでもないんですぅ~!』
日向(……)ボロボロ
罪木「じゃあ、命に関わるとこはちゃーんと治してあげますねぇ」
罪木「ふふ、処置が終わりましたよぉ……」
罪木「でもぉ……これでこのまま怪我が治っちゃったら、また日向さんが私よりも上になっちゃいますよねぇ」
罪木「日向さん、な、ん、か、がぁ~」
罪木「だからぁ~、別の処置もしますねぇ」
日向(罪木はひたすら自分の下に置いて嬲るタイプか、まだマシだな、殺されないだけ、な)
罪木「え~い」グイッ
日向「っ!!!!?!?」
罪木「包帯噛ませときますね~……痛みますよぉ~?」グリグリ
日向「っぁっーーーーーーーー!!!!」
罪木「ふふ、太もものこれ、ちょっと深い切り傷ですねぇ~……これ、何を入れてるかわかりますか?」
罪木「日向さんのくれた、Mr.ホチキスです、後も~少し我慢してくださいね~」グチグチャ
日向「ギッ……アガッ……!」
罪木「これを~包帯でぎゅーってこていして~、固定具つけて、できました~!」
日向「はぁっはぁっ、ぐぉっあがっ……」
罪木「日向さんのボロボロの指じゃ、その固定具は外せませんよぉ~。また明日きてくれてら、外して、中身のソレ取り出してあげますねぇ~」
日向「っ……」
ウサミとかいう監視カメラも使えない無能
>>130
現実のジャバウォック島にはたぶんあんなにカメラない
日向「……痛すぎてロクに歩けないな」
日向「慣れてきても、動くと中の異物が肉をえぐって……」
日向「……このてじゃ外せない、か……あんなことして出血とか大丈夫なのか、まぁ罪木はそこはしっかりしたんだろうな……」
日向「痛いな……」
豚神「おい、日向」
日向「……なんだ。いま動けないんだ。殴る蹴るなら太ももがお勧めだぞ、たぶん自分でも驚くほど転がり回る、痛くてな」
豚神「聞いてもいないことをペラペラと喋るな、愚民め……そうではない」
日向「じゃあなんだ」
豚神「目障りなんだよ、こんなとこで、お前がチラチラと視界に入って鬱陶しいことこの上ない。愚民は愚民らしく薄汚く人目のないとこに縮こまっていろ」
日向「そんなとこ俺が教えて欲しいくらいだ」
豚神「ふん、場所取りもできないとは見下すのを通り越して哀れだな……」
豚神「……俺のコテージに隠れろ」ボソッ
チャリン
日向「……ありがとな」ヒョイッヨロッ
日向(鍵ごとくれて、隠れろ、か)
日向(期待、しない方がいいな、たぶん。こういう状況で美味しい話ってのは大抵罠なんだよな)
日向(ましてや、俺の狛枝に対する憎しみの半分くらいに俺を敵視してるんだ……助けるわけ、ない)ガチャ
シーン……
日向「……なるようになれ、どっちみちいま俺はロクに抵抗もできないんだからさ」ドサッ
澪田「びゃっくやちゃーん!遊びに来たっすよー!」バンッ
日向「……ぁー」
澪田「あっれー?あの嫌われ者の日向がー、白夜ちゃんの部屋でなにしてるっすかー?」
日向「……十神にここに隠れろって言われた」
澪田「マジっすか?白夜ちゃんやさしーー!!ねえ!ほんとっすか!それ、ほんとっすか?」
澪田「嘘じゃねーだろーな」
日向「……」
豚神「おい、澪田、お前また勝手に入ったのか」
澪田「あー、おっすおっす豚神ちゃん!ねーねー、ヒナタがここにいるけど、隠れろって言ったんすか白夜ちゃん!」
豚神「……? なんの話だ?」
澪田「あー、そっすかそっすか……嘘着いたんすね」
日向(鍵受け取った時点で終わってたけど、拾わなくてもダメだったんだろーな、たぶん)
澪田「なーに嘘ついてんすか」ゲシッ
日向「……そうだな」
澪田「ちがうよなー?嘘ついたごめんなさいはー?」ゲシッ
日向「……ごめんなさい」
澪田「ちょっとー言われたことしか言えないんすかー?」バシンッ
日向「っ」
豚神「日向、それ以前にお前どうやって俺の部屋に入った。澪田には鍵をもう壊されないように合鍵を渡したが……当然お前には渡していないぞ?」
日向「……落ちてたの拾った」
澪田「落し物はー?交番にー、届けるもんすよねー?」バシン
日向「……すいませんでした」
澪田「ちがう」ガツッ
日向「くっ……」
澪田「白夜ちゃんに謝るのにそんな壁にもたれかかったままでいいんすかー?」
日向「……だめです」
澪田「じゃーどーすっかわかるっすよねー?ほら、手伝ってやんよ」グイッ
日向「……」
澪田「正座してー、両手床についてー、頭つけてー……正座しろってーなんすかこの足」ガスッ
日向「うぁっ!!」
澪田「お?お?」
豚神「そういえばお前、太ももが弱点と言っていたな……本当だったのか」ガツッ
日向「ぎっ……!!」
澪田「わー、おもしろいっすねー!楽器みたいっすねー!」ゲシゲシ
日向「ぐあああっ……!」
豚神「これで勘弁しといてやる、さっさとでていけ」ポイッ
日向「」ドサッ
澪田「次はもっと強く行くっすよー!」
豚神「さて、澪田、そろそろ夕食だ、行くぞ」
澪田「はーい!いくいくっすー!」
日向「……」ゼーッゼーッ
トコトコ……
七海「あ」
日向「……」
七海「んー……えいっ」ガッ
日向「っ」
七海「……靴汚れちゃうし、無駄……だよね」
トコトコ……
日向「……」パチッ
狛枝「目、覚めた?お疲れ様、日向くん。またひどくやられたね。幸運なことに、致命傷はこれだけやられて一つもないみたいだけど……いや、不幸……なのかな?」
日向「……」
狛枝「実は君の料理を花村君から受け取ってね。食べさせないと明日から僕も作ってもらえなくなっちゃうから、ちょっと我慢して食べて欲しいな」ゴトッ
狛枝「今日の料理ででた生ゴミと虫のサラダだって。虫はよく種類はみてないけど、たぶん毒はないよ」
狛枝「じゃあがんばって食べてね。しかしあの花村くんが料理でこんなことをするなんて、よっぽど日向君のこと、嫌いなんだね……」
日向「……」
狛枝「あと2日、二日後に元どおりスイッチを押してあげるからさ、がんばってよ」
日向「……狛枝」
狛枝「ん?」
日向「できる限り苦しんで死ね」
狛枝「そのあとは地獄に落ちるだろうね、アハハッ。でも僕はその前に大きな希望を見られれば満足だよ」
日向(そして、俺はそこから二日間、同じような日を過ごした)
日向(幸運なことに、致命傷となる怪我は一つも負わず、不幸なことに現場にウサミが居合わせることは一度たりともなかった)
日向(俺の憎悪は全て狛枝へ向き、皆には、自体を知っていながら止められない申し訳なさが積み重なる)
日向(そして、俺の中で一つの考えが浮かんでいた)
日向(……そして、その日が来た)
狛枝『日向くん、今日の12時に旧館に来てくれないかな?少し考えてることがあってさ、そこで元どおりスイッチを押すことにしたんだよ』
狛枝『じゃあ、よろしくね。その足だと動きづらいかもしれないけど』
日向「……」カツン……カツン……
日向(多分、ホールだよな……)キィ……
日向「……狛枝ァ」
狛枝「やァ、日向くん、待ってたよ」
狛枝「いやはや、この島でTOP2の嫌われ者同士なのに、随分と怖い目でみてくれるね」
狛枝「……ま、僕は君よりだいぶマシみたいだけどさ?だって……」
狛枝「全員で日向くんをリンチにしようって提案には皆乗って、ここに集まってくれたからさ」
日向「狛枝ァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!」
ガッ
日向「ぐっ!?」ドサッ
終里「よし、これでおとなしくなったな!やっちまおうぜ!」
日向「っ!?」
ーーー
ーー
ー
日向「ーーー」ドサッ
九頭龍「へへっ、スッキリしたぜ」
花村「やっぱ直接手を出すのが、一番スッキリするんだね!」
狛枝「あはは、皆、お疲れ様」
ソニア「七海さんと狛枝さんはみてるだけで良かったのですか?」
狛枝「僕はもう一つやることがあるからね」
小泉「七海ちゃんは?」
七海「……近寄りたく、無いのと……なんだろう……すっごく強いボス戦前なのに、セーブポイントがない、みたいな、なんかそんな不安があるの……かな」
西園寺「えー?別にウサミにはばれないでしょ?」
七海「そうじゃ、ないんだけど、んー……胸が、ざわつく……のかな?」
狛枝「……さて、日向くん、多分、生きてるよね。君に聞きたいことがあるんだ」
日向「……」
狛枝「このスイッチ、さ……」
狛枝「押す?押さない?」
日向「……」
日向「おさ……ない……おれは……」
狛枝「いいのかい?日向くん」
猫丸「なんじゃい、そのへんてこなのは」
狛枝「んー、希望のカギ、かな。それより、ほんの少しだけ、静かにしててもらえるかな」
田中「なんだと?狂人風情が生意気な」
狛枝「お願い、少しだけ……ねぇ、日向くん、なんで、押さないんだい?」
日向「……おれは、おれは、島をでてく、希望ヶ峰をやめる」
日向「それだけで、全部は真実になる、それでいい……」
日向「おれは終わる、でもここまでやったお前の希望の計画も、ここで終わる……」
日向「それで全て、収まる、それでいい……」
狛枝「ふーん……」
狛枝「……ふふ」
狛枝「アハハハハ……」
狛枝「アッハッハッハッハッハッハッハ!!!!」
左右田「な、なんだ?急にバカみたいに」
狛枝「素晴らしい!素晴らしいよ日向くん!!君は自分の全てを犠牲にしてでも、この皆の希望を未来へとつないで行くことを選ぶんだね!それでこそ!それでこそ日向くんだよ!!」
豚神「なんだ、一体なんの話をしている?」
狛枝「アッハッハッハッハッハッ!!!……ハァ、でもね、日向くん、僕はこう思うんだ」
狛枝「そんな素晴らしい希望の輝きを持つ君こそが、この僕らの希望全てを食らいつくして、最高の希望になるべきだ、と」
日向「っ……」
狛枝「このスイッチは、制約がない、誰が押したとしても、効力は変わらず解除される」
日向「やめろ……!」
狛枝「でもやっぱり、日向君の意思は尊重しないとね、このスイッチはここで壊して……あっと、いけない、落としちゃった」ポロッ
カツン カツン カツン コロコロコロ……
カツン
七海「……?」ヒョイ
日向「!!!!!」
狛枝「あ、偶然七海さんの方に転がって行っちゃったね。ありがとう、拾ってくれてさ」
日向「狛枝ぁぁ……!!」
狛枝「さ、それをこっちに。それを押されるとさ、日向くんがすごく困るみたいだから、早く処分しないとね」
七海「日向くんが、困る……?」
日向「やめろ!それを押すな!押しちゃだめだ!!やめてくれぇ!!!」
狛枝「ほら、日向くんもロクに動かない体をよじってこんなに叫んでるよ?さ、はやく」
七海「……」スッ
日向「七海ぃ!!やめろぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉおぉぉぉぉおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉおぉぉぉぉおぉ!!!!!!!!」
カチッ
カツンッ
狛枝「あーあ、だから、やめろって言ったのにさ」
カツンカツンッ
狛枝「僕も……」
カラカラカラカラカラッ
狛枝「みーんなが大好きな日向くんも、さ……」
カランッ
七海「あ、あ、ぁぁぁぁぁ……」
左右田「……は?な、なん、なんだ、なんで、なにが」
西園寺「……? え?日向おにぃ、なんで、わた、し」
七海「嫌ああああああああああああああああ!!!!!!」
ヽー '´_ く
フ´ ` ―- .. _
_ノ / ./ , \ __ -‐´ ̄
__,rーァ ./ / { ヽ___ ヽ 乂
f'´ { i > ´ ̄ `'ト、 ,>匕´∨ `ヽ i ヽ
{ } レ 人 ト . ∨ | ` -、
} _ノ l __ ∠二.\ ヽ > ..,,__\ | 、 ー<_ ̄ `
ノ , ´ _! ./≧抖芋ミx\ } ,z抖芋ミ≦` 、_ 乂 ヽ-― '
7 .{/ ̄ゞ、' イ≪{f´匁z彡'`` } ! '' 匁z彡'`j}≫/ >、 ヽ 乂今日はここまでにしとこっかな
ー-- 'フ l {、ハ ` == ヽ { == ´ /∠ノ : :ヽ {_ >
/ニ,l ∨ヽ`.'. ! ー` ./_ イ: : }ヽ } }
./ニ/ ./{ . : . : .` '. .:| / : : } : : {//`\ `ー 、
iニ厶イ ノ_,,ィ: : ;イ: ;. 、_ _, ′.: :ハ: :}/////7ニヽ}
|ニニニ\//}: : i∧ノ:\  ̄ ..イ: :人: {/,}ノ////>'ニニ/
>、ニニニニ\l;//∧:::::. :::..... ...:::::/ }'´ l//`///>゛ニニ イ
{゙/ヽニニニニ\__/∧:::. ::::>...__...<::::::/..: ..:/ト-=ニニニニニニ/ニ` _
/ニニ乂ニニニニ,/\∧::. ::::::::::::::::::: ..:/ニX__rt―===’ニニニニニ=- _
ニニニニニ  ̄ヽfl/ニヾ,\ヽ ', / ://〃ニ\ニニニニニニニニニニニニニ=- _
ニニニニニニニニ i|\ニヾ,ニ`} ' / .//ニ〃ニニ/ニニニニニニニニニニニニニニ,/ニ
ニニニニニニニニ l|ニ.\ヾ,ニ! 、 _, {/ニ〃ニイ{ニニニニニニニニニニニニニニ/ニニニ
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/: : :. :. :. :.>斗-‐―…-ミ,,
': : : : : : : : : : :. :._.: : : : : : :. :.\
|: : : : : : : : : : : /_/: : : : : : _: : : :\
八/.: : : : :.> 私は信じてるよV: : :. :. :. :./_/: : : : :.\ー――-ミ,
. /: ,> ´. / ∨: : : : : : : : : : : : : :. :..: : :. :. :. :. :.\日向くんがヒロインだって
/.:/ / /. / ∨ ><⌒ヽ: : : : : : : : : : : : : : : :./
'//./ / /. /./. / ∨: : : : : : : : : : : : : /
i{.: :{/ ' //..{/.. / /|. | ∨.: : : : : : : : : : :./
i{: :/. /{ // 〃 / /. |. |.. ∨.: : : : : : : : : :'
Ⅵ ' Vィテミ l /| /__`|/| / l . ∨: : : : : : /
. '.|/|. 八 {V ッ |ノア¨ 心,レ'. /.从 ∨. : : r'´
八l. ハ.`¨ 乂 ツ/ /./Y. ∨..: :|
. ∧/ヽ圦 ー=彡イ./|┘/ /: : :.l
_i/∠ヽ_).|\ ` イ レ'/. | ' /.: : : :|
/ { ーく. 乂 >‐≦. ー=彡 | {. {.: : : : :.八
r‐/..圦 '´ )≧=ー / {、 / 八.∨>: /
|: { : : 个s。∧ {: :_:_:/ ー=彡 イ: : : : \{:xく
. ノ:人: : :. :. :.}i }\.|r‐‐ミ'Y-ヘ__ |: : / /\
. 〈 : : 个c。,,_ノ./: : :.|{/ >-<\\} }|/!. ': : : :\
l. : : : : : : ノ/ >‐乂///|\}.ノ/:.: : | |: : :. :. :.∨
|: : :. :. :. :.)ァ'´: : :.//´// !|\ノ : -ミ| |/: : : : : :∨
|: : :. :. :.〃: : :. :./{i.. //. !| /..: : :. :.乂. /..: : :. :. :./
あと大変申し訳ない、ここから先は希望寄りだ
AAずれた……絶望的ぃ!
本編中断ーーー絶対絶望葉隠
あれから僕たちは、一ヶ月おいたくらいの感覚で、嫌われスイッチで遊んでいた
二回目は江ノ島さんが嫌われの対象になり、みんなにガン無視され、女子いじめの特有の陰湿ないじめをされた。男子連中に強姦された、ということはなかったようだ。チッ
てなことを呟いたら江ノ島さんがまさかのガチ泣きした。僕は面倒が嫌いなんだ。
3回目はもう一度僕が。江ノ島さんがスイッチに改良を加えて嫌われのベクトルを変更させたりもした。全員に、直接的ではなくとも陰湿ないじめを受け続けるのは焦らしプレイのようで大変すばらでした。
江ノ島さんのサポートも素晴らしかった。
でもボクにベタベタするのは気持ち悪いからやめて欲しい……的なことをいったら抱きつかれてえんえんと泣かれた。やめてよね
しかし、しかししかししかしだ……!!
苗木「なぜ奴は……なぜ奴はボクたちが嫌われスイッチを使うと姿をくらますんだ……!」
江ノ島「葉隠ぇ……!!」ギリィ
僕たちは、あのココヤシヘッドの野郎だけ、一度たりとも絶望させてなく、希望も拝んでなかった……
苗木「まったく、こまるよね、こういうのさぁ。生徒たるもの協調性をもって僕を嬲ってくれないと」
江ノ島「だよねだよねぇ……」
苗木「どうすればいいんだろう、どうにかして奴を絶望させるには……」
江ノ島「そして希望を味わうには……ん?逆じゃん?マァいいや……」
苗木「……まて、よ?」
江ノ島「ん?」
苗木「嫌われスイッチはなにも、全員を対象にしなくていいよね」
江ノ島「え?うん。そりゃ、毎回私らは対象外にしてるし」
苗木「そいつを利用しよう……確か明日は出席しないと単位がやばい才能学科のはずだ……その前に」スッ
苗木「葉隠君のみを対象にして、スイッチを押す」
江ノ島「……いいっ!それいいよ苗木ィ!」
ー翌日ー
苗木「」ニコニコ
葉隠「……チッ」お隣
先生「よーし、じゃあ全員二人組作ってくれー、才能試験の練習だ」
舞園「隣同士、よろしくお願いします♪」
不二咲「うん、よろしくねぇ」
葉隠「桑田っちー!組もうぜー!」
桑田「あ?もうブーデーと組んじまったよ……隣の苗木と組めばいいじゃねーか」
葉隠「イヤだべあんな気色悪い希望厨」
ミシッ……
葉隠「……? なんだべ、みんな」
十神「貴様、よほど場を読めない愚か者のようだな」
霧切「……あなた、自分が苗木君になんて言ったかわかってるの?」
葉隠「はぁ?気色悪い希望厨っていったべ、当然のことだべ?」
大和田「テメェ……!」ガタッ
朝日奈「あんた……!」
戦刃「」チャキ
葉隠「いや!何もおかしいこといってないベ!こいつはいつも希望のことばっか考えててそのためなら周りを犠牲にする奴だべ!」
苗木「えっ……ひ、ひどいよ、葉隠君……!」グスッ
江ノ島「あんたそれ以上苗木をバカにすんなら、考えあるけど」
大神「葉隠ぇ……!!」ガタッ
葉隠「な、な、な……」ブルブル
葉隠「お、お、俺は間違ってねー!う、占いでもそうでたし……!」
苗木「ウププッ」カチッ
葉隠「……あ、あれ?俺は、いま、なにを……」
石丸「今更シラを切るつもりかね!流石に見過ごせないぞ!!」
セレス「……ジョークは笑えるものですわ。あなたのそれは、ただの悪質な暴言です」
山田「……ドン引きですぞ。流石葉隠泰宏殿、でも痺れも憧れもしませんぞ」
葉隠「ち、ち、ちが!いまのは、その!」
先生「……葉隠、後で職員室にきたまえ」
葉隠「ち、ちがう!ちがうちがうちがう!!!」
江ノ島「今更言い逃れなんて、ねぇ?みんなの前でこんなことしといてさ」
全員「」ジトーッ
葉隠「ち、ちがう!違う違う違う!!」
葉隠「うわああああああ!!!」
苗木(堕ちたな)ニヤニヤ
ジャバウォック島(現実
Chapter-EX
絶望編→希望編
日向「……」
狛枝「アハハッ、みんなでていっちゃったね」
日向「狛枝、お前……!」
狛枝「いやいや、僕も日向くんも押すのを止めたよ、でも彼女は押した……それがこの結果さ」
狛枝「そして、超高校級の彼女たちが行った行動なら、全て希望につながるはずさ!」
日向「ぐっ……!」
狛枝「じゃあ、ここまでが僕の役目……あとは日向くんにバトンタッチだ。僕を満足させてね、最高の希望の、日向くん?」
日向「……みんなを、みんなを追わないと」
日向「ぐぅっ」ズキッ
日向「うごけねぇ……怪我がひどすぎる……」
日向「どうする、このままじゃ、あいつらを追えないどころか、俺まで……クソッ」
「あ、あ、あ、あ、あの、あの」
日向「!?」バッ
罪木「ひぃうっ!ご、ご、ご、ごめんなさいぃ!顔も見たくないですよね!ごめんなさい!すぐ?すぐ消えますから!だからぁ!」
日向「罪木、残っててくれたか……悪い、俺を治療してくれ……」
罪木「え……?」
日向「このままじゃ、みんながなにするかわからない、俺が動くしかない、だから頼む」
罪木「わ、私なんかが日向さんに、触っていいんですか……?」
日向「当然だろ……頼む、罪木」
罪木「は、はいい!す、すぐに救急箱をもって来ますぅ!!」
カチャカチャ
罪木「す、少し染みますよ……」
日向「あぁ……ありがとな」
罪木「……私は、お礼を言ってもらえる権利なんてありません」
罪木「私は、私はぁ、日向さんになんてことを……う、うううぅ」ポロポロ
日向「罪木?」
罪木「私、私ぃ……!!この島で、ずぅっと日向さんに支えてもらってたのに、日向さんからたくさんのことを教えてもらって、他のみなさんともお友達になれて、すごく幸せで、感謝してたのに……!」
罪木「わたしは日向さんになにをしましたか?傷口を広げたり、わざと痛いように処置したり……保険いいんとして、人として、日向さんがなってくれた友達として、全部、全部失格じゃないですかぁ……!!」ポロポロ
日向「それはお前が悪いんじゃない、罪木」
罪木「じゃあなんなんですかぁ!わたしは受けた恩と優しさを、ぜんぶ仇にして返す、最低のゲロ豚なんです……最初に西園寺さんがいってたとおり、最低のクズなんです……!!」ポロポロ
日向「……なぁ、罪木、こっちをみろ」
罪木「っ! いやです!こわいですぅ!」
日向「罪木……」
罪木「う、う、うぅ……ふゆうぅぅぅぅぅ……」チラッ
日向「俺の目を見ろ、お前を、恨んでるような目か?」
罪木「……でも、わたしは、ゴミ屑以下の、最低な……」
日向「それは、違うぞ」
罪木「……っ!なんで!なんで日向さんはそんなことが言えるんですかぁ!!」
罪木「わたしがやったことを覚えているはずですよ!わたしは、抵抗できない日向さんの傷口に無理やり異物を詰め込んで、取れない固定の仕方をして、歩くのすらままならない痛みを与えたんですよ!!」
罪木「あんなことをするような残酷でゴミ以下なわたしが許されていいはずないんですよ!殴られて蹴られて!殺されて当然なんです!!」
罪木「だから、だからぁ……わたしを、許さないでくださいよぉ、私をいじめてくださいよぉ、私に痛みをくださいよぉ!!そうじゃなきゃ、自分をコロシタクテコロシタクテ仕方がないんですよおおお!!!」
日向「それは違うぞ罪木!!」
罪木「まだいうんですかぁ!」
日向「何度でも言うに決まってるだろ!!最低な人間はな、自分のやったことを反省したり、後悔したりしないんだよ!」
日向「本当に最低な人間はな?自分が最低の行いをしていることを自覚しながら、それに全くブレーキをかけず突っ走るやつだ」
日向「本当に最悪な人間はな?自分の目的のために周りをいくらでも利用して傷つけて、それを当然と思うやつだ」
日向「罪木は確かに酷いことをして、俺を傷つけた……だけどそれを死ぬほど反省して、自分を許せなくて、罪悪感に潰されそうになって……それでもここから逃げずに、俺の怪我を心配して残ってくれる、素敵で素晴らしい、俺の友達なんだ」
日向「そんな、俺の大切な友達の罪木蜜柑を、あんまり悪く言わないでくれ、罪木」
罪木「っ……でも、でもぉ!」
日向「それにな、罪木……今回の事件、お前は本当の意味でなんにも悪くないんだ、悪いのはな、1%は俺で、99%狛枝なんだよ」
罪木「え……?」
日向「いや、やっぱ100%狛枝だ、間違いない、狛枝死ね」
罪木「あ、あの、それはどういう……」
日向「あぁ、手短に話すけど……」
そうか分かったぞ!
これは絶望堕ちした皆を日向さんが希望と慈悲の心で許した上で皆を立ち直らせて、その皆で狛枝を始末するんだね!
…あれ、結局狛枝大勝利じゃね?
>>332
狛枝君にはスペシャルなお仕置きを用意してあります
罪木「……そう、ですか」
日向「あぁ、こんなところだ……俺も一刻も早く狛枝から元どおりスイッチを取り戻そうとしたんだが、その頃にはもう俺は怪我でろくに動けなくなってて、おまけに強硬手段を取ろうとすると警告のように俺の目の前に落下物が降って来て手が出せなかったんだ」
罪木「そうですかそうですかそうですかぁ……私がこんな最低なことを日向さんにすることになってしまったのも、私が日向さんにまた迷惑をかけることになったのもぜーんぶ狛枝さんのせいなんですねぇ、うふふ、うふふふふふ、うふふふふふふふふふふ」
日向「つ、罪木?」
罪木「お礼を言わなきゃいけませんねぇ」
日向「え?」
罪木「日向さんにまた一つ、大切なことを教えてもらえたし……日向さんをどれだけ大切に思っているのか、一回忘れてから思い出したおかげで、もっともーっと、よくわかった気がするんです」
日向「ア、アハハ、照れ臭いな///」
罪木「でも許しません」
日向「あぁ、それは俺も同感だ……でだな、罪木、少し耳を貸してくれ……」
日向「罪木は一通りの治療を終えた後、怪我が予想以上にひどいからむりを絶対にするな、と警告し、適量の鎮痛剤と解熱剤と、変えの包帯と固定具をくれた」
日向「まだまだ体は痛むけど、それでも、みんなを俺は探しに行く。そうしなければならない」
九頭龍冬彦61
左右田和一60
田中眼蛇夢65
十神白夜63
弐大猫丸60
花村輝々76
終里赤音70
小泉真昼89
西園寺日寄子89
ソニア・ネヴァーマインド84
罪木蜜柑99 クリア!
七海千秋100
辺古山ペコ66
澪田唯吹72
>>336
※二人同時に処理する場合もあるけどゆるしてちょ
友達に裏切られた経験のある左右田クンや西園寺さんのように虐げられた記憶を持つ人たちはどんな希望を見つけるのかワクワクするよ!(ネットリ)
あ、ごめん、説明不足だったっす
たとえば、いまの選択肢から九頭龍を選んだとしても、それにはペコも加えて同時に処理して二人ともクリアになるってこと
指定する人数は今まで通り一人でお願いします
ついでに再安価>>345.
ソニア
なお例には出したもののクズぺこは別々である
日向「罪木以外のみんな、コテージにはいないな……」
日向「仕方ない、ホテルの外を探そう」
ソニア「……」ボーッ
ソニア「……」チャキ
ザクッ
ソニア「ふふ、ふふふふ」ザクッザクッ
ボタボタッボタッ
ソニア「あは、あは、あはははははは」ザクッザクッ
ーーー
ーー
ー
ソニア「……ぅ」
罪木「!! め、目が覚めましたかぁ!?」
ソニア「ここ、は……」
罪木「しゅ、出血多量で気絶してたんです……止血輸血ともに済ませましたから、命に別条はない、ですよぉ」
ソニア「……ほかの、みなさんは」
罪木「時間が経って、落ち着きを取り戻したんだと思います。ほとんどの人はいますよ……でも、でもみんな、怪我をしてるんです」
ソニア「……そう、ですか」
罪木「……」
ソニア「私は、日向さんに取り返しのつかないことをしてしまいました」
罪木「あうぅ……」
ソニア「それに、日向さんへ敵意を向けさせて、田中さんにも同じ罪を背負わせてしまいました……到底許されるものではありません」
罪木「……」
ソニア「私ははこれから、どうすればいいのでしょう……大切な人をこんな形で傷つけることになるなんて、あっていいことなのでしょうか」
ソニア「こんな私に、この島で皆さんと……日向さんと、過ごす価値なんて、それどころか、王女としての資質だって……」
罪木「……ごめんなさい、私には答えられません……」
ソニア「……そうですよね、ごめんなさい」
罪木「ですから、日向さんに聞いてください」
ソニア「え?」チラッ
日向「……」
ソニア「ひ、日向さん!日向さん!?」
罪木「ソニアさんを見つけて、ここに運んで来た後倒れちゃったんです……その体で無茶をするから……」
ソニア「日向さんが、私を……」
ソニア「なんで、私なんて……」
罪木「……日向さんが、そんな風にとっても見境なく優しい人だから、私も日向さんには普通に接して行けたんだと思うんです……ご、ごめんなさい!生意気いって!」
ソニア「いえ、その通りですね、こんな私すら助けてくれるから、私は……」
罪木「……いろいろ、複雑な事情とかはありましたけど、私は一生をかけて、日向さんに償いをして行きます」
罪木「ほ、ほんとうに、その、偉そうなこといってごめんなさい……ほ、ほかのみなさんの怪我を見て来ますね!」バタン
ソニア「……日向さん……ごめんなさい……」ポロポロ
ソニア「酷いことしてごめんなさい、逃げてごめんなさい、また迷惑かけてごめんなさい」ポロポロ
ソニア「私、塵になってしまいたいです、こんな苦しい思いをしなきゃいけないなら……!!」
>>357
ほとんど喋ってないが
日向にだけゲテモノ料理出してたからな。
花村の性格からして多分「料理人としてやっちゃいけないことをした」
って自分を責めると思う。
. / { ―==≡≡三三≡≡
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} ‘, ⌒\ \ __ -‐… ―==≡≡三三≡≡
\ ‘, / ‘,  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/:.. ―==≡≡三三≡≡
\___〉 ト、/ /、 \ _____ /: : : : : : : :. ―==≡≡三三≡≡
ト------ ‐' ∨ \ \__ノ´ } -=ニ^~ : : : : : ―==≡≡三三≡≡
{_____ /__ノ \ { |∨: : : . : : 、: : : : \: : :. ―==≡≡三三≡≡
∨二∧ //{______\_ _彡' -――‐‐∠イ:.:. : : : :.|: : : : :\:_:_:_:_\:\:、: : : : ―==≡≡三三≡≡
、―‐ヘ{/、――――‐べ>_フ´___ , -‐┬‐┘/:. : |: : : |`ー――` /⌒丶〉\ : Y´\...―==≡≡三三≡≡
/}二>'┐ | ロ ロ [] {´ ̄ // | ┌/:.イ . : : |: : : :`: : ..、 // ̄~i| \:.\}⌒ヾ}: :\
∨┌┐ :| | Π.Π.Π | /∠ -―┐| / ´|: \厂 ̄ ̄ ̄ /。\ リ \l〈 ┐}: {⌒後編へ続くぞ!
∨| 、l { 〈 lノ :l.l !j |/ _ /~_7 .// 、--,|/\{ _/{\__)ノ/ |ノ //: :.\
‘{ \,」 `ー'^ヽ}レ^> // ∧__// /\\∧: : {-‐云=ミァ ノ: :.<⌒
厂 / }/ / / / }ハ:.く\゚_)ノ` 厂{: : :、:\
{ / /. /_/ / /\ .}:.∧ー‐' }__ __ / \ト、》⌒
三三≡≡==―. {__/},/. / / }/ 、 / -‐:.:.:>、 / `┐ \_
==≡≡三三≡≡≡==―― / \ ∨:.:.:/´: : : :} / ,/ |
―=≡≡三三≡≡==― \:{: : : ノノ . /
―=≡≡三三≡≡==― ` `¨¨¨´ /、 / |
―=≡≡三三≡≡==―  ̄ / \ __/ 八
というわけでまた明日。絶望が足りない人はごめんなさい。前半たっぷり絶望振り絞ったからここからは生ぬるい希望重点、ではオタッシャデー!
>>362
あれは料理じゃなくて生ゴミと虫の混ぜ物です。単なる汚物
苗木「僕は無駄が大っ嫌いだ」
日向「俺は危険が怖くて仕方ない」
そうだよ
/: : : : : : : : : : : : : :/: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : .
/.: : : : : : : : :. :. :. :./}: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : .
. : : : : : : : : : : : : : :/ '.: : : : : : :. :. :. :./: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : .
': : :. :. :. :. :./: : : : / / : : : : : : : : : : /∨、.:.\: : : : : : : : : : : : : : : :. :,
': : : : : : : : /: : : : / /.: : : : : : : : : : :.'. V : \\} : : : : : : : : : }: : : : :'
': : :. :. :. :. :.': : : : / ,..: : :. :. :./.: :/__.゚v_:.: :\}: : : : : : :. :. :.} : }: : ::
: : : : : : : : : : : : :,. ノ.: : : : /.: :/ ´_ '.,: : :. :.}: : : : }. : : : : ' : }: : ::
{ : : : : }..: : : :.: :/--‐=、/ }/ } \..: :}...: : :.}: : :. :./.: :' : : :私は、その、苗木君のこと……
{ /.∨..}: : |..: :/.:.:.,< } / ,斗ニニニ==ァ乂}.: : : :'..: : :. :.} / . : .: ……ううん、なんでもないの、ごめんね
{' Ⅵ}: : : : '<斗-=ミ. 乂` _ノ ' } : : /. : : /.//.: : :./
. 八... ∧: :: : /.\ ゝ `ノ . . }.: : : : : :/イ. {: : : :'
}: : :: : : : ', . : : . : : /l/l/. }: : : : :./: :{: :{: : :
} : : {: : :.ハ/l/ } }/: : :./ . ∧..: :/
} : : {/}.:.込. ` /: : :./.: :∧: : /
} 人{ }./....≫ , ― ァ /: : :./: : / ∧{'
/)ー―‐‐ 、 }' ノ'. }ノ≫ ,. ` / . '/{: :/{.:.:/: / : {
. > ´ノ \ } ≫ ,. イ. '. {./. { /: :∧
/ ,< \ > / } {.. {' {'乂 {__}.
. / /__ r――‐ ミ Y _ ,< / /,< 八/ヽ \
.... > ´ ノ ー‐- 、 > ,/.. x-.  ̄ r< /xr≦ ヘ / `
..... , < r――‐‐‐ ミ \ \/ {. \. r.´/ {_{. ∧ /
. ー――‐ 、 \ノ. \{. | ̄ ̄ \/ /. //{.. ∧ /
ヽ |. / /.....//..{. ∧/
∨| {. {. // { {......, <\
どうやらみなさん絶望が足りないようなので足します。しょおがないなぁ~、また狛枝君に活躍してもらおう
ソニア「……」
ソニア(日向さんは、まだ起きません……罪木さんの解熱剤で深く眠っているのでしょう)
ソニア(怪我が疼くのでしょうか、きっと痛いのでしょう、辛かったのでしょう。それなのに……)
ガチャ
狛枝「あはっ、予想通り、倒れたって聞いた二人はここにいたか。確かにホテル本館なら、一つの部屋にベッドが幾つもあるからね」
ソニア「狛枝さん……」
狛枝「お見舞いに来たんだけどね。日向くんには早く目を覚まして欲しいね……お互いさ」
ソニア「そう……ですね」
狛枝「うん、そうじゃないと、面向かって日向くんに謝れないよ……でもさ、謝って許してくれるかな?」
ソニア「え?」
狛枝「いやだってさ、見てよ、日向くんをさ。顔から腕まで、今見える範囲全部が、痛々しい傷だらけだよ。そんな目に合わせた僕らが謝ったところで許してくれるかな?」
ソニア「……」
ソニア「きっと簡単には……許してくれないと思います」
狛枝「いやそうじゃなくてさ、一生、許してくれないかもよ?」
ソニア「え……?」
狛枝「当然だよ、もしかしたら日向くんには体に後遺症があるかも、そうじゃなくてもさ、ここ最近の猛烈ないじめは、きっと心に傷を作ったと思うんだ」
狛枝「そんな日向くんに主犯者の僕らが謝ったところで、絶対に許してくれないよね、どうすればいいんだろうねぇ……」
ソニア「……たとえ、許してもらえなくても、謝罪しなければなりません。それが、罪を犯したものの義務です」
狛枝「それさ、本当に日向クンのためなの?」
ソニア「え?」
狛枝「自分のため、じゃないの?頭を下げて、必死で謝罪を口にして、まるで自慰行為のように自分を慰めるための自己完結じゃないの?」
ソニア「そ、そんなこと……」
狛枝「本当に、そう?」
ソニア「……」
狛枝「……あは、ごめん。ちょっと厳しくしちゃったね、僕もどうすればいいかわからないから、少しイライラしてるんだ」
ソニア「……」
狛枝「日向クンはまだ目が覚めないみたいだし、後でで直そっかな……じゃあ、お大事に、ソニアさん……あ、そうそう」
狛枝「その手首の傷、きっと日向クンの重荷になるよ、やめたほうがいいんじゃないかな?」
ソニア「っ」
バタン……
ソニア「……うっ……うぅ……」ポタ……ポタ……
ソニア「私は、どうすれば……」
ーーー
ーー
ー
ソニア「……」
日向「……」
ソニア「日向さん……あの……」
日向「お前は卑怯者だ」
ソニア「!」
日向「他のやつを扇動して、俺への敵意を高めて、なぶらせて、自分は高みの見物。王女ってのはいじめすら他人任せか」
ソニア「い、いや」
日向「少し冷静になって、悪いことしたな、謝ろうって、許してもらおうって、それで済まないことがあることを知らない、温室育ちのお飾りの卑怯者め」
ソニア「やめて、やめてぇ」
日向?「絶対に俺はお前を許さない、許さないぞ、許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない」
日向?「許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない」
日向?「許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない」
ソニア「いや、いや、いやぁーーーー!!!!」
「ーーー!ソーー!!」
ソニア「う、ぁ、いや、やめてください、ゆるしてください……」
「ソニア!!」
ソニア「っ!!」ガバッ
日向「目が覚めたか……結構、大きな声でうなされてたぞ」
ソニア「……ひなた、さん」
日向「あぁ、大丈夫か?」
ソニア「……」
ソニア「あの……その……怒って、ますよね」
日向「あぁ、怒ってるぞ」
ソニア「っ」
日向「俺が見つけたからよかったものの、あんなに深く手首を切って、何考えてたんだ!あのまま倒れてたら死んでたかもしれないんだぞ!」
ソニア「え……?」
日向「お前が死んだら皆どうなる!お前の国の人はどうなる!俺たちはどうなる!!二度とこんなことするなよ!」
ソニア「……日向さんは、怒ってないんですか?」
日向「だから今怒って!」
ソニア「そうじゃありません!私たちが、日向さんを……」
日向「……それを聞いて、どうするつもりだ」
ソニア「……謝らなければなりません」
日向「何を」
ソニア「……」
日向「何をだ、言ってみろ」
ソニア「っ……」
ソニア(許してもらえないかも、しれない。同じように暴力を振るわれるかもしれない……)
ソニア(怖い、怖い……! きっと、許してもらえない!嫌われたくない!怒られたくない!!)
ソニア「ぁ、ぁ、ぁ……」ガクガク
ポンッ
ソニア「……ぇ?」
日向「ソニア、落ち着いて、ゆっくり息を吸って……言ってみろ」ナデナデ
ソニア「ひなた、さん。なんで、そんなに優しい目で……」
日向「……」ナデナデ
ソニア「……うっ……ううううぅ~~~~~~!!」ガバッ!
ソニア「ごめんなさい!ごめんなさい!たくさん酷いことをしてごめんなさい!暴力をふるってごめんなさい!暴言を吐いてごめんなさい!酷いことしてごめんなさい!!」
ソニア「ごめんなさい……ごめんなさい……!」グスグス
日向「あぁ、よく言えたな」
日向「誰が怒るもんか……綺麗な顔をこんなくしゃくしゃの泣き顔にして、さ。王女様なんだろ?しっかりしろ。ほら、拭いてやる」
ソニア「ごめんなさい、ごめんなさぁい……!!」
日向「おうおう、ったく、シャツ濡らしやがって……」
日向「……落ち着いたか?」
ソニア「……」
日向「こいつ、泣くだけ泣いてまた寝やがった!ったく、マイペースなやつだな……」
ソニア「ひな、た、さん……」
日向「起きたら肌荒れてるぞ~、こんだけ泣いたんだから……さて」グッ
日向「さっきよりだいぶ楽だ……包帯も変わってるし」
日向「寝てる場合じゃないな……狛枝がまだ手を回してるかもしれない、早くみんなのとこを回らないと……ソニアには罪木から事情を説明してもらうか」
九頭龍冬彦61
左右田和一60
田中眼蛇夢65
十神白夜63
弐大猫丸60
花村輝々76
終里赤音70
小泉真昼89
西園寺日寄子89
ソニア・ネヴァーマインド84 クリア!
罪木蜜柑99 クリア!
七海千秋100
辺古山ペコ66
澪田唯吹72
>>412
左右田
狛枝「ほら、見てよこれ。こんな大きなスパナで殴打したらアバラなんて一発だよ」
左右田「」ガクガクガクガク
狛枝「人って嫌いな人にはこんなことができるんだねぇ、怖い怖い……あれ?左右田クン、どうしたの?」
左右田「違う、違う、違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う」ガクガク
狛枝「……はぁ、あのさ、あんまりがっかりさせないでよね、そんな反応じゃ日向くんも対して大きくならない……」
日向「狛枝ぁぁあああああ!!!!」バンッ!!
狛枝「……わけでもないかな。うん、やっぱりそのままでいいよ。じゃあね」
日向「くそっ!あいつ!左右田、なんか変なこと言われてないか?」
左右田「……ひ、なた?」ガクガク
日向「あぁ!日向創だ!」
左右田「うわああああああ!!」バシッ
日向「ぐっ!?」
左右田「く、くるな、くるなくるなくるな、こないでくれこないでくれくるなくるなくるなくるなくるなぁぁぁぁ……」
日向「……左右田?」
左右田「違う、違う、俺はあんなことしてない、俺はあんなやつと違う、俺はあんなやつみたいなことはしないんだ、違う!違う!!違う違うやってねえやってねぇやってねぇやってねぇやってねぇ!!」
日向「左右田!落ち着け!」
左右田「ちがう!俺は!俺は友達にあんなことしねぇ!!俺は友達を傷つけねぇ!!俺は、俺はぁぁ!!」
日向「左右田ぁ!!」
左右田「……日向、俺、お前のこと、殴ったのか」
日向「……」
左右田「俺は、お前のこと蹴ったのか、お前を罵ったのか、工具で殴りつけたのか、お前を傷つけたのか……俺、俺お前になにした?」
日向「左右田……」
左右田「日向!あんなの夢だよな!?俺、俺お前にひでぇことしてねえよな!?俺、友達にひでえことなんて!してねぇんだよな!夢なんだよな!?」
日向「……」
日向「いや」
左右田「っ!!」
日向「左右田、お前が見たのは、夢じゃない、全部本当だ」
左右田「あ、が、ぁ……」
左右田「俺、俺、おれ……おれ、は……」
日向「……左右田、こっち向け」
左右田「ヒッ!」
日向「こっちを、むくんだ」
左右田「いやだぁ!!」
日向「こっちみろぉ!!」グイッ
左右田「っ!!」
日向「……目を合わせろ、おれがお前のこと恨んでるように見えるか、怒ってるように見えるか」
日向「友達だろ?俺たち……わかるんじゃないか?」
左右田「ぁ、ぁ……なんで、怒ってねぇんだよ……!なんでお前は怒らないでいられるんだよ!!」
左右田「おれがお前になにしたと思ってんだよ!怒れよ!なぐれよ!!そんでもって散々罵って、絶縁なりすりゃいいじゃねえか!!」
左右田「そうじゃなきゃ……しんどいんだよ……」
日向「なんで絶縁なんかしなきゃいけないんだ」
左右田「……ぇ?」
日向「頼まれたって、やめてやらないぞ、おれはお前の、親友なんだろ?」
左右田「日向……」
日向の希望っぷりに狛枝色々びしょ濡れですわ
左右田「……ダメだ」
日向「ん?」
左右田「今のおれじゃ、お前の親友なんて、とても名乗れねー……無理だ」
日向「左右田……!」
左右田「待ってくれ……気持ちの整理、させてくれ」
左右田「俺ん中で整理つけたら、お前に頼んで、一発ぶん殴ってくれ……そしたら!またお前から俺のことを親友っていってくれねーか」
日向「……あんまり、またせんじゃねーぞ?」
左右田「あぁ……ありがとな、日向」
日向「おう……あ、それと狛枝のことだけど」
左右田「あ?」
左右田「ほーう……ほぉぉぉぉぉぉおぉぉぉう……」
日向「というわけだ。あいつが他のみんなに変なことしてたら殺してでも止めてくれ」
左右田「任せろ、ああ任せとけまかせとけ」
日向「左右田は……きっとこれで大丈夫だな」
九頭龍冬彦61
左右田和一60 ハーフ
田中眼蛇夢65
十神白夜63
弐大猫丸60
花村輝々76
終里赤音70
小泉真昼89
西園寺日寄子89
ソニア・ネヴァーマインド84 クリア!
罪木蜜柑99 クリア!
七海千秋100
辺古山ペコ66
澪田唯吹72
>>424
日向弱いルートだと日向が懇願して狛枝が失望しながらもボタン押そうとしたらウサミがトチッて元どおりボタンぶっ壊して日向死亡ルートだったから多少はね?
そしていかん、安価をかいとらん
九頭龍冬彦61
左右田和一60 ハーフ
田中眼蛇夢65
十神白夜63
弐大猫丸60
花村輝々76
終里赤音70
小泉真昼89
西園寺日寄子89
ソニア・ネヴァーマインド84 クリア!
罪木蜜柑99 クリア!
七海千秋100
辺古山ペコ66
澪田唯吹72
>>430
あかねちゃん
弱いルートの方が面白そう
>>433
強いルートは希望重点、弱いルートは絶望重点、選ばれちゃったから仕方ないね
終里&花村
終里「……」
花村「終里さん、元気だしてさ。ほら、焼けたよステーキ」
終里「……喉とおらねー……」
花村「終里さん、もう随分食べてないでしょ?お腹埋めれば、きっと落ち着くと思うよ」
終里「……お前は、平気なのかよ」
花村「……」
花村「平気なわけ、ないよ……た、たぶん、日向くんはすごく怒ってるだろうし、怖くて、怖くて、仕方が無いよ……」
終里「……俺、なんで日向をあんなに、ぶん殴ったりしたのか、自分でもわからねーんだ」
終里「なんか、何時もの俺じゃねー、いやな俺がでて来て、殴れ、蹴れって言われた気がして、そして、言われた通りにして、それが気持ち良くて……」
終里「俺は、俺はそんなイヤなやつなのかな、俺が一番嫌いな、ねちっこくて、卑怯くさいやつなのかな……」
花村「やめようよ、終里さん」
終里「でもよ……俺があんなことして、日向、ぜってー痛かったんだぜ!?悪いとこ見つけて直してあやまんなきゃいけねーだろ!」
花村「やめてよぉ!!」
終里「!」
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'///>'" ヽ ,.イ//>"- ///////{
'/// l ,.イ/>'" ` ,イ///////lこのスレに私はいません……とんだクソスレですね
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、/=, / :. ヽ /、 .!ヽ//////////////∧
、'ニ, .l 、 ', /ニiヽ.lニ\'/////////////∧
ニ、二, 〈 ヽ ,. - l.lニl ヽニニ,ニニ‐<///∧'//ハ
ニヽニ,. \ :. l.lニl 'ニニニ、ニニ∨///ハ\//ヘ
ニニヽゝ、 `ー 、:. l.lニl '二二ニ、ニ∨//,∧ \//\
ニニニ\ニ‐-_\ .l!ニl 'ニニーゝ=V///,ハ \//\
まだまだ日向のイケメン劇場は続く
. / \ \ ノ|
/ , ' / / / / \ \ \ 、 ` ー―‐' l
ノ ,' / l l l \ \ \ \ ー―― ノもう!苗木くんってば、よそ見はしちゃダメだよ!
_ . ' , 'l l l 、 、 、 \ \ \ 、< ー― ' ア , '|
`ヽ --‐'''´/ l l l 、 、 、\ \ ` .\ 、ー――‐<ー‐'' ノ
 ̄ ノ l l lヽ ヽ ヽ ヽ ` 、` 、  ̄/ l、 ー―― /
、_ .' ノ人. \ 、 \ \ \\ ` ー――‐<. l. l \\ /
` < _'__ ノ \ \メ、 ` <___≧ァ,r,ニニニヽ . l l. l \ <___
ヽー―≦,' ∧ `≦___> -,, U l ノ l l \ ー― _ .'
 ̄ ̄ノ ノ l l `、 //´ ノ' ノ ,\ ≦二二
/ / ノl l `、` ` , -,、ヽー' / l \ `ー― /
. /_/__/ ノ ノ l`、 U < , '´ l  ̄/人人 \ ̄ ̄
, ――‐、 ' ノl ` 、 \___ノ /lヽlヽヽ \_\
/ ー― 、 l_ . ' ノ ノl > .._ /.. l、`ヽ.\\\
. / 、__ ヽ|`ヽ/_彡'ノノノ´( l l 〉 `、 ̄ ̄
l _ `ヽ l ヽ /_ .' >、 ,r< > .
l ヽ l_ノ、 r z' ´ //´/  ̄lヽヽヽ > .
l rー、_)‐' /: :l ヾz、 //. /l rz. l ヽヽヽ // ノヽ
l´l、 l l lヽ l::l:::l::、 ` === '' /_,l___l__ヽヽ ー―'' / /::::::l
l: l ヽ_l l l/∧l::l:::l::::\__,..彡=r‐―< ̄ヽ:::ヽ、  ̄ ̄_ . ´/:::: l
l:::ヽ__.l l l/::::ll::l:::l::::l:::::::::(::(´::::::::l 、 ` l`ヾ::) ̄/:::::::::/:::::::::/
l:::::::::: l l l ::: ll::l:::l::::l::::::::: ヾミ彡'| , l彡'::::: /::::::/::::::::::::/
l :::::::: l l l ::: ll::l:::l::::l:::::::::::::::::::::/∧ _,..-'''"_,.ノ‐、::/:::/::::::::::::: /
苗木(踏みにじりたい)
お待たせしましたな、ところで狛枝がもっと大暴れするよ(唐突
花村「終里さんはなんで、なんでそんなにまっすぐ謝れんだよ……僕は、僕には無理だよ……」
終里「なんでって、ひどいことしたんなら、謝らなきゃいけねーだろ!?」
花村「それで、許してもらえなかったらどうするの……?」
終里「謝らなきゃ、許すも許さねーもねーんだぞ!」
花村「許してもらえないって、分かりきってたら……?」
終里「わかりきってる……?」
花村「僕には、無理だよぉ……僕たちがなにをしたと思ってるんだよ!僕は、あんなに誇りを持ってた料理を、その自分の誇りすらを踏みにじって、日向くんに、日向くんに! ……うぷっ」
終里「お、おい!しっかりしろよ!」
花村「……許してもらえないよ、それに、僕は僕を許せない、あんなことをしておいて、どんな顔でなんて言えばいいんだよぉ……」
終里「花村……」
終里「俺だって、俺だってこええよ……オレが自分勝手にあんなことして、どんなことを言えばいいのか、わかんねぇ……」
花村「謝るってこと自体、僕にはおかしいように感じるんだよ……だってそれって、許してもらえる期待があるってことじゃないの?」
終里「え……? オレは、そんなこと……」
花村「僕は、イヤだよ、これ以上日向くんに嫌われるの……なんて謝っても、きっと許してもらえないんだよ……だったら、だったらもう、かかわらないほうが、いいにきまってる……」
日向「くそ、腹減ったな……なんかあるかな……」
花村「ひっ!」
終里「あ!日向!」
日向「あ、お前らここにいたか、探したぞ」
終里「日向!あのさ……」
日向「ん?」
終里「あ、あの、さ……」
終里「……その、えーと……」
日向「どうしたんだよ。お前らしくねーな」
終里「そ、そう、だよな……」
花村「ひ、日向くん、その……」
日向「あ、花村、多分、いろいろ言いたいこととかあるだろうけどさ、そのまえに、なんか、軽いものでも作ってくれないか?昨日から全然食べてないんだよ」
花村「え?」
日向「ダメか?」
花村「だ、だって、僕は日向くんに……」
日向「……花村、いいか、よく聞け」
花村「っ」ビクッ
日向「おい!いつまめうじうじしてるんだよ!」
日向「お前はいいのか!自分で納得のいかねーもんを俺に食わせたままそれっきりで!」
日向「お前はたしかにひどいもんを俺に食わせたさ!でもそれでおしまいか!それが、お前が俺に最後に食わせたもんでいいのかよ!」
花村「そ、そんなこと……」
日向「なら、お前の、最高の料理を俺に食わせてみろ!お前の料理人としてのプライドをこのままにしてらんないなら!」
花村「う、う、ううぅぅぅぅ……」
終里「日向……」
おっといけねぇ
日向「おい!いつまめうじうじしてるんだよ!」
↓
日向「おい!いつまでうじうじしてるんだよ!」
花村「い、い、いい……良いわけねーっぺ!」
終里「うお!?」
花村「待っちょりぃ!!あんなもんみーんなボケさせるくらいのもんつくってやるたい!!」
日向「そうだ!こい!」
日向「……ほんと、熱いやつだよ。火をつければあっという間だな」
終里「……なぁ日向」
日向「ん?」
終里「……おう!オレもオレらしく、めんどくせーことかんがえるのはやめだ!」バッ
終里「日向!殴って蹴って投げ飛ばして、ゴメンな!」
日向「……終里に攻撃受けた部位が痛むなー、いたたたた……」
終里「えっ!マジか!?どこだ!肩か!?腹か!?顔か!?男の尻尾か!?」
日向「いや、最後は大丈夫だ……終里、いいか、よくきけ」
終里「あぁ!」
日向「許す!!」
終里「ーー!!日向ぁー!!ありがとなー!」ギュッ
日向「ぐわあああああ!!バ、バカお前!力一杯抱きつくんじゃねーーーーーー!!!!」ズッキイィィィィィィ
以後、説得が終わったキャラの好感度は変化していきます
69は親友最高値。70を越えないと恋愛感情は一切ない(重要
狛枝「……」コソッ
狛枝「流石だね日向くん、彼の希望は、あの絶望の淵に沈んでいた彼らを、以前よりもっと輝かせて、再び蘇らせる」
狛枝「やはり、僕の目に狂いはなかったよ、再び蘇った希望は、より強い輝きを放っている……なら、ならさ……」
狛枝「もっと絶望におとしたほうが、きっといいよね?」
狛枝パート
九頭龍冬彦61
左右田和一65 ハーフ
田中眼蛇夢65
十神白夜63
弐大猫丸60
花村輝々83 クリア!
終里赤音78 クリア!
小泉真昼89
西園寺日寄子89
ソニア・ネヴァーマインド89 クリア!
罪木蜜柑112 クリア!
七海千秋100
辺古山ペコ66
澪田唯吹72
狛枝(さて、僕のことを知っている人にはなるべく接触は避けないといけないね)
>>485
ひよこ
あと各キャラの絶望値も一応書いとく。目安としては50は鬱、100は自害
九頭龍冬彦 130
左右田和一 10
田中眼蛇夢 80
十神白夜 73
弐大猫丸 70
花村輝々0
終里赤音 0
小泉真昼 98
西園寺日寄子 98
ソニア・ネヴァーマインド 0
罪木蜜柑 5
七海千秋 233
辺古山ペコ 76
澪田唯吹 102
まぁ七海はそのためにボタン押させたから(苗木顏
狛枝「ふーんふーんふふーん……」カチャカチャ
狛枝「西園寺さん、西園寺さーん?」コンコン
狛枝「返事がないなぁ……西園寺さーん!おーい!」コンコンコンコン
カチャ……
狛枝「あれ、鍵が空いたね……入っていいよね?はいるよー」ガチャ
西園寺「……」
狛枝「やぁ西園寺さん。元気……は、なさそうだね」
西園寺「なにしにきたの……」ボソ
狛枝「いやぁ、結構な人が部屋にこもりっぱなしだからさ、心配になって見回ってるんだよ。食事とってる?パンとか、いろいろ持ってきたけど」
西園寺「そこおいといて……」ボソッ
狛枝「そう?じゃあそうさせてもらおっかな……」
狛枝「……あれから、ずっとそうやってそこで横になってるの?」
西園寺「……」
狛枝「水くらいは飲んでるみたいだけど、部屋の様子からして、その500mmの一本……すら、カラになってないね」
西園寺「うっさいからでてってよ……」
狛枝「寝ててばっかで良いの?他の人はみんな日向くんと仲直りしたのにさ?」
ガッ
西園寺「それどういうこと……?」
狛枝「あはは、こんな体で、寝っぱなしだったのにすぐ詰め寄って来るなんてすごいね」
西園寺「質問してるのはこっち」
狛枝「頬がこけて目も血走って、髪もバサバサだし、少し臭うよ。風呂も入ってないの?」
西園寺「早く答えろウジ虫野郎!!」
狛枝「こんな姿、日向くんには見せられないや……」
西園寺「っ……」
狛枝「ここでいつまでも腐ってて、才能がないてるよ?」
西園寺「うるさい」
狛枝「ここで横になってればいつか日向くんが来て、助けてくれると思ってる?悪行を重ねた自分を許して、手を差し伸べてくれると思ってる?」
西園寺「黙れ!!」
狛枝「きっと失望するよ、こんなとこ見たらさ。だいたい、その甘えた考えはいただけないな……」
西園寺「うるせぇ!黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ!!!!」
狛枝「謝りもせず許してもらえるってその考えを日向くんが知ったらどうなると思う……?」
西園寺「ヤメテェェェェ!!!」
狛枝「……他の人のところには日向クンがあいに行ったりしてるみたいだけど、西園寺さんはまだなんだね」
西園寺「!?」
狛枝「ここで篭りっぱなしで、自分だけ孤立するかもね……こんなザマじゃあ」
西園寺「……」
狛枝「死なれたらこまるしさ、食事くらいは自分でとってよね」バタン
西園寺「……」
西園寺日寄子
98→107
日向パート
九頭龍冬彦61
左右田和一65 ハーフ
田中眼蛇夢65
十神白夜63
弐大猫丸60
花村輝々83 クリア!
終里赤音78 クリア!
小泉真昼89
西園寺日寄子89
ソニア・ネヴァーマインド89 クリア!
罪木蜜柑112 クリア!
七海千秋100
辺古山ペコ66
澪田唯吹72
>>508
西園寺
ちょいと休憩タイム。あらかじめいっておくけど誰も死なないから。このスレの究極的な目標は狛枝のオシオキと恒久的苗ノ島だから
日向「人心地ついたな……やっぱり花村の料理は最高だ」
日向「このサンドイッチ、たくさん作ってもらったし、部屋に篭りっぱなしのやつも多いらしいし、食いにいかせるか」
日向(西園寺はコテージに篭りっぱなしらしいな)
日向「おーい、西園寺ー」
日向「? 西園寺ー!」
日向「でかけた、のか?ん?」
日向「ドア、半開きだな……入っていいか?西園寺ー」
日向「……」ギイィィ
西園寺「……」
日向「! 西園寺!どうした!」
西園寺「……ひな、た、おにぃ……?」
日向(目が普通じゃない!まるで78期の江ノ島みたいな目だ! ……たまに苗木もこの目になるよな、なんでだ?)
西園寺「……あは、は、きて、くれたんだ。やっぱりあのモジャモジャのいうことはデタラメだったんだよね」
日向「モジャモジャ?狛枝が来たのか!?」
西園寺「うん、きたぁ……いろいろ、わたしがわるいとかいってったぁ……」
日向「クソッ……!」
西園寺「だけど、あいつはやっぱり嘘つきだったんだよぉ……日向おにぃはあいにきてくれたもんね」
日向「西園寺……?」
記憶が色々とおかしくね
>>519
ここではこいつら記憶改ざんとかなんも受けてないから。ごく普通の77期生だから。それに伴い西園寺もビッグバンだから
西園寺「そうだよ、日向おにぃがわたしをみすてるはずないもんね……他の人にはあいに行ったって、ぐうぜんか、あいつの嘘だよねぇ」
日向「西園寺?」
西園寺「日向おにぃ、うたがってごめんね、日向おにぃがあいに来てくれないって思っちゃった……そんなわけないよねぇ、日向おにぃはわたしが大切なんだよねぇ!だから絶対来てくれる!絶対助けてくれる!絶対許してくれる!!他の奴らよりもずっとずっと!ずぅーーーーっと!!」
日向「西園寺……」
西園寺「ねぇ、日向おにぃ……またもとにもどれるよね、またいつもみたいに、小泉おねぇと、日向おにぃといっしょに遊べるんだよね!そうだよね!!」
日向「……」
西園寺「ねぇ!そうだっていってよ!ねぇ!!」
日向「っ……」
日向「ダメだ、このままじゃダメなんだ……俺は、お前を許しちゃいけない」
西園寺「……ぇ」
西園寺「なんで、なんでそんなこというの?ひなたおにぃ、なんで?なんでよぉ!!」
日向「西園寺……」
西園寺「違う!!こんなの違う!!あいつのいってたことは嘘だ!!日向おにぃはわたしを許してくれるんだ!!そうに決まってるんだ!!」
西園寺「わたしを見捨てない!わたしを嫌わない!わたしを悲しませない怒らせない!!わたしを!わたしを!わたしはぁ!!!」
日向「西園寺ぃ!!」
西園寺「ひぃうっ!」
日向「……いいか、俺はお前に、いまからすごくひどいことを言う、男として、最低なことを言う……よく聞くんだ」
日向「俺はな、西園寺……いや、日寄子。お前からの異性としての好意に、つい最近だが、気がついた」
西園寺「っ!?」
日向「……ビンタでも蹴りでも受ける……その上で俺は、お前のことを、まだ、大切な、大切な友達としか、見ていない」
西園寺「……」
日向「だから、大切な友達として、お前に言うことがある」
日向「たった一回の仲違いでどんだけ怯えてんだ、西園寺日寄子」
日向「なんだ?俺とお前は、喧嘩もしなけりゃ意固地になることもない、そんなつまらない関係か?違うはずだ」
日向「俺が西園寺を怒らせて謝ったこともある、西園寺が俺を怒らせて謝ったこともあっただろ?今回だって、その延長線だ」
日向「お前は、優しくて賢いから、なにを言わなきゃいけないか、わかるよな?」
西園寺「……」
西園寺「……ごめんなさい」
日向「うん」
西園寺「ひどいこといって、ひどいことしてごめんなさいっ」
日向「おう!」
西園寺「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!!ひなたおにぃごめんなざいいいいいいいいい!!」ポロポロ
日向「おう!許す!許してやるぞ!また怪我が治ったら一緒にいくらでも遊んでやるぞ!!」
西園寺「ヒクッヒック……ごめんなざい、ありがとぉ……」
日向「そうだな、よくがんばったな、西園寺……」ナデナデ
西園寺「ふえぇぇぇぇん!!」ギュウゥゥ
日向(いてててててててて)
日向「あ、それと狛枝についてひとつ頼みがある」
西園寺「ふぇ?」
西園寺「ふーん……嫌われスイッチね、ふーん……」
日向「狛枝が誰かにまたなんかちょっかいかけてたら、目玉を潰してでも止めてくれ、頼んだ」
西園寺「まっかせてよ、まかせてまかせて……」
狛枝パート
九頭龍冬彦 130
左右田和一 10 怒り心頭
田中眼蛇夢 80
十神白夜 73
弐大猫丸 70
花村輝々0
終里赤音 0
小泉真昼 98
西園寺日寄子 0 怒り心頭
ソニア・ネヴァーマインド 0
罪木蜜柑 5 怒り心頭
七海千秋 233
辺古山ペコ 76
澪田唯吹 102
>>534
クズ
狛枝「さーてと、九頭龍クンは……ま、コテージだよね」
狛枝「おーい、九頭龍クン」コンコン
九頭龍「あん?んだよ、狛枝か……」ガチャ
狛枝「いま、いろんな人の様子を見て回ってるんだ」
九頭龍「へ、ご苦労なこって……ま、あんなことの後だからな」
狛枝「君は平気そうだね?」
九頭龍「そうでもねーよ……ま、お疲れさん。茶ぐらい出すぞ」
狛枝「それじゃ、お言葉に甘えて……」
九頭龍「ほれ」コト
狛枝「ありがとう。超高校級の極道にお茶を入れてもらえるなんて、最高の幸運だよ」
九頭龍「……俺は、そんな器じゃねぇ」
狛枝「ん?」
九頭龍「いや、なんでも」
狛枝「そうかい? ところでさ、この短刀、なに?」
九頭龍「あぁ、飾りだよ飾り、もともとあったもんだ」
狛枝「へぇ、誇りも被ってないし、頻繁に手入れしてるんだね」
九頭龍「……あぁ」
狛枝「ふーん……」
おっといけねぇ
狛枝「へぇ、誇りも被ってないし、頻繁に手入れしてるんだね」
↓
狛枝「へぇ、埃も被ってないし、頻繁に手入れしてるんだね」
狛枝「……」ツツーッ
九頭龍「なにしてんだ?お前」
狛枝「この飾りの皿、さ。なぞると少し指に埃がつくんだよ……これは、手入れしてないんだね」
九頭龍「……あぁ」
狛枝「短刀だけ?なんでそんな?」
九頭龍「それは、たまたま目に着いただけだ」
狛枝「本当は、これで切腹でもして詫びるつもりじゃないの?」
九頭龍「……そうだ。チッ、ばれちまったか」
狛枝「そこまで思いつめてるんだね」
九頭龍「……おれは、兄弟の杯まで交わした日向に、死んでも償えねえ罪を犯した……どうあがいたってこの罪は消えねぇ。なら、できる限り、やることやんなきゃいけねぇ」
狛枝「それで切腹?」
九頭龍「あぁ」
狛枝「……アハハ、九頭龍クンは面白いね」
九頭龍「んだとぉ!?」ガタッ
狛枝「君は日向クンとその兄弟の杯まで交えたって言うのに日向クンのことをなにもわかってないってことだよ。そんなことしたら日向くんはどうなると思うの?」
九頭龍「ひなた、が?」
狛枝「いま他のみんなも、後悔の念に苛まれてるんだけどさ、日向クンはそんなみんなを見て回って、必死で説得してるんだ」
九頭龍「日向が……?」
狛枝「そう、僕たちにつけられた傷は、心も体も癒えきってない。それなのにその体を引きずって、必死でみんなのところを回ってるんだ。そんななか、君はなにをしてるのかな?」
九頭龍「……」
狛枝「自己満足のための自殺にしか見えないけどね。まさかそれを日向クンの目の前でやるつもり?君は優しい日向クンをまだ傷つけるんだね」
九頭龍「俺は、違う、俺はそんなつもりじゃ」
狛枝「がっかりだよ、やるべき時とかそう言うのを、まるでわかってない……」
九頭龍「違う!俺は覚悟を決めて!」
狛枝「許してもらえるかが怖いから、親魔物国家で逃げるだけじゃないの?」
九頭龍「……」
狛枝「やるなら、日向クンの前でやるのはやめたら?その方がその逃避はまぁ、まだましだと思うけど?はーあぁ、興が冷めたな、じゃあね」バタン
九頭龍「……」
シャキン
九頭龍
130→173
どんな変換だよ!おこだよ!!
狛枝「許してもらえるかが怖いから、親魔物国家で逃げるだけじゃないの?」
↓
狛枝「許してもらえるかが怖いから、死んで逃げるだけじゃないの?」
狛枝パート
九頭龍冬彦 173
左右田和一 10 怒り心頭
田中眼蛇夢 80
十神白夜 73
弐大猫丸 70
花村輝々0
終里赤音 0
小泉真昼 98
西園寺日寄子 0 怒り心頭
ソニア・ネヴァーマインド 0
罪木蜜柑 5 怒り心頭
七海千秋 233
辺古山ペコ 76
澪田唯吹 102
>>565
kskst
やめてくれよ!昔の名残なんだよ!変換に突っ込むなよ!
狛枝「……七海さん、いないな」
狛枝「コテージにもいない、ゲームのあるホテルにもいない、となると、どこだろうね……」
狛枝「……もしかして」
ウサミ「七海さん……」
狛枝「やぁ、ウサミ」
ウサミ「あ、こ、狛枝くん……」
狛枝「いや、大変なことになったね」
ウサミ「そうでちゅね、あちし、なにもできない自分がくやちいでちゅ……」
狛枝「そう思い詰めないでさ……七海さんは、ウサミの家にいるの?」
ウサミ「そうでちゅ。ずうっとこもりっぱなちで……」
狛枝「僕さ、いまいろんな人のところを見て回ってるんだ。ぼくを七海さんに合わせてくれないかな?」
ウサミ「……そうでちゅね、お友達の狛枝くんなら、きぃっと七海さんも、元気になってくれまちゅ!」
ウサミ「はい、鍵でちゅ!お願いちまちゅね!」
狛枝「うん、任せてよ」
ガチャ
七海「……」
狛枝「やぁ、七海さん」
七海「……」
狛枝「……ウサミの家にいたんだね、探したよ」
七海「……」
狛枝「食事はとってる?健康に気をつけないと」
七海「……」
狛枝「クマがすごいね、ちゃんと寝てる?」
七海「……」
狛枝「髪の毛もボサボサだけど……ねぇ、聞いてる?」
七海「……」
狛枝「……」
狛枝「日向クンさ」
七海「」ピクッ
狛枝「やっとこっち見たね。アハハ、本当に日向君のことが大好きなんだね」
七海「日向くんは、日向くんは……?」
狛枝「あぁ、そうそう。日向クンは動き回れるようになったよ。いま、いろんな人を慰めたりしてる。でも、ここにいたら日向クンも七海さんのこと見つけられないよ?」
七海「……わたしは、いい」
狛枝「……あのさぁ、それだと困るんだよね」
七海「……?」
狛枝「絶望に落ち切った君なんて、本当は興味がないはずなんだけどさ、でも君はまだ希望に戻ることができる……日向クンなら元に戻せる!だからあってもらわないと困るんだ!」
七海「なに、それ」
狛枝「それでも日向クンに会いたがらないのは……薄々、感づいてるからかな?」
狛枝「そう、ぼくの落としたスイッチ、あれが君たちを元に戻すスイッチ。君たちはね、おかしくなってたんだよ……ボクのせいでね!!」
七海「どういうこと……?」
狛枝「嫌われスイッチ!あれは本当に素晴らしい道具だ!日向クンとあんなに仲が良かったみんなを、あそこまで狂わせるなんてさ!みんないい笑顔で、日向くんを罵り!嬲り!本当に最悪に絶望的だよね!!」
狛枝「……でも、そんななかでも日向クンは絶望に負けなかった……覚えてる?七海さんがスイッチを押す時の彼の言ったことを」
日向『七海ぃ!!やめろぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉおぉぉぉぉおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉおぉぉぉぉおぉ!!!!!!!!』
七海「ぁ、ぁ、ぁ……」カタカタ
狛枝「彼はね、君たちに憎まれたままでもよかったんだ……この77期の中から自分が消えることで、君たちがいまみたいに後悔に苛まれることもなかった、それで彼は良かったんだ」
狛枝「でも」
君 は 押 し た
七海「ーーーーーーーーーー!!!!!」
狛枝「……」バタン
ウサミ「……」
狛枝「あれ?いたんだ」
ウサミ「あなたが、全ての黒幕だったんでちゅね」
狛枝「流石にわかるかぁ、その通りだよ」
ウサミ「……あちしは、生徒のみなさんに暴力を振るうことは許されまちぇん、でも、拘束はできまちゅ」
狛枝「え?うそ」
ウサミ「もーあなたの好きにはさせまちぇん!みんなにはゆびいっぽんふれさせまちぇんよ!」
狛枝「まいったなぁ、ここで終りだなんて……まぁ、いいか」
狛枝「後は任せたよ、日向クン……」
七海
233→299
日向パート
九頭龍冬彦61
左右田和一65 ハーフ
田中眼蛇夢65
十神白夜63
弐大猫丸60
花村輝々83 クリア!
終里赤音78 クリア!
小泉真昼89
西園寺日寄子105 クリア!
ソニア・ネヴァーマインド89 クリア!
罪木蜜柑112 クリア!
七海千秋100
辺古山ペコ66
澪田唯吹72
>>588
上
弐大「……」
日向「よう、弐大。珍しいな、こんなとこで」
弐大「うん?そうでもないわい。海はええ。まぁこの島だと如何せん見飽きるがな……」
日向「そりゃそうだ……隣いいか?」
弐大「あぁ……」
弐大「怒らんのじゃな」
日向「怒ってないさ。お前は悪くない」
弐大「……お前さんがわしをうらまんくとも、わしは、自分を許せん」
日向「なんでだよ」
弐大「お前さんを殴った感覚が拳に残っとる……肋の2、3本は逝ったじゃろ」
日向「あぁ」
弐大「すまん……すまん……!」
日向「……」
弐大「……」
日向「なぁ、弐大」
弐大「ん?」
日向「一発ぶん殴っていいか?」
弐大「……おまえ」
弐大「おう!どんとこい!!」
日向「うし……いくぞぉ!!」
バキッ!!
弐大「~!プッ」ブシッ
日向「あ、わ、わりぃ!つい鼻っ柱を!」
弐大「いやいやええぞ!いいパンチじゃ!折れた拳でよくやるわい!……のぅ、日向」
日向「ん?」
弐大「おまえ、本当にいいやつじゃのう……わかっとったか。わしが希望ヶ峰辞めるつもりでいたこと」
日向「あぁ、おまえはこうでもしないと黙って消えちまう気がした」
弐大「そうか……さすがじゃな、相談窓口!」
日向「まぁ、な」
弐大「日向、よく聞いてくれ。わしはまだまだ、自分を許すことはできん!というか、一生かかってもできん!」
弐大「じゃからわしは、一生かけて、わしにできることで罪を償い続ける!んでもってわしにできることは、マネージャーじゃ!」
弐大「んでもって、いまのわしにできることは、お前さんの怪我が最速で治るようなスケジュール調整をすることじゃ!勿論、他の奴らの説得の時間を加えて、な!」
日向「おう!心強いぜ!」
弐大「おう!この問題を解決するために、弐大猫丸、尽力するからのぅ!よぉ~しそうと決まれば早速スケジュール組むぞ!」
日向「あ、それと狛枝のことだけど……」
日向パート
九頭龍冬彦61
左右田和一65 ハーフ
田中眼蛇夢65
十神白夜63
弐大猫丸68 クリア!
花村輝々83 クリア!
終里赤音78 クリア!
小泉真昼89
西園寺日寄子105 クリア!
ソニア・ネヴァーマインド89 クリア!
罪木蜜柑112 クリア!
七海千秋100
辺古山ペコ66
澪田唯吹72
>>605
田中サン
みんな安価早いなぁ
坊ちゃん放っといて大丈夫かな?
>>608
でぇじょーぶだ!御都合主義で生き残れる!
田中「……」
田中「俺は、もとより孤高たる者。いままでの馴れ合いなど暇つぶしに過ぎなかった」
田中「なにも代わりはしない、俺は、人間などとは……」
田中「……」
ジャンP「ヂゥ?」
田中(手にこびりついたまま拭えない感触)
田中(俺は、奴をこの手で……)
田中「……っ!!」ガッ
マガG「ヂュッ!?チューチュー!」
田中「右腕が静まらぬ!この右腕はもはや時間の問題!ならばいっそこのままぁ!!」
ガシッ
田中「!?」
日向「……サンDが場所を教えてくれたぞ、田中」
田中「くっ!離せ!貴様ぁ!」バッ
日向「離すもんか!」
田中「くそっ!離れろ!離れるのだ!!俺の腕もろとも貴様も腐れ落ちるぞ!!」
日向「落ち着け田中!」
田中「ぐぅっ……!」
日向「自分を傷つけるようなことはやめろ!誰一人として、そんなこと喜びはしない!」
田中「そんなことは知らぬ!俺は、俺は自らの意思で、この右腕に宿る魔を、2度とこの世に現れぬようにいまこの場で叩き潰すことにしたのだ!」
田中「そうでなくては、そうでなくては!俺は再びこの魔に蝕まれて暴走するかもしれん、その前にここで……!」
日向「やめてくれぇ!」
田中「!」
日向「いいか、おまえのやってること、まるで無意味な行為だ……そんなことをしたって、誰一人として救われない、俺も、おまえも……」
田中「違う!ちがぁう!!俺は、俺はぁ!!」
日向「……田中」
田中「ぐうっ、う、ううううぅぅぅ……!!」
田中「違う!俺は、俺は田中眼蛇夢!誰の指図も受けぬ!俺は!俺の意思でやるのだぁ!!」バシッ
日向「うあっ!」
田中「俺は、俺はこのままではまたお前を、おまえを傷つける、ならば、ならばいまここで、その目を積むのだ!そのために、やらなければならないのだ!」ガシッ!
日向(拳ほどの石を!)
田中「やらなければ、ならないのだあああああああ!!!」グオッ!!
|| ,.ィ////////////>,.、 }::::::/ ̄ ̄`ー-==イ .//
|| ,.ィ////////////////////>,、 /::::/ _ .//
|| ,イ////////>//''///////////,∧ /::::/_,,..ノ::::::::)! .//
|| {////>/''//{^V////_/ニ===ニ///ハ /:::::,====ァ:::::/ //
|| ヾ;/,イ//////>イ 、 \ `ヾ、:}:l:/゙ヾ/,i /:::::/r-、,.イ:/ //
|| {///>''"} / {i^\ヽ V:/:/:}/i!'::::/ 〉:::::< //
|| 、_ ,ィ {、 V/ィ{ { ,゙ ヾこ!ヾ!、 `''" ̄}/j:::/ /:::ハ::::\ .//
|| `ミ:、 {辷=ミ=-=彡ハ ` '゙ ` ,r‐=''7// ,、 ̄ V:::: \ //
|| ヾミ;=--=ニニニ二7¨{ ,ィ=、 {`ーァ'_::::/ / /^7¨>-ミ:::::::::¨7/
|| ー==≦{/´ ̄\ `ヾ/,' ハ {^vヘ` 、 一 ,.イ゙:、 `ヽ{ { { { 、i Y::::://
||=≦三三≧ュ、 ヽ ` ・、∧  ̄`ヽ^'-フ.ィ'J `ヽ \__>、.}、ノ !゙'7/
||>''^ヽ `iヾ;>、 }/⌒ヾ ヽ `,.ィr====っ /:ハ } |//
|| i ./ `ヾ=、 / /´T:T:´{:l:lじィ二´ /∠..`ー、 ' 、 .//なに寝ぼけたこと言ってんだてめーは!!
|| | / } ,' /弋:ヾ:\:≧='\-’/'^¨¨¨,二゙。 ` //
|| / | ト、 _ヽ >≦ュ、\_,,. ='゙''T::::::} //
|| ,イ / ̄/~\ | ! ` ''"´ / / ! 7ヾ:、`rュ.ノ:U::::∥ . //
||--'゙ _ノ〈 '=ァ / 、 | / / ヽ | / /℡:rヮ:/^i::/,' . //
||  ̄~; \'´__/ ゙、 {`ー==ゥ' .,:' | }' / /ヾ}':/ .// ; //
|| `ー;''´,'<. ゙:、 、 ,' ./r----┐/ 乂、(:ジ i.//
|| .' / ` ・ 、 ヽヽ / /├----/-‐  ̄ ヾ>、 //
|| .' > 。._ / } 「i~i' ,' ●:'_,,, -=== ㍉.′
|| ,' `゙ -' | | L! { 〇 /{ --―ァ==//
||.′ / λロ] `ァ''´ \ //
/ _,. -- ..,_:::::::\::::_,-'"´ ``''='.,_:::x=''"''.、
/ ,.-'" ..::::::;:::x'' 。=v'" \,tx'-iiii:: - .,_ - .,_
∥ /:: :::::/r'' ・Cx/. ハ. ', 、', 、 i ヽii:.._ii_) `'x::..`'=..,
i ∥ :::::/:::::::>;_..:::,' / ./ヽ, ヾ,_ \.,_\.::', ',''" :. ヽ:::.
ヽ i::: ::::i :::::/::::/''7 .i ,'='''"` - .,_ミ''-_≧ミr.,__ .i:ヽ::. ::. `;:::.
':, ', ::i :::,'::::,':: ,i .i ,,=,ニヽ、 "r=:x ヾ;:i i:::';:::. :::. ::::
ト, } .:,: :::i:::::i: i i. {くi ( ).:: i ヽ-='"´,i i:::::';:::i :::. i::
,イ 'xヽ.. _ _ /..::ノ:', :::i::::i: .i::::., ', ` ̄ _.. ..,,_ .;'}i ,':::::;':::i i:::: .i::
i :', ` ' -- ''"ノ::: } .:::}:::i:x-..,,_ {∨', Viiiiiiiiiiii匁 /,イ: ::;'::::/::::i. i::: .i::
丶.`- .. ,, _ ,, . -:'::::: .i .::::/:i:::: ヽ::::`::ミ,∨ヽ `' - -'´ x' i:i:::;':::/::::::i ,':::: i:::
_,∠, ̄`ヽ、::::::::::::: ...:::/:/i::: ∧:::::;:::-:==ミ;-.,_. _,.ィ.;:x=ー-;:/:::: i ,':::: i:::
,..:::'"::_;::ノ ',.................:::;::ィ"::/ .r=''":::`/: : : : : :\ ヽ .'x:::::i >.,iiiiii=:;ヽx..,i..,_ ,'::::: ',:::
_,,.. ,, ∠i:: ̄ x. ',`""" ´ /::/ /: : : : :/: : :..::::::::::::::::∧..'.\/_,,.. -:7 /`ヽ;:::...`:i:::
. -'" \ ヽ..,,_,,...-'´::::.. i ,..-",='" .r=''" ̄:::∥: .::::::::::::::::::::::::::ヽ:ヽ;ir-.、.ノ../.:.:.:.: : :,'' }:::::.
.... `' - .,_ ',i i::::::::::::::::. i''" /: : : : : : : i: :::::::::::::::::::::::::::::::::::::Y  ̄ 'x::'"::::::::::::::::.. i. ヽ;::::.
......::::::_,ィ:::::::... ',. ト 、,_`/∨::::::::::::: i r-=="- ..,,_: : : : : :::i: ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i::... /:::::::::::::::::::::::::ト;:::::..'- .,_
 ̄> :::::::::::::::::::::..... '、丶../::::: i::`ー:'":::. }-'"´ \: : :.:::i.:.::::::::::::::::::::::::::::::::;;;;;;}=-..,)::::::::::::::::::::::::/:}:`=.,_::::::::.`
` .十''"::::::::::. ヽ i:::/ .i:::::::::::::::::: i::= -=::;;:.. :.. ヽ::::i ';::::::::::::::::;:=:'": : : : ::;i :i: ヾ;::::::::::::/:∧: : : :`':- ..
_ ∨::::::::::::::::. \_ ;;::i:::::::::::::::::: i `ヽ::::. ::::. Y: ::∨r-:'": : : : : : : :,:/:i ',: : : ヽ::::::i: :i' \: : : \:
`=.,_ ',:::::::::::::::::::.. .........:::'::::::::::::::::: i ∨:::::i:::::} : : ヽ;:::: : : : : : /´/::::i ',: : : : :}::::}: 》 i\: : : ヽ
:::::::... ` - ._,'x:::::::::::::::::.:::::::::::::::::::::-=.,,::: ', :::i:::::i/ .::::::/λ:::: : :/: :::/ ::::,'i ',: : : ::i::: ∥ /: : :∧: :
-'::::::::::..... ..:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::... i ::::}::::i:: .::::/::/ ∨:;:' : :,;.:/ ::/:::i, ',: : :i::: :i i:::: :/ i: :
ほんじつはここでおわりでござるよ、にんにん
-‐…‐-
{ \ \ `ヽヽ // / ̄ ̄ ̄ ̄
. {{ `、 \ \ ./\___,,..
`、〈 \ } -‐…‐-ミ/ //``丶、
. `、∨〉>‐一'゙ '"~ ̄ ``丶.`く/⌒) \
. '"~ ̄`、∨〉/ 丶、 \\_)``丶、
. // (⌒`、∨ \ `、 \ \本編より面白いナエノシマ劇場のお時間~
/ .′ /( ∨ l ` ',
. {/l | `゚゚゚´ l l | l|\ |\/ l l ,
| | | | | l|\\ | '"\ |l│ |
│ ', .| | | l| ̄\\ |;f汽^∨|│ |
. 八 ´、 .| | | |lxf汽^ \| Vツ |│| | /
/{/〉/ \ \| l|lV)ゾ , |│| //\
. /// }\ ', l|l , /|│l {{\
. /´/ / | ̄´、 l|l.,_ ` / ノイ/\.`\ \
.′ / l l ./\ l|l ¨ア´ ∧\ \
. { // ノノノ / \l|oo。。{ \/\'ニニ \
∨//¨¨¨´/二| \ ∧二`\} }
//¨´ ./-二| xく\ '′|二二ニ\.ノ
{{ |ニニ| xく゜o゙'く ̄´ | ̄/`'く,. '"~ ̄
`\ , |ニニ| /二\/\. \ | ./ニ/// ./
. `¨´ |ニニ|/二/二丶、 \ , |/ニ(/二∨ /
|ニニ二二/ニニ二二`¨¨\ }//ニニ二二ゝ{_
|/`'く`'く\ニ二二二二\゚oV/ニ二二二/
苗木がちょっとだけ優しい
乙
鈴女とは……つまりロンパSSに飽きたらランスSSが始まるんですね?
>>620
え?
普段の一日
江ノ島「な~えぎ、おはよ!」
苗木「おはよう、江ノ島さん」
江ノ島「ねーねー、朝ごはん一緒に食べよーよ!」
江ノ島(そしてできれば二人きり!そうすれば周りの奴らは絶望するし、えっと、その、てへへ……///)
苗木「え?やだよ、君と食べたら口の中がねっとりしそうだし」
江ノ島「はぁぁぁぁんようしゃないいい!!!」ビクビクッ
先生「はーい3人組作って~」
苗木「戦刃さん!」
戦刃「うん!」
江ノ島「わたしもー!」
苗木「え、やだけど」
戦刃(これは!苗木君は盾子ちゃんを絶望させるために気を使ってくれてるんだね!)
戦刃「え、えっと、ごめんね盾子ちゃん……」
江ノ島「おふぅぅぅ……」ビビクン
江ノ島「なえぎー!話題の映画に一緒に行こう!」
苗木「やだよ、そんなことに時間使うくらいならアリを潰す遊びをするよ」
江ノ島「そっかぁ……」
不二咲「苗木君!映画みにいこうよぉ!」
苗木「ぜひともいくよ!」
江ノ島「えっ」
~エノルーム~
江ノ島「……」
江ノ島「グスッ……ヒック……」ポロポロ
ちょっと優しい一日
江ノ島「……」モグモグ
コトッ
江ノ島「?」チラッ
苗木「ハァ、みんな今日は遅いみたいだし、ボッチ飯もあれだから、相席させてもらうよ」
江ノ島(普段はこんな時できる限り席離すのに、対面!)
江ノ島「う、うん、えへへぇ……」トロ~ン
苗木(殴りたい)
先生「えー、この問題は……」
江ノ島「……」カリカリ
江ノ島「あれ?消しゴム消しゴム……」
ヒュッベシッ
江ノ島「あいたっ」
苗木「消しゴム落ちてたよ」
江ノ島「!」
江ノ島(苗木が消しゴム拾ってくれるなんて!)
江ノ島「ふへへぇ……」ニマニマ
苗木(ツインテちょん切りたい)
苗木「あー、江ノチッ島さん」
江ノ島「え?な、なに?」
苗木「実はもうすチッぐ妹の誕生チッ日でさ、今年はちょっと良チッいものおくってあげたチッいからさ、江ノ島さチッんにも一緒に選んで欲しいんだよチッね」
江ノ島(苗木が、わたしに……!?)
江ノ島「うん!すごいいいもの選んであげるからね!」
苗木「うん、ありがチッとう、助かるよチッチッチッチッチッ」
~エノルーム~
江ノ島「……えへへ、いい一日だったなぁ……」トロ~ン
終里
ヾヽ
-、、ヽ,、 ///
‐=77////////-‐-この手を掴むかどうかは、おまえたち次第だ
/////////////\
V/リヾV///////∧`
; fj ∨、;〉'///トゝ
< , イ'///;リ
ー , .!///!
ー '!,. -――、
/-―――‐ 、
, ' ‐ 、 ヽ
/ ヽ ハ
/ l / , l
< ./ ' ,
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' ー― ' /' ! |_ /
,.' ./ ,' l .l l
, /! / ! ' !
,. ―- _ , , ' l l '
, '" , / ! , l
/ ,. _,. ' {、 ヽ \ /, /
ゝ._ ,. ' l二二二l!ニニニl!l !
l'////////////ムl
l'/////////////,}l l
l///////////}'//l.l !
l'//////////////l ;
l//////////,."///lノ: ;
l//////////l/////!、,、 /
l'/////////,!/////l‐- '
!/////////l//////!
日向「左右田!?」
田中「き、貴様っ!何をしに!」
左右田「いいからそのおっかねぇもんを離しやがれ!」バシッ
田中「ぐぅっ!」ドサッ
左右田「ったく。ようやく覚悟が決まって日向を探してたらえらいとこに飛び込んじまった」
日向「左右田……」
田中「貴様ぁ……なぜ、なぜ止めたのだ!おまえは俺と同類だった!わかるはずだ!己を蝕む黒い感情が!!己のうちの魔物が!!」
左右田「しるかっつーのこのボッチヤロー!」
田中「なっ……!?」
左右田「おまえは一度も、友達に裏切られたことも、裏切ったこともねーからわかんねーかもしんないけどよぉ……裏切ったんなら、謝んなきゃダメだろが!!」
田中「!」
左右田「おまえはもう少し、周りのやつを見ろよ!日向をよくみて見ろよ!!こいつはな、傷だらけの体なのに俺らを探し回って、そんでもって、俺たちのことをよぉ、その、アレだよ!許してんだよ!」
左右田「それなのにオメーはそれを見向きもせずに自分勝手に自分を傷つけて、日向も一緒に傷つけてよぉ!」
田中「ぐっ……」
左右田「どうしてこんなやつにソニアさんが夢中なのか皆目検討もつかねーよ!あー!アホくせ~!」
田中「言わせておけばぁ……!」
左右田「んだ!やんのか!?」
日向「落ち着け二人とも!」
日向「左右田は熱くなりすぎだ、少し深呼吸でもしろ」
左右田「お、おう……」
日向「そして田中……お前の一番の理解者をみて見ろ」
田中「一番の、理解者……」
四天王「チュウ……」
田中「!」
日向「そいつらだって、望んでないぜ。おまえの、そんな痛ましい姿」
日向「痛みに逃げるな、俺から逃げるな!俺はおまえと唯一渡り合える、特異点なんだろ!だったら、おまえの本心を俺にぶつけて見せろよ!」
田中「くっ……うぅ……!」
田中「日向、よ……」
田中「すまなかった……!」
日向「おう!」
田中「ふふ、これだけを言うために、俺はどれだけもがき苦しんだのか……」
左右田「不器用なやろーだな……」
日向「それはおまえもだろ」
左右田「オメーもな」
日向「……はは、違いないや!ハハ!ハハハハハ!!」
左右田「そうだったな!アッハッハッハッハ!」
アーッハッハッハッハ!!
田中「……人間とは、とことん理解できぬ連中だ……」
田中「……ア、アハハ」
田中「///」
日向「で、左右田」
左右田「ん?」
日向「おらぁ!!」バキッ!
左右田「ごっふぅ!!!?」
田中「!?」
日向「覚悟決めたって言ってたよな、約束道理一発殴ったぞ……いてて」
左右田「て、て、て、てめー!せめて一言断りやがれこのヤロー!」ゲシッ
日向「いてっ!おまえ!俺は怪我人だぞ!!」
左右田「うっせうっせ!いきなり殴りかかる奴がいるかバカヤロー!」
日向「てめっ!このヤロー!」グオッ!
左右田「うおああああ!!?」
田中「……ウラヤマシイ」ボソッ
九頭龍冬彦61
左右田和一69 クリア!
田中眼蛇夢71 クリア!
十神白夜63
弐大猫丸68 クリア!
花村輝々83 クリア!
終里赤音78 クリア!
小泉真昼89
西園寺日寄子105 クリア!
ソニア・ネヴァーマインド89 クリア!
罪木蜜柑112 クリア!
七海千秋100
辺古山ペコ66
澪田唯吹72
>>646
とがみ
豚神「……俺は、俺は、僕は……」
豚神「僕はどうすればいいんだ、俺は、何をすればいい……」
豚神「日向くん……日向……」
グッ……ウゥ……
豚神「? いまのは、うめき声……?」
豚神「……いかなきゃ」
豚神「狛枝は留守、か。となると、九頭龍の……おい、九頭龍、いるか」コンコン
豚神「おい、九頭龍!」
豚神「……ここも違うのか……ん?」ガチャ
豚神「空いているのか、不用心な……っ!?」
九頭龍「ぅ、ぅ……」ドクドク
豚神「おま、お前……!何をしている!!」
バッ
九頭龍「……」
豚神「くそぉっ!誰か!誰か来てくれ!!病院に運ばなければ!!」
ーーー
ーー
ー
豚神「……」
日向「はぁっはぁっ!十神!」
豚神「日向か……」
日向「九頭龍は!?」
豚神「今罪木が処置をしてくれている、幸い、見た目より傷は小さいらしいが……」
日向「そうか……あの馬鹿野郎……!」
豚神「……俺の、せいだ」
日向「なに……?」
豚神「九頭龍が何故あんな行為におよんだか、心当たりは、あるだろう……」
日向「だからって、あそこまでしなくたって俺は!」
豚神「君は特別優しいからそう感じる……でも他の人は違うんだ」
日向「十神……?」
豚神「みんな心を痛めてる……大切な友達の君に行った悪行で、ボロボロになって、崩れ落ちて」
豚神「九頭龍君は一際責任とか行持を重んじる性格をしてる、君への罪悪感が、この結果へと至った」
豚神「僕も同じだ……今、日向君の顔を、直視できない……」
日向「十神……」
豚神「僕が、カバーすべきだった」
日向「?」
豚神「みんなの精神が追い詰められるのは予想できてた、なら僕は、彼らのフォローに徹するべきだった、一人で腐ってる場合じゃなかった!そのせいで僕は、九頭龍君を……!」
日向「……あまり気負うなよ」
豚神「無理だ!十神の皮を被っておきながら!僕は、僕は!!」
日向「なぁ、ーーー。」
豚神「!!」
豚神「その名前は、ここでは……」
日向「いや、ダメだ、俺は今、ーーーに話しかけている」
豚神「日向くん!」
日向「ーーー、お前は、俺たちのなんだ?保護者か?リーダーか?十神白夜じゃないお前は一体なんなんだ」
「……ぼく、は」
日向「お前はな、俺たちの友達だ……そして、みんな友達を勘違いしてると思うんだ」
「え?」
日向「友達ってそんな、重いものじゃないと思うんだ、全てを認め合って支え合ってって、友達がみんなそうだとしたら肩凝ってやになっちまうよ」
日向「いいか?友達ってのはな、確かに普段は顔色みて話合わせたりとかして仲良くしてるけど、たまに意見が食い違うだけで喧嘩になったり殴り合いになったり、絶好したりする」
日向「そして、普段は仲間仲間とか言ってる奴も、友達が犯罪を犯したらあっさり見捨てたりする」
日向「そんなもんなんだ、軽い友達ってのは、な」
「……」
日向「でも、俺たちはそうじゃない、同じ77期生、深い絆で繋がってる、とか思ったか?」
「!」
日向「それはあってる、でもな?だからって友達が間違い犯してもそれは自分のせいにはならないんだよ」
「え?」
日向「そう言う時はな、ただ道を正すアドバイスをするだけでもいいと思うんだ、まぁ、みてろ」スクッ
「あっ……」
九頭龍「……」
日向「……」
罪木「しょ、処置は終わりましたぁ。輸血もしてますぅ……臓器には傷がないので、あとはお腹の傷が塞がるのを待つだけですねぇ」
日向「わかった……意識は?」
罪木「失血による意識障害でしたから、正確な時間はよく……でも、すぐには戻らないと思います」
日向「わかった、ありがとう……」
罪木「……あ、あの、器具の消毒してきますね、九頭龍さんをよろしくお願いします」
日向「あぁ」
日向「……お前なぁ、何やってんだよ、バーカ……」
日向「腹を切って、俺が喜ぶと思ったのか、お前ぜんっぜん俺のことわかってねーや」
日向「苦しかったなら、悩んでたなら、俺に、俺じゃなくとも辺古山に、それが無理でも、友達に相談すりゃよかったじゃねーか」
日向「友達が同じ悩み抱えてんなら尚更だ、どうすりゃいいか意見ぶつけ合ってさ、これだっ!て思ったアイデアを盗むとかさ、それなのにお前……一人で勝手にこんなこと」
日向「本当バカだよ、馬鹿野郎」
日向「……聞こえてるんだろ?多分」
九頭龍「……」
日向「覚悟しとけ、お前が怪我治ったら、どつきまわしてやる、泣いたり笑ったりできなくしてやる」
日向「そんでもって教え込んでやるよ、お前が甘くみてる友達の凄さを、兄弟の杯交えた俺が、直々にな」
日向「わかったな?」
九頭龍「……ぉぅ……」
日向「……声が小さいっての、バーカ」
「……九頭龍くんに、意識はなかったんじゃ?」
日向「さーな、根性とかその辺じゃねーのか?」
「そっか……うん」
「ぼくももっと、人に頼ってみるよ」
「人に頼られるだけじゃなくて、人を頼っても許される、そんな人を、目指して見せるよ」
日向「うん、それがいい……じゃあ、まだおれはやることがある……九頭龍のこと頼んだぞ、『十神白夜』」
豚神「……あぁ、まかせておけ」
九頭龍冬彦72 クリア!
左右田和一65 クリア!
田中眼蛇夢71 クリア!
十神白夜69 クリア!
弐大猫丸68 クリア!
花村輝々83 クリア!
終里赤音78 クリア!
小泉真昼89
西園寺日寄子105 クリア!
ソニア・ネヴァーマインド89 クリア!
罪木蜜柑112 クリア!
七海千秋100
辺古山ペコ66
澪田唯吹72
>>658
澪田
日向「さて、澪田は、と……」
日向(澪田、か……かなり心配なやつだな)
日向(普段ああも明るく振舞ってて、イジメなんて無縁の世界に生きてるようなあいつがこんなことの実行犯になったら……どれほどの罪悪感を負うだろう)
日向「コテージにいればいいけど……澪田ー?」コンコン
「はいはーい!いまいくっすよー」
日向(おろ?元気そうな声だな……)
澪田「はーい、あ!はじめちゃーん!」ガチャ
日向「……」
澪田「いやー、唯吹に会いに来てくれたんすか?感激っす!さぁさ、スモールなルームだけどはいってはいってぇー!」
日向「……澪田」
澪田「いまジュースいれるっすー!ついでにジュースBOXも!にてる?にてるぅ?キャッハー!ジューしかあってねえっす!」
日向「おい澪田!!」ダンッ!
澪田「ひうっ!」
日向「お前、お前何日寝てないんだ……?そんで、その腕、なんだよ……!?引っ掻き傷だらけじゃないか!!」
澪田「あ、あ、あぁ、あは、あははは、そんなことないっすよ、いぶきはー、いつもげんきでー、あははー……」ギラギラ
日向「澪田……!」
日向「いいから横になれ、ほら、ベッドに……」
澪田「いやぁーん!はじめちゃんにベッドに連れ込まれたっすぅー!」
日向「澪田、やめてくれ……!」
澪田「なにがっすか?唯吹はいつも通りなんすよ?スリーピングする必要はねーっすよ!」
日向「おれはお前のそんな姿みたくない……!」
澪田「はじめちゃん……」
澪田「寝れないっす」
澪田「目をつぶると、聞こえるんすよ、はじめちゃんの声」
澪田「うぐっとか、ぐあっ、とか、漫画でみたようなのじゃなくて、ぎぃっとか、そんな獣みたいな声で呻くんすよ」
澪田「唯吹が踏みつけるたびに、唯吹が叩くたびにはじめちゃんは、呻くんすよ」
澪田「それが耳元でざわめいて、唸って、反響して、眠れなくて、苦しくて、体が痒くなって……」
澪田「くるしいっす……こわいっすぅ……はじめちゃあん……」ポロポロ
日向「澪田……」
澪田「ごめんなさい、ごめんなさい、あんなことしてごめんなさい、だから、許してください、もう、もうはじめちゃんのくるしいこえ聞きたくないっす、もう、もういやなんすよぉ……」ポロポロ
澪田「はじめちゃんのこえが、こえが、きらいになっちゃいそうでこわいよぉ、いやだよぉ……!たすけてぇ……!」
日向「……」スッ
ポンッ
唯吹「ふぁ……?」
日向「オ、オホンッ……ヘタだけど、勘弁してくれよ……」
日向「ゆりかごの歌を かなりやがうたうよ」
澪田「ぇ……」
日向「ねんねこ ねんねこ ねんねこよ」
澪田「……ふふ、へたっぴ、すね」
日向「う、うるさいな。ゴホンッ……ゆりかごのうえに びわのみがゆれるよ」ナデナデ
澪田「ぁ……」
澪田(はじめちゃんの声も、ても、あったかい……)
日向「ねんねこ ねんねこ ねんねこよ」
澪田「はじ……め……ちゃーーー」
日向「ねんねこよ……ふうっ」
澪田「クー……スー……」
日向「……塗り薬と包帯あったよな、確か」ゴソゴソ
澪田「」ギュッ
日向「片手、握られっぱなしだとやりにくいな……」
九頭龍冬彦72 クリア!
左右田和一65 クリア!
田中眼蛇夢71 クリア!
十神白夜69 クリア!
弐大猫丸68 クリア!
花村輝々83 クリア!
終里赤音78 クリア!
小泉真昼89
西園寺日寄子105 クリア!
ソニア・ネヴァーマインド89 クリア!
罪木蜜柑112 クリア!
七海千秋100
辺古山ペコ66
澪田唯吹95 クリア!
>>670
小泉
ビリッ
ビリッ
ビリッ
小泉「……」サッ
パチパチ……
ビリッ
ビリッ
西園寺「……小泉おねぇ、なにしてるの?」
ビリッ
ビリッ
小泉「写真ね、焼いてるの」
ビリッ
ビリッ
西園寺「や、やめてよ!なんでそんなこと!」
小泉「なんで?」
ビリッ
ビリッ
小泉「私の撮った写真に価値がないからだよ」
西園寺「そんなこと!」
小泉「……私ね?日向をいじめてる時、その写真、撮ってたんだ」
西園寺「っ!」
ビリッ
ビリッ
小泉「みーんな、いい笑顔でさ、日向が苦しんでてさ、あ、これは最高の写真だぁって思って」サッ
パチパチ……
小泉「それで、現像してさ、すごいいいのとれたぁっておもってて」
小泉「目が覚めたら、さ……死にたくなっちゃった」
ビリッ
ビリッ
小泉「それで、いままで撮ってた写真も、薄っぺらい、本当にただ紙にインクをシミつけただけの、キタナイものにみえたんだ」
小泉「だから、全部処分するの」
ビリッ
ビリッ
西園寺「やめて!小泉おねぇ!!」バッ
小泉「っ!返して!それは全部燃やすの!」
西園寺「ダメ!この、この写真はやな写真じゃないじゃん!私と、小泉おねえが笑って写ってるじゃん!日向おにぃが撮ってくれた、大切な写真じゃん!」
小泉「もう!もういらないの!」
西園寺「なら私がいる!!小泉おねぇとの大切な写真、私は欲しい!!」
小泉「……やめてよ、やめてよぉ!」バシィッ!
西園寺「あぐっ!」
小泉「どっちにしろもう後戻りできない!燃やした写真と同じ!私たちはもう元には戻れない!!もう、もう……!ひなたと、わたしは、もとどおりになれないんだよぉ……!!」
西園寺「う、うぅ……」
小泉「だから、未練もなにも、全部、ここで、お別れにするの……わたしの全てだった写真、全部焼いて、全部終わらせる……」
西園寺「やだ!やだやだ!やめてぇ!!」
小泉「ごめんね?日寄子ちゃん……日向」
小泉「もう、わたしには無理なんだよ……」
、._
\>,、
\//>、
. ヽ'//∧
__ヽ//////////―- ,
<777/////////////////>_
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////lV∨ヽ! `ヽ` / !'/ハ.V,ゝ`
'//ハ,'!__ ,イ勺/ V } //!ゝ
. /イ/!/| _,-t‐ァ、 ` `´ ソ///l
' !{ヽ `´ .} ////{
. ' ヽ 、 ヽ _ /'l/∧` _
`レ 、 f/:::::> ' ゝ-、 ,. ´ 、それは違うぞぉ!!
ソ> _ ̄ / // / ,. -‐ 、 ヽ 、
!ハヽ ´ / / ,/
/'l ヽ< / ./'" ̄ ` 、 \ } !
/ ./:, -、 . ' ` 、 ヽ、 !
,./ V,l,'- 、ヽ、 : };\ ',
, '" /:f ̄ _,:,. ヽ , /;;;;;;;;ヽ
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l ゝー-- ァ‐' `ー-'-! .' / 〉`'<;;;;;;;;;;;;;;/
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小泉「っ、日向……」
日向「小泉……そんなことはやめろ、お前の撮った大切な、この島での俺たちの思い出……そんな風に消えて、いいもんかよ」
小泉「うるさい!わ、わたしの写真なんだもん!わたしの勝手でしょ!」
日向「……そうだな、お前のカメラで撮って、おまけが現像した、お前の写真だ……」
小泉「だからわたしがこの手で処分するのよ!」
日向「……写真、みて見ろよ。ほら、落ちてたこれ」ピラッ
小泉「……」
日向「珍しい写真だよ、あの十神が満面の笑みだもんな……よく撮ったもんだ」
日向「これは、田中がプールに落ちて周りが大爆笑してる写真、こっちは、罪木が照れ笑いしてるな……いい写真だ。みんなが笑顔になれる」
日向「……捨てるくらいなら俺にくれ、これを燃やすなんてもったいなさすぎるし、悲しいだろ?」
小泉「いやだよっ……わたしは、わたしが、いままで撮って来た写真は、いまみたいに汚いわたしが撮った写真なんだよ!?心の何処かに、こんなわたしがいたんだよ!そんなわたしが撮って来た写真なんだよ!そんなものに価値なんてない!!」
西園寺「違うよ!価値はある!」
小泉「日寄子ちゃん……!?」
日向「写真の価値ってさ、撮った人じゃなくて、周りの人が決めると思う……俺は、大好きだ、この、暖かくしてくれる、小泉の写真」
西園寺「そうだよ!わたしもおんなじだもん!」
小泉「っ……!」
小泉「でも、わたしには無理だよ……こんな汚い自分を知っちゃったら、もう、いままでみたいにやってけないよぉ……」ポロポロ
日向「人には誰だって汚い部分がある。月並みだけどさ、それを受け入れて、人は成長するんじゃないか?」
日向「それと、さ。小泉……俺たちは、確かに、元の関係に戻るのは難しいかもしれないな」
小泉「……!」
日向「でも、いままでよりもっと仲良くなるのは、簡単だぞ?」
小泉「え……?」
日向「えーと、よし、西園寺、ほら、カメラ。使い捨てので悪いけど」
西園寺「はいはい、まったく、大サービスだよ?ほら、もっと二人近づいて!」
日向「もっとこっち来いよ、小泉」
小泉「ちょ!か、肩組まないでよ!な、なになに!?」
西園寺「はい、笑って笑って~!」
小泉「ちょ、ちょ!まって!まって!」
日向「離れんなって」ガシッ
小泉「~~~~~~!!!」
西園寺「はい、チーズ!」
カシャッ!
日向「……よし、現像完了、と。ほら、小泉と西園寺の分」
小泉「な、なにこれ……」ワナワナ
西園寺「あははー!おねぇお顔がまっかっかー!」
小泉「と、と、と、取り直しを要求するわ!!」
日向「いやだよ、こいつは部屋に飾っておく」
小泉「ひ、ひ……ひーなーたぁーーーー!!!」
日向「あははっ、ようやく元の小泉に戻ったな!」
小泉「! ……うん、ありがとうね、日向」
小泉「……焼いちゃった写真の分まで、またガンガン撮ってくからよろしくね」
日向「おう」
小泉「……それと、ひどいことして、ごめんなさい!!」
日向「今更かよぉ!ま、いいぜ……これからもよろしくな」
小泉「……うんっ」
西園寺(なんか正直複雑~……)
九頭龍冬彦72 クリア!
左右田和一65 クリア!
田中眼蛇夢71 クリア!
十神白夜69 クリア!
弐大猫丸68 クリア!
花村輝々83 クリア!
終里赤音78 クリア!
小泉真昼 105 クリア!
西園寺日寄子105 クリア!
ソニア・ネヴァーマインド89 クリア!
罪木蜜柑112 クリア!
七海千秋100
辺古山ペコ66
澪田唯吹95 クリア!
>>696
ぺこ
>>690で日向の台詞が「おまけが現像した」ってなってるよ
69は親友最高値。70を越えないと恋愛感情は一切ない、との事だが
男子で70越えしてる人が数人いるんですけど……
>>701そのあともう一度絶望がないと、ですね。わかります。
それと1さんに今更な質問で悪いが、スレ内の時間間隔はどのくらい?
一人解決するごとに1日って理解であってるの?
>>700
ホンマや……ありがとう、脳内保管よろしく!
>>702
わかってやってる
>>706
考えてないので脳内保管でよろ
ザザァン……ザザァン……
辺古山「……」
日向「ここにいたのか、探したぞ」
辺古山「日向……坊ちゃんは?」
日向「意識はないけど、命に別条はない。超高校級の保険委員の保証付きだ」
辺古山「なら、大丈夫だな……」
日向「見舞いに行かなくていいのか?」
辺古山「……合わせる顔が、ない。本当は日向にもそんなものを持ち合わせていないんだが……」
日向「……」
辺古山「誰がなんと言おうとも、私は坊ちゃんの従者だ。それを望んでいる。従者たる私は、坊ちゃんの間違いを止めるべきだった」
辺古山「それなのにあろうことか、私はお前に……」
辺古山「あの時止めていれば、いまのような結果にはならなかったと思うと、悔しいのだ……」
日向「……そう、か」
日向「正直、俺はお前にかける言葉が見当たらないんだ。お前の覚悟とか行持とか、それに口出しするほど野暮じゃないとは思ってる」
辺古山「そうか……すまない」
日向「いや、いいんだ……」
日向「ただ、さ。これは、あいつと兄弟の杯を交わした日向じゃなくて、クラスメートの俺のしての言葉だけど……」
辺古山「なんだ?」
日向「……なんていえばいいかな、相談、してくれよ……悩んだ時は、さ。俺の才能知ってるだろ?」
辺古山「……ふふ、そうか、そうだったな……」
辺古山「日向、いまここに謝罪する……私が犯した罪は、一生をかけて償うと約束しよう」
辺古山「そして、2度と日向と坊ちゃんが道を分かつことがないように、粉骨砕身の覚悟で臨もう……」
日向「……ありがとよ、あんま背負いすぎるなよ」
日向「そうだ、ひとつ頼みがある……いまから言うことを全員に通達して欲しいんだ」
辺古山「いったいなにを?」
日向「嫌われスイッチって道具があるんだけどさ、それを利用して……」
九頭龍冬彦72 クリア!
左右田和一65 クリア!
田中眼蛇夢71 クリア!
十神白夜69 クリア!
弐大猫丸68 クリア!
花村輝々83 クリア!
終里赤音78 クリア!
小泉真昼105 クリア!
西園寺日寄子105 クリア!
ソニア・ネヴァーマインド89 クリア!
罪木蜜柑112 クリア!
七海千秋100
辺古山ペコ69 クリア!
澪田唯吹95 クリア!
ザッ……
日向「……」
ウサミ「あ、日向くん……」
日向「七海は、ここか?」
ウサミ「はい……」
日向「中、入れてもらえるか?」
ウサミ「……七海しゃんのことよろしくおねがいちまちゅね」
日向「任せとけ」
キィ……
日向「……久しぶりだな、七海」
七海「……ひなた、くん?」
 ̄ ̄  ̄
-=≦ \ \
,< ̄` \ \ \
/ , ', v \ \
, { ', v \
. / / '. } } ∨ ∨ ヽ 、このss、ここで切らせてもらうわ!
' / { V }、 } ∨ ∨ l _ 入 _
' 从 乂=ヾ}=\} \ ∨ |. / } \ 。s≦
' {\{.斗====ァ | ⌒ \ ∨. r'/i }ー‐‐ミ≧=≦
|. \{ _{ン' | | } \ 乂ノ}=} } ̄ ̄} }
|. {. ∧ヽ | |ト、. ノ \ ≧==≦..ノ 人_ノノ /
|/∨ { ∧} | ∨. \`{ ∨\ー‐‐___ / /
|. |\{ ノ ', ∧ . ∨、. }\乂__}人 . \ー―――' ̄
. |.. ヽ ∧ . ∨. } l、\ {. \ >‐‐―‐ミ
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: : : : : : 八人..: : :. :. :.ノー‐‐ \ } : : :. :. (_)\ \ \: : : : :. :.{. 乂
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≧==----.-=≦ \. \ {.: : : : : : :.(_) }
明日は七海編と狛枝お仕置き編。乞うご期待
'"⌒\ :.:.: }
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//|.ニ\ ││
// |二 }: ││
_________________________// |.ニ/_⊥..|
_________________________/ /|二7 //|
苗木と江ノ島、偽装恋愛する
江ノ島「苗木苗木~!」
苗木「くっさ」
江ノ島「」
苗木「あぁ、ごめん、絶望くさすぎてつい……で、なに?」
江ノ島「う、うん……これみて、これ」パサッ
苗木「これは?」
江ノ島「なんとなんと~、クラスの女子の好感度表なのじゃ~」
なえぎきゅんへの好感度いちらん
(100で愛情)
きりぎりさん114
まいぞのさん113
あさひなさん98
せれすさん94
いくさばさん127
おおがみさん69
ふかわさん58
江ノ島盾子ちゃん 700
苗木「へー、こんなに思われてるんだ……少し意外だな、てっきりあまり希望厨っぷりにドン引きされてるかと」
江ノ島(私につっこみはなしかぁ……)シュン
苗木「で、これがどうしたの?」
江ノ島「と言うわけで私とイチャコラしよう!それを見せつけよう!」
苗木「 は ぁ ? 」
江ノ島「いや、願望もあるけどさ……好きな子が目の前で自分じゃないやつとイチャコラしてたらどう思う?」
苗木「そりゃ、絶望……よし、江ノ島さん、付き合おっか、僕たち」
江ノ島(いやっほおおおおおおおお!!!!)
苗木「おはよーみんな」ガラガラ
舞園「あ、おはようございm」
江ノ島「おっはよーなえぎぃぃぃ!」ガバッ
苗木「わっ!」ドサッ
他多数「!?」
江ノ島「おはよーのキス~!んー」チュッ
苗木「あっはっはー、江ノ島さんは甘えん坊だなー」ピキピキ
石丸「君たち!朝の教室で不純だぞ!」
苗木「あ、ゴメンね石丸クン、江ノ島さん、立って、ほら、手」メキメキ
江ノ島「ありがとっ(いたたたったた!手が砕かれる!!)」
霧切「」ギリギリィッ
舞園「」ポカーン
朝日奈「わ、わ、わわわ///」
戦刃「え、えぇ……?」オロオロ
セレス(苗木君、青筋を隠し切れてませんわ……紅茶うめぇ)コクコク
苗木「はい、あーん」ズボオ
江ノ島「こふっ……んー、おいしー☆」
桑田(いまかなり喉奥まで突っ込まなかったか?)
舞園(妬ましい)イライラ
苗木「ふーん、じゃあここは?」
江ノ島「ここはこうやって方程式を……」
苗木「なるほどなるほど」
石丸(うむ!お互いに教えあっていて素晴らしいな!)
霧切「」ギリィッ
江ノ島「キャッチボールのペアは苗木と!」
苗木「うおらぁっ!!」ボッ!!
江ノ島「早すぎィ!?」バスッ
大和田(あんな暴投とる江ノ島も江ノ島だけどな)
朝日奈(こ、コンビネーション凄すぎて割って入る間がないよぉ)メソメソ
江ノ島「放課後はデートだ!」
苗木「ゴミ拾いボランティアに参加しようか」
江ノ島「(′・ω・)」
戦刃「わ、二人とも偉い、私もやる!」
山田(それでいいのか……)
江ノ島「夕食は私が馳走しよう!」
苗木「セレスさんと徹夜でポーカーやるから今日は帰らないよ」
セレス「熱い夜になりそうですわね」
江ノ島「」
江ノ島「ねえなえぎ、えんぎもうやめる」
苗木「そだね」
END
日向「コテージとか、静かな海辺とか、七海の教えてくれた、七海の居そうなところ全部探したけどいなかった。ウサミの家にいるとはな……」
七海「……」
日向「さ、みんなのところに行こうぜ。お前に手伝って欲しいことがあるんだよ」
七海「こないで」
日向「え?」
七海「こないで、ください……」
日向「……はぁ、お前なぁ」
七海「ひ、ひ、日向くんのなんて、顔もみたくないから、こないで……」
七海「友達なんかじゃないから、こないで……」
日向「……もうすこし嘘の練習した方がいいぞ」
七海「うそなんかじゃ……」
日向「声も体も震えてる。これなら終里ですら嘘ってわかるぜ」
七海「……」
日向「なーに意地はってんだよ」ポンッ
七海「ぁ……」
日向「……」ナデナデ
七海「……」
日向「……狛枝から、スイッチのこと聞いたか」
七海「!」ビクッ
日向「だから、元どおりスイッチを押したことを悔やんで、そんで、俺に会わす顔がなくて、必死で嘘ついたんだな」
七海「なん、で……」
日向「わかりやすすぎだー」ワシワシ
七海「ひなたくんは、押すなっていったよね」
日向「ん?」
七海「日向くんは、私たちのことを思って、押さないって道を選んだのに、私は、日向くんの嫌がることをしたいって、気持ちで、ボタンを……」
日向「いいんだよ、七海。結局結果オーライだったからな」
七海「……?」
日向「あのままお前が本当にボタン押さなかったら、みんな、おかしくなったまま、それに気がつかないで一生を終えてたんだなって思うと、俺の押さないって選択は、きっと自己犠牲に酔っ払ったバカみたいな選択肢だったんだ」
七海「そんなこと……」
日向「押さなかったら、きっと後悔してた……いまも、まぁ少しはあるけどさ、それは、これからみんなで時を重ねればきっと薄れて消えてく」
日向「だからさ、そのために七海もみんなのところに行こうぜ」
七海「……でき、ない」
日向「なんでだ?」
七海「私は、だって、私は……」
日向「私は?」
七海「にんげんじゃ、ないから……」
日向「!」
七海「私はね、クローン技術で作られた体に、アルターエゴって擬似人格を詰め込まれた、生体ロボットなんだよ……」
七海「超高校級の生物学者と、超高校級のプログラマーの『入学試験』として、みんなの中に紛れこまされた、ヒトじゃないものなんだ」
七海「……みんなは、そうとは知らなかったと思うけど、そんな私と仲良くしてくれた。でもね、気がついちゃったんだよ……」
七海「日向くんをいじめてる時や、いまみたいな時でも、頭の中の何処かで、それを『感情』の『糧』だって冷静に分析してる自分に……」
日向「七海……」
七海「私はみんなみたいに怒ることも、悲しむこともなくこともできない、こんなことが起きた後でさえ……!こんな私が、みんなのところに戻っていいはずない……!」
日向「俺は、知ってたぞ?それ」
七海「え……?」
日向「黙ってて悪かったな、前、ウサミと話してたのを少し聞いてたんだ。お前がいったあとにウサミに問い詰めたら、もうポロポロとさ」
七海「ぁ、ぁ……」ガクガク
日向「七海……拒絶がこわいか?」
七海「い、いや……だ……」
日向「軽蔑がこわいか……?」
七海「やだ、やだやだやだ……」
日向「見放されるのがこわいか?」
七海「やめてぇ……」ポロポロ
日向「……」ギュッ
七海「ぁ……」
日向「ばかだなぁ、七海……お前は立派な人間じゃないか」
日向「友達に見放されるのを怖がるロボットがいるか?お前は確かに少し変わった生まれかもしれないけどさ、それがどうした、俺が人間って言えばお前は人間だ!」
日向「俺だけじゃない、77期の他のみんなも、ウサミだってそうだし、78期の奴らもみんな同じだ!」
日向「俺たちが、お前を人間だって言ったら、お前は人間だ、人間であっていいんだよ」
七海「……」
七海「ひなたくぅん……」ポタポタ
日向「泣き虫なところも、人間だな……」ナデナデ
ーーー
ーー
ー
七海「……うん、ありがとう、日向くん……でも、私はまだ自分を許せないかな」
日向「どうしてだ?あれは狛枝のせいで」
七海「うーん……直接的な原因は狛枝君だし庇う気もないけど……でもね、私たちにも絶対に非があるの」
七海「だって、嫌いな人だからって、殴って蹴ってが許されるわけじゃない……と、思うんだ」
七海「どんなに嫌いな人だったとしても、暴力をふるっていいわけがない、と思う……」
日向「七海……」
七海「だからね、今回のことで、私は自分の弱さって言うのが、見えた気がしたの」
七海「だから、その弱さを直せるまでは、私は私を許せない……」
日向「そう、か……」
七海「でも、ね」
日向「ん?」
七海「日向くんといっしょにいれば、きっといつか、そんな弱さとも向き合って、認めて、強くなっていける……それで、満足行くまで強くなれたら、その鳥は自分を許してあげられる」
七海「もしその時まで、日向くんがそばにいてくれたら……話したいことが、あるんだ」
日向「……あぁ、いつまでも、いつまでも待っててやる、だから頑張れよ」
七海「うん!」
九頭龍冬彦72 クリア!
左右田和一65 クリア!
田中眼蛇夢71 クリア!
十神白夜69 クリア!
弐大猫丸68 クリア!
花村輝々83 クリア!
終里赤音78 クリア!
小泉真昼105 クリア!
西園寺日寄子105 クリア!
ソニア・ネヴァーマインド89 クリア!
罪木蜜柑112 クリア!
七海千秋158 クリア!
辺古山ペコ69 クリア!
澪田唯吹95 クリア!
オールクリア!!
こまえだくん への おしおきを かいしします
おしおきめい
イトシサアマッテニクサ1000バイ
おっといけねぇ
七海「日向くんといっしょにいれば、きっといつか、そんな弱さとも向き合って、認めて、強くなっていける……それで、満足行くまで強くなれたら、その時は自分を許してあげられる」
数日後……
九頭龍病室
ガチャ……
狛枝「やぁ、来たよ、日向クン……おおっと」
日向「狛枝……」
全員「……」
狛枝「あはは、みんな怖い顔してるね……トーゼンかな」
日向「スイッチを渡せ」
狛枝「あ、これ?もちろん渡すよ。僕が両方持ってても何にも意味がなさそうだし、はい」
日向「……確かに、嫌われスイッチと元どおりスイッチだ」
左右田「これが……」ギリッ
日向「狛枝……俺たちは非常に怒っている……言うまでもないな」
狛枝「それはもちろん!ここには殺される覚悟もして来たよ!でもそれも素敵だよね!より強い絆で繋がった君たち希望の象徴に殺されるなら本望だ!!」
七海「っ……」ギリッ
狛枝「むしろそれが当然だよねぇ……ボクみたいなゴミ屑が、より希望を強くするためとはいえ、君たちの絆を一度ズタズタに引き裂いたんだもんねぇ……裁かれて、当たり前だよ」
終里「っ……!」ギロリ
狛枝「さぁ!遠慮はいらないよ!君たちが日向クンしたことの100倍でも千倍でもかまわないよ!どうにか全て生きたまま受け切って見せるさぁ!!アハハハハハハハハハハハハハハハハ!!!!」
日向「……」
辺古山「くっ!」
九頭龍(抑えろ、台無しになる)ボソッ
日向「そうか、そこまで覚悟してるか……」
狛枝「当然さ!さぁ日向くん!!」バッ
日向「そこまで覚悟しているのなら……」
日向「俺は許すことにした」ニッコリ
狛枝「」
狛枝「え?」
日向「みんなで相談したんだ、俺たちにどんなに責められても、罰を受ける覚悟があるなら許してやるってぇ……なぁ?」
田中「うむ、違いない」ニヤニヤ
ソニア「その通りです」ニコニコ
狛枝「え、えっと、どういう……」
日向「そう!俺たちは許す!これからも仲良くしようぜ狛枝!」
弐大「そうじゃのう!ワッハッハッハッ!」
狛枝「これは、どういう……」
日向「お前は失望したかもしれないな、こんな生易しい俺たちに……でもさぁ、許してくれよぉ」スッ
狛枝「え、え?」
日向「狛枝はさぁ、こんな生ぬるい俺たちをみて……『たとえ俺たちが最高の希望だとしても』俺たちのこと嫌いになっちまうかもなぁ」スッ
カチッ
狛枝「ガァッ!?」
狛枝「あっあっあぁっがぁぁぁっ!!」
狛枝の日向への好感度
769→531
日向「ん?どうした?」ニタァ
カチッ
狛枝「ぐあああっ!!ち、ちがう!!僕は、僕は最高の希望の日向くんをぉ!!希望の象徴をぉ!!あいしてぇぇ!!!」
日向「おいおい、急にどうしたんだよぉ」ニタァ
カチカチカチカチカチカチ
狛枝「ぎゃああああああああああああああ!!!!」
デレレレレレレレレレレレレレレレレレ
デンッ!!
狛枝の日向への好感度
-7777
狛枝「や、やめろぉ!クズやろう!それ以上、僕に希望を……っ!嫌わせるなぁっ……!!」
日向「うーん、やっぱり嫌われちまったか……七海、お前はどうだろうな」スッ
七海「うーん、やっぱり嫌われたんじゃないかな?」カチッ
狛枝「ゾアアアアアアア!!!」
七海「十神君は?」カチカチカチカチカチカチカチカチ
豚神「高橋名人張りの連打だな……俺も嫌われただろう、お前たちは?」カチカチッ
西園寺「わたしもとーぜん!」カチッ
小泉「やっぱ嫌われるよねぇ」カチッ
澪田「タッハー!嫌われちゃったっすー!」カチッ
花村「僕たちもとーぜん!」カチッ
九頭龍「だよなー、ざんねんだけどー」カチッ
辺古山「うん!当然だ!」カチカチカチッ
罪木「うふふふふふぅ」カチカチカチカチカチカチ
弐大「壊れないよう慎重に……」カチコッ
田中「ふーははは!貴様とは格が違うわ!!」カチイッ!
ソニア「ラッセーラー!」カチッ
終里「えーと、おらっ!」ガチィッ!!
左右田「あー、さびしーなー、くるしーなー」カチッ
狛枝「やめろ!やめろ!やめろやめろやめろやめろやめろやめろぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!」
カチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチ
狛枝「あ、あ、あぁ……」
狛枝クンの希望への好感度
777777777
↓
77777777
↓
7777777
↓
777777
↓
77777
↓
7777
↓
777
↓
77
↓
7
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
-666666666666666666wgxd'.@dp.らあ、ygm.46.46、34.j'4.は、たはま、あ絶は'dg04、たは4.3た、はwj.dg?はたら望
ゼツボウ
オシオキカンリョウ
狛枝「ぐがああああああああああはなれろくそどもぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!」バンッ!!
日向「……」
日向「オモシロイ」
一ヶ月後……
七海「狛枝君どこにいったんだろーねー」カチカチ
日向「さぁな?ウサミは泳いででもしないと脱出はできねーっつってたけどさ、あ、お前!キノコのほうしは反則だろ!」
左右田「しらねーよ!……まぁ、飛行機やフェリーも一回も動いてないし、まだ島の何処かにいるんじゃねーのか?」カチカチ
澪田「かもしれないっすねー……あ、でもわか?方法あるっす!今日で一ヶ月だし!」カチカチ
日向「え?あ、そっか……たしか……あった、元どおりスイッチ」
七海「押すの?」
日向「あぁ……よいしょ」カチッ
ボアアアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ……
澪田「んゆっ!なぎとちゃんの悲鳴が確かに聞こえたっす!」
日向「俺にも聞こえた」
左右田「どんだけでかい声で叫んだんだよ……」
七海「……自業自得、だね」
☆ハッピーエンド☆
ああ!いかんラストのラストで!
澪田「かもしれないっすねー……あ、でもわか?方法あるっす!今日で一ヶ月だし!」カチカチ
↓
澪田「かもしれないっすねー……あ、でもわかる方法あるっす!今日で一ヶ月だし!」カチカチ
……ジリリリリリリリン ジリリリリガチャ
「はいもしもし……君かぁ」
「うん、時差でこっちは午後九時だよ、ちょうどいいね」
「うん、うん……そっかぁ、楽しんでもらえてよかったよ」
「流石だね、君の幸運はさ、僕の幸運で送り込んだ煌割れスイッチを見事に引き当て、それのスペックを最大限引き上げて、最高の結果を引き出したんだね」
「オモシロかった?それはよかった、日向くんにもお礼を言っといてね……いや、むしろ日向くんが君にお礼を言うべきなのかも」
「そうだよね、君がその才能を生かして、無意識のうちに日向くんがその場において最良の防御手段をとることで、迫りくる死を避けていたんだからね」
「……あはは、君がそんなに興奮するなんて、よっぽどだったんだね!わかってる、またいいものができたら教えるよ」
「うん、そっちはもうすぐ夜明けかな?日向くんが起きるよ、君も早く戻りなよ」
「うん、分かった、お土産楽しみにしてるよ、じゃあね」
「カムクライズルくん」
ガチャッ
後日談の修羅場もプリーズ
このスレは、明日へとつながる、子供だけの世界を……希望の戦士と、ゴランノス・ポンサーの提供でお送りいたしました
このスレの最大の見せ場は狛枝が七海にスイッチ押させるとこ、間違いない。それではHTML依頼してくる
>>781
そういうのすごく苦手なの、誰か書いてプリーズ
あと前スレで過去スレ教えてって言われたので覚えてるのだけ
苗木「お酒かぁ」
モノクマ「お前たちはここから出られません!」日向「なんだって!?」ムシャムシャ
エクシア「きゃあ!や、やめてください!」
これしか覚えてないや、これで堪忍して
ああ!よくみたらまた誤字が!眩しいってそれか!
「流石だね、君の幸運はさ、僕の幸運で送り込んだ煌割れスイッチを見事に引き当て、それのスペックを最大限引き上げて、最高の結果を引き出したんだね」
↓
「流石だね、君の幸運はさ、僕の幸運で送り込んだ嫌われスイッチを見事に引き当て、それのスペックを最大限引き上げて、最高の結果を引き出したんだね」
このSSまとめへのコメント
最高のSSだったよ!日向くんかっこよさ過ぎ
上に同じく最高でした!!
はぁぁ良SSだよ(ねっとり)
あはははは!絶望からの希望は素晴らしいね!!