【安価】イケメン「安価で駄目人間になる」 (34)

イケメン「俺の名はイケメン」

イケメン「この世の誰もが嫉妬する美貌を持ち」

イケメン「生涯受けたテストは満点以外存在せず」

イケメン「スポーツを始めれば6時間で人類の極致に到達する」

イケメン「そして親は世界的大富豪だが、俺は親の金に頼らずに生活している」

イケメン「会社を立ち上げ、今では世界の富の10%を俺の会社が独占している」

イケメン「俺の行動の結果は常に“成功”であった」

イケメン「しかし、俺は自分の欠点に気づいてしまった」

イケメン「俺が尊敬する祖父の死に際の言葉だ」

祖父『イケメンよ…。男の真価とは挫折した時に発揮されるものじゃ』

イケメン「俺は挫折などしたことがない。俺の人生に失敗という概念すら存在しない」

イケメン「このままでは、俺は自分の真価を知ることなく生涯を終えてしまうのではないか」

イケメン「ということで、安価を絶対遵守することで駄目人間になり、失敗、そして挫折を経験しようと思う」

イケメン「今日はもう遅いので、明日からやろう」

明日は何時に起きる?
>>3

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体育教師にホモレイプされる

翌朝 8時

メイド1「いけない!もうこんな時間!イケメン様を起こさないと!」

メイド2「でも珍しいわね。イケメン様が自分で起きないなんて」

メイド3「どうせ夜遅くまでネットでオカズでも探してたんだろwwwwww」

イケメンの部屋の前
“起こさないでください イケメンより”

メイド1「そろそろ起きないと学校に間に合わないのに…」

メイド2「でも本人が起こすなって言うならなぁ…」

メイド3「なぁwwwwww覗こうぜwwwwwwあいつがどんなオカズでオナってたか見てみたいwwwwww」

メイド2「クビになりたいならどうぞ。ご自由に」ギロッ

メイド3「……あ、はい。すんません。冗談ッス」



夕方

メイド1(結局、イケメン様は部屋から出て来なかった)

メイド2「さすがに…これはおかしくない?」

メイド3「中で死んでたりしてwwwwww」

メイド1「そんな縁起でもないこと言わないでください!」

メイド2「でも考えられるわね」

ピンポーン!

メイド1「はーい!」

ガチャ

体育教師「初めまして。イケメン君の担任の体育教師です」

メイド1「どうも。イケメン様がお世話になっております」

体育教師「イケメン君が無断欠席したので心配になって来たのですが…。彼は風邪でも引かれたのですか?」

メイド1「それが私達にもよく分からないのです」

メイド1「部屋から全然出て来なくて、“起こさないでください”と書いてあったので…」

体育教師「雇われの身だから部屋の中を確認できないと?」

メイド1「はい…。そうなんです」

メイド3「なぁ。メイド2」

メイド2「却下です」

メイド3「まだ何も言ってないだろうが!」

メイド3「ちょっと思いついたんだが、あのガチムチマッチョに部屋を開けるように誘導すれば良いんじゃねえか?」

メイド3「あいつがドアを抉じ開ければ、私達は部屋の中を確認できる」

メイド3「怒られても『あのマッチョが無理やりやったんですぅ~。私達じゃ物理的に止められなかったんですぅ』って言えばおk」

メイド2「そんな責任を他人に擦り付けるようなこと、私は―――」

体育教師「良いでしょう。私がドアを開けて確認しましょう」

体育教師「もし咎められるようなことがあれば、『制止を振り切られた。力の差があり過ぎて止められなかった』と言ってください」

イケメンの部屋の前

体育教師「ここがイケメン君の部屋ですね。一見、普通の扉に見えますが…」

メイド1「気を付けてください!無理やり開けようとするとセキリュティが作動して>>13になるんです!」

脱げない鎧を着せられる

メイド1「脱げない鎧を着せられるんです!」

体育教師「な、何だって!」

   △  ¥ ▲
  ( ㊤ 皿 ㊤)  がしゃーん
  (      )      
 /│  肉  │\         がしゃーん
<  \_____/  >
   ┃   ┃
    =   =
着せ替えロボだよ
自動で脱げない鎧を着せてくれるすごいやつだよ

体育教師「な、何だこいつは!?」

体育教師「や、やめろ!!服を脱がすな!あっ…あん!」

体育教師「お、俺は…無理やり服を脱がされると肌が敏感になるんっ…!」ビクン

体育教師「ひゃあっ!下もか!下も脱がされるのか!」ビクン!

体育教師「くっ…!負けん…!俺は快楽に溺れたりは…」ビクンビクン

体育教師「やめろおおおおおお!これ以上は!これ以上はああああああ!!!おかしくなっちゃうよおおおおお!!」ビクビクビクビクン!!

体育教師「はぁ…はぁ…」(脱げない鎧を装備)

メイド1「あわわわわわ」

メイド2「冬コ…じゃなくて、セキリュティが作動した時の証拠写真を撮らねば!」

メイド3「やべぇよ。さっさと部屋を開けねえとイケメンの野郎の出番がねぇよ」

メイド3(そういえば、メイド3人が揃って>>17をすれば、セキリュティを解除できるって聞いたな。何だったっけ?)

鎧をぶっ壊す

AAは崩れるし、メイド2の口調が安定しないなぁ


メイド3(そういえば、鎧をぶっ壊せば良いって聞いたな)

メイド3(でもどうやって壊すんだっけ?やべぇwwwwww覚えてねえwwwwww)

メイド3「おい。メイド1、メイド2。セキリュティ解除マニュアルは覚えてか?」

メイド1「は、はい。大丈夫です」

メイド2「勿論よ」

メイド1・2「鎧を壊す」

メイド3「でもどうやって?」

メイド1・2「あ」

メイド3「あれってイケメンの野郎の会社が作ったパワードスーツだろ?」

メイド2「そうよ。一騎当千をコンセプトにした超高性能軍事用身体補助兵装『IKM-666』」

メイド2「一人の兵士を戦略兵器に変える禁断の発明。装着した者には神に等しい力を与えると言われている」

メイド3「そんなのどうやって壊すんだよ」

メイド1「あ!思い出しました!」

メイド1「物置に置いてあった“>>25”を使えば、簡単に鎧を壊せるってイケメン様が言ってました!」

メイド2「え?あの>>25で?」

メイド3「マジかよwwwwww分かんねえけど、とりあえずメイド1は>>25を取って来い!」

核兵器

物置

メイド1「核兵器ってどこにあったかなー。年末の大掃除の時は見かけたんだけど…」

メイド1「あ、あった!」


イケメンの部屋の前

メイド1「核兵器持ってきましたー!」

メイド3「でかした!」

メイド2「簡易型放射線シールドボックスに体育教師を放り込んでおいたわ」

体育教師「や…やめてくれぇ…死にゅう…」ビクン…

メイド1「あとは核爆弾をポイー!」

メイド3「伏せろー!!」







メイド3「あれ?」

メイド2「爆発…しないわね」

メイド1「箱…開けますか?」

体育教師「俺はぁぁぁぁぁあぁんっ!!」

メイド3「爆発してないじゃん。これ本当に核兵器なのか?」

メイド1「よく考えたら、鎧どころか私達もこの街ごと吹き飛びますよね」

メイド2「ちょっとガイガーカウンターで測ってみるわ」

ガイガーカウンター『放射線はちょびっとしかないよーレントゲンよりも少ないよー』

メイド3「お前、間違えてるじゃねえ」

メイド1「そんなはずありません!これは確かに核兵器です!イケメン様が言ってました!」

メイド3「だったら間違いねぇはずだよな」

メイド2「イケメン様が言うなら間違いはないわね。だったらどうして―――」

体育教師「----期だ」

メイド3「何か言ったか?」

体育教師「半減期だ。放射性物質には半減期というものが存在する。放射性同位体は一定時間毎に放射性崩壊を起こし、半分が別の物質に変わって放射線を放出しなくなる。半減期が1年なら1年で放射性物質の半分が別の物質に変わる。この核兵器のラベルを見る限り、核物質はウラン238を使っているようだ。ウラン238の半減期は44億6800万年。44億6800万年かけて放射線が半分になる。そこから44億6800万年かけて残った放射性物質の更に半分(1/4)が別の物質になる。これが元々核兵器として使えるレベルの核物質を積んでいたと仮定すれば、人体に害のないレベルになるまで何百兆年もかかっているはずだ」

メイド2「要するに使用期限が何百兆年も切れていたわけね」

メイド3「どうすんだよ!これじゃあ、鎧を壊せねえじゃねえか!」

メイド1「核…」

メイド2「どうかしたの?」

メイド1「もしかしたら、“核”の意味が違うのかもしれません。原子核じゃなくて」

メイド3「んなもん分かんねえよ!」

メイド2「イケメン様が学んでらっしゃる学問から推測しようにも…」

メイド1「ノーベル賞をコンプリートしちゃってますからねぇ…」

体育教師「核…惑星の核(コア)、細胞核ぐらいしか思いつかない。くそぅ…」

メイド3「なぁ。オッサン」

体育教師「オッサンじゃない。体育教師だ」

メイド3「けっこう平気そうだな」

体育教師「快楽も続けばそれが常態になる。生物が持つ適応能力の賜物だ」

メイド3「じゃあ、その鎧で扉を壊せるんじゃね?」

体育教師&メイド1・2「あ!」

メイド3「あれ?>>6の時、私が馬鹿キャラだったよな?」

体育教師「兎にも角にも、この鎧で扉を開けるという名案が出たのは確かだ」

体育教師「なるほど。この説明書を見る限り、この鎧の最強の武装は>>32という名前なのか。まるで中二病をこじらせたような名前だ」

アルティメットダイヤモンドホーン

体育教師「離れろ!アルティメットダイヤモンドホーンで扉を打ち破る!」

メイド1「アルティメットダイヤモンドホーン!?」

メイド2「禁断中の禁断!あまりにもヤバすぎてかの劣等生が妹のピンチでも使用を躊躇った神話級概念武装!」

メイド3「なんかよくわかんねえけどすげえ!」

体育教師「アルティメットダイヤモンドホーン!!!」

ドォォォォォォォォォォォォォォォォォォォン!!

メイド1「扉が!?」

メイド2「破れた!?」

メイド3「しゃああああ!突入じゃああああ!!!」

体育教師「なんて威力だ。銀河の誕生と膨張、そして終焉を詰め込んだような一撃だ」

体育教師「ああ。鎧がボロ炭のように崩れ去っていく。快楽が常態となっていた私に果てなき虚無が襲う」

イケメンの部屋の中

メイド1「こ、これは!?」

メイド2「なんてことなの!」

メイド3「おーい!ベッドの下にワンダースワンがあったぜ!」

体育教師「イ、イケメン君に何があったのだ…」

メイド1「これを見てください!」

体育教師「これは…カプセル?イケメン君が中にいるのか?」

メイド2「コールドスリープです。イケメン様は自らを冷凍保存したのです」

体育教師「何故…彼はこんなことを?まさかウチのクラスでイジメが!?」

メイド2「いえ、違います。イケメン様は完璧な存在。イジメなど発生する余地すら与えません」

メイド2「おそらく…安価でしょう」

体育教師「安価?」

メイド2「はい。これを見てください」


2 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/10/03(金) 21:02:02.75 ID:GrWRZjRW0
   起きない

3 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/10/03(金) 21:02:06.14 ID:xgq4meEpO
   体育教師にホモレイプされる

4 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/10/03(金) 21:02:15.53 ID:GrWRZjRW0
   起きない

5 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/10/03(金) 21:02:20.85 ID:4a6ze1Hgo
   一生起きない


メイド2「おそらく、イケメン様は安価を実行してしまったのでしょう」

メイド2「>>3が不適切な安価であったため、その下の安価、“起きない”を実行してしまったのです」

体育教師「イケメンは安価に従ったのか。こんなくだらないことのために…!」

メイド2「ええ。私から見ても下らないことです。しかし、そんな下らないことでも本気になるからこそイケメン様は完璧なのです」

体育教師「完璧?」

体育教師「否!」ヌギッ!パオーン!

メイド2「破廉恥な!」

体育教師「安価は絶対!」

体育教師「それが不適切な内容であっても!理不尽であっても!不可能であっても!実行してこそ“完璧”だろう!」

体育教師「なぁ!イケメン!」ガシャーン!

イケメン「」

体育教師「7限目!ホモレイプの授業だ!ケツの穴よぉ~く掻っ穿って掘られやがれぇ!!」



ズボボボボボボボボボボボ小保方ァ!!!!!!!




イケメン(こうして、俺は安価を完璧に実行してしまった)

イケメン(安価の力を以てしても俺は完璧という呪いから逃れられなかった)

イケメン(あと体育教師の象さんは俺がいつも使っている女性向けの大人のオモチャより小さかったので入っている感覚が無かった)


飽きた おわり

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