律「梓先輩おーっす」

梓「むっ律後輩はいまいち先輩を敬う気持ちに欠けるです」

律「えー、良いじゃん堅いことはさー」

梓「それより律後輩、頼んでおいた講堂の使用届けは出したですか？」

律「げっ！忘れてたー！！確か期限は今日の昼休みまでだったよな！ヤバいどうしよう！」あわあわ

梓「慌てるなです、こんなこともあるかと思って私が書いて和後輩に渡しておいたです」ふんす

律「マジで！？ううやっぱり梓先輩は頼りになるなー」

梓「ふふん当然です！律後輩ももっとしっかりするです！」

澪「はぁ」

梓「ため息なんてどうしたですか、澪後輩」

澪「あ、梓先輩。私って背もお胸もちっちゃいだろ、どうやったら梓先輩みたいにスタイル良くなれるのかなって」

梓「ふむ、いくら私でも生まれつきスタイル良くて大人っぽかった訳ではないです！」

澪「えっ、そうなのか？」

梓「日々の規則正しい生活と、なんやかんやの努力でこのスタイルを維持してるです！」

澪「うんうん、ためになるなー」

梓「澪後輩も諦めちゃダメです！まだまだ成長期なんですからね！」

澪「ありがとう梓先輩！私頑張るよ！こんな後輩の悩みに乗ってくれるなんて！やっぱり梓先輩は良い先輩だな」

梓「ふふん当然です！澪後輩もきっともっと綺麗になれるです！」

紬「梓先輩♪今お茶いれるわね～」

梓「すまんです、いただくです」

紬「えーっとお茶っ葉はどれだったかしら？」

梓「まだです？」

紬「あらあら？ガスが着かないわ～」

梓「遅いです」

紬「きゃっ！カップ落としちゃった～」

梓「むむー！ムギ後輩何やってるです！貸すです！お茶はこうやってこうしてこういれるです！」てきぱき

紬「まあ！なんて手際の良さ！凄いわー」

梓「ムギ後輩、飲んでみるです」

紬「っ！！おいしい！まるで草原の吹きわたる風のように爽やかでまったりとしてコクがありかつさっぱりとしていてとにかく美味しいわぁ」

梓「お茶は相手に美味しく飲んで貰うという気持ちが大切です！気持ちを込めればきっと美味しく入れられるです！」

紬「そう、気持ちが大切なのね！梓先輩ありがとう！梓先輩ってなんでも出来るのね！」

梓「ふふん当然です！ムギ後輩ももっと修行するです！」