唯「恥ずかしがらずに言ってごらん」梓「うぅ…私が好きなのは……なのは…///」 (28)

はい

うん

DQN「おい、何描いてんだ、そのノート貸せよ」
キモヲタ「返せよ勝手に見るなよ・・・」
DQN「フェイトじゃねーか、おい皆これ見ろよ」
女子「何これキモい、何なのこれ?こいつオタクなの?」
DQN「フェイト・テスタロッサ、魔法少女リリカルなのはのキャラだな

    インテリジェントデバイス・バルディッシュを操る天才魔導師で
    実はプロジェクトFの産物として生み出された人造生命クローンだ
    後に時空管理局提督リンディ・ハラオウンの養子になって
    名前がフェイト・T・ハラオウンになる
    ちなみに声優は水樹奈々だ」
女子「何それ魔法少女ってこいつヤバいよロリコン?」

DQN「まぁな見てるのはロリコンだけのクソアニメだ」
キモヲタ「くそぉぉぅちくしょぅう・・・・」

梓(そ、そんなの言えるわけ無いよ~><
…先輩のことが好きだなんて言ったら、女なのに女の子が好きな変な子って思われちゃう)


梓「うぅっ…グズッ…グズッ…」(;_;)
唯「えっ?あ、あずにゃん泣いちゃったの?
…ごめんね
無理に言わそうとしてごめんなさい」
唯「親しくても言いたくないこと、言えないこともあるよね」
唯「あっ!じゃあ私の好きな人教えるね」
唯「私の好きな人は~、あずにゃん!」
梓「ええっ!?」
唯「ギターが上手で、真面目で、甘いものが好きで、憂の親友で、猫耳が似合って、でも怒ると恐くて、軽音部が大好きで、小さくてかわいい後輩で…まだまだ言えるよ」
梓「そ、そんなこと言われると照れるです///」
唯「次はあずにゃんの順番だよ」
梓「じ、じゃあ…言うです」
梓「私の好きな人は」

唯「うん、好きな人は?」
梓「絶対誰にも言わないでくださいよ」
唯「言わないよ!私こう見えて口は固いんだから!」
梓「私の好きな人は…ムギ先輩です///」
唯「へ?…へ!?(私じゃなかったの…?)」

唯「あ、あぁ、あずにゃんはムギちゃんを好きなんだぁ…」
梓「はい///
ムギ先輩って年下の私が言うのもなんですけど、とってもかわいいんですよね!」
唯「む、ムギちゃんは確かにかわいいよね」
梓「とっても優しくて、温かくて、なんかぽわぽわしてて、キーボードも上手だし作曲まで出来ちゃう!!
もう最高です///」
唯「うん、そうだね…」

ガチャ
律「おいーす」
唯「あ、りっちゃん、おいーす」
梓「おはようございます、律先輩」
「唯先輩、さっきの話は絶対に内緒ですよ(小声)」
唯「わかってるよ、誰にも言わないよあずにゃん(小声)」
律「ん?どした?」
唯「ん?あ、あぁ、澪ちゃんとムギちゃんはまだ来ないのかなあって」

律「澪はちょっとトイレに行ってるけどすぐに来るよ」
「ムギはサワちゃんに呼ばれて職員室に行ってるけど終わったら来るだろ」
梓「ムギ先輩は
何で呼ばれたんでしょうね」
律「ムギは…何で呼ばれたんだろうなあ」
唯「あ、あれじゃないかな」
「ほら、留学するって言ってたの」
律「ああ、あの話か」
梓「えっ?り、留学?ムギ先輩が留学するんですか?!」

ガチャ
澪「おはよー」
梓「あ!澪先輩!む、ムギ先輩が
留学するって話は本当なんですか!!?」
澪「え、何?何でそんなに焦ってるの?」
梓「そんなことどうでもいいじゃないですか!!
それよりも、ムギ先輩が留学しちゃうって… 」
唯「あずにゃん、それはね…」
梓「唯先輩は黙っててください!」
唯「あずにゃんに怒られた…><」
律「梓、その話は
梓「律先輩も黙っててください!!」
唯律「」

澪「梓…ムギは…確かに…留学する」
梓「そんな…(ムギ先輩がいなくなっちゃう…)
(ムギ先輩がいないと放課後ティータイムはどうなっちゃうの?)
(それより何より大好きなムギ先輩がいない軽音部なんて…)」
唯(ハッ!あずにゃんがみるみる小さくなっていく)
(ここであずにゃんを慰めて…イヒヒヒヒヒ)
梓「ムギ先輩がいないと軽音部が軽音部じゃなくなっちゃう…」
「そんなのダメです!!!」

澪「梓、よく聞いて!」
「ムギがいなくなるのはとても寂しいよ
それはみんな同じ気持ちなんだ
みんなムギと離れたくないんだよ!
でもね、私達のわがままでムギの将来を潰してどうするの?
ムギの希望はどうなるの?」
梓「それは…」
律「そうだぞ梓、留学はムギが決めたことなんだ」
唯「あずにゃん、元気だして!!
寂しいけど、あずにゃんが悲しんで落ち込んでるとムギちゃんが心配して悲しむよ?」

唯「ここは笑顔でムギちゃんを送り出してあげようよ
ね、あずにゃん」
梓「…そうですよね…それがムギ先輩のために良いことですよね」
唯(ムギちゃんごめん、でも…よっしゃ!)

ガチャ

紬「みんな遅くなってごめんね~」
梓「ムギ先輩!…お、おはようごさいます…あの…」
律「ムギおーす」
唯「ムギちゃん」
澪「ムギ!どうだった?」
紬「え?どうだったって何が?」
律「さわちゃんに呼ばれてだろ?」
梓「ムギ先輩!留学されるんですか?」

紬「ああ、なんだそのことかあ
じゃ、お茶しながらお話ししましょうか
とりあえずお茶いれるわね」



紬「はいどうぞ、梓ちゃん」
梓「ありがとうございます、ムギ先輩
で、先輩が留学されるって聞いて…」
唯「まあまあ、梓、先に頂きますだよ」
梓「そ、そうでしたね」
律「じゃ」
唯梓律澪紬さわ子「いただきまーす」
ガタガタっ
律「さわちゃん、いつの間に?!」
さわ子「なによー、私がいちゃダメなの?」

>>20
間違えた

唯「まあまあ、あずにゃん、先に頂きますだよ」

でした

澪「い、いやダメじゃないけど、いきなりだからちょっとびっくりしたんです」
さわ子「ンもう、私がティータイムを逃すわけないじゃない
ムギちゃんの美味しいお茶とお菓子??
私、し・あ・わ・せ??」
梓「そ、それはそうと…、ムギ先輩留学されるんですか?!」

>>22
??はハートマークのつもりでしたが出なかったのねm(__)m

紬「梓ちゃん、あのね、私NYに行くの
NYで英語と音楽を勉強したいの」
梓「そ、そうですか…とても寂しいですけど…仕方ないですね…」
紬「…梓ちゃん、どうして泣いてるの?」
梓「ぅぅっ、グズッグズッ
ムギ先輩に心配かけないように笑顔で送り出すつもりだったけど…
ムギ先輩がいなくなっちゃうと考えるだけで寂しくて悲しくて」

さわ子「あら梓ちゃん、そんな泣かなくてもいいじゃない
    たった2週間だけのことですもの」
梓唯律澪「へ?…はあ?………えっ?2週間!?」
さわ子「そうよ~、ムギちゃんから聞かなかったの?」
紬「あっ、・・・あのね・・・
  2週間の超短期留学だってこと伝えるの忘れてたの~
  ほんとにごめんなさいっ」
梓唯律澪「ズコー」
律「全くwムギはホント天然だなあww」
唯「じゃあまた2週間経ったら一緒にお茶できるんだね?」
紬「ええそうよ~」
澪「良かった…ホント良かった;;
  梓の手前、ムギの足を引っ張らないようにって;;」
律「澪はホントよく頑張ったよ」
梓「私、ムギ先輩や他の先輩方ともっともーっとずっとずーっと部活したいです」
唯「あずにゃん…他の先輩って…ムギちゃん大好きなのわかるけどムギちゃんだけ特別扱いはひどいよ!」
紬「え?好きって??」
さわ子「あらあらww」
梓「れ、練習です!!///
  は、は、早く練習するです!!///」
律「よーし、そんじゃあ練習するか!
  明日からな」
梓「そんなんじゃダメです!!真面目に練習しましょうよ!」
律「いや、だってもう下校時間だし・・・」
梓「じゃ、じゃあ明日こそはみんなでちゃんと練習しますよ!」

桜高軽音部の日常はこうして過ぎてゆくのであった
                        おわり

なんかこういうの書くの初めてなもんでグダグダの読みにくいものでしたらすみません

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