【ミリマスSS】可奈「映画組7人でカラオケだよ!」志保「やれやれ…」 (32)


可奈「みんなでカラオケにいこう!」ヤブキー


奈緒「お、おう。なんや唐突やな…」


百合子「カラオケですか!ふふふ…風の戦士の本気を見せる時刻が来たようですね…!!」


星梨花「カラオケ…?から揚げの一種でしょうか?とってもおいしそうです!」モチョーン


杏奈「……ネトゲは大事だけど、…リアルでの交流も大事だよね…うん」


美奈子「わっほ~い!カラオケでカロリーを逃がしたあとは、皆うちの家でご飯を…」


志保(ダメだこの人たち……私がなんとかしないと…!!)



※劇場版の設定です
あと、志保はちょっとデレてます


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~カラオケPASUTERU~


可奈「ここの店には765プロのみんながよく来るらしいですよー!春香ちゃ…春香先輩から聞きましたっ!」


百合子「ああ…あの千早さんが暴走したという…」


杏奈「見事に72点を叩き出したという…」


美奈子「変な『おはよう!!朝ご飯』で100点をとったという…」


志保「あのカラオケ屋ですか」


奈緒「いや、なんでみんな知っとんねん!!」


星梨花「ああ、その動画なら私も小鳥さんに見せてもらいましたよ!あれがカラオケだったんですね、また一つ賢くなれましたっ!」


奈緒「千早さんの恥ずかしい姿が事務員によって拡散されとる!!」


可奈「よーし!じゃあまず私からいっくよ~♪」


星梨花「何の曲を入れたんですか?」


可奈「春香ちゃんの『太陽のジェラシー』だよ!」


杏奈「…………あっ(察し)」




もっ~と遠くへ泳いでみたい~♪

光~満ちる~白いっアイランッ♪

……

追い~かけて~逃げるふーりをして~♪

そっ~ともぐる~わったっしマーメイッ♪

……

そ~うよー永遠の夏~♪

きっとーきっとードラマ~が始まる~♪


可奈「ふー……はれっ!?どうしたのみんな、ぐったりして!?」


奈緒「あかん…なんか大腸の調子が…」


星梨花「頭がクラクラします…」


百合子「こ、これが破滅への輪舞曲…!!力を貸して、vivid_rabbit!!」


杏奈「lilyknightさん、気を確かに…!!」


美奈子「む、難しい曲だったからね、うまくいかなくても仕方ないよー」


志保「可奈…帰ったらボイスレッスンよ、みっちり鍛えてあげる」


可奈「あれれ…?ちょっと失敗しちゃったかな?あ、点数が出るみたいだよ~♪」



ジャラララララララ……ジャン!! 『 9 3 点 』



みんな(解せぬ)


志保「つ、次は私がいくわ…!!曲は千早さんの『蒼い鳥』!!」


奈緒「おおっ!気合い入っとるなー」


志保(可奈のあんな歌に負けるわけにはいかない…!!絶対に!!)




泣くことーなら たやすいけれどー

悲しみにーは 流されないー

……

蒼いー鳥ー もし幸せー

近くーにあってもー

……

あなたを愛してたー

でも前だけを見つめてくー


志保(よし!なかなかうまく歌えたはず…)


百合子「あ、点数が出ますよ!」



ジャラララララララ……ジャン!! 『 7 9 点 』



志保「」


可奈「残念だったねー、志保ちゃん!次頑張ろうよ、次!」


奈緒「あかん、志保が固まっとる!!」


百合子「これは再起不能ですね…」


星梨花「カラオケって恐ろしいです…」


杏奈「……もうこの流れに乗って……765プロ楽曲縛りでいく……?」


星梨花「いいですね!じゃあわたしはやよいさんの『キラメキラリ』でいきますっ!」


美奈子「わっほ~い!盛り上がっていこう!!」


志保「」



フレーフレー頑張れ!!さあ行こう♪

フレーフレー頑張れ!!最高っ♪

……

トキメキラリ ぐっとギュッと(ギュッ~と!)

私は私がダイスキ♪

(o・∇・o) < ギターソロかもーん♪

……

トキメキラリ~きっとキュンッと(キュキュン!)

鏡を~見ればちょラブリン♪

……

フレーフレー頑張れ!!さあ行こう♪

フレーフレー頑張れ!!最高ッ♪


星梨花「はぁはぁ…なんだか疲れたけど楽しかったですー」キラキラ


美奈子(え、天使…?)


奈緒(天使や…)


百合子(大天使セリカエルが光臨したというの…!?)


志保(結婚しよ)


杏奈「あ…、志保さんもう復活したんだ…」


可奈「モグムシャモグムシャ」(この店のプチシューアイスおいしいねー!)



ジャラララララララ……ジャン!! 『 8 9 点 』



星梨花「うーん、可奈さんには敵いませんでしたー」


可奈「惜しかったねー、でも一位の座は渡さないよっ!!」ヌルヌル


志保(なんか可奈の動きが滑らかになったような…)


美奈子「わっほ~い!ついに私の番ですよ、曲は『愛 LIKE ハンバーガー』!!」


奈緒「おおう…そっちで来たか、てっきり美奈子は朝ご飯のほうかと」


星梨花(ハンバーガーってなんでしょう?)




私は 恋を夢見るアメリカンガール!!

大好きな食べ物はハンバーガー!

あ~愛しのダーリンどこにいるの…?

……

理想のダーリンはシャキシャキレタス~

それでいてパワフルなハンバーグ!

ス・テ・キ♪

……

お腹いっぱい!心もいっぱい!

愛と言う名のハンバーガー!!

ごちそうさま☆ デュ~ワ♪


美奈子「いや~ホントにいい曲だよね、これ!!」


志保(なんだろう…歌詞がなんか意味深に聞こえた…)


奈緒(どうして美奈子はそうなっちゃったんや…)



ジャラララララララ……ジャン!! 『 8 6 点 』



美奈子「うむむ…なんか微妙…」


奈緒「コメントしづらい数字やな」


百合子「ぽかぽかサービスとかわっほい!お月見ライブを見る限り、88はあってもよさそうなんですけどねぇ」


杏奈「百合子さんも…人のこと言えない…と思う……」


志保「それ以上いけない」


可奈「みんな何の話をしてるの…?」モグモグ


杏奈「いえーーーーーい!!!次は杏奈の番だよ!!ビビッと歌うからねー!!」


奈緒「おお!!ついに杏奈のスイッチがオンに!!」


百合子「まさか…今まで力を溜めていたというの…!?」


杏奈「そのまさかだよ、百合子さんっ!!聞いてください、『ポジティブ!』!!」



悩んでもしかたない!

ま、そんな時もあるさ あしたは違うさっ!!

……

気がつくと も一人 仮面つけた自分がいる

本当はカラ元気なんじゃないの? …どうなの?

……

「私のことを一番知ってるのは誰スか?」

「私しかないっしょ!」

「自分で切り開かなきゃ、ダメっしょー!」

……

ググってもしかたない

迷わずに 進めよ (1!2!3!)

行けば分かるのさっ!


杏奈「……ふぅ」スイッチオフ


百合子「これが、vivid_rabbit、あなたの真の力…!!」


奈緒「いやいつまで続けるねん、そのノリ」


杏奈「あ……点数が出る……よ?」



ジャラララララララ……ジャン!! 『 9 5 点 』



志保「なん……ですって……!?」


星梨花「杏奈ちゃんすごいです!」


可奈「ついに~点数抜かれたかな~♪でもまた抜き返す可奈~♪」


奈緒「なんやその歌…」


百合子「次は私の番か…確かに受け取ったよ、杏奈ちゃん…あなたの鎮魂歌」


杏奈「……え?……なんか百合子さん最近……文学少女というよりただの中二病に……」


百合子「いきます!!『エージェント夜を往く』!!」


杏奈(スルーされた…)



眠れない夜 この身を苛む煩悩ッ!

焦燥感 耐えられないなら

……

もっと! 高めて果てなく 心の奥まで

あーなーただけが使えるテクニックで 溶かしつくして!!

……

踊るわ激しくッ!

この身のかぎりにッ!

燃やすわ激しくッ!!


百合子「ふぅ、やっぱエージェントはかっこいいですねー」


志保「エージェント……CIA銃……国家機密ビーム……うっ、頭が」


可奈「志保ちゃん、大丈夫?」


百合子「はっ、まさか別世界線の記憶を受信しているのでは!?」


奈緒「そんなバカな」



ジャラララララララ……ジャン!! 『 8 3 点 』



杏奈「……普通」


星梨花「普通ですね!」


美奈子「普通だねー」


百合子「普通って言うなぁ!」


志保「……」


奈緒「よっしゃ!最後は私やな!!」


星梨花「奈緒さん、ファイトです!」


美奈子「どの曲でいくのかな~?」


奈緒「ふっふっふ……私が歌うのは『きゅんっ!ヴァンパイアガール』や!!」




どこかへおでかけ おじょうさま~

喉がからから 限界ギリギリ 発狂寸前 きゅ~んっ!

……

は~にかみながらっ 目をふせて

パッ!と舞って ガッとやって チュッと吸って

はあああぁぁぁぁん!!

……

ルビーの瞳っ 濡れたまつげの

ヴァンパイアガール きゅ~~ん!


ジャラララララララ……ジャン!! 『 9 1 点 』



奈緒「うあ~!満点とれへんかったかー」


星梨花「惜しかったですね、奈緒さん!」


杏奈「なんか……色っぽかった……」


百合子「いたいけな男の子に襲い掛かるヴァンパイア・ナオ、しかしその瞬間どこからか飛んできた
    銀の弾丸が彼女の頬をかすめる。『信じていたわ、あなたなら私を止めてくれるって…』
    『今、楽にしてやるからな』ヴァンパイアとヴァンパイアハンターの禁断の恋…ああ、
    今日もお嬢様はしゃなりしゃなりと町を巡りゆく…」ブツブツ


美奈子「さてさて、これでみんな一通り歌ったわけだけど次は誰が…」


志保「リベンジよ可奈、聞きなさい!!『arcadia』!!」


可奈「はれっ!?なんか志保ちゃんに敵視されてる…?」




かーぜーはー 天を駆けてくー

ひかりーは 地を照らしてくー……




彼女たちのカラオケは志保が『Do-Dai』で100点をとるまで続きましたとさ…

(o・∇・o) < ちゃんちゃん♪


~おまけ~


美奈子「私たちが通ってるアイドルスクールてさ……変な人が多いよね」


奈緒「あんたが言うな、カロリーキチ」


杏奈「確かに……みんな個性的だよね…」


奈緒「あんたも言うなや、スイッチガール」


星梨花「そういえばこの間、レッスン場でうどん食べてる人を見かけました!」


志保「なにそれ…真面目にやってるのかしら」


百合子「ステージ衣装を勝手に魔改造して怒られてた子もいましたね…本人はロコナイズがどうたら言ってましたけど…」


杏奈「杏奈は…自称セレブの人に……自家製のコロッケもらったことがある…」


奈緒「私なんか自分のことを姫とか言う子に会ったでー、あれは正直痛かったわ…」


志保「……まともな人は1人もいないの!?」


杏奈「まともって……何だろうね……?(哲学)」



(o・∇・o) < 終わりだよー

乙でした

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