男「リアルサバゲ参加募集中?」 (25)
男「家に帰ってきたらポストに入ってあった。」
男「まぁサバゲはリア友とやるし参加してみようかな。」
男「でもリアルサバゲってなんだ?まぁいっか。」
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この時、ちゃんと参加時の注意を読んでおけばこんなことにならなかったのに・・・。
~無人島~
???「どうも皆さんこんにちは。私のこのゲームの説明役を務めさせていただくものです。」
???「まず。簡単に説明します。このゲームはリアルを追求したサバゲです!」
ムキ男「そんで、そのリアルってなんだよ!」
???「この銃を見てください。」
ヒョロ「なんだ。俺らがいつも使ってるエアガンじゃn」
???「では。この引き金を引いてみましょう。」
そういってそいつは空に銃口を向け、引き金を引いた。
バァーーン!
実弾が、空に一発。打ち上げられた・・・。
「「「「「うわぁ!!」」」」
ムキ男「お、おい!それって本物の銃!」
???「そうです。皆さんにはこの本物の銃を使ってサバゲをしてもらいます。」
ヒョロ「そんなんで撃ったら死んじまうじゃねぇか!」
???「はい。そうです。これが、リアルというものです。」
男「(おいおいおい、やべぇゲームに参加しちまったよ・・・)」
???「3人でチームを一つ作ってください。計3チームできるはずです。レッド、ブルー、イエローチームと分けさせていただきます。」
???「ゲーム期間は3日間です。ゲーム終了時、一番人数が残ってるチームに賞金10億円が配られます。」
???「なお、負けたチームにまだ人が残ってたら、敗者として処罰されます。」
ゴリ男「しょ、処罰って・・・」
???「1チームに3日分の食料と水。銃は3丁。弾も配布されます。なおこの無人島内に、爆弾や弾、銃、ナイフといった武器がちりばめられて設置されています。」
???「あと、配布された10億円はチームの方々で分けてください。もちろん残ったのが一人だけだったら、その人が10億円すべてを獲得できます。」
ゴリ男「じゅ、10億円すべて・・・」
???「それでは。3日後。また来ます。いい戦いを。」
そう言い残し、黒服の男たちは俺たちの前に銃。弾。服。食料。水を置いてヘリコプターに乗り行ってしまった。
ここから僕たちの死のゲームは始まった・・・。
レッドチーム ブルーチーム イエローチーム
・ゴリ男 ・男 ・モヒカン (以下モヒ)
・ヒョロ ・女 ・リーゼント(以下リー)
・ムキ男 ・アフロ ・スキンヘッド(以下ヘッド)
ゴリ男「じゃあまずはこの島に設置されてる道具やらを拾おう。地図によると・・・」
ヒョロ「おいちょっと待てよ!」
ゴリ男「どうした?」
ヒョロ「なんでお前がリーダーぶってるんだよ!俺がリーダーをやる!」
ムキ男「おいおいおいおい。さっきからきいてりゃお前がリーダーだぁ?ふざけるな!俺がやる!」
ゴリ男「うるせぇてめぇらぁ!撃ち殺されてぇのか!」
ヒョロ「俺だって銃持ってるんだぜ!あんまし調子のらねぇ方がいいぞぉ!」
ガヤガヤゴチャゴチャ
男「何やってんだあいつら・・・。」
女「あ、あのぅ・・・男さん。でしたよね?私もブルーチームなんです!」
男「あ・・・ど、どうも。(俺女性って苦手なんだよな・・・)」
女「わ、私・・・お金とかそういうのいいから・・・人を[ピーーー]なんて・・・できません・・・。」
男「そりゃそうさ。同じチームの人がお金がほしいって嘆いて人をバンバン撃ち殺されたらゲーム的にはいいかもしれないけど、人間としてはたまったもんじゃないからな。」
女「そうですよね。・・・ふふっ。男さんっておもしろい人♪」
アフロ「同じのチームなのに置いてけぼり・・・」
リー「あ、あの・・よろしくお願いします・・・。」
モヒ「こ、こちらこそ・・・よろしくお願いします・・・。」
ヘッド「お二方。私みたいな弱小ものとチームを組んでくださってありがとうございます。」
ピーンポーンパーンポーン
???「みなさま。そろそろゲームスタートの時刻になるので各チームの拠点に戻ってください。付け足しですが、拠点内にいるときは殺されません。しかし、ずっと拠点にいるとこちらの黒服がそちらに向かい、殺害いたしますので、ご了承ください。なお、この島から脱出しようとしてもこちらの黒服がそちらに向かいますので、そちらもご了承ください。では。」
殺すとか使うならsaga入れた方がいいかも
???「それでは、ゲームスタートです!」
男「じゃあまず、設置アイテムを探そう。この島は三角形の形をしていて3つの拠点がちょうど頂点に来る位置にあるから、ほかのチームの拠点とは距離がある。だから敵と出くわすことはないだろう。」
女「あ、あの・・男さん。私も一緒に行動していいですか?」
男「は、はい。いいですけど・・・でも敵に合ったときお互い足手まといになっちゃうかも。」
女「そんなことはありません!私、頑張りますから!」
男「そ、そう?じゃあ一緒に行こうか。」
女「はい♪」
アフロ「僕は一人で行ってきまーす・・・」
>>11
sagaってなんですか?
殺すとかその他規制ワード?はこの板だと伏字になるんだけど
メール欄にsagaって打ち込むと伏字じゃなくなる
リー「じゃあ・・・私がアイテム探しに行きますので・・・皆様は待っててくれませんか?」
ヘッド「はい・・そうですね。」
リー「では、行ってきます。」
ガサガサガサ
リー「ヒヒヒヒヒ!あいつらバカだなぁ!アイテムは俺が独り占めして、使わねぇもんだけあいつらに渡して!俺は結局金儲け!ハッハッハッハ!!」
リー「お?銃が置いてある?へっへっへ。いただきぃぃ!」
ゴリ男「かかったなぁ!」
リー「は?」
バン!バン!バン!
ゴリ男「はぁ。はぁ。はぁ。・・・初めて人を殺したけど・・・なんかすっきりしてくらぁ・・・。」
ゴリ男「へっへっへ。こいつの所持品はいただくぜぇ~」
タッタッタッタッタ
男「お、おい・・・今の見たか?」
女「は、はい。・・・思い出したくありません。」
男「これで・・・一人死んだのか・・・。」
>>14
ありがとうございます。
ヒョロ「ゴリ男おそいな・・・」
ムキ男「まぁあいつは帰ってくるよ。ゴリ男「おーい」ほら。」
ゴリ男「お前ら―。一人殺ったぞ!」
ヒョロ「おぉ!ナイスだ!そ、そんで成果は?」
ゴリ男「銃一丁と、弾が3ダース。あとは食料だな。」
ムキ男「その銃はどうするんだ?」
ゴリ男「俺が持ってる。俺の銃とこいつの銃で二刀流だ!ハハハハハ!」
ヒョロ「お、俺もやりてぇな・・・俺も行ってくる!」
ムキ男「あ!・・・行っちまった・・・大丈夫かぁ?」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
アフロ「うーん。何もないなぁ・・。あれ?箱がある・・。」
ぱかっ
アフロ「わぁ♪ナイフだぁ♪」
アフロ「ナイフなんて、使ったことないよぉ・・・どうしよっかなぁ・・・」
ヒョロ「お、おい!そのナイフを地面におけ!」
アフロ「・・・え?」
ヒョロ「だ、だから!そのナイフを アフロ「うるせぇよカス。」え?」
ヒョロ「お前!調子乗るなよ!俺が今から銃を構えて弾を入れてお前を撃つまで3秒だぞ!」
シュ!
音速でヒョロの前に現れこういった。
アフロ「俺はお前を殺るまで1秒だ。」
きらめく刃がヒョロの首を切り裂いた。
ムキ男「おぉおおおおおおお!!てめえぇえええええ!!!」
アフロ「なっ!」
草むらからムキ男が飛び出した!
ムキ男「ヒョロが心配だからついてきたら・・・死んでるじゃねぇか!ふざけんな!」
ムキ男は右ストレートを繰り出した!が・・
アフロ「じゃあ途中で助けろよボケ。」
体をひねりムキ男のパンチの2ミリ下を行きそのままアッパーをする。
バキッ!
ムキ男「ぐはっ!」
巨体のムキ男が宙に浮き、そのまま地に体を打ち付けた。
ムキ男「く・・・くそ・・・・くそぅ・・・くそぉおおおおおお!」
アフロ「うおぉ!」
ふつうは考えられない体勢からムキ男は地を蹴り上げ体を前に、アフロに向かって飛んで行った。頭突きだ。それも強烈な。
運悪くそれがアフロに鳩尾に命中。
アフロ「がっ!・・・あ・・・ぐ・・・」
ムキ男「はぁ・・はぁ・・はぁ・・と、とどめだぁぁぁあああ!」
グサッ。
それは一瞬だった。ムキ男は目を大きく見開き、口から血を吐き、そのまま前に倒れこむ。後ろにいたのは。
ゴリ男「ははっ。すまねぇなぁムキ男。裏切って。」
アフロ「な・・・なん・・・で・・・」
ゴリ男はそのままアフロ近づき満面の笑みでこういった。
ゴリ男「敗者には知らなくていいことだ。」
満面の笑みから冷徹な笑みにかわるまで時間は0.5秒。銃の引き金をゆっくりとひき・・・・
バン!バン!バン!
アフロは息絶えた。
ピーンポーンパーンポーン♪
???「みなさま。ゲームを楽しんでいますか?経過発表をさせていただきます。レッドチーム。ゴリ男さんが生き残っています。」
???「ブルーチーム。男さん。女さんが生き残っています。」
???「イエローチーム。モヒさん。ヘッドさんが生き残っています。」
???「こちらで死体回収は済ませますので、ゲームを再開してください。では。」
男「アフロさんは・・・・死んじゃったのか?」
女「そうみたいです・・・・でも、私ちょっとうれしいかも・・。」
男「何言ってるんだ!」
女「だ、だって!これで私と男さん二人きりになったんですよ!・・・うれしいに決まってるじゃないですか・・・。」
男「・・・・(ドキって来てると思ってるのかこいつは。今俺らの仲間が死んだから、ピンチなんだぞ。)」
男「とりあえず、さっき爆弾を三つ拾ったから、拠点に戻ろう。」
女「はい♪」
一日目 夜
男「ふぅ・・・食材ってのは缶詰なのか・・・まぁ当たり前って言えば当たり前なのか・・・。」
女「私は男さんと食べられるなら、何でもおいしいですよ!」
男「そうか・・・・はぁ」
女「あの。」
男「どうした?」
女「絶対生き残りましょうね?」
男「・・・ああ。」
バンバンバン!
女「キャア!」
男「銃声か?夜戦か・・・女さん。俺ちょっと行ってくる。」
女「なんでですか!無理に行く必要もないじゃないですか!拠点で明日になるまでゆっくり寝ましょうよ!」
男「俺はリア友サバゲやるときはいつも夜やってたんだ。だからこう・・・なんていうか、夜の方が戦いやすい。」
女「だめです!もし男さんが死んだら・・・私、私。」
ポン
女「え?」
男「大丈夫だ。俺はナイトキラーって呼ばれてたから。」
女「全然説得力ありません!だめです!絶対にダメダメダメ!」
男「・・・しょうがない」ボソ
ぼごっ
女「グぇ!」
男「女さん。少し眠っていてください。」
がさがさがさ
男「ふぅ。さっき銃声が聞こえたのは威嚇か・・・」
「や、やめてくれ・・」
男「ん?」チラッ
ゴリ男「んー?何をやめてほしいのか・・・なっ!」
ナイフを振り下ろす。
モヒ「ぐあぁ!いてぇ・・・いてぇよぉ・・・」
ゴリ男「夜は危ないってお母さんに教わらなかったかなぁ?さっきの銃声聞こえなかった?あれ威嚇なんだよぉ?」
モヒ「き、聞こえた!でも威嚇ってわからくて!」
ゴリ男「まっいっか。さっさと殺しちゃおうっと。」
男「・・・助けるか。」
男は空に向けて銃を撃った。
バン!
ゴリ男・モヒ「え?」
ゴリ男「おい!そこの木に隠れている奴!だれだぁ!」
男「俺ですよゴリさん。」
ゴリ男「て、てめぇ!オラララララララララララララララララ!!」
バババババババババババババババババババ!
モヒ「ヒィ!」
ゴリ男「フゥー。さすがに今のじゃあいつも死んだ 男「ハーイ♪」 はぁ?」
モヒ「あ、あいつマジかよ。こんなに撃たれたのに・・・死んでない?」
男「おいおいおいおい。どこ撃ってんのさ。」
ゴリ男「な!後ろに!じゃ、じゃあさっきのは!」
男「あれはダミーだ。こんな暗い今は服があるだけで人と勘違いしてしまうんだ。」
ゴリ男「はっ!それがどうしたぁ!お前を撃てば一件落着・・・あれ?」
男「弾切れ・・・だろ?」
ゴリ男「く・・・て、てめぇぇぇええ!」
ゴリ男はナイフを持ちこちらに走ってきた。
ゴリ男「お前なんかぁ!切り裂いてやらぁぁ!!」
ゴリ男は無我夢中でナイフを振り続ける。
男「そんなテキトーじゃあたるわけねぇだろぉがぁ・・よっ!」
バキッ!
男はジャブを繰り出しゴリ男の鼻に命中させた。
今日は寝まーす
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