八幡「部室に来てみたらなぜか麻雀卓が･･･。誰持ってきたんだこれ？平塚先生か？」

結衣「やっはろー！」

八幡「おう」

結衣「あれ、なにこれ？ドンジャラ？なつかしーなー小さいころよくやったよ！」

八幡「いや、似てるけど違うから。これ麻雀だよ麻雀。」

結衣「ふーん･･･せっかくだし今からやろうよ！」

八幡「いや、これ四人用だから。まあ三人でもできるけど。」

雪乃「こんにちは」

八幡「おう雪ノ下」

結衣「あ、ゆきのんやっはろー！」

雪乃「どうしたのかしらこの雀卓。比企谷くんが持ってきたの？」

八幡「いや、俺も部室来たらこいつ発見したんだよ。どうせ平塚先生だろ？」

雪乃「あぁ･･･そういえば比企谷くんよりもギャンブルが好きな人間がいたわね･･･」

八幡「おい、俺がギャンブル好きみたいな言い方はやめろ。超堅実だから俺。堅実すぎて自分の守備範囲なのにショート守ってるめちゃくちゃ守備うまい背番号１の選手に打球の処理任せるまである。」

雪乃「いったい何の話をしているのかしら･･･」

静「邪魔するぞ」

雪乃「先生、ノックを」

静「ああ、すまんすまん。うん、三人揃ってるな。」

八幡「先生、この雀卓何すか？どうせ平塚先生でしょ？」

静「おおそうだ。何、みんなで麻雀大会でもしようと思ってな。」

結衣「麻雀大会？」

静「ああ。大会は来週の土曜日。賞品は･･･比企谷に３回だけ何でも命令できる権利としよう。」

八幡・雪乃・結衣「！？」

静「人数は私が集めておくから、君たちはその間にルールを覚えておいてくれたまえ。じゃあこれで失礼するよ。」

八幡「ちょっとー、先生？なんで俺賞品になってるんですか？ねえ、ちょっと、ちょっとー？」

結衣（雪乃）「これは･･･（この勝負･･･）」

結衣（雪乃）「負けられない！（負けるわけにはいかないわ！）」