めぐり「比企谷くんって抱き枕欲しいの?」 (30)
八幡「最近寝不足が酷くて……」
めぐり「ふーん」
八幡「安眠グッズを探してたら、抱き枕いいかもなぁって」
めぐり「ふむふむ」
八幡「でも結構高いんですよね」
めぐり「なろうか?」
八幡「ん?」
めぐり×八幡の俺ガイルSSです。
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1455638111
めぐり「抱き枕欲しいんでしょ?」
八幡「え、あ、はい」
めぐり「私ね、抱き枕に関してはそれなりの知識があるんだよ?」
八幡「………はぁ」
めぐり「いい?抱き枕にも、人との相性があるの」
八幡「へぇ」
めぐり「大きさとか、柔らかさとか」
八幡「へぇー」
めぐり「比企谷くんが抱き枕を選ぶ時、迷わないように、私が診てあげるよ」
八幡「…………」
めぐり「診てあげるよ?」
八幡「……お願いします」
めぐり「ん!診てあげる」
めぐり「まずは、まぁ、大きさだね。比企谷くんの体に合う、抱き枕の大きさを計るから………。ちょっと両手挙げて?」
八幡「あ、はい」バンザーイ
めぐり「えい」ギュッ
八幡「!?」
めぐり「ふむふむ」ギュー
八幡「せ、先輩。何を」
めぐり「ほらほら、比企谷くんも私のこと抱きしめて?」
八幡「!?」
めぐり「?ほら、早く」
八幡「え、いや、なんで」
めぐり「なんでって……。比企谷くんがどんな風に抱きしめるか調べないと。そこからどんな大きさの抱き枕が合うか逆算するんだから」
八幡「は、はぁ………」
めぐり「ほら、私を抱き枕だと思って、ぎゅーって。早く」
八幡「…………」ギュッ
めぐり「あっ///」
八幡「………どうでしょう」
めぐり「………うん。この感じだと……比企谷くんより、ちょっと小さい位が良いかな」
八幡「……そうですか」
めぐり「丁度、私と同じ位の大きさかな」
八幡「……………そうですか」
めぐり「次は、まぁ、柔らかさだね。比企谷くんの体に合う、抱き枕の柔らかさを計るから………。ちょっと両手挙げて?」
八幡「あ、はい」バンザーイ
めぐり「えい」ギュッ
八幡「!?」
めぐり「ふむふむ」ギュー
八幡「せ、先輩。何を」
めぐり「ほらほら、比企谷くんも私のこと抱きしめて?」
八幡「!?」
めぐり「?ほら、早く」
八幡「え、いや、なんで」
めぐり「なんでって……。比企谷くんがどんな風に抱きしめるか調べないと。そこからどんな柔らかさの抱き枕が合うか逆算するんだから」
八幡「は、はぁ………」
めぐり「ほら、私を抱き枕だと思って、ぎゅーって。早く」
八幡「…………」ギュッ
めぐり「あっん、あぁ///」
八幡「………どうでしょう」
めぐり「………うん。この感じだと……ちょっと柔らかめのが良いかな」
八幡「……そうですか」
めぐり「自慢じゃないけど、私の体って結構柔らかいんだ」
八幡「……………そうですか」
めぐり「次は、まぁ、形だね。比企谷くんの体に合う、抱き枕の形がどういうタイプかを計るから………。ちょっと両手挙げて?」
八幡「あ、はい」バンザーイ
めぐり「えい」ギュッ
八幡「!?」
めぐり「ふむふむ」ギュー
八幡「せ、先輩。何を」
めぐり「ほらほら、比企谷くんも私のこと抱きしめて?」
八幡「!?」
めぐり「?ほら、早く」
八幡「え、いや、なんで」
めぐり「なんでって……。比企谷くんがどんな風に抱きしめるか調べないと。そこからどんな形の抱き枕が合うか逆算するんだから」
八幡「は、はぁ………」
めぐり「ほら、私を抱き枕だと思って、ぎゅーって。早く」
八幡「…………」ギュッ
めぐり「あぁっ、あっ、んっ///」
八幡「………どうでしょう」
めぐり「………うん。この感じだと……人の形に似てて、胸に当たる位置があんまり大きく出てないのがいいかな」
八幡「……そうですか」
めぐり「 胸に当たる位置があんまり大きく出てないのがいいかな」
八幡「……………何故二回言うんです」
めぐり「次は、まぁ、匂いだね。比企谷くんの体に合う、抱き枕の匂いを計るから………。ちょっと両手挙げて?」
八幡「あ、はい」バンザーイ
めぐり「えい」ギュッ
八幡「!?」
めぐり「ふむふむ」ギュー
八幡「せ、先輩。何を」
めぐり「ほらほら、比企谷くんも私のこと抱きしめて?」
八幡「!?」
めぐり「?ほら、早く」
八幡「え、いや、なんで」
めぐり「なんでって……。比企谷くんがどんな風に抱きしめるか調べないと。そこからどんな匂いの抱き枕が合うか逆算するんだから」
八幡「は、はぁ………。いや、抱きしめ方で匂いがどうこうって、ちょっと」
めぐり「うるさい!」
八幡「!?………?…………!?」
めぐり「ほら、私を抱き枕だと思って、ぎゅーって。早く」
八幡「…………」ギュッ
めぐり「あぁあっ、んん、はぁっ///」
八幡「………どうでしょう」
めぐり「もうちょっと待って///」スンスン
八幡「えっ」
めぐり「匂いは、計る、のが、難しい、から///」スンスン
八幡「やっ、その、もう」
めぐり「………うん。この感じだと……落ち着きやすいお花の匂いとかが良いかな」
八幡「……そうですか」
めぐり「それはそうと私の家はシトラスの香りがするよ」
八幡「……………いや、花とか言われても、あんまり」
なぜか知らんが雪姉で想像してた
めぐり「えっ」
八幡「……ありのままが、一番好きです」
めぐり「え、あ、うん。ありがと……」
八幡「………」
めぐり「………」
八幡「………」
めぐり「……比企谷くんって抱き枕欲しいんだよね?」
八幡「……はい」
めぐり「でも、お金が無くて買えない。と」
八幡「……はい」
めぐり「……私から提案があるんだけど……」
八幡「……なんでしょう」
めぐり「……私、なろうか?比企谷くんの、抱き枕に」
八幡「お願いします」ギュッ
めぐり「あっ///」
八幡「………」ギュー
めぐり「………」
八幡「………」ギュー
めぐり「……それで、料金だけど……」
八幡「え」
めぐり「ん?何?」
八幡「え、えっ、え」
めぐり「……えっと、話を続けるけど……私ってもう一生比企谷くんの物な訳じゃない?だから値段とか正確に付けられないの」
八幡「…………はい」
めぐり「だからね?等価交換で行こうと思うの」
八幡「………?」
めぐり「比企谷くん。私の抱き枕にならない?」
ー終わりー
ーおまけー
めぐり「抱き谷くーん」
八幡「……抱き谷て。なんですか?」
めぐり「私お昼寝するから、ベッドまで来てー」
八幡「……はい。あと、先輩」
めぐり「ん?なぁに?」
八幡「俺も一緒に寝るんで。ベッドで横になってもらっていいですか」
めぐり「………はーい!」
この後めちゃくちゃ安眠した。
ーおまけ2ー
八幡「……もうこんな時間か……。先輩。俺もう寝るんでベッド来てください」
めぐり「あ、うん………」
八幡「それじゃ、おやすみなさい………」
めぐり「あの、ちょっと待って」
八幡「……なんですか?」
めぐり「……比企谷くんには説明してなかったけど、実はこの抱きめぐりは追加料金を支払うことで、あるオプションが解禁されるの」
八幡「抱きめぐり………そんな名前だったんですか………。追加オプション?」
めぐり「その、ある意味安眠とはほど遠いんだけど………」
八幡「………?」
めぐり「あの、その、眠れない夜モードがあります………///」
八幡「………追加料金は」
めぐり「もちろん、比企谷くんが追加オプションを解禁してくれたら……いいよ///」
ー終われー
これは呪いのめぐりSSです。
このSSを見た人間は三日以内にこれと同じ後書きを添えてめぐりSS(ハッピーエンド)を書かなければ死にます。
死にます。
読んでくださった方々。
ありがとうございました。
>>11
比企谷八幡が敬語を使うのは魔王かアラサー。そしてめぐり先輩だけですからね。
もっとめぐり先輩のマイナスイオンを深く描写できるよう頑張ります。
とはいえ、ここまで同じキャラのSSを連投してたら(しかも短い)なんだか荒し染みているので、めぐり先輩のSSは控えようと思います。
もう一度、
読んでくださった方々。
ありがとうございました。
このSSまとめへのコメント
めぐりん最高!もっと!
めぐり「うるさい!」
八幡「!?………?…………!?」
ワロタ。
めぐりん最高ぅぅぅぅぅぅ!!
安眠した
めぐりんの人か