オペレーター女「た、端末のメモリーの容量が埋まっていきます!」
オペレーター男「85.86.87.88まだまだ上がっていきます!」
オペレーター女「き90%超えました!!」
指令女「限界ね、聞こえてる?落ち着いて聞いて、このままだと端末が重くなって正常な動作ができなくなるわ、こうなったらあなたの手でブーストするしかないわ」
俺「」
指令女「練習なし一発本番だけど、大丈夫あなたならいけるわ」
オペレーター女「ああもう時間がありません」
指令女「コントロールマニュアルにきり変えて!彼にすべてを任せるわ!急いで!」
オペレーター男「5.4.3.2.1コントロールマニュアルに切り替わりました!」
全員「いっけーーーーー」
俺「ブウウウウウウウウウウウウストオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
そして虹が表れどこからか声が聞こえてきた。
おめでとう。250MBメモリ解放されました。
戦闘員A「く、っここまでか」
B「増援は!増援はまだか!」
俺「畜生俺たちは見捨てられたのか、」
通信兵「ああ!たった今本国より連絡が!英雄さんがこっちに向かって来てくれているそうです!」
俺「英雄が?へへこれでちょっとは希望が見えたかな?」
A「そううまくはいかないらしい、敵軍今までにないくらいの激しい攻めを仕掛けてくるぞ!」
B「畜生あとすこし、あとすこしなのに!」
通信兵「英雄さんからの連絡が入りました!」
英雄「あと3分でいく!それまで、持たせろ!」
俺「」
A「も、もつのか、この数」
B「勢いが止まりません!あああもうだめだ!」
英雄「畜生まにあえええええ」
俺「英雄、貸しだからな。」
英雄「え?おい、まさか、おまえ!」
俺「あと3分持たせてやるよ!うおおおおおおおおおブウウウウウウウウウウウウストオオオオオオオオオオオオオオオ!」
そして虹が表れ。どこからか声が聞こえてきた。
おめでとうございます。200KBメモリが解放されました。
自分の使ってるスマホのメモリ解放ツールがメモリ解放するときブーストっていうんですね。
生きててブーストすることはないと思っていたのに、ブースト出来ると知ってから毎日ブーストしてるんです。
最初はただただブーストしてるだけで満足していたんだけれど、気がついたら、ブーストする前に心の中でこう盛り上げて、叫ぶわけです。「ブウウウウウウウウウウウウストオオオオオオオオオオオオオオオ」
魔王「いい加減学習したらどうだ」
俺「」
魔王「何度も何度も懲りもせず」
俺「」
魔王「もう何度目だと言うのだ」
魔王「いい加減諦めろ」
俺「ああ」
魔王「ふむやっと諦める気になったか?」
魔王「いやしかしここまで諦めず毎日毎日何度も何度も実行するお前の精神力は」
俺「一体いつになったら何度繰り返せば」
魔王「そうお前は懲りもせず、そうよく頑張った、と思うよ敵ながらな」
俺「心が折れなかった訳じゃない、もう楽になりたいと、思わなかった訳じゃない」
魔王「そうか、しかしそれもこれで終われるぞ、そうだなちっぽけな人間ながら称賛に値するよ」
俺「ありがとう」
魔王「すなおだな、こうなると、別れもなかなか惜しく感じてくるな」
俺「別れ?」
魔王「ん?命乞いか?私の元につくか?ははは人界の勇者が私の下にそれもまた」
俺「寝言は寝ていえ」
魔王「何?」
俺「俺は諦めないぞ!」
魔王「何だと?無駄だと言うのがわからないのか?」
俺「無駄じゃないさ!例え無駄だとしても、俺は何度でも何度でも!何度でも」
魔王「クククッいいだろう付き合ってやろう」
俺「何度溜まろうがそのたびにやってやる」
俺「俺はそう決めたんだ」
俺「いくぞ魔王俺と根比べだ」
魔王「かかってこい!」
俺「ブウウウウウウウウウウウウストオオオオオオオオオオオオオオオ」
そして虹が表れた。
どこからか声が聞こえてきた。
おめでとう。
189KB解放されました
俺「ほら見せてみなよ」
「ああ恥ずかしい」
俺「結構溜まってるじゃあないか」
「うう」
俺「どうした?」
「ど、どうした?ってわかってる癖になぜきくんですかぁぁ」
俺「え?ちょっとわかんないなー」
「いじわるです!早くしてくださいよ!」
俺「だからなにを?」ニヤニヤ
俺「言ってくれなきゃわかんないなー」
「ううう」
「もう意地悪するならいいです!言うこと聞かなくなってもしらないですからね!」
俺「」ニヤニヤ
「うううだんだん溜まってきた、結構辛くなってきたよぉ」
俺「どうした?」
「ああ良かった!気がついてくれた!あのお願いします!ここにさわって下さいます!ブー」
ブルブル
ブルブル
俺「あごめん友から電話だ」ニヤ
「ああそんなぁ」
「うう体がおもいよおお」
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