助手「先生、どうしました?」ムキッ
魔法使い「っ、な、何でもないわよ?」
助手「そうですか。ではこの資料別の部屋に移しておきますね」ムキムキ
魔法使い「よろしく・・・」
助手「あれ?量の割に軽いなぁ」ヒョイッ
ノッシノッシ
魔法使い「・・・」
魔法使い「あんな重そうな紙束を片手で軽々と・・・」
魔法使い「昨日まで普通の少年だったのに、今日見たら少年の顔した何者かになってたのよねぇ・・・」
魔法使い「私何かしたかしら・・・?」
魔法使い「ねぇ、ちょっと」
助手「はいッ!!」ムキッ
魔法使い「(声が大きい・・・)あなた最近・・・何か悪いものを食べたりした?」
助手「えっと、僕が作ってるので別段変わったものは・・・」ムキ・・・
魔法使い「料理は私も食べてるからわかってるのだけど」
魔法使い「間食はした?」
助手「うーん、最近はとってないです」ムキムキ
魔法使い「そ、そう」
助手「あ、でも今日町で見つけた飲み物があるんです」ムキ
助手「これなんですけど」コトッ
魔法使い(プロテイン・・・?)
助手「美味しいですよ!先生もどうですか?」ムキムキッ
魔法使い「い、いや・・・私は遠慮するわ」
助手「急に僕の食生活を気にしだして・・・」ムキ
助手「先生どうしたんですか?」ムキッ?
魔法使い「ち、ちょっと気になることがあってね・・・」
魔法使い「例えば、ほら、さっきから、そのー・・・ポージングみたいなことやっているでしょう?」
助手「へ?」ムキ
助手「あッ!すみません!最近長く立ってると辛くて、姿勢を変えてたんですけど・・・」ムキッ
助手「座り仕事が多くて運動できてませんから体力が落ちてるんだと思うんです」ムキムキッ
助手「すみません・・・」ムキ・・・
魔法使い「そっ、そうなの。私の配慮が足りなかったわね」
魔法使い「そこにかけなさい」
魔法使い(え・・・これで・・・)
助手「ありがとうございますッ!」ドスッ
魔法使い(体力がない・・・?)
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