男「ち…痴女の恩返し…?」痴女「うふふ…」(97)

  ∧,,∧
 ( `・ω・) ようこそ、ID腹筋スレへ!
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 しー-J

ここはsageずに書き込み、出たIDの数字の回数だけ腹筋をするという、
硬派なトレーニングスレです。

例1 ID:wwh4KMp2 の場合 42なので42回頑張りましょう。
例2 ID:bicycle. の場合 数字がないので今回はお休み

さあ、存分に腹筋するがよい。↓

ピンポーン

男「はいはい、何ですかー……」ガチャッ

痴女「どうも!こんにちはー男さん!」

男「へ?……え?誰?」

痴女「うふふ、私は先日助けていただいた……あ!ゲホンゲホン!ゴホッ!」

男「助けて?……何の話?」

痴女「いや!何でもありません!男さんには、毎晩オカズとして助けてもらってるっていう話でして」

男「何の話!?」

男「ええと、貴女は……?」

痴女「痴女です」

男「……痴女さん、ですか」

痴女「はい」

男「……痴女なんですか?」

痴女「はい。あ、今もおしりにバイブ入ってますよ?」

男「……そうですか」

痴女「見ます?」

男「結構です」

男「ええと、それで……なんで俺のアパートに?」

痴女「単刀直入に言います!一泊させて下さい!」ペコリッ

男「は?いやいやいや……無理ですけど」

痴女「そこをなんとか!お願いします!」

男「いや、ちょっといきなりすぎて意味わかんないですし」

痴女「いきなり挿れるっていうのも無理矢理感あっていいですよねー」

男「何で今セックスの話になった」

痴女「あ、私もタダで泊めてもらおうとは思ってませんよ?」

男「……はあ」

痴女「そうですねー、いつもなら一晩2万円なんですけど、今回は特別に2000円でどうです?」

男「それ何の値段の話?ていうか金取るのかよ」

痴女「とにかく!泊めて下さい!お姉さんを助けると思って!」

男「だから、嫌ですって……何なのこの人」

痴女「断るっていうのなら……こちらにも考えがありますよ?うふふ……」

男「な、なんですか?」

痴女「全裸になってアヘ顔ダブルピースしながら大声出します」

男「俺が悪かったっす」

痴女「許可もらった事ですし、早速お邪魔しまーす」ガチャッ

男「あ、ちょっと勝手に入らないで下さいよ」

痴女「ほおー、なかなか片付いてますね」

男「はあ、そりゃあどうも……」

痴女「思ってたよりも、イカ臭くないし」

男「俺の事どう思ってたんだろう」

男「ていうかマジで泊まるんですか……」

痴女「はい!あ、別に気を使わなくってもいいですよー」

男「と言われても、やっぱり女の人となんて……」ゴニョゴニョ

痴女「あ、もしかして……男さん、童貞チキンさんですか?」

男「チキンは余計だ」

痴女「ほほう、お姉さん興奮して濡れてきました」ハァハァ

男「貞操の危機だ」

男「ええと、とりあえず……そんな分厚いコート着てたら暑いでしょ?」

痴女「あ、これですか?」

男「ここにハンガーあるんで、これで……」

痴女「いいんですか?この下全裸ですよ?」

男「やっぱ今の無しで」

痴女「さて、お部屋拝見も終わった所で……男さん」

男「はい?」

痴女「……お腹がすきました」グーッ

男「……いきなりメシたかるんですか。まあいいですけど……」

痴女「あ!一応言っておきますけど」

男「ん?」

痴女「私、牡蠣とスッポンと精液以外は食べませんので」

男「偏食にもほどがある」

痴女「ご馳走様でした。食欲的な意味で」ゲプッ

男「……マジで牡蠣以外食わなかったよこの人……」

痴女「ふうー、お腹もいっぱいになりましたし、そろそろやりますか」

男「え?……何を?」

痴女「セックス」

男「ストレートすぎる!」

男「あのー……俺、マジで何もする気ないですからね」

痴女「え!?何でですか!?女の子連れ込んでヤらないとかマジインポ野郎ですか!?」

男「インポでもねえしアンタが強引に入り込んで来たんだろ」

痴女「……言っておくけど、アレですよ?」

男「なんだよ」

痴女「嬢呼んでおいて『今日は何もしなくていい、ただ側にいてくれるだけでいいんだ』とかいう行為取っても、嬢めっちゃ迷惑ですからね?好感度上がりませんからね?こっちはさっさと一発ヌいて退散したいんで」

男「そういうつもりは一切ねえよ!」

男「俺ホント、そのー……そういうのは、もっとムードとかそれまでの過程とか大事にしたいし……」ゴニョゴニョ

痴女「うっわー思考回路まで中学生童貞ですか。こりゃあ救えませんね」

男「うっせえ。男はロマンを追う生き物なのっ」

痴女「しかし困りましたね……安易なセクロスシーン入った方が閲覧者に人気高いと思うんですけど」

男「アンタ何の心配してんの?」

男「あーもういいや……さっさと寝よう。一晩泊まったら出てくんでしょ?じゃあおやすみなさい……」

痴女「寝る……ハッ!」

痴女(男一人のアパート暮らしという事は、ベッドは一つだけ……つ、つまり!これ暗にヤっちゃうつもり?ヤっちゃうつもりですよね!?ひゃほう!)

男「じゃあ、俺こっちのソファ使うんで。痴女さんはベッドで寝ていいですよ」

痴女「草食獣って貴方のような人の事を言うんでしょうね」

痴女「そ、そうだっ!私達お風呂まだでしたよね、ね?」

男「風呂場そこの扉です。俺はもう寝ます」

痴女「お、お姉さんと一緒に入ったりー!なんて……」

男「俺今日風呂いいですわ……眠いんで寝ます」

痴女「じゃ、じゃあじゃあここで私のストリップターイム!脱いじゃいますよーこのコートの下見せちゃいますよー!ついにはくぱぁ♪とかも……」

男「ぐー、ぐー……」

痴女「……ねえ、私ってもしかして魅力無いですか?」

痴女「はあ……」ポスッ

痴女(おかしいなあ……私せっかく恩返しに来たのに……全然返せてないじゃん……)ゴロッ

男「ぐー、ぐー……」

痴女「……私の気持ちなんて知らないで、グッスリ寝ちゃって……あ」

痴女(そうだ……寝込みを襲えば……!)ススス……

男「ぐー、ぐー……」

痴女「うふふ、気持ちよさそうに寝てますねー……お姉さんが、もっと気持ちいいことしちゃいますよー」

男「……」

痴女「ではではとりあえず、ズボンを脱がせまして……」ゴソゴソ……

男「……あの」

痴女「わっひゃいっ!?え?え!?……え?」

男「……マジ迷惑なんでやめてもらえます?」

痴女「……起きてたんですか?」

男「俺眠り浅いんですよ……」

痴女「なんてこったい」

男「ぐー、ぐー……」

痴女「ううう……何も出来ないなんてくやしい……何もされないし」ゴロゴロ

男「ぐー、ぐー……」

痴女「絶対に、恩返ししないと……絶対に、ぜったい……」ウトウト……

男「ぐー、ぐー……」

痴女「ぜった……い……すぴー……」

…………

…………

痴女「……とか思って、はや三日経ちましたね」

男「うん……そうだね」

痴女「まあ、こうしてゴロゴロしながらカキフライ食べるっていうのも悪くないですねー。うん」ゴロゴロモグモグ

男「……なんでまだここにいるんだよ」

痴女「まだ恩返しが出来ていませんからね。仕方ないですよねー」ゴロゴロ

男「恩返しとか意味わかんねえし……ハァ、ちょっとバイト行ってくる」

痴女「またですかー?最近そればっかですねー」

男「お前が牡蠣ばっか食うから金がねえんだよ」

痴女「精液なら無料ですよ?」

男「絶対あげない」

痴女「仕方ない。暇ですからその間エロ本探しでもしますか」

男「……そんなもん置いてないけど、勝手に部屋漁るなよ」

痴女「チッ、パソコン派ですか。紙という媒体だからこそ興奮するのに」

男「あと、裸コートの格好で部屋から出るなよ。通報されるから」

痴女「わかりました。外出する時は服脱ぎます」

男「お前は捕まりたいのか?」

バイト先のコンビニ――

男「いらっしゃいませー。598円のお買い上げです。……丁度ですね。ありがとうございましたー……」

ピンポンピンポン……

男「……ふう、客少なくなってきたな……」

女「よっす男くん。バイトお疲れー交代するよ」

男「あ、どうも女先輩」ペコッ

女「最近バイト頑張ってるねー。どしたの?」

男「いやあ、ちょっと色々ありまして……」

女「もしかして、彼女?」

男「違います。断じて」

男「なんかもう色々と説明面倒なんですけど、ちょっと同居人が出来まして。金かかるんですよ」

女「へー、同居人ねえ……女性?」

男「……一応女の人ですけど」

女「そっかー……むふふ、ついに男くんにも春、かあ……いいね、青春だねっ」

男「そんなんじゃないですよ、マジで」

女「あんまりガッついちゃ駄目だぞー?女の子ってそういうの、結構苦手な娘多いんだからね?」

男「むしろ向こうがガッついてるんスけど」

男「じゃあ、上がりますね。お疲れ様です」

女「おーご苦労さんー。あとは任せてちょー」フリフリ

男「……あ、女先輩。一個聞きたいんですけど」

女「ん?何かな?」

男「……この辺で、牡蠣安く売ってるとこ無いすかね?」

女「おおう、お盛んだねー……」

男「いや俺が食うんじゃないんすよ」

ガチャッ

男「ただいまー……」

痴女「お帰りなさーい、ア・ナ・タ♪」

男「……何それ」

痴女「私にする?私にする?それとも……わ・た・し?」

男「何その一択問題」

痴女「ご飯だろうがお風呂だろうが、女体盛りとソープ風呂にするので答えは一緒という事です」

男「超困るー」

男「……ていうか、その……」

痴女「はい?」

男「……何で裸エプロンなの?」

痴女「サービスですよぉ。もしくは激しいアプローチ」

男「さっさと着替えてこい」

痴女「ちぇー、せっかく買ってきたのに……」ブツブツ

男「俺があげたお小遣いをアホな事に使うなよ……ほら、晩飯」ガサッ

痴女「え?……作ってくれないんですか?何このスーパーの袋」

男「お惣菜コーナーで、カキフライが半額になってたから買ってきた。それでいいだろ?」

痴女「……うーん、私ですね、こういうのは結構こだわるタイプっていいますか……食べてるもので身体は作られる訳ですから、いいもの食べないといけないと思うんですよねえ……」

男「偏食家が何言ってやがる」

痴女「ていうか、ぶっちゃけるとですね」

男「はい」

痴女「……スッポン食べたい」

男「どこで売ってるんだよ」

痴女「ううう……こんな安物のカキフライで生活してたら、私の精力枯渇してしまいますよお……」ハムハム

男「そのまま枯れ果ててしまえばいいのに」

ゴロゴロゴロ……

痴女「今日も男さんを襲えなくって暇ですねー……襲ってくれないし」ゴロゴロ

男(ここに押しかけてそろそろ一週間か……)

痴女「この牡蠣醤油ってすごいですね。ほのかに漂うオイスター風味がたまんないです」モグモグ

男「それ高かったからあんましドバドバ使うなよ」

痴女「いやー、これかけたら何でも食べられちゃうから、たまんないんですよねー。お煎餅につけてもうまーい」パリパリ

男(はあ……マジで金がやばい……)

男「……ちょっとバイト先行ってくる」

痴女「え?今日バイトお休みですよね?」

男「……金がやばいんだよ。お前がタダ飯食いまくるから」

痴女「えっ!?……そんなにヤバいんですか?」

男「ああ」

痴女「ついでに性欲もヤバくなってませんか?」

男「草食獣ナメんな、あと三週間はいける」

男「店長に言って、シフト増やしてもらうか……ハァ、面倒くさい……」

痴女(!!……わ、私……男さんに恩返ししようと思ってたのに、逆に迷惑をかけちゃってます……!?)

男「じゃあ、行ってきまー……」

痴女「ま、待ってください!」

男「へ?」

痴女「ちょ、ちょーっとだけ……お姉さんに時間をくれませんか?」

男「……いいけど……何?」

ガチャッ……

痴女「ええと……私、これから部屋に閉じこもりますけど」

男「え?……うん」

痴女「絶対に、ぜぇーったいに中を覗かないでくださいね!?」

男「?……うん。何?」

痴女「ぜったいのぜったいですよ?絶対絶対ぜっったいですからね?」

男「わかったよ。見ないって、覗かないって……」

痴女「……フリじゃないですよ?実は覗かれた方が興奮するとかじゃないですからね?」

男「わかったっつってんだろ」

バタンッ

男「……何なんだよ、一体……」

『……んっ……はぁっ……あっ!……あんっ』

男「?……なんか、声が聞こえる?」

『ああっ……男さん、おとこ……さぁんっ……ああっ!』

男「?……よく聞こえないけど……俺の名前呼んでんのか?」

『ああんっ!もうダメっ……イっ……イッちゃうぅぅううう!!……はぁ、はぁ……』

男「……」

男(なんかよくわかんないけど……絶対に覗いてはいけない気がした!)

ガチャリッ

痴女「お待たせいたしましたー」

男「うん。……で、何だったの?」

痴女「ふふふ、男さん……これを持って行ってください」

チャポンッ

男「……何?このペットボトルに入った液体」

痴女「私の愛え……あ!いやそうじゃなくって!……ラブジュースです」

男「おーい正体隠せてないぞー」

痴女「まあまあまあまあとりあえず!持って行ってください、邪魔にはなりませんから!」グイグイッ

男「いらねえよお前から出た液体なんて!!何!?俺にどうしろっていうの!?」

痴女「まああれですよ、誰かに飲ませてみて下さい」

男「最低だ!!」

痴女「もしくは男さんが飲んでもいいんですよ///」

男「俺にそんな変態性癖は無い!!」

痴女「自慢じゃないんですけど、美味しいですよーこれ」

男「味に自信あんの!?どういう事!?」

痴女「とにかく、誰かに飲ませてみたらよーくわかりますよぉ~~」

…………
……


男「……って言われて、押し付けられたけど……」

チャポンッ

男「……マジでどうすればいいんだ……愛液をペットボトルに入れて持ち歩くとか、俺変態じゃねえか……」

男「どうしようかな……どこに捨てよう、これ……」

テクテク……

女「……ん?あれ、男くん?」

男「へ?……あ、女先輩」

女「わー、なんか町中で男くんに会うのって新鮮ー。どうしたの?今日バイト休みだよね?」

男「はあ、ちょっとシフトの事で店長と相談しようかと……」

男「女先輩は、バイト終わりですか?」

女「そうなのじゃー。もうこの年になると立ち仕事がしんどくてのー……」

男「先輩俺の一コ上じゃないっすか」

女「まあそれは冗談だけど、しんどいっていうのは結構マジ。今日忙しくってさー。まだ昼間は暑いし汗かいちゃった」

男「お疲れ様です」

女「はあ……ノド乾いたなあ……」

男「……え」

女「そうだ男くん、ちょっち時間あるならあたしとお茶でも――」

男「女先輩、これ……飲んでみませんか?」

チャポンッ

女「……え?何これ?……水?」

男「……どうぞ」

女「いや、『どうぞ』じゃなくって、何なのこれ?どっかで買ったの?」

男「さあさあさあ、一気にいっきに」グイグイッ

女「ちょ、だからこれ何?押し付けないで……って臭っ!なんかこれ臭ッ!!」

男「美味しいですから、おそらくきっとたぶん美味しいですから」グイグイッ

女「いやいやいや信用ならんよ!正体判明しないとさすがに飲めないよ!」

男「騙されたと思って!一口だけでいいから!!」グイグイッ

女「いやいやいやいやだからその!本当マジ困るって!あたし結構潔癖症なとこあるし!こんな得体のしれないモノ――」

男「面倒くせえ、無理やり飲ませるか」グイッ

女「ちょ!マジで!?男くん先輩に対する扱いとかおごごごごごごご!ほ、頬おひゃえるのはやめへ!」

男「とりあえず、毒味で一口グイッと」グイッ

女「どくみぃ!?それって一体……ングうっ!」ゴクンッ

女「ッ!?…………」

男「……ど、どうですか?」

女「……」プルプルプル……

男「……あ、やっぱり不味かったっすかね?ハハハ……いや、そりゃあそうだよな。俺なにあいつの言う事信じてたんだろ……」

女「……」

男「……あの、えっと……すみません。女せんぱ」



女「うんまああああああああああああああっっっっ!!!」ドーン!!

男「えっ」

女「え!?何これ?これっ……いやホント……」

ゴクゴクゴクゴク!!

女「うんみゃあああああああああああっっ!!!」ペッカーッ!!

男「嘘ーん」

女「さらさらとしているのに、まったりと舌の上に広がる旨味!絶妙な塩加減!ほのかに香る桃のような良いにおいっ!磯のような臭みも持ちあわせているけれど、それがまたクセになるっ!うあああああ……!!」

ゴキュゴキュゴキュゴキュ!

女「こんな美味しい飲み物っ!あたし初めてぇぇぇぇえええっ!!!」ビクンビクン

男「いやあ……正直引くわー」

女「男くん!おかわりはっ!?」ハァハァ

男「えっ飲みきったの?」

女「おかわり!おかわりちょーだいっ!あたしもう我慢出来ないっ!お金なら言い値で払うからっ!!はやくこの飲み物をぉぉ……!!」

男「えーっと……たぶん、家帰ったらあると思うんですけd」

女「ならさっさと取ってくる!!これ先輩命令だからねっ!!」

男「理不尽すぎやしませんかね?」

ガチャッ

男「た、ただいまー……」

痴女「あ、お帰りなさーい。早かったですねー?」

男「うん。……あの、さ……?」

痴女「はい?なんでしょう?……ハッ!もしかして、ついに私とセッk」

男「さっき俺にくれた液体……まだある?」

痴女「え?……ああ、それなら500ミリペットボトルに2ダースほど入れましたよ」

男「そんなにあんのかよぉ」

男「ふう……走って取ってきましたよ、女先輩」

女「ありがとおおおおお!!」パシッ!!

ゴクゴクゴクゴク!!

女「うんめええええええええぇぇぇぇっ!!んはあっ///」ビクンビクンッ

男(……麻薬でも入ってんじゃねえだろうな)

女「男くん!本当にありがとう!!お金払うよ!?」

男「は?いやいやいいですよ、別に」

女「今手持ち少ないんだけど……1万円でいい?」

男「そこまでの価値があるんすか?」

女「こんなにも美味しい飲み物を、独占してるなんて絶対ダメだよ、男くん!」

男「別に独占してる訳じゃないんですけどね」

女「ちょっと店長に、うちのコンビニで商品として出せないか聞いてみる!」

男「無茶苦茶言いやがるなこの人」

女「大丈夫、儲けの大半は男くんがもらっていいから!その代わり商品の供給お願いね?」

男「別にいいですけど……売れないでしょ」

女「とりあえず一本店長に渡してくるねーっ!!」

タッタッタッタ……

女「二つ返事で販売OKだって」

男「早ァッ!!え?マジ?」

女「一本一万円での販売」

男「コンビニでその値段で売るの?あの得体のしれない飲み物を?」

女「大丈夫、絶対人気商品になるから!」

男「頭冷やして下さい先輩、アンタもうおかしくなってますよ」

女「とりあえず、男くんが持ってる分全部店頭並べてみてー……」

…………

…………

女「……30分で完売したね」

男「こんなの絶対おかしいよ」

男「……ただいま」ガチャッ

痴女「今度こそお帰りなさーい。女体盛りの準備は万端ですよっ!」

男「いやそういうのいいから。……あのさ」

痴女「はい?」

男「……広島県産の、殻付き生牡蠣買ってきた」ガサッ

痴女「うええッ!?ど、ど、ど……どうしたんですかッ!?え?これ夢?」

男「その、臨時収入入ったから。……お前のお陰で」ボソッ

チュルンッ

痴女「んっ!おーいーひーい……しあわせ」トロンッ

男「その……さ?一つお願いがあるんだけど」

痴女「なんですか?セックスですか?いつでもどうぞ!もうヌレヌレですから!」

男「……今日お前がくれた液体」

痴女「?……はい」

男「……これから毎日、大量にくれないか?」

痴女「え?別にいいですけど……もしかして、男さん全部飲んだんですか?それはさすがに……」

男「俺は一滴も飲んでねえよ」

痴女「じゃあ、ちょっと入れてきますのでー」

男「わかった。外出るわ」スクッ

痴女「の、覗かないでくださいよ?ホントにダメですからね?」

男「わかってるって」

痴女「実は覗かれる方が興奮する、とか……そういうのじゃないですからね?マジで」

男「何と言われようが俺は覗かねえ」

…………

男(……それからというもの、痴女さんは毎日毎日大量に謎の液体を用意し、俺はそれを売りまくった)

男(今ではコンビニには毎日長蛇の列が出来ている。俺はバイトとは思えないくらいの大金を手に入れてしまった……)

痴女「うっほー!こ、これスッポン!?いいんですかこんな高いの!?」

男「ネットで買ったら結構安かった。まあ……お前にはお世話になってるしな」

痴女「うんまぁーっ!最高ですねえ……」

男「そうか……」

痴女「これで男さんのち○ぽ食べられたら最高なんですけど」

男「絶対やらねえ」

男「さて、それじゃあ……バイト行ってくる」

痴女「いってらっしゃーい!……うふふ、なんか私達……夫婦みたい、ですね?」

男「……んな訳、あるか」

痴女「うふふ、テレちゃってぇーもうっ!……お仕事、頑張って下さいね?」ニコッ

男「バイトだけどな」

痴女「おみやげ、楽しみにしてますよー。私次は岩牡蠣が食べたいです!」

男「お前どんどん遠慮無くなってきてるな……」

男「それじゃ」ガチャッ

痴女「はーい!」フリフリッ

男「……あのさ」クルッ

痴女「え?はい?」

男「……俺、お前に……感謝してるから」

痴女「……え?」

男「……んじゃな」キイッ

パタンッ

痴女「……今の言葉、って……」

痴女「……うふ、うふふふふ……!」

痴女「やったあ……私、男さんにしっかり恩返し出来てたんですね!はあ……良かったぁ。まだセックスはおろかキスもしてないから、全然恩返し出来てないって思ってたよお……」

痴女「はあ……うれしいなあ……」

痴女「……さーてっ!私は私で……今日も愛液ティーたっぷり出そうかなっ!」ゴソゴソッ

痴女「……んっ……あんっ……はあ……」クチュクチュ

男「ちょっと遅れてるな。バイト急がないと……」スタスタ……

男「……あっ!!」ピタッ!

男「やっべー俺バイトの制服持ってくるの忘れてんじゃん。洗濯して忘れてた……」

男「さっさと取りに戻ろう。遅刻して液体の納品遅れたら客に殺されるしな……」

スタスタ……

痴女「……あはぁっ///……お、とこ……さん……男、さあんっ……」クチュクチュ

痴女「あっ!きちゃうっ……もう、ダメっ……わ、たし……イッ……!」ピクンッ

痴女「イッ……イッちゃうっ……ああんッ///……イく……もうイく――」

ガチャッ!

男「すまん、忘れ物しちゃってー……」

痴女「えっ!!」

男「えっ」

痴女「お、おとこ……さん?……」

男「痴女さん?……え、ちょ、え?な……え?」

痴女「み、見ないで……お、ねがい……み――」

痴女「見ないでぇぇえええええ!!」

プシャアアーッ!!

男「……」ビッチョリ

痴女「!!――……っはあっ!はあ……あふ……」ビクンビクン

男「……お、お前……」

痴女「え?……あ!す……すみま、せん……男さ……あダメ、まだガクガクしてる……」

男「お前……それ……」

痴女「い、今すぐタオル用意しますから……お、怒らないで……」

男「お前ッ!!『その右腕に巻いてある包帯』はッ!!もしかしてッ!?」

痴女「えっ」

男「もしかして……お前がッ!!『彼女』だというのかよォ――ッ!!?」

ドーン!!

痴女「い、いやいやいやいや!目の前でお姉さんがオ○ニーしてイって潮かけられたんですよ!?何その反応!?」

男「お前があの、『彼女』だったとは……クソ、全然……気付かなかったぜ……!」

痴女「なんかキメ顔してるけど、愛液まみれですからね?」

…………

唐突に回想――

ゴロツキ1「ヘイねーちゃん!こんな所で何ぶらぶらしてんの?俺らと遊ばない!?」

清純女「こ、困ります……私、用事がありますし……」

ゴロツキ2「んなのどーだっていいじゃん!俺らとイイコトしようぜえ?ゲヘヘ!」

ゴロツキ3「とりあえずパンツ脱いだ」

清純女「ぴいっ!ほ、本当困りますって……お、大声出しますよ?本当に出しますよ?」

ゴロツキ1「おおーっいいねえドンドン出しな!こんな裏路地に誰も来ねえよっ!」

ゴロツキ2「ま、俺らに見つかったのが運の尽きだと思って諦めるんだなァーッ!」

ゴロツキ3「じ、自分初めてなんで優しくお願いします」

清純女「だ……誰か助けてぇーっ!!」

ゴロツキ1「声出しても無駄だっつってんだろうがっボケ!」ガシッ!

清純女「い、痛い!放して下さいっ!」

ゴロツキ2「とりあえず脱がそうぜ、コイツ結構いい乳してやがんぜ」

ゴロツキ3「想像するだけで、うっ!……ふう……」

清純女「お、お願い……誰か……」ポロポロ……

ゴロツキ1「ギャハハハハ!誰も来ねえっつってんだろうがッ!イイねぇ~~その顔!ソソるぜぇ?クヒヒ……」

ゴロツキ2「そのかわいー顔……白濁色の液体まみれにしてやんぜーッ!!ゲヘヘヘヘヘヘヘヘヘ!!」

男「オラアッ!!」ドガアッ!!

ゴロツキ2「いきなり何グバアッ!!」

ドシャアーッ!

ゴロツキ1「相ぼ――う!!」

清純女「え?……え?」

ゴロツキ1「て、テメェ……一体何者だっチクショーッ!!」

男「……通りすがりのバイト帰りだ。……ウチのコンビニの裏でうっさいんだよ」

ゴロツキ1「アア?通りすがりだあ?……不意打ちで相棒ぶっ倒しただけのヤツが、調子乗ってんじゃあねえぞゴラ!」

男(やっべー不意打ちのラッキーパンチで倒しただけってバレた)

ゴロツキ1「おい、ゴロツキ3!いっちょやっちまおうぜ、なあ!?」

ゴロツキ3「いや、僕そういう暴力とか良くないと思うんだよね……何の意味もないし……っていうかもうどうでもいいし……」

ゴロツキ1「いきなりどうしたお前ーッ!!?」ガビーン!

男「ラッキーパンチ×2!!」

ゴロツキ1「ぐはあっ!!」ドサアッ!

ゴロツキ「俺もっ!?」ドグシャア!!

男「ふー……きみ、大丈夫?」

清純女「え?あ、は、はいっ!」

男「こういう奴らがいるから……夜の人通り少ない所とか、注意したほうがいいよ」

清純女「……はい……」ポーッ

男「あっ、右腕怪我してるじゃん」

清純女「え?あ、本当だ……さっき腕掴まれたから」

男「こっち来て。簡単なのしか持ってないけど、救急セットあるから」

清純女「はい……ありがとうございます」

シュルシュル……

男「んー……こんなもんかな?痛くない?平気?」

清純女「はい。……あ、あのっ!」

男「ん?」

清純女「その……名前……」

男「……名前?」

清純女「名前……教えてもらっても、いいです……か?」

男「ああ、男だよ。……俺の名前は、男」

清純女「……男、さん……」

…………

…………

男「……あの時、ほとんど初めてのケンカで興奮しちゃって、連絡先聞くの忘れてて……正直もったいない事したなーと思ってたんだよ」

痴女「は、はあ」

男「見た目マジ好みだったしね。俺も男性だからね。やっぱりそういうの期待しちゃうじゃん?」

痴女「そうですねえ……あはは……」

男「で、ずーっと思い描いてて……いつか会えないかなーとか思ってたんだけど……」

痴女「……はい」

男「……なんで痴女になっとんねん」

痴女「いやまあ、色々ありまして……」

痴女「私もですね、男さんに恩返ししたいなーって思ってたんですよ」

男「ほお」

痴女「けど、私自分の容姿に自信持てなくって……よく田舎者って馬鹿にされてましたし」

男「その清純っぽさがいいのに」

痴女「で、ずーっとずーっと、ずぅ~~っと、思い悩んでいたら……」

男「うん」

痴女「……神様が現れまして」

男「おいいきなりキナ臭くなったぞ」

痴女「『お前の望みを叶えてあげましょう。何でも言いなさい』って感じで」

男「……はあ」

痴女「当然私は、『男さんに恩返ししたいです!』って言ったんです」

男「うん……それで?」

痴女「『男に恩返し?うーん、難しいけど……とりあえず喜んでもらえればいいんだよね?』って言ってきて」

男「はい」

痴女「『じゃあとりあえずお前ビッチになってセックスしたら万事解決じゃね?』って」

男「神様殺してえ」

痴女「そんな訳で、痴女となって男さんの所まで来た訳です」

男「……はあ……そうですか」

痴女「……あの、男さん?」

男「……なに?」

痴女「私、その……痴女、ですけど……まだ、しょ……処女、ですから……///」

男「……」

痴女「ずっと、男さんに恩返しするために……守ってきました。私……優しくて、かっこよくて、頼りになって、話もうまい……男さんが、大好きです」

男「……」

痴女「お願いします。私の処女……もらって、ください……」

クチュッ……

男「……」

痴女「私は、もう……準備、出来ています、から……」

男「……」

痴女「……」

男「……」

男「……いや俺、ビッチ苦手なんだよね」

痴女「どんだけ草食獣なんですかぁぁぁぁぁ――っ!!!」ドーン!!

…………

…………

正体を知られてしまった痴女は、
もう男さんの前にはいられませんので、
とおく、とおくの違うくにへと、
帰っていってしまいました……。

それから先、痴女がどうなってしまったのかは、
誰も、だあれも知りません。
お空にかがやく太陽だって、町中をはしる風さんだって、
誰も、だあれも知らないのです。



しかし、それから少し先のこと、
男さんは、可愛らしい女性と、
幸せな結婚をいたしました。

その女性は、田舎から出てきたような、
暖かな笑顔を振りまく、清純な女性でした。
優しいやさしい、可愛い彼女を、
男さんはそれ以上の優しさで、包み込んであげたそうです。



彼女は、下のお口から、
えっちなお汁がだらだらと、止めどなく溢れ出てくる体質でしたが……
男さんはそれでもずっと愛して、
いつまでもいつまでも、ずっとずっと、



二人は幸せに暮らしましたとさ……。



おしまい。

最後までありがとうございました
何書いてんだ俺、マジで
あー妹の愛液ティーごくごくしたい

妹「お兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお(ry」
はい前回こちらです
ではまた腹筋スレで……妹以外のは書くの難しいなあ……

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