杏子「幸せな幻想を。」 (33)
※叛逆ネタバレあり
※若干シリアス
もうそろそろ駄作の人って言う感じの定評が付きそうな>>1です。
前々作
ほむら「杏子をループに引き連れて。」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1408160771
前作
まどか「ママに魔法少女の事言ったら理解してくれた。」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1408463604
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1410667563
私は走る。ただひたすらに走る。
その先に何があるかわからないまま、走る。
ガチャ
まどか「え……?」
そこには、変わり果てた見滝原で、独りで化け物と戦う女の子の姿があった。
キュゥべえ「仕方ないよ。彼女一人では荷が重すぎた。」
白い生き物が、何か言ってる。
私はわけもわからないまま、その話を聞いていた。
キュゥべえ「でも、彼女も覚悟の上だろう。」
これが、覚悟の上?あんなに傷ついて、あんなにボロボロになって。
まどか「そんな…あんまりだよ、酷すぎるよ…!」
キュゥべえ「諦めたらそれまでだ。」
え?
キュゥべえ「でも、君なら運命を変えられる
。避けようのない滅びも、嘆きも、全て君が覆せばいい。そのための力が、君には備わっているんだから。」
まどか「本当…なの?」
あぁ、でも、あの子が何かいってる…。
必死に何かを訴えてる…助けて?違う…何をいってるんだろう。
まどか「私なんかでも、本当に何かできるの?こんな結末を変えられるの?」
私はその子を見ながら白い生き物と話を進める。
キュゥべえ「もちろんさ。だから僕と契約して…魔法少女になってよ!」
この>>1は書き出しだけはいつも上手いんだよなぁ…
途中で飽きてるんだろうか。
まぁ今作も期待
>>3
コピー誤爆
すいませんでした。
136 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage] :2014/09/13(土) 22:33:08.74 ID:8K8ltf0lO [携帯]
ほむら「杏子をループに引き連れて。」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1408160771
まどか「ママに魔法少女の事言ったら理解してくれた。」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1408463604
この駄作を作り上げたやつがそろそろ新しい駄作を作るらしいぞ。
137 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage] :2014/09/14(日) 06:31:24.84 ID:fJDOSHmXO [携帯]
両方良作だ
新しいの期待する
これもでしょ?
では再開します。
そこで目が覚める。
まどか「ん……ふわぁ……夢オチ…?」
ーーーーーーーーーーー
まどか「おはよう、パパ。」
知久「おはよう、まどか。」
まどか「ママは?」
知久「タツヤが行ってる。手伝ってやって。」
まどか「はーい。」
ティヒヒ、パパはトマトに夢中だね!
和久「ふ……トマト一筋30年の僕にかかればこのトマト達を極上の一級品にだって出来るのさ……!!」
ーーーーーーーーー
タツヤ「ママ、ママァ!あーさ、あーしゃぁー!起きてぇ、ママ!ママァ?。」
ドン!
やっぱりタツヤでも起きないかぁ…。
ガラッ!!
まどか「おっきろぉ?!!」
詢子「どわぁぇぇぁぁ!!……あれ?」
タツヤ「ママ起きたねぇ~」
我が家のママの起こし方はいつもこうなの。
私の日常はママを起こす事から始まるのでした。
詢子「最近、どんなよ?……」
まどか「仁美ちゃんにまたラブレターが届いたよ。今月になってもう23通め。」
詢子「ふん。直にコクるだけの根性もねぇ男はダメだ。って…クラス全員!?」
ママは仕事をいつも頑張ってる。
私はいつも、その事を誇りに思うんだ!
詢子「和子はどうだ?」
まどか「先生はまだ続いてるみたい。ホームルームでもうのろけまくりだよ…。今週で1ヶ月目だから記録更新だよね!」
詢子「さあ、どうだか。まだまだこれからだよ~?」
まどか「そうなの?」
詢子「本物じゃなかったら大体3ヶ月目位でボロが出るもんさ。」
詢子「まあ乗り切ったら1年はもつだろうけど。」
まどか「ふぅん……」
詢子「よし、できた!完成。」
今日もキマってるよ、ママ!
まどか「リボン、どっちかな?」
ママは赤い方が良いっていってくれた。
まどか「え?。派手過ぎない?」
詢子「それぐらいでいいのさ。女は外見でナメられたら終わりだよ。」
リボンをつけてみたけど、やっぱりちょっと派手かな…?
詢子「ん、いいじゃん。」
詢子「これならまどかの隠れファンもメロメロだ。」
まどか「い、いないよそんなの!」
何をいってるのママ!!?
詢子「いると思っておくんだよ…それが、美人のヒ・ケ・ツ。」
詢子「それと……
じっくりと考えてから、思い出すんだね。悔いを……残さないように」
ママ……?
さっきの事を、ママは何も言わない。まぁそんなに対したことじゃないんじゃないかな?
顔を洗って、朝ごはんを食べる。これが、いつもの家の中での流れなんだ!
タツヤ「トマト…えぁ~ぅ。」
詢子「だぁっと!…。セーフ…。」
ママ、ナイスキャッチ!
詢子「はい!残さないで食べてね~。」
知久「トマト、おかわりは?」
さ、さすがにトマトをおかわりはしないよね…?
詢子「あぁ…トマトはいいや。」
そしてママが仕事に出るとき、パパとタツヤにキスをして、私にハイタッチをする。
詢子「おっし。じゃ、行ってくる!」
知久・タツヤ「いってらっしゃい?」
知久「さあ、まどかも急がないと。あとトマト、おかわりは?」
まどか「え!?あ!うん!……トマトはいらないかな?…。」
こんなの絶対おかしいよ!
……っ!私も急がないと!
まどか「いってきま?す!」
知久・タツヤ「いってらっしゃい?。」
いつもの待ち合わせ場所に到着!
今日はいつもよりちょっと遅かったかな…?
まどか「おっはよう?!」
仁美「おはようございます。まどかさん。」
この子は志筑仁美ちゃん!綺麗なブロンドの髪の毛が特徴的なとても可愛い女の子なの!
さやか「まどか、おそーい!……お?可愛いリボン」
そしてこの子が美樹さやかちゃん。私の幼馴染で、青い髪をした女の子だよ!
さやか「黄色も似合うと思うけどね…」
さやかちゃんにさっそく見つかっちゃった…。それに黄色って、今日ママに比べてもらったやつだよ…?
まどか「そ…そうかな?派手過ぎない?」
仁美「とても素敵ですわ!」
ーーーーーーーーーーーーー
まどか「でね。ラブレターでなく直に告白できるようでなきゃダメだって!」
さやか「相変わらずまどかのママはカッコいいなあ!美人だし、バリキャリだし!」
仁美「そんな風にキッパリ割り切れたらいいんですけれど…はぁ。」
さやか「おうおう!うらやましい悩みだねえ!」
まどか「いいなぁ。私も一通ぐらいもらってみたいなぁ…。ラブレター…!」
そしたら仁美ちゃんみたいにあんな悩みができちゃうのかな?
でも、悩むの、私は苦手だなぁ…。
さやか「ほーう?まどかも仁美みたいなモテモテな美少女に変身したいと。そこでまずはリボンからイメチェンですかな~?」
まどか「ち、ちがうよぅ、これはママが」
さやか「さては、ママからモテる秘訣を教わったな?けしからーん!そんなハレンチな子はー…こうだぁっ!」
まどか「や…ちょっと…やめて…や…め…」
さやかちゃん!脇腹は反則だよぉ!?
さやか「可愛いやつめ!でも男子にモテようなんて許さんぞー!まどかは私の嫁になるのだー!」
仁美「……はぁ…」コホン
あ、ここ。学校の前だって事忘れてた…。
教室
和子「今日はみなさんに大事なお話があります。心して聞くように……目玉焼きとは、固焼きですか!?それとも半熟ですか!?はい、中沢君!!」
あぁ、また中沢君だよ…中沢君も大変だね!
中沢「えっ、えっと…どっどっちでもいいんじゃないかと…。」
和子「その通り!どっちでもよろしい!たかが卵の焼き加減なんかで、女の魅力が決まると思ったら大間違いです!女子のみなさんは、くれぐれも半熟じゃなきゃ食べられな~いとか抜かす男とは交際しないように!」
さやか「ダメだったか…」
まどか「ダメだったんだね…」
私達はそんな会話を続けながら先生の話を聞く。
和子「そして、男子のみなさんは、絶対に卵の焼き加減にケチをつけるような大人にならないこと!」
和子「……はい、あとそれから、今日はみなさんに転校生を紹介します。」
さやか「そっちが後回しかよ!」
さやかちゃん、ナイスツッコミ!
和子「じゃ、暁美さん、いらっしゃい。」
ほむら「……」ジロッ
さやか「………」
え…?
嘘…まさか
和子「はい、それじゃあ自己紹介いってみよう!」
ほむら「暁美ほむらです。よろしくお願いします。」ジロッ
まどか「えっ!?うぅ、はぅ…。」」
和子「えぇと…暁美さん?」
さやか「…ほむら。」
ーーーーーーーーーーーーー
ふう…自己紹介するのも随分久しぶりな気がするわね…
いつもの席にまどかがいることを確認して、私は席に座った。
そして、ほどなくして休憩時間になると、私の周りには人だかりが出来始めていた。
クラスメイトA「暁美さんって、前はどこの学校だったの?」
ほむら「東京の、ミッション系の学校よ。」
クラスメイトB「前は、部活とかやってた?運動系?文化系?」
ほむら「やっていなかったわ。」
クラスメイトC「すっごいきれいな髪だよね。シャンプーは何使ってるの?」
~~~~~~~~~~~~~~
仁美「不思議な雰囲気の人ですよね、暁美さん。」
仁美ちゃんも不思議な雰囲気だけどね!
さやか「ねえ、まどか……保健室、連れていってあげなよ?なんかすごい具合が悪そうだよ?」
まどか「あ…確か、心臓の病気でずっと病院にいたんだっけ?じゃあ、声かけてくるね?」
まどか「暁美さん!具合悪そうだけど大丈夫?保健室、連れて行ってあげようか?」
ほむら「お願いするわ…」
クラスメイトA「え?あ、じゃあたしも案内してあげる!」
クラスメイトB「あたしも行く行く!」
ほむら「いえ、おかまいなく。鹿目さんにお願いしますから」
まどか「じゃぁ、行こっか!」
廊下
まどか「ほむらちゃんって呼んでいい?なんかこっちの方がしっくりくるから!」
ほむら「…構わないわ」
まどか「保健室はこの先だよ……って、ほむらちゃん?」
ほむら「鹿目まどか。貴女はこの世界が尊いと思う?この世界にいて、自分は幸せだと言える?」
まどか「え…えっと…わ、私は…。幸せ…だよ…!この世界には、パパやママ、たっくんにさやかちゃん。杏子ちゃんにマミさん………それにほむらちゃん!皆がいるなら、私は幸せになれるよ!」
あれ?杏子ちゃん…?マミさん………?
それって、誰?
ほむら「本当に?」
まどか「っ!……本当だよ。嘘なわけないよ。」
ほむら「そう…。」
ほむらちゃんが優しい顔をしてる…?
ほむら「この世界で生きて行きたいなら、私はそれでも構わないわ。」
ほむら「貴女は、鹿目まどかのままでいればいい。今までどおり、これからも。」
ほむら「そして……
二度と独りぼっちにはならないで……これは私からのお願い…!」
ほむら…ちゃん……?
寝ます、おやすみなさい。
次は9月17日を予定しています。
名前欄は空白の方がいいですね。
それと >>3は自演失敗の物ではありません。
それでは再開します。
さやか「ええ!?何それ?」
まどか「わけわかんないよね…」
さやか「文武両道で才色兼備かと思いきや実はサイコな電波さん。くー!どこまでキャラ立てすりゃあ気が済むんだ?あの転校生は!?萌えか?そこが萌えなのかあ!?」
仁美「……まどかさん。本当に暁美さんとは初対面ですの?」
まどか「うん…常識的にはそうなんだけど」
さやか「何それ?非常識なところで心当たりがあると?」
まどか「あのね…昨夜あの子と夢の中で会った…ような…」
さやか「それって、どんな夢?」
まどか「ほむらちゃんが………あれ?どうしたんだっけ?魔法少女が魔女にならないように…」
あれ?魔法少女って、何?
さやか「あー、あの転校生って結構美人じゃん?だからどっかのモデルと間違えたとか!」
まどか「あはは…そういうのじゃ…ないと思うんだ…。」
仁美「もしかしたら、本当は暁美さんと会ったことがあるのかもしれませんわ。そう、違う世界で」
さやか「仁美……らしくないぞぉ~?」
まどか「え?」
仁美「まどかさん自身は覚えていないつもりでも、違う世界のまどかさんに彼女の印象が残っていて、それが夢に出てきたのかもしれません」
さやか「それ出来過ぎてない?どんな偶然よ?」
仁美「そうですわね」
仁美「あら、もうこんな時間…。ごめんなさい、お先に失礼しますわ」
さやか「今日はピアノ?日本舞踊?」
仁美「お茶のお稽古ですの。もうすぐ受験だっていうのに、いつまで続けさせられるのか」
さやか「うわぁ、小市民に生まれて良かったわ」
まどか「私達もいこっか」
さやか「あ、まどか、帰りにCD屋に寄ってもいい?」
まどか「いいよ。また上条君の?」
さやか「へへ。まあね」
仁美「では、また」
さやか「じゃあね」
まどか「バイバーイ」
仁美「それと、まどかさん?」
まどか「なぁに?」
仁美「幸せな幻想も、いつか、誰かが気付くと簡単に消えてしまうものですの。」
仁美「あなたが思い出したいと思った時は、ちゃんと準備をしておくのがいいですわ。」
仁美ちゃんまで…ママみたいな事を…
最近はやってるのかな?
CDショップ
フーレーター コーコローハー カーガヤイター♪
キュゥべえ『助けて!』
キュゥべえ『助けて!まどか!』
まどか「え…?え?」
何これ…ヘッドフォンしてるのに…?
キュゥべえ『僕を、助けて!』
……とりあえず行ってみよう…。
さやか「……まどか」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
『改装中』
まどか「誰?誰なの?」
キュゥべえ『助けて……』
まどか「どこにいるの?あなた…誰?」
キュゥべえ『助けて……』
ガシャーン!
まどか「あなたなの?」
キュゥべえ「助けて……」
ほむら「………」
まどか「ほむらちゃん…?!」
ほむら「そいつから離れなさい、鹿目まどか。」
まどか「だ、だって、この子、怪我してる」
ほむら「……そう」
まどか「ダ、ダメだよ、ひどいことしないで!」
ほむら「…どうして?」
まどか「だってこの子、私を呼んでた。聞こえたんだもん!助けてって」
ほむら「……そう、それなら私はどうしてコイツを追い回してると思うの?」
まどか「え…?えぇ?」
ほむら「ソイツを保護するのはいいけれど、それはただの自己満足よ。ただの自己満足で世界を滅ぼされちゃ、たまったもんじゃないわ。」
まどか「そんなの…!ほむらちゃんだって!!勝手に世界を…あれ?」
私…何いってるんだろう?って、そんな事より!
まどか「この子は渡さないよ。」
ほむら「つまり貴方には、この銃で撃ち抜かれる覚悟ができたということね。」ジャキッ
え…?なんで、どうして…。
さやか「……転校生。」
まどか「さやかちゃん!」
ほむら「貴方が消火器を投げてこないのは珍しいわね。」
まどか「……さやか…ちゃん?」
さやか「…。」
さやか…ちゃん?顔が暗いけど…。
さやか「まどか、それを置いてほむらの所にいってて」
まどか「さやかちゃん!?何いってるの!?」
さやか「もうすぐここに使い魔がくる。
早く!!ほむらも早くまどかを連れて逃げて!」
ほむら(美樹さやかは…まだ魔法少女じゃないはず、どうやって戦うつもりなの?
……あぁ、そういえば貴方は鞄持ちさんだったわね。)
ほむら「美樹さやか、私は貴方の事が信用できない。だから私も戦う。」
ほむら(見守ってあげようじゃない、どんな戦い方をするのかを。)
さやか「…!?バカ!まどかはどうすんのよ!」
ほむら「私がまどかを死なせると思う?」
さやか「……。」
さやか「耳。」
ほむら「え?」
さやか「耳、塞いで。」
さやかちゃん…?耳を塞いだけど、何も聞こえないよ?
ほむら(直接的には戦わない、か。)
さやか「シンポジウム マゼラン」
~~~♪ ~~~♪
さやかちゃん…!何!?何なのあの変な怪物…!?
さやか「……ふぅ、終わったぁ、やっぱり魔女と戦うのだけはいつまでも慣れないわぁ!」
まどか「さやかちゃんどういうこと!?詳しく説明して!!」
さやかちゃん「今はまだ言えない、いずれ話すから。」
そういってたさやかちゃんの顔は、なんだかとても辛そうだった。
だから私は結局あれは何だったのか、どういう事なのかというのも全然教えて貰わなかった。」
訂正
×全然教えて貰わなかった。」
○全然教えて貰わなかった。
次回は 9月19日の深夜に投稿再開したいと思います!
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