【まどマギ】まどか「GAN……TZ……?」 (44)

【崩壊しかかった通路】

タッタッタッ……

まどか「ハァッ、ハァッ、ハァッ、ハァッ……」

まどか(どこなの、ここ……映画、みたいな……)

タッタッタッ……

まどか「ァ、ハァッ、ハァッ……」

まどか(長い通路……いったい、どこまで……)

まどか「! ドアがあった……」

ガチャリ


まどか「……っ!」


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黒髪の少女「……ッ」

スーツの巨人「……」

まどか(大きな……巨人と、女の子……)

まどか(あの子、巨人と……戦って……る……?)

巨人「……アァアッ!!」ブオンッ

黒髪の少女「ッ!」

ドォオオン……

巨人「オァア、アーッ!!」

黒髪の少女「……う、う……」プルプル

まどか(そんな、勝てるわけないよ……どうして……)

黒髪の少女「……ッ」

まどか(……え、こっち見た?)


黒髪の少女「っ、×××ッ……!!」

まどか(なにか、さけん、で――)

スーツの巨人「……ッ」ブオンッ

まどか(――あ、)


まどか「危ないッ!!!!!」

……

チュンチュンチチチ……

まどか「…………」

まどか「…………」

まどか「……夢オチ、かぁ……」グテッ

ーーー
ーー


トコトコ

まどか「……パパぁ、おはよう」

知久「おはようまどか。ごはんもうすぐできるから、顔洗っておいで」

まどか「はーい……」

トントントントン……

……

トコトコ

まどか「おはようさやかちゃん、……あれ、仁美ちゃん今日お休み?」

さやか「なんかさー、軽い風邪ひいたんだって。熱は大したことないらしいけど、念のため今日だけ休むみたい」

まどか「そっか……。早く良くなるといいね」

さやか「だねー。……そうだまどか、今日帰りにCD屋さん寄ってっていい?」

まどか「もちろん。探してるの、見つかるといいね」

さやか「へへへ……」


……

ーーー
ーー


放課後

さやか「はー、明日の一限数学かー……。あーあ、ユウウツだなー……」テクテク

まどか「さやかちゃん、数学苦手だもんね……」テクテク

さやか「うら若き乙女が何時間も数式に向かって何になるってのさ。あたしはもっと楽しいことがしたいー」

まどか「あはは……あ、赤になっちゃった……」ピタッ

さやか「運がないなあ。……ま、すぐ変わるでしょ」


「「……」」

まどか「……そうださやかちゃん、昨日わたし変な夢見ちゃったんだけど……、」

さやか「ん? 変な夢?」

まどか「あのね、長い廊下を走ってたら……、……ん?」

まどか(……あのトラック、なんか動きが……)


キキキィッ……


さやか「まどか、どうし……、」

まどか「あっ……、」


ドンッ


ーーー
ーー

ジジ……
ジ………………

ドサッ

まどか「………………」

まどか「…………」

まどか「……ん……」パチリ

まどか「……あ、」

キョロキョロ

まどか「ここ……どこ……? マンション……?」

ジジ……

ドサッ

まどか「!!」クルッ

さやか「……うう、う……」

まどか「さやかちゃん!」

ユサユサ

さやか「あれ、まどか……。なにこれ、夢……?」ボーッ

まどか「わかんない……わかんないけど、気が付いたらここに……」


「……目覚めたようね」


まどさや「「!!」」ビクッ


マミ「……そう警戒しないで。私は巴マミ、あなたたちと同じ見滝原中学の三年生よ」

さやか「あ……制服……」

まどか「3年生……てことは、先輩……?」

マミ「あなたたちのその反応……事故かなにかで来たのかしら?
   詳しい説明をしたいところだけど……まだ全員揃ってないみたいね」

まどか「あっあの……ここ、どこなんですか? わ、私、家に帰らなきゃ……」オロオロ

さやか「あたしも、こんなとこ居られないよ! 誘拐? 身代金目当て!?」ガバッ

マミ「駄目よ、どこのドアも開かないもの。
   ……それよりもうすぐあの黒い球が開くから、その中に入ってるスーツに着替える準備をしてちょうだい」

まどか「あっ、あの……」

さやか「……もういいよまどか、勝手に帰ろうぜ。……って、あれ?」ガチャガチャ

マミ「開かないって言ったでしょ? 他の部屋も同じよ、いまはここから出られないわ」

さやか「な、何言って……って、わぁっ!!」

ヴヴン……

ジジジジジジジジジジジ……

まどか「え、え……」

さやか「な、なにこれ……人間……?」

ジジジジジジジジ…………

まどか「下から、人の形みたいなのが……」

まどか「あっ……」

トン……

黒髪の少女「……」フワリ

まどか(どこかで見た……ような……?)

【まどマギ】まどか「GAN……TZ……?」 - SSまとめ速報
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マミ「あら、暁美さん……。あなたで最後かしら?」

黒髪の少女「……わからないわ。……それより、どうしてあなたたちがここに……」ジロリ

まどか「!」

マミ「あら、知り合いなの? 暁美さん」

黒髪の少女「……答える義理はないわ」プイッ

さやか「……なんか感じ悪いな」

マミ「あら、暁美さん……。あなたで最後かしら?」

黒髪の少女「……わからないわ。……それより、どうしてあなたたちがここに……」ジロリ

まどか「!」ドキッ

マミ「…あら、知り合いなの? 暁美さん」

黒髪の少女「……答える義理はないわ」プイッ

さやか「……なんか感じ悪いな」

マミ「あら……まあいいわ、あの子は暁美ほむらさん、私の一つ年下よ。あなたは?」

さやか「(まどか……どうするよ、名乗っていいのか……?)」

まどか「(わ、わからないけど……でも他に何すればいいかわからないし……)」

まどさや「「……」」


さやか「あ、あたしは美樹さやか……見滝原の2年生です」キッ

まどか「か、鹿目まどかです。私もさやかちゃんと同い年で……」オド……

マミ「そう、みんな見滝原なの。面白い偶然もあるものね……。
   ……他に人が来ないなら、今回のミッション参加者は全員中学生ね」

さやか「ていうかあたしら、ここに来る前に車にはねられたと思ったんですけど……
    これ、どっきりじゃなきゃ……死後の世界とか、なの……?」

ほむら「……その方が、遥かにマシかもしれないわね」

まどか「あ、あの、ミッションとか参加とかっていったい……」

あ~た~らし~い あ~さがきったっ
きぼ~うの あさ~だ

まどか「……!!」ビクッ

さやか「ら、ラジオ体操!?」

まどか「あの黒い球から聞こえてくるみたい……」

さやか「な、なにが始まるんだよ……!?」

よろこ~びにむねをひ~らけ
それいち に さん

まどか(なに……何が起こってるの……?)

黒い球『……』ヴヴン……


 てめえ達の命は
 無くなりました。
 新しい命を
 どう使おうと
 私の勝手です。

 という理屈なわけだす。

 てめえ達は今から
 この方をヤッつけに行って下ちい


 バラ星人

       特徴 とげ ほなやか
       好きなもの 天然水
       口ぐせ されいなものにはとげがある


まどか「……な、なにこれ……」

さやか「星人ん? やっつけるぅ? ……ふざけてんの?」

ほむら「……よく聞いて、これは遊びじゃないわ。私たちはこれからスーツを着て、武器を持って戦うの」

さやか「え、えっと……ここ日本だよ、あんた……?」

マミ「信じようが信じまいが、じきに戦いは始まるわ。せめてスーツだけでも着て頂戴」グイッ

さやか「え、なんだよこのケース……おかっぱって、あたしのこと?」

まどか「私のにはリボンって書いてある……」

マミ「開けたら中に、黒いスーツが入ってるわ。
   一度裸にならなきゃ着られなくなってるけど、幸い女の子だけだから……早く着替えましょう」

さやか「ま、待ってよ! あたしら何も納得できてないし、いきなりいろいろ言われたってどうしようも……」

ほむら「……」グイッ

フワッ

バンッ

まどか「……っ、さやかちゃん!」

ほむら「……これがこのスーツの力よ。
    これからこの上なく危険な場所に向かうのだから、死にたくないなら着なさい」襟もとクイッ

さやか「う…………。……わ、わかったよ、着りゃあいいんでしょ」ヨロ……

ーーー
ーー


まどか「き、着たけどこれ……」ソワッ

さやか「完全にコスプレだな……」モジッ

マミ「良く似合ってるわよ二人とも! ……っと、そろそろ転送が始まる頃ね」ポイッ

まどか「わ、わ!」パシッ

まどか(まあるい……銃……?)

マミ「あまり強い武器じゃないけど……ないよりはマシだと思うわ」ジジ……

ほむら「それと……外に出ても帰ろうとしちゃ駄目よ。しばらくその場で待機していて」ジジ……

さやか「え、え……うわっ!?」ジジ……


さやか「んん……えぇ!?」

まどか「え……そ、外……?」

まどか「あそこ、展望台が見える……ここ、見滝原市だよ……!」

さやか「……ま、まあなんでもいいや、出られたんなら帰ろうよまどか、こんな格好だけど……」

まどか「で、でもあの人たちが帰るなって……」オド……

さやか「あいつらの言うこと信用するの!? 誘拐犯かもしれないのに?」

まどか「だ、だからこそ! よくわからないからこそ、慎重に行動しないとだめだよ……」

さやか「……わかったよ、ミッションだか何だか知らないけど、今日だけ付き合ってやろーじゃん」ハーッ

……

マミ「……あ、いたわね二人とも。忠告聞いてくれたみたいでよかったわ」テクテク

ほむら「……レーダーでは、敵は西にいることになってるわね。
    私と巴さんで戦うから、あなたたちは後ろで待機していて」

まどか「え、え……」オロオロ

さやか「……よくわかんないけど、もうついてくしかなさそうだな、まどか……」

ーーー
ーー


さやか「……着いたけど、ここって……植物園?」

ほむら「鍵がかかってるわね……」

まどか「ま、まあ夜だしね……どうしようか、って、え?」

ギュイーンギュイーン

さやか「……何やってんの、あんた?」

ほむら「……離れて」グイッ

バアン!!

まどか「うわっ!」

ほむら「……行くわよ」スタスタ

さやか「えっ、ちょ、あんた、鍵壊して……! ちょ、さっさと行くなぁ!!」ドタドタ

ーーー
ーー


フワーッ

まどか「よ、夜の植物園ってなんか……ブキミだね……」ビクビク

マミ「バラの匂いが濃くなってきたわね……」

さやか「そ、そろそろ敵さんのお出ましかぁ?」プルプル

ほむら「……。……ッ」キッ


職員?「キレイナ……ニハ……」パチン……パチン


さやか「(え、あれ職員さん!? やばいよ捕まるって……)」

ほむら「……巴さん、あなたは背後から援護して。私はXガンで様子を見るわ」チャ……

マミ「えぇ……無理しないでね、暁美さん」

ジリ……

ほむら「…………」カチャ……

ほむら「……ッ!」ギュイーンギュイーンギュイーン

バンッ

さやか「う、撃ったぁ!? や、やばいよやばいよ、賠償金ってレベルじゃ……」

バラ星人「……オッ、オッ、ギャオオオオオッ」グオオッ

まどか「!?」


まどか(な、なにあれ……大きなバラの真ん中に……人の顔……?)

さやか「あ、あれがバラ星人!? ただの変態ヤローじゃん」

ギュイーンギュイーン

マミ「あら、案外しぶといわね……Yガン使った方がいいかしら?」

ほむら「いえ……これだけで十分よ。あなたは二人の方を見ていて」ギュイーン

マミ「はいはい。……あっ」

バラ星人「アァアアアアットゲットットゲッ、アッ」グオオッ

まどか「危ないっ!!!!」

ほむら「……」

バァン……


まどさや「「…………」」

さやか「……はじけ、とんだ……」ポカーン

マミ「すごい、お見事。今回は何点かしらねえ」

ほむら「……さぁ。あまりに歯ごたえがなさすぎるし、これ一体だけとは思えないわ」

まどか「まだ他に、いるの……? ……ッ」ピピピピピ

さやか「れ、レーダーが!」

ボコ……ボコボコ……

バラ星人たち「「「「ウウ……ア……」」」」

まどか「ひ、ひいっ」ビクッ

さやか「か、囲まれた……」

マミ「鹿目さん、美樹さん、どこでもいいから撃って頂戴!
   上下のトリガーを同時に引けば撃てるわ!」

さやか「ん、んなこと言われても……」グイッ

ギュイーン

バラ星人「キレッ、アッ」バンッ

さやか「あ……当たった……?」

マミ「すごいじゃない、その調子よ!」ギュイーンギュイーンギュイーンギュイーン

バババババンッ

まどか「す、すごい……」

さやか「一瞬でみんなはじけた……」

ーーー
ーー


ほむら「……ふう、だいぶ倒したわね」ホーッ

マミ「またこの前みたいに、規格外に強いのが出てこないといいんだけど……あっ」ジジ……

さやか「ま、また輪切りに……」

マミ「これは転送が始まったあかしよ。敵を全部倒し終えるとあの部屋に戻れるの……」ジジ……

さやか「戻って……どうなるんだよ、また閉じ込められるの?」

マミ「いいえ、そのまま普通におうちに帰れるわ……」ジジ……

まどか「あ……顔が消えちゃった……」ジジ……

さやか「まどか、あんたも! 頭青くなってるよ!」

まどか「え、ほんとに!? ……あ、マンションの中……」ジジ……



ジジ……

まどか「……も、戻ってきた…………」

さやか「……なにこれ、もう終わり、なの?」

ほむら「まだ帰るのは早いわ。成績発表を見届けないと」

さやか「……成績発表?」

ほむら「ガンツ……いえ、あの黒い球を見なさい」

ガンツ『……』ヴヴン……

かちゅ~しゃ
10てん
TOTAL78てん
あと22てんでおわり

リボンきにJすぎ
Xガン使いすぎ

ほむら「……フン」フワサッ

さやか「かちゅ~しゃってあんたのこと……? 変な似顔絵も付いてる」

まどか(リボン……)


ドリル
12てん
TOTAL89てん
あと11てんでおわり

ちちでかすぎ
よゆうこきすぎ

マミ「……はぁ」たゆん

さやか(たしかにデカすぎるよな……)じーっ

ほむら「私が倒したのが5体だから……1体2点ね。もっとがっつり稼げると思ったのだけど」

マミ「まあ、その分弱かったから二人を守れたじゃないの。
   それに美樹さんなんか、初めてなのに2体も倒しちゃってたし」ニコッ

さやか「え、えへへ……」テレテレ


おかっぱ
4てん
TOTAL4てん
あと96てんでおわり

もんくたれすぎ
リボンとべったりすぎ

さやか「文句たれすぎって……言いたくもなるよあんなん」

まどか「あはは……いきなりすぎるもんね……」

マミ「ふふ、ガンツは口が悪いのよね……」


リボン
0てん
TOTAL0てん
あと100てんでおわり

戦意なちすぎ
びくびくJすぎ

まどか「う……」

さやか「……仕方ないって」

ほむら「…………」


ほむら「……さて、成績発表も終わったことだし、帰っていいわ。
    ……もしスーツを持って帰るつもりなら、肌身離さないようになさい」

まどか「あ、あの……」おず……

マミ「どうしたの、鹿目さん?」

まどか「え、えっと……さっき表示されてた、『あと○○てんでおわり』って何ですか……?」

ほむら「……敵を倒すと点数が貰えて、100点溜めると記憶を消されてこのゲームから解放されるのよ。
    だからみんな、死ぬ気で戦わないといけないの」

まどか「し、死ぬ気で……」

さやか「え、ていうかあたしら死んだんじゃないの……?」

マミ「……ふたりとも、この後時間良いかしら」

ーーー
ーー


ほむら「……つまり、私たちはクローンのようなものらしいわ。死ぬ瞬間にコピーされて、あの部屋に呼び出されたの」

まどか「え、じゃああの交差点に私たちの体が……」

マミ「……いえ、どうやら完全に死んだ瞬間消えるみたいよ。
   私も自分が死んだ場所に行ってみたけど……、被害者が行方不明だから、幽霊騒ぎにまでされていたわ」

さやか「……え、で、で。その……あたしらは100点ためれば抜けられるらしいけど、それまでは今夜みたいなことをずっと繰り返すってこと?」

マミ「そうなるわね……といっても呼び出しには間があるから、何もない日は集まって戦闘の訓練をしない?
   折角仲良くなれたんだもの、少しでも死ぬ確率を下げたいし……」

まどか「え、えっと……」おどおど

さやか「……そうしないと危ないってんなら、やりますけど」

ほむら「英断ね。私は一人暮らしだから、時間はあなたたちに任せるわ」

マミ「私は両親が気にするから……休日か、夕方までなら……」

ーーー
ーー


詢子「おかえりーまどか。……あんた、遅くなるなら連絡くらいしなよー」

まどか「ご、ごめんママ……。ついお話に夢中になっちゃって……」

詢子「……ま、青春だものね。でもホント連絡はちゃんとしてよ、あたしらも心配なんだから」

まどか「うん、本当にごめんね……」

詢子「もういいよ。それよりお風呂湧いてるから、はやく入んな」

パタン

ドサッ

まどか(……今日の出来事は、何だったんだろう)

まどか(あんな……映画みたいな……)

まどか(…………)

まどか(私が……戦う……?)

まどか(…………)

まどか(………………)

ーーー
ーー

翌朝

さやか「まどかー、おはよーっ」

仁美「おはようございますわー」

まどか「お、おはよう……」

まどか「……ねえさやかちゃん、昨日のことだけど……」

さやか「(シッ、あの黒髪のが言ってたでしょ? 人前で話すなって)」

まどか「(あ、ご、ごめん……)」

さやか「(まあ、キブツソンカイとか不法侵入で捕まりたくないしね……それに言ったって誰も信じてくれないよ)」

仁美「……どうしたんですの? 二人とも。わたくしに内緒で目配せしあって……」ジッ…

まどか「う、ううん、何でもないよ……。仁美ちゃん、もう具合いいの?」

仁美「ええ、一日休んだおかげでばっちり……」

ーーー
ーー


和子「……今日は重要な話があります。みなさんはカレーにライスを乗せるのとライスにカレーをかけるのと、どちらが正しいと思いますか? はい中沢君!」

中沢「え、えっと……ど、どっちも正しいかな、って……」

和子「その通り! そこに正しい正しくないなどありません! みなさんはカレーのかけ方ひとつで怒るような人間に……」

ギャーギャー

さやか「(先生また荒れてるね……)」

まどか「(彼氏さんと別れちゃったのかな……)」

和子「……それと、今日は転校生がいます。入ってらっしゃい」

ガラッ

ザワッ

まどさや「「……っ!!」」

ほむら「……暁美ほむらです。よろしくお願いします」

ーーー
ーー


和子「……今日は重要な話があります。みなさんはカレーにライスを乗せるのとライスにカレーをかけるのと、どちらが正しいと思いますか? はい中沢君!」

中沢「え、えっと……ど、どっちも正しいかな、って……」

和子「その通り! そこに正しい正しくないなどありません! みなさんはカレーのかけ方ひとつで怒るような人間に……」

ギャーギャー

さやか「(先生また荒れてるね……)」

まどか「(彼氏さんと別れちゃったのかな……)」

和子「……それと、今日は転校生がいます。入ってらっしゃい」

ガラッ

ザワッ

まどさや「「……っ!!」」

ほむら「……暁美ほむらです。よろしくお願いします」

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