ことり「9月12日」 (43)
カラランッ
ことり「おはようございまーす」
店長「あっ、おはようことりちゃん! 悪いわねぇ、わざわざオフの日に来てもらっちゃって」
ことり「いえ、大丈夫ですよ。 それにしても今日はすごくお客さんいっぱいですね。 すぐに準備してきます!」
店長「ありがとっ。 ほんと、ことりちゃんは接客に料理になんでもできるからついつい頼っちゃうのよね。 本当にごめんね?」
ことり「そんな、私は自分にできることを精一杯やってるだけですから……」
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今日9月の某日、私こと南ことりはアルバイトのため某メイド喫茶に来ています。
放課後のμ'sの練習のことなんどけど、絵里ちゃんと希ちゃんの生徒会組は、学園祭関係の会議があって参加できず。
それに真姫ちゃんも学園祭用の新曲作りに専念したいからって、学校が終わるや否やスタコラ帰ってしまいました。
なので、
穂乃果「今日は6人だけかぁ。 まぁ今は特にやらなくちゃいけないってことはないんだし、自主練ってことにしよう!」
穂乃果ちゃんはそれだけ言い残して、部室で早々と制服から練習着に着替えるとすぐに凛ちゃんと海未ちゃんとランニングに向かいました。
ほんと、穂乃果ちゃんは今が楽しくて仕方ないんだなぁ♪
人がいなくても休みにしないところとか、練習への熱意がすごく伝わってくるよ!
まぁそれはここにいる私たち全員が同じで。
にこ「さてと、これからもこんな日が続きそうだし少しキツ目にやっておこうかしら。 ……10km走、行くわよっ!」
花陽「えぇっ!? 今日も暑いのにそんなに走れるかなぁ……」
にこ「なに弱気なこと言ってるのよ! 絵里や穂乃果なんて練習終わりで疲れてるのにも関わらず毎晩5kmは走ってるのよ!海未に限っては化け物みたいなメニューをこなしているし……。 ただでさえ運動能力の高い奴らなのに……!」
花陽「……わ、私は家に帰ったらすぐ寝ちゃうのに……。 やっぱりすごいなぁ……」
にこ「感心してる場合じゃないのよ! 私たち9人は同じμ'sの仲間であるとともに、センターをとりあうライバルでもあるんだから!」
花陽「そ、そうだよね……! 私だって……センターでキラキラ輝くアイドルになりたいもん……!」
ことり「ふふっ、2人ともすごく気合いはいってるね♪ でもがんばるのもいいけど、無理しないようにして、ちゃんと水分補給もしなくちゃダメだよ?」
そうして私たちも穂乃果ちゃんの後に続いてランニングに出ようと思った矢先。
ブー、ブー、っとタオルと一緒に持っていたスマホが小刻みに震えます。
誰かから連絡が入ったみたいで、それを確認してみると……
『大変よぉ!!』
バイト先の店長さんからのメールでした。
なにやら平日のシフトのメンバーでは対応しきれない数のお客さんが来たから、急遽空いてる子を捜してたそうで。
……うーん、どうしようかなぁ。
穂乃果ちゃんも今日は自主練って言ってたし、ちゃんと事情を説明すれば休んじゃっても大丈夫だよね?
そういえば最近は合宿やらPV撮影やらで忙しくてしばらくバイトにも顔を出してなかった気もする。
うん、ここは人助けだと思って。
ことり「ごめん! 今日は先に帰るね!」
そして現在に至るわけで。
それにしてもなんで平日なのにこんなに混んでるのかな?
私は店員用の連絡掲示板を眺めながら、
新商品はなにも増えてないみたい。 新しい子、ひとり入ったんだ。
なーんて考えていると、
『ふんわりクリームにサクランボが添えられたもちもちパンケーキ♪
( ・8・)メイドがあーん(・8 ・ )』が半額よん!
掲示板の今日の日付のところに、こんな書き込みを発見。
……なるほど。
オムライスやカプチーノと並んでただでさえ人気だったこの商品、半額になったらそりゃお客さんも殺到するよね……。
さて、久しぶりってこともあるし、とりあえず失敗だけはしないようにがんばらなくちゃ!
・・・・・・
ことり「行ってらっしゃいませ♪ 暗くなって来たので、お気をつけてくださいね♪」
カラランッ
店長「……ふぅ。 そろそろいい時間ね。 みんな、今日はもう閉じるわ! お疲れ様!」
店長さんのその言葉を聞いてこの時間まで働いていたみんなで大きく息を吐きながら疲れを露わにする。
みんながみんな近くにあったイスに座り込み、口々に「疲れたー」「もう動けないよー」なんて言っている
普段μ'sの練習のおかげで体力がついてきたとはいえ、さすがに私も今日は疲れたな……。
店長「そうそう、ことりちゃん! 明日なんだけどことりちゃんシフト入ってたわよね? 私もうっかりしててね、明日はオフにしておいたから!」
ことり「え? どうしてですか? 明日はもともと部活も休みの予定でしたのに……」
店長「なに言ってるのよもー! 明日は12日、ことりちゃんの誕生日でしょ?」
ことり「……あっ」
店長「1年に1度しかない大切な日なんだから、あなたも大切な人と過ごすべきよ♪」
店を閉じて帰路に着いたのは7時を過ぎた頃。
店長の好意でみんなにくれた、紙コップに入ったココアを片手に持ちながら、私は明日はどうしようか考えていました。
私の誕生日。
昨年はその日が休日ってこともあって、穂乃果ちゃんと海未ちゃんと一緒にいろんなところに遊びに行ったんだよね。
暗くなったら私の家でケーキを食べて、とても素敵な日を過ごしました♪
ことり「でも明日は学校だから、遊びにいくとしたら放課後になっちゃうのかぁ」
1日中遊べるわけじゃない、って思って少し残念な気持ちになったけど。
私の胸に小さなしこりを残した店長さんの一言。
『大切な人と過ごすべきよ♪』
その言葉がそんな気持ちよりもやけに心に突っかかってしまっていて。
ことり「ことりの……大切な人かぁ」
私には今までにお付き合いした殿方なんていたことないし、今こうして高校2年生にもなって気になる異性さえもいない始末。
でもそれはきっと、私の周りの環境が大きな影響を与えているのかな。
ほら、音ノ木坂学院だって女子校でしょ?
それに中学までも友だちにはとても恵まれていたし……。
だからさみしいと思ったことは一度もありません。
そうだなぁ、強いて言うなら……、私にとっては今の『μ's』が大切な存在になるのかな?
穂乃果「おはようことりちゃん! お誕生日おめでとう!」
海未「おはようございます。 お誕生日おめでとう」
ことり「ありがとう2人とも♪」
翌朝、待ち合わせ場所で穂乃果ちゃんと海未ちゃんが一緒に来て、私のことを祝福してくれる。
私ももう17歳かぁ。
ずーっと、ずぅーーっと遠い未来だと思ってた20歳の成人になるまでもう3年も切り、
穂乃果「んー? どうしたのことりちゃん」
ことり「……ううん、なんでもないよ。 ただね、ことりたちはあと何年一緒にいられるのかな、って」
幼稚園の年長さんの頃に出会った私たち。
小学校の6年間、中学校の3年間、そして高校の3年間。
私たちはすごく仲良しでよく友だちからは姉妹みたいって言われるけど。
考え方も趣味も特技も、みんなそれぞれまるで違う。
将来の夢も、……違う。
だからさ、……それってつまり、高校卒業以降はそれぞれ別の道に進まなきゃいけないってことなんだよね。
海未ちゃんは道場を継ぐために体育大学に行くだろうし、穂乃果ちゃんも製菓の大学か専門学校に行くのかな。
私もμ'sで活動しているうちにわかったのは、やっぱり服飾が好きだってこと。
だから大学も服飾について専門的に学びたい。
ことり「ことりたち、あと何年もしないうちにバラバラになっちゃうのかな……。 そう考えたら、時間の流れがすごく怖くって……。 誕生日はすっごく嬉しいのに……」
『……』
ダメだ……、またこんな弱気なこと言って2人のこと困らせちゃった……。
せっかく私の誕生日を最高の笑顔とともに祝いの言葉をくれたのに……。
穂乃果「ねえことりちゃん!!」
ことり「……?」
穂乃果「今日はね、海未ちゃんの家でμ'sのみんなでことりちゃんの誕生日パーティー開こうと思ってるの! ほら、海未ちゃんのお家って居間の広さなら真姫ちゃん家にも負けないくらい広いし、だからみんなちゃんと入りきるでしょ? それにことりちゃんの家だったらあんまりうるさくしたらお隣の部屋の人に迷惑かかっちゃうかもしれないし……」
海未「私の家だからうるさくしていいという道理はないんですけどね……」
穂乃果「今日は特別デーだからきっとおじさんもおばさんも許してくれるって♪、ね、ことりちゃん。 どうかな?」
ことり「う、うん! 嬉しい♪ それじゃあ今日は学校終わったらそのまま海未ちゃんの家に行くの?」
穂乃果「うん! 実は昨晩のうちにμ'sのみんなで飾り付けまで終わらせちゃってるんだぁー♪ あとは料理だけ作っちゃえば……」
海未「あっ、穂乃果! そこまでは秘密だって……!」
穂乃果「ア……ッ!?」
海未「ほぉぉのぉぉかぁぁ……!」
穂乃果「あ、あわわわわわ……」
ことり「……くすっ」
そっか、昨日私がバイトに行ってる間、みんなでわざわざ私のためにそんなことしてくれてたんだ……。
絵里ちゃんも希ちゃんもきっと疲れてただろうに……。
真姫ちゃんもまだ曲のイメージ出来上がってないだろうに……。
本当に……ありがとう、みんな。
穂乃果「あぁ、ことりちゃん? 今のはほんとは冗談でね? いや、うそってわけじゃないんだけど……、でもね? えぇっと……」
海未「もう遅いですよ……。 まったく、あなたはいつも……ほんとにまったく穂乃果ったらまったくもう……」
穂乃果「な、なにさ海未ちゃん!? そんなに穂乃果のこといじめないでよね……!」グスン
海未ちゃん、穂乃果ちゃんのことそんなに責めないであげて?
みんなはきっとサプライズにしたかったんだろうけど、穂乃果ちゃんの話を聞いただけでそれと同じくらい嬉しい気持ちになれたよ♪
だって私のためにみんながんばってくれたんだよね?
それが嬉しくないわけないもん!
絵里「それじゃあ私たちはいろいろ買ってから海未の家に行くから」
希「凛ちゃーん? ケーキつまみ食いしちゃダメやからねー?」
凛「にゃ!? 凛はそんなことしないもん! そもそもクリーム食べまくってたのはにこちゃんにゃ!」
にこ「えっ? な、なんのことかしらねー……?」
真姫「いいから早く行かないと間に合わなくなっちゃうわよ」
絵里「そうね。 それじゃあ催しグッズの買出しは頼んだわよ、にこ、凛、花陽」
花陽「うん。 おもしろそうなのたくさん買ってくるね!」
にこ「今度は鼻眼鏡よりもかわいいのみつけてこなくちゃね♪」
放課後になり、私と穂乃果ちゃんと海未ちゃんはお留守番ということになったみたいです。
いや、私の場合は今日の主役の立場なんだし、むしろ待ってなきゃいけない側の人間なのか。
海未「ねぇ、ことり?」
私たちはみんなを待ってる間、昔よく3人で遊んだ公園にいることにしました。
穂乃果ちゃんと私で2つあるブランコに乗り、海未ちゃんは柵に腰かけながら。
海未ちゃんは私にこう切り出し……、
海未「その……、今朝のことなんですけど……」
……あぁ、やっぱり心配かけちゃってたのかな……。
ごめんね。
そう言葉を発しようとすると、
ギュー!っと、強い力で抱きしめられ、目の前が真っ暗に。
この匂いは穂乃果ちゃん。
どうやら隣のブランコから飛び降りた穂乃果ちゃんが私を抱きしめてくれたようで。
穂乃果ちゃんは一度大きく息を吸うと、
穂乃果「ことりちゃん、私たちはずっと一緒だよ! この先どんなことがあっても、私たちはずっと一緒だから……!」
少し涙声になった穂乃果ちゃんの大きな声が頭に響く。
その瞬間、私の眼にもジーンとしたものがこみ上げてきて……、
海未「ことりがあの日音ノ木幼稚園に転園してきたのは決して偶然なんかではなく、運命だったのです。 そしてなんと、私たち3人は一度も別々のクラスになったことがありません。 つまり神様も私たちにはずっと一緒にいるべきだとそう言ってるに違いありませんよ。 だから私たちのこれまでは全てが奇跡だったのではなく、必然だったんです」
穂乃果「そしてこれまでもこれからも私たちの運命は変わらない。 ずっと仲良しだった3人組は、ずっと仲良しのお姉さんになって、お母さんになって、そしておばあちゃんになる。 たとえことりちゃんが嫌だって言っても、これは運命だから逃れることはできないよ? フフフッ♪」
ここまで聞いてしまったらもう……。
当然我慢なんでできるわけもなくて。
私は穂乃果ちゃんの暖かな胸に顔を埋めながら、声をあげて泣いてしまいました。
ことり「うん……、うん……! そうだよね……! ことりたちはずっと一緒……! だってこんなに、こんなに大好きなんだもん……! だから離れ離れになっちゃうことなんてないんだよね……! 穂乃果ちゃん、海未ちゃん、これからもずっと友だちでいようね……!」
そのあと微かに眼を潤ませた海未ちゃんも私を抱きしめてくれて、その温もりに身を委ねてしばらく泣き続けました。
決して消えることのないこの暖かさを。
2人の腕の中にいる安心感を。
そしてここが私の居場所なんだってことを確かめながら……。
『ハッピーバースデーイ!!』
パーン、パパーン!!
部屋中にクラッカーの音が鳴り響きます。
私の頭には三角コーン、あとなぜかサンタさんの衣装。
(後からにこちゃんに聞くと、安かったからつい買ってきてしまったのだとか。 まぁ私的には大歓迎なんですけどね♪)
テーブルには卵サラダやたこ焼き、唐翌揚げ、これは……ボルシチかな? それにスイートポテトにお饅頭、ほかにも美味しそうな料理がメイン、デザート関係なしに所狭しと置かれています。
ことり「やった! いっちばーん♪」
楽しい時間はあっという間に過ぎてしまうもので、気づいたら時計は8時半を指していました。
料理もあらかた平らげていて、口の中に残ってるのは、西木野家がお得意の某有名ケーキ店で買ってくれた、甘くてしつこくないクリームケーキの味。
さっきまでみんなでツイスターゲームというものをやっていて、決勝で見事に絵里ちゃんを破った私は、『μ'sのみんなになんでもおねがいできる券』(凛ちゃんの手書き)を見事にゲット。
ことり「なんでも……、お願いしていいのかぁ。 ふふっ」
私のその言葉に、海未ちゃんや絵里ちゃんを含めた数人が肩を震わせます。
チャイナ服とかバニーさんとかメイドさんとか肌色率95%水着とか着てほしいなぁ。
なんてことは言わないから安心していいよ♪
こんなふうに願望というか、野望ならいくらでも思いつくのですが、ここで使っちゃうのはなんだかもったいない気がして。
みんなに一回ずつ私のほっぺにチューしてもらうとか、なんて♪
それもぜひ叶えたい野望のひとつではあるんですけど、いざこうして突然機会を与えられると何をお願いしたいのかわからなくなっちゃう。
本当に、
今ここでしか、
今日だからできる、
私の願い、
本当の望み。
穂乃果「ね、ことりちゃん! 今日は楽しかった?」
ツイスターゲームでうっすらと額にかいた汗を拭いながら、私の隣に座っている穂乃果ちゃんがそう問いかけます。
ことり「うん! 今日は今までで一番幸せだったよ! 穂乃果ちゃんがいて、海未ちゃんがいて、みんながいて……、本当にありがとう♪」
穂乃果「ふふっ、よかった!」
そう言って穂乃果ちゃんは私に抱きついてきて……って、そんなに強く寄りかかってきたら倒れちゃ……!
ことり「きゃ……!?」
穂乃果「うわぁ……!?」
凛「あーっ!? 穂乃果ちゃんがことりちゃんのこと押し倒したにゃー!!」
にこ「なんですって!? とりあえずツブヤイターにあげておかなきゃ!」パシャ
絵里「ちょっ、にこ!? やめなさいって! それじゃあμ'sの印象が……!」
真姫「そうよ! 私たちが変な集まりだって思われちゃうじゃない!」
希「でもソッチ方面も一部の方々から人気出てええんとちゃう? ふふふっ♪」
海未「本当なら止めるべきところなのでしょうけど……えいっ!」ギュッ
花陽「えっ、海未ちゃん!?」
凛「あっ、海未ちゃんもずるいにゃ!! それじゃあ凛も♪」ギュー
海未ちゃんに続いて凛ちゃんがダイブしてきたのを皮切りに、みんなして私にのしかかってってきます。
こんな状況を何度夢見たことか……と最初の数秒は悦楽に堪えなかったのですが、
ことり「み、みんな……重い……」
穂乃果「ぐぇー! つ、潰れちゃうよぉ……!」
海未「あっ!? ちょ、誰ですか私の胸を触ってるのは!!」
でもこの息苦しさも含めて、みんなと一緒にいられるこの時間がとても幸せ。
視界には、
苦しそうな穂乃果ちゃんの横顔、
顔を真っ赤にしている海未ちゃん、
明らかに私たちの上に乗りたかっただけに見える凛ちゃん、
海未ちゃんの胸をわしわししてる希ちゃん、
それを引き剥がそうとしてる絵里ちゃんににこちゃん、
私の手を握ってくれてる真姫ちゃん、
そしてダイブすべきか逡巡している花陽ちゃん、
みんながよく見える。
『大切な人と過ごすべきよ♪』
昨日店長に言われたこの言葉。
私、今こうして『大切な人たち』と幸せな時を過ごしていますよ。
何時間か前に海未ちゃんと穂乃果ちゃんに教えてもらった。
私たちの出会いは奇跡ではなく、運命。
それじゃあμ'sのみんなで過ごせる未来の予定はもう決まってるのかな?
もし運命で私たちのこれからは決まっていたとしても。
仮に運命なんてそんなものはなかったとしても。
きっとμ'sのみんなはずっと一緒にいると思う。
だって私たちはもう強い絆で結ばれているんだから。
だからこそ、私は改めて確認したくなりました。
ことり「……お願い、決まったよ」
今日だから、私が主役だから、特別に。
そんなお願いじゃないかもしれないけど、私にとっては唯一の望み。
『これからもみんな、私のそばで笑っていてください』
たまに本音を隠して誰かに合わせちゃうこともあるけど、
私のこのμ'sが好きって気持ちだけは誰にも変えられないし、折れることもない。
きっとできるよ、私たちなら。
廃校阻止なんて砂漠の砂粒ほどの希望しかないことはわかってる。
でもね、決して不可能だなんて思わないんだ。
だってね、私たちにはそれを可能にするパワーを持ってるはずだから。
だから、まずは文化祭ライブにむけて頑張らなくちゃね♪
あとあと、アイドル喫茶も♪
みんなのメイド服、作るの楽しみだなぁ。
それでは本日は素敵なお誕生日会、本当にありがとうございました!
終わりです。
1日早いですけど、ことりちゃんおめでとう。
あと札幌周辺のみなさんはお気をつけて。
ありがとうございました。
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