幼馴染「不覚…」男「どうした」(63)

幼馴染「今日は何日でしょーか」

男「…15日」

幼馴染「つまり昨日は」

男「14日」

幼馴染「あああもう馬鹿だよ私はあぁぁぁ」

男「どうしたんだよ」

幼馴染「だって昨日は…」

幼馴染「だって昨日はバレンタインだったじゃんかぁ…」

男「そういえばそーだな」

幼馴染「うぅ…忘れてた…」

男「誰かにあげたかったのか?」

幼馴染「…ばか」

幼馴染「あげたかったに決まってんじゃんかよぉ…」

男「そうか、まぁ来年渡せって」

幼馴染「…今からじゃダメかなぁ」

男「いいんじゃね1日ぐらい」

幼馴染「…そうかな」

男「うん」

幼馴染「…」

幼「……」

幼「…夜」

男「うん?」

幼「窓を開けて待ってて」

男「…なんで?」

幼「いいからっ!」

男「…わかった」

幼「寝る前ね…」

男の部屋

ガラッ

男「…昼間学校で約束したもんな。窓は開けたぞ」

ヒュー

男「…まだ寒いんだよな。これじゃ寝れそうもないし、起きて待つか」

男「…たく、久々に話しかけてきたと思ったら、なにをする気なんだか…」ハァ

男「……」

男「…あいつ昔は窓から出入りしてたんだよな…危ないからよせってみんな言うのに…」クス

男「…懐かしいな」

男「…んで俺の部屋に入り浸ってゲームばっか…」

男「…もっと小さい幼稚園から小学生の中学年のころまでは、一日中外で遊びまわってたんだが…」

男「お互いの家に泊まったり、旅行に出かけたり」

男「クリスマスや誕生日にパーティーしたり」

男「ふふ…楽しかったな…」

男「……」

男「…いつからかな…」

男「そういうこと気軽に出来なくなったの…」

男「中学に入った頃かな」

男「…なんか意味もなく気まずくなったり、周りの目を気にしたり」

男「思春期だもんな…まぁ、当たり前か…」

男「…分かるんだが、寂しいもんだ」

男「おんなじ高校にあがったのに、たいして話さなくなって…」

男「今日、久々に会話らしい会話をしたんだ」

男「…嬉しかったな、少し話しただけなのに…」

男「最近はもう、かなり話しかけにくくなってたから…」

男「…バレンタインか…」

男「…昔は幼、チョコ毎年くれたよな」

男「…もう、もらえなくなってからどれくらいかな…」

幼の部屋

幼「……」

幼「ちゃんと窓開けてくれてる…」

幼「少し準備に時間取られちゃったかな。待っててくれたら悪いよね…」

幼「なかなか見つからなかったもんね、これ…」

幼「…男のことだからきっと待っててくれてる…」

幼「今いくからね、男…」

男「バレンタイン、あいつは誰にチョコを渡しそびれたのかな?」

男「…イケメン、モテ男、チャラ男…いい男がうちの学年にはたくさんいるからな」

男「…幼には好きなヤツいるのかな?」

男「…もしかしたら誰かと付き合ってるのかな?」

男「……」ハァ

男「…俺も欲しいな、幼のチョコ」

男「…このまま待ってたら貰えないかな、チョコ」

男「都合が良すぎるな。最近交流なくて、話せてすらいないのに…」

男「バレンタインチョコじゃない…じゃあ何する気なんだろ、幼は?」

男「…幼」

おやすみなさい。見てる方ありがとう。

……


幼「…電気は消えてる。男もおうちの人も寝ちゃったかな…よし!」

幼「ここから簡単に登れる」ヨジヨジ
幼「…あれから窓は閉めちゃったか…寒いもんね」

ガラッ

幼「でもちゃんと鍵は開いてるよ」
幼「ありがとね、男」ニコッ

幼「…こうやって男の部屋に窓から入るの久々だなぁ…」

幼「」キョロキョロ

幼「…えへへ、懐かしいなぁ、全然変わってない。男のお部屋」ニコッ

幼「男は寝てる…」

男「zzz」スヤスヤ

幼「…可愛い寝顔」クスッ

幼「ハッピーバレンタイン、男」

幼「ふふ」モゾモゾ

幼「……」ギュッ

男「…ん」

男「…なんだ?」

幼「…起きちゃった」

男「…布団の中に誰かいる!?」

男「」バッ

男「……」ジッ

男「電気…」カチ

幼「…えへへ~」

男「幼!?なんで俺の布団の中に!?」

男「用があるとは言ってたけど…」

男「…そもそも」

男「…なんでサンタ服着てるんだ?」

幼「かわいいでしょ?似合う?」

男「うん…すごく」コクリ

男(…おしゃれ感あるサンタ服だな、幼によく似合ってる)

男「…じゃなくて、何してんだよ!?俺の部屋で!?」

男「夜中に布団に入ったりして、何する気なんだよ!?」

男「そもそも、なんで窓を開ける必要性があるんだよ!?ちゃんとドアから…」

幼「…ストップ、だよ男?」

男の唇に指を押しつけて

男「……」

男「…クリスマスは…」

幼「そう、ちがうね」

幼「ホントはクリスマスにおひろめしたかったんだよ」

幼「…でもクリスマスに男と話す機会が無かったから…」

幼「…どうして私を避けてたの?」

男「…避けてねーよ」

幼「避けてる…だから私は怒っています」プクー

男「…避けてたのは幼じゃん。俺は普通にしたかったんだよ」

幼「私だって男と…」

幼「…男がよそよそしかったから…」

幼「…ずっと話したかったのに…」

幼「」ジワッ

男「」ギュッ

幼「…ふわ?」

男「…寂しかったんだよ、俺も…」

幼「私も寂しかったよ…」ギュッ

幼「男ともう仲良くできないんじゃないかって…」

幼「小さいころみたいにいっしょにいたかったのに…」

幼「うっ…えぐっ…うぅ…」ギュッ グス

男(…幼が泣いてる…)

男(…不謹慎だけど…キレイだな)

男(でも…胸が痛いな…)

男「好きだよ…」

男「幼が好きだ」

幼「!」ハッ

男「ずっと言いたかったんだ…」

男「中学では茶化されたり、からかわれるのがイヤだったし…」

男「…それに幼がイヤな思いしたら困るから…」

男「だから、幼に話しかけづらかったんだ」

幼「…私は男におしゃべりできないほうがずっといやだよ…」

男「うん、俺もイヤだ…だから言うんだ」

男「…幼が大好きだって」

幼「…うぇ…うぐ」ジワッ

男「…もう泣かないでくれよ」(ティッシュでゴシゴシ)

男(…さて言えたか…返事は…)

幼「…夢みたい」グスグス

幼「私もおとこがだいすき」ニコッ

幼「もうひとりにしないで…」ギュー

男「わかってる…もう頼まれても離さない」ギュッ

男「…さみしい思いをさせてごめん」

幼「私もごめんね」

幼「私もう意地を張らないで素直になるよ」

男「俺も」

幼「…だからこのカッコで今日ここに来たの…大切なことを伝えたくて」

幼「…告白がすんで、順番が、おかしくなったけど受けとって、男…」

幼「…はい」ニコッ

幼「ホントは昨日渡したかったバレンタインチョコ」

幼「大好きだよ、男」ニコッ

男「うん」ニコッ

男「ありがとう幼」

幼「えへへ」

男「チョコ大事に食べるよ」ニコッ

幼「丁寧に作ったから多分おいしいよ。味わってくれると嬉しいな」

男「うん」

男「…じゃあ、チョコ少し味見してもいいかな?」

幼「どうぞ」ニコッ

男「…コーンフレークとアーモンドが入ってる」カサカサ

男「いただきます」パク

男「…うまいな、さくさくしてる」

幼「そっかぁ…良かった、嬉しいな」

男「」ニコニコ

幼「」ニコニコ

男「…ところでどうしてサンタ服なんだ?」

幼「…ホントはクリスマスにプレゼントといっしょに告白したかったんだよ。さっき言った通り」

幼「でもできなかったから…いまさらでも衣装をムダにしたくなくて…」

幼「サンタな私、可愛いかな?」

男「可愛いぞ、めちゃくちゃ」

男「…普段から可愛いけどな」

幼「…ありがと/////」

幼「…私サンタから男に遅めのクリスマスプレゼントがあります…受け取ってね」

男「…なんだ?」

幼「はい」

男「…皮の定期入れか」

幼「おしゃれっぽいの探したんだよ」

幼「…いつも持っててもらえるように選んだの…これをクリスマスに渡して、告白するつもりだったんだよ…」

幼「…長い間まともに話せていないのにヘンだよね?…でも…」

男「」ギュッ

男「…ありがとう、大事にするよ…」ボソボソ

幼「…うん」ギュッ

男「…なぁ、幼」

男「今まであんまりふれあえなかった分、たくさんおしゃべりしようか?」

幼「…うん」

男「…話したいこと、伝えたいことたくさんあるんだ…」

男「離れてた時間を埋めるくらい二人で話そうよ」

男「俺の気持ちは告白くらいじゃ伝えきれないんだ」

男「ゆっくりじっくり時間をかけて、幼に伝えたいんだ」

男「そのための時間がほしいな…いいかな?」

幼「…いいよ、私も同じ気持ちだもん」

幼「男の気持ちを私に聞かせてほしい。私の伝えたいことを男に聞いてほしい」

幼「そのための時間が私もほしいよ」

幼「とてもたくさんの時間がね」

幼「…まずは今日、ここに泊まってもいいかな?一晩中おしゃべりしたいの、男と」

幼「…いいかな?…だめ?」ジッ

……


男「……」

幼「……」ダキッ

男(…泊めることになったのはいい)
男(…この部屋に泊めるのもいい)

男(…しかし、サンタ服の美少女が布団の中で抱きついているのはどうだろう?)
男(…いったん帰して着替えさせるべきだったか…)

幼「……」ダキッ

男(…親には言えないから、内緒で泊めてるんだが…)

男(…良かったんだろうか?いろいろと)

男(…俺の理性持つかな…)

幼「……」
幼(…ひさびさの男とのお泊まり)

幼(…懐かしいな、昔はよく泊まったなぁ、お互いの家に…)

幼(…ふふ、男、あったかい)ギュッ

幼「…えへへ」ニコッ

幼「…てへへ」ギュー

男(…ガマンだ…何かしゃべったり、リアクションしたら…よくないことになる…)ジッ

幼「…えへへ、男、おとこぉ…」スリスリ ギュッ

男「……」ポッ

男(…やわらかい、いい匂いする…)

幼「…おとこ、あったかい…えへへ」ピトッ

男「……/////」

男(…幼のほうがあったかいぞ…)

幼「…ゆめみたい」ニコッ

幼「…おとことまたいっしょにいられるなんて…」

幼「…しあわせ」トローン

男(…こっちは頭に血が昇って気絶しちゃって、マジで夢になりそう…)

幼「…ねぇ、男」

幼「どうしてそっぽ向いてるの?こっち見て」

幼「向かい合ってお話ししよう?」

幼「顔が見えないと私、寂しいよ?」

幼「ねぇ…男」ギュッ

男「……」

男(…向かい合わせで寝たりしたら、俺の理性がもたん)

男(…背中に抱きつかれてる今でさえ、ヤバいというのに…)

男(…幼、全く、何考えてるんだよ?)

男(告白して、すぐなんだぞ。もっとゆっくり距離を詰めなきゃだめだろ)

幼「…ふふ」ニコニコ

男「……」

男(…どうしたらいいんだ?)

幼「…あれ、おしゃべりしないの、男?」

幼「さっきから黙ってばっかりだね…どうしたの?」

幼「ひさびさだからって緊張することないよ?」

幼「昔、よくいっしょにお泊まりしてたんだから」

幼「…こうやっていっしょに当たり前に寝てたよね、私たち?」ギュッ

幼「…ホント、なつかしい」スリスリ

男「……」

幼「ねぇ…こんな風にふたりで寝てるとふしぎな気分にならない?」

幼「私、男といっしょにいられてすごくほっとするのに、ドキドキもしてるの…」

幼「男にも聞こえちゃうかな、わたしの心音…」

幼「男はドキドキしてる?」

男「……」

幼「…えへへ」

幼「」ギュー

男「…!?」ビクッ

幼「…こうしたら、私のドキドキ男にも伝わるかな?」

幼「…男のも、私に聞こえるかな…? 」ギュッ

幼「ねぇ…」

男「……」

男「」ナデナデ

幼「…ふぁっ!?」

男「…うん、伝わってるよ、幼の気持ち」

男「…あと、幼が震えてることもね…」

幼「あっ…」

男「…ムリするなよ、幼」

幼「ムリなんて…」

男「してるよ」

男「…幼は夜中にコスプレして、男子の寝床に入り込むようなのじゃない」

男「…それ、誘惑、してるんだろ?」

幼「…わかってるなら!」ガシッ

男「…幼はそんなムチャクチャなことするやつじゃない」

男「幼、震えてるじゃん。緊張してるんだろ?」(頭をポンポンして)

男「訳を聞いてもいいかな?」

幼「……」

この展開(*゚-゚)つ④

幼「…うう」ジワッ

幼「…だって…おとこが引っ越しちゃう…から…」グスグス

男「…え?」

幼「…お別れする前に…恋人になりたかったよぅ…」グスッ

男「…ちょっと待て」

男「引っ越すってなんだ?」

幼「…おとこ…遠くに…家族で引っ越すんでしょ?」

幼「…荷造りしてるの…知ってるよ…ダンボールいっぱい…」

幼「高校でも噂になってるもん…」

幼「…ずっといっしょだった男とお別れしたくないよぉ…」

幼「だから…離れ離れになる前に告白したかったんだもん…」

男「……」

幼「気まずいまんまじゃなくて、昔みたいに仲良しに戻りたかったんだもん…」

幼「…だから少し無理してでも…」

幼「…覚悟はしてるよ…今日はそういうつもりなの。もし、イヤじゃなければわたしを愛して…」

男「なんか、誤解があるみたいだけど…」

男「…俺、引っ越さないぞ」

幼「…ふぇ!?」

男「俺はどこにも行かないよ」

男「引っ越すのは父さん、仕事で転勤するんだ」

男「荷造りもその父さんの持ち物…噂はその荷物を見た誰かの勘違いじゃないかな」

幼「……」

幼「…私の勘違い」

男「気にするなよ」

男「接触がなければ聞けないし、…もしかしたら怖くて聞きたくなかったのかな?」

男「…まあ、俺にもよくわかるよ」ナデナデ

幼「……」

男「俺も幼に向き合わないでずっと逃げてきたから…」

男「…でももう逃げない」

男「ずっとそばに居て幼を守るよ」

男「幼大好きだ」ギュッ

幼「…私も男がだいすき…ずっと離れないよ」ギュッ

男「……」

幼「……」

……

(布団の中でのんびりと会話中)

幼「…ねぇ男、私って魅力ないのかな?」
男「俺にとって魅力的な女の子は幼だけだよ」ニコッ

幼「でも、サンタ服でコスプレしてるのに、手を出してくれないなんて…」シュン

男「…幼のこと、本当に大切だから焦りたくないんだよ」
男「ゆっくり距離を詰めて行きたいんだ…時間はいくらでもあるんだし」ナデナデ

幼「…投げやりな気持ちで迫ってるわけじゃないんだけど…」プクー

幼「…まぁ、いいか…これからドンドン、ユウワクしてあげる」
幼「…覚悟しなさいね」

男「…お手柔らかに頼むよ…」

(…その夜はふたりで、疲れて眠ってしまうまで、昔話やたわいないおしゃべりをして楽しくすごしました)

(昔と同じように)

……


……

幼「男っ、いっしょに学校行こう!!」ダキツキ

幼「男ー、お昼だよ!学食行こっ!!」ギュー

幼「男!デートしよ!!」ギュッ

幼「男、テレビいっしょに見ようね」ピトー

幼「えへへ、おとこ~」ピトー

……


ホワイトデー 幼の家

男「…最近、毎日楽しいな」
男「幼のおかげだよ、ありがとう」

幼「私も楽しいよー、男といるからね」ピトッ

幼「えへへ~」ギュー スリスリ

男「…今日はホワイトデーだからな、バレンタインのお返しするよ」
男「ほら、受け取って」サッ

幼「うん、開けるねー」カサカサ

幼「わあっ…かわいいハンカチ…ありがとう、嬉しいよ男」ギュッ

男「…で、こっちがお菓子、キャンデーな…本命にはキャンデーを渡すんだって」
男「…ほかには、マカロン、チョコ、マフィン…」サッサッ

幼「…たくさんだねぇ…食べきれるかな」クスッ

男「ホワイトデーに恋人として、幼にお返しできるのが嬉しくて、たくさん用意しちゃったよ」

男「ゆっくり食べてくれればいいからさ」ニコッ

幼「そうだね、ありがと、男♪」

幼「…私も何かお礼しなくちゃね」

男「幼のその気持ちだけで十分だよ」ニコッ

幼「…だめだよ、それじゃ私の気が済まないもん」

男「…なら」

男「」チュッ

幼「」チュッ

幼「…ふわぁ…ちゅー?」

男「…たまには俺から攻めてもいいよな、幼?」

幼「…大歓迎…です」ポッ

幼「/////」

男「…照れてる幼も可愛いな」

男「…とても俺を誘惑しようとしたように見えない」クスッ

幼「……」

幼「…むっ」プクー

幼「てい!!」ガバッ

男「うわ!?」バタッ

幼「ヘタレ男に負けるわけにはいかないよ!!」ギュッ

幼「今から私のターンなんだから!!反撃開始だよ!!」

幼「ファーストキスをリードしたぐらいで勝ったと思わないことだね!!」

男「は、はなして…」

幼「はなさないよ、私たちさんざん、すれ違ってきたんだもん!!」

幼「もう一生離れないんだから!!」ギュー
幼「男は私といっしょにいるの!!」

男「確かに…いや、今はそういうことじゃあ…俺もずっと離れないつもりだけど…」

幼「なら、問題なし!」フンス

幼「男、覚悟~!!」

男「うわぁー!!」バッ

幼「逃げちゃだめー!!」ダダッ

男「う~!!」ダダッ

男(今は毎日こんな感じ)

男(ずっとふたりで楽しく過ごしています)

幼「男~、待て~!!」ダダッ

男(…幼はずいぶん積極的になったけど)

男「…ふふっ」

おしまい

最後までお付き合いいただきありがとうございます。
楽しんで頂けたなら幸いです。
それでは。

どn……さんたこすっ(*゚o゚)つ乙

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