キモオタ「新人P です よろしくお願いします!」 (39)

P 「はぁぁ」

やよい「大丈夫ですか?」

伊織「ちょっと、私たちがいるのに、ため息するなんて失礼じゃない!」


P 「あ、ごめん 何か最近イベントが多かっただろ?」


伊織「そんなの知ってるわよ あんたより私達のほうが疲れてるわよ」


P 「…そうだよな」


伊織「えぇ 泣き言言う前に仕事よ」

P 「じゃあ資料取ってくるから待ってろ」 フラッ


ドサッ



やよいお「!!」


やよい「ぷ、プロデューサー!」ユサユサ

伊織「ちょ誰か!新堂!」



イヤー プロデューサー



SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1410270369

社長「…残念な事にプロデューサーは過労によって倒れてしまった」


社長「今は意識を取り戻しているが胃潰瘍もあるため2、3日は入院する事になった」


皆「「…」」


社長「まぁ代わりと言ってはアレだが私が一時的にプロデューサーの行っていた車出しをするので…


小鳥「いよいよ本格的に人員不足ですね」ボソ

律子「まぁ以前から解っていた事ですけど」ボソボソ





社長「と言うわけで律子君、音無君 新入社員募集の準備を任せたよ」


律子「!」ビクッ

小鳥「はい」



社長「では今日の朝礼は解散」


律子「…聞いてました?」


小鳥「…とりあえずまた事務仕事が増えるんですね」シュン

激務なのはわかるけどPの心肺を心配してあげようよ…

小鳥「…!」


小鳥「そうよ、プロデューサーさんが入院してるのよ!」ガタッ


やよい「…どうしたんですか?」


小鳥「お見舞いよ!お見舞い」



やよい「え?でもさっき社長は皆が行くとゆっくり休めないって」



小鳥「仕事してる場合じゃないわ!職場の同僚が倒れたんですもの 早速行かなくちゃ」ダッ


やよい「やっぱり小鳥さんって優しいですね」

伊織「…そうね」


伊織(私には自分の仕事を放ったらかして逃げた様にしか見えないんだけど…)


伊織「あ、そろそろ移動の時間ね」


やよい「社長の運転って初めてかも ちょっとドキドキするかも」

社長「…でね、ここのお店はなかなか良かったよ」


社長「いやぁ早く皆と酒が飲める日が」



やよい「…」
伊織「…ちょっとご免なさい 今日の台本に集中出来ないので」


社長「あ、あぁすまんすまん 歳を取るとどうもいかんなぁ この前吉澤くんにも…


やよいお「…」



社長「お、話していたらもう着いたな 私は車を回してくるが先に降りるかね?」



伊織「えぇ そうするわ」


社長「では気をつけて」

今日のところはここまで

立ったその日にスレタイの輩が出てこないとは……。
期待。

ヒーローは遅れてやってくるだろ?

スタスタ


伊織「ん? うわぁ」

伊織(何よアレ 信じらんない)

伊織(ガリガリで大きな鞄背負って、新堂の老眼鏡みたいな眼鏡して)


やよい「あれ? あの人のシャツって765pro の皆がプリントされてるやつじゃ…」


伊織「え」


伊織(…ああいうシャツはイベントか飾りだから一人で着てたらただの変態じゃない! 何かこっちまで恥ずかしくなってきたわ)

やよい「あ、こっち見たよ伊織ちゃん」

伊織「…そうね」

スタスタ


キモオタ「あ、あ の …大ファンです も、もしよろしければ、その」


伊織(~! もっとハッキリ喋りなさいよ!)

やよい「サインですか?」

伊織「ちょ、やよ」


キモオタ「あ、ありがとうございます!」


キモオタ「このシャツに お願いします」スッ


やよい「はい 誰宛で良いですか?」


キモオタ「あ、えと、もやしP で」

やよい「はーい」キュッ


伊織(…)

伊織「そ、そろそろ時間なんで失礼します 応援ありがとうございま


キモオタ「あ、すみません これ差し入れです 良かったらどうぞ」


やよい「はわっ! こんなに貰っちゃ悪いですよ」

伊織「気持ちだけで十分ですから」

キモオタ「お願いします これも僕の気持ちですから」ズイ


伊織「すいません これから収録なので…」

やよい「あぅぅ 確かに」

社長「ウォッホン では私が受け取って渡しておこう 伊織くんたちは先に行ってくれたまえ」


キモオタ「!? まさか」

社長「ん?私を知っているのかね?」


キモオタ「はい ではすみませんお願いします」スッ ダッ


社長「あ、ちょっと君ぃ… 行ってしまったか…」

伊織「まさか社長あんな人を採用するつもりだったんじゃ」


社長「ん?確かに見た目は社会人失格だが、どこかティンと来るものが」


やよい「伊織ちゃんは嫌なの?」


伊織「え、まぁファンはありがたいけど765proのプロデューサーがあんな格好じゃ」


社長「まぁ差し入れに怪しいものは無いから渡しておこう」


伊織「もういいわよ、どうせ直ぐお料理さしすせそ で食べるんだから」


社長「ふむ、まぁ」



やよい「あの人も格好いいと思ったけどなぁ」


伊織「そうかしら」


やよい「うん ちゃんとしたら」


伊織「まぁそんな事は良いからちゃんと言える?」


やよい「うん さしすせそ!」

やよい「えへへ」


伊織「ふふ」



本番5秒前~ …

オツカレシター


やよい「社長いつ来るかなぁ」

伊織「今メールしたから後20分って所かしら」


伊織「まったく この伊織ちゃんを待たせるなんて」


やよい「そうだ、差し入れは食べようよ」


伊織「タクシーで帰るのも」


真「あれ?今日伊織たちも来てたの?」


伊織「あら、そうよ あんたいつもこの時間にいたかしら?」


真「今日はいつもより早く終わったんだ♪」


伊織「あぁ、それで社長は私達と真を一緒に」


真「何だよ 一緒は嫌だって言うの?」

伊織「何よ そこまで言ってないでしょうが!」


真「そっちこそ…」

伊織「何よ」


真「やよいは?」


伊織「え?」キョロキョロ


やよい「~ん!」モゴモゴ


誘拐犯「大人しくしろ!」ボコッ


やよい「ふご! う、」フラフラ


伊織「やよい!」


真「ちょ、待って 流石にもう走っては追い付けないよ」


真「とりあえず警察に」


伊織「わ、わかってるわよそのくらい!」

真「…そう なら任した」ダッ


伊織「ちょ、真! 待ちなさい どこに」


真「タクシー!!」

伊織「…そうよ 今ならまだ」スッ


伊織「やよいに持たせた 事務所の携帯で位置が…」


伊織「やよい…待っててね」

伊織「タクシー!」









社長「…私の目の前で伊織くんがタクシーに乗ったように見えたんだが、凝れば嫌がらせ何だろうか」

やよい「んふー! んー!」ジタバタ


誘拐犯「うるせぇ! 大人しくしろ どうせ車ん中じゃ何にもできねぇんだ」


誘拐犯「それとも高速の脇道で裸で降ろされたいか?」


やよい「う"…」

誘拐犯「そうそう 初めからそうやって大人しく泣いてればいいんだよ」


やよい(伊織ちゃん…)


やよい(皆 ごめんなさい)


誘拐犯「ん?さっきからあのタクシー…」


真「おい!止まれー!」


誘拐犯「…高速で車から身乗り出すってバカか しかも何か言ってるし」


タクシー運転手「ちょ、お客さん!」


真「…うぅ」


誘拐犯「ん?今度は隣に…」

誘拐犯「まぁ俺はここで高速降りるんだけどな」

真「あ、待て! 運転手さんバック!」

運転手「無理ですよ旦那」


真「…」

誘拐犯(本当は金持ちの方を誘拐したかったんだが男女は黒帯だって聞くし)

誘拐犯「まぁいいか 」


prrr

小鳥「はい こちら765proの

誘拐犯「貧乏アイドルを誘拐した 」


小鳥「…あ」


誘拐犯「とりあえず金を寄越せ」


小鳥「あ、アイドルは無事」


誘拐犯「うるせぇ!」オラッ


やよい「んー! フ んー!」

誘拐犯「今から声聞かせてやるよ」シュルシュル


やよい「う、ヒグ うぅ」


誘拐犯「ほら これが何だかわかるだろ」ピト


やよい「!」


誘拐犯「もっと乱暴されたくなけりゃ泣け叫べ! ふははは」

小鳥「ピヨォ 何て卑猥な事を!」


誘拐犯「え?」
やよい「え?」


小鳥「ん?」



誘拐犯「おい事務員の女 ふざけてるとお前んとこのアイドルが泣きを見るんだぜ!」


やよい「ヒィィィ だ、ダメですそん 伊織ちゃぁぁぁん! 誰かァァァああ!」


誘拐犯「うるせぇ! 声でかすぎんだよ!黙ってろ」



やよい「モガモガ ンガー」




誘拐犯「ふぅ おい聞いてるか? 7,200万用意したら二宮駅に17:50に電車で持ってこい」


小鳥「そ、そんな直ぐ もしもし?もしもし?」



小鳥「…病院から戻ってきたらこんな


タダイマ



小鳥「しゃ、社長!大変です」


社長「ん?」

タダイマー

キモオタ「あれ?兄さん」


誘拐犯「はぁ? 何で 大学はどうした」


キモオタ「今日は創立記念だし」

キモオタ「兄さんこそ仕事は?何で果物ナイフ何か」



ンーンー!



キモオタ「ま、まさか兄さん」ダッ


バン!

やよい「んー!んー!」


キモオタ「やよいちゃん!」



誘拐犯「おい どうなるか解ってんだよな」


キモオタ「な、何でこんな事…」


誘拐犯「うるせぇ! 就職もできねぇロリコンは黙ってろ!」



キモオタ「やよいちゃん大丈夫?」シュルシュル



誘拐犯「何してる そこのアイドルをこっちに渡せ」



キモオタ「…」


誘拐犯「弟だからって手加減してくれると思うなよ!」シュ


キモオタ「うわぁ!」

キモオタ「やよいちゃん こっち!」グイ

やよい「うぅ」



誘拐犯「待て!お前らぶっ殺すぞ!」



キモオタ「そこの階段登って左の部屋に!これ鍵」


やよい「え、でも」


キモオタ「行け!」


やよい「…」スッ


誘拐犯「ハハハハハ ヒーロー気取りか?」


キモオタ「…逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ」


誘拐犯「どけぇ!」ドス


キモオタ「うぐぅ!」ドサッ



誘拐犯「時間がねぇんだ 余計な事しやがって」


誘拐犯「所詮キモオタは社会のゴミなんだよ」


キモオタ「ウグッ」

やよい「…凄い」

やよい「これ私の等身大パネルだ… これ私達のCD こっちはドラマCD それとシャイニーフェスタの全種類 」


やよい「ウエハースも箱買いしてるし」


やよい「765pro グッズが…」



ドンドンドンドンドン


やよい「ヒッ」ビク


誘拐犯「おーい 扉開けてくんねーかな?」


やよい「…」


誘拐犯「そう、じゃあこいつどうなっても良い?」


キモオタ「やよいちゃんは窓から逃げてるよ!」


誘拐犯「はぁ? あいつ高所恐怖症だって言ったのお前だろうが」ギリギリ


キモオタ「グ」



誘拐犯「やよいちゃん 聞いてる? やよいちゃんのせいでこいつ死んじゃうんだよ?」


やよい「ぁ、ぅ」


誘拐犯「いくよー」スー


キモオタ「ぁあ"あ"あ"あ"あ"あ"」


やよい「!」


誘拐犯「ほらほらほら」


やよい「止めてください!」


キモオタ「ダメだ やよウグッ!」

ガチャ

やよい「ごめんなさい もやしP さん」ポロポロ


誘拐犯「そうやって大人しくしてれば」グイ

誘拐犯「誰も怪我しなかったんだ」ギュ


やよい「うぅぅぅ」


誘拐犯「何だその反抗的な目は!」 スッ


やよい「ウッ」


キモオタ「やめろぉおおお!」


誘拐犯「うわ この!」


キモオタ「うぉぉぉおおおお!!」


ドス グフッ バタッ






キモオタ「ハァ ハァ ハァ ハァ だ、大丈夫?」

やよい「ウグッ ヒゥ でもお兄さんが」


伊織「やよいー!」

真「うぉりゃーー!」


バタバタバタバタ


キモオタ「良かった」


真「やよい! そいつから離れて!」

やよい「え、ま真さん」


真「この誘拐犯め!」


真「てやぁぁぁああ!」ブォン


やよい「真さん!」


キモオタ「え、ちょ」

真「喰らえ!」


やよい「ダメぇぇぇえええ!」


真「 石破天驚拳! 」ドゴ


キモオタ「カ ハッ」ドサッ


伊織「やよい!大丈夫? やよい?」


やよい「うわぁぁぁぁああん! ヒグ うわぁぁぁぁあ」

今日はここまで

アニマスの真は暴力女

主人公逝っちゃったんですが

兄弟揃ってクズか

キモオタ「…ん?」


キモオタ(身体がダルいし …どこだろう)


キモオタ「見知らぬ天井…」



伊織「もやしP 」


キモオタ「?」


キモオタ「えぇぇぇ!いてて」


キモオタ「な、何でここに? それよりここは」


伊織「落ち着きなさい」


伊織「ここは水瀬記念病院 あんたの怪我を治せるのはここが一番近かったのよ」


キモオタ「…え、とりあえずナースコー


伊織「まだ話は終わってないわ あんた今何歳よ」



キモオタ「23歳…大学4年の就職浪人です」


伊織「で、正直言って内定は?」



キモオタ「…」


伊織「このまま普通に就活しても、あんたは就職できないわよ」


キモオタ「そ! …そうですよね」

伊織「2週間は入院、全治1ヵ月 警察からの事情聴取もあるわね」


キモオタ「…」


伊織「これ、今朝の新聞 今回の事件も載ってるわ」


キモオタ「…え?」


伊織「あんた2日寝込んでたから知らないと思うけど、あんたの名前も出てるわ」



キモオタ「…グス 」


伊織「あんた働くあてあるの?」



キモオタ「ねぇ もぅ放っておいてくれ お願いだ」


キモオタ「独りにしてくれ…」




伊織「えぇ この話が終わったら2週間はずっと独りよ」


伊織「だからこれだけは聞いておきなさい」


伊織「私のお父様の知り合いの有名な会社があるわ」


伊織「小さい事務所でエアコンはよく壊れるし、多少ブラックで人手不足の会社よ」



伊織「興味があればここに電話しなさい」


キモオタ「え、ちょっと! 待って」


伊織「独りにしてって言ったのはあんたでしょ」


伊織「じゃ」

多少ブラックか…多少とはいったい

P 「病院から帰ってきたら事件の対応に追われる日々…」


小鳥「えぇ 今回の事件につきましては…


社長「すまない 全ては私の責任なんだ」


やよい「…ごめんなさい」シュン


P 「いや、責めてる訳じゃないんです」アタフタ



伊織「ただいま」



社長「お、どうだったかね?」


伊織「やっと意識が戻ったわ」


社長「ふむ そうか」



P 「明日にでもお見舞い行こうかなぁ」


伊織「あんたは電話対応してなさいよ」

prrr


伊織「ほら」


P 「ヒェー」



P 「こちら芸能事務所765pro プロダクションです」


キモオタ「! あの…天ヶ瀬冬馬と言うものなのですが」


P 「! 尼崎 冬馬君ですね」


キモオタ「いぇ、天ヶ瀬 冬馬」


P「お、鬼ヶ島羅刹?」


社長「おぉ、私が変わろう 私の所に繋いでくれ」


P 「担当のものに変わりますので」


キモオタ「…はい」

社長「代わりました 社長の高木と申します」


キモオタ「はじめまして 天 ヶ 瀬 冬 馬 です」


社長「はい、この度は私のところのアイドルを救って頂き誠にありがとうございます」


社長「お体のほうは大丈夫ですか?」


キモオタ「えぇ、麻酔が効いているので」


社長「そうでしたか 後日お伺いさせていただきます」


社長「それと、聞くところによると鬼ヶ島君は就職活動をなさっていると聞きました」


キモオタ(…どうなってんだ?頭がどうにかなっちまったのか?)


キモオタ「…はい」


社長「ぜひともわが社で働いて貰えないかと思っているのですが」


キモオタ「こちらこそお願いします」



社長「今回の事件が落ち着いたらまた連絡していただきたいのですが」


キモオタ「はい この携帯電話にかけてください」

亜美(…どうしよ 社長室でかくれんぼしてたら社長来ちゃったよ)

亜美(珍しく仕事してるし…)


社長「それではまた」ガチャ


社長「ふぅ トイレにでも行こうかなぁ」チラ


社長「いやぁ 歳を取るとトイレが近くなって嫌だなぁ」スッ


亜美(…ば、バレてた?)


亜美(それより大変だ! 誘拐犯の弟が就職してくるなんて!)


亜美「大変だよ!」



律子「あんたどこ行ってたのよ!」



亜美「いやぁ そんな事より重大ニュース!」



亜美「ピピン板橋が就職しにくるんだよ!」


律子「ワケわかんない事言ってないで、レッスン行くわよ!」


亜美「ほんとだってばぁ~」


ザワザワ


真美「何かリアクション芸人みたいだね」


春香「確かに…」


真美「はるるんとのリアクション対決が待ち遠しいですなぁ」


春香「ちょ、私アイドルだよ?」

今夜はここまで

キモオタ(やっと大学も卒業式かぁ)


キモオタ(…明日が765pro の新歓で社長が紹介してくれるらしいけど…)


キモオタ(名前を未だに覚えてくれてねぇしなぁ…)



キモオタ(あ、伊織ちゃんがここで髪切ってこいって言ってたなぁ)



キモオタ「す、すいません 散髪お願いします」


ハーイ





社長「えぇ、明日の新入社員歓迎会は
1人、新しいプロデューサーが来る」


社長「彼は、アイドルの皆の事をよく知っているが、あがり症やコミュ症と言われる人柄だ」



社長「アイドルの事を知っていても、素顔は知らないので、なるべくギャップを与えないように」



春香「そんな、私はいつも普通ですよ♪」



伊織「あんたそう言うのがあざといって言われるのよ…」



春香「そ、ソンナコトナイヨ」


春香「それに、伊織こそギャップ激しいじゃん!」



伊織「な、何ですって!」


社長「まぁまぁ」


社長「新人P に失礼の無いように」



ハーイ

社長「それでは、新人P 天ヶ瀬 冬馬」


社長「又の名を 天ヶ崎 冬馬 、鬼ヶ島 羅刹、ピピン板橋君だ!」


冬馬「新人P です よろしくお願いいたします!」



やよい「?」


やよい「何か見たことあるかも…」

伊織「…確かに別人ね」


真「どうしたの二人とも?」



社長「まぁ話したいことは沢山あるだろうが 先ずは」


カンパーイ

やよい「う?」


やよい「もしかして…もやしP さんですか?」


伊織「…大分印象変わるわね」



真「?どうしたの?」


伊織「あんたが肋骨折った人よ」


真「!」

真「あの時は 本当にごめんなさい!」



もやしP 「いや、大丈夫だから顔あげて」

もやしP (むしろご褒美だし お礼言いたいぐらいだよ)


真「僕にできることがあれば何でも言ってください!」


もやしP 「…じゃあこの事で謝るのは無しってことで」


真「ぷ、プロデューサー」


もやしP (か、可愛い やっぱりまこりんはこの中で一番の乙女だよ)


伊織「髪きったらまともに見えるわね」


真「カッコいいって意味ですよ」ボソ


伊織「き、聞こえてるわよ!」


伊織「…まぁこれからはプロデューサーとして頑張りなさいよ」


伊織「寝癖とかつけて会社に来るんじゃないわよ」


もやしP 「あ、ありがとうございます」


伊織「あんたもよ」


P 「…はい」




こうして、キモオタの社畜人生は始まる




終わり

始まると思ったら終わっていた

え?
……終わるの?
……え!?

プロローグかと思ったら終わってた
乙でいいのかな?

荒削りだが斬新な設定だなと思ったら終わりかよ!乙

始まったら終わってた
何はともあれ乙でした

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