遊星「これは誰のパンツだ?」アキ「!」 (6)

アキ(どうして遊星が私の…)

クロウ「どうした遊星?」

遊星「クロウ、このパンツ誰のかわからないか?」

クロウ「なんだこりゃ!スケスケじゃねえか!」

クロウ「この黒い薔薇の刺繍のところ以外ほとんど丸見えだぞ!これじゃあジャックのブルーアイズホワイトブリーフより下着として機能してないぜ」

ジャック「あれはまるで穿いていないかのような解放感が売りなのだ!こんな破廉恥な下着と一緒にするな!」

ブルーノ「うーん…」クンクン

遊星「ブルーノ、何かわかったか?」

ブルーノ「デザイン的に女性の下着だね。こんな扇情的な下着を穿いているくらいだ、かなり自己顕示欲の強い人だよ」

ジャック「なるほど龍可か」

遊星「龍可がこんなパンツを…」クンカクンカ

クロウ「待てよ!まさかお前ら本当に龍可がこんなスケスケのパンツ穿いていると思ってるのか!?」

遊星「しかしクロウ、俺はもう龍可のつもりで匂いを嗅いでしまった…今さら別人だと言われても…」クンカクンカ

クロウ「しかしもかかしもねえ!龍可はキャラ物のパンツを穿いている!そう信じてやるのが仲間ってもんだろーが!!」

遊星「クロウ…」

ブルーノ「そもそも遊星、これはどこにあったんだい?」

遊星「今朝アキの部屋に忍び込んだ時にタンスの下着が入っている引き出しに落ちていたんだ」

ブルーノ「謎は深まるばかりだ…」

ジャック「やはり龍可じゃないのか?」

クロウ「まだ言うか!」

アキ「冷たい炎が世界の全てを包み込む…」

遊星「どうしたアキ?なにかわかったか?」

アキ「漆黒の花よ、開け…!現れよブラック・ローズ・ドラゴン!」

遊星ジャッククロウブルーノ「え?」



龍亞「俺が着いた時にはもう…すべてが終わった後だった。あの時あの場所で何があったのか、真相はわからない…」

龍亞「ただ…龍可がジャック達のことをゴミを見るような目で見ていたことを…今でも覚えている…」

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