京太郎「暇だ、安価でもするか」 (126)

京太郎「咲を麻雀部に勧誘したはいいものの俺がただの雑用みたいになっちまった」

京太郎「かと言って何かをやる気にもならないし、安価スレでも適当に立てるか……っと」


京太郎「とりあえず俺のことは……」カタカタッ

スペック

高1

麻雀部
顔:そこそこ
特技:料理

京太郎「ま、こんなもんだろ。なんか面白いことになるといいんだけどな」

京太郎「とりあえず最初の安価は>>3にしとこう」

京太郎「『暇なんで安価で適当になんかします……っと』

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レイプ殺人

京太郎「お、早速来てるな……何々……?」

京太郎「>>3は……うわっ、なんだよコレ……」

京太郎「で、でも安価は絶対だしな……」

京太郎「だ、誰を狙おうか……」

京太郎「『同じ部活の人を対象にします、ちょうど5人いるからポジションで選んでください』……っと」

京太郎「安価先は>>7でいいな」

部長

京太郎「安価先は、部長。部長か……」

京太郎「しかし安価は絶対と言っても実行したら確実に人生終わるよな?」

京太郎「卑怯かもしれないけど……『これ、ほんとにやんの!?』っと」カタカタ

京太郎「俺の人生、この安価にかけたぞ……!>>10だ!」

んじゃ全裸で告白ね

京太郎「ぜ、全裸で告白ゥ!?ぐっ、さ、殺人よりかマシか……」

京太郎「とりあえず今日はもう部活も終わって帰ってきたところだ、明日決行としよう」

京太郎「『明日、決行します!!』っと」

京太郎(でもコレ、マシってだけで人生やっぱり終わるんじゃないか……?)


~翌日~


京太郎(とりあえず、部活前に部長を屋上に呼び出してみたけど……)

久「で、なーに須賀くん?わざわざ屋上に私を呼び出すなんて、もしかして愛の告白ってやつかしら?」ニヤニヤ

久「須賀くんったら優希や宮永さんがいるのに、可哀想な事するのね?」ニマニマ

京太郎(完全にからかわれている……、というか今なんであいつらの名前が出てくるんだ?)

京太郎「ええ、まぁ恥ずかしながらその通りでして……」

久「あら? 私にドッキリなんて100年早いわよ?」

京太郎「いや、本気です!! 俺は本気で部長のことが……!」

久「だ、だからね……?」

京太郎「コレが俺の、本気の証だッ……!」バサァ

京太郎「好きです!ぶちょ、いや、久さん!」マッパ

久「え、ちょ……いやああああああああああああああああああ???????」

京太郎「好きなんです!」ブラブラ

久「来ないで!来ないでってば////!」

京太郎「俺の思いを受け止めてください!」

久「無理ッ!無理だからッ早く服着て!」メカクシ

京太郎「そんなこと言わないでください!」プラーン

久「こんのっ、大馬鹿!」ブチ

京太郎「え、はぁぅ!?」

京太郎(金的、は、ダメですよ……)


~しばらく後~


久「須賀くん、きっと雑用で疲れてたのね。今日のことは忘れてあげるけど、次やったら強制的に退部だから」

京太郎「は、はい……」プルプル





京太郎「『寛大な措置で見逃してもらいました。次はないみたいだ……。勿論振られた』」カタカタ

京太郎「『もう少しイージーなのを頼む……』っと」ッターン

京太郎「安価先は>>14でいいか」

部長を首絞めファック

京太郎「全然イージーじゃねえ!? 」

京太郎「……けど、安価は絶対だ……。二回連続で逃げるのもな」

京太郎「とりあえず部長を呼び出してみよう……」ポチポチ


~しばらく後~


久「で、何かしら須賀くん? 私今日、なぜだか授業が終わってから部活が終わるまでの間の記憶が無いのよ」

久「体調不良かもしれないし早く帰りたいわよね?」ギロリ

京太郎(さすがに今日の今日じゃな……でも、部活終了時間で人が少ない今が一番のチャンス……)

久「ねぇちょっと聞いッ……!?」ギリッ

京太郎(部長は目を白黒させている。俺が両手でいきなり首を絞め始めたし当たり前か)ギリギリ…

久「ッ……、すっすがくっ、いきなりなにっ……ぅぇっ、何を?」

京太郎「すみません部長……安価は絶対なんですよ……」ギリリッ

久「グッ、んかって、……何わけの分からないことを……」

京太郎「大丈夫、[ピーーー]つもりとかはないんで……」カチャカチャ

京太郎(……麻雀部室にはもう誰も居ない。部長を床に押し倒して片手で首を絞め続ける)

京太郎(片手だと、ズボンが脱ぎにくい)

久「な、何してっ!?……ぐぅっ」

京太郎(あー、せっかくだからさっきの続きということにしておくか)

京太郎「何って、愛しあう準備ですよ。だって俺は久さんのことが好きですから」

久「おかしい、おかしいわ、そんなの……」

京太郎「すみません……すみません……」

久「……っけほ、やめてよ……どうしてこんな……?」

京太郎(顔は真っ青の上、涙と鼻水でなんだかぐちゃぐちゃになっている。当然か)

京太郎(そんなことはお構いなしに、俺は部長の下着に手を掛ける)スルルッ

久(宮永さんが入部してきて、須賀くんのことを放っておいたから?でも、それだけでこんな……)

京太郎「流石に暴れる体力もないですか。それじゃ、行きます……よっ」ギリリ

久「うぅーっ!うーっ!」

京太郎(っキツい……。おそらく初めてだろうし、体中に力が入ってるからか?)

久「んくっ、抜いて……お願いよ……」

京太郎(それには答えられない。安価は絶対だ……)

京太郎「ああ、俺の人生もここまでか……」

ズチュッ

久「っぎ!?」

京太郎(俺もなんだかんだ童貞だし、腰を振るくらいしかできないけど、これは……ッ)

京太郎「予想以上に、気持ちいいなっ!!」ズプズプッ

久「も、もうやめてっ、謝るから!謝るかっ……?」ギリギリギリ

京太郎(もう、よくわからない……。ただその声はうるさく感じたので腕に力を込めてしまった)

久「ぁっ……」

京太郎「しまった、やり過ぎた……」

京太郎(部長は白目を向いて気を失った。おまけに……)

プシッ……シャァァァァ

京太郎「あー……どうすんだよこれ……」

京太郎「こんな時こそ……安価か」

京太郎「『【状況説明】……どうしたら良いですか。>>22 頼んだ』っと……」

京太郎「俺も本格的におかしくなっちまったのかもな」

とりあえず写真撮影

京太郎「とりあえず……とりあえずなのか?」

京太郎「まあいいや。携帯にカメラついててよかったー」カシャッ

京太郎「で、状況は何も変わってないわけだ」

京太郎「頼んだ、>>25


京太郎は『失神した部長の失禁画像』を手に入れた!

口止めのため拷問

京太郎「だから!なんでこのスレの住人はこんなに猟奇的なんだっ!?」

京太郎「コレじゃ俺の人生が……って、もう終わったみたいなもんか……」

京太郎「はぁ……、とりあえずそこら辺にあった縄で手を縛ってっと」

京太郎「部長ー。起きてくださいー」ペチペチ

久「んんっ……、須賀くん……?嫌ぁっ!」モゾモゾ

京太郎「ちょっと、そんな嫌がらないでくださいよ……」

久「殺されかけてっ!無理やり犯されてっ!そんな相手に好意的に接するわけ無いでしょう!?」

京太郎「ああ、もう……。コレも安価は絶対。俺が悪いんじゃないんっ……でっ!」ドゴッ

久「おごっ……ぅぅっ」パシャパシャッ

京太郎(全力で部長の腹にパンチを決めた……たまらず部長は胃の中の物を吐き出している……)

京太郎「部長、今日のこと、他言無用ですよ?」ニッコリ

久「な、何言ってるの……? この後警察に……かひゅっ!?」

京太郎(続いて鳩尾に一発)

久「~~っ!……」ギロ

京太郎「言わないでくれますよね?」

久「っ、そんなわけっ」

京太郎「言わないでください、よっ!」ドゴッ

久「お゛っ……ぅぅ……」

京太郎(その後しばらく腹パンしたら、言わないことを了承してもらった……)

京太郎(誰にも言わないとのことなので部長は帰してあげた。写真で念押しもしたし大丈夫だろう……)

京太郎「やってることがもう完全に犯罪者だ……」

京太郎「もうどうにでもなれ。>>30だ」

金髪で片目つぶってるおっぱいさん見つけて犯せ

京太郎「もはやこれ住人の願望じゃないか……」

京太郎「そんな人物が都合よく居るわけ無いだろ……寝よう」

京太郎「一応、明日から探してみるか」

京太郎「スレ住人にも同意を求めておこう。『そんな都合よく現れるわけないんだろ』っと」

京太郎「>>33もそう思うよな?」

いた

京太郎(いつもの雑用にかこつけて校外に出たのはいいが……)

美穂子「あら……ここ、どこかしら……。さっきまで華菜たちもいたはずなのに……」オロオロ

京太郎(俺の目前には確かに金髪で片目つぶってるおっぱいさんが。え?こんなことあんの?)

京太郎「あのー、すみません。もしかして迷子ですか?」

美穂子「あら、コレはお恥ずかしいところを……でも大丈夫です。私にはこの……」

美穂子「(コーチから預かった)じーぴーえす付きの携帯がありますからっ」ババーン

美穂子「……っ」アセアセ

美穂子「???」クビカシゲ

美穂子「これ、どうやったら道案内してくれるのかしら……」アタフタ

京太郎(ダメだこの人)

京太郎(こんな人の良さそうな人、おか……物騒なことをするより普通にお近づきになりたい!)

京太郎(おもちも大きいし!俺はもう罪を重ねたくないんだっ)

京太郎「『わかってるだろ?>>38よ!』」

茂みに連れ込んで種付けするんだよ

GPSは切って違う場所にポイしとけよ

京太郎「ちょっと貸してもらってもいいですか?」

美穂子「えっ……でも、そんな、悪いですよ」

京太郎「いいですって。コレも人助けなんですから」

美穂子「ええと……じゃあその……お願いします!」

京太郎(携帯を受け取って、GPS機能をオフにする。あとは……)

京太郎「ああ、こっちが近道みたいですね! ついてきてください!」グイッ

美穂子「あっ、はいっ!?」

美穂子(て、手をつないでしまったけどこれはいいのかしらっ?)

京太郎(途中でそれとなく携帯を放る、持ち主には申し訳ないが諦めてもらおう)

京太郎(目的地は、この茂みの中だ……)

美穂子「こ、この先は茂みですよっ!?」

京太郎「いや、これであってますから……!」

京太郎(そう言って俺たちの眼の前に広がるのは……)

美穂子「畑……?」

京太郎(何を隠そう、我が秘密農園である)

京太郎(アホの優希のタコスづくりにかかる費用もタダじゃない)

京太郎(近年野菜は値段が高騰気味なのだ。俺の財布だって無限じゃない)

京太郎(そんなわけで、思い切って野菜を栽培することにしたのだ)

京太郎「さあ、この種を持ってください! 今日がちょうど種付けの予定だったんです!」

美穂子「あら、これはキャベツですか? ふふ、自分でお野菜を育てるって楽しそうですね」ニコニコ

京太郎(この人無理やり連れて来られたのになんでこんな楽しそうなんだろう)

美穂子「あっ、そういえばまだお名前を聞いてませんでしたね。私、風越女子3年の福路美穂子といいます、あなたは?」

京太郎「へっ?ああ、清澄高校1年の須賀京太郎です……」

美穂子「そう、須賀くん……。それじゃ、早速種を植えましょう?」クスッ

京太郎「はっ……はい……」

京太郎(こうしてしばらく一緒に農作業をしたあと、福路さんと別れた……)

京太郎「ちゃんと『茂みに連れ込んで』『種付け』してやったぜ!」

京太郎「次はなんだ?今ならなんでも行ける気がするぜ>>41

切腹しろ

介錯は部長にしてもらえ

京太郎「なんでもってこれ死ぬじゃねえか……」

京太郎「ま、部長は介錯なんて頼んでもやらないだろうし大丈夫だろ」

京太郎「『切腹するんで介錯お願いします』っと。流石に本気にしないだろ……」

京太郎「さ、今日はもう疲れたし寝よう……」


~翌日~


久「っ須賀くん、悪いんだけど今日はちょっと残ってもらっていいかしら?」

京太郎(部長、あんなことがあったあとなのに平然と学校来てるしどんな精神力してるんだ……)

京太郎(首には包帯、お腹は制服で隠れているとはいえ……)

京太郎「あ、はい。分かりました。それじゃ染谷先輩、咲、優希、和、また明日な」

まこ「おう、お前らもあまり遅くなるなよ」

咲「京ちゃん、また明日ね」

優希「犬!明日も極上のタコスを用意しとくんだじぇ!わかったな!」

京太郎「あーはいはい、わかったわかった」

和「……では失礼します。宮永さん、行きましょう」


―――バタン


久「さて、皆帰ったことだし、お話と行きましょ?」ガチャッ

京太郎「……部長、どうして鍵なんか?」

久「どうして? おかしなことを言うのね。切腹するんでしょ? 邪魔が入っちゃダメじゃない」ニッコリ

京太郎「……は?」

久「大丈夫! ちゃんと私が介錯してあげるから一思いにぐいっと!」

京太郎「やだなー、あれはちょっとした冗談で……」

久「あら? 須賀くんは私にあんなひどいことをしたことを悔やんで切腹でお詫びしてくれるんでしょ?」

京太郎「な、なんのことだか……」

久「だって不公平じゃない私だけあんなに痛くて苦しくてそんなことされてあなただけのうのうと何もなかったのかのように過ごしてるなんてありえないわ。犯した罪には罰が必要なのよまあ須賀くんが犯したのは罪だけじゃなくて私も何だけど、あははってここ笑うところよ?ちゃんと笑って頂戴?それにしても感心よね、あんなことができちゃう須賀くんでもちゃんと罪を悔いて罰を受ける心づもりがあるなんてさぁ早く罪を贖うのよ須賀くん!!!早く早く早く!」ギョロ

京太郎「あ、う……」アトズサリ

久「ああ、最初から一人でやるのが怖いのね?大丈夫よちゃんと手伝ってあげるわ」スラッ

京太郎(そういって部長は鞄から出刃包丁を取り出すとそれを俺の腹に―――)

久「じゃあね、須賀くんっ」ニコッ


―Dead END―


ざんねん 京太郎は 死んでしまった

眠いし終わらすのに調度良かったので今日はこれで終わります。
明日とかまた最初からスタートってことでここはひとつ。
次はもうちょっと(京太郎に)優しい安価だといいんですけどね
おやすみなさい。

京太郎「ひどい夢を見た……」

京太郎「しかし安価スレか……暇をつぶすには持って来いだよな」

京太郎「……何だこのスレ、途中で>>1の書き込みが途切れてる」

京太郎「ちょうどいいや、このスレを使わせてもらおう……」

スペック

高1

麻雀部
顔:そこそこ
特技:料理


京太郎「とりあえず最初の安価は>>58にしとこう」

京太郎「『暇なんで安価で適当になんかします。犯罪とかは安価下で』っと」カタカタ

部室を閉鎖し、一人で大掃除

京太郎「>>58か、なるほど。確かに一度徹底的に掃除してやろうかと思ってたんだよな」

京太郎「ちょうどいい! 明日早速決行だな!」


~翌日~


立て札「大掃除中に付き閉鎖中」

久『何これ……開かない!? ちょっと!』ガンガン

京太郎「……ああ、もう部長来たのか、早いな」

京太郎「今日は部室の大掃除なんで諦めてください!」

久『……須賀くん、気持ちは嬉しいけどそういうのはもっと早くにいってちょうだい』

久『今日はまこの家で練習にしましょ、仕方ないわね。連絡しなきゃ……』ブツブツ

京太郎「事なきを得たようだ。さーて掃除掃除!」

(さっさっさっ)

(さっさっさっ)

(さっさっさっ)

(コロン……)

京太郎「ん……これは? PCPC……っと」

京太郎「『部室の掃除してたら>>61が出てきたんだがどうしたら良い>>64?』カタカタ

京太郎「頼んだぞ!」

クロチャー

愛でる

玄「……」ダラダラ

京太郎(ロッカー開けたら中から人が出てきたんだけど……)

京太郎「あ、あの……」

玄「はっはいっ!」

京太郎「阿知賀女子の松実玄さん……ですよね? 和の幼馴染っていう……」

玄「そうです! けして怪しい物などではないのです!」ワタワタ

京太郎(あからさまに不審者なんだけど……それにしても『愛でる』ってどうすれば?)

京太郎(頭でも撫でてみるか)

京太郎「……」ナデナデ

玄「ふゎっ? あ、あの……えへへ///」ニコニコ

京太郎(かわいい)

京太郎「で、どうしてここに?」

玄「ハッ。それはですね……」


      ∪
・ ・ ・ ―:




京太郎「なるほど、創立記念日の連休を使って和に会いに来たと……」

玄「ええ、そういうわけなのです!」

京太郎「申し訳ないんですけど、今日は掃除で部室閉鎖しちゃったので和は来ないと思いますよ」

玄「ええ~っ、そんなぁ……」ウルッ

京太郎(悪いことをしてしまった……、安価よ、一発逆転の手段をくれ!)

京太郎「ちょっと失礼」カタカタ

京太郎『状況は以上のとおりだ!>>71、まかせた!』ッターン 

まこん家に集まるとか言ってんだからそこいけ

京太郎「まあ順当だな……」ウンウン

玄(いきなりパソコンいじって頷きだしたんだけどどうしたんだろう……)

京太郎「ああ、松実さんが良ければ和の居るところまで案内できますよ」

玄「それは本当ですか!? ぜひお願いします!」ペコッブルンッ

京太郎(おおっ……ナイスおもち……)

京太郎「ええ、それじゃ適当に片付けちゃうんで少しだけ待っててください……」

玄「了解です!」ビシッ

京太郎(さて、大掃除と言って部室閉鎖までしたのに大して掃除ができたわけじゃない)

京太郎(部長になんて言われるかわからん!正直に言ってもいいがここは)

京太郎『>>74、グレートな言い訳を頼むぞ!』

ぶっちゃけ飽きた

京太郎「し、しかし安価は非情である……」ガクッ

京太郎「と、とりあえず一段落しましたし、行きましょうか」

玄「えっ、うん、お願いします」ペコリ

京太郎(礼儀正しい人だなあ)


~しばらく後~

―――雀荘『Roof-top』


京太郎「着きましたよ、ここです」カランカラン

久「あら、須賀くん? 掃除はもう終わったのかしら、ずいぶんと早いけれど」

京太郎「いや~なんていうかその……ぶっちゃけ飽きました」タハハ

久「」

久「す~~~が~~~く~~~ん?」プルプル

京太郎(あ、これダメな奴だ)

玄「あのあのっ、ここに和ちゃんがいるって聞いたんですけどっ」ズイ

久「って、阿知賀の玄ちゃん? どうしてここに?」

まこ(メイド服)「なんじゃ騒々しい。久、どうしたんけ?」

久「あー、とりあえず和呼んでもらってもいい?」

和(メイド服)「いえ、それには及びません……。玄、お久しぶりです」

玄「和ちゃ~ん、会いたかったよ~」ガバッ

和「ええ、私もあえて嬉しいですよ」

玄(はわ~和ちゃんのおもち、相変わらずすっごいよ~)

京太郎(和に抱きついた松実さんがのどぱいに顔をうずめている……羨ましい)

久「なんだ、玄ちゃんを案内してきただけじゃない。意味のない嘘なんてついちゃダメじゃないの」

京太郎「え、ええまぁ……」

久「せっかくだしあなたも打って行きなさい。流石に役くらいは覚えたでしょ?」

京太郎「役どころかスジまで覚えましたよ! 任せて下さい!」

久「え、ええ……まぁ、頑張ってね」



      ∪
・ ・ ・ ―:
      ∩



京太郎「槓子が……ドラが……東場が……うわわわわ」ガタガタ

久「あー、こりゃダメね。あなた達少しは手加減してあげなさいよ」

咲「だ、だって京ちゃんが本気でやれって言うから……すみません」

優希「躾のなってない犬に身の程を教えてやっただけだじぇ!」

玄「わ、私はこの打ち方しかできないから……ごめんね、ええと、須賀くんっ」

京太郎「やめろ……余計惨めだ……」

久「役だの何だのを覚え始めたばかりの初心者が全国出場者に勝てるわけ無いでしょうが……」ハァ

京太郎「お、仰るとおりでございます……」

京太郎(くそっ、やられっぱなしってのも癪だ、ちょっとしたお仕返しの方法を>>79まかせた!)

死んだふり

京太郎(アレだ! ハギヨシさんから教わった宴会芸が内の一つ!)

京太郎(ハギヨシ流究極死んだふり!)

京太郎「うっ!? ぐううううううう!?」バタッ

咲「京ちゃんっ!?」

京太郎「」チーン

京太郎(素敵滅法により何故か心臓と脈が止まって見え、聞こえるのだ! 覚えておいてよかったぜ……)

まこ「い、息をしとらん……心臓も……」

和「突発的な心臓麻痺かもしれません! 救急を!」

優希「きょっ、きょーたろー……おい……起きるんだじぇ……」ゆさゆさ

玄「えっえっ?」

京太郎(予想以上に反応が大きいし、救急なんて呼ばれるわけには……そろそろ起きるか)

京太郎「ドッキリ成功~~~」テレッテー

「「「「「「……えっ」」」」」」


この後めちゃくちゃトバされた(点数を)



~帰宅~

京太郎「ひ、ひどい目にあった……しばらく麻雀したくない……」

京太郎「なんやかんやで松実さ、玄さんと連絡先を交換してしまった」

京太郎「メールは安価スレの基本だよな、どんなメールを送る?>>82だ!」

一目惚れしました

京太郎「あ、安価は絶対だ……しかたない、ままよ!」ポチポチピッ

京太郎「……返事が来るまでの間がつらい」

携帯『~♪』

京太郎「返信が来たっ!」

玄【もー、いきなり変なメールでからかっちゃやだよ~。今日はありがとう!】

京太郎「全く相手にされていないうえに別件でお礼まで言われてしまった」

京太郎「でも>>85がそれに素晴らしい切り返しを見せてくれるはずだ!」

デートしてください

京太郎「容赦ねえな……っ送信」

携帯『~♪』

玄【え、冗談じゃないってこと? うう~、そんなこと言われてもぉ~】

京太郎「携帯の前であたふたしている様子が容易に想像できてしまう」

京太郎「流石にほとんど初対面でこんなこと言ったらまあこんな反応だよな」

京太郎「それでも俺は安価を信じるぜ>>88だ!」

俺についてこい

京太郎「もうこうなりゃヤケだな……送信だこの野郎!」

京太郎「はあ、いい人だったのにな、玄さん……」


―――
――



―――玄の部屋

携帯『~♪』

京太郎【俺についてこい】

玄「奈良に帰ってきたら須賀くんからメールが届いてたけど……」

玄「うう~、やっぱり本気なのかな……」

玄「男の人とお付き合いなんてしたことないからどうしたらいいかわかんないよ~~」バタバタ

宥「玄ちゃん? 布団でばたばたしてどうしたの?」

玄「はうわ! お、おねえちゃん!? ななな、なんでもないよっ」

宥「……わかったから、もうちょっと静かにね……」

玄「び、びっくりした……おねえちゃん、急にお部屋に入ってくるからなぁ」

玄「でもでも、長野でお世話になったし、一回くらいなら……」

玄「終わったあとにお断りすれば……大丈夫、だよね……?」

玄『じゃあ、今度のお休みに一度だけ……』

玄「送信……送っちゃったよ~」ジタバタ

宥「玄ちゃん……?」

玄「はうっ、ごめんなさいぃ~~~~」

―――
――


―――京太郎の部屋

京太郎「お、OKをもらってしまった……恐るべし安価」

京太郎「で、デートか~! 彼女なんていた事ないしこれはもしかして……もしかするのか?」

京太郎「玄さんとグッとお近づきになれるデートの行き先、安価に託すぞっ」

京太郎「長野か、奈良か、それともどっか別の所?>>92任せた!」

奈良

京太郎「そういえば玄さんの実家ってたしか旅館だったっけ」

京太郎「奈良、修学旅行で1回行ったきりだし、何より玄さんに出費を強いるのは良くないよな」

京太郎「奈良で、玄さんとデートだ、うおおおおお!」



~ちょっと後~



京太郎「喜びのあまり叫んだせいで親に叱られてしまった……」

京太郎「デートは次の週末……」ニヤニヤ

京太郎「デートまでの間はどうしようかな」

京太郎「とりあえず明日の行動方針だ>>96

京太郎「ま、下調べとかは大事だよな……」

京太郎「とりあえずは阿知賀女子のあるあたりでそういうスポットを探すとしよう」

京太郎「明日のやることも決まったし今日はとりあえず寝るか~」

―――
――


―――宥の部屋

宥「玄ちゃん、『男の人とお付き合い』とか言ってたよね……」

宥「相手の人、悪い人だったらどうしよう……」ワタワタ

宥「そ、そうだ、こういう時は憧ちゃんに相談を」



      ∪
・ ・ ・ ―:
      ∩


憧『そりゃもう尾行しかないでしょ! シズとかも連れてくから当日はちゃんと見張っておくのよ!』

宥「って言ってるけど、大丈夫かな……?」

一旦ここで区切ります。妹をバイト先まで迎えに行かなければなりませぬ。雨だからね。
キャラクターとかに違和感とか無いですかね……?

京太郎「部活の雑用もいつも異常に早く終わらせて帰ってきたぞ」

京太郎「とりあえずひと通り阿知賀女子周辺の情報は調べたけど……」

京太郎「観光地に行くっていうのも奈良に住んでる玄さんを誘うにはちょっとおかしい気もするしな」

京太郎「正直に言おう、デートプランが全く思いつかない!」

京太郎「安価よ、俺に力を……! >>104

地雷雑誌を参考にする

京太郎「地雷……?ってのはよくわからないな。下でいいか」

京太郎「お弁当! 公園! 素晴らしいな」

京太郎「玄さんは白いワンピースを着ちゃったりなんかして……グフフ」

京太郎「ああ、今日ほどハギヨシさんから料理を教わっていたことをありがたく思った日もない」

京太郎「さて、いざ弁当を作るにしても具材が問題だな」

京太郎「美味いおかずを頼んだっ!>>107 >>108 >>109

卵焼き

サーモン

シュールストレミング

京太郎「まともなのは最初だけか……」

京太郎「まあ広義でのサーモンなら焼き鮭でも大丈夫っちゃ大丈夫だろうけど」

京太郎「シュールストレミングってなんだよ!?」

京太郎「そしてどうしてこのタイミングで、海外に行った親戚がおみやげで買ってきたシュールストレミングが家にあるんだ!」

京太郎「流石に中身を今出すのはマズイ。缶ごと入れる方向にしよう……」

京太郎「いざとなったら放り投げる覚悟だ」

京太郎「あ、そうだ、当日の服装も決めないとな」

京太郎「どんな感じにするべきだろうか>>112

有珠山の女子制服

京太郎「じょ、女子制服……」タラ…

京太郎「いやでもどんな感じかってだけだし!ネクタイとか、クロス型のアクセサリーなんかでそれっぽさ出せば大丈夫だ!」

京太郎「大丈夫、住民もきっと納得してくれるはずだ……。そもそも女子制服なんてそんなホイホイ手に入るものでもない!!そうだろ!?」

京太郎「でも色は……ピンク系か……はぁ……」

京太郎「ま、なるようになるだろう……」

京太郎「後は……持ち物くらいか。何をもってけばいいんだ? >>115

ベース

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