城ヶ崎美嘉「今…プロデューサーの体からものすごいペドオーラが!!」 (54)



前作:モバP「ふぇぇ……幼女になってしまったよぅ……」

幼女と化したプロデューサーをアイドルが振り回すSSです

前作とは別の世界観です


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1409734808



池袋邸:晶葉sルーム

モバP「十代の気持ちが、わかるようになりたい。メイン客層の趣向を、もっと理解したいんだ」


晶葉「わかった。なんで私に相談した?」


モバP「晶葉ならなんとか出来そう……と、思ったからだ」


モバP「埋め合わせならなんでもする。何かいい方法は無いか、教えてほしい」



晶葉「まったく。天才が、そんなに便利になれるわけ……」





晶葉「あるのだけどな!」ニッ!


モバP「流石です、晶葉様!」パチパチ



晶葉「へへん♪もっと褒め崇め奉りたまえーっ♪……おほん!」


晶葉「出来てるぞ!ウサミンデバイスだ!」スッ


モバP「……ゲーム機?」



晶葉「進化の系統樹を遡り、遺伝子内のウサミニアン因子を活性化させることで、細胞レベルでJKに変質させることが出来る」


モバP「要するに?」


晶葉「思考を自由にウサミン星人化させられるんだ!」


モバP「……もはやオカルトだな」


晶葉「純粋なウサミンテクノロジーだよ、はっはっは!人というシステムの可能性を引き出してみせるとも!」



モバP「一応聞くが、健康被害は無い……よ、な?」


晶葉「未完成ではあるが、原理的には九十九分以上使わなければ問題無いはずだ」


晶葉「データ取りも兼ねて、使う時は私も同行しよう」



モバP「そうか……ありがとう!こいつで学べば皆を、もっと売れっ子にさせられる!」


晶葉(……健康被害は無いが、まだ助手が聞いてない機能がある)


晶葉(傲慢かもしれないが、機能を使って狼狽えるPが面白そうと思はずにはいられなかった!)



後日

事務所:事務室

ガチャ

美嘉「こんにちわーっ★あっ、プロデューサーに晶葉ちゃん!」


モバP「ああ、プロデューサーだ。暇してたら話さないか?」


晶葉(美嘉で試すのか?)ヒソヒソ


モバP(ああ。ギャルの支持層はカリスマギャルに聞くべきだ)コソコソ



美嘉「なんか怪しいなー……何話そっか?」


モバP「そうだな。……莉嘉とは、最近どうだ?」


美嘉「えっと……どうって、どう?」


モバP「最近喧嘩?を、したようだから気になってな」



美嘉「……喧嘩ってほどじゃ無いけど、莉嘉にキモチワルイモード増えてるって言われちゃった」


モバP「キモチワルイモード?」


美嘉「みりあちゃんたちと遊んでる時さ、引いちゃうくらいテンションアゲ過ぎてるんだって」



美嘉「でも、あがるっしょ!?皆アタシの話をふんふん言いながら聞いちゃって、かわいくなりたーいって目で見てくるの!応えたいって思ったら、みなぎるでしょ!?」ズイッ


モバP「わかったから、近い近い!」



美嘉「近い……?あっ!ごっゴメン!」カァッ


モバP「こちらこそ。しかし、キモチワルイ……か」


美嘉「悪意があって言ったことじゃないだろうし、今仲悪い訳じゃ無いんだけど」


美嘉「いつか莉嘉に鬱陶しがられる時期がくるのは寂しいかも……って」



美嘉「……アタシのキャラじゃ、無いかぁぁぁぁ」


モバP「子供好きとカリスマギャルは、両立しえないのか?」


晶葉(それを悩むのが十代なのだから、ウサミンフォーゼといいながら真ん中のスイッチを押すんだ)ボソッ



モバP「そうか……ウサミンフォーゼっ」ポチッ


ピコンッ……ンヴッ


ウサミンデバイス「ウサミン深度第二を突破しました」



モバP「えっ?んあー!」ピカアアア!


美嘉「な、何の光ーっ!?」



シュウウウ……




モバP(幼女)withウサミンキグルミ「……ふぇぇ……きいてないよぅ……」



美嘉「……何事?どゆこと?」


晶葉「実は助手はかくかくしかじかでな」


美嘉「晶葉ちゃん?つまりオケオケオッケーってこと?」


晶葉「そうだ。納得が早くて安心した」



晶葉「ただ、今の助手はデバイスの機能『ウサバラ効果』を使って身体形質を変化させてる」


晶葉「進化の系統樹を分岐点まで遡ることで別のJKに進化出来るのだが、まだ系統樹を遡っただけだな」


晶葉「本来は使用時の『友愛』『精神』『運動』『経験』の四つの体験が一定以上必要なんだが……やはり、完成に近づくとエラーも増えるな」


美嘉「いやーっ、正直よくわかんないかな?でも……」



晶葉「でも?」


美嘉「……結果は全てにおいて優先するよっ★」ギューッ


幼P(元モバP)「んひゃ!?あ、あきはぁ!このみかとめてー!」ジタバタ


晶葉「……すまない。キルバラ効果のデータは、貴重なんだ」

誤植訂正
晶葉「……すまない。キルバラ効果のデータは、貴重なんだ」

訂正後
晶葉「……すまない。ウサバラ効果のデータは、貴重なんだ」



晶葉「危険になったらドクターストップをかけるから、連続運用してくれないか?埋め合わせはそれでいい!」


幼P「えぇっよってたかって!?でも、デバイスでもとにもどれば!」


美嘉「それ、これ?」


幼P「かえして!」


晶葉(ふむ。ウサミン意識の流れとヒト意識の流れが混濁して、ウサミン意識が既に優勢になってるな。この適合速度なら、エラーも起きるわけだ)



美嘉「もちろん、あげるよ?」


幼P「やったぁ!みか、ありがと!」ニコッ


美嘉「はい、あーげた!」リフトッ


幼P「……ふぇぇぇ」ジワァ……


美嘉「……欲しい?」スッ


幼P「うん」パァァァ


美嘉「……」リフトッ


幼P「ふぇぇぇ」


美嘉「……」スッ


幼P「えへへ」パァァァ


美嘉「……」リフトッ


幼P「うぇぇぇん」



美嘉(ヤバイ……昔の莉嘉みたいで、面白カワイイ★)


晶葉「しかし、その素早い理解力と判断力……実はロリコン気質なのか?」


美嘉「ロリコン?違うな、間違ってるよ晶葉ちゃん」



美嘉「……ちっちゃい子が嫌いな人がいる?」


晶葉「カリスマ、カリスマってなんだ!?」


美嘉「躊躇わないことかなっ★」ポワワワン



美嘉s脳内:妄想空間

ナレーターヶ崎「やっほ★ナレーターヶ崎だよー。城ヶ崎美嘉は複数人のぷちヶ崎が集まって動いてるんだっ★」


天使ヶ崎「ふひひひひ
ふひふひふひひ
ふひふひひひ 字余り」


悪魔ヶ崎「みりあちゃんがカワイイと言う光景を、擬音の多用で表現した情感溢れる一句だね★」


通信担当ヶ崎「フヒーハー!フヒーハー!!ヒャッハァァァァ!!!」


ピコンッ



スクリーン「グオルルルルルー!!モフ道の先達として教えられるのは、ご飯はワイルドに食べるべきってことでごぜーます!」


スクリーン「おかか!おかかおいしーい♪」


夫ヶ崎「これはスリリングだよ……皆には教えたくないカイカンだねっ★」


スペシャルヶ崎「火で焼いて綺麗にするの?……そりゃ、綺麗なほうがいいよね」



事務所:事務室


数十分後


幼P「きついー、ぎゅーやめて」


美嘉「ゴメンゴメン★髪の毛結っちゃおっか」グルーミングルーミン


幼P「んー♪」ゴロニャーン



晶葉(延々上下運動をしたかと思えば、飛んで走って回ったり、ファッション誌を読んだりしていた)


晶葉(様々な行動をした方が良いデータは取れるが……)


晶葉(……時間だな)


晶葉「P、タイムリミットだ。そろそろ戻る準備をしよう」



幼P「うん、あきはおねーちゃん!」ペカーッ


晶葉「おねっ……!?」


晶葉「いや、そうだ!天才少女の晶葉お姉さんに頼りに来たまえ、P!」つんつんぷにぷに


幼P「わーい♪」



美嘉「えー、もう少し遊ぼうよー★」


晶葉「九十九分以上使うとヒト意識が急速に低下して、自分の意思で元に戻れなくなる可能性がある」


美嘉「……マジ?」ヒヤッ


晶葉「大マジだ。だから、私がここで監督してたのだからな」



美嘉「そっか……でも、もったいないね、今のプロデューサーでもうプニれないなんて★」クルクルキャワワ


晶葉「そういうことじゃないっ。……しかし、美嘉は随分助手の扱いに慣れてるな」



美嘉「この人懐こい感じ、昔の莉嘉にそっくりなんだよねー」シャラシャラキャワワ


幼P「くすぐったい」キャッキャッ


美嘉「なんでもアタシの真似してさ、髪染めたら金髪になって。ピアスしたらピアスつけたいーってうるさいし。まだ早いっての……」クシュクシュキャワワ



美嘉「……妹離れより姉離れが先かなぁ」ハァ


晶葉「流石。美嘉は莉嘉の手本なのだな」


美嘉「手本?アタシが?」



美嘉「……なれてるか、もうわかんないよ。キモチワルイ、らしいしさ。」


晶葉「どうあれ、面倒見の良い姉をしてるじゃないか。正しくカリスマだと思うぞ?」


美嘉「……そう?」



晶葉「システムというのは複雑でな。一つの側面が全てのそれとリンクしてたりする」


晶葉「そんなのだから、ロボは完成品に近づけば近づくほど、エラーが深刻になっていく。……人が作るとなると更にな」


美嘉「晶葉ちゃんが、ミスをするの?


晶葉「……天才唯一の汚点だ。マイクロビスは管理が難しくてな」



美嘉「……例えばさ、うさちゃんロボが完成しちゃって、もう整備とかいらないんだーって思ったら。……寂しくなったりする?」


晶葉「思わないわけでは無い。でも、ふふっ、私はその時の為にロボを作ってるのだ」


美嘉「どういうこと?」


晶葉「我が子同然のかわいいロボの一人立ちが、嬉しくないはず無いだろう?」



晶葉「最大限の自立と独立をさせてやる、物言わぬ機械に生を吹き込むのが私の使命だし、それで技術も磨かれる……それが楽しいからなっ」


美嘉「いらなくなるまでが、カリスマの、手本の仕事ってこと?……莉嘉の、自立?」ポワワワン



美嘉s脳内:妄想空間


通信担当ヶ崎「各ブロック、損害状況を知らせて!」


爺ヶ崎「エンジン切り離しをさせるよー、艦長★」


艦長ヶ崎「よーしっ♪総員に退艦準備をさせよー!」



偽ヶ崎「ここまで莉嘉が立派になってさ、妹離れも出来ないんじゃカリスマギャルの名前が泣くって!」


艦長ヶ崎「へへへ。じゃあ、よーそろー!」


整備ヶ崎「戻ろうよ!まだ莉嘉には美嘉が必要だって……あれっ、あの美嘉ンイージ!何をするつもりなんだろ?」


爺ヶ崎「砲台代わりにもならないし、昔のデータ見るしかないか……そういえば、何があったっけ?」

ピコンッ



幼莉嘉inディスプレイ「うわぁ、おねーちゃんカワイくて、カッコいい♪」


幼美嘉inディスプレイ「でしょでしょー?もっとなっちゃう?なっちゃおっか★」


幼莉嘉「うんっ。アタシもカワイイくなる☆」ペカーッ


幼美嘉「へへへー。じゃ、アタシはそれよりも凄くなっちゃおっかな……天下のカリスマギャルなんて、イケてない?」


幼莉嘉「チョーイケてる♪じゃあ、アタシもなる!おねーちゃんよりもスゴくなっちゃうかもね☆」


幼美嘉「言ったなー★」ワシャワシャ


幼莉嘉「ちょっと!ヘアー乱れちゃうってー!」



美嘉(……そっか。アタシは、この笑顔が好きだったんだ)


美嘉(アタシがアタシを磨いた時、莉嘉が喜んでくれた。アタシを目標にして、莉嘉がどんどん可愛くなってった。それが……イイんだ)



美嘉(目標、カリスマ、アイドル。指針になることで良い方向へ自分ごと莉嘉を導きたかった……その、延長なのかもしれない)


美嘉(晶葉ちゃんみたいに、好きなら寂しさだって克服出来る。好きなら強くなれる)


美嘉(アタシは……莉嘉が嫌い?莉嘉が一人前になるのが、嫌?)




美嘉(……そんなワケ、絶対に無いし!)



美嘉「そういえば、どうしてデバイスを作ったの?」


晶葉「いや、私自身が進化してみれば、ヒューマンエラーが減るかもな……とな」


美嘉「……そっか★」ワシャワシャ


晶葉「おいっ!何故私の髪を弄る!?」



美嘉「プロデューサーで遊び足りなかったから、後で晶葉ちゃんで遊ぶ事にするねっ★」


晶葉「こらーっ、勝手を……」


晶葉「……少しだけだぞ?」シュン


美嘉「やったぁ♪」



幼P「かえしてー」 トットットッゴロッ


美嘉「あっ!」


幼P「……いたくないし」グスッ


晶葉「宣言しなくて良いぞ。怪我は……無いな。よしよし」ナデナデ


幼P「ふわぁぁ」


美嘉「よしよーし。そろそろ戻ろっか?」ナデナデ



美嘉(プロデューサーは、アタシと話をする為に、自分を小っちゃくまでした。アタシがトップになる為に、自分すら賭け金にするつもりなんだ)


美嘉(……なら、応えなきゃダメだよねっ★トップになったアタシについて来た皆が、アタシを目標に可愛くなるなら……なるしか、ないっしょ!)



美嘉(待っててね。まだ見たことのないちっちゃカワイイ皆。アタシはもう、躊躇ったりしないから)


美嘉(皆まとめて……最っ高に、ヒートアップさせちゃうからね♪)


美嘉「はい!真ん中を押すんだよ?」スッ


晶葉「ま、まて、美嘉!助手から離れろ!無理なら眼をつむれ!」



美嘉「えっ?」


幼P「コードは……」


幼P「……ヌグミンっ!」ポチッ


ボシュンッ



美嘉「……」


晶葉「……」


モバP「……」ダイゼンラー




美嘉 晶葉 モバP「……きゃぁぁぁぁぁぁ!!」

おわり

言うほどものすごくありませんでした……ウサミン関係は適当です、忘れてください。

拙い作品に最後まで付き合っていただいて、本当にありがとうございました。

HTML、依頼出してきました

勢いって大事

乙でしたわ

脳内ヶ崎わろた

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