提督「AL/MI作戦!」 (40)


提督「イベント海域だー!!」

ヴェールヌイ「……おかえり司令官」

天津風「ログインして来て早々どうしたのよ」

提督「どうしたもこうしたもない! ついに夏イベントが始まったじゃん!」

ヴェールヌイ「落ち着きなよ、別にイベント海域は逃げないさ」

提督「この日の為に各資材を15万、バケツを1500個まで貯めたんだ」

提督「落ち着けっていう方が無理ってもんだぜ」

天津風(こんなにテンションが高いのは前のイベント以来ね……)

提督「今日のデイリーは無視だ! 早速行くぞ!」

ヴェールヌイ「その前に司令官、何か言うことがあるんじゃないかな」

提督「え?」

ヴェールヌイ「……」

天津風「……」

提督「……ああ。ヴェールヌイ、天津風、今日も演習の相手ご苦労様」ナデナデ

ヴェールヌイ「……うん」

天津風「えへへ……」


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1409425402


提督「よし! まずはイムヤとゴーヤを呼べい!」

ヴェールヌイ「そう言うと思って」

天津風「先に呼んでおいたわ」

伊168「……」

伊58「……」

提督「イムヤにゴーヤ、もう解ってると思うがイベント海域の偵察をお願いしたい」

伊58「そんなことだろうと思ったでち」

伊168「はぁ……。まあいつものことだし、いいけどね」

提督「悪いな。最初のマスの編成が解るのも結構でかいんだ」

伊168「ここでだらだら喋っててもしょうがないし、早速行ってくるわ」

伊58「ゴーヤ、潜りまーす……」

提督「頼んだぞー」


――――E-1 1マス目――――


提督『モニターの調子は良し、と。どうだー? イベント海域は』

伊58「まったく、都合がいいんでちから」

伊168「まあいいじゃない、イベント海域に出撃できるだけでも」

伊168「遠征ばっかで出撃させてもらえない駆逐艦の子達に比べれば」

提督『うっ……』

伊168「冗談よ」

伊58「艦娘もいっぱいいるからね、しょうがないでち」


ピコーン


伊168「! 敵ね!」

伊58「どうせ行くならできるだけ深くまでいくでち!」


――敵艦隊見ゆ――

重巡F
軽巡F
駆逐
駆逐
駆逐
潜水艦E


伊168「……嫌な予感がするわ」

伊58「奇遇でちね、ゴーヤもそう思うでち」

提督『ていうか何だあの駆逐!? 足生えてんだけど!? キモッ!』

伊168「とりあえず先制雷撃、行くわよ!」バシュウ

伊58「魚雷さん、お願いします!」バシュウ

ドォン

伊168「駆逐を1隻落とせただけか……」

伊58「敵の攻撃が来るでち!」

提督『イ級の装備に爆雷……。あっ……(察し)』


伊168「作戦終了。艦隊が帰還したわ……」(大破)

伊58「戻ったでち……」(大破)

提督「まあ正直そんな気はした」

伊168「ならやらせないでよ!?」ウガー

伊58「ひどいでち!」ウガー

提督「なんというか、すまん。ゆっくり休んで来てくれ」

伊168「入渠してきまーす……」トボトボ

伊58「でちー……」トボトボ

提督「イムヤにゴーヤ、お前たちの死は無駄にしないぞ……!」

伊168・伊58「死んでない!(でち!)」


提督「さて、編成はどうしたものか」

提督(最初のマス、単縦の潜水艦は厄介だな)

提督(軽空母を入れろとも言ってるし、ルート固定できそうな艦種でいくとなると……)

提督「……よし、決めた! 天津風、今から言う子を放送で呼んでくれ」

天津風「はーい」


提督「まずは旗艦、天津風」

天津風「私? わかったわ!」

提督「次に舞風」

舞風「ナイス判断!提督ぅ」

提督「次、利根」

利根「うむ、参ろうか!」

提督「筑摩」

筑摩「筑摩、準備万端です」

提督「翔鶴」

翔鶴「はい! 五航戦、翔鶴、出撃します!」

提督「最後に龍驤だ」

龍驤「りょーかい! 出撃するでー!」

提督「じゃあ、早速出撃……」

ヴェールヌイ「……」クイックイッ

提督「ん? どうしたヴェールヌイ」

ヴェールヌイ「その……新しい海域に出撃する時はいつも私を旗艦にしてくれるじゃないか」

ヴェールヌイ「今回は私を旗艦にしてくれないのかい?」ウワメヅカイ

提督「ああ、そういうことか」

提督「ていうか言ってなかったっけ? 今回のイベントではAL作戦に参加した艦娘はMI作戦の方に参加できないんだよ」

提督「MI作戦の方ではヴェールヌイに頑張ってもらうからな?」ナデナデ

ヴェールヌイ「そういうことかい。ん、頑張るよ」ホッ

全員(人前でイチャイチャすんな)

天津風「むむ……」


――――E-1 1マス目――――


利根「まったく、提督には困ったものじゃの」

筑摩「ほんとですね」

天津風「いつもヴェールヌイには甘いんだから」

舞風「そんなこと言って、天津風だってもう指輪貰ってるじゃん」

天津風「そ、それは……」

龍驤「うちらも早くレベル上げて指輪貰いたいなー。なあ翔鶴?」

翔鶴「わ、私は別に、そんな……」

提督『あの……せめてそういう会話は俺が聞いてない所でやってくれませんかね』

龍驤「わざと言ってるに決まってるやないか」

提督『アッハイ』

龍驤「さて、そろそろ戦闘ポイントかな? 彩雲飛ばすでー」

提督『敵の編成は変わってないな。輪型で潜水艦潰しも視野に入れるぞ』

提督『今の編成なら余裕だろ、いてこましちまえ』

全員「了解!」


――S勝利!


――――E-1 2マス目――――


提督『さて、特に損害なく1マス目を切り抜けた訳ですが』

天津風「誰に言ってるのよ?」

提督『はたしてどのルートに行くのかなーっと』カチ

天津風(スルーされたわ)

提督『……下ルートに行ったな』

翔鶴「私達からは解らないんですが、どんな感じのルートなんですか?」

提督『最短で行ける1番いいルートみたいだ。ボス前に逸れるルートがあるのが気になるけどな』

利根「まあそれを気にするのはここの戦闘を終わらせた後じゃな」

提督『まあそうだな。と言っても今の艦隊でそうそう負けることは無いと思うが』

筑摩「あら? なんだか周りが暗く……」


――我、夜戦に突入す――


提督『……』

提督『ファッ!?』

龍驤「」

翔鶴「」


提督『今回のイベントは難しくなるとは思ってたけど、しょっぱなから夜戦ありかよ!?』

提督(と、とにかく敵の編成を……)


戦艦F
重巡E
駆逐
駆逐
駆逐
駆逐


提督(旗艦が戦艦なのはラッキーだな。軽空母を入れろって言ってたしこれは救済かな?)

提督(後期型駆逐が夜戦でどれ位強いかがわからないが、とりあえず危険なのは重巡Eか)

提督『とにかく重巡だ、重巡を潰せ!』

天津風「私だってできることならやりたいわよ!」ドォン

提督『んなこと言いながらしっかり重巡を潰してくれる天津風愛してる』

天津風「///」

舞風「へへーん! 当たらないよー!」ヒラリ

提督(戦艦の攻撃も躱してくれたし、これはいけたな)


提督『結局損害無しで通り抜けられたな。なんだ、見掛け倒しじゃないか(震え声)』

龍驤「声の震えが隠せてないでー」

提督『ウッス』

舞風「そんなことより提督ー、今私達どこら辺にいるのー?」

提督『えーっとだな、次のマスで戦闘が終わった後にもう一回羅針盤を回してボスか行き止まりってなってるな』

筑摩「もう一回分岐があるんですか……。でもボス前ってことは索敵値判定なんでしょうか」

利根「吾輩が艦隊にいる以上、索敵の心配はないぞ!」ドヤッ

提督『1番大事なのは装備だけどな』

利根「マジレスはやめい!」


――――E-1 3マス目――――


提督『さて、敵の編成は……』


軽母F
軽母F
軽母F
軽巡F
駆逐
駆逐


提督『なんか、拍子抜けだな……』

翔鶴「2マス目が夜戦で印象が凄かったので余計そう感じますね」

提督『空母2人がいつも通り対空重視装備だし、苦戦要素が無いな』

天津風「せいぜいフラ軽の事故に気をつけるって所ね」

舞風「よゆーよゆー、さっさと次行こー」

提督『だな。さっさとやっちまってくれ』


――S勝利!


提督『さて、ここの分岐がどうなるかなっと』カチ

提督『お、索敵機演出が出た』

筑摩「と、いうことは……」

提督『ボス行ったぞ、気を引き締めろ』

天津風「2回めの出撃で早速ボスなんて、幸先良いわね」

龍驤「どんなのが出てくるかわからへんけど、いっちょやったるでー!」


――――E-1 ボスマス――――


――敵艦隊見ゆ――

重巡改F
重巡F
重巡F
軽巡F
駆逐
駆逐


龍驤「なんや、普通の艦隊やないか。つまらんなー」

提督『これがブラック○ロックシューターちゃんですか』

龍驤「やめーや」

天津風「空母もいないのね。まあ、楽でよかったじゃない」

提督『言われてみればその通りだな』

利根「よし、戦闘開始じゃ!」


――


筑摩「流石に昼の間に全撃破とはいきませんでしたね」

龍驤「せやなー……」中破

翔鶴「……」中破

利根「しかし敵はもう旗艦しか残っておらぬ。夜戦でさっさと倒して帰投しようぞ」

提督『じゃあ夜戦行くぞー』カチッ


――我、夜戦に突入す――


舞風「じゃあ天津風、よろしくー」

天津風「わかったわ。連撃、いくわよ!」


――S勝利!


天津風「はぁー、疲れた」

龍驤「艦隊が帰投したでー」

提督「おう、お疲れー。いきなりゲージを削れるとは思ってなかった。よくやったぞー」

翔鶴「お役に立てたのならなによりです」

舞風「まあ余裕でしょー」

提督「とりあえず全員バケツもって入渠してこい。15分休憩の後に再出撃だぞ」

全員「了解です」


提督「うーん」

ヴェールヌイ「司令官、どうしたんだい?」

提督「ん? ああ、皆が入渠してる間に艦隊の最適化をな」

ヴェールヌイ「ゲージは削れたって聞いたけど」

提督「まあそうなんだけどな。できれば夜戦を挟むルートで空母2隻は入れたくないんだ」

ヴェールヌイ「なるほどね……」

提督「そうだ、ヴェールヌイの意見も聞かせてくれ」

ヴェールヌイ「わかった」


――


提督「じゃあ衣笠と加賀に伝達頼むよ」

ヴェールヌイ「了解した。行ってくる」


龍驤「戻ったでー」

天津風「ふぅ、すっきりしたわ」

利根「で、どうするのじゃ提督? すぐに出撃するのか?」

提督「ああ、ちょっと待ってくれ、編成を変える」

舞風「あれ? ボスには行けたのに変えちゃうのー?」

提督「ああ、申し訳無いんだが翔鶴には抜けてもらおうかと思ってな」

翔鶴「まあ、薄々そうなるとは思っていました」

提督「悪いな、やはり夜戦ではできるだけ攻撃できない艦は減らしたくてな。軽空母は外せないし」

翔鶴「いいんです、わかってますから。また私の力が必要になったら呼んで下さいね?」ニコッ

提督「ありがとう。ゆっくり休んでくれ」

翔鶴「はい。それでは失礼しますね」


天津風「で、翔鶴さんの代わりに誰を入れるの?」

提督「ああ、それはだな……」

ガチャ

ヴェールヌイ「戻ったよ」

衣笠「し、失礼します」

提督「お、おかえりヴェールヌイ」

利根「お、お主は!」

龍驤「衣笠! 三隈砲を剥ぎ取られて速攻MO作戦要員にされた衣笠やないか!」

衣笠「ちょっと! その言い方やめてくれない!?」

提督「いや、なんというか、すまん」


衣笠「それで、私がイベント海域の攻略に加わるって本当ですか?」

提督「本当だ。MIで重巡を使うかもしれないけどうちは高レベルの重巡が少ない。衣笠が適任だと思う」

筑摩「まあ私達が改ニにしてもらえないのも重巡が少ないせいですからね」

利根「早く他の重巡も育てて吾輩達を改二に改装するのじゃ!」

提督「わかってるって。このイベントが終わったら余った資材で重巡を育成するから。それまで待っててくれ」

利根「約束じゃぞ?」

提督「それから龍驤、加賀に烈風改を外すように言っておいたから次の出撃で装備して行ってくれ」

龍驤「おおっ! それ本当なん?」

提督「嘘ついてどうするんだよ。翔鶴が抜けてしまったし少しでも誤魔化そうと思ってな」

龍驤「まさかウチが烈風改を使える日が来るなんてなー」

提督「これなら3戦目でもギリギリ制空不利を取られなくなる……はず。よろしく頼むぞ」

龍驤「りょーかい! やったるでー!」


――出撃!!――


衣笠「それにしても皆レベル高いわねー。衣笠さん足引っ張らないか心配だわ……」

利根「何、吾輩らがフォローする。心配するな」

舞風「耐久値的に私達の方が足引っ張ると思うしねー」

天津風「……そういえば衣笠さんって、あの3-2-1レベリングの経験者なのよね」

衣笠「うっ! それはまた思い出したくないことを!」

天津風「ご、ごめんなさい!」

衣笠「ああ、別に話したくないって訳じゃないから、気にしないで」

衣笠「でもあなただって春イベのE-4レベリング経験者よね?」

天津風「……」

衣笠「……」

筑摩「ど、どうかしましたか?」

衣笠「……この話はやめようか」

天津風「……そうですね」

利根「まあ、あれの辛さは未経験の吾輩たちにはわからんじゃろうな……」

提督(聞こえないー聞こえないー)


――――E-1 3マス目――――


提督『さて、問題なく3戦目だ』

天津風「さらっと夜戦抜けれたわね」

提督『それな。敵の戦艦様々だよ』

提督『……ん?』


――敵艦隊見ゆ――

軽母F
軽母F
戦艦F
軽巡F
駆逐
駆逐


提督『げっ! 1隻戦艦に変わってるじゃねーか!』

筑摩「どうやらランダムで変わる編成だったみたいですね……」

提督『くそっ! 皆頼む、上手く躱してくれよ!』

衣笠「衣笠さんに! お任せ!」ドォン! ドォン!

フラル「」

提督「まさかの連撃でワンパン!?」

天津風「それは まぎれもなく ヤツさ」

舞風「ヒューッ! 」

利根「ヒューッ! 」

筑摩「ヒューッ! 」

龍驤「ヒューッ! 」

衣笠「!?」


提督『しかし順調だな我が艦隊は! 所詮AL作戦と言ってもこの程度か! 勝ったな、風呂入ってくる』

天津風「……」

提督『このままクリアして早速春雨ちゃんをゲットしてくれるわ!』カチッ

ヴェールヌイ『あ、羅針盤が逸れたね』

提督『マイガッ!?』ガシャーン

天津風「艦隊、帰投するわ」

天津風(なぜご丁寧にフラグを立てたのかしら……)


天津風「帰投したわ」

利根「とんだ無駄足じゃったな」

提督「おう、お疲れー……」

筑摩「えーっと、ボス前で逸れたってことはつまり……?」

提督「そう、索敵値不足だ。多分翔鶴の彩雲が抜けたせいだな」

衣笠「なるほどねー」

龍驤「じゃあどうするん? ウチに彩雲もう1個積む?」

提督「いや、対空値は今でギリギリだ。これ以上は減らせない」

提督「衣笠にも32号を載せてるから、半分はフォローできてる。もう1個32号があればボスに行けるから……」

提督「舞風、悪いが抜けてもらうぞ」

舞風「私ー!? まあ、しょうがないかー、とほほ」

提督「32号は駆逐に積めないから。悪いな。後ついでに伊勢をここに呼んでくれないか?」

舞風「伊勢さんですね? わっかりましたー」


伊勢「提督、呼びましたか?」

提督「おう、E-1に出撃してもらおうと思ってな」

伊勢「珍しい。今回も46砲を積んで支援艦隊の為に待機かと思っていたけど」

提督「途中の夜戦が1番厄介なマスでね。できれば回避が高い方がいいと思ったんだ。まあ気休め程度だけどね」

伊勢「なるほど。まあ作戦に参加する以上、頑張らせてもらうわね」

提督「おう」


天津風「な、なんかこう、慣れてる? 感じがするわね」

利根「まあ伊勢はこの鎮守府ではかなりの古株じゃからな」

筑摩「艦隊に入った時期ならあのヴェールヌイより早いらしいわよ」

衣笠「へー……」

龍驤(ウチもそうなんやけど)


提督「後は出撃を繰り返すだけだな」

提督「艦隊は天津風、伊勢、利根、筑摩、衣笠、龍驤か。まあこんなものかな?」

天津風「そういえば、キラ付けはしないの?」

提督「俺の夜戦の考え方はキラ付けはせずに疲労をしっかり抜いて、出撃回数を増やした方がいいって考え方だからな。資材も余裕があるし」

天津風「まああなたがそれでいいっていうならいいけれど……」

提督「よし、じゃあいっちょいってみますか」

天津風「わかったわ! 潜水艦なら任せておいて!」

伊勢「昼の砲撃は私に任せなさい!」

利根「吾輩達だって観測射撃で十分な火力が出せるようになったんじゃぞ?」

筑摩「ええ。戦艦にも負けませんよ?」

衣笠「ふふーん。またフラルを沈めてやるんだから!」

龍驤「制空はウチの仕事か……責任重大やね!」

提督「第1艦隊、出撃!」



その後は特筆するようなこともなく……



――あぁっ! 直撃ー……? 提督、あの、見ないでくれますー……?

――うざっ! 潜水艦の単縦開幕雷撃うざっ!



提督率いる第1艦隊は……



――直撃だと!?やはり夜戦の被弾はキツい……

――駆逐後期型強いなオイ!?



無事、E-1を攻略した!



――あ、司令官、また羅針盤それたね

――ぬ゛うううううう゛うううううううう!




春雨「白露型駆逐艦五番艦の春雨です、はい。輸送作戦はお任せください……です」

提督「お、おお。よろしく頼む」

提督(か、かわいい……!)

ヴェールヌイ「……!」ギリギリ

天津風「……!」ギリギリ

提督「痛い痛い! ギブギブ!!」

春雨「??」


  一旦ここまでです

  続きはまた夜に


  我が艦隊はE-1を無事に突破した、いいね?

  続きを書いていきます


提督「さて、続いてE-2に行ってみようか」

天津風「行くのはいいけれど、編成は決まってるの?」

提督「その辺についてはぬかりない。青葉!」ユビパッチン

青葉「はいはいーお呼びですか、司令官!」シュタッ

天津風(どこから出てきたのかしら)

提督「青葉、指示通りE-2の情報を集めといてくれたか?」

青葉「はい、バッチリ調べときましたよ! 主にツ◯ッターで! 数件ですがもうクリア報告もあるみたいですね」

提督「それマジ? まだアプデから4時間くらいしか経ってないのに早過ぎるだろ……まあ情報もらえるからありがたいんだけどな」

青葉「まあ、タイムアタックとかしてる人達ですからねー」

天津風「で、肝心の編成はどんな感じなんですか?」

青葉「えっと、今の所クリアした人達の主流は駆逐艦2隻、重巡2隻、軽空母2隻みたいですね」

提督「うん? じゃあほとんどE-1の艦隊が流用できるのか」

提督「軽空母を1隻追加しなきゃいけないけど誰にするか……。まあ1番レベル高い瑞鳳を保険で残しておくとするから……飛鷹がいいか」

天津風「じゃあ、皆を呼ぶわね?」

提督「おう」


舞風「提督ー、お呼びですかー?」

利根「このタイミングで呼んだということは、E-2の攻略じゃな?」

龍驤「なんや、ほとんど変わらないメンツやないか」

筑摩「この後のMIには出撃できなくなりますし、むしろいいことだと思いますけど……」

飛鷹「何? 他の皆はもうイベント経験済みなの?」

龍驤「せやで。飛鷹以外は全員E-1経験済みや」

提督(経験済み……。何かエロいな)

天津風「……」ゲシッ

提督「痛い!!」


提督「はいはい、そろそろ駄弁ってないで出撃してくれ」

舞風「はーい。舞風行っきまーす」

龍驤「飛鷹、ウチの対空見とけよー?」

飛鷹「? それって烈風改!? なんで持ってるのよ!?」

利根「E-1に続いて出撃とは、人気者は辛いのう」

筑摩「AL作戦は2面までらしいですからもう少しの辛抱ですよ、姉さん」

提督(緊張感ねーな)

天津風「まあ、こういう所も、うちの良い所なんじゃないの?」

提督「そうだな(震え声)」


提督『そういえば、イベント海域ではマップのBGM変わったけど結構いい曲だよな』

天津風「いきなりどうしたの?」

提督『いや、メンバーもほとんど変わってないし挟む小話も無いから……』

飛鷹「新しいメンバーなら私がいるじゃない」

提督『でもぶっちゃけあんまり印象に残ってる話もないんだよなぁ……』

飛鷹「……酷くない?」

龍驤「キミ、あんまり軽空母自体を出撃させてくれないやないか」

提督『その分正規空母のレベルは皆まあまああるからな!』

飛鷹「自慢気に言えることじゃ無いわよ」

提督『大丈夫だって、瑞鳳、龍驤、飛鷹の3人がいればイベ海域なんて余裕だって』

天津風(なんか、またフラグが立った、ような……)


――――E-2 1マス目――――


――敵艦隊見ゆ――

軽母F
戦艦E
重巡E
軽巡E
駆逐
駆逐


提督『いたって普通の編成だな。戦艦Eが気になるくらいか』

提督『1巡目の戦艦Eの砲撃を躱したら実質クリアみたいなもんか』

利根「E-1 3マス目の弱体化みたいな感じじゃな。まあ1マス目だしこんなものじゃろう」

提督『ここで足踏みするような我が艦隊ではない! ちゃちゃっとやってくれ』


――


龍驤「こらあかーん……」中破

筑摩「いたた……」中破

提督『ええー……』


――――E-2 2マス目――――


提督『中破が2人出たが、中破で撤退など我が鎮守府ではありえん!』

利根「まあ轟沈する訳でもなし、艦戦が飛ばせなくなるわけでもなし。当然じゃな」


――敵艦隊見ゆ――

重巡F
雷巡E
雷巡E
軽巡E
駆逐
駆逐


提督『弱くなった……だと……?』

天津風「いよいよ苦戦要素が無くなったわね」

龍驤「めんどくさいし、キンクリでええんとちゃう?」

提督『ザ・ワールド!』

飛鷹「……それなんか違う」


――S勝利!


提督『これはもしかするとボスまで行けるかもしれないな』

筑摩「どうでしょう、もしかしたらE-1みたいに夜戦が待ってるかもしれません」

提督『普通にありえそうなのが怖いな……』カチッ

ヴェールヌイ『あ、また逸れてる』

提督『……』ガシャン

提督『ぬ゛うううう』

飛鷹「それはもういいから」

龍驤「はい皆ー撤収や撤収ー」

舞風「また無駄足かー」

利根「早く帰って風呂入りたいのう」

天津風「まったく、もっとしっかり作戦立ててよね!」

提督『えー、俺のせい? 俺のせいかなー? 俺のせいかー』


――艦隊、帰投しました


  中途半端ですが今日はここまで

  ちなみに>>1の鎮守府はこの夏イベまでちとちよは水母のままだった模様


  提督「青葉ー、青葉はどこじゃー」

  青葉「はいはいー? お呼びですかな司令官」

  提督「実はな、青葉に教えてもらった通りの編成でE-2に出撃させてみたんだけど、途中で逸れちまったんだよ」

  青葉「あれー? おかしいですねぇ……」

  青葉「……あ」

  提督「あ?」

  青葉「そういえばE-2は結構高い索敵値が必要だって言っておくのを忘れてました。てへぺろ」

  提督「おい」


提督「ってことは問題は艦種じゃなくて装備ってことか」

青葉「ですね。必要なのは索敵値だけじゃなくて索敵できる装備の数とかも重要らしい、みたいな意見も出てるらしいです」

利根「と言っても、既に我輩達は結構索敵に必要な装備を揃えていると思うのじゃが」

筑摩「ボスには三式弾が必須らしいですし、観測機は尚更外せないでしょう」

飛鷹「私達も今の装備で手一杯よ。攻撃しなくてもいいなら流星改を外すという手もあるけど……」

提督「いやいや流石に軽空母2人の火力が無くなるのは痛すぎる」

舞風「となると私達かー」


――


提督「というわけで駆逐の2人には33号×2と新型缶を装備して出撃してもらう」

天津風「何しに行くのかわからない装備ね」

舞風「動く電探! って感じだね」

提督「まさにルート固定要因の装備と言えるだろう」

天津風「……全然嬉しくないわね」

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