ほむら「夏休みを満喫するわ!!」(140)
ほむら「後2日しか無いんだけどね」
ほむら「ワルプルギスを倒し、全員死なずにこれたは良いものの…」
ほむら「見事に全員に嫌われてるのよねー…」
ほむら「まどかなんて私のことレズだと思ってるし…」
ほむら「取り敢えず宿題も全部終わってるし、出掛けましょう!」
ほむら「少し遠出だけど2つ位町を飛ばせば彼女達に会うこともないでしょう」
ほむら「ワルプルギスも終わったから気分が楽で良いわ♪」
ほむら「一応、メガネとみつあみをして変装…っと」
ほむら「着いたわ」
ほむら「着いたは良いものの…何をしましょう…」
ほむら「この時間軸では基本ぼっちだし、一人で遊べるのと言ったら…映画かしら?」
ほむら「取り敢えず映画館に行ってみましょう」
まどか「あれ?今のほむらちゃ…暁美さん?」
ほむら「うーん…恋愛映画かアニメ映画か洋画か…洋画はアクションだし、銃を使ってる事に親近感わくから今回はこれにしましょう」
まどか「あれやっぱり暁美さんだよね…」
さやか「おーい!!まどかー!!」
まどか「あっ!!さやかちゃん!!もー遅刻だよ!!」
さやか「ごめんごめん♪降りる駅間違えちゃって♪」
まどか「もー!!だから一緒に行こうって行ったのに」
さやか「まぁまぁ~それより早く映画見よ♪」
まどか「あっそれなんだけどねあそこを見て」
さやか「ん~あそこに居るのって…」
まどか「眼鏡とみつあみをしてるけど多分暁美さんだよ…」
さやか「あんにゃろ…ここまでまどかを追ってきて!!」
まどか「待ってさやかちゃん!!まだ私を追ってきたとは限らないよ」
さやか「でも…偶然にしちゃ出来すぎじゃない?」
まどか「暁美さんは洋画のチケット買ってたし、私達は恋愛映画を観に来たからきっと偶然だよ…多分」
さやか「分かったよ…その代わり危なくなったらすぐに助けるからね♪」
まどか「ありがとうさやかちゃん」
ほむら「映画なんて何時振りかしら…」
ほむら「ループが長すぎて最後に観た映画すら覚えてないわね…」
ほむら「最終的に一人でワルプルギスを倒せるようになったしね…」
アナウンス「今から3番シアターで上映の~アーメンジャーズの入場を開始します~」
ほむら「もうこんな時間なのね。ポップコーンとジュースでも買っていきましょ」
まどか「暁美さん入っていったね」
さやか「あいつもただ映画を観に来ただけだったんだね…まだ油断出来ないけどね!!」
ほむら「銃の構えかたがなってないわね…」
ほむら「ナイフ…盲点だったわ…」
ほむら「RPGー7!!避けて!!」
ほむら「カッコいい…」
アナウンス「足元にお気をつけ~…」
ほむら「傑作だったわね。パンフも買っちゃったわ」
まどか「感動したねさやかちゃん…」
さやか「ヤバイよ…涙が止まらない…」
まどか「そうだね…あれ?あそこに居るのって暁美さんじゃない?」
さやか「本当だ…って終わる時間代々一緒位だから当たり前なんだけどね」
まどか「ねぇさやかちゃん…」
さやか「言いたいことは分かるよ。多分私も一緒の気持ちだもん!!」
まどか「良かった♪じゃあ」
まどか・さやか「尾行しちゃおう!!」
ほむら「ちょうどお昼時だし、どこかに食べに行きましょっと♪」
ほむら「さっきポップコーンを食べたし、そこにある少しお洒落なカフェでサンドイッチでも食べながら、パンフを見るとするかしら」
さやか「おっ…あいつカフェに入っていったね!!」
まどか「私達もお昼まだだしここで食べていっちゃう?」
さやか「いいねー!!早速入ろうか!!」
マミ「鹿目さんに美樹さんじゃない。どうしてここに?」
まどか「あっマミさん!!」
さやか「マミさんちょうど良いところに♪」
マミ「ちょうどいい?」
まどか「今、暁美さんを尾行してる所なんです!!」
マミ「暁美さんを尾行!?何でまた…」
さやか「今日、まどかと映画を見る約束してて映画館に行ってみると」
まどか「暁美さんが先に居たんですよ♪」
さやか「まぁー様子を見るに、つけられた訳じゃ無さそうだったし…あいつの弱味でも握れればなーって」
まどか「えーさやかちゃん!!弱味なんてそんなの駄目だよ!!」
マミ「そこは鹿目さんに賛成ね。いくら暁美さんが悪い人だからって弱味を握っていい理由にはならないのだし…」
さやか「はーい…」
マミ「でも♪尾行はしときましょうか♪悪さしないように見張りは必用だものね♪」
ほむら「フムフム…主演はジェレミー・レナか…かっこ良かったなー」
さやか「こちらS…対象Hはサンドイッチを食べながらパンフを鑑賞中」
まどか「なにやってるのさやかちゃん?」
マミ「コードネームかしら?」
さやか「はい!!この方が尾行ぽくていいかなーって♪」
まどか「もうさやかちゃんたら~」
ほむら「結婚するならこう言う人が良いわね…」
まどか「!?」ガタッ
さやか「!?」ガタッ
マミ「!?」ガタッ
さやか「えっ!?今、あいつ結婚するならって言いました!?男の人が載ってるページを見て!?」
マミ「きききっと隅の方に女性が載ってたのよ!!」
まどか「暁美さん…まさかレズじゃ無かったんじゃ…」
さやか「そんなことはない!!奴はレズだ!!」
まどか「だって今の言葉…」
マミ「美樹さんの言う通りよ!!暁美さんはレズなの!!」
まどか「でも…」
さやか「あっ!奴が出るみたいだから私達も行こう!!ねっ!!」
まどか「うん」
ほむら「ふぅ…少し食べ過ぎたかしら…少し歩きながら服でも見てまわるかしら」
ほむら「友達が居ないから別に服なんて必要ないと思ってたけど、一人で出掛けるのも楽しいしお洒落もしないと♪」
まどか「暁美さん服を買いに行くようですね」
さやか「私達には気付いてないね」
マミ「ええ…もし悪さをしたらすぐに捕らえられるよう準備万端よ」
まどか「本当に必要なんですかね?私、なんだか暁美さんが悪い人に見えなくなって来たんですけど」
さやか「いいや…あいつは絶対悪いレズだよ…絶対」
ほむら「ふふっ…服を買ったのなんて何時振りかしら♪」
ほむら「もういい時間だし、あそこに行って何時もの買ってから帰りましょうか」
さやか「おっ?あいつ街から少し外れた所に歩いてくぞ!!」
マミ「怪しいわね…気を引きしめていきましょう!!」
杏子「お前らなにやってんだ…?」
さやか「うおっ!?」
マミ「キャッ!?」
まどか「あっ杏子ちゃん!!」
杏子「よっ!!」
ほむら「ごめんくださーい!!」
「おや、ほむらちゃんじゃないかい」
ほむら「お久しぶりです♪」
「久しぶり!今日も何時ものでいいかい?」
ほむら「はい!!お金はここに置いておきますね」
「ありがとうね。家は貧乏だからほむらちゃんが定期的に買ってくれて助かるよ」
ほむら「いえ…私も…私達も必要なんでお互い様です!!」
「ありがとうね。少しおまけしといたから」
ほむら「えっいいんですか!?」
「いいのいいの♪ここ最近、顧客がほとんど居ないから♪」
ほむら「ありがとうございます!!」
「はい!!鉛30㎏にオマケ5㎏で計35㎏重いから気を付けてね」
ほむら「ありがとうございました♪また来ます!!」
まどか「暁美さん出て来たね…」
さやか「うん、大量の金属を持ってね…」
マミ「変身したわね…」
杏子「金属を盾に入れたな…」
さやか「ここって金属工場だったんだね」
マミ「あれを何に使うのかしら…」
誰も見て無さそうだな…
ほむら「」シュゴーシュゴー
まどか「ここって暁美さん家だよね…」
さやか「そうだね、表札も暁美だったし…」
マミ「私達、暁美さんの家の窓を覗いてるのよね…」
杏子「あぁ…ほむらも居るし間違いないだろ…」
まどか「じゃあ…あれは何かな?」
さやか「溶鉱炉だね」
マミ「溶鉱炉かしら」
杏子「溶鉱炉だろ」
まどか「………訳がわからないよ」
ほむら「ふぅ…型に入れた鉛を水で冷やして…出来た!!」
ほむら「銃の弾の先端のの出来上がり!!」
ほむら「ハンドガンからライフルまで型さえあればらくなものね♪」
ほむら「後はこれを火薬を詰めた薬莢にはめて出来上がりね」
ほむら「取り敢えずそれは後にして夕御飯でも作るかしら」
まどか「銃の弾…自作だったんだね…」
さやか「てか、溶鉱炉も盾にしまったよあいつ…」
マミ「便利ねあの盾…」
杏子「四次元ポケットだな…」
ほむら「ほむほむ…」
ほむら「この部屋にもいい加減、テレビが欲しいわね…」
ほむら「明日はテレビでも買いに行こうかしら…ついでにゲームも買ってみたいわね…」
ほむら「はぁ…やだなここ最近独り言ばっかし…あの4人はもう諦めたとしても、クラスの人まで避けるんだもんな…」
ほむら「ソウルジェムのストックはループ中に集めてたから軽く200年は持つほどあるし…時間停止が無くとも新しい武器をループ中に作ったから、そうそう魔女に負けることも無いだろうし…」
ほむら「中学卒業したらどっかに引っ越ししようかしら…」
グリーフシード○、ソウルジェム×
まどか「グリーフシード200年分って…」
さやか「いざとなったら奪うしか…」
マミ「流石にそれは可哀想よ…」
杏子「でも、1年分位は欲しいな…
まどか「だけど私達仲悪いから多分くれないよ…」
さやか「何でそもそもこんなに仲が悪くなったんだっけ?」
マミ「私はQBを殺されたから…」
杏子「私はほむらが缶詰めを開けて路地裏に捨ててったから…」
さやか「私はあいつが気に入らなかったから…」
まどか「私はループの事聞かされたあと、さやかちゃんがこいつはレズだって言われて怖くなったから…」
まどか「杏子ちゃんのって缶詰めを捨てたんじゃなくて、ただ野良猫に餌をあげてただけだよね」
杏子「なん…だと…!?おい!!それ本当か!?」
まどか「本当だよ。エイミって言って、暁美さん餌をあげるのをよく見たよ」
杏子「って事は…私は無実の罪でほむらを邪険にしてたって言うのかよ!!」
杏子「あいつに槍まで向けちまったのにどうしたら…」
さやか「あんた…やっぱりアホだね…」
まどか「杏子ちゃんの場合、暁美さんに一切の非は無いね…」
杏子「マミだってソウルジェムの事をほむらから聞いたあと、QBに問いただしたとき殺してたじゃないか!!」
マミ「うっ…あの時は気が動転しててつい」
杏子「まどかだってほむらは友達とは言ってたが、別にまどかが好きとは言ってなかったじゃないか!!」
まどか「うっ…確かに…」
杏子「さやかは…ただの自己中じゃないか!!」
さやか「なんでよ!?」
杏子「よくよく考えると私達、ほむらに恩はあれど憎む必要は無かったんだな…」
さやか「おーい!!さやかちゃんを忘れてませんかー!?」
まどか「さやかちゃん…今は黙っとこ」
マミ「そうね…鹿目さんの魔法少女化も防いだのもワルプルギスを倒したのも暁美さんだし」
まどか「もし暁美さんがループして無かったら私達、死んだままだったんだよね」
マミ「そうね…そして暁美さんは私達の死ぬところを何度も見てきたのよね」
杏子「そうだな。何度も仲間が死ぬところを見たら私でも辛いし」
さやか「で、でもあいつもしかしたらレズかもよ!!」
杏子「じゃあ、明日もほむらは出掛けるみたいだし、明日もう一度集まって様子を見るか
ほむら「今日は夏休み最後の日!!新しい服も着たしお金も持ったし準備万端ね!!」
ほむら「家電量販店に着たは良いもののテレビってこんなに種類があるのね」
「テレビをお求めですか?」
ほむら「あっはい。初めて買うのでなんか良いのとかありますか?」
「それでしたらこちらのテレビなんか…」
ほむら「なるほど…」
「画質も綺麗で…」
ほむら「良いわね…」
まどか「テレビ見てるね…」
さやか「凄い真剣だね…」
ほむら「これにするわ!!」
マミ「かなりデカイテレビを買ったわね…」
杏子「ゲームコーナーに行ったぞ…」
ほむら「わぁ…これがゲームなのね!!色々あるのね!!」
ほむら「取り敢えずお金はあるし、色々買いましょう♪」
まどか「まさかハードを全種類買うとは…」
さやか「良いなぁ~」
マミ「ソフトを合わせると凄い金額ね…」
杏子「うんまい棒が3万本は買えるぐらいはいったな…」
ほむら「早速帰ってテレビを繋ごっと♪」
まどか「相変わらず手ぶらだね」
さやか「盾が万能過ぎでしょ」
マミ「所でどうする?暁美さんこのまま帰りそうよ?」
杏子「そうだな…まどかちょっとほむらと鉢合わせしてこいよ」
まど
途中送信してしまった…
まどか「分かったよ。行ってくるね!!」
さやか「襲われそうになったらすぐに助けてあげるからー!!」
ほむら「ゲームも楽しみね♪ゲームセンターには何度か行ったことあるけど、家庭用ゲームは初めてだし…」
まどか「ま…まさか暁美さん!?」
ほむら「!?…ま…鹿目まどかき奇遇ね」
まどか「眼鏡にみつあみしてたから一瞬分かんなかったよ…ティヒヒ」
ほむら「ワルプルギスが終わった今、過去のまどかとの約束も果たせたし休みの間は昔の格好で居たかったのよ」
まどか「そうなんだ…」
ほむら「それより私と居るとあなたまでレズだと思われるわよ」
まどか「暁美さんって本当はレズなの?」
ほむら「愚かなことを聞くのねあなたは」
まどか「うっ…」
ほむら「私はレズじゃない。ただ、最初で最高の友達の約束を果たしたかっただけ」
ほむら「今の時間軸で友達との約束を果たしたから、私はこれから自由に生きようと思うの」
ほむら「これからは普通に友達を作って普通に彼氏を作って、普通の家庭を持って幸せに死にたいの」
ほむら「鹿目まどか。あなたが私の事嫌いなのは分かってる。ただ、中学卒業まで待って頂戴。卒業したらこの町からでていくわ」
ほむら「それじゃあまた、学校で」
さやか「まどか~!!どうだった~?ってその様子じゃあ駄目そうだったんだね」
まどか「うん…暁美さんはもう私の事は何とも思ってないみたい
さやか「レズじゃないってこと?」
まどか「うん。それに昔の私にはまどかって呼んでくれるのに、私には鹿目まどかって…ウェーン」
さやか「おいおい、泣くなって」
マミ「鹿目さんでも駄目なんて…佐倉さん…ってあら?佐倉さんは?」
さやか「私は知りませんよ」
まどか「私も」
マミ「どこに行ったのかしら…」
ほむら「さてと…って杏子?あなた私の家の前で何してるの?」
杏子「急にで済まねぇ…だけど私はほむらに謝りたいんだ!!」
ほむら「謝るって何を…」
杏子「お前に槍を向けたりワルプルギスの時、お前だけを戦わせちまった事だ」
ほむら「あぁ…確かにいきなり訳のわからないことを言って、槍を向けられたわね」
ほむら「まぁ、ワルプルギスについては別にいいわ。ここ最近は一人でワルプルギスを倒せてたし、あなた達誰かが死んでたからってのがここ最近のループの原因だし」
杏子「お前は私達を助けてくれてたんだな…」
ほむら「どうせなら皆で生き残りたかったからね…」
杏子「本当に済まない!!」
ほむら「まぁ、取り敢えずあがりなさい。話が長くなりそうだしあなたに手伝ってもらいたいものがあるの」
杏子「あぁ」
まどか「ねぇ…暁美さん家に行ってみない?杏子ちゃんももしかしたらそこに居るかもだし」
さやか「そうだね、杏子が居なくてもじきに来るかもしれないしね」
マミ「そうね、じゃあ行きましょうか」
ほむら「私のフォクスに近付く事なく飛ばしてあげるわ!!」
杏子「なんの!!ネスのPKサンダーで吹っ飛ばしてやんよ!!」
ほむら「なかなかやるわね!!」
杏子「お前こそ!!」
まど・さや・マミ「」
まどか「えっ?杏子ちゃんえっ?」
さやか「いやいや!!何で杏子があそこに居るのよ!!」
マミ「しかも、仲良くゲームしてるし…」
杏子「ああー!負けたー!!」
ほむら「ふふ…私の勝ちね♪約束通りジュース買ってきてもらうわよ」
杏子「わーったよ…くそ…あと少しだったのに」
ほむら「言ってらっしゃい」
杏子「おー」
杏子「さっさと行くか…」
まどか「杏子ちゃん!!ちょっと待って!!」
杏子「おぉーまどかにマミさやかまでー」
さやか「いやいや!!あんたなにあいつと仲良くなってんのよ!!」
マミ「そうよ佐倉さん!!あの少しの間に何があったの!?」
杏子「んあー…ただ謝って昨日からつけてましたって言っただけだが?」
杏子「それより酷いんだぜほむらのやつ」
さやか「あいつになんかされたの!?」
杏子「覗いてた罰としてテレビとゲーム機の設置手伝わさせられたんだよ。あれには本当に苦労したよ~」
マミ「そんなけ?」
杏子「あぁ!だけどテレビとか一人じゃ持てないくらいでかくて大変だったんだぞ!!」
まどか「杏子ちゃんはなんか用事があって出てきたんだよね?先に済ました方がいいんじゃない?」
杏子「あっ!!忘れてた!?わりぃもう行くわ!!」
さやか「あっ…うん」
マミ「ええ…行ってらっしゃい」
まどか「杏子ちゃん凄い仲良くなってるね」
さやか「まぁ、杏子の場合勘違いだったてのもあるからね」
マミ「私なんて何度も攻撃しちゃったわよ…」
さやか「いやいや!!私なんてクラスの皆に、ほむらはレズだって言いふらしちゃったし」
まどか「えっ!?流石にそれは不味いよ!!」
マミ「それはちょっと…」
さやか「ですよねー」
杏子「おっ?まだいたのか!」
まどか「杏子ちゃん!!早かったね」
杏子「まぁ、ジュース買いに行くだけだしな」
マミ「あなた…お金は持ってたかしら?」
杏子「そんぐらいはあるわ!!…っと言っても今回はほむらが出してくれたんだけどな」
まどか「暁美さんが?」
杏子「あぁ、外で騒いでる馬鹿達の分もっつて千円もくれたんだぜ♪」
杏子「余ったお金は好きに使っていいつーから、ほむら様様だよな♪」
杏子「そうだ、はいお前らの分!!」
まどか「ありがとう」
さやか「悪いね」
マミ「ありがとうね」
杏子「んじゃー私は中に入ってるわ。今日は泊めてくれるらしいから徹夜でゲームかな?」
杏子「そういえば、ほむらから伝言があったんだった」
まどか「なっなんだって!?」
杏子「いやー、8月終わりだけどまだ暑いし嫌いな人を監視する暇があったら、家に帰って休んでなさいだってよ」
さやか「そうなんだ…家に入れてくれるって選択肢はー」
杏子「ないな」
まどか「はぅ~」
杏子「んじゃー伝えたからなー」
ほむら「あら、遅かったわね」
杏子「外で少し喋ってたからな」
ほむら「あの子達ね…確か昨日からつけてたのよね?」
杏子「あぁ、映画館からつけてたらしいぞ。それよりここに住んでいいって本当か?」
ほむら「えぇ良いわよ。杏子が居れば力仕事も頼めるし、魔女狩りも楽になるからね」
杏子「おう!!任せとけよ現最弱の魔法少女ちゃん♪」
ほむら「ふふふ…時間停止が無くなったからといって弱くなった訳ではないのよ♪」
ほむら「私には20年かけて作った武器があるもの♪」
ほむら「見なさい!!これが私が考えた最強武器!!その名もフックショット!!」
杏子「ゼルダのパクりじゃねーか!!」
ほむら「うっ…でも、強度、射程、発射速度はゼルダの比じゃないわよ!!」
杏子「ほう…聞かせてみろよ」
ほむら「聞いて驚かないことね!!射程は5㎞よ!!発射速度はマッハ15、強度は分厚い鉄板だって無傷で撃ち抜けるわよ!!」
杏子「はぁー!?なんだよそりゃ!!フックショットっつーのは移動手段みたいなもんだろたしか?何で殺戮兵器になってんだよ」
ほむら「ふっ…とにかく頑丈な武器を作ろうと魔力を込めてたら、いつの間にかこうなってたのよ」
杏子「いつの間にかってお前なー」
ほむら「それにもっぱらここ最近のループの原因の皆の死は、ほとんどがこの武器のせいなのだし」
杏子「はぁ!?なんだよそりゃ!!」
ほむら「シャルロッテに食べられそうになったマミを助けるために、これを使ったら風圧でマミのソウルジェムが割れたり」
ほむら「トラックの上に乗ったソウルジェムを取る為にトラックに引っかけようと思ったら、勢いが強すぎてトラックが爆発ソウルジェムがパリーンと」
ほむら「あなたなんて、共闘の時に少し貸してあげたら、誤射で自分のソウルジェムごと体を撃ち抜く始末」
杏子「おっおぅ…なんか悪かったな…」
ほむら「流石にワルプルギスもこのフックショットには勝てなかったようで、代々10分でかたはついてたわね」
杏子「頼むから私に向けるなよ!!」
ほむら「分かってるわよ…それに威力調節機能もつけたから今はマッハ1も出ないわよ」
マミ(ワルプルギス後の街に空いた穴は暁美さんの武器のせいだったのね)
杏子「それより飯食おーぜー」
ほむら「そうね、今から支度するわ」
ほむら「よく食べるわね…」
杏子「まあな、食える時食っとかないと損だしな」
ほむら「そうね♪でもこれからはここに住むのだし、そんなに焦らなくてもいいのよ」
杏子「そうだなー。飯食ったらどっか出掛けるかー?まだ昼だしさー」
ほむら「そうね…なら遊園地でも行きましょうか」
杏子「おっそれ良いな!じゃあさっさと食っちまおうぜ」
ほむら「遊園地ね」
杏子「遊園地だな」
まどか「」コソコソ
さやか「」コソコソ
マミ「」コソコソ
ほむら「……」
杏子「……」
まどか「」ジー
さやか「」ジー
マミ「」ジー
ほむら「ついてきてるわね」
杏子「ついてきてるな」
まどか「」オロオロ
さやか「」オロオロ
マミ「」オロオロ
ほむら「凄い目立つわね」
杏子「めっちゃ目立ってるな」
ほむら「取り敢えずなんか乗らない?」
杏子「あいつらはいいのか?」
ほむら「どうせ杏子が心配なんでしょ?」
ほむら「私、一度でもいいからジェットコースターに乗ってみたかったの♪」
杏子「んじゃージェットコースターにのるか!」
まどか「」コソコソ
さやか「」コソコソ
マミ「」コソコソ
ほむら(ついてくるのはいいけど、もう少し目立たないようにしてほしいわね…)
杏子(遊園地かー楽しみだなー)
杏子「なぁほむら」
ほむら「なにかしら?」
杏子「高くないか?」
ほむら「高いわね」
杏子「怖くないか?」
ほむら「そんなには怖くないわね」
杏子「手を繋いでやるよ!!ほむらは怖がりだもんな!!」
ほむら「ちょっ!?別に繋がなくても良いわよ!!」
杏子「大丈夫!!私が守るからぁぁあああ!!」
ほむら「痛い痛い!!そんなに強く握らないでぇえええ!!」
杏子「絶対離さないからぁああ!!」
ほむら「離さないから離してぇぇええ!!って落ちる!?」
杏子「いゃぁあああああああ!!」
ほむら「いたぁぁああああいぃぃぃい!!」
まどか「こんなのってなぁあいよぉぉぉおお!!」
さやか「あたしって本当にばかぁぁあああ!!」
マミ「みんな死ぬしか無いじゃなぁぁいぃいい!!」
杏子「ほむらぁぁああ~」
ほむら「まったく…あなたも魔法少女でしょ?この位で怖がってどうするのよ」
杏子「だってぇ~…初めてで怖かったんだもん~」
ほむら「もう泣かないの。次はコーヒーカップにでも行きましょう」
杏子「うん…」
杏子「こいつ楽しいぞ!!」
ほむら「ふふっ…そうね♪」
杏子「おっ!?こいつ回せるぞ!!」
ほむら「そうね回してみましょう」
杏子「うぉらうぉらうぉらうぉらぁぁあ!!」
ほむら「ちょっ!?杏子!!回しすぎってきゃぁぁあああああ!!」
杏子「うぉぉおおおおおお!!」
ほむら「」オエッ
杏子「」オエッ
まどか「さやかちゃん!!もう回さないでぇぇえええ!!」
さやか「あははははははははは!!
マミ「美樹さぁああああんんん!?」
まどか「」オエッ
さやか「」オエッ
マミ「」オロロロロロ
ほむら「次は…」
杏子「あそこにしようぜ!!」
ほむら「あそこって…」
お化け屋敷「」
ほむら「」
杏子「早く行こうぜ!!」
ほむら(きっと皆を見殺した報いを受けるのね…)
杏子「ぎゃぁぁああああ!!」
ほむら「……」
杏子「主よお助けをぉぉおお!!」
ほむら「………」
杏子「もう嫌だぁああ!!もう帰るぅぅうううう!!」
ほむら(ここまで騒がしくされると一周回って冷静になるわね…)
マドカ「イヤァァアア!!」
サヤカ「ウワァアアア!!」
マミ「ティロォォオオ!!」
ほむら(あの子達は何がしたいのかしら…)
ほむら「あれヒッキーじゃない!?」
杏子「本当だ!!おーいヒッキー♪」
ヒッキー「フヒヒヒヒ♪」
まどか「ヒッキー!!」
さやか「ヒッキー!!」
マミ「ヒッキー!!」
ほむら(いつの間にか隣に居るし…)
杏子「パレード楽しかったなほむら♪」
ほむら「ええ、ヒッキーも見れたし観覧車も乗ったし、そろそろ帰りましょうか」
まどか「そうだね♪」
さやか「今日は楽しかったなー!!」
マミ「充実した1日だったわね♪」
ほむら「えっ!?」
まど・さや・マミ「えっ!?」
杏子「おおーマミ達じゃねーか。どうしたんだ?」
まどか「べっ別に後をつけたわけじゃないんだよよ」
さやか「そ…そう偶々だよたまたま!!」
マミ「ああら、奇遇ねあ暁美さんに佐倉さん」
ほむら「いや、杏子からも聞いてたしつけられてるのは分かってたわよ。と言うより途中から隠す気あったのかしらあなた達…」
まどか「えっ!?気付いてたの!?」
杏子「私でも気付いてたんだが」
さやか「うそ!?じゃあ分かってて私達を無視してたってこと!?」
マミ「酷いわ!!暁美さん!!」
ほむら「酷いって言われても…わざわざ敵視されてる人に話し掛けに行く?あなた達は」
まどか「うっ…」
さやか「で、でも一声かけようよ!!もしかしたら仲良くしたかったからかも知れないじゃん!!」
ほむら「そう言われても…別にあなた達を敵視してたわけじゃ無いから、私から歩み寄るのはおかしくない?」
マミ「じゃあ私達は何で来たと思ったの?」
ほむら「そうね。私の事レズだと思ってる様だから、杏子が襲われないか監視しに来たんじゃないの?」
さやか「誰がほむらをレズなんて言ったん
ほむら「あなたよ」
まどか「ほむらちゃんはレズなんかじゃないの
ほむら「あなたもレズだって思ってたでしょ鹿目まどか」
マミ「私はレズだなんて
ほむら「あなたはそれ以前の問題よ」
杏子「ほむら~腹へったから早く家に帰ろうぜ~」
ほむら「そうね、明日は始業式だし早く寝ないといけないから帰りましょう」
杏子「ほむらは大変だなー。あたしは学校の間なにしてようかなー」
まど・さや・マミ「ちょっと待ってぇぇえええ!!」
ほむら「いきなりどうしたの!?ちょっとびっくりしたじゃない」
まどか「びっくりはこっちだよ!?この流れ、和解からのお泊まりじゃないの!?」
さやか「そうだよ!!一緒に帰ってお泊まり会しようよ!!」
マミ「私みんなでお泊まり会するのが夢だったのよ♪」
ほむら「嫌よ。鹿目まどかなら未だしも、男に振られて暴走して仲間を巻き込む鯖や…」
さやか「うっ…」
ほむら「仲間欲しさに危険区域に一般人を連れ出す、豆腐メンタル心中思考ドリルなんかと居たら、寝てる間に何されるか分かったもんじゃ無いわ」
マミ「うぐっ」
杏子「わ…私は?」
ほむら「杏子はどの時間軸でも、事情を話せば理解してくれたし、仲間思いでこの中では一番信頼していたわ」
ほむら「まどかが最初で最高の友達だったならあなたは、信頼のおけるパートナーと言ったところね」
杏子「なんか…照れるな…」
ほむら「さて、うちに帰りましょう杏子」
まど・さや・マミ「待ってぇぇええ♪」
最後の♪× !! ○
ほむら「なによ」
まどか「ほむらちゃん家行っちゃあ駄目かなーって…」
ほむら「駄目もなにも来たって食材も余分な食材も無いし、寝るとこも杏子が居るから無いわよ」
さやか「じゃあ食材さえあればほむらっ家え行って良いの?」
ほむら「まぁ、条件ありだけどそれでいいなら」
マミ「条件ってなにかしら?」
ほむら「勿論、家に居る間はソウルジェムは私が預からせて貰うわよ」
まどか「ほむらちゃんはソウルジェムを割ったりしないよね?」
ほむら「ええ、折角たどり着いた世界なのに誰かを殺したら意味なくなるしね。時間停止が出来なくなった今、とれる最善の防衛策よ」
さやか「う~ん…分かった!!私の魂ほむらに預けるよ!!」
マミ「私も…預かって貰えるかしら?」
ほむら「ええ、良いけど今渡されても困るわ」
杏子「早く帰ろーぜー!!」
ほむら「なんなのかしらねこの状況」
まどか「ほむらちゃんあーん」
さやか「うお!?この煮魚うまっ!?」
マミ「あら、このおひたしも美味しいわ」
杏子「うめぇうめぇ…ほむらおかわり!!」
ほむら「はいはい…相変わらずあなたはよく食べるわね」
さやか「私もおかわり!!」
ほむら「分かったわよ」
マミ「私も良いかしら?」
ほむら「もう!!おかわりならいっぺんに言って!!台所まで無駄に往復することになったじゃない!!」
まどか「ほむらちゃん…」
ほむら「なにかしら?」
まどか「おかわり…」
ほむら「ホムー!!」
杏子「はーっ…食った食った♪んじゃ私、風呂掃除してくるわ」
ほむら「あら?別に私やるから良いのよ?」
杏子「ここに住まわせてもらうにはなんかやらなきゃなってな」
ほむら「あら、ありがとう。助かるわ♪じゃあお願いするわね」
杏子「おう!!カビの一つも見逃さないぜ!!」
さやか「おーい!!ほむらー!!食器洗い終わったよー!!」
ほむら「あなた食器洗えたのね意外だわ」
さやか「私には酷い!?」
ほむら「ところであなた達…」
まどか「ん?」
さやか「えっ?」
マミ「はい?」
ほむら「帰らないの?」
まどか「えっ!?」
さやか「えっ!?」
マミ「えっ!?」
ほむら「えっ!?」
ほむら「あなた達泊まってくつもりだったの!?」
まどか「うん」
さやか「もち!!」
マミ「私、夢だったの♪」
ほむら「そもそも明日は学校でしょ?」
まどか「えっ?来週の日曜日まで休みだよ」
ほむら「ゆとり教育再来!?」
さやか「まだ休みは続くのだー!!」
ほむら「予定表はっと…本当だ来週の日曜日まで夏休みだ」
マミ「そう言う事で今日はお泊まり会ね♪」
ほむら「そもそも服無いわよ」
マミ「えっ?貸してくれるんじゃないの?」
ほむら「貸さないわよ。とくに巴マミには」
マミ「何でよ!!不公平よー!!」
ほむら「だって私の服じゃああなた入らないじゃない」
マミ「あぁ…暁美さんスレンダーだもんね…」
ほむら「あっ!?」
マミ「ごめんなさい銃で頭グリグリするの止めてください」
ほむら「しょうがない…ソウルジェム渡すからリボンで服を作りなさい」
まどか「リボンで…」
まどか「卑猥だよほむらちゃん!!」
ほむら「ひゃっ!?びっくりするじゃない!!」
まどか「リボンだけなんて刺激的過ぎるよ!!」
ほむら「あなたなにか勘違いしてない?」
まどか「えっ?」
ほむら「巴マミはよく紅茶を出してたじゃない。その要領で服も作りなさいって意味だったのよ」
まどか「なーんだ~勘違いしちゃった~♪」
ほむら「どうすればその発想が出るのかしらまったく…」
ほむら「はいソウルジェム。とっとと作っちゃいなさい」
マミ(鹿目さんとまったく同じの想像してたとは言えない…)
杏子「洗ってきたぜー。湯が貯まるまで後もう少しかかるからそれまで何してるかー」
ほむら「そうね…あの3人にまざってゲームしてきたら?」
まどか「ティヒヒ…曲がる矢で狙い撃ちだよ♪」
さやか「なんの!!回転切り!!」
マミ「チャージ完了!!ティロ・フィナーレ!!」
杏子「おう行ってくるわ」
杏子「私も入れやがれー!!」
さやか「おっ?私に勝てるかな」
ほむら「ふふ…さて、私は武器の調整でもしようかしら」
ほむら「前、漫画で弾に溝を入れると貫通力が増すって書いてあったけど、魔女相手じゃああんまり分からなかったわね…」
ほむら「正直、フックショットが強すぎて銃要らないのよね」
マミ「暁美さん♪武器のお手入れかしら?」
ほむら「ええ、今日は銃と私特製のフックショットの調整してるの」
マミ「へぇ…これがフックショット…」
ほむら「さわらない方が良いわよ」
マミ「ひぇっ!?ごめんなさい気にさわっちゃったかしら?」
ほむら「別に…ただ、あなたに貸したら頭と胴体が別れてた時間軸があったからね…」
マミ「触らないでおきます」
ほむら「ところであなた達どこで寝るつもり?」
まどか「ほむらちゃんと一緒が…」
さやか「私はどこでもー!!」
マミ「私も寝れればどこでも良いわ」
ほむら「分かったわ。布団3枚はあったと思うから、くっつけて皆で寝ましょうか」
ほむら「そろそろ風呂も貯まっただろうから、誰か入る?」
マミ「えっ?全員で入るんじゃないの?」
ほむら「この人数が入るほど風呂場は大きく無いわよ」
マミ「そこは暁美さんの魔法でどうにか出来ないかしら?」
ほむら「広い空間の中にぽつんと、今とサイズの変わらない風呂桶とシャワーがある状況になら出来るけど?」
マミ「大人しく2人ずつで入ります…」
ほむら(一人で入るって選択肢は無いのね…)
ほむら「さて、誰から入るのかしら?」
まどか「私、ほむらちゃんとが良いなー…」
ほむら「あらそう?なら私と…
杏子「ならあたしもほむらと入るぜ!!」
ほむら「まどかと杏子ね」
マミ「なら私は美樹さんとね!」
さやか「ぐふふ…マミさんの体堪能させていただきます!!」
ほむら「なら、あなた達から入ってきなさい」
さやか「分かった!!んじゃあマミさん行きましょ!!」
マミ「えっ?私、美樹さんに堪能されちゃうの!?助け」
マミ「アーッ!!」
ほむら(哀れマミ)
さやか「んっふふー!」
ほむら「あら、上がったのね」
さやか「マミさんの体は気持ちよかったよ!」
ほむら「ええ…そう」
マミ「」
ほむら(目が死んでるわね…)
ほむら「それじゃあ私達も入りますか」
まどか「はーい」
杏子「おう!!」
ほむら「さて…杏子あなた何時から風呂入って無いのかしら?」
杏子「一週間前…で、でも一応濡らしたタオルで体を拭いたりしてたぞ!!」
ほむら「まったく…まどか。杏子を
徹底的に洗うわよ」
まどか「分かったよほむらちゃん!!」
杏子「腋はダメぇぇええ!!」
杏子「待って!!食い込んでる!!食い込んじゃってるぅぅうう!!」
杏子「そこは違うあ…ああぁあああ!!」
ほむら「洗い終わったわ」
まどか「うん、杏子ちゃんぴっかぴかだね」
杏子「」
ほむら「さて、風呂も出たことだし何しようかしら?」
さやか「なら、ここ最近のほむらのループの話を聞かせてよ」
まどか「私も聞きたいなー」
マミ「」
杏子「」
ほむら「えぇ分かったわ。何から話せば良いのか分からないけど、ワルプルギスに勝つきっかけになったフックショットを作ろうと思った辺りから話すわ」
ほむら「あなた達は戦ってないから分からないだろうけど、使い魔も多いし一回一回の攻撃の範囲が広いのよワルプルギスは」
ほむら「私の場合、時間停止があれば避けられるけど魔力を凄い食うから長期戦は不利だったのよね」
ほむら「そこで目をつけたのが巴マミのリボンだったわ」
ほむら「そして私なりに考えて行き着いた武器が鞭だったわ」
ほむら「一ヶ月間鞭の練習をして、飛び回れるようになって挑んだワルプルギス戦。使い魔に鞭を引き裂かれてものの数分で使い物にならなくなったわ」
ほむら「その次のループでその反省を生かし鞭を鎖に変えたわ」
ほむら「鞭みたく伸縮性がなく投げるのも大変で3日で断念したわ」
ほむら「その時ね、家電量販店のテレビで捕鯨船のバリスタを見たのは」
ほむら「そのループと次のループをかけて、手持ちで小型化に成功したのが完成したのよ」
ほむら「結果、肩は外れもっていた右手は火傷の重症」
ほむら「あの時、久々に声をあげて大泣きしたわね…フフ」
ほむら「そこからは魔力で強化していったわ」
ほむら「そして、火薬を使わない小型のバリスタが出来たわ」
ほむら「そして挑んだワルプルギス戦。大事なことに気付いてたの」
ほむら「一回しか使えなかったのよ」
ほむら「刺さった槍を抜くに時間がかかって使い魔に囲まれて袋叩きにされたわ」
ほむら「それから強化が続いたわ」
ほむら「結果、トラックを壊したりビルを破壊したり…あの時は早く巻き戻らないかと盾をよくガチャガチャやってたわ」
マミ「そ…そうだったの…」
杏子「真似する奴を間違えたなほむら」
マミ「どう言う意味よ!!」
ほむら「そろそろいい時間だから寝ましょうか」
まどか「えー!!もうちょっとお話してたいよ~」
ほむら「どうせ明日皆で遊びに行くんでしょ?明日起きれなくておいてかれるわよ?」
まどか「はい!!寝ます!!すぐ寝ます!!」
ほむら「それじゃあ寝ましょうか」
まどか「はーい」
さやか「おー」
マミ「おやすみなさい」
杏子「……グゥ…」
ほむら「ふふ…おやすみなさい」
私達の夏休みはこれからだ!!end
我ながら思う…キャラ崩壊はもとより何を書きたかったのか伝わらんとw
原作は見てるが書くとなるとどうしても原作とはかけ離れる不思議w
後日談的なのを書いて終わりにしようと思いますすいませんぐだぐだでw
後日談その1 鹿目家にお泊まり
ほむら「お邪魔します。今日はよろしくお願いします」
知久「いらっしゃいほむらちゃん。今日はゆっくりしていってね」
ほむら「ありがとうございます」
まどか「ほむらちゃんいらっしゃい!!荷物預かるよ!!」
ほむら「ありがとうまどか」
まどか「ママにも紹介したいから先にリビングに行っててー!!」
ほむら(リビング分からないのだけど…)
知久「僕が案内するよ」
ほむら「あっ…ありがとうございます」
ぐだぐだでほとんどの人が忘れてると思いますが、ほむらは基本メガほむの格好をしてます。
タツヤ君の言葉使い分からないんで不自然が無いように頑張っていきますごめんなさいw
詢子「いらっしゃいほむらちゃん!!」
ほむら「今日はお世話になります」
詢子「ほ~…まどかから聞いた通り美人さんだねほむらちゃんは!!でも、可愛くもあるわね!」
ほむら「いぇ…そんなことは無いです…」
まどか「ほむらちゃーん!!お待たせー!!」
ほむら「ありがとうね、まどか」
まどか「大丈夫だよ!!あっ自己紹介終わった?」
知久「そう言えば自己紹介がまだだったね。僕は知久。専業主夫をやっているんだ。よろしくね」
詢子「私は詢子!バリバリのキャリアウーマンってやつよ!」
知久「それから、ここに居る子がまどかの弟のタツヤだよ」
ほむら「よろしくタツヤ君」
タツヤ「おねーちゃんだれー?」
知久「まどかのお友達のほむらちゃんだよ。ほら、よろしくは?」
タツヤ「よろしくー!!ほむあー!!」
まどか「それじゃあほむらちゃん!部屋に行こうか!」
ほむら「えぇ、分かったわ」
まどか「ゲームでもやろっか!何かやりたいのある?」
ほむら「まどかが決めて良いわよ」
まどか「分かった!」
まどか「う~ん…マリオは喧嘩になっちゃうし…カービィーでいいかな!!」
ほむら「あら、それにするのね」
まどか「うん!!これなら仲良く強力プレイが出来るしね!」
まどか「ほむらちゃん1Pね!」
ほむら「ありがとうまどか」
ほむら「可愛いわねこのカービィーって。まどかのハチマキつけた槍のキャラはなにかしら?」
まどか「これはワドルディって言うんだよ!」
ほむら「ふふっ…槍を使うなんて杏子みたいね」
まどか「それじゃあメタナイトはさやかちゃんだね!」
ほむら「なら、巴マミはデデデ大王かしら?」
まどか「ティヒヒ…マミさんに怒られちゃうよほむらちゃん」
ほむら「ティロられるわねきっと」
ほむら「まどかはピンクだからカービィーで良いとして、私が居ないわね。時を止めるキャラクターは居ないのかしら?」
まどか「流石に時を止めるキャラクターは居ないよほむらちゃん。居たら絶対勝てないよ」
ほむら「う~ん…何か私に似たキャラクター居ないかしら…」
まどか(自分に似たキャラクターがそんなに欲しいんだねほむらちゃん…
ほむら「あっ!!」
まどか「どうしたのほむらちゃん!?」
ほむら「これなんか私にどうかしら?」
まどか「忍者…?」
ほむら「ええ!色も紫だし私もここ最近は壁に張り付いたりするし!」
まどか(壁に張り付いたりしてるんだほむらちゃん…)
知久「ご飯出来たよー!!まどかー!!ほむらちゃーん!!」
まどか「ご飯だって!行こうほむらちゃん!」
ほむら「えぇ、分かったわ!」
ほむら「凄く美味しい!」
知久「気に入ってくれたなら嬉しいよ」
ほむら「えぇ、とても美味しいです!私が作ってもここまで美味しくできないですし、羨ましいです!」
知久「あははは…そんなに褒めてくれるなら後でレシピ教えてあげるよ」
ほむら「本当ですか!?ありがとうございます!!」
詢子「ほむらちゃんはもう花嫁修業かい?なんならまどかにも教えてやってくれよ!」
ほむら「いえ、花嫁修業だなんてそんな大層なもんじゃ無いですよ…」
タツヤ「ほむあーおよめさーん?」
ほむら「そうね…いつかはなってみたいわね」
ほむら「ごちそうさまでした」
知久「ほむらちゃんまどかとお風呂入ってきたらー?」
まどか「一緒に入ろうほむらちゃん!」
ほむら「いいのかしら?片付けとかは…」
知久「気にせずに入っておいで!」
ほむら「では、お言葉に甘えて失礼します」
まどか「ほむらちゃんって眼鏡外して髪を下ろすと本当に印象変わるよねー」
まどか「そうかしら?自分じゃああんまり分からないわね…」
ほむら「確かに自分を変えるためにやったのだけど、そこまで印象も変わってたのかしら」
まどか「うん!髪を下ろしてるときのほむらちゃんは、とってもクールでヒールの踵で人を踏みつけてそうなイメージだけど…」
まどか「眼鏡でみつあみのほむらちゃんは、守ってあげたいって言うか…縛りつけて置いときたいって感じがするよ!」
ほむら「えっ…えぇ…そう…」
ほむら(色々思うところはあるけど、私はどう反応したらいいのかしら…)
まどか「ティヒヒ!!…ほむらちゃん私を踏んでくださ
詢子「ボディーソープー切れてるからか…えっ?」
まどか「あっ…」
詢子「ど…どうぞごゆっくり。ボディーソープはここに置いとくんで」
ほむら「ちょっと待ってぇええ!!誤解なんですぅううう!!」
ほむら「まったく…まどかの悪ふざけで詢子さんに変に誤解されちゃったじゃない」
まどか「まぁまぁ…誤解は解けたんだし良いよね!」
ほむら(私のイメージについては全然よくないのだけど…)
まどか「そろそろ寝ようか」
ほむら「そうね。明日も沢山遊ぶのだしもう眠らないとね」
まどか「おやすみほむらちゃん」
ほむら「おやすみなさいまどか」
後日談1 end
後日談1. 5 杏子マミ宅にお泊まり
杏子「あれ?QBは居ないんだな」
マミ「ええ、ワルプルギスが過ぎてからQBは、個体をむやみに減らされるのも困るし、鹿目さんも契約しないだろうからって出ていってしまったわ」
杏子「あいつも現金なもんだな」
マミ「そうね…QBにも目的があるから仕方ないと言えば仕方ないのかもしれないけど、会うのはグリーフシードを回収の時だけってのは少し寂しいわね」
杏子「まぁ、今日は私が居るし寂しくねーだろ~」
杏子「旨いもん沢山頼むぜマミ!」
マミ「そうね!今日は腕によりをかけて作るわよ!!」
後日談1.5 end
後日談2 さやか宅にお泊まり杏子も添えて
さやか「いらっしゃい!!ほむら!杏子!」
ほむら「今日はお世話になるわ」
杏子「よろしくなー」
さやか「今日、親は居ないから気軽に寛いじゃってよ!」
ほむら「あら?じゃあ料理は私が作るしか無いのかしらね?」
さやか「ひどっ!?さやかちゃんだって料理位できるもん!!」
ほむら「そう?期待してるわ」
杏子「期待してるぞさやか!」
さやか「このさやかちゃんにお任せ!!」
さやか「さて、取り敢えず遊びますか!」
ほむら「5ね…医者になったわ」
杏子「7か…弁護士だな」
さやか「3!!…フリーター…だと!?まぁこのまま進みますか!!」
ほむら「結婚ね」
杏子「結婚だな」
さやか「祝!!結婚!!」
ほむら「子供が産まれたわ」
杏子「出世した」
さやか「不倫されたー!?」
ほむら「マイホームを買ったわ
杏子「マンションをゲット」
さやか「全財産持って不倫相手と逃避行された!?」
ほむら「ゴールしたわ」
杏子「ゴールしたぜ」
さやか「カジノで大負けして借金が~…」
ほむら「哀れね」
杏子「無様だな」
さやか「」
さやか「私に幸せは訪れないのね…」
ほむら「大袈裟ね」
杏子「そんな事より飯作ってくれよ」
さやか「そんな事!?」
ほむら「あなた結構酷いわね」
さやか「さやかちゃん特製オムライスの出来上がりー!!」
ほむら「ちゃんと食べられるのかしら?」
杏子「食材を無駄にしたら許さねーそさやか」
さやか「なんであんたたちそんなに私に辛口なわけ!?」
ほむら「当たり前じゃない。あなたが親友に幼馴染みを盗られてから、周りの雰囲気を悪くするしグリーフシードを1日10個は消費するほどすぐ絶望するし、挙げ句の果てには恩人の私に向かってレズ扱い」
ほむら「もしループ始めたての頃の私だったら迷わず殺してたわよ」
さやか「うっ…スミマセンデシタ」
ほむら「何か言ったかしら?聞こえなかったわ」
さやか「本当にすいませんでしたー!!ほむら様ぁああ!!」
ほむら「それでいいのよ美樹さやか」
杏子「私にもグリーフシード3つ分の借りがあるのを忘れるなよなー」
さやか「ははー…杏子様ー」
ほむら「さて食べましょうか」
杏子「そうだな」
さやか「私無視!?」
ほむら「ふぅ…さやかにしてはなかなかだったわね」
杏子「量は少なかったけどなー」
ほむら「普通はあれぐらいで充分なのよ。何時からあなたは大食いキャラになったのかしら?」
杏子「食えるときにたらふく食う!!」
ほむら「はぁ…今は野宿じゃないのだからゆっくり味わって食べなさい。そうすれば少しはお腹一杯になるわよ」
ほむら「ちょうど、あの美樹さやかのように」
さやか「私のオムライスゥ~…杏子に半分持ってかれた~…」
杏子「おう、今度やってみるわ」
さやか「あまり私に酷いことばっかりすると絶望しちゃうよ!?魔女になっちゃうよ!?」
ほむら「そしたら全力で叩き潰すから安心して、美樹さやか」
杏子「ならグリーフシード3つ産み出せよな」
さやか「助けてまどかぁ~」
ほむら「お風呂だけど先にだれ
さやか「一緒に入ろう!!」
ほむら「嫌よ」
杏子「嫌だ」
さやか「なんでよ!?」
ほむら「私の家でお泊まり会したときのマミを忘れたわけではないでしょ?」
さやか「うん、プルンプルンのバインバインだったよ!」
さやか「あまりにも凄すぎて10分は揉んじゃったよ!」
さやか「でも、二人とも揉むほど胸無いから良いよね!」
ほむら「あぁっ!?」
杏子「んあっ!?」
さやか「ごめんなさいごめんなさい。だから槍とフックショットを頭に刺すのはやめてください刺さってます超刺さってます」
ほむら「仕方ないわね…私達二人で風呂に入ってるから、さっさと頭の傷治して私達の背中流しに来なさい」
ほむら「これを渡しておくわ」
さやか「グリーフシード?」
ほむら「あなたのソウルジェムそこそこ濁ってたからそれを使いなさい」
さやか「ありがとうほむら!!お礼に隅々まで洗わして貰います!!」
ほむら「それは遠慮しておくわ」
ほむら「はぁ…」
さやか「どうした?もしかして痛かった?」
ほむら「いいえ。痛くは無いのただ、さっきから背中に柔らかいものが当たってて気になるのだけれど…」
さやか「柔らかいもの?それは…これのことかー!!」
ほむら「ひゃっ!?あなたどこさわってるのよ!!」
さやか「う~ん…あんまり柔らかくないわね」
ほむら「なら早く離しなさい!!」
杏子「ほむらで遊んでないでこっちも早く洗えよー」
さやか「はいよ~!もう少し待っててね~」
ほむら「杏子は寛いでないで助けなさいよ!!」
杏子(夏が終わり秋に変わろうとする九月。耳を澄ませば虫の音と風の音が聴こえる。それはとても心地よく私を眠りに誘わせる。しかし、今日は鋭く風を切る音と何かにぶつかり弾ける音が絶え間なく続いている。私は嫌だが本当に嫌なのだが、音のする方へ目を向ける)
ほむら「あなたはっ!!いつもっ!!調子に乗ってっ!!周りにっ!!迷惑をっ!!かけてっ!!少しはっ!!反省っ!!しなさいっ!!」
さやか「いたっ!?ダメッ!!痛いっ!!ごめんなさいっ!!やめっ!!あっ!!あんっ!!あーっ!!」
杏子(鞭でさやかを叩くほむらがいる。しかも、風呂を出てすぐに始めたから二人とも裸だ。勿論、私は既に着替え牛乳を飲みながら静観しているところだ)
ほむら「この乳か!!この乳が悪いのか!!」
さやか「やんっ!!そこはらめぇぇええ!!」
杏子(頼むから静かにしてくれ…)
ほむら「満足したわ」
杏子「やっと終わったか…」
ほむら「ええ、さやかにはグリーフシードを一つ渡しといたわ。良いよねあの子、回復特化だから」
ほむら「今までのループの怨みもついでに晴らしてきたわ」
杏子「随分と溜め込んでたんだなほむら…」
ほむら「まあ、何十年もやり直してたら嫌でも溜まるわよ」
さやか「もうだめぇ~…」
ほむら「あなたまだ裸なの?早く着替えてらっしゃい」
さやか「後で~…」
杏子「だらしねー奴だな」
さやか「いやいや…あの鞭マジでヤバイって!最初は痛いのに叩かれた所が熱くなって段々と叩かれたくなって来るのよ!」
杏子「痛覚遮断すればいい話だろあほかお前は」
ほむら「痛覚遮断しても無駄よ」
杏子「何でだ?」
ほむら「これは元々は戦闘用に使ってた鞭だから、対魔女用に強化を施してあったの」
ほむら「でも、強度を上げるのを忘れてて引き裂かれたのだけどね」
杏子「つまり、痛覚遮断を打ち消せる鞭か…地味に嫌な武器だな」
ほむら「ええ、鞭が敗れてからは魔法少女への嫌がらせの為だけの強化を施したのだから、そうであってもらわなきゃ困るわ」
さやか「おっ!!映画やるみたいだよ見ようよ!」
杏子「お前はまだ裸だったのか…」
さやか「いや~身体中が熱くて」
ほむら「さて、映画も見終わった事だし寝ましょうか」
杏子「そうだな…っで、まださやかは裸なのか」
さやか「まだ身体中熱くて…」
杏子「はっ?今はクーラー効かせてるんだから暑いわけ無いだろ?」
さやか「でも…なんか熱いの…」
ほむら「さっさと服着なさい寝るわよ」
さやか「はーい…」
ほむら(身体中熱いのはあの鞭のせいなのだけど黙っておきましょうと)
目が覚めるとさやかが裸でほむらに抱きついて寝ていたので、さやかの携帯で写真を撮りいつものメンバーにメールで送っておきました。後、私は飯ができるまで散歩してきます。ほむらの携帯を借りたので飯が出来たらメールしてください。
by杏子
ほむら「あら、さやかの大切な所が丸見えね」
さやか「杏子ぉおおおおお!?」
ほむら「あら?まどかやマミ…仁美からまでメールが来てるわね」
さやか「仁美からもっ!?」
ほむら「キマシタワー!!だってさ」
さやか「もういやぁぁあああ!!」
後日談2 end
後日談2.5 さやかメールの皆の反応
まどか「まさかさやかちゃんもほむらちゃんを狙ってるなんて…負けない!!」
マミ「まぁ~美樹さんと暁美さん仲良くなったのね!おめでとうと送っときましょうと!」
仁美「キマシタワー!!」
恭介「どうしたの!?さやかからだよねそのメール、ちょっと見せてよ」
仁美「あっ!!ダメッ!!」
恭介「写真?…ブッ!!こっこれは!?」
恭介(後で僕の携帯にも転送しておこう…)
杏子(そう言えばいつものメンバーって携帯もってない私を抜いて3人だったよな。4人に送った気もするけど気のせいだよな…だよな!)
後日談2.5 end
このSSまとめへのコメント
まとががレズ?
マミさんと杏子はともかく
これまどかとさやか許せなくねえ?
カービィーじゃねえカービィだ二度と間違えるな