P「虫歯ができた…」ズキズキ(17)
P「皆の見本となるべき存在だというのに、バレたらみっともないしな…」
P「虫歯のことは隠し通して、次の休みにさっさと歯医者に行くか」
春香「プロデューサーさん、おはようございます!」ドンガラガッシャン
P「おう春香、朝から元気で何よりだ」
春香「そんなことよりプロデューサーさん、クッキーですよ、クッキー!」
P「おっふ、なんでこんな時に」(ありがとう春香、ありがたくいただくよ)
春香(えへへ)
P(!?)
P(さーて、問題はこの虫歯がどれほど進行してるかだな)ムシャムシャ
P(クッキーひtあ、無理無理無理無理)ズッキーン
春香(!?プロデューサーさんがクッキーを凄い嫌な顔で食べてる!!)
春香「今まで無理して食べてたんですね!?ごめんなさい!」バターン
P「は、春香!?違うんだ!春香ァーッ!」
P「春香には申し訳ないことをしたような気がしないでもない」
P「けど早とちりした春香も春香だしなあ…」
雪歩「おはようございますプロデューサー」バーン
P「おう、雪歩おはよう。さっそくだけど、お茶もらえないか?」
雪歩「わかりました!」
P「あったかいお茶ならそう染みないはず、今朝から何も口にしてなかったから割とヤバかった」
雪歩(プロデューサーに頼られた…えへへ♪)トクトクトクトク
P(昼飯どうすっかなー)
雪歩「お茶入りましたー!」ドーン
P「早くない?」
P(液体か固体かはともかく、とりあえずやっとなにかをくちにににににに)ズッキキキーン
P「これアイスティーじゃねえかワレェ!」
雪歩「ひいっ最近暑いから気を使ったのに!」
P「あっこれはその場の勢いで怒鳴っただけで別に怒っては…って聞いてる?」
雪歩「こんなダメダメな私は穴掘って埋まってますぅ~!」
P「聞いてくれよ雪歩ォーッ」
~~~お昼時~~~
P「まずいな、何もしなくてもそこそこの痛みが出るレベルになってきたぞ」
P「こりゃ昼食がかなり限定されるな。辛い物とかは言語道断…」
貴音「あなた様、これから激辛ラーメンを食べに行きましょう!」バーン
P「空気読めや白髪女が!」
P「じゃなくてだな、あれー、言ってなかったっけー?俺、辛い物とか大の苦手でー」
貴音「何をおっしゃいます。先日私と一緒に食べたじゃないですか」
P「いや、そうはいってもだな…ところで貴音お前、ラーメンの発音うまくなったな」
貴音「わたくしも日々成長しているのですよ」フフフ
P「とにかく俺はもうお昼食べたから腹いっぱいなの!行くなら一人で行って来い!」
貴音「…あなた様はいけずです」バーン
~~~数十分後~~~
P「ウィダーインゼリーマジ万能」チューチュー
貴音「あ…あなた様…」
P「お、また会ったな……いや、これはだな」
貴音「先ほどあなた様は満腹だからとわたくしの誘いを断ったではないですか!」
P「これはアレがソレしてドレミが」
貴音「言い訳無用!」バチーン
P「くぁwせdrftgyふじこlp;@:」ズッキリキーン
貴音「ひっく…うあああああん!」バーン
P「ひゃはへ、まっへふへ、ひゃはへェーッ!」
P「痛くて仕事どころじゃない、仮眠でもとって痛みが引くのをまとう」
P「昨日胸騒ぎがして結構進めててよかった…」ムニャムニャ
亜美真美「兄ちゃんおっそよー!」バーン
P(俺は寝てる俺は寝てる気にしない気にしない)
亜美「おやおや?まっぴるまだってのにグースカねてるナマケモノがいますな~」ニヤニヤ
真美「本当ですな~」ニヤニヤ
P(二人は何もしない信じてるぞ亜美!真美!)
亜美「仕事もせずに寝てる人がいて~?」ニヤニヤ
真美「その人にイタズラするのはイケナイことでしょ~か~?」ニヤニヤ
P(くそがあああああああああああ!!)
P(しかし一度寝たフリをしといて途中で起きるなんてみっともない真似、できるわけがない!)
P(所詮ガキのイタズラ、見逃してやろうじゃないか!俺寛容!)
亜美「これをこーして…」ゴソゴソ
真美「こーやって…」ゴゾゴソ
P(さっきから何y)
その時
一筋の電光が
俺の体を貫いた
P「うああああああああああああああああ!!!!!!!!!」ズキッキッキキン
亜美「あ、おはよー、じゃなくておそよー兄ちゃん」
真美「銀紙おいしかった?」
P「なんでよりにもよってこのタイミングで銀紙だああああああ!!」グワシ
真美「きゃー!助けてー!」
律子「なんですかこの叫び声は!?」バーン
その時律子が目撃したのは
成人男性が鬼気迫る表情で嫌がる幼子の胸元を掴む
犯罪的な現場であったという
ピーポーピーポー
ウーーーーーーーー
ピーポーピーポー
本当はもう少しシリアスにするつもりだったけど
徹夜のテンションと最近のストレスが相まってこうなった
後悔はしていない
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