八幡「と、戸塚......か!?」 (78)
俺修羅6.5巻を見て思いついたSSです
※オリキャラ注意※
放課後
戸塚「八幡!」トテトテ
八幡「おう、天s......」
戸塚「?」
八幡(うっかり天使って言おうとしてしまった......しかし戸塚はいつ見ても和むなぁ)
八幡「いや、どうした?」
戸塚「今度の日曜って暇かな?」
八幡「特にも何もないな」
八幡(デートのお誘いキター!というか暇じゃなくても戸塚の方を優先する!!)
戸塚「じゃあさ、八幡に会って欲しい人がいるんだけどいいかな?」
八幡「へ?戸塚じゃなくて?」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1408201234
戸塚「僕、その日はどうしてもはずせない用事があってさ」
八幡「会って欲しい人って誰だ?」
戸塚「それは当日のお楽しみって事で」
八幡「......」
戸塚「ダメかな?」
八幡「いや、いいぞ」
戸塚「よかった!じゃあ今度の日曜日、13時に駅前で待ち合わせでいいかな?」
八幡「ああ、わかった」
戸塚「僕、部活があるから日曜日はよろしくね!八幡!」タッタッタッ
八幡(なんだろうな......)
八幡(そもそも、戸塚の交友関係なんて知らないからな)
結衣「ヒッキー、そろそろ部活に行こうよー」スタスタ
八幡(俺みたいなボッチと違って戸塚は普通に友達とかいるだろうし)
八幡(実は戸塚を通じて俺を好きな女子がデートして欲しいとか!)
結衣「おーい?」
八幡(んなわけないか......俺はそんな事にはハナから期待しないしな)
八幡(まぁ、実際行ってみるしかないか)
結衣「ヒッキー?」テヲフリフリ
八幡「なんだよ、ビッチのくせに」
結衣「それ、ひどすぎだ!?」
日曜日、駅前 12時30分
八幡(ちょっと早く来すぎたかな)
八幡(......)
八幡(なんか緊張してきた)ドキドキ
八幡(ちなみに戸塚からは『少し、電話が通じない所にいるけど後はよろしくね!』というメールがあった)
八幡(これで俺を冷やかす的な感じだったらどうしよう......)
八幡(いや!あの戸塚が!純真無垢な戸塚がそんな事をするハズがない!!)
八幡(もしそうなら俺のソウルジェムは一瞬で真っ黒になる!)
八幡(そしてこの駅前で秋○原○り○事件以上の惨劇を起こしてやるぜ!!)
八幡(......なんか自分でもわけ分からんアホな事思ってしまった)
15分後
??「おまたせしましたー」トテトテ
八幡「おう、戸t......」
??「ごめんなさい。待ちましたか?」
八幡(戸塚が女の格好してる!?)
八幡「いや、待ってないが......」
八幡「と、戸塚......か!?」
??「あれ?兄から何も聞いていませんか?」
八幡「いや、俺に合いたい人がいるってだけで......兄!?」
文加「はい!私、戸塚彩加の双子の妹で戸塚文加(あやか)といいます」ペコ
八幡「」
八幡「......」
八幡「はあぁぁぁ!?」
文加「えーと、比企谷......八幡さんですよね?」
八幡「ああ......そうだけど、双子!?」
文加「そうですよ♪」
八幡「いやいや、これは俺が冷やかされるかと思ったが......」
八幡「戸塚!罰ゲームで女装されてるんだよな?」ガシ
文加「罰ゲーム?」キョトン
八幡「テニス部での罰ゲームなんだろ?」
八幡「それとも誰かに脅されて俺を騙せって言われたか?」
文加「ふふ......兄が言ってた通りですね」
八幡「へ?」
文加「きっと私と会っても兄が女装してるか冷やかされてると思われるって」
八幡「どう考えてもそのどっちかだろ!?」
文加「......これでもそう思いますか?」ギュ
八幡「!?」
八幡(腕組んできた!)
文加「女装してるように見えますか?罰ゲームでこんな事してるように見えますか?」
八幡(いい匂いだなぁ......って顔が近い!胸も当たる!!)
八幡「と、とりあえずわかったから離れてくれ」バッ
文加「きゃっ」
八幡「あ、悪い......」
文加「......胸がパットだと思うなら脱ぎますけどさすがにこの場所では///」
八幡「そ、そこまでしなくてもいいから!えーと、戸塚さん?」
文加「兄の事は戸塚って呼んでるんですよね?それって紛らわしくないですか?」
八幡「そうだけど」
八幡(そういや雪ノ下はそのまま雪ノ下だが、姉の方は雪ノ下さんって呼んでるか)
八幡(もっとも、あの2人を名前で呼ぶなんて命知らずなマネはできないからな)
文加「じゃあ、私のことは文加でお願いします♪」
八幡「......えーと、文加さん?」
文加「さんづけはしなくていいのに」ムー
八幡「さすがに初対面?の人に呼び捨てにはできないからな」
文加「わかりました。私の方は比企谷さんでいいですよね?」
八幡「ああ、好きに呼んでくれ」
八幡「で、戸t......文加さんはどうして俺に会いに?」
文加「私、全寮制の女子高に通ってて、中々男の人と会う事がないんです」
八幡(女子高か、生徒手帳でも見せてもらおうかな)
文加「あ!今、生徒手帳は持ってませんからね?」ムー
八幡「まだ疑ってたな......ごめん」
文加「ふふ、兄から比企谷さんの事を色々聞かされてどんな人か興味を持って......」
八幡(さすがに戸塚は俺の悪口とか言ったりしないよな?美化のされすぎも困るが)
文加「それで比企谷さんとデートしたいなって思ったんです」
八幡「デートって言ってもそういうのはあまり......俺、別にモテるわけじゃないし」
八幡(そういや雪ノ下とは恋人のフリしたし、由比ヶ浜とは花火を見に行ったか)
文加「モテるとかそんなの関係ないです。私は比企谷さんとデートしたいです♪」
八幡「そ、そうか......でもどうしようか?」
八幡「デートするのがわかってるんなら、どこに行くか最初に考えたんだが......」
文加「......なんか手馴れてるみたいですね?」ニコ
八幡「んなことねぇよ」
文加「ふふ♪ではどこに行くか今から考えましょう?」
八幡「そうだな......映画なんかどうだ?前に戸塚と行っったんだ。それとカブって悪いが」
文加「いいですね!私も映画は好きですよ」
文加「なら、やっぱり生徒手帳は持ってきたほうが良かったですね」
八幡(わざとかな?)
八幡「学割か......俺も今思いついたからな。気にすんな」
文加「やさしいですね。比企谷さんは」
八幡「んなことねぇよ」フイ
文加「それじゃあ、行きましょう♪」ギュ
八幡「って腕組むのか!?」
文加「デートだから当然じゃないですか?」
八幡(そうは言っても胸が当たるって!これは絶対パットだ!......たぶん)
文加「嫌ですか?」ウルウル
八幡「うっ......好きにしろよ」
文加「はい!好きにしますね♪」ギュウ
――――――
―――――
八幡(それから映画を見た。以前、戸塚と見た時と同様にホラーものだった)
八幡(映画の最中もずっと俺の手を握ってるのが気になってあまり内容は覚えてない)
文加「この後どうしましょうか?」ギュ
八幡(そして相変わらず俺の腕を組んでくる)
八幡(たしかに可愛い!あの戸塚キュンの双子の妹って言うんだからな可愛くないはずがない!)
八幡(でもどうしてもまだ同一人物?とは思ってしまう)
八幡「ひと通りデートっぽい事はしたしこのままお開きとか?」
文加「えー、まだ日も暮れてませんよ?せめてこのまま少し歩きませんか?」グイグイ
八幡「ただ歩いてるだけで楽しいか?俺、別に面白い事言えるわけじゃないし」
文加「比企谷さんとこうして歩いてるだけでも楽しいですよ♪」
八幡「そ、そうか」
文加「~♪」
バッタリ 八幡「あ」結衣「あ」
八幡「げっ」
結衣「あー!ヒッキーが女の子とデートしてるー!」
雪乃「人を見るなり『げっ』だなんて相変わらず失礼な生き物ね。比企谷くん」
八幡(ある意味、一番会いたくない2人だな......つーかお前が失礼とか言うな)
文加「?」
八幡「なんでお前らがここにいるんだよ」
結衣「あたしはゆきのんとお買い物に来てるんだけど......ってその子、さいちゃん!?」
雪乃「まさか戸塚くんに女装させてデートでもさせてるのかしら?」
文加「あのー」ボソ
八幡「んなわけあるか。この人は戸塚の双子の妹で......」
雪乃「そんな事を言って通じると思うの?戸塚くんを脅迫でもしてるのでしょう」
結衣「えー!ヒッキーキモすぎ!!」
結衣「そこまでしなくてもデートならあたしがするのに......」ボソ
文加「......」
八幡「だから、女装させてるわけでも脅迫もしてないって」
雪乃「言い訳は聞きたくないわ。比企谷くん......色々あってあなたの事は少し見直したのだけれどもこれまでね」
八幡「これまでって......」
雪乃「もちろん通報するのよ。目の前の犯罪者を見過ごすわけには行かないでしょう?」
文加「」カチン
文加「比企谷さんの事を悪く言わないで下さい!!」
「「「!?」」」」
文加「私は戸塚彩加の双子の妹で今、比企谷さんとデートしてるんです!!」
八幡「」
雪乃「」
結衣「」
文加「比企谷さん!行きましょう!」グイ、スタスタ
八幡「おわっ」
雪乃「」ポカーン
結衣「」ポカーン
八幡「2人とも今度話はするからな?」ズルズル
ここまで
後半は正午位に投稿します
おつ
ありそうでなかったな
なるほど、鋭太ポジに八幡か
>>20
それが1番の心配でした
俺ガイルSSを全て見たわけではないので二番煎じにならないかと......
>>21
そこまでは意識してなかったので修羅場はありませんorz
でもよく考えるとこのSSの八幡は少し鋭太っぽいかも
それ以外でも乙とか期待してくれたりでありがとうございます
――――――
―――――
公園のベンチ
八幡「ほれ、これでも飲め」
文加「あ、ありがとうございます......」
文加「......」カチッ、コクコク
八幡「少しは落ち着いたか?」
文加「......はい」
文加「それよりもごめんなさい......」シュン
八幡「気にするな。文加さんは悪くないぞ?」
文加「でも......」
八幡「あの2人も決して悪い奴らじゃないからな?」
文加「やっぱりやさしいですね」ニコ
八幡「そっ、そうじゃなくて!」
文加「ところであの2人とはどういう関係ですか?」
八幡「戸塚から聞いてないか?部活で一緒なだけだ」
文加「そうでしたね。確か、兄も部活の事でお世話になったとか」
文加「2人とも綺麗な方ですよねー」
八幡(そうか?片方は性格的にアレだし、もう片方はビッチだけどな)
文加「どちらかと付き合ってるんですか?」
八幡「そんなんじゃない」
文加「両方と付き合ってるとか?」ニコ
八幡「もっとありえない!」
文加「それじゃあ......私が立候補してもいいですか?」
八幡「へ?立候補?政治家?そもそも俺達まだ選挙権すらないし......」
文加「そんなの誤魔化してる内になりませんよ?」クスクス
八幡「や、その......」
文加「私、今日初めて会いましたけど比企谷さんとデートしてすごく気に入りました///」ズイ
八幡「それは光栄なんだけど顔が近......」
文加「なので比企谷さんとお付き合いしたいと思います。今からキスしますね///」ズイ
八幡「はぁ!!?」
文加「嫌なら抵抗して下さいね?突き放しても気にしませんから///」ガシ
八幡(え!?ほんとにするのか!まだ男かもしれないと思うのに!?)
文加「んっ」
八幡(目つぶってきた!近い!近い!!マジなの!?)
八幡「んっ」
文加「......」ヒトサシユビ、ピト
八幡「んっ......?」
文加「なんちゃって♪......さすがにデート初日でキスというのはないですよね?」
八幡「」
八幡(びびった......)
文加「でも、比企谷さんもまんざらではないんじゃないですか?」ニコ
八幡「うっ......」
文加「さて、私はそろそろ帰りますね」
八幡「いいのか?駅まで送るぞ」
文加「お兄ちゃん!それポイント高いよ!......みたいな事を言われるんですか?」クスクス
八幡「」
文加「今思い出しました。比企谷さんには元気でかわいい妹さんがいるとか」
八幡(ちくしょう......微妙に似てるじゃねえか)
文加「わたしも比企谷さんの事をお兄ちゃんって呼んだ方がいいですか?」
文加「兄とは普通に名前で呼び合ってるのでむしろ憧れなんです」
八幡「いいって!そんな呼び方しなくても」
文加「ふふ、残念です♪」
文加「それよりもここでいいですよ?気に入ったのは本当なのでまた会ってくれますか?」
八幡「......機会があればな」
文加「はい!楽しみにしてます!」
文加「今日はありがとうございました!さようなら!」テヲフリフリ、タッタッタッ
八幡「ああ、じゃあなー」テヲフリフリ
八幡(......)
八幡(行ったか)
八幡(なんか疲れたな......)
八幡(戸塚の双子の妹?が現れてデートして、雪ノ下と由比ヶ浜と揉めて......その2人は一喝されて)
八幡(キスされそうになって......口に人指し指の感覚がまだあるな)ピト
八幡(......)
八幡(俺もそろそろ帰るか)スタ
八幡(あ、なんかプレゼントでも買おうかな?)
八幡(うまくいけば戸塚に対する牽制にもなるかもしれないし)
翌日、放課後
戸塚「八幡!」トテトテ
八幡「おう」
戸塚「昨日はありがとう!妹もすごく喜んでたよ!」
八幡「そうか?」
戸塚「でもごめんね?黙ってて。びっくりした?」
八幡「そりゃびっくりするよ。戸塚に双子の妹がいるなんて」
八幡(じゃあ、やってみるか)
八幡「あとこれ、昨日の記念に妹さんに渡してくれないか?」スッ
戸塚「わぁ!ありがとう!」
八幡(動じない!?)
戸塚「こういうの、きっと喜ぶよ?」
八幡「そんな大したもんじゃないけどな」
八幡(品物がショボかったか?)
スタスタ
結衣「あの......ヒッキー、さいちゃん」シュン
八幡「どうした?」
結衣「昨日はごめんなさい!」アタマサゲ
戸塚「いいよ、由比ヶ浜さん。妹もその事で気にしてたみたいだし」
八幡「そうだな、ちょっとした勘違いみたいなもんだ」
結衣「でも......」
戸塚「言ってたよ?すごくかわいい2人の女の子と会ったって」
結衣「すごくかわいい......えへへ」
八幡「片方はビッチだったの間違いじゃないのか?」
結衣「だからあたしはビッチじゃないし!」
戸塚「あはは、それじゃ部活があるから僕は行くね?プレゼントもありがとう!」タッタッタッ
八幡「......」
結衣「ねぇ、ヒッキー......」
八幡「なんだ?」
結衣「部活には来てくれる?」
八幡「どうしてそんな事聞くんだ?」
結衣「昨日の事でもう来なくなったりして......」
八幡「勘違いみたいなもんだって言ったろう?普通に行くよ」
結衣「うん、また3人で険悪になったりするのはいやだから」
八幡「それは俺も勘弁して欲しいな」
結衣「ゆきのんもさ、昨日の事で謝りたいって言ってたし」
八幡「まぁ、いいんだけどな。じゃあ行こうぜ」
奉仕部部室
ガラ
結衣「やっはろー」
八幡「うーす」
雪乃「2人ともこんにちは」
雪乃「それと比企谷くん。昨日はごめんなさい......」アタマサゲ
八幡(おお、雪ノ下のこんな殊勝な態度なんて初めてかも?)
八幡「さっき由比ヶ浜にも言ったけど勘違いみたいなものだから気にしなくていいぞ?」
雪乃「ええ......ありがとう」
結衣「......よかった」
雪乃「それで比企谷くん。昨日の彼女は誰かしら?」グググ
八幡(なんか拳が全力で握られてる......返答次第で殴ったりとかしないよな?)
八幡「その時も言ったけど戸塚の双子の妹で名前は戸塚文加さんだそうだ」
八幡「戸塚から俺の事を聞いてデートしたいって」
雪乃「付き合ってるわけではないのね?」ググ
八幡「そうだな。あの後、ちょっと話をして帰っていったよ」
八幡「それに今度いつ会えるか分からないからな」
結衣「だよねー、ヒッキーが誰かと付き合うわけないよねー」ホッ
八幡「ほっとけ、それで俺も聞きたい事がある」
雪乃「戸塚くんの事?」
八幡「ああ、2人から見てどう思う?女装した戸塚か?ほんとに双子の妹か?」
結衣「え!双子の妹じゃないの!?」
八幡「信じるのかよ......俺は未だに疑問に思ってしまうんだ」
雪乃「......私はデートしてるカップルにしか見えなかったのだけれど?」
結衣「だよねー、腕まで組んでたし」
八幡「あ、あれは無理矢理、組まされたんだよ」
結衣「でも、あのくらいだと胸に当たってるんじゃない?ヒッキーのエッチ///」
八幡「そんなんじゃねえよ!そもそもパットかもしれないんだぞ?」
雪乃「......」イラ
八幡(雪ノ下が怒ってる!?胸の話題だから?)
八幡「それはどうでもいいんだよ。要はあの戸塚がどうなのか?って事だ」
八幡「昨日の事でプレゼントを贈ったんだけどまったくテレたり動じたりしないんだよ」
雪乃「......二重人格だとか精神的に問題があったり、そういう悩みがあるようにも見えないわね」
結衣「さいちゃんってそんな悩みとかなさそうだもんねー」
八幡「まったくだ、戸塚にそんな悩みがあるなら俺が真っ先に気づく!」
結衣「それはキモいよ、ヒッキー......」
雪乃「......なら、一芝居でもしましょうか」
八幡「一芝居?」
雪乃「以前の比企谷くんのような方法を取るわ......若干不本意だけれども」
数日後、奉仕部部室
雪乃「はい、どうぞ。戸塚くん」カチャ
戸塚「ありがとう、雪ノ下さん」
八幡(今、戸塚は奉仕部部室にいる)
八幡(戸塚の都合を見て連れて来るように言われた)
八幡(そして、一芝居とは雪ノ下が挑発じみた事を言ってボロを出させようとすることだった)
八幡(クラスは別だから雪ノ下が自分は一番傷が浅く済むという。確かに以前の俺がやりそうだな)
八幡(というより俺が戸塚キュンが怒らせるなんてそんなことできない!)
八幡(だが、その辺は雪ノ下も加減すると言われ渋々納得した)
雪乃「それと、戸塚くん......遅くなったけどこの間はごめんなさい」
戸塚「その事はもういいよ?妹も落ち込んでたからね」
八幡「......」
戸塚「それにしてもおいしいね!僕、紅茶はあまり飲まないけどこの紅茶は凄くおいしいってわかるよ」
雪乃「ふふ、そういってもらえると嬉しいわ。私にはお詫びとしてこんな事しかできないから」
雪乃「それに戸塚くんにも色々とお世話になってるから一度はこうして招待したかったの」
戸塚「はは、それは大げさかな?」
結衣「そんな事ないよー。あたし、ヒッキーの代わりにさいちゃんが奉仕部に居ればって思ったし」
八幡「おい」
雪乃「そうね、こんな目の腐ったような男より戸塚くんがいれば部としての見栄えも良くなると思うわ」
八幡「悪かったなこんな目で」
雪乃「さすがにテニス部の事で関わってそのテニス部をやめろとは言えないから本当に惜s」
ガシャ!
戸塚「ごっごめん!」
結衣「わわ!さいちゃん大丈夫!?」
八幡「怪我はしてないか?」
戸塚「うん。大丈夫だよ」
雪乃「......」
戸塚「これで怪我したらテニスも出来なくなるしドジすぎるね。あはは」
雪乃「......拭くものを持ってくるから待ってて」
――――――
―――――
八幡(それから割れたコップと濡れた床を掃除した)
戸塚「そろそろ、僕行くね?部活はないけどちょっと用があるんだ」
戸塚「それと雪ノ下さん、コップ割ってごめんね......今度弁償するから」
雪乃「弁償はいいわ。それよりもまた、紅茶でも飲みに来てくれるかしら?」
戸塚「うん!また来るね!雪ノ下さん」
八幡「じゃあな、戸塚」
結衣「さいちゃん、またねー」
戸塚「八幡も由比ヶ浜さんもまたねー」タッタッタッ
雪乃「......」
八幡「......なぁ、雪ノ下」
雪乃「ええ、あれは怒ってると思うわ......」
結衣「さいちゃんが?」
雪乃「コップが割れたというよりわざと割ったように見えたわ」
八幡「......」
八幡「なんかもうどっちでも良くなってきたな。ヘタに刺激するのもなんだし」
結衣「へ?」
八幡「雪ノ下も悪かったな。変な事させてしまって」
雪乃「いえ、私からしようとした事だから気にはしないけど......それでいいのかしら?」
八幡「戸塚がボロをだすか、本当の事を言うまで待つよ」
雪乃「比企谷くんがそう言うならそれでいいけど......」
結衣「じゃあさ、今度4人で遊びに行こうよ!」
八幡「なにが『じゃあさ』だ」
結衣「あたし、さいt......あやちゃんがどんな子か知りたいもん」
八幡「戸塚に聞けばいいじゃないか」
雪乃「わざわざ遊びに行く必要はないわ」
結衣「えー!いこうよー、ゆきのん~」ダキッ、ユサユサ
雪乃「由比ヶ浜さん......抱きつかないでくれるかしら?」
結衣「遊びに行くって言ってくれたら離れるー」ユサユサ
八幡(相変わらず百合百合しい奴らだ)
結衣「ヒッキーとあやちゃんで2人きりにさせたくないでしょ?」ユサユサ
雪乃「そう考えると......比企谷くんが不審な行動をしないか見張る必要があるわね」
八幡「不審な行動ってなんだよ」
雪乃「では、4人でディスティニーランドにでも行きましょうか?」
結衣「やったー!ありがとー!ゆきのーん」ギュウウ
雪乃「暑苦しい......」
八幡(つーか由比ヶ浜に対して甘すぎだ)
結衣「ヒッキー!さいちゃんでもあやちゃんでもいいからちゃんと伝えてね!」
八幡「お前、もうただ遊びに行きたいだけだろ」
おわり
元となってる方も同一人物か定かじゃないので
短いですがこちらも曖昧な感じで終わります
ここまで読んでくれた方はありがとうございました
第二章を期待してくれて大変ありがたいのですが
投稿する分はあれで全部です
俺修羅の方がはっきりしたら書こうかなと思いますが
オリジナルで続くのもいいと思いました
ですがこの時点では何も考えてません......
せいぜい
八幡「俺のクラスメイトと知り合いと親友の双子の妹が修羅場すぎる!」
みたいなセリフを組み込もうかなと思ってるくらいです
このスレはHTML化しますがそれまでにどういう内容を期待してるかを
レスしてくれればそれがヒントになり第二章が早まるかも!(続けるとは言ってない)
宜しくお願いします
このSSまとめへのコメント
終わりかい
できれば続きがみたい
同じく
皆、気になるしょっ?
元ネタってグリグリのいつき?
終わり!?
続きはよ
俺修羅ので似たような話を読んだことある希ガス
※8
俺修羅の番外編みたいなやつで実際にあったネタだよ
ってこれ書いた人もそう言ってる