妹「兄さーん」
妹「…兄さん?居ないんですか?」
妹「暇だからとはいえ折角クッキーを焼いてあげたというのに」
妹「変態の兄さんはどこへ行ったのやら」
妹「…仕方ないから後で食べましょう」
ガチャッ
妹「あ、兄さんおかえり」
妹「…で、何処に行ってたんですか?」
妹「黙って出ていくのは禁止って言いましたよね?」
妹「あまりに退屈だったのでさっきクッキー焼いたんです」
妹「兄さんにも少しあげようと思ったのに…」
妹「…心配しなくても、残してありますよ」
妹「いいえ、兄さんのために焼いた訳じゃないです」
妹「調子に乗りすぎですよ?」
妹「ん、まぁまぁです」サクサク
妹「…美味しいですか?」チラッ
妹「そうですか、良かったです」サクサク
妹「そんなに慌てて食べなくても盗りませんよ…」
妹「ともあれ、美味しいと言ってくれたので紅茶を煎れてあげます」
妹「感謝して下さいね?」コポポポ
妹「…レモンティーにしてあげましょうか」コポポポ
妹「出来まし…あっ」ヨロッ
ガチャン パリーン
妹「あつっ…あ、兄さん来ちゃダメ…っ…」
ギュッ
妹「…破片、危ないのに…来ちゃダメって言ったのに…」ブツブツ
妹「あぅ…ごめんなさい、よろけちゃいました…」
妹「ひ、冷やせば大丈夫ですから…そんな心配しなくても…うぅ…」
妹(…優しいなぁ、兄さん)
妹「………」ズズズ
妹「兄さんが煎れてくれたお茶、美味しいですよ」
妹「…大丈夫ですよ、ちゃんと水で冷やしましたから」
妹「心配しすぎですよ、兄さん」
妹「…普段からそれぐらい私を気遣ってくれれば良いんですが」
妹「…あれ、兄さん…指から血が出てる」
妹「破片で切っちゃったんですかね…?」
妹「…仕方ないですね、手、貸して下さい」グイッ
妹「…はむっ」パクッ
妹「…ん……むぅ…」チューチュー
妹「ぷはぁ…兄さん、顔赤いです」
妹「上目遣いの妹が兄さんの指をくわえてるの見て、どうでした?」
妹「興奮しちゃいましたか?」
妹「普通ならあざといとか言われそうなのに、兄さんはこんなのが好きなんですね」
妹「兄さんを落とす女性は簡単で良いですね」
妹「…当面そんな女性は現れませんけどね」
妹「…ほら、こうやって兄さんの手首をぎゅーってすると」ギュッ
妹「ぷくーって傷口から血が玉みたいに膨れて来ましたね」
妹「……んっ」ペロッ
妹「…兄さんの、血」ペロッ
妹「美味しくないです」
妹「ほら、兄さん?私の舌、見て下さい」
妹「れろれろれろ」
妹「…兄さん、えっちなこと考えましたね?」
妹「何を想像したか当ててみせましょうか?」ジーッ
妹「おちんちん、舐めさせたいんですよね?」
妹「図星なんですね?」
妹「そんなに否定してもダメですよ、兄さん」
妹「兄さんのパソコンの中にそんな画像が一杯ありましたから」
妹「おちんちん、舐められるのが好きなんですか?」
妹「兄さんの汚いおちんちん、無理矢理私の口に捩じ込んで」
妹「私の頭を掴んで乱暴に、欲望のままに腰を振り続けて」
妹「私が涙目で止めてとお願いしても、逆にそれが兄さんの凌辱感を高めちゃって」
妹「最後は私の顔も髪の毛も服も全部精液で汚すんですか?」
妹「それとも、押し倒されて攻められる側がお好みなんですか?」
妹「それはそれで引きますよ?」
妹「兄さんのおちんちん、犬みたいにぺろぺろ舐めちゃって」
妹「先っぽも裏の所も丁寧にゆっくりえっちに綺麗にしてあげて」
妹「先っぽから出ちゃう兄さんの精液残さず飲んであげたり、口の横からつーって精液垂らしちゃって」
妹「兄さんのおちんちん美味しい、なんて私に言わせたいんですか?」
妹「黙って赤くなってないで何とか言って下さいよ…」
妹「どこまで変態なんですかね、兄さんは」
妹「…いつまで指を黙って舐められてるんですか」ペロペロ
妹「だいぶ止まって来ましたよ?」
妹「ほらほら兄さん、口の中、兄さんの血の味でいっぱいです」アーン
妹「…舐めてみます?」クスクス
妹「……べーっ」
妹「こらこら、本気にしないで下さい」ゲシッ
妹「はい兄さん、絆創膏」スッ
妹「…貼って欲しいんですか、そうですか」
妹「じゃあ、可愛くお願いしてみて下さい」
妹「ん、恥ずかしがってないで早くして下さい」
妹「…今さら、そんなことが恥ずかしいんですか?」ジトッ
妹「今まで散々変態行為をしておいて…?」ジーッ
妹「毎晩私のパンツや靴下を汚したり、精液かけてきたこともあるくせに」
妹「お母さんの居る部屋の隣で、ずっと私におちんちん見せつけたり」
妹「最近だと、指フェラなんてのもさせられましたね」
妹「それなのに…今さらそんなことが恥ずかしいんですね」クスクス
妹「まだ言わせます?」
妹「可愛いおねだりが見たいな、兄さん?」
妹「…やれば出来るじゃないですか」ナデナデ
妹「可愛くはなかったですけど…」
妹「兄さんが久しぶりに私に頭を下げたので満足です」クスクス
妹「絆創膏、貼ってあげます」スッ ペタッ
妹「はい、もう大丈夫ですよ」
妹「さて…そろそろ夕飯の買い物に行きますか」
妹「兄さん、何が食べたいですか?」
妹「あ、シチューは禁止ですよ?」ニコッ
ガヤガヤ ガヤガヤ
妹「…兄さん、何でついて来たんですか?」
妹「いや、普段は自分からお手伝いしてくれることなんて無いですから…」
スッ ギュッ
妹「えっ…?あ、手の火傷…そんな、荷物持てない程じゃ無いですよ?」
妹「あ、ぅ…兄さんも指を怪我してるじゃないですか、私も持ちますよ…」
妹(さっき、私生意気なこと言っちゃったのに…兄さん…)
妹「兄さん……ありがと」ボソッ
妹「優しい兄さんが居て私は幸せです」
妹「……あっ」
妹「兄さん…それ重いですよね、少し休んで行きませんか?」
妹「良いから、ちょっとだけ休憩しましょう」グイグイ
妹「兄さんも好きなもの注文して良いですから、ね?」
妹「…その店の新作のクレープが食べたいので、付き合ってください」ボソッ
妹「…なんで笑顔でこっちを見てるんですか」
妹「荷物増やしますよ?」
妹「えへへ、買えました」ニコニコ
妹「あっ、これ美味しい…ベリー系のジャムが効いてますよ」モグモグ
妹「兄さんはアイスコーヒーだけで良かったんですか?」
妹「…一口だけならあげます」スッ
妹「…食べないんですか?」
妹「はい?口移し?」
妹「…いくら変態の兄さんでも公共の場でそんなこと言い出すとはドン引きですよ」
妹「別に家でもしないですけどね」
妹「…だから、しないですって」
妹「そんなことばかり言ってる兄さんにはあげませんよ?」
妹「ほら、食べるなら早く食べちゃって下さい」スッ
パクッ
妹「…あっ…お、美味しいですか?」
妹「そうですか、良かった」アム
妹「…間接キスですね、兄さん」
妹「う…照れてなんかないです、こっち見ないで下さい」
妹「ほら、もう帰りますよ兄さん」スクッ
妹「お手伝いしてくれたから、今日は兄さんの食べたい物何でも作ってあげましょうか」
妹「…兄さん?」
妹「やっぱり、指を怪我してるのに荷物持つのは辛いんじゃ…えっ?なんですか?」チラッ
妹「…なんでおちんちん大きくしてるんですか?」
妹「全然立ち上がらないと思ったらそういうことですか?」
妹「いつも妹に恥ずかしげもなくえっちなお願いばかりするくせに、おちんちん大きくしたまま歩くのが恥ずかしいんですか?」
妹「本当に普段から何を考えてるんですかね、変態兄さん」
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