響「真夏に冷やりと怖い話」 (28)
響「じゃぁ、次は自分の番だぞ......」
真美「よっ!!待ってましたーー!!」
亜美「これは、期待せざるを得ませんな~」
伊織「あんた達、真面目に聞きなさいよ」
やよい「あ、あんまり怖かったらやめてくださいね...?」ビクビク
響「みんな期待しててくれー!!」
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これは、にぃにから聞いた話なんだけど....
自分がまだ物心ついてないとき自分ちの近くに人肉で料理を作ってるって噂のレストランがあったんだ。
叔父がそのお店に噂の真相を確かめにいったんだけどね...。
響叔父「スミマセン、この店一番のおすすめはなんですか?」
「はい、この店一番のおすすめはシュウマイです」
響叔父「それじゃぁ、それを三つほど......」
「かしこまりました。食べていかれますか?」
響「あ、大丈夫です...お持ち帰りで......」
響叔父「スミマセン、この店一番のおすすめはなんですか?」
「はい、この店一番のおすすめはシュウマイです」
響叔父「それじゃぁ、それを三つほど......」
「かしこまりました。食べていかれますか?」
響叔父「あ、大丈夫です...お持ち帰りで......」
ここでは食べてはいけない。
叔父はそう思ったから帰ったそうだ。
でも一見普通のシュウマイ、どこもおかしいとこはない...。
まぁ、所詮噂話だしな...
叔父は、そう思ったそうだ。
そう...あの恐ろしいことが起こるまでは.........
響叔父「一見普通のシュウマイだけどな...いや、むしろ美味しそうにも見える......」
響叔父「噂なんて嘘っぱちだったってことか...」
響叔父「あの子達はまだシュウマイを食べたことないだろう」
響叔父「はやく皆で食べたいぞ」
ガサゴソ
響叔父「ん? 何の音だ......?」
響叔父「今...袋の中でシュウマイが動いて......」
そんなはずはない。噂なんて嘘っぱちのはずだ......
叔父が恐る恐るシュウマイの蓋を開けると......
シュウマイが一個減っていた..................
響叔父「どうして...どうしてシュウマイが一個減ってるんだ...!!?」
叔父の背中を嫌な汗が背中を伝った.....
ハァハァ......このシュウマイはヤバイ......
叔父は怖くなり急いで家に帰ろうとした
その時......!!
ガサゴソ
響叔父「そ、そんなまさか............」
また、蓋を開けると........................
シュウマイがまた一個減っていた..................
響叔父「うわぁぁぁぁ!! あと一個しかシュウマイがない!!」
叔父は恐怖にかられ、家まで全力疾走したんだ。
ガサゴソ ガサゴソ
まるで叔父を嘲笑うかのようにシュウマイの箱はなり続けた......
家についてシュウマイの箱を開けてみると............
響叔父「な、ない............シュウマイが......ない..................」
そう...全てのシュウマイはその姿失っていた......
響叔父「うわぁぁぁぁぁ!!!!!!」
叔父は、叫んだ...
不可解な現象に...あり得ない現状に..................
響叔父「どうして......どうしてシュウマイが............!!?」
よく見てみると............
響叔父「あ、蓋の裏に引っ付いてた......」
シーーーーーン
響「........................あれ?」
真美「wwwwwwwwwwwwww」
亜美「ひびきんそれみんな知ってる話だYO!!」
伊織「まったく...どや顔で話すから止めづらかったじゃないの......」
やよい「シュウマイが無くなってなくて安心しましたぁ~!!」
伊織「はぁ~まさか最後に聞く話がパクり話だったなんて......寝ましょ寝ましょみんな」
響「え!!? まだ自分の話終わってないぞ!!?」
真美「まだ続きあるの!?」
亜美「え~それは知らない!」
やよい「怖くないですよね............?」ビクビク
伊織「いいわ、話してみなさい」
響「あぁ~うんうん。 それじゃあ続きいくぞ............」
一同「............」ゴクリ
叔父はその話をにぃににした数日後に亡くなってしまったんだ...。
にぃには今だにシュウマイの呪いだ!なんてって言ってるんだけど...。
お葬式でさ...
にぃに「じいちゃん...どうして死んじまったんだ...?」
にぃに「寂しいよぉ...じいちゃん......」
ちびき「にぃにはどうして泣いてるんだー?」
響ママ「さぁ、お兄ちゃん、響もおじいちゃんにさようならしなさい。」
にぃに「うん............」
そう言われて係りの人が誘導してくれんたんだけど、棺を開けたとき.....
そこにお祖の姿がなかったんだ........................
家族も親戚もみんな探しまわった。
そして誰かが............
「あ!!いた!!!」
「棺の裏にひっついてる!!」
真美「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
伊織「くっだらなさすぎるわね............」
響「な、なんでだーーー!!?」
響「遺体が棺にくっついてたんだぞ!!?」
亜美「亜美...だんだんひびきんが心配になってきたよ~」
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