美希「ひ~び~き~」貴音「響」 (69)

765プロ/昼

美希「ねえねえ響」

響「どうしたんだ?」

美希「暇なの」

響「そうだな」

貴音「響」

響「どうしたんだ?」

貴音「暇です」

響「そうだな」

美希「ねえねえ響」

響「なんだ?」

美希「おにぎり食べたいの」

響「そうか」

貴音「響」

響「なんだ?」

貴音「ラーメン食べたいです」

響「そうか」

響「じゃあ2人とも食べてきたらどうなんだ?」

美希「響とじゃなきゃヤ」

貴音「響とでないとイヤです」

響「でも分身の術なんて使えないぞ?」

美希「じゃあしょうがないの、ミキとおにぎり食べるの」

貴音「美希、それはなりません。響は私とラーメンを食べに行くのです」

響「けんかは良くないぞ」

美希「分かったの」

貴音「分かりました」

響「でもおなか空いたな」グ―

美希「じゃあおにg貴音「行きましょうか」ガシッ

響「いやラーメンは行かないぞ?」

貴音「」
美希「へっへっへ」

美希「じゃあミキとおにg響「別にいいぞ」

美希「」
貴音「ふっふっふ」

響「今日はお弁当がある」パカ

美希 貴音「!!」

響「あー・・・ん?」

美希 貴音「じーっ」

響「・・・一口いるか?ウィンナーだけど」

貴音「いただきm美希「ミキが貰うの!」バッ

響「はい、あーん」

美希「あー」
貴音「ふんっ」パクッ

響「あ」
美希「」

貴音「真、美味です。さすが響ですね」モグモグ

響「スーパーで買ったやつだぞ」

美希「貴音、ちょっと屋上来いなの」

響「ちゃんと美希にもあげるから、はい卵焼き」

美希「ほんとに!?」
貴音「!?」

響「うん」

美希「あ、あーん!」

響「貴音はもうやっちゃダメだぞ」

貴音「・・・響がそう言うのなら」

美希 パクッ「うーん最高なの~!」

響「そうか?」

美希「今まで食べたもので最高の卵焼きなの」

響「じゃあ今度から多めに焼いてくるぞ」

美希「ほんとに!?」

貴音「あの、響、私の分は・・・」

響「ちゃんと焼いてくるから大丈夫だぞ」

貴音「響っ!」ガバッ

響「ちょっ、貴音?」

美希「あ、貴音だけずるいの!」ガバッ

響「ちょっ、苦しいぞ」


P「あいつら仲いいな」

765プロ/昼

ガチャ
美希「響よ!ミキは帰ってきたー!」

美希「あれ?」

美希「響?」ヒョイ

響「zzz」

美希「寝てるの」

美希「寝顔もバッチリかわいいの」ジ―

美希「なんだかイタズラしたくなっちゃうの」

響「うーん・・・」ゴロン

美希「・・・っていうのは嘘なの。邪魔するのは良くないの」

美希「写メっとこ」カシャ

貴音「」カシャカシャ

美希「・・・ちょっと待てなの」

貴音「」カシャカシャ

美希「その一眼を早くよこすの」

貴音「・・・?」

美希「その何言ってんだコイツって顔やめろなの」

貴音「」カシャカシャ

美希「後でその写真ちょうだいなの」カシャカシャ

響「んう・・・?」ムクッ

美希「寝起きの顔も最高なの」カシャカシャカシャカシャ

貴音「」カシャカシャカシャカシャ


P「なにやってんだ」

765プロ/夕方

貴音「だーれだ」スッ

響「貴音だろ」

貴音「正解です」ガシッ

響「・・・なんでガッチリつかむの?」

貴音「はい」

響「まあいいか」

美希「だーれだ」ムニュ

響「堂々と胸を触ってくる奴は美希しかいないぞ」

美希「正解なの」ムニュムニュ

響「揉むな」グッ
響「・・・動けない」

貴音「美希、私と代わりなさい・・・!」

美希「貴音が押さえとかないとこの景色は見れないよ?」モミモミ

貴音「・・・仕方ありませんね」

響「ちょっと美希、やめて」

美希「それは無理なの」

響「貴音ぇ、助けてよぅ」ウルウル

貴音「!」ズキュウウウウウン

貴音「美希、やめるのです」ゴゴゴゴ

響(ちょろいぞ)

美希「!わ、分かったの」パッ

貴音「もう大丈夫ですよ、響」

響「ありがとう、貴音」

貴音「いえ、当然の事をしたまでです」キリッ

美希「でも貴音も共犯なの」

貴音「美希!」

響「そういえば」ジトッ

貴音「申し訳ございません」

765プロ/夜

響「お疲れさまでしたー」

美希「お疲れさまなのー!」

貴音「お疲れさまでした」

P「ああ、気をつけて帰れよー」

響「・・・なんで着いてくるんだ?」

美希「え?気のせいだよ?」

響「家の方向逆だよね」

美希「響を一人で帰す事なんてできないの!」クワッ

響「で、貴音は?」スル―

貴音「私はこちらの方向なので」

響「そうか」

美希「ねえ響、あそこの店入らない?」

響「入らない」

貴音「響、あのラーメン店へ参りませんか?」

響「参りません」

響「それで、家まで着いてきちゃった訳だけど」

美希「ミキの家は誰もいないの」

貴音「私も同じです」

響「じゃあどうするんだ?」

美希 貴音「ジ―ッ」

響「・・・しょうがないな」

美希 貴音「さすが響 なの です!」

楽屋/夕方

美希「今日も疲れたの~」

貴音「小腹が空きましたね」

響「・・・」ゴソゴソ

美希「響、なにしてるの?」

響「おにぎり作ってきた」デ―ン

美希「あ!もしかして、ミキのために作ってくれたの?」グイ
貴音「いえ、私のためですよね?」グイ

響「みんなで食べるんだぞ」

美希「貴音の奴にはやれないの!」

響「貴音、あんなのほっといて食べるぞ」

貴音「ええ」

美希「ああああああ!!!」
美希「ごめんなさいなのミキが悪かったの食べさせて下さいなの!!」

響「はいはい」

貴音「さすが響、寛容ですね」モグモグ

美希「あ、貴音食べ過ぎなの!」バッ

貴音「早い者勝ちですよ、美希」ヒラリ

響「・・・ふふっ」

公園/昼

美希「いっくよー!」ブンブン

響「んー」

美希「それー」ポイ―

響「どこ投げてんだ」

貴音「響、こちらです」フリフリ

響「いくぞー」

響「それっ」シュッ

貴音「おや」バシッ

貴音「なかなか良い球ですね」シュ

響「そうか?」パシッ

美希「む~、なんだか2人がいい感じなの」

響「美希~行くぞ~」

美希「は、はいなの!」

響「ふっ」シュッ

美希「わ、わ、わ、」バッ ヒュ―ン

響「避けちゃダメだぞ」

美希「ご、ごめんなさいなの!」タッタッタ

響「それっ」シュッ

貴音「ふむ」バシッ

響「ふっ」シュッ

貴音「なるほど」バシッ

美希「」ボ―ッ

響「はっ」シュッ

美希(響の乳揺れはやっぱり最高なの)ボ―ッ

765プロ/夕方

響「暇だぞ」

貴音「暇ですね」

美希「ばばーん!人生ゲームなの!」

響「うるさい」

美希「人生ゲームやろ~よ~」

響「暇だしやろうか」

貴音「では私も」

美希「ミキの番なの!」

美希「それ~」ガラガラ

美希「1、2、3、なになに、『リカちゃんと遊園地へ、2000円払う』?」

響「はい、2000円」

美希「・・・」

響「どうしたんだ?」

美希「ミキはリカなんて娘と遊園地に行かないの」

響「行かないのって、ゲームなんだし」

美希「行くならぜえったい響となの~!」

響「・・・」ヒョイ

美希「あ、2000円が!」

貴音「では私の番ですね」ガラガラ

貴音「1、2、3、4・・・」

貴音「『結婚のちゃんす?』」
貴音「『男性なら女性と、女性なら男性と・・・』」

響「それで、結婚するのか?」

貴音「私は結婚は響としか致さないと決めておりますゆえ」キラキラ

響「ああ、そう」スル―

響「自分の番だな」ガラガラ

響「1、2、3・・・『右隣の人と夕食へ、どちらも5000円払う』」

美希「響と夕食デートなの!」

貴音「なんと!」

美希「ふっふっふ、悪いけど貴音、響はミキを選んだみたいなの」

貴音「なにを言いますか、こんなの所詮遊びです」

美希「でも事実なの~」フフン

貴音「ですがこの場合・・・では!!
美希「そんなの・・・なの!!

ギャ―ギャ―

響(進まないぞ)

響宅/夜

ガチャ
美希「こんばんはなの~」
貴音「こんばんは」

響「ゲホッ、美希に貴音?」ヨロヨロ

美希「わーわー、ちゃんと布団に入ってないとダメなの!」

貴音「そうですよ、風邪がひどくなってはいけませんから」

響「別にお見舞いなんてよかったのにゲホッ」

美希「いいから、響は寝ていてなの!」

響「分かったから」モゾッ

貴音「響、私に何かできる事はありますか?」

響「じゃあいぬ美たちのご飯お願いできる?あそこにあるから」

貴音「もちろんです」

美希「ミキには何かないの?」

響「ない」

美希「」

響「じゃあ何か飲み物ゲホッお願いしていい?」

美希「ま、任せてなの!」ダッ

貴音「ご飯を与えてきました」

響「ありがとうゲホッ」

貴音「食欲はないのですか?」

響「ないみたい」

貴音「ですが何か食べないと・・・」

美希「じゃーん!美希特製ブレンドの栄養ドリンクなの!」

響「料理とかできたっけ?」

美希「うっ」

貴音「では美希、こんびにで栄養どりんくを買ってきて下さい」

美希「む、なんでミキなの?貴音が行ってきてよ」

貴音「私には響を守るという使命がありますから」

美希「そんなのミキだって同じなの!」

響「頭に響く・・・」ガンガン

美希「ごごごごめんなさいなの!」

貴音「申し訳ありません、大丈夫ですか?」

響「うん」

美希「なんだか迷惑みたいだし、ミキはもう帰るの」

貴音「私はまだここn美希「貴音も帰るの!」ズルズル

美希「お大事になの!」ズルズル

貴音「お大事に~」ズリズリ

バタン

響「あれ?栄養ドリンクは?」

765プロ/朝

貴音「おはようございます、響」

響「おはよう」グイグイ

貴音「なにをなさっているのですか?」

響「ストレッチ」グイグイ

貴音「私も手伝いましょう」

響「じゃあ背中押してほしいぞ」

貴音「こうですか?」グ―

響「そうそう、そのままで」グイグイ

貴音(ああ、響の体温が直接・・・!)ポワ―ン

ガチャ
美希「ひびき~、おはようなn」

貴音「・・・」グ―
響「・・・」グイグイ

美希「響から離れやがれなの!」ドガッ

貴音「ぐへっ」ドンガラガッシャ―ン

響「あっ」

美希「響、もう大丈夫なの!あの変態はもうやっつけたの!」フンス

響「大丈夫?」グイッ

貴音「響が無事でなによりです・・・」ガクッ

美希「あ、あれ?」

響「美希、いまのはない」ジト―

美希「え?え?」オドオド

響「謝って」

美希「ミ、ミキは悪くないの~!!」ダッ

響「待てー」ダッ

ショッピングモール/昼

響「遅いぞ」

美希「お待たせなの~!」

貴音「遅いですよ、美希」

美希「げ、なんで貴音がいるの!?」

響「自分が呼んだから」

美希「うう、せっかくのデートがぁぁ」オヨヨ

貴音「抜け駆けがいけませんよ」

響「なにか欲しいものがあるの?」

美希「響が欲しいの!」クワッ

響「貴音、行こうか」

貴音「はい」

美希「うぉおおおおい!!」


美希「ねえねえ、こんなのとかどう?」

響「いいんじゃない」

貴音「少し派手すぎませんか」

美希「じゃあこっちは?」

響「いいんじゃない」

貴音「そっちはあまり美希には似合わないと思いますが」

美希「もう!貴音には訊いてないの!」

響「自分はこっちの方がいいと思うぞ」

美希「これください」

店員「かしこまりました」

貴音「響、これはどうでしょう」

響「貴音だとこういうのがいいんじゃないかな」

貴音「これください」

店員「かしこまりました」

響「結局自分が選んだのばかりじゃないか」

美希「気にしちゃ負けなの」ドッサリ

貴音「美希、買い過ぎはいけませんよ」ドッサリ

響「どっちもどっちだぞ」

ショッピングモール/昼過ぎ

響「おなかすいたぞ」グ―

美希「お腹を押さえる響も可愛いの!」

貴音「真、愛くるしいですね」

響「あ、バーガー○ングなんてどうだ?」

美希「響が選んだものならなんでもいいの!」

貴音「私もそこがいいと思っておりました」

響「あ、やっぱり?」

貴音「ええ」

美希「むう、嘘ばっかり!」

貴音「嘘などではありません」フフン

響「早く行こ~」


響「・・・」モグモグ

美希「モグモグ食べる響かわいいの!」モグモグ

貴音「何時間でも見ていられますね」モグモグ

美希「響、ポテトだよ、はいあーん」

響「あー」パクッ

美希「やった!響の初あーんゲットなの!」

響「もう貴音にされた事ある」

美希「」

貴音「ふふっ」

響「あ、貴音のそれおいしそう」

貴音「一口いりますか?」

響「いいの?」

貴音「もちろんです」

響「それじゃあ一口」パクッ

響「うん、おいしい」

貴音「よかったです」

響「じゃあ自分のも」

貴音「いただきます」パクッ

美希「いい加減にしろなの!」
美希「人の前でいちゃいちゃしやがって!」
美希「少しはこっちの気持ち考えやがれなの!」
美希「ってか混ぜろなの!」

響「ごめん」
貴音「ごめんなさい」

美希「響は許すけど貴音はダメなの!」

店員「あの、他のお客様の迷惑になりますので」

美希「あ、ごめんなさいなの・・・」

響「ぷっ」
貴音「ぷっ」

美希「」

響がなんか違うけどいい

765プロ/夜

美希「最近ミキの扱いがひどいの」

美希「ということでどうしてか響に聞いてみるの」

ガチャ
響「ただいま」

美希(来たっ)

美希「おかえり~響~」スリスリ

響「気持ち悪い」ガッ

美希「」

響「うそだぞ」

美希「響~」スリスリ

響「やっぱり気持ち悪いぞ」

>>53 わざと変えてます


美希「ねえ響、何かミキにしてほしいことある?」

響「とりあえず離れてほしい」

美希「それはならないの」

響「貴音帰ってこないかな~」

美希「響はミキのこときらいなの?」

響「そんなことない」

美希「じゃあなんでいつもあんな扱いなの?」

響「そんな行動ばかりだから」

美希「これは不可抗力なの!」

響「じゃああの扱いも不可抗力だな」

美希「うっ」

響「美希ってなんだかちょっといじめたくなる」

美希「響、まさかそんな趣味が!?」
美希「それはそれでありなの」ジュルリ

響「うわあ」

美希「う、うそなの!」

響「別に気にしてないぞ」

美希「じゃあそのゴミを見る目をやめてなの!」

響「まあでもそういう所が美希の良いところかも」

美希「ホント!?」

響「うそ」

美希「ちっくしょおおおおおおおおおお!!!」

帰路/夜

響「ヘクシッ」

響「冷えてきたな・・・」

貴音「大丈夫ですか?」ファサ

響「あ、ありがとう」

貴音「久しぶりの2人きりの月夜ですね」

響「今日曇ってるぞ」

貴音「あっ」

響「ふふっ」

貴音「それより早く参りましょう」

響「分かった分かった」

貴音「急がないと席が取れませんから」

響「それじゃあ早く行k美希「はいどーん!!!」ド―ン

美希「デートなんかには行かせないの!!」

響「・・・」
貴音「・・・」

美希「もうその目は慣れたの!」デ―ン

響「行こうか、貴音」

貴音「そうしましょう」

美希「ちょっと待って、ミキだけ仲間はずれだなんて嫌なの!ミキも連れて行くの!」

響「デートでもないしラーメン行くんだけど」

美希「えっ」

貴音「とても美味だというラーメン店があると聞きまして」

響「自分は付き合わされてる」

美希「そ、それでもいいの!ミキも行くの!」

響「いいの?」

貴音「ええ、では参りましょう」

美希「おー!」

美希「クシュン」

響「寒いのか?」

美希「実はちょっと」

響「毛布かなり大きし入る?貴音のだけど」

美希「入るに決まってるの!」スルリ

貴音「では私も」スルリ

響「ちょっと、前が見えない」

美希「あはっ、響はちっちゃいから真ん中だけへこんじゃうの」

貴音「愛くるしいですね」

響「気にしてるからやめて」

美希「可愛いの♪」ナデナデ

貴音「ふふふっ♪」ナデナデ

響「や~め~ろ~」モゾモゾ


通行人(なんだあれ)

765プロ/夕方

響「ただいまーってなんか騒がしいぞ」


美希「ミキの方が絶対好きなの!」

貴音「いえ、私の方が好きです!」

響「何を騒いでるんだ?」

美希「あ、響いいところに!」

貴音「どちらの方が響が好きかというのを争っていたのです」

美希「そこでどっちが響のことが好きかっていうのを決めてほしいの!」

響「そんなの自分には分からないぞ」

貴音「聞き方が悪かったようですね」

美希「じゃあ響はどっちの方が好きなの!?」

響「どっちもs美希「どっちも好きは無しなの」

響「・・・どっちも嫌い」

美希「」
貴音「」

響「うそだよ」

美希「ぶはあっ!!!」クワッ
貴音「はっ!!!」クワッ

美希「光る川が見えたの・・・」ゼエゼエ
貴音「危なかったです」

美希「それで結局どっちなの?」

響「うーん・・・」

貴音「やはり『どちらも』なのですか?」

響「うん」

美希「なんだか納得いかないけど、なんだか響らしい答えなの」

貴音「そうですね、響らしい答えです」

響「そうかな」

美希「でもでも、ちゃんと面と向かって行ってほしいなあ」

貴音「そうですね、お願いできますか?」

響「え、恥ずかしいぞ」

美希「お願い~」ウルウル
貴音「します~」ウルウル

響「・・・しょうがないな」

響「2人とも大好きだぞ!」


おわり

以上です。お付き合い頂きありがとうございました。

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