妖精「美少女のぱんつを集めたいのです」女「は?」(17)


それはある日、私がお気に入りのぱんつを履こうとした時の話である

女「ふぃーいい湯だった」

妖精「こんばんはです」ヒョコ

女「ん?」

女(あー、なんだ履こうとしたぱんつの中にちっさい人間が入ってただけか)







女「ギャアアアアアアアアアア」グシャバキィ

妖精「グブゥオエッ!」

第一話 外道妖精はへこたれない

女「な、何!? お化け!?」←全裸

妖精「こ、これが人間なりの挨拶なのですか……」ヨロヨロ

女「な、なんなのあんた、幽霊!?怪物!?」

妖精「この麗しく愛くるしい、それでいて高貴で高尚な存在である妖精に向かって怪物とは無礼ですね」フフン

女「こんな生意気なのが妖精なわけない」



妖精「まぁお茶でも」

女「立場が逆でしょうが」

妖精「いや、お茶をさっさと出せというメッセージを暗に示してるんです」

女「誰が出すかコラ」

妖精「実はあなたにお願いしたいことがあるんです」

女「断る」

妖精「話くらい聞いてくださいよ……」

女「こういうのって大体面倒なことを押し付けられるって相場が決まってるのよね」

妖精「で、用件なんですけど」

女「アーアーアー何も見えない聞こえない」

妖精「とある案件を要請したいんです」

女「アーアーアー何も見えない聞こえない」

妖精「…… 妖精だけに」

女「オヤジギャグかよ!!!」

女「まぁ、聴くだけ聴いてあげるわ、絶対に引き受けないけどね」

妖精「聴くだけ聴いて引き受けてくれるんですね!」

女「耳にゴミ入ってる?耳掻きぶっ刺してあげようか?」

妖精「年頃の女の子がぶっ挿すなんて言葉使っちゃいけません//」

女「漢字違うからね?」ズブッ

妖精「ギャアアアアアアアアアア」

妖精「で、用件なんですけど」ダラダラ

女「耳から血でてるけど大丈夫?」

妖精「話すと長くなるのでかいつまんで話させていただくと」

女「あっ止まった」治癒能力が高い

妖精「私たちの世界がヤバイのでぱんつを集めてください!」

女「ん?」

妖精「簡単に言うと、」

女「うん」








妖精「美少女のぱんつを集めたいのです」

女「は?」

妖精「私たちの世界では、普遍的なエネルギーとして魔力が遍在してるんです」

女「よく分からないけど魔法みたいなのが使えるの?」

妖精「魔法というのは、遍在する不確定で無秩序な魔術的エネルギーを組み立て現象として反映させる技術のことです」

女「もうちょっと分かりやすく説明する気はないのか」

妖精「で、その魔術的エネルギー、いわゆる魔力がどんどん減ってるわけですよ、ほらエントロピーが云々とか聞いたことありますよね?そんな感じで」

女「お前絶対ちゃんとした知識持ってないだろ」

妖精「そそそそんなこと無いですよ必修の魔術基礎論で不可なんて取ったことなんて無いですよ」

女「で、妖精の国はどうしてこんな無能を人間の世界に送ってきたの?」

妖精「魔力の源となる物質が人間界に見つかったからそれを貰いに来たんです! ってあれ、無能ってもしかして私のことですか?」

女「話から察するに、魔力の源となる物質がぱんつなの?」

妖精「あ、それ私がキメ顔で言おうとしたのに……女さんのKY超KY」

バキィメリメリメリ

妖精「そんな魔力の源を少し分けて頂けたらと思う所存でありまして」[状態:ひんし]

女「ぱんつにそんな魔力があるとは思えないんだけど……」

妖精「感情豊かな思春期の女の子の大事な部分が常に触れているからではないかとの学説が有力です」

女「妖精ってみんなこんなに気持ち悪いの!?」

妖精「そこで、女さんのように女の子大好きでぱんつに詳しい人間に白羽の矢が立ったわけです!」

女「ちょっとまって何そのレッテル貼り何そのレッテル貼り」

妖精「ふふふ……動揺してますね? 知ってるんですよ?」フフフ

女「な……」

妖精「机の引き出しの奥の奥にあるこのUSB、拝借させていただきました」

女「な……私のUSBを……!?」

妖精「ふふ、これに入ってるものをばらされたくなければ、私に協力することですね」

女「でもそれ中身空だよ?」

妖精「え? でもこんなに重みがあるじゃないですか、……あれこれどうやって開けるんですか?」

女「……」

妖精「嘘をついても無駄です、私にはわかります……おとなしく空けかたを教えてください」

女「説明がめんどくさい……」


~妖精でもわかる!かんたんパソコン講座!~

妖精「なるほど、人間界には摩訶不思議な機械があるのですね」

女「そういうこと、でこのUSBには中身入ってないから」

妖精「[女子高生 下着]っと……」検索検索ゥ!

女「なに調べてんのアンタ」ベシィ

妖精「フゴォ」



女(……あれ、でもなんでUSBを知らないのにこれを盗んだんだろう?)

女(……)

女「まさか!」

妖精「ふふ、いま気づいても遅いですよ……」ニヤリ

女「な、何このハッカーみたいな画面!?私の知ってるパソコンじゃない!」

妖精「あえてパソコンを知らないふりして貴女のパソコンを触らせてもらう環境を作ったんです」

妖精「ふふ、まさか気づきませんでしたよね?私がパソコンの操作にめっぽう強いなんて……」

女「そ、そんな……」

妖精「ふふ、貴女のパソコンでウイルスを作らせていただきました」

妖精「これをばらまけば、ウイルスが瞬く間に全世界に広まり」

妖精「あらゆるパソコンの画面にぱんつが表示されてフリーズします」

妖精「どうです?地味に迷惑な大犯罪でしょう?これを貴女のパソコンでやられたくなければ私に協力することですね」

警察「不正指令電磁的記録作成等の容疑で現行犯逮捕します」

妖精「」

女「じゃあね~♪」

妖精「悪戯目的でやった。今では反省している。」



妖精「まぁ魔法で脱走余裕なんですけどね」テヘ

女「ちくしょう」

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom