私(……なんて言って浮かれとったあの頃の私をぶん殴ってやりたい)
私(SAOをやってたら、いきなり謎のデスゲームに巻き込まれてもうた)
私(ほんま間抜けや。現実世界じゃきっと、学校や親戚の間で笑いもんや)
私(ハハ。悔しい。悔しいのに、なんもできねーや。戦闘のスキル も無いし、このまま生きてても、虚しいだけやねん)
私(よし、死のう。悔いは、ぎょうさんあるけど、やれることなんて、何も無い)
私(アディオス、SAO)
キリト「やあ、ロッククライミングかい。この高さから落ちたらゲームオーバーだから、気をつけなよ」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1407808266
私「……止めや。やめやめ」
キリト「ああ。そうした方がいい」
私「私がロッククライミングしようとしてたと、勘違いしてたんとちゃうんか」
キリト「ここは自殺スポットだからね。何をしようとしてたかは、大体想像つくよ」
私「けど、あんたはどうしてこんな自殺の名所に。あんたも自殺かいな」
キリト「以前、ここでギルドの仲間が自殺したんだ。これ以上自殺者を出さない為、良くここで巡回をしている」
私「そうかい。だからなんやっつー話やけど。まあ、もう少しこの世界でニート生活を満喫してみるわ。おおきに」
黒子「こんな所に人がいるなんて珍しいですね」
私「いや、誰やあんた」
黒子「黒子テツヤといいます。この世界にもそろそろ限界が来たので、自殺しに来ました」
キリト「ちょ、待てよ。死んだっていいことないしさ、もうちょっと生きてみようよ」
黒子「僕のことはほっといてください」
キリト(!……いつの間に俺の後ろに)
黒子「戦闘で役に立てなくて、ギルドを追い出されましてね。いや、賢明な判断です。この世界の僕は、存在感どころか存在価値すら無かったようです。さようなら」
キリト「君の存在感の無さは、きっとSAO攻略の糸口となる。良ければ俺とパーティを組んでくれないか」
黒子「僕は影だ。光が強い程影は濃くなる。あなたという光といれば、僕はより濃い影になれるかも、知れない」
私「そんなことなら私もいれてくれや」
キリト「え。君はいいよ」
私「なんでや !自殺未遂者同士、仲良くしようや!」
キリト「仕方ないなー。で、ギルド名どする」
黒子「キセキの世代」
私「世代ちゃうやろ。『私と黒子とキリト』とかでええんとちゃう」
こうして、『私と黒子とキリト』の冒険の火蓋が切って落とされた
訂正
キリト「君の存在感の無さは、きっとSAO攻略の糸口となる。良 ければ俺とパーティを組んでくれないか」
黒子「僕は影だ。光が強い程影は濃くなる。あなたという光とい れば、僕はより濃い影になれるかも、知れない」
私「そんなことなら私もいれてくれや」
キリト「え。君はいいよ」
私「なんでやねん!自殺未遂者同士、仲良くしようや!」
キリト「仕方ないなー。で、ギルド名どする」
黒子「キセキの世代」
私「世代ちゃうやろ。『私と黒子とキリト』とかでええんとちゃう」
こうして、『私と黒子とキリト』の冒険の火蓋が切って落とされた
私「……ってことがあって、ギルドに加入することにした訳」
銀魂の近藤「そうか」
私「ま、奴等がドロップしたアイテムを恵んでもらうのが目的だけど。SAO攻略?ハッ、アウト・オブ・眼中」
後日。私はバーで実力派ギルド・新撰組のリーダーとある近藤と酒を交わしていた
近藤「でもそんなんでは、すぐに追い出されてしまうんじゃないか?マスター、焼酎二階堂一杯」
マスター「かしこまりました」
私「ノープログレム。ギルドの二人はどっちも気弱そうだし、特にあの黒子とかいう影薄は、風見鶏」
マスター(黒子だと?……まさかな)
近藤「でもキリトとかいう奴は中々の腕前なのだろう?」
私「あいつは性格上、大丈夫かな」
アスナ「………」
私「なんて言うか、使い勝手のいいアイテムって感じ」
近藤「……仲間は大切にしろよ。俺は明日に備えてもう行く」
私「おおきに」
アスナ(私の前でキリトくんを悪く言った女を、生きて返すつもりなはい……絶対ぶち[ピーーー])
プロブレムでした
アスナはバーにいる客です
私(私こと、ユイ。ただいまピンチです)
キリト「やべ、剣折られた。ユイ、剣パス」
私「はい」
キリト「おま、どこ投げてんだよ」
刹那。黒子が剣の起動を変えて、剣はキリトへと渡った
キリト「ナイスだ、黒子。いくぞゾンビ共!」
キリトは次々とゾンビを斬って行く
キリト一行は、モンスターハウスにはいってしまったのである
キリト「もう誰も死なせたりはしない!!」
私「もう最悪。はぁ、あの時死んどくんだった」
黒子「チクショウ……チクショウ……」
ギルドほチームワークは崩壊していた
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