上条「アウレオルスに腕を切られてから右手から幻想殺しが消えた······不幸だ
」

上条「いや、正確には消えたんじゃない。左手に幻想殺しがある。」

上条「でも、そのおかげでそげぶができなくなった···」


御坂「ちょっとアンタ!」

上条「ああ、ビリビリかぁ···」

御坂「ビリビリ言うなぁ！」ﾋﾞﾘﾋﾞﾘ

上条「うぁ」ﾊﾟｷｰﾝ

御坂「あれ?アンタ右手は?」

上条「不幸な上条さんは右手が切断されて幻想殺しが左手に宿ったんだよ···」

御坂「え、　　ちょっと!右手が切断されたってどういうことよ!」

上条「そのまんまの意味なんでせうが?」

なんやかんだで御坂妹と遭遇


上条「一方通行許すまじ!」


御坂妹「これより第10032次実験を開始します」ｽﾀｽﾀ

一方通行「ハッのこのこ歩いてきやがって、ンなに痛みが好きならたっぷり鳴かせてやるからのど飴でも舐めてろ!」

御坂妹「」ﾀｯﾀｯ

一方通行「なんですかァ?この様はァおいおいオマエ何を期待してるンだっつの!」

御坂妹「今夜は風がないのですね、ならばミサカにも勝機があるかもしれませんと、ミサカは言い捨てます」

一方通行「はァンなるほどね、オゾンか」

一方通行「イイね、イイねェ!流石に一万回もぶっ殺されりゃ悪知恵の一つも働くってかァ!」

一方通行「けどよォオマエが追いつかれちまったらお終いだよなァ!?」ﾊﾞﾝｯ

御坂妹「」ﾄﾞﾝｯ



???「離れろ」

???「御坂妹から離れろったんだよ!三下!」

御坂妹「貴方は···」

一方通行「オマエ面白ェな」

一方通行「学園都市第一位に向かって三下呼ばわりとはなァ」

一方通行「オマエ、何様のつもりだ?」

上条「ぐちゃぐちゃ言ってんじゃねぇ!」

上条「うおおおオオオォォォオオォオ!」

一方通行「」ｼﾞｬﾘﾆﾍﾞｸﾄﾙ

上条「痛ッ」

一方通行「遅ッせェなァ、全ッ然足りてねェ」

一方通行「そンな速度じゃ百年遅せェっつてンだよォ」ﾃｯｷﾝｺﾝｸﾘｰﾄﾃﾞﾊﾞﾝｯ

一方通行「オマエ誰に向かって噛みついてっか分かってンだろォなァ!?三下ァ!」

一方通行「オマエ面白ェな」

一方通行「学園都市第一位に向かって三下呼ばわりとはなァ」

一方通行「オマエ、何様のつもりだ?」

上条「ぐちゃぐちゃ言ってんじゃねぇ!」

上条「うおおおオオオォォォオオォオ!」

一方通行「」ｼﾞｬﾘﾆﾍﾞｸﾄﾙ

上条「痛ッ」

一方通行「遅ッせェなァ、全ッ然足りてねェ」

一方通行「そンな速度じゃ百年遅せェっつてンだよォ」ﾃｯｷﾝｺﾝｸﾘｰﾄﾃﾞﾊﾞﾝｯ

一方通行「オマエ誰に向かって噛みついてっか分かってンだろォなァ!?三下ァ!」ﾐｷﾞﾃｻｼﾀﾞｼ

上条「」ﾋﾀﾞﾘﾃﾃﾞﾊﾗｲ

一方通行「···あ?」

一方通行(···こいつ)

一方通行「イヒャヒャヒャヒャ」

一方通行「余所見たァ、余裕だなオイ!」

一方通行「ンなに死にたきゃ愉オブにしちまうぞォ?」ｺﾝﾃﾅｹﾘ

上条(やべっ)

一方通行「狩人を楽しませるンならキツネになれよ!食われるだけのブタで止まってンじゃねェぞォ」

上条「ゴフッ」ﾄﾞｻｧ

一方通行「三下ァ···今夜はイイ感じに無風だし危ねェかもなァ?」

一方通行「なァ?粉塵爆発って言葉ぐらい聞いたことはあるンじゃねえかえァ?」

上条「!?」

　　　ドッバァン



一方通行「死ぬかと思った、酸素奪われるとこっちもつらいンだっつの」

一方通行「ハハ、まだ生きてるとはなァ?実際オマエは頑張ったと思うしな」

一方通行「だからいい加減楽になれ」ﾀﾞｯ

上条「くっ!」ﾋﾀﾞﾘﾃｦﾏｴﾆ

　　　パキーン

一方通行「ンな!?」ﾄﾞｯｻｧ

一方通行「最高に愉快に決まっちまったぞォ!?」ﾌﾞﾝ　　

上条「」ﾋﾀﾞﾘﾃﾌﾞﾝ

上条(こいつ···もしかしてメチャクチャ弱い?)

一方通行「なンだなンだよなンなンですかァ!?その左手は!?」

上条「最強の超能力者ね···だからこそテメェは弱いだよ!」

上条「どんな攻撃も反射できるヤツがケンカの方法なんて知ってるはずがねぇ!」

一方通行「くかっ、かきけきかくけききけここきくかきけかか」ｺﾞｫ

上条「」ﾄﾞｻｯ

一方通行「あンじゃねェか、目の前のクソをブチ[ﾋﾟｰｰｰ]タマがここに···ぎィゃははははははは」

???「待ちなさい!」ｺｲﾝｶﾏｴ

上条「や···めろ、御坂」

御坂「ゴメン」

御坂(あれは···高電離気体)

御坂「ねぇちょっとあんた!起きて!あんたにしか出来ないことがあるの!」ﾐｻｶｲﾓｳﾄｦｵｺｽ

御坂「あんたの力でアイツの夢を守ってあげて!」

御坂妹「その意味は分かりませんが···何故だかその言葉はとても響きましたと、ミサカは率直な感想を述べます
」

一方通行「」ｺﾞｫｫｫｫ

一方通行「」ﾊﾞｼｭｳ

一方通行「---------風の計算を誤ったかァ?」ｺﾞｫ

一方通行「いや今の風の動き、自然の風じゃねェ···」

一方通行(まさか!?)


御坂妹「」


一方通行「あンヤロォ、[ﾋﾟｰｰｰ]」

御坂「させると思う?」

御坂「!?」


上条「」


一方通行「」

一方通行「面白れェ」

一方通行「最ッ高に面白いぞオマエ!」ﾀﾞｯ


上条「歯を食いしばれよ最強--------」



上条「俺の最弱はちっとばっさ響くぞ」



一方通行「」

　　　　　　　　　　一方通行「」ﾊﾟｽｯ

一方通行「ハ?」

御坂「え?」

御坂妹「ん?」

上条「·········」




上条「利き手右手だから全然殴れてねぇ···不幸だ···」

一方通行「ハハッハハハ、ビビらせてンじゃねェぞ三下ァ!」

御坂「え、ちょ、え?」

御坂妹「うわー今のは無いわーと、ミサカは嘆息します」ﾊｧｰ

一方通行「テメェ、さんざん俺のことブン殴りやがって···ただじゃァおかねェぞォ?」

上条「え、ちょ、ま、不幸d」ﾄﾞｽｯ

一方通行「オラオラァ」ﾄﾞｽﾄﾞｽ

その日、一方通行は第10032回目の実験も成功させ、その後もクソメルヘンが邪魔しに来たこと以外、実験は滞りなく進み、みごと一方通行は絶対能力者になった。

アレイ☆「絶対能力進化計画が終わらない内に幻想殺しか未元物質を使って実験を中断させるつもりだったのに···
　　　　　不幸だ···」

アレイ☆「それにしても。アウレオルス=イザード···あいつが幻想殺しの右手を切断しなければ···」

アレイ☆「妹達を全世界に派遣してMNWを利用しようと思ってたんだがな···」

アレイ☆「これでプランが大幅に遅れてしまったな···もうなんかどうでもいいや、めんどくさい」

土御門「アレイ☆ェ···」

アレイ☆「ん?なんだ、土御門いたのか?」

土御門「もういいにゃー帰る。おい案内人さん帰るにゃー」

ショタコン露出狂「分かったわ」

土御門「それと、アレイ☆···一方通行にかみやんが殺されたこと、恨むぞ」

アレイ☆「だからもうどうでもいいって」

土御門「俺はどうでもよくないがな」

ショタコン露出狂「もういい?帰るわよ」ﾑｰﾌﾞﾎﾟｲﾝﾄ

アレイ☆「統括理事長マジだりぃー」





そして無事に絶対能力者になった一方通行は無能力者集団に絡まれることなく平和に過ごすのでした。


一方通行「珈琲うめェ」





アレイ☆が幻想殺し死んだせいで科学側と魔術側の均衡が崩れてきたから統括理事長を辞任した話はまた後で···







完

なんかもうめんどくさくなった