~ファミレス~
姫神「それが。どうかしたの?」
吹寄「いやいや、可笑しいでしょ?!」バンッ
姫神「机を叩かないで。」
吹寄「あぁ、ごめんなさい。つい興奮してしまって……」
姫神「別にいい。じゃああなたは上条くんのことが嫌いなの?」
吹寄「別に嫌いじゃないけれど……」
姫神「じゃあ。好き?」
吹寄「あんな根性無しで、人生に手を抜いているような奴を好きになんかならないわよっ!」バンッ
とあるSSです
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姫神「だから。机」
吹寄「うっ……ごめん……」
姫神「でも。放課後に二人で野球で遊んでいたという情報もある」
吹寄「あれはただの暇つぶしだし……そもそも罰則の草むしりのついでよ?」
姫神「そう。じゃああなたは本当に彼に対して特別な気持ちは無いの?」
吹寄「無いわ」キッパリ
姫神「ふーん」グッ
吹寄「……小さくガッツポーズしているの見えてるわよ?」
姫神「……///」
姫神「ともかく。あなたが彼に対してどう思ってるのかわかって安心した」パクッ
吹寄「そ。それは良かったじゃない」パクッ
姫神・吹寄「おいしい……!」
姫神「ファミレスのケーキとは思えないおいしさ……」パクッ
吹寄「たまにしか食べないからかしら。こんなに美味しかったなんて……」パクッ
姫神「デザートは。女子の敵……」パクッ
吹寄「そうよねぇ。この前一緒にお風呂に入った時も上条当麻ったら『お前最近太ったんじゃないか?』なってデリカシーの無いことを……」ブツブツ
姫神「彼は空気の読めないところがある」パクッ
吹寄「はぁ……ホント馬鹿なんだから」パクッ
すいません。また明日更新いたします。
姫神「……ん?」
吹寄「♪」モグモグ
姫神「ちょっと待って。今『この前一緒にお風呂に入った時』と言った?」
吹寄「えぇ。言ったけど……」
姫神「詳しく。その話詳しく」グイッ
吹寄「っとそんなに身を乗り出してこなくても。ええぇとあれは……」
回想・少し前のある夜・吹寄の部屋
上条「ほい。風呂沸いたしさっさと「ストップ」」
現実・ファミレス
吹寄「え?まだお風呂に入るとこまでいってないわよ?」
姫神「なんで。上条君があなたの家に当たり前のようにいてお風呂を沸かしてるの?」ギロッ
吹寄「そんな怖い目で見ないでよ、何もやましいことは無いから。けどまぁ確かにその経緯から話さないと誤解されちゃうわよね」ジュースチュ-
姫神(どんな経緯があっても一緒にお風呂に入っている時点でやましいと思うのだけど)
吹寄「それじゃあ話すんだけど……」
回想・結構前のある夜・銭湯近く
吹寄(たまには大きいお風呂ってのも健康に良いわよね。マッサージチェアもあるし♪)ルンルン
吹寄(っと反対側から歩いてきたのは上条当麻とあのシスターさんじゃない。お風呂セット持っているし銭湯の帰りかしら)
吹寄「上条当麻?」
上条「ん……おう。吹寄か。お前は銭湯か……羨ましいな」
吹寄「羨ましいって……貴様とそっちのシスターさんも銭湯帰りでしょ?」
上条「ははは……上条さんほどの不幸力があれば銭湯につくまでに財布を落とすなど朝飯前よ……」
インデックス「笑い事じゃないんだよっ!部屋のお風呂が壊れちゃったからせっかく銭湯に来たのに!」ガルル
上条「すまん……インデックス……」
吹寄「なるほど、ね。じゃあ二人ともウチに来な「ストップ!」」
現実・ファミレス
吹寄「また!?」
姫神「そこで。二人を招くというのはおかしい」
姫神「お金を貸すとか。手はあったと思う」
吹寄「あの男にお金を貸して帰ってくる気がしない」
姫神「なら。彼の男友達にどうにかさせるべき」
吹寄「同じ寮の土御門も壊れている可能性があるし、青髪ピアスは下宿先よ?」
姫神「……確かに。でも普段のあなたの態度からするとおかしい」
吹寄「上条当麻だけじゃなくてあのシスターさんもいたしね」
姫神「わかった。続きを」
すいません!本日中には更新いたします!
回想・吹寄の部屋
吹寄「さ、上がって?」ガチャッ
上条「し、失礼します……」
インデックス「わぁ……整理整頓されたきれいな部屋なんだよ」
吹寄「そう?別に普通だと思うけれど」
吹寄「そういえば私も銭湯に行くつもりだったからお風呂沸かしてないのよね。少し待ってもらうけど構わないかしら」ピッ
上条「勿論待たせていただきます。な?インデックス」
インデックス「う、うん」
吹寄「あなた、インデックスさんというのね。よろしくインデックスさん。私は吹寄制理よ」ニコッ
インデックス「よろしくなんだよ、せいり♪」ニコッ
あれ?原作だとss1で面識があるんじゃ……
しばらくして
ピーッ
吹寄「あ、お風呂が沸いたみたいね。じゃあインデックスさんお先にどうぞ」
上条「悪いな、吹寄。じゃあ入ってこいインデックス」
インデックス「それじゃあお言葉に甘えて一番風呂をいただくんだよ♪ありがと、せいり!」
ガチャッ
吹寄「ふふ、良い子じゃない」
上条「……まぁ、な」
吹寄「彼女、貴様の部屋に居候しているらしいけれど疚しいことは無いのでしょうね?」ギロッ
上条「無い無い無い!そんなことは無いから!
吹寄「どうだか……」ジトーッ
上条「あぁもう!そんな目で見ないでくれよ……うん?これはパワ〇ロじゃねぇか。へぇ、吹寄ってこんなゲームするのか」
吹寄「スポーツゲームは嫌いじゃないわよ?中でも野球は好きだし……」チラッ
上条「俺も野球は好きだな……」チラッ
吹寄「ねぇ上条当麻……?」
上条「どうやら同じことを考えているようですね吹寄さん……」ニヤッ
吹寄「ふふっ、いつかの決着つけてやるわっ!」カキーン
上条「上等だ、お前が〇ワプロで俺に勝つっていうのなら……まずはその幻想をぶち[ピーーー]っ!」ジッキョウパワフルプロヤキュウ!!!
まさか2レスで終わるとは
しばらくして
インデックス「ふぅ~、良いお湯だったんだよ。ん?」ホカホカ
ギャーギャーギャー
インデックス「なんかリビングの方が騒がしいかも」
ガチャッ
インデックス「せいり、お風呂ありがとうなんだ……よ?」
上条「だぁぁぁぁ、なんでそこで失投するんだよ!!!コントロールAだろ!?」
吹寄「やはり貴様は詰めが甘いのよ上条当麻!これであたしのサヨナラ勝ちね!」フンスッ
上条「ちくしょう……もう一回、もう一回だ吹寄ぇぇぇ!」
吹寄「望むところよ、上条当麻ぁぁぁぁ!」
インデックス「二人ともゲーム中になりすぎかも。お風呂空いたよ?」
上条・吹寄「……へ?」
吹寄「あたしとしたことが熱くなっちゃったわね。完全下校時刻の問題もあるし再戦はまたいつか、ね」
上条「ちくしょう……ま、しょうがないな。じゃあ吹寄入って来いよ」
吹寄「……?いや、あたしは家主でいつでも入れるんだから貴様が先に入りなさいよ」
インデックス「……」
上条「いやいや家主だからこそ先に入れよ。お前だって男の俺の後なんて嫌だろ?時間もまだそこまで切羽詰ってないし大丈夫だって」
吹寄「いやいやいや貴様みたいなやつでも今日は客人なんだし先に入りなさいって。別に誰のあとだって気にしないわよ?」
インデックス「………」
上条「いやいやいやいや―――――」
吹寄「いやいやいやいやいや―――――」
インデックス「」ブチッ
インデックス「あぁもう!!!そんなに言うんなら二人で入ったら良いんだよっ!!!!」
現実・ファミレス
姫神「それで。二人で入ったの?」
吹寄「そ。まぁあの時はゲームの後で熱くなっていて、あたしも上条当麻も熱くなっていて正常な判断ができていなかったのね」
姫神(あのシスターは。何余計なことを)
姫神「でも。その……」
吹寄「??」
姫神「恥ずかしくなかったの……?///」カァ
吹寄「それは……まぁ……うん……///」カァ
回想・吹寄の部屋・浴室
吹寄「……」
上条「……」
吹寄(あたしは今上条当麻と一緒に浴槽に浸かっている)
吹寄(裸で背中合わせで三角座り)
吹寄(さっきは熱くなっていてインデックスさんの言葉に乗って勢いで入ってしまったけれど)
吹寄(どうしようかしら……///)
上条・吹寄「「あの!」」
上条・吹寄「……」
吹寄「な、何よ。言いなさいよ」
上条「いやお前だってなんか言いかけただろ?お前が言えよ」
上条「ってなんかこんな言い争いばかりだな、俺たち……」ハァ
吹寄「そうね……」ハァ
上条「しかしお前んちの風呂は広くていいな、高校生二人浸かれるとは」
上条「一人だったら悠々足伸ばせそうだ」
吹寄「……貴様も知っていると思うけれど、あたしは健康にはうるさいから。この広い浴槽目当てで此処に決めたようなものだし」
吹寄「それと……体洗うからあっち向いてなさい」
上条「は、はいっ!」
~~~~~~
吹寄「ん。あたし入ってるから次は貴様が洗いなさいよ」チャプン
上条「お、おう……それじゃ失礼して……」
上条「ま、俺は隠すとこは少ないし、そこはタオルで隠してるから見られてもいいんだけどな」ゴシゴシ
吹寄「男子のそういうところは素直に羨ましいわ、ホントに」
吹寄(上条当麻って思ったより筋肉質なのね……でもそれ以上に)
吹寄(………)
すいません!また近いうちに更新いたします。
このSSまとめへのコメント
おっぱい魔女乙
半年立ッてンぞ!早くしろよォ!半年立ッてンだよォ!