バードウェイ「何?上条当麻が妹を欲しがっている?」 (74)


マーク「ええ、まぁ噂で聞いただけですが」

バードウェイ「……ふん、馬鹿馬鹿しい」

マーク「ちなみにすでに妹になろうと言い寄っている女性がいるらしいですよ」


バードウェイ「!?」


バードウェイ「……ほう」

マーク「どうするんですかボス」

バードウェイ「…………まぁ、暇つぶしがてら見物に行ってやってもいいかな」

マーク「そーですかー、頑張ってくださいねー」ニコニコ

バードウェイ「殺すぞ」


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1406869029

土御門「やっぱり妹は最高だにゃー」

舞夏「だろー」


日本


上条「妹欲しい」

土御門「禁書目録を追い出さなきゃ良かったのに……」

上条「別に追い出したわけじゃねーよ。まったく人聞きの悪い……」

上条「それに俺の欲しい妹ってのは、こう…インデックスとはちょっと違うんだよなぁ」

土御門「基本なにもしないしからにゃー」

上条「それなんだよ!あいつが少しでも家事に取り組んでくれてたら、俺はそれで満足して……たかもしれないのに」

土御門「まぁ妹ってのは世話焼いてなんぼって考えの奴が多いからにゃー」

上条「世話焼いてもらうに越したことはないけど全部任せるのは悪いから、二人で協力し合って一緒に…みたいなのが俺の理想かな」

土御門「禁書目録じゃ合わないはずだぜい…」

土御門「でもカミやん、最近カミやんの妹的ポジションの女の子がいるらしいって聞いたんだが」

上条「妹的ポジションかは知らないけど、最近良く一緒にいる女の子がいるのは確かだな」

土御門「誰だ?超電磁砲か?それとも……」

上条「何でそこで御坂が出てくるんだ?あいつは一回も来たこと無いけど…」

土御門「じゃあ一体誰なんだにゃー?」

上条「ええと……絹旗最愛って子なんだけど……」

土御門「絹旗最愛!?なんであいつがカミやんの妹を志望してんだにゃー!?」

上条「いやぁ、以前なんやかんや助けたことがあってな。あの子がウチに来るまで名前も知らなかったんだけど」

土御門「さすがカミやんだぜい…どんどん人脈が広がってやがる…」


土御門「じゃあ妹にするなら絹旗を?」

上条「いや、なってくれたら嬉しいけどあいつは俺の妹になりたいとは思ってないだろ。また会って間もないし」

土御門「どうかにゃー…案外……」

上条「それに妹になってくれたらいいなって思う奴らも一応何人かはいるんだ」

土御門「ほうほう、それは?」

上条「御坂妹」

土御門「なるほど、まさに正統派妹だにゃー」

上条「だろ?」

上条「まぁあいつは御坂の妹だからな。多分無理だろう」

土御門「もしカミやんの妹になったら御坂妹ってのは改名しなきゃだにゃー」

上条「はは、そうだな。もっとちゃんとした名前を付けてあげたいよなー」


土御門「あとは誰がいるんだにゃー?」

上条「ああ、バードウェイとレッサーの二人も妹に来てほしいなって思ってる」

土御門「レイヴィニア=バードウェイ……カミやん、いつからドMに…」

上条「ち、違う!そう言うわけじゃなくて!」

土御門「それに新たなる光のレッサー…カミやん、ついにイギリスに骨をうずめる覚悟を…」

上条「そっちも違う!別にそういうのじゃなくてだな…」

土御門「では理由を聞かせてもらうにゃー」ニヤニヤ

上条「お前楽しんでるな」

土御門「当然だにゃー」


上条「バードウェイはさ…あれ元々ねーちゃんじゃん?」

土御門「まぁ双子の妹がいるからな」

上条「だからきっとお兄ちゃんと言うものに憧れがあるのでは、という俺の妄想でな」

土御門(当たってるけどにゃー)

上条「もしも妹になったらデレデレになって「お兄ちゃ~ん」とか言ってくれると思うんだよ」

上条「きっと家事だって一緒にやってくれるはずだ」

土御門「どうかにゃー……」


土御門「じゃあレッサーは?」

上条「あいつはお調子ものでよく冗談みたいなことを言うけどさ」

上条「あーいうレッサーみたいな女の子となら、お互いふざけあったりしながらも信頼し合えるのではと。まぁ今はまだそんな段階じゃなさそうだけど」

土御門「なるほどにゃー」

上条「でもこの二人はそれぞれ仕事があるし、日本にいないから難しいだろうなぁ」

土御門「まぁ確かに」

上条「てか、そもそも俺が選べる立場じゃないけど」


ピンポーン


上条「ん?誰だ?」ガチャ

絹旗「超遊びに来ました!」ニコッ

上条「き、絹旗!」


上条「どうしたんだよ急に」

絹旗「いやぁ、超暇だったので。あれ?だれか超遊びに来てるんですか?」

土御門(げっ)

土御門「いやー俺はもう帰るぜよ。じゃあなーカミやん」

上条「おう、またなー」

絹旗「あれ超友達ですか?」

上条「そうだよ」

絹旗「ふぅん…」


上条「それより連絡してくれたら何か準備しといたのに」

絹旗「上条、それは超聞き捨てなりませんね」

上条「えっ?」

絹旗「今日はその連絡先を超聞きに来たんです!私まだ超教えてもらってません!」

上条「そうだっけ?ごめんごめん」

絹旗「まったくもう!」プンプン

上条「でも遊びに来たって、ウチは特にこれといって面白いものはないぞ」

絹旗「いいんですよ、超ごろごろしに来ただけですから」

上条「それなら一人でもできるだろ」

絹旗「超鈍感ですねー上条は」


イギリス


バードウェイ「で、空港に来たわけだが」

バードウェイ「何でお前もいるんだ!?」

レッサー「あなたこそどうしているんですか」

バードウェイ「お前に教える義理は無い」

レッサー「なら私も言わなくていいですねー」

レッサー「でも優しい私は理由を言ってあげましょう」

レッサー「私は今から上条当麻の家に行くんです!」

バードウェイ「!?」


レッサー「……あれ?」

バードウェイ「………」

レッサー「その反応……もしかしてあなたも上条当麻の家に?」

バードウェイ「………」

レッサー「妹になるために?」

バードウェイ「………」

レッサー「ぷーっ!!あははは、ちょっとレイヴィニア=バードウェイ!それはあなたのキャラじゃないですってば!あははは!」

バードウェイ「誰も肯定していないだろうが!誰が学園都市に行くと言った!!」

レッサー「え、違うんですか?」

バードウェイ「そ、そうだ……私はな……ええっと……日本名湯巡りに行くんだ!」

レッサー「な、なんですってー!」


バードウェイ「ふ、ふふん!どうだ!羨ましいだろう?」

レッサー「別に。私にとっては上条当麻の所に行くことの方がよっぽど重要ですからね」

レッサー「いやーそれにしてもあなたが来なくて安心しました!ライバルは少ないに越したことはありませんからねっ!」

バードウェイ「……くぅ」

レッサー「あれあれ?どうしたんですかレイヴィニア=バードウェイ」ニヤニヤ

バードウェイ「な、何でもない!」

レッサー「あ、学園都市へ向かう便がもうすぐ出発するので私はこれで!」タタッ

レッサー「日本名湯巡り、楽しんできてくださいねー!」


バードウェイ「……くぅ……!!!」

続きます

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2015年02月02日 (月) 01:31:06   ID: wl8NwZhQ

つつきまだかなー

2 :  SS好きの774さん   2015年02月15日 (日) 16:23:44   ID: LCe2qLCP

>>1
「つつき」ワロタ

3 :  SS好きの774さん   2015年06月08日 (月) 15:49:56   ID: fTII-G5W

まだかなー

4 :  SS好きの774さん   2015年06月21日 (日) 22:16:48   ID: udUHLrFL

まだだよー

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom