カヲル「ずいぶんとうさん臭い話だけど」
キール「本当だ。貴様が望むのなら、実行すればいい」
カヲル「リリンに転生……そうすれば、シンジ君と一緒に……」
教師「えーでは、本日からこのクラスの一員になる―――」
カヲル「渚カヲルです」
女子一同「!!!」
カヲル(学校。大勢の女性が日常的に集まり、関り合いを持ちやすい場所。ここで恋人を増やそう)
カヲル「宜しくお願いします」ニッコリ
女子一同「…………!!!!」
キーンコォーン
女子A「ちょ…ちょっと私、お手洗い行ってくるね」ガタ
女子B「…… ///」ガタ
女子C「あ、わ、私も……」ガタ
シンジ(女子がほとんど出て行っちゃった。皆でトイレ??)
トウジ「しっかし、またえらい男前なのが転校してきたのう」
カヲル「やあシンジ君」
ケンスケ「なんだ、シンジの知り合いなのか?」
シンジ「う、うん。カヲル君っていうんだ」
ケンスケ「それはさっき聞いたから知ってるって」
~女子トイレ~
女子A「ぁぁ、ン……っ、ぁっ、ぅっ、ふぁっ」クチュクチュ
女子B「ハァ……ハァ……!」クチュクチュ
女子C「ぁ、ぁ、くぅん、ぁ、ぁぁ、なぎさく……ぁぁ、熱いよぉ……♥」クチュクチュ
カヲル「休み時間になった途端、女性が出て行ってしまったね。いつもこうなのかい?」
シンジ「いや、いつもはそんな事ないんだけど」
カヲル「なら……嫌われてしまったかな」
シンジ「まさか。カヲル君かっこいいから、特に女子は喜んでたよ、どう見たって」
シンジ「……」チラッ
レイ「……」
シンジ(良かった。綾波はいつも通りだ)
シンジ「ただいまー」
アスカ「あ。ちょっと、シンジ!」
シンジ「ん?」
アスカ「今日学校に、弐号機の予備パイロットが転校してきたんですって!?」
シンジ「あ、う、うん」
アスカ「ちっ。それでミサトのやつ、面倒起きないように、今日一日私を本部詰めにしたのね……」
シンジ(分かってるなら面倒起こさなきゃいいのに)
アスカ「で? どんなやつだった? その予備男ってのは」
シンジ「えっと……ちょうど今、玄関の外にいるんだけど。上がってもらっていい、かな?」
カヲル「お邪魔します」
シンジ「どうぞ」
アスカ(ふん。最初が肝心よね。ガツンといって、上下関係ってものを分からせてやらなくっちゃ!)
カヲル「こんにちは。それから、初めまして」
アスカ「!?」
カヲル「君がセカンドチルドレンだね。僕は渚、渚カヲル」
アスカ「わ……っ、私、アスカよ! よろしくねっ ♥♥♥」
シンジ「ア、アスカ……?」
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