オードリー春日「春日がトライアドプリムスのプロデューサー?」 (171)

春日×モバマスのssです

モバマスを知らない人、春日を知らない人は

このssを読んだら、必ずモバマスが好きになります!

駄文ですがよろしくです!!

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1406284871

どちらも売れてないという設定です!

春日「若林君、新しい仕事が入ったのだよ!」

若林「へぇ、何の」

春日「聞いてくれまえ、聞いてくれたまえよ」

若林「だから何だよ」

春日「アイドルのプロデュースに決まってるじゃないか!」

若林「いや、知らねーよ」

春日「売れなければ芸人引退らしいぞ!」

若林「普通にヤベーじゃねーか」

春日「その分ギャラは出るぞ!」

若林「まぁいーや、頑張れ」

@CGプロ

ちひろ「と言うわけで、新しいプロデューサーの春日さんです!」

春日「トゥース!」

三人「.........」

春日「おっと、その目は何かな?アニョハセヨー!」

三人「(何この人........)」

ちひろ「お互い自己紹介をした方がいいですね」

春日「うぃ」

春日「みなさん、本物の春日ですよ」

春日「へっ!!」

奈緒「誰だよ.........」

春日「春日を知らない?鬼瓦!!」

凛「(..........うるさい)」

春日「とりあえず!春日はみんなのことが知りたいなぁ」

春日「教えてくれるかい?」

凛「えっと........渋谷凛、高校1年」

春日「うぃ」

凛「実家は花屋をやってるよ」

春日「春日も花は大好きだぞ!なんせ食べられるからな!」

凛「食べちゃダメだよ!」

凛「......プロデューサーは、何でここ」

春日「春日クーイズ!」

凛「!?」

春日「第一問バーバン!」

春日「来年、春日がしようと思っていることは何!」

凛「えぇ!?急に」

春日「ぶー!!正解は気になるオデコのシワにヒアルロン酸を注入する、です!」

凛「..................」

春日「第二問バーバン!」

春日「最近春日がハマっている夜の遊び方は?」

凛「..........................中野のキャバクラ?」

春日「ですが~」

春日「いきつけの店で付けられているあだ名は何!」

凛「あだ名なんか知らないよ」

春日「ぶー!正解は『おさわり大王』です」

凛「何やってんの!」バシィ!

春日「いいビンタだな、若林君より痛いぞ~!」

凛「あ、ごめん」

春日「いや、春日はドMだからな!もっと強くしていいぞ!」

凛「..................」スッバシィィ!!

春日「アーウチッ!!」

春日「いいだろう!」

春日「次の子は誰かな?」

加蓮「北条かれ」

春日「あばー!!」

加蓮「.................」

加蓮「北条加蓮、16歳。えっと、体力には自信がない......かな」

春日「オレは大得意だぞ!なんせ潜水じゃ普通にブラックアウトしたからな!」

加蓮「ダメだよねそれ!?」

春日「そうだな、体力がないならつけるしかないな!」

加蓮「でも、簡単じゃないよ」

春日「大丈夫だ!一か月部族と戦えば次第につく!」

加蓮「部族!?」

春日「まずはバカ族と対戦だな、アイツらは強いぞ~」

春日「春日は速攻負けたからな!」

加蓮「ダメじゃん!」

春日「うぃ」

加蓮「多分、一番迷惑かけるのは私だと思う......」

春日「春日は面倒見がいいから、介護してやるぞ!」

加蓮「プロデューサーが介護?想像できない」クスッ

春日「春日で妄想するのはやめてくださーい」

春日「さて、最後の君はジョッキー志望かな?」

奈緒「ちげぇーよ!目指してねーよ!」

春日「うぃ」

春日「安心してください、春日に彼女はいませんよ」

奈緒「知らねぇーよ!どうでもいいよ!」

春日「くっ~!!」

奈緒「調子狂うなぁ~!とりあえず、神谷奈緒だ」

春日「嘘をつくなよ!」バン

奈緒「何で叩くんだよ!?」バチン!

春日「\奈緒~!/ \奈緒~!/ \ガンバレー!/」

奈緒「何だよソレ!客いねーよ!」

春日「\奈緒~!/ \カワイイぞ~!/」

奈緒「え!?///」

春日「ありがトゥース!!」

奈緒「うるせぇーよ!」バチン!

春日「...............」バン

奈緒「何で叩いたんだよ!」バチン!

奈緒「もうなんなんだよ!アタシはこんなプロデューサーいやだからな!」

春日「お前それ本気で言ってるのか?」

奈緒「嫌だったらこんなに話さねーよ」

春日奈緒「「へへへへへへへぇ~!」」

奈緒「やらせんな!///」バチン!

ちひろ「はい!自己紹介終わりです!プロデューサーさん、やってくれますか?」

春日「安心してください、春日はヤる時はヤる男ですよ」ニヤッ

奈緒「気持ち悪いよ!」バチン!

ちひろ「ではこれから宜しくお願いしますね、プロデューサーさん!」

春日「うぃ」

春日「みなさん、アイドルになりますか?それとも人間やめますか?」

凛奈緒「「やめないよ!!」」バシィィィィ!!

春日「ヒィィン!!」

加蓮「大丈夫かな.............」

本日はここまでです。
このスレ一本でやっていきますので
また近いうちに

春日「バーイ」

おい>>1
スレタテしたからには完結するまで

しんでもやめんじゃねぇぞ!

>>1「オイお前それ本気で言ってんのか?」
>>29「本気で言ってたら首長くして待ってねーよ」
>>1>>29「へへへへへ…」

続きは明日、投下します

再開です

春日「まずはそれぞれの力が見たいなぁ~」

加蓮「う~ん」

凛「じゃあ、レッスンでも見る?」

春日「お!いいね~」

春日「見させていただきやす!」

@レッスン

春日「ほうほう」

奈緒「どうよ?」

春日「問題はないな。だがパッションが足りない!パッション!」

奈緒「一回一回うるさいなぁ~」

加蓮「どうすればいいかな?プロデューサー」

春日「そうだな~、困ったときは....」

凛「困ったときは......?」

春日「こりゃ部族訪問だな」

三人「え!?」

加蓮「本当にやるの!?」

@若林宅

若林「あ、なんかスゲー嫌な予感するわ。まいーや」

@空港

春日「という訳でやってきやした!」

凛「来ちゃったよ.........本当に......」

奈緒「暑っちぃ~.......」

加蓮「部族って怖くないの?」

春日「全然怖くないぞ!慣れれば家族!」

加蓮「慣れれば家族.........」

春日「まずは、道を聞こう!」

凛「えぇ!知らないの!?」

春日「あぁ!いつもはスタッフがついてるが今回は完全にプライベートで来ちゃったからな!」

奈緒「大丈夫なのかよ!?」

春日「安心してください、春日は役に立ちませんよ」

奈緒「安心できねーよ!」バチン!

春日「よぉーし!道を聞こうじゃないか!」

春日「うぉーい!そこの人ー!」

町人「?」

春日「モバ族の場所知ってますか?」

町人A『モバ族の村?あぁ、それだったらこの町の北にあるよ!』

春日「北!」

加蓮「わかるの?」

春日「感覚なのだよ感覚」

町人B『こっから二時間くらいかかるよ』

春日「遠いざんすな~」

町人C『道が作られてないから、徒歩で行った方がいいね』

春日「か~!徒歩!」

奈緒「徒歩!?」

加蓮「えぇ!?」

春日「わっかりやした!ありがトゥース!」

町人B「トゥー......?」

春日「トゥース!」

町人ABC「トゥース!」

町人ABC「トゥース!」「トゥース!」「トゥース!」

春日「ハッハッハッハ!いいねぇ~!」

奈緒「.............大丈夫かよ.......」

凛「...................トゥース......」

@道ならぬ道

春日「ふっふっ」

奈緒「ちょ、ちょっと早いぞ春日ー!」

春日「おぉ!?いきなり呼び捨てかねアンタ!」

春日「まぁいいでしょう、アタシは寛大だからねぇ」

凛「ふぅ~.......結構かかるね」

春日「いつもよりは短いぞ」

加蓮「ハァ.........ハァ.......」

春日「おぉっと、大丈夫か加蓮ちゃん!」

加蓮「だい............大丈夫......」ヨロヨロ

春日「仕方がないなぁ」シャガミ

加蓮「.............?」

春日「ホラ、おぶられたまえよ」

加蓮「え........いいの?」

春日「春日の背中、空いてますよ」ニカッ

加蓮「もう........ばか........」トサッ

奈緒「ずーりぃー......」

春日「よいしょっと」クン

奈緒「あぁ!胸を張るな!加蓮が落ちる!」

春日「春日はアメフトやっていたからな」

奈緒「聞いてねぇし」

@村 到着

春日「おっ、なんか見えてきたぞ!

春日「あれモバ族の方々じゃないか?」

奈緒「やっとか!?」

凛「部族.........何か怖そう......」

加蓮「慣れれば家族、だよね?」

春日「あら、加蓮ちゃん起きてたのかい?」

加蓮「うん」

春日「ほら、もう着いたから降りたまえよ」

加蓮「はいは~い」ピョン

春日「いやぁ~、部族の割には中々いい家だな~!」

奈緒「そうなんだ。やっぱ木とか草なのか?」

春日「そうでござんすな」

凛「ふ~ん」

春日「よぉし、まずは村長さんに挨拶だ!」

春日「おぅい!モバ族~!」

モバ族『!』

春日「あの、村長さんに会いたいんすけど」

モバ族『村長なら、あっちにいるよ』

凛「何かあんまり怖くないね」

奈緒「思ってたより、な」

加蓮「てっきりすぐ矢とか投げられるかと思ったよ」

春日「春日は危険を無意識に回避することが出来るからな!」

凛「へぇ」

春日「信じてない!信じてないぞ~!」

春日「おっとぉ~?あれが村長かな?」

奈緒「意外と若いな」

春日「村長さん、わたくし日本から来た春日でございます」

村長「モバ村へようこソ!歓迎するヨ!名前はナターリア言うヨ!」

春日「ナターリア!ありがトゥース!!」

凛「(何故だろう)」

奈緒「(言ってることが)」

加蓮「(わかる.........)」

あ、お暇でしたらキャラの画像お願いします

ナターリア「その後ろの子たちハ?」

春日「春日のお友達です」

奈緒「友達て」

ナターリア「そうかそうか、どうして来たんダ?」

春日「それがでございましてね、この春日達、モバ族の一員になりたいなぁ~と」

加蓮「え!?どういうこと!?」

春日「そう焦りなさんな」

春日「3日ほど一緒に過ごさせてくれますか?」

ナターリア「うん!いいヨ!」

春日「ありがとうございやす!」

春日「ホラ、君たちも頭を下げたまえ」

三人「お願いしまーす...?」

ナターリア「何がしたイ?」

春日「そうだなぁ~、さすがに戦いは辛いだろうから、狩りの手伝いとか出来ます?」

ナターリア「わかったヨ!」

奈緒「えぇ!?狩りって!」

加蓮「ちょ、ちょっと怖いんだけど!」

春日「心配ない心配ない、狩りと言ってもマジにはやらんからね」

凛「村周辺ってこと?」

春日「もちろんそうです」

ナターリア「それじゃ、仲間を紹介するネ!」

加蓮「あ、はい、お願いします」

春日「いー村だ」

ナターリア「狩りが上手なクラリス、ライラ、イヴだゾ!」

クラリス「あなた方との出会いに感謝致します」

ライラ「ライラと申しますです」

イヴ「宜しくお願いしますねぇ~☆」

凛「モバ族、肌の色統一されてない」

奈緒「どういうことだよ」

加蓮「もう考えるのはやめよう。キリがない」

凛「そうだね、プロデューサーも気にしてな」

春日「.....................」

奈緒「アンタは気にすんなよ」バチン!

春日「早速狩りを教えてもらいましょうか!」

ナターリア「いいゾ!じゃ」

ナターリア「とその前に、ナターリア達と同じ服、着てもらうヨ!」

加蓮「えぇ!?」

春日「おわぁ、なかなか過激ですな!」

奈緒「こ、これ着るのかよ~!!」

凛「嫌だよ私は!」

加蓮「恥ずかしいよ!」

春日「そう言いなさんなお三方」

春日「カメラはないのだよカメラは」

奈緒「そ、そうだけどさ~!」

春日「ちなみに春日はもう着てるがな」

凛「早ぁ!?」

加蓮「いつ着替えたの!?」

春日「ホラ君たちも着たまえよ」

奈緒「え~!!」

春日「パッションを感じるためだ!得るためだ!」

春日「それには部族と一体化することが大切なのだよ!」

奈緒「~~~~!わかったよ!着ればいいんだろ着れば!///」

加蓮「うぅ~///」

凛「......///」

春日「その意気だぞカーミヤ!」

奈緒「変な言い方すんな!」

奈緒「と、とりあえず!絶対覗くなよな!///」

春日「春日は熟女好きだからな、若いおなごには興味がない!」

奈緒「それはそれでムカつくな」

@10分後

春日「おぉ!いいじゃないかよ!」

凛「布薄い///」

加蓮「ちょ、見えるよこれ///」

奈緒「恥ずかしい~///」

春日「熟女好きの春日が魅かれるとは、大したモンだよアンタ達!」

ナターリア「よシ!着替えたら行くゾ!」

本日はここまで
また近いうちにお会いしましょう

春日「バーイ」

春日「よし!いくぞー!」

三人「お、おー......」

@探索中

ナターリア「ン~、いないナ~」

春日「おらんな~」

加蓮「プロデューサーって元々は芸人なんだっけ?」

春日「そうでございます!若林君の仕事がないから頑張ってるのだぞ!」

@若林宅

若林「あっ、なんかスゲェムカつく事あった気がする。後で春日でも叩いておくか」

奈緒「でも部族滞在記の仕事はあるんだな」

春日「まぁな」

ナターリア「カスガ、獲物いないヨ」

春日「困ったもんですなぁー」

凛「手分けして探してみる?」

ナターリア「お!それイイナ!」

春日「それぞれペアに分かれて技を習得するのもいいな」

加蓮「一人ひとり、狩りの仕方が違うの?」

ナターリア「うん!違うヨ!」

ナターリア「じゃ、別れるゾ!」

春日「別れたまえよっ!!」

奈緒「うっさいなー」

@凛&ライラ ペア

凛「......その、ライラさんはどうやって狩るの?」

ライラ「いたって簡単なのでございますよ」

ライラ「えーっと...あそこに鹿がおりますね」

凛「........あっ、うん」

ライラ「ここから石油を流しますですよ」ドロドロドロ

凛「もうわかりません」

アルパカ<!? ツルッ  ツルツルッ ウズキィェェェェ

ライラ「見てください、アルパカが転んでますね」

凛「...........そうだね」

ライラ「では捕まえに行きますですよ」

凛「はい」

@加蓮&イヴ ペア

イヴ「狩りは、逃げるものを追うだけの簡単な作業ですよ~」

加蓮「でも私、足早くないし.........全部逃がしちゃうかも」

イヴ「それは心配いりませんよ~」

加蓮「そうなの?」

イヴ「はい~、私流ですけど、このトナカイに乗るんですよ~」

加蓮「.........................へ?」

イヴ「紹介しますね~、トナカイのブリッツェンです~」

ブリッツェン「ブモッ!」

加蓮「そ、それに乗って狩るんですか......?」

イヴ「はい~、でもブリッツェンは私との経験が長いですから、別に呼びました~☆」

イヴ「こちらが、加蓮さん用のドンダー(Donder)です!」

ドンダー「バシッフ、ブルル」

加蓮「ド、ドンダー........」

ドンダー「ブルルフッ」

加蓮「よ、よろしく.........ね?」

イヴ「それでは乗ってみましょう~☆」

加蓮「えっと、よいしょ」スッ

ドンダー「フボッフ!!」

加蓮「えぇ!?どどうしたの!?」

イヴ「緊張してるんですよぉ~、加蓮さん女の子ですし、可愛いですから~」

加蓮「えっ....っと~......そうなの?」

ダンサー「ブフォン!」

加蓮「もう..............ばか.......」

イヴ「それでは行きましょう~」

イヴ「乗って狩りをしてれば、次第に体力もつきますよぉ~」

@奈緒&クラリス ペア

クラリス「それでは改めまして、クラリスと申します」ペコ

奈緒「あぁ、アタシは神谷奈緒、です」ペコ

クラリス「それでは早速、狩りに行きましょう」

奈緒「あ、あの、クラリスさんの狩りってどんなのなんだ?」

クラリス「はい、見ていればわかりますよ」

奈緒「?」

イグアナ<ヒョウクゥン

奈緒「わっ!」

クラリス「おや、イグアナがいますね、アレにしましょう」

奈緒「イグアナって食べれるのか?」

クラリス「毒さえなければ食べれるものですよ」

奈緒「そういう問題なのかな~......」

@春日&ナターリア ペア

ナターリア「カスガ、他の部族と会ったりしたのカ?」

春日「会ったとも!」

ナターリア「そうカ~、じゃあ狩りは心配ないナ!」

春日「おぉおぉ!任せたまえよ!」

ナターリア「この時期になると、フラミンゴの群れがあるから、それを狙おうナ!」

春日「フラミンゴ!食べたことがないなぁ、楽しみだねこれは」

ナターリア「噂をすれバ、いっぱい来たゾ!」

フラミンゴ ババババババババ!!!

春日「多すぎじゃないかよ!」

ナターリア「狩るゾ~!いっぱい狩るゾ~!」

春日「これは春日の腕が鳴りますなぁ!」

@凛&ライラ ペア

凛「....................」ドクドクドクドクドク

アルパカ<ウズキィィィィェェェェ

ライラ ガッ

凛「あ、もう一匹」ドクドクドクドク

ライラ ガッ

凛「....................」

凛「そういえば私、アイドルだっけ」

ライラ「獲物大量でございますですよ」

@加蓮&イヴ ペア

加蓮「ふっふっ!」

ドンダー「ブルッ!ブルッ!」タッタッタッタ!

イヴ「大分慣れてきましたね~」

イヴ「息もピッタリですよぉ~♪」

加蓮「私に合わせてくれてありがとね、ドンダー」

ドンダー「.......ブフフ」

イヴ「あっ、あそこにウサギがいますね~」

加蓮「本当だ」

イヴ「あれはウサミンといって、長寿な生き物で有名なんですよ~」

加蓮「...................」

加蓮「あれ獲るの?ちょっと可哀想かも.........」

イヴ「でも、生きるためには必要な事なんですよ~」

加蓮「....................そうだね」

イヴ「では、弓を引きましょう」

加蓮「は、はい!」ググッ

イヴ「そこで..........放って!」

加蓮 ビュン!!

ウサミン< ジュウナナサーイ!!

加蓮「変な鳴き方するんだね」

イヴ「はい~」

イヴ「この調子でドンドン狩っていきますよ~」

加蓮 ググッ ビュン!

ウサミン< メルヘンチェーーンジ!!!

@奈緒&クラリス ペア

クラリス「この世に生きとし生けるもの、食べることはとても大事なものです。
食べなければ生きていけません。貴方もそうでしょう。しかし、食べるという
ことは簡単な事ではございません。それは何かの“死”を伴わなければダメなのです」

奈緒「..................................」

クラリス「なので貴方は、私の生に協力していただけますか?」

イグアナ コクッ

奈緒「えぇぇぇ!?いいのかよイグアナ!?」

クラリス「ありがとうございます」ガッ

クラリス「それでは神谷様、あなたの番ですよ」

奈緒「.......................気にしたら負けだな」

クラリス「このお隣のイグアナ様で」

奈緒「はい.......えーっと、本日はお日柄もよく.........?」

イグアナ「...............」

@春日&ナターリア ペア

春日「おらっ!」

フラミンゴ ヒョイ

春日「捕まらんな~」

ナターリア「もっとガンバレ!カスガ!」

春日「そう言われてもなんだな~これが」

ナターリア「部族と会って技は習わなかったカ?」

春日「!」

春日「忘れていたよ、この春日が」

春日「習ったじゃないかよ!セレール族に教わった技!ンブフが!」

ンブフとは!相手の懐に飛び込み両足を抱え込んで倒す大技である!

春日「ンブフ!」ガシィ

ナターリア「いいゾ!カスガ!」

春日「ンブフ!」ガシィ!

フラミンゴ< ミカァァァァァァ!

ナターリア「大量大量♪」

@夜

ナターリア「おぉ!みんなよく頑張ったナ!」

春日「獲物多すぎじゃないかよ、これ」

凛「..............あれ?石油って結構売れるんじゃ......」

ライラ「売れますですよ」

加蓮「疲れた~......」

イヴ「とっても上手でしたよ~」

加蓮「奈緒はどうやって狩りした?」

奈緒「私は獲物の方々とお話をする方法でした」

加蓮「どうしたの奈緒!?」

クラリス「染み付いてしまいましたね」

春日「ぃよし!メシだ!」

凛「お腹減ったね」

ナターリア「それじゃ、作ってくゾー」

春日「これは焼くだけか?」

ナターリア「コメと一緒に焼いて食べるゾ!」

春日「それは楽しみだな!」

春日「みんなは何か習ったのかい?」

凛「私は『大胆に使う』っていう事を教わったよ」

加蓮「うーん、『コンビネーション』かな」

奈緒「『丁寧さ』を身に着けました」

春日「うぉ!奈緒ちゃんどうしたんだよ君は!」

クラリス「私の教えのせいでしょうか」

春日「............」バンッ

奈緒「ハッ!」

奈緒「あ、あれ!?ここは..........」

イヴ「意識なかったんですね~」

凛「さっきまで誰だったの......」

春日「とりあえずみんな、勉強になったみたいだな!」

凛「..........まぁ」

加蓮「私はとっても」

奈緒「うん」

春日「いいことだね~」

ナターリア「できたゾ」

春日「おぉ!」

加蓮「お腹ペコペコだよ~」

奈緒「加蓮は特にだろうな」

凛「獲物はアレなのに結構おいしそう」

奈緒「えっと、なんだっけ?材料」

凛「変な鳴き声のアルパカ」

加蓮「変な鳴き声のウサギ」

奈緒「変な鳴き声のイグアナ」

春日「変な鳴き声のフラミンゴ」

凛「それぞれ声帯が特殊すぎるよ......」

ライラ「ほら、食べますですよ」

凛「あ、はい」

春日「どれ、お味の方は......」パクッ

春日「ん~!うまし!出ました、拍手お願いします」

パチパチパチパチ

奈緒「何だよソレ......」

春日「うましはうましだぞ!」

ナターリア「ウマシ!」

凛「真似しなくていいから」

加蓮「うん!うまし!」

凛「加蓮も」

奈緒「食べ物が一番心配だったけど、大丈夫だな」

クラリス「ここの動物はどれも美味ですよ」

加蓮「全部食べたの!?」

クラリス「はい」

ナターリア「クラリスは大食いだからナ」

奈緒「へ~」

春日「春日も面白すぎて“芸人喰い”って呼ばれたからなぁ」

凛「黙って」

春日「手厳しいィィ~!」

本日はここまで
それでは

春日「バーイ」

奈緒「イグアナも結構イケるもんだな」

凛「食わず嫌いは良くないね」

加蓮「ま、食べなくてもいいけどね......今後.......」

春日「うまし!」

イヴ「うまし☆」

クラリス「うまし」

凛「あなたはブレないで」

春日「はぁ~!腹パンパンだ!」

加蓮「部族滞在記っていつもこんなに豪勢なの?」

春日「いや、飯はいたって少ないぞ。人数が多いから、一人分も少ないしな」

奈緒「じゃあ楽しいわけじゃないのか」

春日「食えなくとも楽しいぞ!それに色々勉強になるからな!」

凛「なるほど」

ナターリア「イイことだナ!」

ナターリア「よし!ご飯も終わったし、おフロ入るゾ!」

加蓮「え?あるの?」

イヴ「ありますよぉ―、いつしかの女性が掘ってくれたんですよ~♪」

奈緒「そしたら温泉が出たと」

イヴ「はい~」

春日「よし!じゃあ一緒に入るぞ!」

奈緒「入らねーよ」バチィ!

春日「ぅぷす!」

春日「じゃあ加蓮ちゃんと!」

加蓮「嫌だよ」パシィ!

春日「おっぷす!」

春日「凛ちゃ」

凛 バチィィィィン!

春日「あぱす!!」

@風呂

凛「結構広いね」

奈緒「ほげ~......」

加蓮「本物の天然温泉!」

\オォ!オユジャナイカヨ!/

奈緒「一人でもうるせー」

イヴ「温まりましょう~」

ライラ「入るですよ~」

クラリス「今日も良い湯加減です」

ナターリア「ふ~」

加蓮「えっと、その掘ってくれた女性って誰なの?」

クラリス「確か.......萩原......」

凛「萩原流行?」

\ナァンダヨ!/

凛「塀越しで真似しなくていいから。似てないし」

ナターリア「凛達はどうしてアイドルなんダ?」

凛「えっと私は、このまま普通に終わるのもどうかなって思って」

奈緒「アタシもそんな感じかな~」

\カスガハ/

奈緒「聞いてないから」

ナターリア「加蓮ハ?」

加蓮「私は............」

加蓮「私はね、昔から病弱で入院生活が長かったんだ。
入院中って暇なんだよね。それこそ読書かTV見るくらいしかないの」

クラリス「........................」

加蓮「それでさ、TVに映ってるアイドルを見て、
とっても羨ましいっていうか、元気を貰ったというか、
それで私もこうなってみたいなって、思ったんだ」

ナターリア「そうなのカ........」

加蓮「うん、だから私もいつかアイドルになって、皆に元気をあげたいんだ」

奈緒「ホント、加蓮っていい奴だよな」

凛「頑張ろうね、これからも」

加蓮「うん!」

\ウゥ......カレンチャーン......../

イヴ「泣いてますねぇ」

加蓮「も~、泣かないでよプロデューサー」

\カレンチャン!トップアイドルニシテアゲルカラネ!/

加蓮「ふふっ、頼んだよプロデューサー」

\ヨォーシ!ユビキリシヨウネ!イマソッチニ/

加蓮「そういうのいいから」

@就寝

ナターリア「ごめんな狭くテ~」

奈緒「いやいや、元は4人しかいないんだし仕方ないよ」

凛「大丈夫、気にしてないから」

イヴ「ぎゅうぎゅうですね~」

奈緒「もうちょっと移動すっか」

加蓮「コッチ?」

奈緒「え~っと」

春日「奈緒ちゃん」

奈緒「...................何だよ」

春日「春日のここ、空いてますよ」

奈緒 バチィィィン!!

春日「ポマード!」

凛「はいはい、もう寝るよ」

ライラ「おやすみなさいですよ」

...........................................................

........................................

.........................

..............

.......

....

春日「.............」プルルルルル

ピッ

若林『はい、もしもーし』

春日「おっ!その声は若林君だね!?」

若林『当たり前じゃねーか、オメーがかけてきたんじゃねーか』

若林『それで何だよ』

春日「いやぁ、そっちはどうかなって」

若林『コッチが聞きてーよ。俺は今日映画しか見てねーぞ」

春日「お、ちなみに何を見たんだね?」

若林『シティ』

春日「それでなんだがね若林君」

若林『いや聞けよ。.............で、なんだよ」

春日「女の子の扱い方がわからんのだよ」

若林『俺に聞くんじゃねーよ。一番わからない奴に聞くなよ』

春日「う~む...................」

若林『まぁ、いつものお前でいいと思うぜ』

春日「そうかね?」

若林『何だかんだ言って、お前は何でも出来るからな』

春日「そうだろうそうだろう!春日は天才」

ピッ

春日「切られた」

@翌日

加蓮「ふぁ......ん、ん~っ」ググッ

凛「おはよう加蓮」

加蓮「あっ、おはよ~、もう起きてたんだ」

奈緒「.................」

加蓮「奈緒はまだ寝てるんだね~」ツンツン

奈緒「んに~.......」

凛加蓮「かわいい」

奈緒「............んっ......?ぅあ、もう朝か~」

凛加蓮「おはよ」

奈緒「おう」

奈緒「あれ、ナターリアさん達は?」

凛「あっちで火起こししてるよ」

奈緒「........で、プロデューサーは」

春日 ングー ングー

加蓮「爆睡だね」

奈緒「ま、早起きそうには見えないしな」

デーン デーン デデデデデー♪

加蓮「プロデューサーの携帯かな」

奈緒「着メロ、ゲゲゲの鬼太郎かよ」

春日「ん~..........」スチャ

春日「......................はい」

春日母『もしもーし、朝ですよー』

凛「モーニングコール母親!?」

加蓮「うわっ」

奈緒「普通にキモいな」

春日母『朝ですよー、起きてくださーい』

春日「はい........はいはい.......」

春日母『お仕事頑張ってくださーい』

春日「はーい......ありがとねー.......」ピッ

春日「...........ふーっ、おはようお三方」

凛「う、うん、今日一日頑張ろうね」

春日「そうだな、朝メシ食って狩るぞ~!!」

奈緒「朝でもうるせー」

@狩り中

凛「..............................」ドクドクドクドク

アルパカ<ウズキィィェェェ

加蓮「ふっふっ!」ググ ヒュン

ウサミン<ジュウナナサーイ

奈緒「というわけで、あなたも生について...」

イグアナ<.........................

クラリス「皆さん、大分良くなってきましたね」

ライラ「そうでございますね」

イヴ「素質があるんですよぉ~」

ナタ「それに比べテ」

春日「おぉ!痛ぇ!イッテェ!」

フラミンゴ<ミカァァァァァ!

ナターリア「春日は進歩してないナ」

@狩り終了

加蓮「今日もいっぱい獲れたね」

凛「うん」

奈緒「夕食が待ち遠しいですね」

春日「おっと」バン!

奈緒「ハッ!私は!」

クラリス「毎度意識が.......」

ナターリア「みんな!この二日間でよく成長したナ!」

ナターリア「このステップアップ力を日々のレッスンに活かすんだゾ!」

加蓮「うん、頑張るよ」

凛「私も」

奈緒「ア、アタシも」

春日「アタシも」

@夜

凛「すごい星だね」

加蓮「すっごい綺麗...........」

春日「加蓮ちゃんの方がキレイだぞ?」

加蓮「あ!あれ北斗七星じゃない!?」

奈緒「うお!すげぇ........」

春日「................................」

凛「本当に七つあるんだね」

春日「北斗七星.........春日の胸にも七つの」

奈緒「もう遅いし寝るか」

凛「うん」

加蓮「ふぁ~ぁ、今日もぐっすり寝れそ~」

春日「無視じゃないかよ!」

@翌日

ナターリア「もう行っちゃうのカ?」

春日「こっちも予定があるからな!」

凛「そうなの?」

春日「そうだぞ?」

イヴ「さみしくなりますねぇ~」

加蓮「忘れないからね」

クラリス「またいらしてくださいね」

奈緒「あぁ!また今度な!」

ライラ「あっちでも石油流すですよ」

凛「それは出来ないかな」

春日「それじゃあな!モバ族!」

春日「おぉっと!大事なコトを忘れていたよ!」

ナターリア「なんダ?」

春日「コレだよコレ」

ババーン

春日「春日のピンクベストです!」

春日「これを、はい着て」

イヴ「こうですか~?」

春日「そう」

春日「春日は毎回、お礼にこのベストをプレゼントしているんだぞ!」

凛「へぇ」

春日「凛ちゃんも欲しい?」

凛「いらない」

春日「手厳しいなこりゃ」

春日「よーし!みんな着たな!」

ライラ「着ましたですよ」

クラリス「はい」

イヴ「着ました~」

ナターリア「着たゾ」

春日「はい!それじゃあアッチのカメラを見ろ!」

春日「トゥース!!」

モバ族「「「トゥース!」」」

春日「ありがとう!じゃあなモバ族!」

奈緒「カメラあったのかよ」

春日「いやぁ、勉強になったな」

凛「まぁ...........」

加蓮「私は体力も少しついたし」

奈緒「言葉使いがキレイになったかな」

春日「ちょっとしたキャラ崩壊だな」

春日「よっし!このまま歩いて東京に帰るか!」

奈緒「帰れるわけぇーだろ!何日かかるんだよ!」バチィン!

加蓮「冗談やめてよ.......................」

奈緒「ほら、加蓮がビックリしちゃったじゃないか!謝りなさいよ」

春日「ゴメンね」

奈緒「謝ったんでね、許してやってほしいんですけども」

春日「...だが凛ちゃんだけは徒歩で帰れ!」

凛「!?」

奈緒「やめろ!徒歩聞こえたぞお前!」

奈緒「凛はちゃんと飛行機で帰るんだよ」

春日「うぃ」

春日「それにしても、奈緒ちゃんのツッコミは若林君に似てきたな~」

奈緒「若林って、相方だっけ?」

春日「いや、春日の下僕だ」

凛「嘘だね」

春日「まぁいいだろういいだろう、空港の時間がもうすぐだから、ちょっと急ぐぞ!」

奈緒「走るのか?」

春日「あぁ!」

加蓮「ん」

春日「ん?なんだね加蓮ちゃん、その手は」

加蓮「ん~!」

春日「................仕方がないなぁ~!」

春日「加蓮ちゃんも春日のピンクベストが欲しいのか!」

加蓮「いらないよ」

加蓮「そうじゃなくてっ」

春日「...............?」

春日「あー、はいはい」シャガミ

春日「おぶられたまえよ」キリッ

加蓮「わーい♪」

奈緒「過保護だよな~」

凛「過保護。ズルい」

春日「過保護じゃないぞ~!断じて!」

奈緒「過保護!過保護!」

加蓮「違うも~ん」

カホゴダ! チガウ! カホゴー オニガワラ! カレンガオチル!

?「..........................ふっふっふ~」

@機内

凛「ねぇ、プロデューサー」

春日「なんだい」

凛「さっき話してた予定って何?」

奈緒「あぁそういや、言ってたな」

加蓮「聞きたい」

春日「うむ、一か月後にライヴバトルがあるぞ」

凛「あ、そうなんだ」

奈緒「ライヴバトルか、じゃいいや。寝よ」

加蓮「なんだ、期待して損した」

三人「................................」

三人「ライヴバトル!?」

春日「こ、こら!機内は静かにだぞ!お三方よ!」

凛「それ、どういうこと!?」

春日「売れるまで、といってもずっとじゃないからな、ライヴを成功させて仕事終了なのだよ」

奈緒「そうだったのか.........」

加蓮「ライヴバトル...........か」

凛「..............................」

春日「そう心配しなさんな、アンタ達なら勝てる」

奈緒「...........................」

加蓮「一か月............」

春日「残された時間で、どれだけのことが出来るか、どれだけの人を魅了で」

凛「とりあえず頑張ろう、奈緒、加蓮」

奈緒「あぁ、もう決まった事だからな!」

加蓮「弱音なんて吐いてられないね!」

春日「春日が今いい話をしようと!!!」

CA「お客様、機内ではお静かに」

春日「うぃ」

@東京

春日「ビバ!東京!」

凛「たったの二日間なのに、結構いた気がするね」

加蓮「飛行機って乗るだけでも疲れるね」

奈緒「降りる瞬間揺れるしな」

春日「よし、今日明日はゆっくり家に帰って休みたまえ!」

加蓮「帰ろ~」

凛「家帰って寝よ.......」

奈緒「ふぁ~あ、時差ボケ~」

春日「それじゃ、明後日!」

三人「は~い」

@明後日

春日「よし集まったな!それじゃ、本格的なレッスンを始めるぞ!」

凛「あと一か月............」

奈緒「早いな」

加蓮「頑張ろ.................」

春日「まずは、カスカスダンスだ!」

三人「「「カスカスダンス!?」」」

春日「そうだ、まず手本をみせるからな」

春日「よーく見ておけよ!」

奈緒「はよやれ」

春日「カッス!カスガカス!カスガカス!カスガクーイズ!」

奈緒「最後のクイズはなんだよ!」

春日「おっと、若林君とのクセが出てしまった」

春日「これを1日150回!」

加蓮「150!?」

春日「これは背筋と肺を鍛えるトレーニングだ!」

奈緒「やりたくねー........ダサイし.........」

加蓮「私も..........................」

凛「.....................................」

凛「.............みっともなくてやりたくないけど」

凛「やってみることが、大事だよね」

凛「カッス!カスガカス!カスガカス!」

春日「カッス!カスガカス!カスガカス!カスガクーイズ!」

加蓮「.............................」

加蓮「カッス!カスガカス!カスガカス!カスガクーイズ!」

奈緒「加蓮まで!」

奈緒「くっそー!やるしかないのか!」

奈緒「カッス!カスガカス!カスガカス!カスガクーイズ!」

春日「カッス!カスガカス!カスガカス!カスガクーイズ!」

凛「はぁはぁ、これ結構疲れるね.........」

加蓮「で、でも......効いてる気がする.............」

春日「よぉーし次だ!」

春日「鬼瓦!」

奈緒「それはなんだよ!」

春日「これは表情筋と腹筋を鍛えるぞ!」

春日「鬼瓦!」

加蓮「よ、よぉ~し」

加蓮「鬼瓦!」

凛「鬼瓦!」

奈緒「鬼瓦!」

春日「みんなうまいじゃないかよ!」

春日「よぉーし次もいくぞ!」

春日「アパー!」

凛「アパー!」

加蓮「アパー!」

奈緒「ア、アパー!」

奈緒「これはどこを鍛えるんだ!?」

春日「春日にもわからん」

奈緒「必要ねェじゃねぇか!!」バチィン!

春日「あぱす!」






春日Pのレッスンは続いた

意味があるのかないのか、わからないレッスン

しかし、彼女達のハートには春日の一生懸命さが伝わっていた

故に、彼女達もそれに応えたいと思っていた

@15日目

凛「あと半分だね........................」

加蓮「もう歌えるし、踊れるけど..........」

奈緒「これじゃ普通だな..............」

春日「でもそれぞれに魅力があるぞ」

凛「う~ん......」

春日「こういう時は若林君に相談だな」

プルルルルル プルルルルル

若林『はい』

春日「あー、わたくし春日と言う者なんですけどね」

若林『わかってるよ、画面に名前出てるわ』

春日「いやぁ、キッポじゃわからんと思ってね」

若林『キッポは俺のことだろうが』

若林『なんだよ』

春日「あら、なんだっけかな」

若林『お前相方にイタ電すんなよ』

春日「あぁ!そうだったそうだった、今プロデュースをしているんだけどね」

若林『言ってたな』

春日「それがね、歌やダンスは完璧なんだけどね、なんか足りないな~って」

春日「どうしたらいいかな~って」

若林『そうだなぁ、別にそれでいいんじゃねぇか?』

春日「そうかい?」

若林『歌やダンスと.......あと容姿、それ3つが揃ってる人なんてそうそういねぇーぞ』

春日「うむ」

若林『ほら、SMAPだって』

春日「おいおい、中居君の悪口はやめたまえよ」

若林『ましてや高校生だろ?』

春日「そうだとも」

若林『高校生でその3つが揃ってりゃあ十分だよ。他に無理して加えることもねーよ』

春日「なんか面白いことあった方が良くないかい?」

若林『笑わせるだけのアイドルなんて、アイドルじゃねーよ』

若林『魅了してなんぼだろ』

春日「ほう!さすがアイドルオタク!」

若林『アイドルオタクじゃねーよ』

春日「そうか、まぁ礼を言うよ若林君!」

若林『あぁ、またなんかあったら電話しろよな』

春日「じゃあモーニングコールを」

若林『それおめぇの母親の仕事だろーが』

春日「それじゃあな若林君」

若林『はいはい』

ピッ

凛「今の相方さん?」

春日「そうとも、下僕の大林君だ」

奈緒「若林じゃねぇーのかよ」バチン

加蓮「なんかアドバイスくれた?」

春日「『アイドルは歌とダンスで魅了するもの、その他に余計なものなんていらない』」

春日「ま、要約するとこんな感じだな」

凛「そっか.........................」

奈緒「全部揃ってるアタシ達って、結構スゴイのかもな!」

加蓮「奈緒には素直力が足りないよ」

奈緒「素直力って何!?」

凛「変に飾らなくていいってことだね」

加蓮「今のままで十分!」

春日「今が一番!」

奈緒「よっしゃあ!燃えてきた!」

加蓮「じゃあ、この3つが衰えないように一日一日を大事に使おうね!」

凛「そうだね」

春日「ライヴバトルに向けて、頑張るぞー!」

三人「「「おー!」」」

春日「人を魅了するぞー!」

三人「「「おー!!」」」

春日「負けないようゴッホゴホッ!」

奈緒「最後まで喋れよ!」バチィン!

モー!シマラナイナー!シッカリシテヨー スマンスマン アハハハハハ



















?「......................ふふふ、笑っていられるのも今のうち☆」

本日はここまで
金曜に終わらせます
では

春日「バーイ」

春日「歌やダンスもいいが、トーク力も鍛えないとな!」

凛「トーク.........難しいよね」

春日「難しくなんかないぞ!」

奈緒「やっぱり春日は得意なのか?」

春日「当ったり前だよ!春日のトークは最高に面白いからな!」

加蓮「絶対嘘だね」

春日「嘘じゃないぞ!」

春日「まぁ、トークの練習をしようじゃないの!」

春日「ホレ、やってみなさい奈緒ちゃん」

奈緒「あ、あたし!?......何を話せばいいんだ?」

春日「なんでもいいのだよ。身近に起こった事でもなんでも」

奈緒「そ、そうだな、えーっと」

奈緒「どうも~、トライアドプリムスの神谷奈緒で~す」

春日「みなさん、一富士、二鷹、三春日ですよ」

奈緒「......................」

春日「へっ!」

奈緒「今日も口から屁こいてますけども」

奈緒「最近、アイドルをしてまして」

春日「そんなわけねーだろ!」バン!

奈緒「......ね、今なんで叩かれたかわかりませんけども」

奈緒「アイドルだとね、色々な事を気にしなくちゃいけないんですよね」

春日「そうだな、春日の家計とか春日の食生活についてだな」

奈緒「なんでアンタの管理しなきゃならないんだよ!」バチン!

奈緒「でね、この髪とか乱れてるとあれでしょ?」

春日「お前は長い髪だな!」バン!

奈緒「..........普通の言葉ならツッコまないでほしいんですけども」

奈緒「余計な事をしてくれてね、正直ブチ切れそうなんですけど」

春日「キャー!!」

奈緒「......................................」

奈緒「まぁね、髪が長いとね乱れやすいんで、短くてねオススメの髪はないかなって」

春日「テクノカットにしろよ!」バン!

奈緒「やんねーよ!そんなヤベー奴アンタだけだよ!」バチン!

春日「柳沢慎吾もだよ!」バン!

奈緒「どっちもヤベー奴じゃねぇか!」バチン!

奈緒「でね、見た目もそうですけど、あと大事なのはトーク力なんすよね」

春日「春日のトークは客が引くくらい面白いぞ?」

奈緒「つまんなくて引いてんだよ」

春日「うぃ」

奈緒「それでね、トーク力を鍛え」

春日「春日はつまらないのか!?」

奈緒「気にしてんじゃねーよ!うるせぇよ」

奈緒「それでね、この場をお借りしてトークを鍛えたいと思います」

奈緒「え~みなさんこんにちは!あたし、神谷奈緒と申します」

春日「\奈緒~!/ \奈緒~!/」

奈緒「ちょ、何だよソレ」

春日「声援だねぇ、温泉が湧いてるわけではないぞ?」

奈緒「奈緒ーって温泉わかねぇだろ」

奈緒「今や日本はアイドル戦争時代!\奈緒~!/」

奈緒「たくさん\奈緒~!/イドルが\奈緒~!/歌やダンス\奈緒~!/」

奈緒「ね、もうちょっと声援のタイミングがいいと話しやすいんですが」

春日「\うぃ/」

奈緒「あ、春日もね、見に来てくれてるみたいですけれども」

奈緒「やっぱりねアイドルだとライバル心が強くなるんですね」

春日「\その前に服を着ろよ!/」

奈緒「..................着ているつもりなのですが.....」

奈緒「素直な奈緒、なんて意味じゃあ裸なのかもしれません!」

春日「シーーーーーーーーン!!」

奈緒「............ね、お客さんのテンションが低いみたいですけれども」

春日「                     \うぃ/ 」

奈緒「春日がね、ちょっと移動しましたけどね。何があったんでしょうか」

春日「\春日おもしろ~い!/ \春日ー!/ \春日ー!/」

春日「ハッ!!」

奈緒「うるせぇよ!」バチィン!

奈緒「うるさ過ぎてあたしのトーク聞こえないじゃないかよ!」

春日「はははっww確かにそうだなwwははははwwww」

奈緒「そうだよw会場鶏小屋かよw」

春日「....................................」(真顔)

奈緒「鶏小屋ハマらなかったみたいですけれども」

奈緒「あたし思うんですよ、アイドルはもっと個」

春日「......................」バン!

奈緒「なんで叩いたんだよ!」バチィン!

奈緒「もういいよ!アンタ、あたしの邪魔ばっかしてくるじゃないか!やってらんねーよ!」

春日「お前それ本気で言ってるのか?」

奈緒「本気で言ってたらこんな楽しくやってねーよ」

春日奈緒「「へへへへへへ」」

春日「バーイ」

凛 パチパチパチパチ

加蓮 パチパチパチパチ

奈緒「へへ、どうだったよ、あたしたちの漫才!」

凛「奈緒は漫才やるんだね」

奈緒「......................あっ」

奈緒「ちっがーーーーーーーーーーう!!!!!」バチィン!!

春日「あぱす!!!」

@ライヴバトル一週間前

春日「よぉーし!今日のレッスンはここまでだ!」

凛「お疲れー」

加蓮「奈緒、カスカスダンスうまくなったね」

奈緒「上手い下手関係ないだろ!」

奈緒「加蓮こそ鬼瓦めっちゃ上手いじゃん」

加蓮「全然嬉しくない!」

春日「はーっ、今日も一日疲れ」ガチャ

ザァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!

春日「なんつー雨だよ!!」

奈緒「なんだこの雨は!」

加蓮「やばいやばい!」

凛「帰れない!」

春日「テレビ!テレビ!」ポチ

TV<台風は920hPaと測定され........

加蓮「強い」

奈緒「べらぼーに強い」

凛「どうする?事務所に泊まる?」

奈緒「うーん、でも何もないしなー.........」

春日「...........よし!春日の家に泊まろう!」

三人「えぇぇ!!」

春日「春日の家はこっから近いからな!」

奈緒「めっちゃ抵抗あるけど..........」

凛「行くしかない......」

春日「行くぞ!」

@春日宅

春日「ここが春日の家、むつみ荘だ!」

奈緒「ボロッ!」

凛「帰りたい」

春日「よぉーし入るぞ!」

ガチャ

加蓮「微妙に臭うし」

奈緒「狭い」

春日「一人暮らしには最高だろ!」

凛「どこが.............」

加蓮「まいいや、お邪魔しまーす」ドテドテ

奈緒「やっぱ狭いな~」ドテドテ

凛「生活感ありすぎ」ドテドテ

春日「おぉぉぉい!!お三方!土足だよ土足!!」

凛「あ、ごめん」ポイ

春日「あぁ!布団の上に靴を置くんじゃあないよ!」

春日「外道だよ君たち!」

奈緒「腹減ったー」

春日「おぉっと、そうだったな。あらかじめ牛丼を買っておいたからな」

奈緒「おぉ」

春日「えーっと、はい」ガサガサ

凛「あれ、ひとつ?」

春日「ちょっと待ちたまえよ」

凛「.......................?」

春日「ほいほい」サッサッサ

奈緒「??」

春日「はい」トン トン トン

加蓮「???」

凛「なに、これ」

春日「何って、その通りだよ」

奈緒「玉ねぎ」

加蓮「つゆ」

凛「紅しょうが」

春日「牛肉と米」

春日「いただきやす!」

凛「待って!」

奈緒「これをあたしたちに食べろと?」

春日「当たり前だ!」

三人「............................」

三人 サッサッサッサッサ

春日「おぉぉ!?春日の牛肉と米を奪うんじゃないよ!」

春日「おあ!春日の分が!」

春日「若林くーん!この娘たち!飛んだ悪魔だよー!」

凛「お風呂は?」

春日「あるわけねーだろ!」バン!

奈緒「なんでないんだよ!」バチィン!

加蓮「どーすんの!?」

春日「近くに100円でシャワー出るコインロッカーがあるのだよ」

奈緒「面倒だなー」

凛「しかもこんな雨に」

加蓮「行こう、このまま寝るよりマシ」

凛「うん」

春日「待ちたまえお三方!」

凛「何?」

春日「行く前にシャンプーしていきなさいよ」

奈緒「はぁ!?」

春日「そっちのほうが時間短縮、節約出来るからねェ」

加蓮「うっそー!!」

春日「春日は嘘をつきませんよ」

@自転車

加蓮「もー!信じらんなーい!あのアホプロデューサー!」アワアワ

凛「結局シャンプーつけたまま」アワアワ

奈緒「本当にあたしたちアイドルなのか...........?」アワアワ

加蓮「誰かに見られたら死にそー!」アワアワ

凛「もう寝る?」

春日「あぁ、もう12時過ぎてるか。寝ようじゃないか」

奈緒「それにしても三人とも、理解のいい親で良かったよな」

加蓮「ホント、プロデューサーなら安心とか言っちゃって」

凛「『紳士だから大丈夫よ』って言われた」

奈緒「挨拶した程度で、紳士ってわかるのか?」

春日「春日は熟女好きだからな」

三人「.........................」バチィン!!

春日「痛い!!!」

春日「何するんだよ!」

凛「もしかして、お母さんに手つけた?」

春日「さすがに!さすがの春日でも人の親には手をつけないぞ!」

奈緒「あっぶねー、もう少しで原型なくすほど殴るところだった」

春日「そこは安心したまえ」

春日「でも、三人とも、魅力的だったぞ!」

三人「...........................」バチィィィィィィ!!!

春日「あっぽぉぉぉぉす!!!」

春日「冗談だよ!冗談!面白いジョークじゃないか!」

凛「わかってるよ、なんだかんだ言ってプロデューサーはそんなことしないってわかってるから」

春日「じゃなんで殴ったんだよ!」

加蓮「もう寝よー、今日は色々と疲れたよ」

奈緒「寝よ寝よ」

凛「おやすみ」

春日「......................................」

春日「...........................春日の寝る場所がない」

.................................................

........................

.............

......


加蓮「...................................プロデューサー、起きてる?」

春日「ん?」

加蓮「..................ありがとね」

春日「...........ふふっ、どうしたよ加蓮ちゃん」

加蓮「私ね、今とっても楽しいよ」

加蓮「まだお仕事とかないけど、こうやってみんなで練習して、目標目指して頑張って.......」

加蓮「それだけでも十分幸せ」

春日「....................................そうかい?」

加蓮「うんっ、プロデューサーが応援してくれるおかげ。感謝してるんだよ?」

春日「さすが春日だな、ははっ」

加蓮「さすが春日だね、ふふっ」

凛「私も感謝してるよ」

加蓮「起きてたの?」

凛「うん」

春日「それは本当かい?凛ちゃん」

凛「うん。プロデューサーと会って、色々経験できた」

凛「モバ族なんて一生会わなかっただろうし........」

凛「目指すものも見えてきた」

凛「ありがと、プロデューサー」

春日「そうかい..........こちらこそだよ、凛ちゃん」

凛「奈緒もお礼くらい言ったら?」

奈緒「!」

加蓮「なーんだ、奈緒も起きてたんだ」

奈緒「.................................................」

奈緒「.............ありがと」ボソッ

奈緒「おやすみ!///」

春日「可愛いなぁ奈緒ちゃんは」

加蓮「だから、ライヴ、頑張ろうね」

春日「あぁ」

凛「そうだね」

春日「よし!寝るぞ」

凛加蓮「「はーい」」

オードリー春日は、がむしゃらに頑張った


アイドル三人も頑張った


共に汗を流し、涙、は流さないが、日々成長していった


春日も、凛も加蓮も奈緒も


お互いがお互いを信頼し合っていた


時は、ライヴ当日であるッ!!!

@当日

凛「き、緊張するね」

加蓮「で、でもやるべきことはやってきたから!」

奈緒「う、うん」

春日「大丈夫かよ君たち!」

凛「深呼吸、深呼吸」

凛「スー.......ハー........」

凛「トゥース!!」

凛「................落ち着いた」

加蓮「そんなんで!?」

加蓮「え、えーっと」

加蓮「カッス!カスガカス!カスカスカッス!カスガクーイズ!」

加蓮「...........................よし!」

奈緒「よ、よーし、あたしも」

奈緒「鬼瓦!」

奈緒「気合入ったー!」

春日「よぉーっし!頑張るぞ凛ちゃん!加蓮ちゃん!えーっと」

奈緒「奈緒だよ!忘れんな!」バチィン!

奈緒「..........................ふふっ」

春日「ははっ!ははははは!」

三人「アハハハハハハ!!!」

春日「頑張るぞ!三人とも!」

三人「はい!!」

?「いつまで笑っていられるかな!?」

四人「!!?」

春日「お、お前は!!」





春日「ゴー☆ジャス!!!」




ゴー☆ジャス「ウォンチュー!君のハートに、レボリューション!」



春日「一体何しに!」

凛「てか誰」

春日「コイツの名はゴー☆ジャス!」

春日「この春日と同じ芸人だ!」

ゴー☆ジャス「今日でこの企画も終わりだ春日ァ!」

奈緒「ライバルなのか!?」

春日「とくに面識はない」

春日「ゴー☆ジャス!お前の目的はなんだ!」

ゴー☆ジャス「私はァ!お前のライヴバトルの相手だ!」

加蓮「..............あの人がライヴの相手?」

ゴー☆ジャス「おぉっと!ライヴの相手はオレじゃないぞぉ!」

ゴー☆ジャス「私が事前にスカウトしたアイドルがいる!」

ゴー☆ジャス「その娘たちが、貴様らの相手だ☆☆☆」

春日「クッソー!最初から仕組まれていたという事か!」

ゴー☆ジャス「いいや!この対抗企画は最近決まったものだ!」

ゴー☆ジャス「春日ァ!お前に負けるくらいなら!」

ゴー☆ジャス「負けるクライなら?」

ゴー☆ジャス「まけるゥクライナら?」

ゴー☆ジャス「ウクライナ!」

ゴー☆ジャス「ソーレッ!☆」ダダダダダダダダダダダダ

ゴー☆ジャス「ここ!ウクライナ!」

春日「あれが奴の芸風だ」

凛「面白い..........かな?」

奈緒「あたしは結構好きだけどな」

ゴー☆ジャス「ではまた会おう諸君!」

ゴー☆ジャス「今度は私のアイドル達が貴様らの前に立ちふさがる!」

ゴー☆ジャス「覚悟をしておけ!」

ゴー☆ジャス「ハーッハッハッハッハ!!」

ゴー☆ジャス「こんな展開ファンタスティック☆!」

ゴー☆ジャス「じゃあなァ☆!」スタスタスタスタ

春日「うぉぉぉ!ライヴバトルがアイツか!」

加蓮「厳しいの?」

春日「奴は面白くないかと思いきや、最高に面白い奴だ!」

春日「油断できんのだよ!」

凛「でも、どんな相手でも」

奈緒「どんな敵でも」

加蓮「倒さなくちゃ!ねっ!」

春日「よぉーっし!気合十分!」

春日「張り切っていくぞ!」

三人「おー!!!」

@舞台袖

ワー ワー 

春日「いよいよだな..........」

奈緒「お?緊張してんのか?」

春日「春日は緊張などせんよ」

加蓮「そのわりには胸張ってないね」

春日「...............................」

凛「お客さん、いっぱいだね」

奈緒「ぎっしりだな」

加蓮「でも、不思議と緊張しないね」

凛「自信があるからね」

春日「そうだな!」

ゴー☆ジャス「まーた会ったな!オードリー諸君☆」

凛「なんかコンビにされてるし」

ゴー☆ジャス「いよいよだなぁ!」

春日「絶対に負けんからな!」

ゴー☆ジャス「コッチこそ負けるわけにはいかん!」

ゴー☆ジャス「よく見たらどいつもこいつも、魅力がないなぁ」

ゴー☆ジャス「どいつもこいつもぉ?」

ゴー☆ジャス「どいつもぉ?」

ゴー☆ジャス「そんなバハマ!」

ゴー☆ジャス「ソーレッ☆」ダダダダダダダダ

ゴー☆ジャス「ここ!ドイツ!」

ゴー☆ジャス「ドイツだと、思ったろぉ!?」

ゴー☆ジャス「冗談だ!三人とも可愛いし魅力がある!」

ゴー☆ジャス「いい対戦相手だ!」

春日「このように、どうしても憎めない奴なのだよ」

ゴー☆ジャス「よろしくなぁ!凛ちゃん、加蓮ちゃん、奈緒ちゃん!」アクシュ

凛「よろしく!」ガッ

加蓮「負けないから!」ガッ

奈緒「全力でいこうぜ」ガッ

≪それでは、ライヴバトルを開催いたします≫

ワー! ワー! ワー!

春日「幕が開いたな.........よし!行け!」

三人「はい!」

ワーワー! ワァァァァァァァァァァ!!

奈緒「みんなーっ!今日は見に来てくれてありがとー!!」

ワァァァァァァ!! 

凛「渋谷凛!」トゥース!

加蓮「北条加蓮!」カスカス!

奈緒「神谷奈緒!」オニガワラ!

凛「三人合わせて!」

三人「トライアドプリムスです!へっ!」

ワァァァァ!リンチャーン!カワイイー!カレンー!ナオー!

加蓮「私達の歌を聞いてー!!」

ワァァァァァァァァァァァァ!!!

~~~♪

ワァァァァァァ!!

~♪

ワァァァァァァァァァ!!



@袖

ゴー☆ジャス「ほう、歌もダンスも完璧だな」

春日「春日の指導のもとだからな、完璧に決まっているぞ!」

ゴー☆ジャス「それに、魅力が十分にあるな☆」

春日「そうだろうそうだろう」

ゴー☆ジャス「だがしかーっし!この宇宙海賊ゴー☆ジャスが率いるアイドルに勝てるかな!?」

奈緒「盛り上がってるか~!?」

ワァァァァァァ!

≪続いて対戦者の入場です!≫

凛「(来る!)」

奈緒「(対戦相手!)」

加蓮「(...................負けない!)」

プシュー!!

凛「え!?」

奈緒「ま、まさか!?」

加蓮「嘘!?」

春日「あ、あれは!!!!」




ナターリア「盛り上がってるナー!!」

ライラ「緊張するですよー」

イヴ「張り切っていきますよ~♪」

クラリス「宜しくお願い致します」







四人「モバ族!!??」







春日「どういうことだよ!ゴー☆ジャス!」

ゴー☆ジャス「お前らがモバ族を訪問している時、オレはついてきていたのだ!」

ゴー☆ジャス「そして!お前らが帰った後にスカウト!」

春日「きっさま~!」

春日「ん~~~~!面白い!」

ゴー☆ジャス「ものわかりがイイじゃーないか!」

春日「己の力を最大限にまで発揮させるために必要なことは!師と戦う事!」

春日「だから春日は、必死に三人を応援するまで!」

ゴー☆ジャス「ほう!オレも応援するぞ!」

ゴー☆ジャス「どっちもなァ!」

ナターリア「ナターリア達!」

イヴ「四人合わせて!」

ライラ「『ゴージャスワールドツアー』」

クラリス「でございます」

ワァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!!

凛「負けてられない!」

奈緒「おうよ!」

加蓮「うん!」

凛「ライラさん!私はあなたに色々教えてもらったよ!」

ライラ「そうなんでございますか~?」

凛「あなたに『大胆に使う』ってことだよ!」

凛「だから!このステージの端から端まで!大胆に使うよ!」

ライラ「!」

凛「~♪」ダダダダダ!

ワァァァァァァァ! ハイ! ハイ! ハイ!

ライラ「やるでございますね~」

ライラ「ライラさんも頑張るですよぉ~!」

ライラ「~♪」ダダダダダ!

ワァァァァァァァァ!ワァァァァァ!

イヴ「さ、私達も勝負ですよ~♪」

加蓮「う~ん.......私もイヴさんに習ったけど.........」

加蓮「『コンビネーション』...............」

イヴ「加蓮さん~」

加蓮「?」

イヴ「後ろを見てください♪」

加蓮「え?......................あっ!」




加蓮「ド、ドンダー!!」




ドンダー「ブフォーン!!」ババーン!

イヴ「連れてきましたよ~、私にはブリッツェンがいますから~」

ブリッツェン「ブルル!」

イヴ「正々堂々!闘いましょう~!」

加蓮「また宜しくね、ドンダー」

ドンダー「バシッフ!」

イヴ「いきますよぉ~☆」

クラリス「奈緒さん、私達も」

奈緒「あぁ!」

奈緒「クラリスさんのおかげで、あたしも成長したんだ!」

クラリス「それは真、喜ばしいことです」

奈緒「アンタに『丁寧さ』を教わったよ!」

奈緒「あたしはガサツな部分があったから、これで改善された!」

奈緒「礼を言うよ!」

クラリス「いえいえ」

奈緒「だけど今は」

クラリス「敵同士、ですね」

奈緒「容赦しないぜ!」

クラリス「承知の上です!」

ワァァァァァァァァァァァァァ!!!

ワァァァァァッァァァァァァァァァァ!!!

ナターリア「よシ!今度は全員で踊って対決ダ!」

イヴ「いきますよぉ~♪」

ライラ「思いっきりやりますですよ~」

クラリス「では!」

凛「全力で!」

奈緒「かかって来い!」

加蓮「言い過ぎ!」

ワァァァァーーーーーーーー!!!

ワァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!

時は流れた

彼女達の笑顔と汗、そして涙と

今までに学んだこと、教わったことを最大限にまで発揮した

師と闘おうとも、彼女達は苦しくなかった

何故ならば、師を倒すというよりも

『私はあなたのおかげでこんなにも成長しました』

という姿を見せたかったのだ

故に彼女達は全力なのだ

ワアアアアアアァァァァァァァァァァァァ!!!






ゴー☆ジャス「そろそろ結果だな、オードリー春日よ」

春日「あぁ、もうすぐ俺たちの決着が着くな」

ゴー☆ジャス「これは楽しみだな!」

春日「ゴー☆ジャス」

ゴー☆ジャス「ん?」

春日「春日はあの娘たちに一生懸命になった。アンタはどうだね」

ゴー☆ジャス「...............オレも真剣に向き合ったさ」

ゴー☆ジャス「彼女達はオレより総合的な能力は上だ」

ゴー☆ジャス「だから、そのレベルじゃないと、わからないことがたくさんあった」

ゴー☆ジャス「そのために毎日鍛えたさ!」

春日「.............................そうか」

春日「これはますます、負けたくありませんな!」

ゴー☆ジャス「少し負け気味だが、まだ助かる」

ゴー☆ジャス「まだたすかる?」

ゴー☆ジャス「マダタスカル?」

ゴー☆ジャス「マダガスカル!」

ゴー☆ジャス「ソーレッ!☆」ダダダダダダダダダダ

ゴー☆ジャス「ここ!マダガスカル!」

ワーーーーーーー!!!!

ワァァァァァァァァァ!!!


凛「はぁ.....はぁ.....」

奈緒「つ、疲れた...............」

加蓮「やっぱり....レッスンと違うね.............」

≪結果発表に移ります≫

≪投票が多かったチームが勝者となります≫

凛「つ、ついに!!」

奈緒「来るぞ..........!」

加蓮「私達の、私達の成果が!」

ライラ「ドキドキでございますよ...........」

イヴ「は、はい~」

クラリス「緊張いたします」

ナターリア ドキドキ

春日「............................」

ゴー☆ジャス「.............................」

≪投票結果の発表です≫





≪ゴージャスワールドツアーチーム 13280票≫






奈緒「お、多い!」

凛「くっ!」


≪トライアドプリムスチーム≫


加蓮 ゴクッ

春日「いけ!いきたまえよ!!」

凛「.......................!!!」













≪14765票≫












奈緒「か、勝ったのか..............?あたしたち、勝ったのか!?」

凛「勝った.......勝ったよ!」

加蓮「やったぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

奈緒「よっしゃぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

凛「やった!!」グッ

春日「おぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!」

ゴー☆ジャス「勝者に拍手!」パチパチパチパチ

ワァァァァァァァァァァァァァァ!!!!

奈緒「うぅ.......勝った......勝ったよぉ.......グスッ.........」

加蓮「ふぇぇぇぇん!!」

凛「加蓮.....泣きす.........ぎ........グスッ..........」

イヴ「負けてしまいましたね~」

ライラ「でも悔しくないですよ」

クラリス「なんせ、私達が魅了されてしまいましたからね」

ナターリア「本当にすごかったゾ!」

凛「ありがとう.....みんな..................」

奈緒「うぇぇぇぇぇ!」

≪両チームに大きな拍手を!≫

ワァァァァァァァァァ!!!!

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ワァァァァァァァァァワァァァァァァァァァ!!!!!!!

ワァァァァァァ........

..........................................................................

...................................................

...................................

...........................

...................

............

.....

春日「よくやったな三人とも!」

奈緒「春日!あたしたちやったよ!」

凛「ありがとうプロデューサー!」

加蓮「ありがとぉ!」

春日「おぉおぉ!春日はスゴイだろう!」

奈緒「まースゴいっちゃすごいけどね」

ゴー☆ジャス「素晴らしいステージだったじゃーないかぁ!」

凛「ゴー☆ジャスさん.......」

ゴー☆ジャス「負けたのは悔しいが、オレはこれからもトライアドプリムスを応援するぞ!」

イヴ「私たちは褒めてくれないんですか~?」

ナターリア「そうだゾ!」

クラリス「どうなのでしょうか?」

ライラ「ございます~」

ゴー☆ジャス「何を言ってる!お前たちも最高だったぞ!」

ゴー☆ジャス「だが、負けてしまったな!」

イヴ「こんな展開~?」





五人「ファンタスティック!!」





ゴー☆ジャス「さらばだ!トライアドプリムス!」

ゴー☆ジャス「そしてそのプロデューサー!オードリー春日よ!」

ゴー☆ジャス「また会おう!」

ライラ「また村に集まるですよ~」

イヴ「ドンダーにも会いに来てくださいね~」

ナターリア「また一緒に狩ろうナ!」

クラリス「お待ちしております」

奈緒「またな!モバ族!」

凛「今日はありがとう!」

加蓮「また会おうね!!」








奈緒「プロデューサー!今までありがとうな!」

凛「奈緒が真っ先にお礼言うなんて」

加蓮「でも、これでお別れなんだよね........?」

春日「あぁ、そうだな」

春日「これで目標達成!もうアンタ達はアンタ達だけで大丈夫だ」

奈緒「寂しいな..............」

凛「プロデューサーも、これが本職なわけではないんだよ」

加蓮「わがまま............言えないね.........グスッ」

春日「おぉ泣くな加蓮ちゃん!」

奈緒「ありがどなぁ.....!ヒック......!本当にありがどなぁ!」

凛「もう.....二人して泣かないでよ..........!」

凛「私まで.......泣い..............うぅ...」

春日「お礼を言うのは、春日の方だぞ!」

春日「今まで楽しかった!ありがとうな!」

春日「また機会があれば、プロデュースさせてくれるかな?」

奈緒「私は.........」

奈緒「嫌だね!こんな気持ち悪いプロデューサーなんて!」」

加蓮「私も!」

凛「私も」

春日「お前らそれ、本気で言ってるのか?」

凛「本気で............」

奈緒「言ってたらなぁ.........!」

奈緒「ふふっ」










凛奈緒加蓮「こんなに感謝してないよ!!」

四人「へへへへへへ~!!」















この話は春日が一世を風靡し、人気者になるまでの


本当の物語


トライアドプリムスが、トップアイドルになるまでの


真実のストーリーである


後に春日はこう語る


『彼女たちあっての春日』だと................


そしてトライアドプリムスはこう語る


『春日?....................誰?』





春日「おぉぉぉぉぉい!!!忘れてんじゃあないよアンタ達!!」





終わりです。読んでくれた方、ありがとうございました

過去作です

承太郎「おれがCGプロのプロデューサーだと?」
承太郎「おれがCGプロのプロデューサーだと?」【第一部】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1407647086/)

本当にありがとうございました

春日「バーイ」

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