CHIHIRO†CRASH!!【モバマスSS】 (66)

俺はCGプロに勤める、しがないプロデューサー。
最近はようやく軌道に乗ってきて忙しい毎日を過ごしている。
まぁプロデューサーが増えたから少し余裕ができたんだけどな。

それでもアイドルたちへのセクハラはやめられない。
さて、今日はどの娘からセクハラしてやろうかな? ん?


ちひろ「いやあああぁぁぁぁ! 誰か止めてえええぇぇぇぇ…!」


前方からやってくる暴走自転車に乗ってるのは、我が麗しのアシスタントさまではないか。

よし、まずはすれ違いざまにちっひーにセクハラでも…
ってあれ?
意外とはや…

ドンッ

P「あべしっ!!」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1406119283

ちひろ「ふぅ、やっと止まった…、ありがとうございます、へんt、プロデューサーさん」

ちひろ「…プロデューサーさん?」

ちひろ「今、変態にぶつかったと思ったんだけど、あの変態どこに消えたのかしら」

ちひろ「まぁいいかな。さて、自転車屋さんに行かないと」


~上空~


ふむぅ、どうしたことか。
ちっひーに轢かれたと思ったらめっちゃ高く投げ出されていた。

えっと、今どのぐらいかな? 2、4、6、8、10。ちょうど10階建ての高さか。

人って10階から落ちたら死ぬのかなぁ…。
…あれ? おかしいな、走馬灯が流れてこない。

おっと、そんなこんなで地面が近づいてきた。
受け身だけでもとっとくかな。

よっこいせいっと!

ボヨンッ

!?

なんだ? 受け身とったのにボールのごとく跳ね返った…?
わけわからん。

ん!? 前方にアイドル発見!
よし、助けてもらおう。

P「ぅおおおぉぉぉぉーーーいぃ!! とゎすけてくれえええぇぇぇぇ!!」

ふむ……

crush:うち砕ける
clash:ぶつかる、ガチャガチャと音を鳴らす

それでどっちのミススペルなんです?(素朴な疑問

>>5
一応、crashも衝突って意味があるっぽいけど

アヤ「ん?なん…!? 変態が空飛んでやってくる!?」


角度よーし、助けてもらう時におっぱいに触れても事故だよな?
うん事故事故、問題なし!


P「アヤぁぁぁ! おっぱい触らせてくれえええぇぇぇぇ!」

アヤ「イ、イヤアアアァァァァァァ!!」

ガシッ

P「お?」

グルグルグルグル

P「お?お?お?」

アヤ「どっせーい!!」

P「NOOOOOOooo!」

アヤ「はぁはぁ…、あ、あれ?いない…。あ、もうあんなところを飛んでる…」

アヤ「変態とはいえプロデューサーにジャイアントスイングかましてしまうとは…」

アヤ「あ、そうだ! みんなに伝えないと!」

――――――――――――――
To   CGプロアイドル
――――――――――――――
From 桐野アヤ
――――――――――――――
件名 【緊急】変態が飛行中!
――――――――――――――

先刻、「おっぱいを触らせてくれ」と叫びながら飛行する変態と邂逅。
思わず投げ飛ばしたが、特に気にした様子もなく次のターゲットに移り飛び立った模様。
今日は空から現れると思われる。

各自、特に屋外に居る者は注意されたし。

――――――――――――――

アヤ「これで良し、と。送信!」

まさかアヤにあんなパワーがあるとは、成長したなぁ。

さて、どうしようかな。自分で止めようがないし、自然に止まるのを待つしかないのかなぁ。
できることなら雫の胸に埋もれて終わりたい。

誰かいないかなーっと、あ、いた。
何で朝っぱらからビール飲んでるんだよ、あのあほう。

でも、酔ってるなら少しくらい揉んでも気づかないよな?

友紀「あ!きたきた! やった~、ホームラーン…」

友紀「きゃーっち!」モミモミ

友紀「そして~、バットでドーン!」カキーン

P「ぐぼぁっ!」

友紀「あーっはっはっはっは!」ケタケタ

なぜかボールと見間違わられてキャッチされたはいいものの、間髪置かずバットで打たれるとは。
一瞬過ぎてせっかく揉めたのによく味わえなかった…。

はぁ、次いこ次…。


おっと、ツインテ小学生発見!

P「ちーかーちゅゎーーーん!」

千佳「あ、来たよ、CuPくん!」

CuP「む、来たか!」

P「ちょ、おま、何でここにいるんだよ!」

CuP「問答無用!フンッ!!」

P「ウボァ!」

CuP「俺のアイドルには指一本触れさせんわぁ!!」

千佳「さっすがー!」

くっそ!なんであいつが千佳ちゃんと一緒にいるんだよ!
あーあ、もう野郎には会いませんよーに。


あ、前方に銀髪メイドさんはっけーん

ってメイド?今日オフだったような…、まさか私服?
まぁいいや、そんなこと。

気付かれずに慎重にダーイブ!

のあ「回避」

P「なにぃ! 気配を断ってたはずだぞ!」

のあ「ふっ、See you next again、P」

誰にも飛ばされずにバウンドするだけってのも、久しぶりのような気がする。

次はだーれっかなー?

あ、フヒヒ★

P「みーりーあーっちゃーーん!」

みりあ「え? …ヒッ!」

美嘉「断固阻止★」

P「へ?」

未央「ふっふっふー、ほっ!」バチーン

P「あいたぁ!」


〔C.F.F. Type D 発動!〕

補足
・C.F.F.(コミック力場):
主にギャグ系のマンガやアニメにある(に違いない)特殊な力場。
その空間内においては、自然の物理法則では考えられない力を発揮する事ができると推測される(女性が巨大なハンマーを振り回す等)。
―はてぶより

未央「おー、飛んでった飛んでった」

みりあ「ありがとう!未央ちゃん、美嘉お姉ちゃん!」

未央「いーってことよー」

美嘉「ねぇ、未央、みりあちゃん」

未央「どしたの美嘉ねー」

美嘉「なんかアレ、黄色くない?」

みりあ「あ、ほんとだ…」

未央「んー?なんだろう。一応みんなに続報送っとこっか」

美嘉「じゃあみりあちゃん。後のことは未央にお願いして2人で先にいこっか★」

みりあ「えっと…、いいのかな?」

美嘉「いーのいーの。じゃあしゅっぱーつ★」


――――――――――――――
To  事務所のみんな
――――――――――――――
From 本田未央
――――――――――――――
件名 続報! 変態がなんか黄色い!
――――――――――――――

みりあちゃんに襲いかかってきた変態を追っ払ったら
変態が黄色くなったよ!

何で黄色くなったかは不明だけど気をつけて!

――――――――――――――

未央「送信っと。おまたせーってあれ?」

未央「あー!もうあんなところにいる!」

美嘉「チッ、もう来たか」

みりあ「えっと…、ごめんね?」

未央「みりあちゃんはいーの。悪いのはこのお姉さんだから」

美嘉「ひどーい★」

…もう誰にも会わずに止まるのが一番の気がする。
次の着地点には誰もいないな?
よし、着地…


ボヨヨ~ン


!?

何だ、今の跳ね方!?
うわっ!さっきよりもめっちゃ高く飛んでる!
うわこれ、めっちゃたのしい!!

P「ヒャッハーーーー!!!」

あーあ、3回ぐらいで終わっちった…。
まぁ終わったことは仕方ない、次は誰にあえるかなぁ。


あ、いたけど、イベント中か。さすがに子どもたちの前でセクハラはできんよなぁ…

ってか、科学実験ってアイドルの仕事じゃないだろ、アシスタントならわかるけど。

晶葉「じゃあ、次は銅線をAというところに巻きつけて――」

ウサちゃんロボ「せっきんけーほー!せっきんけーほー!」

晶葉「! よーしみんな注目!」

晶葉「このウサちゃんロボは敵の攻撃を感知でき、なおかつ撃退することができる」

晶葉「そして今、この場に敵が攻撃を仕掛けてきている」

こどもたち「えー!こわーい!」

晶葉「だが、ウサちゃんロボがいる限りは心配しなくていい! 迎撃するところを一緒に見ようではないか」

晶葉「…もうすぐだな、5秒前ー」

こどもたち「よーん! さーん! にーい! いーち!」

ゼロ
P「ぶべらっ」

ウサちゃんロボ「げーげきかんりょー!どうだー!」

こどもたち「うぉーーー!すっげーーーー!!!」

晶葉「このようなすごいロボも科学を勉強すれば作ることができる!じゃあ、続きに戻ろうか」

こどもたち「はーい!」

ロボで人を殴り飛ばすところを子どもたちに見せて大丈夫なんだろうか。
大丈夫、うん、大丈夫だと信じよう。

さて、次は、公園で素振りしてる娘発見!

ちっちゃいけど、まあこの際女の子なら…

珠美「…」ブン

珠美「…」ブン

珠美「!」

珠美「見えた!」ブォン!

『その時、妖刀「虎竹刀」は空間両断跳躍を果たすのである!』

P「げぶっ!」

珠美「悪は滅びました!」

…誰だ今の。

にしても珠美も成長してるんだな、体型以外は。


さてと、あそこにいるのは…。
あー、素直に触らせてくれなさそう…。

芳乃「回避するのでしてー」

P「ですよねー!」

芳乃「では、縁が合ったら会いましょうー」

最近、まともに女の子に触れ合ってないなー。

あっと、次は、飛ばさなさそうだけど、どうかなー?

志希「あ、きたきた。はい、キャーッチ♪」ポイッ

P「キャーッチ、ってなんだこれ」

志希「それ、飲むといーよー!」

怪しげな小瓶だな。
まぁ今まで志希の薬飲んで痛い目みても、死ななかったから今回も大丈夫だろう。

P「いただきまーす」ゴキュッゴキュッ

〔C.F.F. Type B 発動!〕

ん!
なんかすっげぇハイテンションになってきた!!

このまま天高くまで飛び立てそうだ!

いやっほーい!!

志希「ん、赤くなったから飲んだねー」

志希「さて、どうなるかにゃー♪」

このまま行っちゃうぜー!

そしてあそこにお絵かき中の娘発見!

P「ゆーめーちゃーーん!!」

由愛「え?」

奈緒「このエロ猿!」ドガッ

凛「女の敵!」バギッ

加蓮「わーい!」ボゴッ

凛「ほら由愛ちゃんもどうぞ」

由愛「えっと、えいっ」バチンッ

P「ゲボラッ!」

[Charge]

さすがに4連コンボはきついかなと思ったけど、志希の薬のおかげかな?
あんまし痛くないや。

さて次は、最近発育がすばらな娘やね。

光「来た! けどアタシに出来るかなぁ…」

麗奈「何弱音吐いてくれちゃってるのよ、アンタらしくもない」

光「麗奈…」

麗奈「弱いものを守るヒーローになりたいんでしょ? だったらあんな小物程度、一撃でやっつけちゃいなさいよ!」

光「…うん! ありがとう麗奈!」

麗奈「それでいいのよ、さ、来たわよッ! ちぇいッ!」ドガッ

光「よし、合体攻撃!」ボガッ

光・麗奈「「そいやあああぁぁぁぁ!」」ドゴォッ

P「ぎゃあっ!」

[Charge]

光「やるな、麗奈」

麗奈「フンッ、このレイナサマに何聞いてんのよ、当たり前でしょ! …アンタもね」

光「うん、よし!じゃあ早く事務所行こう!」タッタッタッ

麗奈「ちょ、ちょっと待ちなさいよ!」タッタッタッ

あの2人ってあんなに仲良かったっけ?
いつかPaPに聞いてみるか。

っと。
あっ! あそこに天使がおる!
いよっしゃ!まだ天は俺を見放してはいなかった!

P「こーずーえーちゃぁーーん!」

こずえ「かいひー…」

P「なして!?」

こずえ「のあ、じきでん…かいひじゅつー…」

P「のあさん何教えてくれちゃってんのーー!?」

うぅ…、こずえちゃんにも避けられるとは…。

スポッ

ん!? なにこれ!暗いよ狭いよ怖いよ!
まぁ、止まったしいいか。さてどこから出るかなぁっと。

カシャン

うおっ、まぶしっ。
ってなんか知らんけど、そこの明るい方に進んでみようか。

亜季「撃ち方よーい!」

あれ?そこにいるのは亜季か?

P「おーい亜季ー、そこから引き上げてくれー!」

亜季「撃てー!」

ドォォン

P「ノオオオオォォォォォ!」

〔C.F.F. Type C 発動!〕

[Charge]

なんか水平に飛んでる!
上に飛ぶよりもよっぽど怖い!

うわーうわーうわー、進行方向に壁がありませんよーに!




いつまで続くんだろう、ってのわっ!

ワイヤーで引っ張られたみたいに上昇しやがった!
物理法則無視するなよ!

亜季「ふむ、鈴帆、笑美殿発案、晶葉、菜々殿共同開発の人間大砲は大成功でありますな」

亜季「水平を保ち続け飛び、一定時間後には上に打ち上げる、ウサミン星の技術がなければ成功しなかったでありましょう」

亜季「人間大砲実験の成功を確認しましたし、次のイベントも大成功間違いなしですな!」

それからもプロデューサーは、

有香「ちぇりお!」

殴られ、

晴「ボレーシュート!」

蹴られ、

紗枝「合気も淑女の嗜みですえ?」

投げられた。

[Charge]×3

P「うわーん! 藍子ーーー!」ダキッ

藍子「え? えっと、Pさん? 大丈夫ですか?」

P「だいじょばないよー! だから藍子のちっぱいで慰めておくれー…」

藍子「…」ブチッ

ドガッバギッボゴッ

〔C.F.F. Type B 解放!〕

P「いやああぁぁぁぁ!」


藍子「…はっ! わ、私は何を…?」

さらにプロデューサーは飛ばされた。

心「はぁとあたーっく☆(物理)」

きらり「きらりんビーム☆(物理)」

裕子「サイキック殴打!(物理)」

茜「ボンバー!!(物理)」

みく「ねこパンチ!」

ブリッツェン「ぶもっ!」ウシロゲリッ

拓海「ぶっ飛べ、オラァ!」パチキッ

たまに被害者も出たが、まぁ許容範囲。

PaP「ガッ!」

CoP「んなっ!」

CGビル前

ズザザザザーーーーッ

P「やっと止まれた…、うぅ…愛しの地面…、今日は厄日だ…」

P「あー疲れた、今日はセクハラは控えよう…」

ドア「ガチャ」

P「おはようございまーす」

ちひろ「あ、おはようございます。今日は遅かったですね」

P「出たな元凶!ちひろさんのせいでひどい目にあったんですからね!」

ちひろ「元凶って…、いったい何があったんですか?」

ちひろ「へ~、そんなことがあったんですか。というかプロデューサーさんの日頃の行いが悪いからじゃないですか」

P「それもなくもない」

ちひろ「いやそれだけですって。でも、ゲームにしたら面白そうですよね、人をふっ飛ばして距離を競う…」

紗南「え?なになに?ゲームの話?」

P「おー、ゲームと聞いて嗅ぎつけてきたか。今日もいいケツしてんな、紗南」モミモミ

紗南「ちょっと、おしり揉まないでよ、もー。で何?ゲームつくんの?」

P「つくらんよ」

ちひろ「…つくりましょうか」

P「え?」

ちひろ「つくりましょう!プロデューサーさん!泉ちゃん呼んで来て!ダンスレッスンルームにいるから!早く!」

P「あ、アイマム!」ダッシュ

紗南「あ、できたら一番最初に遊ばせてね!」

ちひろ「紗南ちゃんにはディレクターになってもらいます」

紗南「いや、あたしは遊ぶ専門…」

ちひろ「…」ゴゴゴゴゴ

紗南「よ、喜んで引き受けさせてもらいます!マム!」

ちひろ「よろしい。キャラクターデザインは比奈ちゃんにやってもらって、プログラムは泉ちゃんにお願いして…」

ダンスレッスンルーム

P「小娘どもー、励んでるかー?」

さくら「あ、プロデューサーさぁん!また、視姦しに来たんですかぁ?」

P「いや今回はちひろさんに泉連れて来いって、ゲームつくるぞぉ!って息巻いてる」

亜子「じゃあいずみの出番やね、いってら~」

泉「あーうん、行ってくるよ」

P「そうだ亜子、ナイス乳揺れ!」b

亜子「あー…、1視姦500円なー」

それから1カ月もの間、アイドル、スタッフ全員の協力を経て開発を進めた…。


美世「最初にぶつかるのは自転車じゃなくて、クルマも選べるようにするとかどうかな?」

夏樹「だったらバイクも選べるようにしようぜっ!」


杏「ランキングとかつけてみたら?」


海「ステージにビーチを加えてみない?」


優「アッキー出してよー♪」

由里子「美少年同士の絡みが拝めるなら、それで満足だじぇ」


茄子「当たるとラッキーなことが起きるキャラクターはどうでしょう?」

ほたる「じゃあ…、逆に当たると不幸になるキャラクター…とか?」


ルキトレ「チュートリアルがほしいですね」

マストレ「難易度高いステージがほしいな」

>>54
修正:1行目

×それから1カ月もの間、アイドル、スタッフ全員の協力を経て開発を進めた…。

○それから1カ月もの間、アイドル、スタッフ全員の協力を得て開発を進めた…。

そんなこんなでandr○id、i○Sでアプリを公開。
暇つぶしゲーであるにもかかわらず、1カ月で10万DL突破。
今なお伸び続けている…。

そして元ネタとなったプロデューサーは…。

P「今日も今日とて飛びまくるー♪、っとぉ」

まさか週1限定で飛ぶ体質になるとは…。
まぁ怪我もないし、実際に飛んでネタを提供すれば手当てもらえるからいいけどね。

おっと、アイドル発見!

P「とーきーこーさーーん!」

時子「いい声で啼きなさい、この豚が!!」ベチンッ

P「ありがとうございます!」


See you next week...


おわり

NANACA†CRASHが公式化したのを最近知って、勢いで書いた。
ブラウザ版とAndroid版とiOS版が出てるよ。
暇があったらやってみてね。

いっそ、CROSS†CHANNELからやるべきだよ、うん。

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