P「え?春香が…?」(68)
小鳥「はい…さっき病院の方から電話が掛かってきて…」
p「一体なにがあったんです!?」
小鳥「昨日レッスンが終わってから春香ちゃん、一人で帰宅したんです…」
p「俺と律子はまだ外回で、事務所にいなかったときですね」
小鳥「はい。夜も遅かったので私が送るつもりだったんですが…」
書き溜め完了済み。
そんなに長くないので一気に全部投下するつもりですが、力尽きたらすみません。
アイマスはssのみの知識なので至らぬところがあれば申し訳ないです…
ではよろしくお願いしますm(__)m
『大丈夫ですよ!一人で帰れますから!小鳥さんは残ったお仕事を片付けちゃってください!』
小鳥「って、春香ちゃん。きっと私に気を使って…」
p「春香は優しいですからね…それで?」
小鳥「け、警察の方によると帰宅途中に公園に寄ったらしんです」
p「なんでまた…?」
小鳥「ブランコに乗っていたそうです。春香ちゃんそういうところあるから…」
p「ええまあ…」
小鳥「そ、そこに男の人が近づいてきて…」
小鳥「む、無理矢理春香ちゃんをっ…」
p「…」
小鳥「…」プルプル
p「う、嘘ですよね…?」
やよい「うう…春香さん」グスッ
美希「そんなのってないの…」
p「そんな…」
小鳥「私がっ、私があのとき、ちゃんと送っていれば!」
p「…」
伊織「水瀬の力を全て使ってでも犯人を絶対に許さないんだから!」ギリッ
あずさ「春香ちゃん…」
亜美「はるるん…」
真美「うわーん!!」
p「……」
貴音「くっ…」
雪歩「うん…えっと公園でね…見つけ次第落とし前を…」ヒソヒソ
真「ボクが一緒に帰っていればこんなことには…」
p「………」
p「それで春香は今…?」
小鳥「○×病院に…律子さんと千早ちゃんが付いています」
小鳥「うう…ぐすっ。私の、私のせいで…!」
p「小鳥さんのせいじゃありません!」
p「今は…この子たちに付いてあげて下さい」
小鳥「プロデューサーさん…」
p「俺はこれから病院に行ってくるんで小鳥さん、それからあずささん。みんなをお願いします」
小鳥、あずさ「はいっ…」
----------------------
【病院】
ドタタタタ
p「り、律子!春香は!?」
律子「あ、プロデューサー…」
p「春香は、春香は大丈夫なのか!?」
律子「今は落ち着いていて…プロデューサーと会いたがっています」
p「そうか、すぐに行く!」
p「…それから千早は?」
律子「憔悴していたので…今はベッドを借りて寝かしています」
律子「二人は仲が良かったら…ずっと千早…は…春香の側に…」
p「…」
p「わかりました…律子も少し休んだ方がいい」
律子「でも…」
p「な?」
律子「はい…」
p「じゃあ俺は春香のところに行ってくる」
律子「プロデューサー!」
律子「そ、その春香のことお願いします…」
p「…」コクッ
----------------------
【病室】
コンコン
p「春香、俺だ。入ってもいいか?」
『いいですよ』
ガチャ
p「お邪魔するぞ」
春香「プロデューサーさん。来てくれたんですね」
p「当たり前だろ。春香のためならいつだって、どこだって飛んで来るさ」
春香「嬉しいです」
p「そ、それで…」
春香「ああ、体の方は大丈夫ですよ。もともとたいした怪我ではなかったので」
p「…」
春香「そんな顔しないで下さいよ。本当に大丈夫なんですから。ほらっ」
春香「いちっにっ。いちっにっ」クイクイ
p「春香…」
春香「…」
春香「えへへ。私ってホントにドジですよね」
春香「なんとなーく、ブランコに乗りたくなったんですよ」
春香「それで公園に…」
p「うん…」
春香「夢中になって気づかなかったんですよね。男の人が近づいてくるのを…」
p「…」
春香「そこからはよく覚えていないんです…」
春香「でも」
春香「初めては好きな人とがよかったなあ…」
p「ッッッ!」
春香「私もいろいろと考えたりしてたんですよ」
春香「一回目のデートは緊張しちゃうだろうなあ」
春香「二回目のデートでは手を繋ぎたいなあ」
春香「三回目で始めてのキスを…」
春香「そしていずれは…」
春香「あっ、でも結婚するまでは早いかも」
春香「なんて妄想したりしちゃってたんです。私だって夢見る少女なんですから」
すみません蚊に刺されたのでトイレついでにムヒを濡らしてください
p「…」ドクンドクン
春香「それでその相手は…」
春香「私の大好きな人だったら…」
(もし、プロデューサーさんだったら)
p「…ぁ」
春香「でもその夢も叶わなくなっちゃいましたね!」
p「(俺は…)」
春香「わたしっわたしはっ!」
コンコン ガチャ
看護士「春香ちゃんを少し休もっか」
看護士「(やはりまだショックが…)」ヒソヒソ
p「…」
p「わかりました…」
p「じゃあ春香また来るからな…」
(俺は春香に何も言うことが出来なかった)
----------------------
p「…」
律子「あっ、プロデューサー」
律子「…どうでしたか?」
p「俺は…春香になにもしてやれなかった…」
律子「そう…ですか…」
p「くそっ!自分が情けない…」
律子「春香は…プロデューサーの顔を見て安心したと思います」
律子「だから」
律子「泣かないでくださいっ…」
p「うう」ポロポロ
律子「あなたがそんな顔をしてればみんな不安になってしまいます」
律子「私もです」ポロポロ
p「律子…」
律子「プロデューサーは一度事務所に戻ってみんなに報告してあげて下さい」ゴシゴシ
律子「みんな…心配しているでしょうから」
p「でも…」
律子「他の子たちの不安も解くのもプロデューサーの役目です」
律子「それは…あなたにしか出来ないことですから」
p「…」
p「そう…だよな」
律子「私はここに残ってます。プロデューサーのおかげで大分疲れも和らぎましたから」
律子「千早もまだ眠っていますし…」
p「わかった。春香と千早を頼む…」
律子「はい」
p「じゃあ俺は事務所に行ってくるから」
律子「お願いします」
p「律子…ありがとな」
律子「…」コクッ
----------------------
【765プロ事務所】
ガチャ
p「戻りました…」
小鳥「あっ!プロデューサーさん!どうでしたか!?」
美希「ハニー、春香はどうだったの!?」
真「大丈夫ですよねっ!?」
雪歩「春香ちゃんは!?」
亜美・真美「ねえ兄ちゃん!!」
あずさ「みんな少し落ち着いて…プロデューサーさんが困っちゃうから」
伊織「落ち着けるわけないじゃない!で、どうなの!?」
やよい「伊織ちゃん…」
貴音「あなた様…みな心配しておりました」
p「ああ。わかってるよ…」
p「春香は…春香に大きな怪我は無かった。もちろん命に別条はない…」
「「「「「「「「「…ほっ」」」」」」」」
p「たが…心に大きなショックはある…」
「「「「「「「「「…」」」」」」」」」
p「みんなも辛いだろうけど…」
p「春香を支えてやってくれ…」
p「頼む…」ペコリ
小鳥「プロデューサーさん…」
伊織「…ふん。あんたに言われるまでもなく当たり前よ!私が持ってる力は全て使うわ!」
やよい「私もやれることはなんでもやりますっ」
真「ボクも…なにが出来るかわからないけど」
美希「ミキも春香の側にいるの!」
あずさ「私もです…!」
亜美「亜美達ははるるんと一緒に遊ぶっしょー!」
真美「うん!」
雪歩「私も春香ちゃんがリラックス出来るようなお茶を毎日煎れますぅ」
貴音「ではわたくしはそれに合うらぁめんを…」
p「みんな…」
小鳥「本当にいい子たちですね…」
p「はい」
p「それじゃ…」
ピピピピ ピピピピ
p「すみません。電話です」
p「もしも…」
「え?」
----------------------
【車内】
ブロロロロ
p「(おいおい。嘘だろ…嘘だよなっ…)」
p「(春香が…)」
『(大変です!春香が、春香が…屋上から………!)』
p「屋上………!!??」
----------------------
【病院】
ドタタタタタ
p「律子!!!!!」
律子「ごめんなさい!ごめんなさい!!」
p「落ち着け!!!春香は!?」
律子「私が目を離したからっ!」
p「律子!」
律子「うわぁぁあん」ポロポロ
p「くっ…」
ドタタタタタ
----------------------
【屋上】
ビュォオオオ
バンッ
p「春香!?」
千早「…」
p「千早っ!春香は…?」
千早「…」
千早「…また守れませんでした…」
千早「…大切な人をまた……」ガクッ
p「あ…あ…そんな…」
p「そんな…」
ビュォオオオ…
p「は、春香」ヨタヨタ
p「嘘だよな」ヘタッ
p「春香ー!!!!!!
」
心に嘘はつけない
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
恐いくらい覚えているの
『天海春香です!よろしくお願いします!』
あなたの匂いや しぐさや 全てを
『えへへ。クッキー焼いて来たんで食べて下さい!』
おかしいでしょう? そう言って笑ってよ
『疲れてるんですか…?あっ肩揉みますよ!』
別れているのにあなたの事ばかり
『プロデューサーさん!』
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
p「ああああ…春香…」
p「春香ぁあああああ!!!!」
春香「恋がぁこんなにぃ苦しいー」
千早美希伊織雪歩真あずさ亜美真美貴音「なんてー」
やよい「うっうー!」
p「…ふぇ?」
春香「恋がぁこんなにぃ悲しいー」
社長小鳥律子「なんてー」
p「!?」
春香「思わなかったの」
「本気であなたを思って知った」
p「はい?」
…………………………………………………………
春香「プロデューサーさん!ドッキリですよ!ドッキリ!」
p「ドッキリ…?」
小鳥「そうですよ!プロデューサーさん!」
伊織「にひひっ。見事に引っ掛かっちゃって!」
やよい「うぅ…ごめんなさいー」
p「???」
美希「ハニーの泣き顔も可愛かったの!」
亜美・真美「兄ちゃん目が真っ赤ー!」
あずさ「あの、そのごめんなさい」ペコリ
p「は?」
千早「だ、大丈夫ですかプロデューサー?」
雪歩「お、お茶煎れますから落ち着いてくださーぃ」
真「でもプロデューサー、春香を心配してる姿格好良かったです//」
貴音「まこと男らしくございました」
p「ひ?」
律子「す、すみませんプロデューサー…私はやり過ぎだと言ったんですが」
社長「律子君の演技も素晴らしかったよ!女優としてもやっていけるんじゃないかね!?」
p「ふ?」
小鳥「もうっだからドッキリですってば!」
社長「この通りカメラも回してある」●rec
p「へ?」
春香「プロデューサーさん。全部嘘だったんですよ。私はなんともありません」
p「じゃ、じゃあ男に襲われたってのは」
美希「そんなことは誰も言ってないの。よく思い出すの」
p「…」
p「あ」
千早「プロデューサーのはやとちりです」
p「そ、その春香の初めてというのは?」
社長「ああそれはだね」
『ほーら。天海君。初めて男性とのブランコの二人乗りは私が貰ったよ』
『わっわっ。高いです!高すぎますって!』
p「…」
春香「本当は好きなとやりたかったんですけど//」
社長「ふふすまんね」
伊織「あんたはなんだと思ってたのかしら?」
真「イジワルだよ!伊織!」
p「…」
p「びょ、病院はどうなんだ!?」
律子「それは亜美、真美のお父様の協力と…」
亜美・真美「ぶいっ☆」
小鳥「社長のコネです」
社長「ぶいっ☆」
p「…」
p「では春香は本当になんとも…?」
春香「はいっ!…でもすみません。すごく心配かけちゃったみたいで」
p「…」ガタガタ
あずさ「プ、プロデューサーさん?」
雪歩「あ、あのぉ怒ってますかぁ…?」ブルブル
やよい「うー…」
p「…」
p「春香!」バッ
春香「はっはい!」ビクッ
p「本当に…!本当に良かった…!春香が無事で…」ダキッ
春香「ほえ//」
伊織「ちょ、ちょっと!変態プロデューサー!なに春香に抱き着いてるのよ!」
小鳥「そんな羨まs…じゃなくて…ダメです。プロデューサーさん!」
p「どれだけ心配したか…」ギュー
春香「あわわプロデューサーさん//」
美希「春香!ハニーから離れるの!」
貴音「め、面妖なっ!」
千早「春香!そこ変わっt…じゃなくて春香から離れて下さい!」グイグイ
p「春香…俺…俺」ギュー
春香「わわわわわわ///」
あずさ「あら?あらあらあら?」
亜美「ちょっとはるるんズルいよー!」
真美「真美も兄ちゃんにギュッってしてほしいよyo!」
律子「プロデューサー!アイドルに手を出すなんて駄目ですよ!」グイグイ
p「春香!」
春香「ななななんでしょうか!???」
p「俺は…」
p「春香のこと好きみたいだ…」ギュー
春香「ぼんっ」//
千早「」
美希「」
あずさ「」
伊織「」
亜美「」
真美「」
雪歩「」
真「」
貴音「」
小鳥「」
律子「」
春香「え?え?え?////」
p「気づいたんだよ。春香を一人のアイドルとしてではくて…」
春香「!!???!??///」
p「もちろん他のみんなも大切だし全力で支える。でもそれはアイドルとして女の子としてだ」
p「だけど俺は春香を女性として支えたい」
春香「ぷしゅぅぅ//」
p「だからっその…」
p「春香が日本一のアイドルになったあと、お前を女性として迎えに行ってもいいか?」
千早「」
美希「」
あずさ「」
伊織「」
亜美「」
真美「」
雪歩「」
真「」
貴音「」
小鳥「」
律子「」
春香「はいっ…//」
…………………………………………………………
p「春香」ギュー
春香「プロデューサーさん!」ギュー
千早「」
美希「」
あずさ「」
伊織「」
亜美「」
真美「」
雪歩「」
真「」
貴音「」
小鳥「」
律子「」
社長「キ、キミィ困るよ!アイドルとそんなことしちゃあ…」
p「あっビデオカメラは壊しときましたから」
ビデ/オカメラ
社長「」
p「じゃあ春香、ご飯でも食べに行くか!」
春香「はいっプロデューサーさんっ!」
…………………………………………………………
やよい「あ、あの~。みなさん~大丈夫ですかー…?」
千早「」
美希「」
あずさ「」
伊織「」
亜美「」
真美「」
雪歩「」
真「」
貴音「」
小鳥「」
律子「」
社長「」
やよい「…」
やよい「おーい」ツンツン
「「「「「「「「「「「「 」」」」」」」」」」」」
やよい「た、立ったまま絶命している・・・・・」
春香end
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
p「ところで春香」
春香「なんですか!?プロデューサーさんっ」
p「響はどうしたんだ?」
春香「ああ、響ちゃんなら」
『じ、自分はプロデューサーを騙すことなんて出来ないぞ!』
春香「って家で拗ねてます」
p「そっか」
p「じゃあ響もご飯に誘うか!」
春香「はいっ!」
春香「でもプロデューサーさん」
春香「浮気はダメですからね!」
おわり
おわりです。
お気づきになった方もいるかと思いますが途中で入った文章のは
hyの366日です。
もし良かったらcdを買う(借りる)か、ダウンロードするか、コンサートに行くか、カラオケで歌ってくださいm(__)m
そしたらジャス●ックも許してくれるはずです
乙ありがとうございます(:_;)
このSSまとめへのコメント
響はいい子だなぁ
全員の絶句(絶命?)で笑ってしまったwww