穂乃果「希ちゃんのおっぱいって夢が詰まってるんだよね?」にこ「は?」 (77)

穂乃果「違うの?」


にこ「いやいや、脂肪とかそんなんでしょ」


穂乃果「そんなはずないよ。にこちゃんはリアリストだから貧乳なんだよ」


にこ「なにその理屈」


穂乃果「夢を持たずに吸引器とかで胸を大きくしようとしても大きくならないよ?」


にこ「なんだか説得力があるのがむかつくわね」



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にこ「でも結局の所、遺伝とかそういうのが関係するんじゃないの?」


穂乃果「この………にこちゃんのばかー!」パシーン!


にこ「いっ………!?」


穂乃果「遺伝とかまたそんな夢のない事を………っ!」


穂乃果「これだからにこちゃんは……いつまでたっても貧乳のままなんだよ!」

にこ「」カチン


にこ「こ……このー!」ワシワシ


穂乃果「うぇっ!?」


にこ「好き勝手に言ってー!」ギュー


穂乃果「ちょ、にこちゃ……おっぱ…んっ…!」


穂乃果「つねないでっ……!///」


にこ「欲情しなーい!」

――――――――――――――――


にこ「な……なにやってたんだろ……」ハァハァ


穂乃果「ひど……酷いよ……穂乃果の初めて…」シクシク


にこ「胸を揉んだだけじゃない」


穂乃果「揉まれたのが初めてなの……」


にこ「……今朝、希に揉まれてなかったっけ?」


穂乃果「……………てへぺろ」


にこ「ああもう……」

穂乃果「それで、何の話してたんだっけ?」


にこ「希の胸に夢が何とかよ」


穂乃果「そうそう。にこちゃんは何が詰まってるんだと思うの?」


にこ「だから……脂肪とか」


穂乃果「そんなんだから、にこちゃんは貧にゅ――――」


にこ「堂々巡りはダメだと思うの」

にこ「ていうか、なんで急にそんな事言ってるのよ」


穂乃果「雪穂のおっぱいがもうすぐ穂乃果に追いつきそうなの」


にこ「良い事じゃない」


穂乃果「なんで!?」


にこ「なんで!?」


穂乃果「雪穂がナイスバデーになったら姉としての威厳がなくなっちゃうじゃん!」


にこ「そんなどうでもいいこと……」

穂乃果「なら……さ。こころちゃんやここあちゃんが巨乳のグラマーさんになったとしても」


穂乃果「にこちゃんは何とも思わないんだね」


にこ「うぐっ……!」


にこ「確かに姉としての威厳が……」


穂乃果「だよね?ここは一度きちんと考えた方がいいと思うんだ」

――――――――――――――――


花陽「ふぇ…?胸が大きくなる方法…?」


花陽「特に……何もしてない、かな」


花陽「そ、そうだね……強いて言うならごはんたくさん食べて、いっぱい寝ること、かなぁ?」


ほのにこ「チッ」


花陽「ふぇ!?」

穂乃果「食べて寝るで大きくなるなら誰だって……」ブツブツ


にこ「ちょーっと胸が大きいからってさ……」ブツブツ


花陽「な……なんで文句言われてるの?」


花陽「あ、でも………」


花陽「寝てるときよく夢見るんだ」

花陽「とーっても美味しいごはん食べたりする夢とか、大好きなアイドルと握手する夢とか」


花陽「それでね、目が覚めるととーっても充実感があるんだ」


花陽「だから………って穂乃果ちゃんどうしたの?」


穂乃果「ほら!やっぱり夢が詰まってたんだよ!」


にこ「まさか穂乃果のデタラメが真実だなんて……!?」

穂乃果「花陽ちゃんありがとうね!」


穂乃果「方針も固まったし、にこちゃん行こう!」タッ


にこ「あ、ちょっと待ちなさい!穂乃果ー!」タッ


花陽「あ………」


花陽「いいのかな……?」

――――――――――――――――


穂乃果「寝て夢を見ることが一番の近道みたいだから」


穂乃果「さっそく寝よう!」


穂乃果「ということで、屋上に来てみたけど…」


にこ「いい天気過ぎて……すぐにでも眠ってしまいそうね」


穂乃果「だね………」

穂乃果「う……ん……」


穂乃果「くかー………」


にこ「すぅ……すぅ……」


ガチャ


海未「あら?」

海未「穂乃果とにこが寝ています」


海未「まったく、部室にもいないと思ったら……」


海未「ほら、起きてください。風邪ひきますよ」ユサユサ


穂乃果「ふぁ………う……ん…」


にこ「なに……よ…もう」


海未「こんなところで寝ていたら風邪ひきますよ?」

穂乃果「なんだ…ちっぱいの海未ちゃんか…」


にこ「目覚めて最初の光景が貧乳の海未なんて最悪ね」


海未「激しく怒りがこみ上がりました。後で覚えておいてくださいね」


穂乃果「ところで海未ちゃん。希ちゃんのおっぱいについてどう思ってる?」


海未「希の…胸ですか?どうしてまた」


にこ「大きくなる秘訣は何か探してるのよ」

海未「そうですね。とりあえず穂乃果とにこだけで考えるのは愚策だと思います」


海未「本人に直接聞いてみてはどうでしょうか」


穂乃果「うん、あとで会ったら聞いてみるつもりなんだ」


穂乃果「それとは別にね。なにかあったらいいなーって」


穂乃果「あ、そうだ。海未ちゃんは何かやってるの?」


海未「やってる……?」

穂乃果「おっぱいについてだよー」


にこ「ちょっと、穂乃果。海未に聞いても……」


穂乃果「『大きくなる方法』が必要だけど、それと同じくらい『どうして小さくなったか』って情報も必要だよ」


にこ「なるほど。なら海未はうってつけね」


海未「本当、うってつけの人間が私の目の前にいるのですが」


海未「……そうですね。ストレスが関係しているのかもしれません」

穂乃果「ストレス?」


海未「はい。最近、幼馴染や上級生の突拍子のない行動に悩まされているからです」


海未「きっと、それが関係してるのではないでしょうか」


穂乃果「そんな……!」


にこ「ことりと絵里……海未になんてことを…!」


海未「ここまで言っても伝わらないんですか、私の想いは」

穂乃果「ストレス……か」


穂乃果「そういえば、希ちゃんも花陽ちゃんもぽわぽわしてるからね」


にこ「なるほど、それが理由だったのね」


海未「ぽわぽわ具合でしたら、穂乃果もにこも負けてないですけどね」


にこ「それじゃあ、楽しい事すればいいんじゃないかしら」


穂乃果「なるほど!ならさっそく行動しなきゃ!」


海未「常に楽しそうにしていますけど、必要あるんですか?」

穂乃果「それじゃあ、楽しい事を探して校内を巡ろう!」


にこ「そうね。楽しい事と豊胸がにこ達を待ってるわ!」


海未「その前に、今日の練習なのですが――――」


にこ「今日はお休みにしておいて!」タッ


穂乃果「練習より大事な事があるから!」タッ


ガチャ

海未「………」


海未「ああもう、この怒りを何にぶつければ……」


ガチャ


凛「にゃ…?」


海未「凛、ちょっとこちらへ来てください」ニッコリ

――――――――――――――――


ことり「あ、穂乃果ちゃん、にこちゃん」


穂乃果「ことりちゃん。どこにいくの?」


ことり「家庭科室で絵里ちゃんとクッキー焼いてるの。よかったら食べにくる?」


にこ「楽しそうじゃない!」


穂乃果「わぁー!行く行く!」

ガラッ


絵里「あら、にこと穂乃果も来たのね」


絵里「もうすぐ焼けるから待ってなさい」


にこ「なんかもう絵里ってエロいわね」


絵里「なに、どうしたのいきなり」


にこ「エプロンで胸が協調されて」


絵里「そうかしら……?」クイ

にこ「角度を変えてより強調するなんて……!」


穂乃果「これは挑戦状だね」


ことり「あはは……穂乃果ちゃんとにこちゃんはアップルティーでいいのかな?」


にこ「………ハッ!?」


にこ「穂乃果。絵里とことりって、海未のストレスの原因じゃない」

ことり「海未ちゃんのストレス!?」


穂乃果「言われてみたらそうだったね」


にこ「これはお仕置きが必要じゃないかしら?」


穂乃果「そうだね、お仕置きしないと」


絵里「何の話よ……ってどうしてにこは私の胸を揉んでるのかしら?」

にこ「ちょっとした将来設計よ」モミモミ


にこ「うわぁ………なによこの重量感…」サワサワ


絵里「手つきがいやらしいわよ」


にこ「あら、らめぇっ!とか言わないのね」


絵里「言ってほしかったの?」


にこ「できれば」


絵里「ちょっと待って。冗談で言ったのだけど」


にこ「反応ないとやってるこっちが困るわ」

にこ「絵里ってもしかして不感症?」


絵里「そういうわけではないけど」


絵里「にこに触られたぐらいじゃ……ねぇ?」クスッ


にこ「」カチン


にこ「……」ギュー


絵里「ちょ……つねらないで…!痛い!」


にこ「罰よ罰」ギュー

ことり「ふぁ……やめてよぉ……」


穂乃果「ダメだよ?お仕置きなんだから」


ことり「ことりがなにを……?」


穂乃果「海未ちゃんの豊胸の為に……ことりちゃんを成敗!」ワシワシ


ことり「ふぁ……ふぅ……っ」


穂乃果「………ちょっと待って。これは……」

穂乃果「ことりちゃんおっぱいの大きさいくつ!?」


ことり「えっ?」


穂乃果「もしかして大きくなったの!?」


ことり「ん……うん、最近また大きく―――」


穂乃果「裏切り者ー!」ポロポロ

穂乃果「こんな……こんなおっぱいがあるから…っ!」パシーン!


ことり「ひゃあ!?」プルン


穂乃果「粛清!粛清してやるんだ!」パシン!パシン!


ことり「穂乃果ちゃ、やめっ……んっ///」


穂乃果「このまま抉れちゃえばいいんだよっ!」ポロポロ

――――――――――――――――


にこ「むなしいものね」


穂乃果「残ったのは、崩れ堕ちた巨乳と焦げたクッキーだけ」


にこ「苦いわね」モグモグ


穂乃果「この苦さが、ある意味勝因かもしれないよ」モグモグ


にこ「なにそれ意味わかんない」

穂乃果「穂乃果たち何をしてたんだっけ?」


にこ「いいじゃない、なんだかもう」


穂乃果「そうだね。これからどうしよっか?」


にこ「なんだか疲れちゃったわ」


穂乃果「本当だね。帰ろっか」

にこ「そうね。帰りましょう」


ガラッ


穂乃果「なんだか腕が痛いよ」


にこ「奇遇ね、にこも痛いわ」


穂乃果「部室に湿布があったはずだよ」


にこ「それじゃあ、ちょっと寄ってから帰りましょう」

ガチャ


希「すぅ………すぅ………」スヤスヤ


穂乃果「希ちゃんが寝てるや」


にこ「………そうだったわ!穂乃果!胸よ胸!」


穂乃果「…………そうだった!おっぱい!」


真姫「なによ、どうしたのいきなり」

穂乃果「真姫ちゃんいたんだ」


にこ「いつから生息してたの?」


真姫「動物みたいない扱いやめてくれない?」


真姫「で、希に何か用なの?」


穂乃果「うん。真姫ちゃんは希ちゃんのおっぱいって何が詰まってると思う?」


真姫「夢と希望じゃないかしら」

にこ「思った以上に詩人で引いたわ」


真姫「意味わかんない」


穂乃果「真姫ちゃんのおっぱいには夢と希望が詰まってないの?」


真姫「私、リアリストだし」


穂乃果「だからちっぱいなんだね」


真姫「そうね。言うほど貧乳じゃないけど」

にこ「じゃあ、希はロマンチストなの?」


真姫「そうなるわね」


穂乃果「希ちゃんのおっぱい自体がロマンだよね」


にこ「名は体を表すとはこの事ね」

穂乃果「どうしたらおっぱい大きくなるのかなぁ……?」


真姫「外科手術すれば大きくなるわよ」


にこ「現実的かつ効果的な提案ね」


真姫「そうね」


穂乃果「それじゃあ、将来的には真姫ちゃんの所でお世話になるとして」


穂乃果「今からでもできることをしよう」

にこ「なにするの?」


穂乃果「机に突っ伏して寝てる希ちゃんがいるやん?」


穂乃果「こう、後ろに回り込むやん?」


穂乃果「そして、こうぐわっていくんよ」ワシワシ


真姫「どうして希口調になってるのよ」


穂乃果「なっ……!?」

穂乃果「なにこれ……ことりちゃんの比にならない!」モミモミ


にこ「本当?どれどれ……」モミモミ


にこ「形、弾力、触り心地。どれをとっても絵里と同等かそれ以上ね」


真姫「私にも触らせて」モミモミ


真姫「これはいいわね。枕にしたいわ」

希「えーと………」


穂乃果「希ちゃん起きてたんだ」モミモミ


希「起きてたっていうか、今起きたっていうか……」


真姫「おはよう、希」モミモミ


にこ「ちょーっとそのままの体勢でいてよね」モミモミ


希「う、うん………」

穂乃果「希ちゃん。このおっぱいってさ」


穂乃果「夢が詰まってるの?」


にこ「それとも希望?」


真姫「もしかしてシリコン?」


希「え、なんなんいきなり」

穂乃果「答えてよ。そうしないと捥ぐよ?」


希「なんなんそれこわいわ」


真姫「入院先は任せて。個室を用意しておくわ」


にこ「お見舞いはリンゴがいい?それともメロン?」


希「捥ぐ前提で話進めるのはやめてくれんかな?」

希「ええと、な………」


希「脂肪………とか?」


にこ「そういう他人行儀いいから」


真姫「もっと詩人ぶりなさいよ」


穂乃果「まず右のおっぱいから行くよー?」ガシッ

希「えぇー………なに望んどるんよ?」


穂乃果「豊胸手術できるまでの間の豊胸……かな?」


希「支離滅裂やん」


にこ「それほどまで必死ってことよ」ガシッ


希「とりあえず、胸大きくしたいってことなん?」


真姫「そうね。私はどっちでもいいけど」

希「それならいい方法あるよ」


穂乃果「なに?ふざけてたら躊躇なくいくからね?」


希「だから怖いって。とりあえずその手放して?」


希「ほら、にこっちも」


にこ「しょうがないわね」

真姫「それでなによ。いい方法って?」


希「一番気にしてるんやん」


希「んとな。みんな上着脱いで」


にこ「なんでよ?」


希「そうしないと話進まんやろ?」


穂乃果「そうだね」ヌギヌギ

希「皆脱いだな?それじゃ穂乃果ちゃんはにこっちの」


希「にこっちは真姫ちゃんの」


希「真姫ちゃんは穂乃果ちゃんの胸揉んで」


希「10分間全力でな」


希「んで、これを1日4セット。これでいけるよ」


希「ウチの場合は1日6セットやったけどな」


希(全部嘘なんやけどな)

穂乃果「夢や希望は?」


希「穂乃果ちゃんの場合真姫ちゃんが注入するんや」


真姫「私リアリストなんだけど」


希「手先はセーフや」


にこ「ロマンチストがやった場合、どうなるの?」


希「効果絶大やね」

ほのにこまき「…………」


ほのにこまき「よーし!いく(わ)よー!」


ワシワシ


ワシワシ


希「………」


希「自分から言い出しといて、なんやけど」


希「なんなんこれ?」




おしまい

最後まで読んでいただきありがとうございました。
いつもと違うテンションのSS書きたくなったので書きました。
次回はほのうみか、うみえり(?)の予定です。

絵里→海未→穂乃果→絵里
という三角関係はどうだろうか

ことうみにしよう(提案)
期待してるで(笑)

>>52にて修正させてください。

誤)希「一番気にしてるんやん」
正)希「一番気にしてるやん」


次回は先に出来た方を書くって形ですね。まだどちらともできてないので…
>>63
昔一度だけ、ほのことうみの三角関係SSを途中まで書いていたのですが、難しすぎてお蔵入りにしました。
私に三角関係は……

凛「や、やめっ………///」

海未「嫌なら逃げればいいじゃないですか」ワシワシ

海未「いくら私でも、凛が力いっぱい抵抗すれば簡単に抜けれますよ?」

海未「どうしてしないのですか?」

凛「そ、それ……はぁっ!」フルフル

凛「腰が抜け――――」

海未「嘘です。今日はまだ抜けていませんよ?嘘つきな凛には、もっとお仕置きが必要ですね」ニッコリ

凛「にゃっ……にゃああぁぁぁ~………っ!///」



花陽「はぁ~……いいよぉ。凛ちゃんも海未ちゃんも……!」カシャカシャ



だいたいこんな事になってます。

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2014年07月17日 (木) 15:10:29   ID: e9fO9CTr

毎度しょーもないssやな

2 :  SS好きの774さん   2014年07月17日 (木) 16:01:53   ID: l0ZPnQHz

これは『ほのにこまき』とは云わない・・・(´・ω・`)

3 :  SS好きの774さん   2014年07月17日 (木) 16:23:30   ID: gqUn_kD-

※2
作者がどこで「ほのにこまき」のSSって言ってるのかわからないんだけど

4 :  SS好きの774さん   2014年07月18日 (金) 20:46:01   ID: wPNpm2nC

うみりんをもっと詳しく書いてほしい

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