穂乃果「あれ？なんだろこのジュース」

穂乃果「誰か持ってきたのかな？」

穂乃果「むむむ…。英語で書かれてる」

穂乃果「まぁ、飲んじゃえ！」

ｺﾞｸｺﾞｸ

穂乃果「わぁー！不思議な味だー！」

穂乃果「………ﾋｯｸ///」

海未「ことり。もうよろしいのですか？」

ことり「うん、委員会終わったからもう大丈夫だよ」

海未「それでは行きましょうか。皆を待たせてしまっているはずです」

絵里「あら？海未とことりじゃない」

ことり「絵里ちゃん。もしかして今から部室に？」

絵里「ええ。生徒会の仕事が終わったから、今から行くわ」

海未「希はどうしたのですか？」

絵里「希は……教室でにこと戯れてるわ」

ことり「戯れてる…？」

絵里「希の考えることは時々わからないから…」

ことり「そ、そうだね」ｱﾊﾊ

海未「一年生は集会のようですね」

絵里「もしかして今部室には穂乃果ひとりなのかしら」

海未「珍しいこともあるのですね」

ことり「きっと暇してると思うよ」

絵里「にこのコレクション弄ってないといいんだけど……」

ことり「にこちゃん怒るからね」ｱﾊﾊ

海未「さすがに穂乃果でも、そんなことまでしませんよ」

ｶﾞﾁｬ

穂乃果「あははははは！」ﾎﾟｲ

ｶﾞｼｬﾝ

ことえりうみ「ほ、ほのかー！？」

穂乃果「ん～？絵里ちゃんに～、海未ちゃん、それにことりちゃんだ～？」

穂乃果「穂乃果ね～、なんだかすごく気持ちいいんだ～」ｱﾊﾊ

海未「穂乃果、どうしたのです！？顔赤いですよ！？」

穂乃果「あはは、うぇーい！」ﾋｯｸ

絵里「本当にどうしたの？熱はないみたいだけど………ってこの匂い」

絵里「もしかして…お酒？」

海未「もしかしてこれでしょうか？」

絵里「まったく、いったい誰が持ってきたのかしら」

ことり「わわ…！ど、どうしよう。にこちゃんのコレクションが…」

ことり「傷がついてる…！と、とりあえず、傷が目立たないように元の場所に戻しておこう…」

穂乃果「海未ちゃーん？好きだよー？」

海未「ほ、穂乃果！？なんですかいきなり！」

穂乃果「海未ちゃんはどうなのー？」

海未「私は……！い、いえ！今は関係ありません！」

穂乃果「………！」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

海未「ほ、穂乃果！？」

穂乃果「絵里ちゃーん！海未ちゃんが虐めるよぉ！」ｷﾞｭ

絵里「え？ああ……よしよし………？」ｽﾘｽﾘ

海未「ほ、穂乃果。私はそんなつもりでは…」ｵﾛｵﾛ

穂乃果「海未ちゃんなんて……大嫌いっ！」

海未「なっ……！？」ｶﾞｸｯ

ことり「海未ちゃん！？」

海未「酔って正常ではないとはいえ、穂乃果に嫌いと言われるとは……」

海未「私はもう駄目かもしれません……！」ｳﾙｳﾙ

ことり「ほ、穂乃果ちゃん…」ｵﾛｵﾛ

穂乃果「ふーんだ。怒りんぼな海未ちゃんより、優しい絵里ちゃんの方がいいもん」

絵里「穂乃果、海未も怒ってるわけじゃないん……だ……から…！？」

穂乃果「絵里ちゃんの大きいー」ﾓﾐﾓﾐ

絵里「ほ、ほのか……！」ﾌﾙﾌﾙ

ことり「絵里ちゃん怒っちゃ駄目だよ。穂乃果ちゃんまた泣いちゃう」

絵里「そ、そうね……」

絵里「穂乃果？海未もわざとじゃないの。さぁ謝りましょう？」ﾋﾟｸﾋﾟｸ

ことり「顔が引きつってるよ絵里ちゃん」

穂乃果「ぶー」ﾌﾟｲ

絵里「ほら、海未も反省してるわ」ﾋﾟｸﾋﾟｸ

穂乃果「……もう怒らない？」

絵里「ええ、きっと怒らないわ」

穂乃果「………海未ちゃんごめん」

海未「…………穂乃果！」ﾊﾟｱｧ

ことり「海未ちゃん、意外に単純なんだね…」

絵里「穂乃果。とりあえず、胸揉むの止めてくれないかしら」

穂乃果「えー？なあにー？」ﾓﾐﾓﾐ

絵里「ことりが触られたいらしいわよ」

ことり「ええっ！？」

穂乃果「そうなんだー？」

穂乃果「うへへ。ことりちゃーん」ｼﾞﾘ

ことり「ほ、穂乃果ちゃん…？」

絵里「ことり、逃げちゃ駄目よ。穂乃果が泣くわ」

ことり「ええっ！？絵里ちゃん根に持ってるぅ～……」

穂乃果「それ！」ﾓﾐﾓﾐ

ことり「きゃ！？」

穂乃果「ほほう。絵里ちゃんほどではないけど、これはなかなか……」ﾓﾐﾓﾐ

ことり「ほ、穂乃果ちゃんやめてよ～……」

海未「ことり、頑張るのです」

絵里「私と海未で対策を考えるからそれまでの辛抱よ」

ことり「そ…そん、なぁ……！」

海未「さて、この穂乃果どうしましょうか」

絵里「このまま帰らせたら確実に理事長や先生に知られてしまうわ」

絵里「そうなったらμ'sの活動だって危うくなってしまうかもしれない」

海未「どうにかして、穂乃果には正気に戻ってもらわないと…」

絵里「う～ん……手刀？」

海未「絵里……、真面目に考えてますか？」

絵里「真面目よ。海未できないの？」

海未「できません！」

穂乃果「あははー。ことりちゃーん」ｸﾞｲ

ことり「ああっ！制服引っ張らないでー！」

ことり「服が、服が脱げちゃうよー……！」

穂乃果「よいではないかー、よいではないかー」

海未「なんといいますか、変態ですね」

絵里「親戚の酔っぱらった伯父さん思い出すわ」

ことり「う、海未ちゃーん、絵里ちゃーん。た、たすけてぇー……」

海未「まだ何も案は出ていませんが、これ以上はことりが色々な意味で危なそうです」

絵里「ほら、ことりで遊ぶのもそろそろいいわよね？」

穂乃果「えー！まだことりちゃんで遊ぶ―」ﾌﾞｰ

海未「駄目です。もう終わりにしますよ」

絵里「ことりももう疲れてるわよ」

穂乃果「もうっ。海未ちゃんも絵里ちゃんも意地悪なんだから」ﾌﾟｼｭ

絵里「穂乃果！お酒隠し持ってたの！？」

海未「それを渡しなさい！」

穂乃果「いやだよー」ｺﾞｸｺﾞｸ

穂乃果「ぷはぁ！………お、とと」ﾖﾛ

ことり「穂乃果ちゃん大丈夫？」

穂乃果「ことりちゃん…」

穂乃果「うへへぇ。ことりちゃーん」ｷﾞｭ

ことり「え？ほ、穂乃果…ちゃん？」

穂乃果「ことりちゃーん……」ﾄﾛｰﾝ

ことり「ど、どうしたの？穂乃果ちゃん？」

穂乃果「いただきまーす」ﾁｭｰ

ことえりうみ「！？」

ことり「ん！？ん～！？」ｼﾞﾀﾊﾞﾀ

海未「ほ、穂乃果！なにをしているのですか！？」

絵里「こ、ことりから離れなさい！」

穂乃果「んー」

穂乃果「……っと、ぬふふ。美味しかったぁ」

絵里「ことり！？大丈夫！？」

ことり「ほ、ほの、ほのかちゃ……」ﾎﾟｰ

ことり「ことり、穂乃果ちゃんと……！」ｶｱｧ

穂乃果「海未ちゃんもいただきまーす」

海未「えっ？きゃあ！？」

穂乃果「つーかまーえたー」ｷﾞｭ

絵里「海未！」

海未「穂乃果！放してください！嫌いになりますよ！」

穂乃果「私は海未ちゃんの事大好きだよー？」

海未「な、ほ、穂乃果…！？」

穂乃果「キス…しちゃダメ？」

すごいハードル上がってる気がして怖いです

海未「そ、そんな……。卑怯ですよ穂乃果……」

海未「責任……とってくれますか…？」

穂乃果「うん～？責任？もちろんとるよ～？」

絵里「海未！たぶらかされちゃダメよ！」

絵里「今の穂乃果はまともじゃないのよ！」

海未「そ、それでしたら……」

絵里「うみいぃ！」

穂乃果「いただきま～す」ﾁｭｰ

海未「ん……」

絵里「あわわ……」ｶｱｧ

穂乃果「………」

海未「………」

絵里「……………ちょ、ちょっと！長いわよ！」

海未「ん……。絵里、邪魔をしないでください」

穂乃果「まぁまぁ。絵里ちゃんも寂しいんだよ」

穂乃果「絵里ちゃんも～。穂乃果がキスしちゃうよ～？」

絵里「や、やめなさ……きゃあ！」

絵里『や、やめなさ……きゃあ！』


花陽「どどどどどうしよう……」

凛「中に入らないのかにゃ？」

花陽「だって真姫ちゃんが……」

真姫「ヴェエエ！？私何も言ってないわよ！」

凛「じゃあ、真姫ちゃん入ってよ」

真姫「い、嫌よ！あんなところに行ったら食べられちゃうわ！」

凛「ええｔ！真姫ちゃん食べられちゃうの！？」

花陽「り、凛ちゃん。多分意味が違うよぉ…」

希「なんかスピリチュアルなことになってるね」

花陽「の、希ちゃん！？」

凛「いつからいたにゃ？」

希「ついさっきやで」

希「ほほう。これはこれは……。穂乃果ちゃん達の邪魔してもあれやし、今日はもう帰ろうか？」

花陽「えっ。帰っちゃうの？」

真姫「そういえばにこちゃんは？」

希「にこっち？にこっちなら教室で寝とるよ」

真姫「教室？なんで教室で寝てるのよ」

希「ふふふ……。知りたい？」ﾆｯｺﾘ

真姫「べ、別にどうでもいいわよ…」

花陽(希ちゃんの笑顔が怖いよ)

希「さっ、帰ろうか」

花陽「ほ、本当に帰ってもいいのかな……？」

希「ん～。最近学校の近くにケーキバイキングのお店できたんやけど、皆で行こうか？」

凛「ケーキ！ケーキ食べたいにゃ！」

真姫「……まぁ、たまにならいいわよ」

希「よし決まりやな。行くで」

花陽「えっ。穂乃果ちゃん達は……」

凛「ほら、かよちんも行くにゃー」ｸﾞｲ

花陽「ええっ！？ちょ、ちょっと引っ張らないでぇー……！」

穂乃果「絵里ちゃんつかまえたー」ｷﾞｭ

絵里「は、放しなさい穂乃果！」

穂乃果「もうっ。そんなこと言ってー」

穂乃果「本当はしてほしいんでしょー？」

絵里「そっ、そんなこと…！」

海未「絵里、素直になればいいのですよ」ﾄﾛｰﾝ

ことり「そうだよ絵里ちゃん」ﾄﾛｰﾝ

絵里「海未！？ことり！？」

穂乃果「絵里ちゃんいくよー……」

絵里「ちょ、ちょっと待ちなさい！」

絵里「じょ、条件よ！条件をつけるわ…！」

穂乃果「ん～？」

絵里「私とけっこ……！いえ、毎朝一緒に登校してよ……？」

穂乃果「いいよー。結婚」

絵里「えっ？………ええー！？」

穂乃果「いただきま～す」ﾁｭｰ

絵里「ん～！？」

穂乃果「………」

絵里「………」

穂乃果「……と、ふふ。ごちそうさまでした～」

ことり「穂乃果ちゃ～ん。次はことりにして～」

海未「ことり、駄目です。次は私です」

穂乃果「もう、ふたりとも焦らなくてもいいんだよ～」

穂乃果「ここは穂乃果のハーレムなんだから～。穂乃果はどこにも逃げないよ～？」

―――――――――

ﾁｭﾝﾁｭﾝ

穂乃果母「いつまで寝てるの！？朝練に遅れるわよ！」

穂乃果「ううー………頭痛い…」

穂乃果母「夜遅くに帰ってきて次は仮病なの！？」

穂乃果「ホントだよぉ～……」

穂乃果母「……熱はあるの？」

穂乃果「計ってみる………」

ﾋﾟﾋﾟｯ

穂乃果「平熱……」

穂乃果母「頭痛薬出しとくから学校行きなさいよ？」

穂乃果母「それと、絢瀬さん…だっけ？ずっと待ってるから早く支度しなさい」

穂乃果「絵里ちゃんが……？」

ｶﾞﾗｯ

絵里「お、おはよう穂乃果……」ﾌﾟｲ

穂乃果「おはよ～。絵里ちゃんどうしたの？」

絵里「どうしたって約束したでしょ？行くわよ」

穂乃果「？？？」

絵里「………」ｽﾀｽﾀ

穂乃果「………」ｽﾀｽﾀ

穂乃果(絵里ちゃんどうしたんだろう)

穂乃果(ずっと顔合わせないし)

穂乃果「絵里ちゃん……もしかして怒ってる？」

絵里「へっ？べ、別に怒ってなんかないわよ。ばか///」

穂乃果(なぜか怒られちゃった……)

絵里「手」

穂乃果「えっ？」

絵里「手繋いでって言ってるの！」

穂乃果「え。う、うん。いいけど……」ｷﾞｭ

絵里「まったくもう…」ﾆｯｺﾘ

穂乃果(あ、すごい笑顔になった)

穂乃果「あのさ、絵里ちゃん。昨日の放課後の事なんだけど……」

ことり「穂乃果ちゃーん」

穂乃果「あっ。海未ちゃんとことりちゃんだ」

海未「おはようございます。穂乃果、絵里」

ことり「おはよ～」

海未「絵里……、穂乃果と手繋いでますね」

絵里「ええ。繋いでるわ」

海未「でしたら私はもう片方の手を…」ｷﾞｭ

？？？「私は穂乃果より１つ上だけど幼なじみだから穂乃果のお母さんは私のことしっているわよ」

穂乃果「海未ちゃん？どうしたの？」

ことり「ああ～。海未ちゃんも絵里ちゃんもずるい～」

ことり「ことりは……ことりは～……！」

穂乃果「ど、どうしたのみんな。なんか今日変だよ？」

海未「変って……」

絵里「別に……ね」

ことり「普通だよね？」

穂乃果「普通じゃないよー！」

穂乃果「穂乃果ね！昨日の放課後の記憶がないの！」

絵里「責任とってくれるんでしょ？」

穂乃果「誰でもいいから教えて……へ？責任？」

>>49
漫画だと幼馴染でしたね。
すいません。アニメ基準で書いてます。

海未「ええ。責任取ってくれると言ってました」

絵里「結婚するとも言ってたわね」

ことり「ことりは二番目でも三番目でもいいよ……？」

穂乃果「えっ？……えっ？？」

ことえりうみ「責任とって結婚してよね…？」

穂乃果「えっ！ええー！？」


おわり