穂乃果「絵里ちゃんの髪、綺麗だね」 (79)

穂乃果「絵里ちゃんの髪の毛ってさ、ホントに綺麗だねぇ」サワサワ

絵里「ひゃっ!ち、ちょっと、穂乃果!」

穂乃果「いいなぁ…」

絵里「別に普通でしょ?穂乃果だって綺麗よ」

穂乃果「そ、そうかな?」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1395064083

穂乃果「そう言えばね、絵里ちゃんってなんでその髪型なの?」

絵里「なんでって…別に深い理由はないでわ」

絵里「まぁ、強いて言うなら気が引き締まるとか?」

穂乃果「ふぅーん」

絵里「でも、どうしてそんなことを?」

穂乃果「だって絵里ちゃん、髪下ろしてても可愛いのに、ポニーテールにしてるはなんでかなって!」ギュ

絵里「ちょ、ちょっと穂乃果!//」

穂乃果「照れなくてもいーじゃん~」

絵里「まったく、穂乃果は!」

絵里「そう言えば、穂乃果はどうなの?」

穂乃果「へ?」

絵里「穂乃果は、なんでその髪型なの?」

穂乃果「これ?これはねぇ、…知りたい?」

絵里「…そんな言い方したら、気になるじゃない!教えなさいよ~」 コチョコチョ

穂乃果「あははははっ、うきゃー!ちょ、ちょっ と、や~め~てっ」クネクネ

穂乃果「わ、わかったからぁ~、言うからぁ~あははははは」

絵里「ふふっ、へんに勿体ぶるからよ」

穂乃果「」ハァハァ

絵里「で?なんでそのサイドテールなの?」

穂乃果「実はね…穂乃果」

穂乃果「このサイドテール解くとね…死んじゃうんだよ…」

絵里「はい、お仕置きね」コチョコチョ

穂乃果「あはははははは、ごめんって~、特に理由はないです~」ジタバタ

廊下

にこ「」スタスタ

希「お、にこっちやん、ちょっとおどかしたろ」

希「おりゃー」ワシワシ

にこ「ひゃゃゃゃあああああああ」ビクゥ

にこ「なに!?ってのぞみぃ!またあんた!?」

希「ふふっ、日課みたいなもんやろ?」

にこ「まったく…急にやるの止めなさいよね!」

希「それより、にこっ ち~、うちが毎日ワシワシしてんのに全然そだってないやん」

にこ「ううう、うるさいわね!関係ないでしょ!」

希「でも揉まれると大きくなるっていうやん?」

にこ「そうだけど…ってあんたのそれは揉まれてそうなったの?」
希「いや、別に?」

にこ「なによ!それ!」

花陽「いたっ!」

ことり「大丈夫?」

花陽「うん…ちょっと擦りむいちゃった」

ことり「あら、ホントだ…」

ことり「かよちゃん、大丈夫だよ!ことり、保健委員だから!」

ことり「消毒して~、バンドエードを…っと」ペタ

花陽「うぅ~、ことりちゃんありがとう!」

ことり「どういたしまして!」

花陽「ことりちゃんっていつも救急キットもってるんだね」

ことり「まあね、保健委員だからねっ!」エヘン

花陽「保健委員って大変なんだねぇ~」

ことり「えへへ…実はことりもよく転んじゃうし」

凛「真姫ちゃん!真姫ちゃーん!」

真姫「なによ、騒がしいわね、何か用?」

凛「別に何にもないよ、真姫ちゃんを見つけたから…」

凛「それじゃあ、だめ?」ウワメ

真姫「うっ!べ、別にだめじゃ…ないわよ…」

凛「ほんと?わーい!真姫ちゃん!真姫ちゃーん!真姫ちゃゃゃゃゃん!」

真姫「騒いでいいとはいってないわ!」

穂乃果「海未ちゃん…」

海未「ほ、穂乃果…どうしたのですか?」

穂乃果「海未ちゃぁぁぁん!」ダキッ

海未「!?なに?なんですか、いきなり!」

穂乃果「グスッ…スン…」

海未「うぇ!?なんで泣いてるんですか!?」

穂乃果「海未ちゃぁぁぁぁん、転校なんてしないでぇぇぇぇ」ウエーン

海未「はぁ?」

海未「ああ…」

海未「よしよし…穂乃果、私は何処へも行きませんよ…」ヨシヨシ

穂乃果「うみ ちゃ…グスッ…グスッ………」

穂乃果「……」スースー

海未「まったく…寝てても人騒がせな人ですね」

海未「…夢でも…穂乃果にそんなふうに思ってもらえて、嬉しいです」

希「えりちぃ~、ガム食べる?」

絵里「ん?いただこうかしら」

絵里「って、あっ!また、イタズラする気でしょ!あのパチンってなるやつ!」

絵里「その手にはのらないんだからねっ!」

希「そんな使いふるされたネタ何度もせんよ~」

絵里「わからないわ、希なら何度もやりかねないわ」

絵里「とにかく!いらないから!」

希「ええー?えりちの好きそうなチェリーのガムやのに」

絵里「」ピクッ

希(ふふっ、反応して…かわええなぁ、えりち)

希「じゃあ、うちが全部食べちゃおうかなぁ~」

絵里「あっ…」

希「ふふっ、冗談やで、はい、あーん」

絵里「あ、あーん」

希「美味しい?」

絵里「…おいひい」モグモグ

ことり「ねぇ、真姫ちゃん」

真姫「なによ」

ことり「その髪のウェーブって地毛なの?」

真姫「そうよ」

ことり「へぇ…」

真姫「な、なによ、そんなに見て」

ことり「ちょっと、触るよ」サワサワ

真姫「ひゃっ!なにするのよ!」

ことり「ううーん、これを…こうして…」

真姫「な、なにしてるのよ?」

ことり「ほら、できた!」

真姫「ええっ?どうなってるの?」

ことり「はいっ!これ、鏡!」

真姫「あっ、可愛い」ボソッ

ことり「でしょ!」

真姫「べ、別にこの真姫ちゃんならどんな髪型でも可愛いわよ!」

ことり「ふふっ、そうだねぇ~」ニヤニヤ

真姫「なによ!もうっ!」

真姫「…」

真姫「…ありがと」ボソッ

ことり「うん!」

にこ「」ズルズル

凛「」ズルズル

にこりん「「ふぅー」」

凛「美味しいね!」

にこ「まあまあ、ってところね」

にこ「にこはラーメンなんてあんまり食べないからね」

凛「ええー?なんで?こんなに美味しいのに!」

にこ「だって可愛いにこには、ラーメンなんて可愛くない料理似合わないんだもん!」

凛「なんでよー、ラーメンも可愛いにゃ!」

凛「この器に、収まった感じとか最高に可愛いにゃ!」

にこ「器に収まってるならほとんどの料理がそうじゃない!」

にこ「あっ、すいませーん!」

にこ「替え玉お願いしま す。半玉、普通麺の柔らかめで!」

凛「…にこちゃん、実はラーメン結構食べるでしょ」

穂乃果「おーい!希ちゃーん!」

希「穂乃果ちゃんやない、どうしたの」

穂乃果「えっとね!神社にお供え物のおまんじゅう持ってきたんだよ!」

希「そうなん、穂乃果ちゃん、お手伝い偉いなあ」ナデナデ

穂乃果「くぅ~ん」スリスリ

穂乃果「あっ、そうだ!」ゴソゴソ

穂乃果「この大福ね、穂乃果が作ったんだよ!」

穂乃果「希ちゃん食べて!」

穂乃果「はい、あーん」

希「ちょ、穂乃果ちゃん (顔が近いよ…//)」ドキッ

希「あ、あーん」モグモグ

希「美味しい!」
穂乃果「ほんと?嬉しい!」

希「ああ、美味しいよ、さすが穂むらの看板娘やなぁ」

穂乃果「えへへ、ありがとう!希ちゃん!」

穂乃果「あっ!希ちゃん唇に粉がついてる」

希「え?ほんま?」

穂乃果「とったげる!」

ピッ プルン

穂乃果「取れたよ!」

希「ほ、穂乃果ちゃん!?」

穂乃果「希ちゃんの唇プルプルだね!」

希「そ、そうかな…//」プシュー

希(ううっ…やっぱり、穂乃果ちゃんのペースに巻き込まれてもうた…)

弾薬尽きた

海未「穂乃果の趣味のシール集めってどんなのですか?」

穂乃果「えー?それはねー、これ!」

海未「これは?ファイル?」

穂乃果「そうだよ!いままで集めたシールを保管してるんだ!」

穂乃果「ちなみにそれは四十二冊目だよ」

海未「四十二!?そんなに集めてるなんて…」

海未「私、幼なじみなのに…知らなかったです」

穂乃果「まぁ、そんなに自慢できる趣味じゃないしね」

海未「そうなのですか?レアシールとかだと自慢になるのでは?」

穂乃果「いや、そういうのじゃないんだよ」

穂乃果「まあ、中を見てみてよ」

海未「えぇ、…」

ペラ

海未「こ、これは!?」

海未「これは、三割引シール?半額シールに、黒毛和牛シール…」

海未「他にも、ビールについてくる応募シール、ヤマザキパンのシール、」

海未「凄いです…何て言うか究極に所帯染みた趣味というか…」

穂乃果「ええとね、これは一番ちかくのスーパーの割引シールでしょ、それで…」

海未「いや、説明しなくていいです」

海未「しかも、これ何気に保存方法もしっかりしてますね」

穂乃果「そうでしょ、あのねーシールって凄く面白いんだよ!」

穂乃果「可愛いし、カッコいいし」

穂乃果「値引きシールだってね、スーパーごとに違いがあってとっても楽しいんだ!」

海未「ふふっ、なんか聞いてたら私も楽しくなってきました」

穂乃果「そうでしょ!穂乃果、自分のシールを作るのが夢なんだ!」

海未「叶うといいですね、その夢」

ことり「にこちゃん!」

にこ「な、なによ、いきなり…」

ことり「双子ちゃんに会わせて欲しいんだけど…」

にこ「え、なんで?」

ことり「ことり、今ね、凄い子供服作りたくて、たぎってきちゃってて…」

ことり「それで、採寸とかさせてくれないかなぁって…」

にこ「そ、そういうことなら別にいいけど…」

ことり「ホント?にこちゃん、ありがとう!」

にこ「まあ、ことりには衣装ですお世話になってるし…」

ことり「にこちゃんの服も作ろうかな」

にこ「ええっ?」

ことり「双子ちゃんとお揃いで!」

にこ「流石に恥ずかしいわ…」

ことり「ええー?」

ことり「にこちゃん、絶対似合うと思うよ?」

にこ「いや、さすがにあの年の子供と、同じ服ってどうなのよ」

穂乃果「海未ちゃん、押すよ」

海未「はい、お願いします」

グイッ

海未「ふぅ…ふぅ」

穂乃果「海未ちゃんも随分柔らかくなったね」

海未「そうですね、これも日々のストレッチの賜ですかね」

海未「次穂乃果ですよ」

グイッ

穂乃果「痛い、痛い!」

海未「穂乃果…、最近ストレッチサボってるでしょう」

穂乃果「え?いや?そんなこと…あるかも…」

海未「まったくあなたは、日々の積み重ねが大きな進歩に繋がるとあれほど、言っているのに!」

海未「勉強にしたってそうです…」ガミガミ

穂乃果「う、うぅ」

海未「いいですか?穂乃果」

穂乃果「はい…ごめんなさい」

穂乃果「でも、しかないんだよ~」

穂乃果「いつもはユッキーが手伝ってくれてたんだけど…」

穂乃果「最近忙しいみたいで」

海未「…そうですか、まあ受験もちかいですしねぇ」

海未「雪穂も穂乃果をいままで精一杯サポートしてくれてたんだから、穂乃果もこれからは雪穂をサポートして上げてください」

穂乃果「うん!」

海未「ストレッチに関しては私がいつもやってる方法を教えますから」

穂乃果「クスッ」

海未「?何を笑ってるんです?」

穂乃果「いや~、海未ちゃん、お母さんみたいだなって!」

海未「こんな大きい娘を産んだ覚えはありません!」

穂乃果「あははははっ」

海未「うふふっ」

穂乃果「海未ちゃん、穂乃果、後先考えずに突っ走っちゃうけど、海未ちゃんやことりちゃんが穂乃果を助けてくれるからここまで来れたんだよ」

海未「何を今更…」

海未「それにまだまだゴールは先ですよ」

穂乃果「そうだね、海未ちゃん」

穂乃果「明日もよろしくね!」

おわります
また同じような形式でスレ建てるんでよろしくね

過去たてたやつ
穂乃果「えりほのりん」
穂乃果「えりほのりん」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1394926370/)

穂乃果「うみたそ~」
穂乃果「うみたそ~」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1394852841/)

穂乃果「ことほのうみ」
穂乃果「ことほのうみ」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1394686284/)


>>33

希「ちょ、穂乃果ちゃん(顔が近いよ…//)」ドキッ

希「あ、あーん」モグモグ

希「美味しい!」

穂乃果「ほんと?嬉しい!」

希「ああ、美味しいよ、さすが穂むらの看板娘やなぁ」

乙!読みにくい!

>>53
ノートアプリがクソすぎて…
正直すまんかった

まだHTML化してないから、まとめるわ

穂乃果「絵里ちゃんの髪の毛ってさ、ホントに綺麗だねぇ」サワサワ

絵里「ひゃっ!ち、ちょっと、穂乃果!」

穂乃果「いいなぁ…」

絵里「別に普通でしょ?穂乃果だって綺麗よ」

穂乃果「そ、そうかな?」

穂乃果「そう言えばね、絵里ちゃんってなんでその髪型なの?」

絵里「なんでって…別に深い理由はないでわ」

絵里「まぁ、強いて言うなら気が引き締まるとか?」

穂乃果「ふぅーん」

絵里「でも、どうしてそんなことを?」

穂乃果「だって絵里ちゃん、髪下ろしてても可愛いのに、ポニーテールにしてるはなんでかなって!」ギュ

絵里「ちょ、ちょっと穂乃果!//」

穂乃果「照れなくてもいーじゃん~」

絵里「まったく、穂乃果は!」

絵里「そう言えば、穂乃果はどうなの?」

穂乃果「へ?」

絵里「穂乃果は、なんでその髪型なの?」

穂乃果「これ?これはねぇ、…知りたい?」

絵里「…そんな言い方したら、気になるじゃない!教えなさいよ~」 コチョコチョ

穂乃果「あははははっ、うきゃー!ちょ、ちょっ と、や~め~てっ」クネクネ

穂乃果「わ、わかったからぁ~、言うからぁ~あははははは」

絵里「ふふっ、へんに勿体ぶるからよ」

穂乃果「」ハァハァ

絵里「で?なんでそのサイドテールなの?」

穂乃果「実はね…穂乃果」

穂乃果「このサイドテール解くとね…死んじゃうんだよ…」

絵里「はい、お仕置きね」コチョコチョ

穂乃果「あはははははは、ごめんって~、特に理由はないです~」ジタバタ

廊下

にこ「」スタスタ

希「お、にこっちやん、ちょっとおどかしたろ」

希「おりゃー」ワシワシ

にこ「ひゃゃゃゃあああああああ」ビクゥ

にこ「なに!?ってのぞみぃ!またあんた!?」

希「ふふっ、日課みたいなもんやろ?」

にこ「まったく…急にやるの止めなさいよね!」

希「それより、にこっ ち~、うちが毎日ワシワシしてんのに全然そだってないやん」

にこ「ううう、うるさいわね!関係ないでしょ!」

希「でも揉まれると大きくなるっていうやん?」

にこ「そうだけど…ってあんたのそれは揉まれてそうなったの?」
希「いや、別に?」

にこ「なによ!それ!」

花陽「いたっ!」

ことり「大丈夫?」

花陽「うん…ちょっと擦りむいちゃった」

ことり「あら、ホントだ…」

ことり「かよちゃん、大丈夫だよ!ことり、保健委員だから!」

ことり「消毒して~、バンドエードを…っと」ペタ

花陽「うぅ~、ことりちゃんありがとう!」

ことり「どういたしまして!」

花陽「ことりちゃんっていつも救急キットもってるんだね」

ことり「まあね、保健委員だからねっ!」エヘン

花陽「保健委員って大変なんだねぇ~」

ことり「えへへ…実はことりもよく転んじゃうし」

凛「真姫ちゃん!真姫ちゃーん!」

真姫「なによ、騒がしいわね、何か用?」

凛「別に何にもないよ、真姫ちゃんを見つけたから…」

凛「それじゃあ、だめ?」ウワメ

真姫「うっ!べ、別にだめじゃ…ないわよ…」

凛「ほんと?わーい!真姫ちゃん!真姫ちゃーん!真姫ちゃゃゃゃゃん!」

真姫「騒いでいいとはいってないわ!」

穂乃果「海未ちゃん…」

海未「ほ、穂乃果…どうしたのですか?」

穂乃果「海未ちゃぁぁぁん!」ダキッ

海未「!?なに?なんですか、いきなり!」

穂乃果「グスッ…スン…」

海未「うぇ!?なんで泣いてるんですか!?」

穂乃果「海未ちゃぁぁぁぁん、転校なんてしないでぇぇぇぇ」ウエーン

海未「はぁ?」

海未「ああ…」

海未「よしよし…穂乃果、私は何処へも行きませんよ…」ヨシヨシ

穂乃果「うみ ちゃ…グスッ…グスッ………」

穂乃果「……」スースー

海未「まったく…寝てても人騒がせな人ですね」

海未「…夢でも…穂乃果にそんなふうに思ってもらえて、嬉しいです」

希「えりちぃ~、ガム食べる?」

絵里「ん?いただこうかしら」

絵里「って、あっ!また、イタズラする気でしょ!あのパチンってなるやつ!」

絵里「その手にはのらないんだからねっ!」

希「そんな使いふるされたネタ何度もせんよ~」

絵里「わからないわ、希なら何度もやりかねないわ」

絵里「とにかく!いらないから!」

希「ええー?えりちの好きそうなチェリーのガムやのに」

絵里「」ピクッ

希(ふふっ、反応して…かわええなぁ、えりち)

希「じゃあ、うちが全部食べちゃおうかなぁ~」

絵里「あっ…」

希「ふふっ、冗談やで、はい、あーん」

絵里「あ、あーん」

希「美味しい?」

絵里「…おいひい」モグモグ

ことり「ねぇ、真姫ちゃん」

真姫「なによ」

ことり「その髪のウェーブって地毛なの?」

真姫「そうよ」

ことり「へぇ…」

真姫「な、なによ、そんなに見て」

ことり「ちょっと、触るよ」サワサワ

真姫「ひゃっ!なにするのよ!」

ことり「ううーん、これを…こうして…」

真姫「な、なにしてるのよ?」

ことり「ほら、できた!」

真姫「ええっ?どうなってるの?」

ことり「はいっ!これ、鏡!」

真姫「あっ、可愛い」ボソッ

ことり「でしょ!」

真姫「べ、別にこの真姫ちゃんならどんな髪型でも可愛いわよ!」

ことり「ふふっ、そうだねぇ~」ニヤニヤ

真姫「なによ!もうっ!」

真姫「…」

真姫「…ありがと」ボソッ

ことり「うん!」

にこ「」ズルズル

凛「」ズルズル

にこりん「「ふぅー」」

凛「美味しいね!」

にこ「まあまあ、ってところね」

にこ「にこはラーメンなんてあんまり食べないからね」

凛「ええー?なんで?こんなに美味しいのに!」

にこ「だって可愛いにこには、ラーメンなんて可愛くない料理似合わないんだもん!」

凛「なんでよー、ラーメンも可愛いにゃ!」

凛「この器に、収まった感じとか最高に可愛いにゃ!」

にこ「器に収まってるならほとんどの料理がそうじゃない!」

にこ「あっ、すいませーん!」

にこ「替え玉お願いしま す。半玉、普通麺の柔らかめで!」

凛「…にこちゃん、実はラーメン結構食べるでしょ」

穂乃果「おーい!希ちゃーん!」

希「穂乃果ちゃんやない、どうしたの」

穂乃果「えっとね!神社にお供え物のおまんじゅう持ってきたんだよ!」

希「そうなん、穂乃果ちゃん、お手伝い偉いなあ」ナデナデ

穂乃果「くぅ~ん」スリスリ

穂乃果「あっ、そうだ!」ゴソゴソ

穂乃果「この大福ね、穂乃果が作ったんだよ!」

穂乃果「希ちゃん食べて!」

穂乃果「はい、あーん」

希「ちょ、穂乃果ちゃん(顔が近いよ…//)」ドキッ

希「あ、あーん」モグモグ

希「美味しい!」

穂乃果「ほんと?嬉しい!」

希「ああ、美味しいよ、さすが穂むらの看板娘やなぁ」

穂乃果「えへへ、ありがとう!希ちゃん!」

穂乃果「あっ!希ちゃん唇に粉がついてる」

希「え?ほんま?」

穂乃果「とったげる!」

ピッ プルン

穂乃果「取れたよ!」

希「ほ、穂乃果ちゃん!?」

穂乃果「希ちゃんの唇プルプルだね!」

希「そ、そうかな…//」プシュー

希(ううっ…やっぱり、穂乃果ちゃんのペースに巻き込まれてもうた…)

海未「穂乃果の趣味のシール集めってどんなのですか?」

穂乃果「えー?それはねー、これ!」

海未「これは?ファイル?」

穂乃果「そうだよ!いままで集めたシールを保管してるんだ!」

穂乃果「ちなみにそれは四十二冊目だよ」

海未「四十二!?そんなに集めてるなんて…」

海未「私、幼なじみなのに…知らなかったです」

穂乃果「まぁ、そんなに自慢できる趣味じゃないしね」

海未「そうなのですか?レアシールとかだと自慢になるのでは?」

穂乃果「いや、そういうのじゃないんだよ」

穂乃果「まあ、中を見てみてよ」

海未「えぇ、…」

ペラ

海未「こ、これは!?」

海未「これは、三割引シール?半額シールに、黒毛和牛シール…」

海未「他にも、ビールについてくる応募シール、ヤマザキパンのシール、」

海未「凄いです…何て言うか究極に所帯染みた趣味というか…」

穂乃果「ええとね、これは一番ちかくのスーパーの割引シールでしょ、それで…」

海未「いや、説明しなくていいです」

海未「しかも、これ何気に保存方法もしっかりしてますね」

穂乃果「そうでしょ、あのねーシールって凄く面白いんだよ!」

穂乃果「可愛いし、カッコいいし」

穂乃果「値引きシールだってね、スーパーごとに違いがあってとっても楽しいんだ!」

海未「ふふっ、なんか聞いてたら私も楽しくなってきました」

穂乃果「そうでしょ!穂乃果、自分のシールを作るのが夢なんだ!」

海未「叶うといいですね、その夢」

ことり「にこちゃん!」

にこ「な、なによ、いきなり…」

ことり「双子ちゃんに会わせて欲しいんだけど…」

にこ「え、なんで?」

ことり「ことり、今ね、凄い子供服作りたくて、たぎってきちゃってて…」

ことり「それで、採寸とかさせてくれないかなぁって…」

にこ「そ、そういうことなら別にいいけど…」

ことり「ホント?にこちゃん、ありがとう!」

にこ「まあ、ことりには衣装ですお世話になってるし…」

ことり「にこちゃんの服も作ろうかな」

にこ「ええっ?」

ことり「双子ちゃんとお揃いで!」

にこ「流石に恥ずかしいわ…」

ことり「ええー?」

ことり「にこちゃん、絶対似合うと思うよ?」

にこ「いや、さすがにあの年の子供と、同じ服ってどうなのよ」

穂乃果「海未ちゃん、押すよ」

海未「はい、お願いします」

グイッ

海未「ふぅ…ふぅ」

穂乃果「海未ちゃんも随分柔らかくなったね」

海未「そうですね、これも日々のストレッチの賜ですかね」

海未「次穂乃果ですよ」

グイッ

穂乃果「痛い、痛い!」

海未「穂乃果…、最近ストレッチサボってるでしょう」

穂乃果「え?いや?そんなこと…あるかも…」

海未「まったくあなたは、日々の積み重ねが大きな進歩に繋がるとあれほど、言っているのに!」

海未「勉強にしたってそうです…」ガミガミ

穂乃果「う、うぅ」

海未「いいですか?穂乃果」

穂乃果「はい…ごめんなさい」

穂乃果「でも、しかないんだよ~」

穂乃果「いつもはユッキーが手伝ってくれてたんだけど…」

穂乃果「最近忙しいみたいで」

海未「…そうですか、まあ受験もちかいですしねぇ」

海未「雪穂も穂乃果をいままで精一杯サポートしてくれてたんだから、穂乃果もこれからは雪穂をサポートして上げてください」

穂乃果「うん!」

海未「ストレッチに関しては私がいつもやってる方法を教えますから」

穂乃果「クスッ」

海未「?何を笑ってるんです?」

穂乃果「いや~、海未ちゃん、お母さんみたいだなって!」

海未「こんな大きい娘を産んだ覚えはありません!」

穂乃果「あははははっ」

海未「うふふっ」

穂乃果「海未ちゃん、穂乃果、後先考えずに突っ走っちゃうけど、海未ちゃんやことりちゃんが穂乃果を助けてくれるからここまで来れたんだよ」

海未「何を今更…」

海未「それにまだまだゴールは先ですよ」

穂乃果「そうだね、海未ちゃん」

穂乃果「明日もよろしくね!」

絵里「真姫、まだ残ってたの?」

真姫「エリー、ちょっと作曲したくて…」

絵里「そう…でも、もう下校時間よ」

真姫「あと、ちょっとだから見逃してよ」

絵里「しょうがないわね、特別よ?」

真姫「うん、ありがと…」

ポロン ポロロン

真姫「…ふーん♪ふーん♪」カキカキ

絵里「……」ジー

真姫「ちょ、ちょっと!何じっと見てるの!?」

絵里「いや、真姫の作曲してるところ、こうやってじっくり見るのは初めてだわ」

真姫「べ、別に、何も面白いことなんてないわよ!」

絵里「そうでもないわよ?メロディーを口ずさんでる真姫をみると…」

真姫「もう!エリー!」

絵里「ふふっ、ごめんなさい、もう邪魔しないわ」

凛「あっ!ことりちゃんだー!」

ことり「凛ちゃーん!」

ことり「これから部室いくの~?」

凛「うん!そうだよ!ことりちゃんも?」

ことり「うん、一緒にいこ?」

凛「いくにゃー!」フリフリ

ことり「…!?」

ことり(凛ちゃんのお尻、きゅっとあがっててとてもかわいい…)

ことり「……」ジー

凛「ん?ことりちゃんどうしたの?」

ことり「え?な、なんでもないよ!」

凛「?」

部室

ガチャ

凛「誰かいるー?」

シーン

凛「誰もいないにゃ!」

ことり「着替えたあとがあるから、皆屋上だよ、早く行こ?」

凛「そうだね、急ぐにゃ!」ヌギヌギ

ことり「…はっ!」

ことり(凛ちゃんのお尻…凄く…かわいい)

凛「…? 」

ことり「…かわいい」ボソッ

凛「えっ?何て言ったの?」

ことり「な、なにも!?早くいこう!」

練習中

凛「たあー!」ピョン

ことり「…」ジー

休憩中

凛「はあ~疲れたにゃー」ゴロッ

ことり「…」フラフラ

凛「?ことりちゃん?」

ことり「…」サワサワ

凛「ひゃっ!?」

凛「こ、ことりちゃん、なんで凛のお尻…」

ことり「…ハッ!つい手が!」



花陽「…」モグモグ

海未「…遅れました。…って花陽だけですか?」

花陽「…」フンフン

海未「また、おむすびをたべていたのですか?」

花陽「…」モグモグ ゴクン

花陽「うん、そうだよ」

海未「花陽は、白米がホントに好きなんですね」

花陽「うん!このね匂いと噛みごたえとそれから…」ペラペラ

海未「ま、まあ白米というのは日本人の食にとって大事な要素ですね」

海未「腹持ちも良いですし私たちみたいに運動をする者にとってもってこいの食物です」

花陽「そうだよねぇ~、」

花陽「…、ねぇ、海未ちゃんの好きな食べ物ってなに?」

海未「私ですか?そうですねぇ…私は穂むらのお饅頭ですかね」

海未「あっ、あとお茶が好きです!特に梅昆布茶!」

海未「お茶は良いです。私は日本茶が好きなんですが、中国茶や台湾茶も非常にバラエティー豊かですし、…あと知ってますか?最近白いご飯に合うお茶なんてのも開発されていて…」ペラペラ

花陽「それほんと!?今度試そうよ」

海未「いいですね!」

花陽「夢が拡がるね」

穂乃果「うう~、わかんないよぉ~」

にこ「ああ、もう、うるさいわね!なんなのよ!」

穂乃果「にこちゃーん、明日の数学の小テストの範囲の問題なんだけど~」

にこ「そんなの海未かことりに聞きなさいよ」

穂乃果「今いないじゃん!穂乃果、今聞きたいの!」

穂乃果「にこちゃん、数学得意でしょ!教えてよぉ~」

にこ「うっ…ち、ちょっと貸しなさい!」バッ

にこ(いくらにこでも、一個したの範囲なんだから…)

にこ(…!?)

にこ(どうするんだっけ?…)

穂乃果「にこちゃん、どう?わかる?」

にこ「あ、ああ、わかるわよ…こんなの簡単じゃない」

にこ(…これをこうするんだっけ?)

穂乃果「ねぇ~え~、にこちゃ~ん、まだ?」

にこ「ちょっと待って!もうすぐなんだから!」

穂乃果「え~?にこちゃん、実は曖昧なんでしょ!」

にこ「くっ…そうよ!悪い!?」

穂乃果「開き直らないでよ!」

にこ「だからちょっと待ってってば!」

にこ「もうすぐ出そうなのよ!」

穂乃果「おおう、どれどれ」チラッ

にこ「うーんと…」カキカキ

穂乃果「あー、確かそんな感じのことを海未ちゃんに聞いた気がする」

にこ「でしょう、にこは正しいのっ!」

にこ「あれ、答えが合わない?」

穂乃果「ここの計算が間違ってるんじゃない?」グイッ

にこ「いやいや、そんなはずは…」

にこ「って…このアホノカ!顔が近いのよ!」グイッ

穂乃果「うわぁっ」グラグラ

にこ「きゃっ」

ドサッ

にこ「いったーい!」

穂乃果「いたた…」

にこ「もうっ、全く穂乃果!ロクな事しないんだから!」パンパン

にこ「…」ピキーン

にこ「ああっ、思い出した!」カキカキ

にこ「よし!答えあってる!」

にこ「たまにはアホノカも役に立つじゃない」フフーン

穂乃果「??」

凛「希ちゃーん、はやくー!」タタタッ

希「待ってぇやー!」タタタッ

希「そんなに、急がんでもお店閉まらへんよ?」

凛「駄目だよー!沢山試着したいもん!」

希「って言ってるうちに、見えてきたよ」

凛「よーし!希ちゃん!お店まで競争にゃ!」ダッ

希「ひぇぇ、ふぅ…」ダッ

希「凛ちゃんってホンマに元気やなぁ、ついてくのに必死やわ!」

凛「ついたー!」

希「はぁはぁ」

凛「希ちゃんだらしないにゃー」

希「凛ちゃんが異常なだけやで…」

凛「見てみて~」

希「おお!ええやん!ボーイッシュで凛ちゃんに似合ってるよ」

凛「えへへ~ありがとにゃ!」

凛「…」チラッ

希「ん?…はは~ん」

希「凛ちゃ~ん、素直になるんやで~」ワシワシ

凛「ひゃああああああ、希ちゃん!なにするにゃ!」

希「凛ちゃん、このワンピース着てみ」

凛「ええっ?」

希「ほらっ!」

試着室

凛「うぅ~、どうかなあ?」

希「ええやん!めっちゃ似合うよ!そっちにしときいや!」

凛「そうかな?じゃあこれにする…」

凛(希ちゃん…ありがとにゃ…)

今度こそ終わる

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