エドワード「>>2の錬金術師?」 (107)
大佐「うむ。それが君の二つ名だ」
エド「……>>2の錬金術師、か」
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白金
エド「白金の錬金術師、か」
大佐「不服かな?」
エド「なんて呼ばれたって構わねえよ。賢者の石に近づけるならな」
エド(白金の機械鎧。>>7に魂を定着したアル。元に戻せるならなんでもいい)
等身大フランス人形
アル「あ、兄さん。おかえり! 大丈夫だった?」
エド「ああ。試験は通ってたんだから心配するなって言っただろ?」
エド「まさか、外に出歩いてないよな? 誰かに見られたら、恐怖! 動く等身大フランス人形! とか新聞に載っちまうぞ」
アル「し、してないよ! でも、部屋で一人で待ってるのは不安だったんだよ」
エド「とっさとはいえ……ごめんな、アル」
アル「いいんだよ。兄さん。こうして魂が定着していなきゃ僕はここにいないんだから」
アル「それに人型のもので良かったよ。機械鎧(腕)とかバケツとかに定着させられてたら……」
エド「……考えただけで恐ろしいな」
エド「そうだ! せっかく街に来たんだから顔や体を隠せる物を買えばいいんじゃないか!?」
アル「え、でもお金が……」
エド「ふっふっふっ。何のための国家錬金術師だ!」グフフ
アル「研究費用を使うんだね!」
エド「そうだなー。>>14があればアルも外を歩けるんじゃないか?」
賢者の石
エド「賢者の石があればなあ」
アル「お金で買えたらいいけどねー」
エド「金で買えるものを探してくる」
エド「買うとしたらこの辺だよな」
>>17
1.鎧
2.ローブ
3.ドレス(隠れない)
4.自由安価
安価下で
アル「に、兄さん。これ顔見えたらバレちゃわない?」
エド「フード深くかぶれば大丈夫だって! 恥ずかしがり屋なお嬢様って設定で」
アル「ちゃんとフォローしてよ?」
エド「任せとけ」
アル「じゃ僕が姉ってことで。兄さんより背高いし。これから姉さんって呼んでね」
エド「呼ぶか! つか誰が豆つぶだ! お前、靴で慎重稼いでるんだよ!」
アル「兄さんこそ!」
?年後 リオール
ラジオ『神をーー』
?「きゃっ」ガシャン
店主「お、お嬢さん大丈夫か? コードに足引っ掛けたようだが」
?「すいません、ラジオが」
店主「あー、壊れちまったか。困ったな」
?「今直しますので」カキカキ
店主「直すって……」
アル「これでよし、と」
カッ
店主「直った……こりゃ驚いた! あんた、神の御業を使えるのか!?」
エド「神の御業?」
店主「教主様が使う~」
エド「なるほどねぇ」
莨第?
教主「奇跡の御業ー」ピカーン
エド「あの錬成光……どう見ても錬金術だ」
アル「でも質量保存の法則が……」
ロゼ「これで分かったでしょ? 教主様は奇跡を起こせるのよ」フフン
エド「……あー! ロゼ、俺たちもなんとか教に興味が湧いちゃった。教主様に会いたいなぁ」
ロゼ「ほんと!?」
信者「子供と、ローブで顔を隠した女性で白金の錬金術師と名乗っています」
教主「なんだと! ……まずいことになった。白金の錬金術師エドワード・エルリックだ」
信者「国家錬金術師が!?」
教主「ああ……国家錬金術師は軍の狗と蔑まれているからな。だから顔を隠しているのだろう」
信者「しかし、女性ですよ?」
教主「顔も見せぬのだろう? 性別すら偽ってる可能性もある」
教会
信者「案内いたします」
ロゼ「エド、失礼のないようにね」
エド「それは難しいな」
信者「……」チャキ
アル「え?」
ッターン
ロゼ「きゃぁぁっ! な、何を!?」
信者「教主様はこいつらを始末しろと命ぜられた」
エド「……」
信者「まだ幼いのが、仕方がない」チャキ
アル「兄さん!」バキッ
信者「ぐ……」バタン
ロゼ「ア、アル!?」
ロゼ「その、身体……」
エド「アル、大丈夫か?」
アル「なんとかね。おでこに穴が空いちゃったけど」
ロゼ「あ、穴って……」
エド「ロゼ、真実を見る覚悟はあるか?」
教主「神聖なる我が教会へようこそ。教義を受けに来たのかね?」
エド「ああ、ぜひとも教えて欲しいもんだ。せこい錬金術で信者をだます方法とかね!」
教主「さて、なんの事やら。私の『奇跡の業』を錬金術と一緒にされては困るね。一度見てもらえばわかるが」
教主「……すべてお見通しと言う訳か。流石は軍の狗、白金の錬金術師エドワード・エルリック! 顔くらい見せたらどうだ」チラッ
?「……」
エド「いや、それ俺だ」
教主「なぬぅっ!?」
エド「奇跡の業か。どうにも腑に落ちないのは、法則を無視した錬成がどうして成り立つのか」
教主「だから錬金術では」
エド「それで思いついたんだけど、賢者の石。使ってんだろ?」
エド「例えばその指輪がそうだったりして」
教主「……っ! 流石は国家錬金術師」
エド「石を使ってどうするつもりだ。金なら錬成出来るだろ」
教主「金ではない! 軍隊だ! 死をも恐れぬ軍隊で、私はこの国を切りとりにかかるぞっ!
エド「それはどうでもいい」
教主「んなぁっ!? 貴様それでも軍の狗か!」
エド「いやー、ぶっちゃけて言うとさ、国とか軍とか、知ったこっちゃーないんだよねオレ。賢者の石をよこしな!そうすれば、街の人間にゃ、あんたのペテンは黙っといてやるよ」
教主「交換条件のつもりか? 貴様のようなよそ者の言葉を信者どもが信じるものか!」
教主「バカ信者どもは私の忠実なしもべだ! 誰もしんじぬぞ! なぜなら私に、騙されきっているからなぁっ!」
ホーエンハイム「なぁ!?俺の美少女外国人形コレクション!?なんでこんなところに!」
アル「」
ウィンリィ「」
エド「たしかに信者は、オレの言葉にゃ耳も貸さないだろう。けど!」
バサァッ
エド「彼女の言葉はどうだろうね」
ロゼ「き、教主様?」
教主「ロ、ロゼ!? もう一人は一体どこへ……」
エド「さあ? どこだろうな」
氷
空間
拳
中尉よく内戦生き残ったな
光線銃
ブラックホール
尻から食べて口から出す
ロゼ「教主様! 今のお言葉は本当ですか!? 私たちを騙していたのですか!?」
教主「たしかに奇跡の業と言ったのは嘘だ。だがしかし、この賢者の石があればお前の恋人を生き返らせることが出来るかもしれんぞ」
エド「ロゼ、聞くな!」
教主「ロゼ。いい子だからこちらにおいで」
エド「行ったら戻れなくなるぞ」
教主「どうした? おまえはこちらがわの人間だ。おまえの願いをかなえられるのは私だけだ。最愛の恋人を思い出せ……さあ!」
ロゼ「ごめんなさい。それでも私にはこれしか……これにすがるしかないのよ」
教主「いい子だ、本当に。さて、我が教団の将来を脅かす異教徒は速やかに粛清するとしよう」
キメラ「ぐるるる……」
エド「こいつは……」
教主「賢者の石とは大したものでな。合成獣まで作れる。こいつは>>89と>>91の合成獣だ」
豚丼
イノシシ
教主「豚丼とイノシシの合成獣だ」
エド「……は?」
教主「……豚丼とイノシシの合成獣だ」
キメラ「ゲプッ」
エド「ただのイノシシじゃねえか!」
教主「行け!」
イノシシ「フゴッ」
そっちか
丼の方かと思ったわ
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