男「運命の人なんているわけねえだろ」 (79)

幼馴染「いや、いる!絶対いる!」

男「そんなこと言って、お前の運命の人とやらは見つかったのか」

幼馴染「うぐぐ......それはいなかったけど….」

幼馴染「で、でもでも、中学校にはいなかっただけだもん!」

男「.......なんか小学校卒業したときにもそんなこと言ってなかったか?」

幼馴染「ぐぬぬ......」

男「なにがぐぬぬ...だ」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1404135979

男「お前小学校のときから『運命の人と結婚する!』とか言ってたな.......はあ、ウルトラ乙女じゃん......」

幼馴染「う、うるさい!///」

幼馴染「別にいいじゃん、少しくらい夢見たって!」

男「しかもお前中学校のとき結構告白されてたじゃねえか、そいつらどうなんだ」

幼馴染「あ、うーん......あの人たちはこう......何というか......」

幼馴染「ピキーン!ってこなかったんだよね......」

男「ふーん......まあ俺は告白とかされたことないからよく分からんが・・・」

幼馴染「.......ごめんね」ボソッ

男「えっ?なんて?」

幼馴染「ん、なんでもない」

幼馴染「それより男くん!」ズイッ

男「うわっ!なんだ急に......」

幼馴染「来月から高校生だよ、私たち!」

男「おう、がんばれよ」

幼馴染「ちょ、なに他人事みたいに言ってるの!?男くんも高校生だよ!」

男「......で、高校生だからどうした」

幼馴染「あ、ふっふっふ.......高校では絶対に!」

男「運命の人を見つけると」

幼馴染「もう!私のセリフ取らないでよ!」

男「がんばれよー、応援してるー」鼻ホジホジ

幼馴染「.......絶対無理とか思ってるでしょ」

男「うん」

幼馴染「ち、ちくしょおおおおおおおおおおう!今に見てろ、絶対見つけてやるんだからああああ!!」ガタッ

男「あっ!おい、幼馴染!」

幼馴染「うわあああああああああああん!!!!!」バヒューン!

男「あっ.....行っちまった」

男「.......」

男「運命の人ねぇ.......いたらいいな」

男「がんばれよ、幼馴染」

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【入学式】

幼馴染「ついにこの日がきたよ、男くん!」

男「ああ、そうだな」

幼馴染「最初が肝心だからね......あー楽しみだなあ」

男「......おっ着いたぞ」

幼馴染「うわあ......人いっぱいいる.....」

男「まあ、ここらへんでは一番でかい高校だからな.....そりゃ人も多いだろ」

幼馴染「この中に私の王子様が.......」キラキラ

男「まあ、がんばってください」

「やばい、ちょっと遅れちゃった」タッタッ

幼馴染「もう、他人事みたいに.....」

「急がないと・・・」タッタッ

男「ほら、いくぞ.....もう入学式始まっちまう」

幼馴染「あ、うん........あっ!!!」

幼馴染「お、お、男!!前!前ええええ!」

男「あぁん?前......っておわっ!」ドカーン!

「えっ......きゃあ!!」ドカーン!

幼馴染「あわわわわわわ・・・だ、大丈夫!?」タッタッ

男「いってぇなあ!.....だれだよ.....!」

「......ちょっと!ちゃんと前を.......!」

男「あっ.....」

女「えっ......」

そのとき俺は

そのとき私は

その人から目を離すことが出来なかった......

男「そ、そそそそそその、すまん!」

女「あ、あのあのあのあの!こ、こちらこそ!」

男「(長い黒髪.......きれいだ......め、めちゃくちゃかわいい.....)」

女「(きれいな目......まつげ長い.....め、めちゃくちゃかっこいい.....)」

男「な、なんだてめぇ、さっきからジロジロ見やがって」

女「そ、そっちこそジロジロ見てるじゃん」

男「(......やべえ、こいつめちゃくちゃいいにおいする)」

女「(ちょっと待って......なんでこの人こんないいにおいするのぉ......)」

男「おい.......さっきから近づいてきてんじゃねえよ」ジリジリ

女「あんたこそ.......」ジリジリ

男、女「(や、やばい......抱きしめたい........)」

幼馴染「あのーお二人さん........」

男、女「っ!!」

幼馴染「そろそろ行かないと遅れちゃうよ?」

男「えっ.......あ、やべ!」

女「あ、急がなきゃ」

男「(えっ.......もう行っちゃうのか)」

女「(ど、どうしよ.......離れ離れになっちゃう.......い、いや、別にいいじゃん......けど......)」

男「(と、とりあえず名前聞かなきゃ......あれ、なんで名前なんか聞かなきゃいけないんだ......別にそんな必要ないじゃん......)」

女「あ、あああああの!い、いっしょに........」

男「.......えっ」

女「その........一人で行くのもあれだし.......べ、別に私が一緒に行きたいわけじゃないけど!........い、一緒にどうかな.........い、いや!別に私が一緒に行きたいわけじゃないけど!」

男「(や、やべえ.......何言ってんだこいつ.......)」

女「.........ぅ」

幼馴染「いいから二人とも行くよ!本当に遅れちゃう!」

男「あ、ああ!!」

女「あ・・・う、うん!」

また明日書きます

まったく関係ないけど>>1の前作
男「漫画みたいな学校生活を送りたかった」 幼馴染「・・・」
男「漫画みたいな学校生活を送りたかった」 幼馴染「・・・」 - SSまとめ速報
(ttp://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1403276360/)

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幼馴染「私たちの席は........あっちだ!」

男「俺は.......あそこか」

幼馴染「あー、男くん結構遠いね......」

男「しょうがねえだろ.......じゃ、またあとで」

幼馴染「うん、バイバーイ!」タッタッ

男「おう」スタスタ

男「(俺の席........俺の席........ここか........あっ!!)」

女「あっ」

男「........き、奇遇だな.........お、お前が隣か」

女「そ、そうだよ」

男「よいしょっと.........」ストン

男「.........」

女「.........」

男「(よ、よっしゃああああああ!!!こいつが隣だあああ!!でも、なんでこんなうれしいんだ........意味分かんねえ.......)」

女「(や、やったああああ!!また会えたよぉ........あ、いや全然うれしくもなんともないけど!)」

男「(あ、やべえ.......やっぱすげえいいにおいだわ........)

女「(横顔素敵ぃ........はっ!い、いや別に普通だけど!)」

男「な、なあ」

女「な、なな何?」

男「お前の.........その........」

女「........女だよ」

男「えっ!へ、へえ........女さんね.........」

女「.........あの」

男「男」

女「あ、お、男くんね........」

男「べ、別にくん付けじゃなくていいけど」

女「あ、うん........男.........男.......ふふ」

女「じゃあ........」

男「お、女」

女「あ、うん.........えへへ///」

男「///」

女「///」

また夜に書く

続き書いてく

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女「ただいまー」

母「あ、おかえりなさい」

妹「おかえりー、お姉ちゃん」

女「はあ........今日はすごい疲れた........」

母「お疲れさま、今ご飯の準備するわね」

妹「ねえねえ、お姉ちゃん!」

女「ん、なに?」

妹「お姉ちゃんもついに高校生だねー」

女「妹も2年後高校生になるでしょ」

妹「私はまだまだだよー.......あー早く私も高校生になりたいなあ」

女「2年後のお楽しみだね」

妹「.........お姉ちゃんも高校生になったことだしさー勉強以外にも興味を持ったら?」

女「何言ってるの、高校でも今までと同じだよ」

女「(.......そう、勉強さえしてればいいんだ。そうすれば、必ず幸せになれるから........完璧な人生を歩めるから.......遊びとか恋愛なんて必要ないんだから........)」

女「(けど........)」

男『女』

女「(な、なんであいつが出てくるの........さっきからあいつが頭から離れない.......)」

男『女、髪きれいだね........素敵だよ........』

女「(う、うわああああああ///そ、そんなこと言ってなかったじゃん///)」ニヤニヤ

女「(で、でも........また、会えるかな........そ、そこまで会いたいわけじゃないけど.......会えたらいいな.......男///)」ニヤニヤ

妹「.......ママー、お姉ちゃんニヤニヤしてキモいー」

母「そっとしておいてあげなさい」

妹「はーい」

女「えへへ///」

【次の日】

男「........で、結局しっくりくる人はいなかったと」

幼馴染「うん.......」

幼馴染「で、でも全員見たわけじゃないし!まだまだ可能性あるし!」

男「はいはい、がんばがんば」

幼馴染「それよりも、今日はクラス発表だね!」

男「ああ、そうだな」

幼馴染「また男くんと同じクラスがいいなー」

男「中学校ではまさかの3年連続同じクラスだったな」

幼馴染「高校でも同じクラスだといいねー」

男「........うわあ、玄関すげえ人だな」

幼馴染「えーと.......私のクラスは.......あ、あった!...........あ」

男「ん、どうした?」

幼馴染「男くんと違うクラスだった........」

男「あー、それは残念だったな.......」

男「つーか俺のクラスはどこよ」

男「.......えーと......あ」

男、女「「あった!」」

男、女「......えっ」」

男「........よ、よお、女」

女「お、男......」

男「なんか.......同じクラスみたいだな........俺たち」

女「そ、そうだね........」

男「(........シャアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!よっしゃよっしゃ!!!!)」

女「(男と同じクラス........嬉しすぎてた、倒れそう.......)」

男「べ、別に........同じクラスだからなんだよ.......」

女「そ、そうだよ.......たまたまクラスが一緒だっただけだし......」

男「.......あのさあ」

女「う、うん.......一緒に行こうか」

男「ああ、そうだな」

男「というわけでじゃあな、幼馴染」

幼馴染「」ポカーン

幼馴染「.......はっ!う、うん........分かったよ」

女「」テクテク

男「」テクテク

幼馴染「バイバーイ」

幼馴染「........」

幼馴染「(び、びっくりしたあ........あの二人いつの間に呼び捨ての関係に........)」

幼馴染「(ふっふっふ........なかなかやりますなあ、男くん!)」ヒヒッ

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女「........」

男「........」

女「ね、ねえ........さっきの.......」

男「ああ、あいつか?ただの友達だ」

女「そっか........ただの友達.......ね」

女「(そうなんだ.......ただの友達かぁ.......よかったぁ.......えへへ.......はっ!)」

女「(べ、別に......こいつに恋人がいたって......私には関係ないじゃん......)」

男「.......着いたぞ、ここが俺たちのクラスだな」

女「そうだね」

男「とりあえず席探そうか」

女「うん」

女「(えーと私の席はどこかな.......)」

男「(俺の席は.......っと)」

男、女「「(あ、あった)」」

男、女「「...........えっ?」」

男「.........は.......ははは.........ま、また隣だな..........俺たち」

女「........や、やったぁ」ボソッ

男「え?」

女「うぇっ!?べ、別にうれしいなんて言ってないじゃん!」

男「あ、ああ........そんなことは言ってなかったな」

女「うぐ.......あぅぅ///」

男「まあ........よろしくな.......これから一年間」

女「う、うん......こちらこそ」

明日続き書く

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【3日後】

先生「遠足行くぞ」

男、女「......は?」

先生「クラスが仲良くなれるように毎年1年生はこの時期に遠足に行きます。」

クラス一同「いえええええええええええええええええい!!!!」

先生「はーい、静かにー......それじゃあ班決めするからクジ引いてねー」

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先生「はい、みんな引いたねー......それじゃあその番号の人で集まってー」

女「(はあ・・・遠足なんてメンドくさい.......家で勉強してたほうがマシだよ........)」

女「(私の番号は.......5番か........)」

女「」チラ

男「・・・ん、なんだ?」

女「あ、いや........男は何番なの?」

男「ああ、俺か?」

男「........5」

女「.........え?」

男「だから・・・5番だよ」

女「ふ、ふーんそうなんだ.......」

女「(お、男と同じ班かあ........って.......えっ)」

女「(えええええええええええええええ!!!!や、やったあああああ!!!!妹、お姉ちゃんやったよ!!!!.......あっ、いや........知り合いいるのは心強いだけだし.......別に他意なんてないし.....えへへ....)」ニヤニヤ

男「.......とりあえず、他の5番のやつら探すぞ」

女「えっ........なんで私が5番だって......」

男「い、いや......もしかして違った?」

女「ううん、あってるよ......」

男「ほ、ほら.......いくぞ」ガタッ

女「う、うん」ガタッ

男「(.........言えない)」

男「(女がこっち向いてないときずっと見てたなんて言えない........)」

男「(つーか、俺悪くねえし........勝手に女のほうを見ちまう俺の目が悪いだけだし.......)」

「君たちもしかして5番~?」

男「!!あ、ああ........そうだ」

チャラ男「ギャル女~5番の人たちいたぜwww」

ギャル女「ギャハハwwwマジ~?wwwあ、私ギャル女、よろしくね~www」

チャラ男「俺チャラ男wwwよろしくチョリースwww」

男「ああ、よろしくな」

女「よろしく」

女「(........この人たち日焼けすご)」

今日はここまで

明日書きとめ全部放出して完結させます
なので今日も投下できませぬ

【遠足当日】

男「........なあ」

女「うん」

男「この遠足って親睦を深めるものだろ?」

女「そうだね」

男「.......じゃあなんでお前と俺の2人だけなんだよ」

女「私に聞かないでよ、先生がそう言ってたんだから......」











先生『男くんと女さん、ちょっといいかな?』

女「はい、なんでしょうか」

先生『実はチャラ男くんとギャル女さんなんだけどねえ・・・風邪ひいたみたいなんだ』

男、女『.......は?』

先生『だからさ.......悪いんだけど、今日は二人でおねがいね』

男『え、ちょちょちょっと......!』

先生『じゃ、そういうことでー』











男「(......あいつらサボるなよ)」

女「........きょ、今日は二人っきりだね」

女「(ふ、二人っきりだからってなんなの........別に意識することじゃないし.......)」

男「(.......まあ、いいか)」

男「(女と二人っきりのほうが.......っていやいや、別に二人っきりがうれしいわけじゃないけど!)」

男「......行こうか」

女「そうだね」
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男「へー、女あそこの中学校なんだ」

女「そうだよ、男の中学校から結構遠いね」

男「じゃあこの高校からも結構家遠いんじゃないのか?」

女「そうだね、でもこの高校がここらへんでは一番頭いいし」

男「まあ、そうだな」

男「(.......なんかこいつといると楽しいな)」

女「(二人っきりでよかったかも.......えへへ......はっ!あ、あんまり騒がしいのも好きじゃないだけだし.......)」

男「な、なあ.......」

女「なに?」

男「手.......つないでもいい?」

男「(.......何言ってんだ俺のアホオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!)」

女「うえっ!?......な、なんで.......うぅ~......」

男「す、すまん!こんなこと言うつもりは」アセアセ

女「い、いいよ///」

男「.......へ?」

女「だから、いいって言ったの!」ギュッ

男「お、おう......」ギュッ

女「(男の子と初めて手握った・・・男の手大きい・・・)」

男「(あれ.......なんで手握ってるんだっけ.......父さん、母さん、今日俺幸せすぎて死ぬかもしれんわ)」

女「(手汗かいてないかな........うわわ、なんかドキドキしてきた.........)」

男、女「(今、世界で一番幸せかも・・・)」

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【女の家】

女「あーつかれたー」ベットニダイブ

女「(高校の遠足ってあんなに歩くんだ........足痛いなあ.......)」

女「(でも........あんな楽しかったの生まれて初めてかも.......)」

女「(男ー......会いたいよー)」ゴロゴロ

女「(.........電話しようかな)」

ケータイ「~♪」

女「あ、電話だ...........えっ!」ガバッ

女「も、もしもし!」

男『よお』

女「ど、どうしたの.......」

男『その.......なんつーか』

男『女の声が聞きたくなったっていうか.......』

女「へ、へー.......そうなんだ」ニヤニヤ

女「もう、しょうがない子だねー」ニヤニヤ

男『う、うるせえ///』

女「じゃあちょっと話そっか.....あのね、今日の遠足でね......」
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女「~♪」

妹「お姉ちゃん、だれと電話してるんだろ・・・中学校のときは勉強にしか興味なくて友達なんてほとんどいなかったのに・・・」

妹「(高校ではちゃんと友達できたんだね.........良かった)」

女『おやすみなさい、男』

妹「(えっ........男って.......ええええええええええええええ!!!!........お姉ちゃん、男の子の友達できたんだ!)」

妹「(これはこれは........ひょっとすると........)」

妹「(ちょっと覗いてみよ........)」ソー

女「........」

女「~♪」ゴロゴロゴロゴロ

妹「(枕抱きしめてベッドの上でゴロゴロしてる・・・あんなお姉ちゃん初めて見た・・・)」

妹「.........ウシシ」

妹「お姉ちゃーん!」バーン

女「うひっ!な、なに妹.......脅かさないでよ」

妹「今の電話は.......なんでしょうか~?」ニヤニヤ

女「き、聞いてたの!?」

妹「ちょっと聞こえちゃっただけだよ」

女「.........別に........ただ友達と電話してただけだよ」

妹「ふ~ん」ニヤニヤ

女「なにその顔........」

妹「お姉ちゃん、その人のこと好きでしょ?」

女「うん、大好き愛してるよ」

妹「ふぇ!?」

女「........あっ!そっか.......私、男のこと好きなんだ」

妹「........なにその反応、もしかして自分の気持ちにも気づいてなかったの?」

女「その.......妹は恋したことある?」

妹「えっ当たり前じゃん.......小学校のときには好きな人ぐらいできるでしょ」

女「私、初めてなの........一緒にいてこんなにドキドキして、でも楽しくて.......一緒にいないときもその姿を目で追っちゃって」

女「そっか.........男が好きなんだ.......ふふ」ニヤニヤ

女「........うにゃああああああ////」ベットニダイブ

妹「.........」

女「男すきすきすきすきぃぃぃぃ♡」ジタバタジタバタ

妹「.........もう寝よ、おやすみお姉ちゃん」

女「うん、おやすみ♪」

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幼馴染「いや、それはどう考えても女さんのこと好きなんだと思うよ」

男「俺が.......女.......恋していると.......?」

幼馴染「うん」

男「そうかそうか.......よし」

幼馴染「どうしたの?」

男「なんか納得した...........女に愛の告白してくる」ガタッ

幼馴染「ちょちょちょっと!もう夜だよ!?」

男「あ、そうだったな........じゃあ明日か」

幼馴染「ふふ........なんか男今日変だね」

男「いや、そうでもないだろ........それよりも幼馴染」

幼馴染「なに?」

男「相談に乗ってくれてありがとな」

幼馴染「どういたしまして、お礼はあそこのアイスでいいよ」

男「えーマジかよ.........あそこの結構高いじゃん.......まあ、いいか」

幼馴染「ありがたやーありがたやー」

男「ということで俺はもう帰る、じゃあな」ガチャ

幼馴染「うん、バイバーイ!」

幼馴染「........」

幼馴染「(男くん、今までごめんね.........)」

幼馴染「(男くんが女の子から人気あったのに中学校のときに女の子から告白されたりしなかったのって私のせいなの)」

幼馴染「(私がずっと男くんに引っ付いていたから.......小学校のときから引っ込み思案で男くんがいないとなにも出来ないダメな子だったから)」

幼馴染「(でも........高校からは一人でがんばるよ。それで今まで男くんに迷惑かけた罪が償われるか分からないけど.......)」

幼馴染「(ねえ、男くん.......男くんを諦めるために.....運命の人を探すの頑張ったよ.....)」

幼馴染「(でも、結局ダメだったけどね)」

幼馴染「だって.......もう小学校のときにもう見つけてしまったから.......好きだよ.......グス.......男くん......」

幼馴染「男くん.......大好きだよ.......うわああああああん!!!!」

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【次の日】

男「(女に会いたい!女......!)」

女「(男.......どこ?........あっ!)」

男「女!」

女「男!」

男「その........俺、俺.......!」

女「私も.......!」

「なんだなんだ」ザワザワ

男「.........とりあえず移動しようか」

女「そうだね」
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女「ここまでくればいいかな」

男「ああ」

女「......」

男「......」

男「........好きだよ、女.......たぶん....いや、絶対.....初めて見た時から・・・」

女「私も.......男のこと.......愛してる」

男「........女ああああああ好きだああああああ!!!!!」ギュウウウウ

女「男ぉ♡すきすきすきいいいいいいいいいいいいいい!!!」ギュウウウウウウ

男「.......ずっと一緒にいような」

女「.......うんっ!」








【10年後】

幼馴染「もう二十代後半.......運命の人はいったいどこに........」

男「お前そろそろやばいんじゃねえの?」

幼馴染「........女ちゃーん、男くんがいじわる言ってくるー」ウエーン

女「よしよし」ナデナデ

男「お前結局高校でも大学でも彼氏作らなかったな・・・」

幼馴染「べ、別にいいもん!いつかきっと現れるはず、私の王子様.......」キラキラ

男「おう、がんばれよ」

幼馴染「男くんに言われなくてもがんばるよ!」

女「幼馴染はかわいいしきっと大丈夫だよ」

幼馴染「ありがとう、そう言ってくれるのは女ちゃんだけだよ.......」

幼馴染「あっ私もう行かなきゃ」

男「ん、もう行くのか?もっとゆっくりしてけよ」

幼馴染「いや、いいよ。あんまり騒がしくして息子くん起こしたらアレだし」

息子「zzZ」スヤスヤ

幼馴染「息子くん、君も私の運命の人かもしれないよ!?」ビシッ

男「もうなんでもありだな」

女「ふふふ」

幼馴染「じゃあね、男くん!女ちゃん!」

男「おう、気をつけろよ」

女「また来てね」

幼馴染「うん!」ガチャ

男「.......あいつなりに気を使ってくれたのかもな」

女「そうだね」ギュウ

男「おっ.......ふふ」ギュウ

女「大好きだよ.......この気持ちはずっと、ずぅーと!変わらないから.......」ギュウウ

男「........そりゃあ、俺もだ」

女「男に出会ってから、私の人生は始まったんだから」

男「ずいぶんと大げさだな」

女「ほんとのことだもん」

男「......運命の人ねえ」

女「ん?」

男「いや、幼馴染が言ってただろ?運命の人がどうのこうの.....って」

女「うん」

男「だいぶ昔にな、幼馴染に運命の人っていると思う?って聞かれたんだよ」

男「今ならはっきり言える」ギュウ

女「あっ///男.......すきぃ♡」

男「女以外の、運命の人なんているわけねえだろ......ってな」


幼馴染「.......やかましいわッ!」

終わり

これにて完結です。次回もまたよろしくおねがいします

男の運命の人が幼馴染のifって需要ありますかね
自分で言うのもあれですけど、幼馴染が不憫なので需要あれば書きたいです

要望あるみたいなんで書いていきます
ifストーリーは男と幼馴染が出会ったあたりから改変するつもりなので山場も特になく永遠といちゃラブしてるだけになっちゃうと思いますが・・・
とりあえずこのスレはhtml化の依頼出したんでまた新しくスレ立てます

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2014年07月27日 (日) 22:30:40   ID: YhXmtkyC

クソぅリア充爆発しろーい

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