アニ「期末テスト?」(111)

※進撃!巨人中学校の世界観だよ

先生「中間テストの結果を返すぞ~」

ユミル「おっクリスタなかなかいいんじゃないか?」

クリスタ「ちょっと勝手に見ないでよユミルのエッチ!」

ユミル「お前らはどーだったぁ?」

アニ「」

ライナー「」

ベルトルト「」

ユミル「…なんかゴメン」

アニ「小学校からのシフトチェンジをミスった…生徒会の私が…」

ベルトルト「僕もこんなはずでは…」

ライナー「えぇい考えてもしょうがねぇ!テスト終わったんだからカラオケ行こうぜカラオケ!」

クリスタ「ライナー、ちゃんと復習しないと…」

ライナー「止めてくれるなクリスタ!俺は過去は振り返らない男なのさ」

ユミル「こんなんじゃ期末もアウツだな」

先生「え~静粛に!静粛に!」

先生「今回私は君たちの結果にはガッカリしてる!」

先生「貼り出された順位を見たか?3組のワンツーフィニッシュだぞ!?」

先生「4組の威厳は地に落ちた!私は悲しい!」

ユミル「威厳って…確かにゴツイのばっかだけどよぉ」

アニ・ライナー「あぁ!?」

先生「特に君たちにはがっかりだ!レオンハート!ブラウン!フーバー!」

先生「普段の威勢はどこへやら!一つも平均点行ってないじゃないか!」

アニ「本気出してないだけだし」

ライナー「そうだし」

ベルトルト「すみません勉強が足りませんでした」

先生「言うじゃないかお前たち!なら期末テストで上位10番に入ってみろ!」

先生「もし入れなかったら夏休みは補習だからな!」

アニ「」

ライナー「」

ベルトルト「え…僕も…!?」

~~帰り道~~

アニ「えらいことになったね…」

ライナー「何でこんなことに…?」

ベルトルト「二人が変に強がって先生に反抗したからだよぉ…」グスン

アニ「ライナー、あんた何位?」

ライナー「125/150だ」

ベルトルト「僕は109/150だったよ」

アニ「私は95/150…こりゃちょっとまずいね…」

アニ「3組はワンツーフィニッシュって言ってたけど…まさかチーハン野郎が!?」

ライナー「それはない。1位はアルミン・アルレルトってやつだった」

ベルトルト「2位はミカサ・アッカーマンって子だったね」

アニ「ふん!馬鹿みたい、中学の勉強なんて頑張っても役に立たないよ!」

ライナー「そうは言ってもこのままじゃ夏休み補習だぞ…?」

ベルトルト「それだけは嫌だね…」

アニ「私はまだ本気出してないだけ。期末なんて楽勝。部活の方を頑張る」

ベルトルト「進研ゼミの主人公のライバルみたいなセリフ言ってないで現実を見ようよ」

ライナー「う~ん…じゃあこれから毎日皆の家に行って勉強するのはどうだ?」

ベルトルト「名案だ。毎日3人の家をローテーションして勉強しよう」

アニ「勉強なんてしなくていいって」

ライナー「お前夏休みがなくなってもいいのかよ」

アニ「……やだ」

ベルトルト「決まりだね」

~~ベルトルトんち~~

ベルトルト「どうぞあがって」

アニ「さすがベルトルト。きっちり片付いてるね」

ライナー「(俺も掃除しとこう)」

ベルトルト「じゃあ何からやろうか」

ライナー「マリカーあるじゃん。これからやろう」

アニ「賛成。私クッパ」

ベルトルト「じゃあルイージで…って二人とも!勉強するんだろ!?」

ライナー「でも初日だし…」

ベルトルト「こういうの最初が肝心だと思わない!?」

ベルトルト「アニは何ができなかったんだ?」

アニ「基本全部だけど特に社会」

ライナー「覚えるだけのボーナスステージじゃん。俺はできなかったけど」

アニ「あんなん覚えても役に立たないよ」

ベルトルト「僕もできなかったけど時間をかければできる気がする。早速やろう」

アニ「あれっバイクないの?私が持ってるのと違う」

ライナー「やっぱキノピオ最強だろ しかしベルトルトもレトロだな~」

ベルトルト「取りあえずスーファミ消せお前ら」

~~ライナーんち~~

ライナー「今日は俺んちだな」

ベルトルト「お邪魔しま~す」

アニ「やっぱし散らかってるね。」

ライナー「俺は豪胆だからな」

ベルトルト「大雑把の間違いだよ」

ライナー「今日は何をするんだ」

アニ「ストⅡで」

ライナー「よしきた」

ベルトルト「だ~め!今日は理科をやるんだろ?」

アニ「リトマス紙は青から赤に変わったら酸性…と」スピニングバードキック!

ライナー「蛹になるのが完全変態…と。じゃあ俺は変態じゃないな」サマーソルト!

ベルトルト「真面目にやってるように見えるけどとりあえずスーファミ消そうか」

~~アニんち~~

アニ「今日は私んちか…」

ライナー「(おいベルトルト!ついに来たぜ…!)」ヒソヒソ

ベルトルト「(ついにって…まさかライナー君は…!?)」

ライナー「(そう、この為に皆の家を回ろうといったんだ。お前もアシストしてくれたから同罪な)」

ベルトルト「(正気か君は!?)」

ライナー「(俺は今日漢になる!)」

アニ「何ヒソヒソしてんのさ。早く上がんなよ」

ベルトルト「あっ、ああ…」

ライナー「お邪魔しま~す」

ライナー「(うぉぉおお!?)」クンクン

ベルトルト「(す、凄くいい匂いがする…これがアニの部屋…!)」

アニ「取りあえずお茶入れるからスマブラでもやってなよ」

ベルトルト「(だから勉強…いや!今はそんなことどうでもいい!)」

ライナー「急げベルトルト!こんなチャンスは滅多にないぞ!」ガサガサ

ベルトルト「何をしてるんだライナー!部屋を荒らしちゃだめだろ!」

ライナー「だって女の子の部屋に来てるんだぞ!だったらやること一つ…!」

アニ「ごめんお茶切らして…」ガチャッ

ベルトルト「」

ライナー「」

ベルトルト「あ、アニ、これは…」

アニ「ベルトルト黙って。ライナー…」

ライナー「な、なんだ…俺は何もしてな」

アニ「じゃあその手に持ってる私のパンツは何なの?」ゴゴゴゴ

ライナー「……」

ドガベシゴスガスベキィッ!

ライナー「」チーン

ベルトルト「あぁ…これじゃ今日は勉強は無理だね…お開きにしようか」

アニ「そうね…でもその前に」

ベルトルト「?」

アニ「そのポケットに入ってる下着返して」

ベルトルト「……」

ズバドゴベキバキガキィィン

~~ベルトルトんち~~

アニ「わかってるだろうけどもう私んちではやらないからね」

ライナー「はい…」ボロボロ

ベルトルト「承知しております…」ズタボロ

アニ「では気を取り直して…今日は国語だっけ?」

今日は寝ます
明日書くかも

アニ「エーミールみたいにネチネチしたやつは好きじゃないね」

ベルトルト「でもこれはどう考えても主人公が悪いよ」

ライナー「昔やったじいさんvs残雪みたいな心理戦がないよなぁ」

ベルトルト「読めない漢字が多いよ。フリガナふって後で覚えよう」

ベルトルト「ライナーは国語結構できるみたいだね」

ライナー「つっても漢字は覚えるだけだし、他は文章中から答え持ってくるだけだろ?」

アニ「えっ、そうなの?」

ベルトルト「なるほど、僕とアニは独自の理論を展開するから点が取れないのか」

ライナー「たぶん採点者が求めてる答えは文章中の言葉で表したものだと思うぞ」

~~翌日~~

ベルトルト「結局僕んちで固定になってない?」

ライナー「一番片付いてるしな」

アニ「ライナーの部屋汚いんだもん」

ライナー「(エロ本の場所がばれたら不味いしな)」

ライナー「今日は英語かぁ」

アニ「発音と綴りの関連が意外と薄いから単語覚えらんない」

ベルトルト「日本語の発音に縛られ過ぎなんだよ。例えばaはアじゃなくてエって発音する場合の方が多いよ」

ライナー「ベルトルトは英語結構できるんだっけか」

ベルトルト「文章題が分からないけど単語覚えるだけならできてるよ」

ライナー「いやいやいや、それが出来たら全部できるだろ」

ベルトルト「単語をどう並べていいかがわからないから文章で答えられないんだ」

アニ「あんた…svocって知ってる?」

ベルトルト「え…?ブランデーのこと?」

ライナー「それはvsop…ってなんでそんなこと知ってんだよ!?」

~~そのまた翌日~~

ベルトルト「大変なことに気づいたよ」

アニ「なに?」

ベルトルト「二人とも、テストと関係なく出る宿題ってやってないだろ?」

ライナー「もちろんだ」

ベルトルト「威張ってる場合じゃないよ。中間テストの問題を見てみたら…」

ベルトルト「約7割は宿題で出されたとこから出てたんだ!」

アニ・ライナー「な、なんだって~!?」

ライナー「ああ~マジだ!しっかし勉強するようになってから中学の勉強ってもんが分かってきたな」

ベルトルト「早い話が教科書とか教材の内容覚えればいいって話だもんね」

アニ「まあこれで平均点は取れるでしょ。問題は応用だよ」

ライナー「最後の方の応用問題配点高いんだよなぁ…」

アニ「しかしまあ平均ぐらいは取れると分かったらちょっと安心した」ニャー

ライナー「まあ後はテスト休みに突入してからやればいいだろ」ゴクゴク…キュピーン!

ベルトルト「油断してモンハンやってる場合じゃないよ!上位の連中は応用問題で差をつけてるんだよ!?」

ベルトルト「平均とっても真ん中ぐらいの順位にしかなれないんだ!」

ベルトルト「せめて全部8割はとれないととても10位以内には入れないよ!」

アニ・ライナー「マジで!?」ジョウズニヤケマシター

ベルトルト「応用問題を解くにはどうしたら…」

アニ「あ~でも数学ならここじゃないの?」

ライナー「教科書の章末問題の詳しく答え載ってないとこ?」

アニ「ここ先生に聞きに行けばなんとかなるんじゃない?」

ベルトルト「あ~確かに」

~~翌日・学校~~

クリスタ「最近3人とも凄い頑張ってるね~」

アニ「ただベルトルトんちでゲームしてるだけだよ」

ベルトルト「いやいや頑張ってると思うよアニは」

ライナー「俺もかなり頑張ってるぞクリスタ!(努力家アピールだ!)」

クリスタ「あ、アニ!あのね…」ヒソヒソ

アニ「何?もずくなら自分で食べなよ。体にいいんだから」

クリスタ「そうじゃなくって!…男の子の家ってどんな感じ?」

アニ「…?別に、自分の家と変わらないけど」

クリスタ「わ、私も行ってみたいな…なんて…」

アニ「別にいいんじゃないの?ベルトルト~!」

クリスタ「ちょ、ちょっとアニ!心の準備が…!」

ベルトルト「え?クリスタも一緒に勉強したいって?」

ライナー「マジで!?ねぇマジで!?」

~~ベルトルトんち~~

ベルトルト「ど、どうぞ…」カチコチ

ライナー「ちょっと汚いけど気にしないで…」ドキドキ

アニ「あんたの家じゃないでしょうが」

クリスタ「わぁい!お邪魔しまーす!」

ライナー・ベルトルト「(天使!)」

ユミル「お邪魔~」

アニ「無条件でついてくるのねあんたは…」

クリスタ「(キャー!男の子の部屋に入っちゃった♪)」

ユミル「(イカ臭…くはないのか…くそ、健康優良野郎め…)」

ベルトルト「い、今お茶を入れるね…」

ライナー「(ベルトルト!ここはグレードアップして紅茶だ!)」ヒソヒソ

ベルトルト「(無いよそんなの!)」ヒソヒソ

クリスタ「ライナー!ここ教えて♪」

ライナー「そそそそこはな!ちょっと待ってくれ、分かるから!」ドキドキ

ユミル「おいノッポさん、ここ分かる?」

ベルトルト「え~とそこはね…」

アニ「……」

アニ「べ、ベルトル」

ユミル「だはは!いいモンぶら下げてんじゃねーかよおいこらノッポ!」

ベルトルト「ちょ、ちょっと!変なとこ触らないでよユミル!」

アニ「……」

アニ「ライ…」

クリスタ「すご~いライナー!こんな難しい問題わかっちゃうんだ!」

ライナー「と~ぜん!今までは本気出してなかっただけだからな!俺実は凄いから!」

アニ「………」

ベルトルト「離してってば!///」

ユミル「うるせー!私は保健体育の勉強をしに来たんだ!」

クリスタ「私ゲームなんてやったことないよぉ」

ライナー「俺が手とり足とり教えて上げるから大丈夫!ほらほら」

アニ「……」

アニ「……私、帰る。」

ベルトルト「えっ!?あ、ちょっとアニ!」

ユミル「どーしたんだあいつ」

クリスタ「体調悪いのかしら…」

ライナー「………」

アニ「ふんっ、バッカみたい!二人とも鼻の下伸ばしちゃってさ!」スタスタ

アニ「もういいもん、私は一人で勉強するからいいもん…」

アニ「……」グスン

アニ「…あれ?なんで泣いてるんだろ…私…」ポロポロ

エレン「あれ、お前はドッジボールの…」

アニ「!?チーハン野郎!なっ、なんか用でも…」ゴシゴシ

ミカサ「~~~~~~~」

アルミン「ミカサ、とりあえず呪い殺そうとしないで」

ミカサ「またエレンに危害を加える気ね!?」

アニ「いや、そっちから話しかけてきたんだろ…」

エレン「そーいやさ、お前夏休み暇?」

アニ「……?」

アニ「……別に、特に予定無いけど」

エレン「そっか。だったら一緒に巨人ランド※行かね?」

ミカサ「エレン!?それはいけない!私とアルミンと行く約束!」

エレン「何で?人数多い方が楽しいだろ?」

※ディズニーランド的な

ミカサ「んぐっ…まぁこれもエレンの人格形成のため…来たいなら、来ればいい」

アルミン「楽しみにしてるよ、アニ」

エレン「それじゃーなー」

アニ「ちょっと!まだ何も返事はしてないぞ!」

エレン「え?行かないのか?嫌なのか?」

アニ「べ、別に、嫌ってわけじゃ…」モジモジ

アニ「(ベルトルトもライナーもなんか楽しくやってることだし…)」

アニ「(私がはっちゃけても罰は当たらないな、うん!)」

アニ「行く!行くよ!」

ミカサ「わかった。詳細はまた連絡する」チッ

エレン「じゃーなー」

~~テスト一週間前~~

ベルトルト「(アニ…今日も来ない…)」

ユミル「あいつ大丈夫かぁ?補習になっちまうぞ本当に」

ライナー「でもすでに全部8割取れるぐらいは力はついてるはずだ」

クリスタ「でもそれだけじゃ10位まではキツイんじゃない?」

ベルトルト「ていうか僕らがギリギリのラインなんじゃないかな」

ユミル「ほんじゃ、またな~」

クリスタ「またね~」

ライナー「じゃ、俺も帰るわ」

ベルトルト「……ライナー。」

ライナー「ん?」

ベルトルト「提案がある。…聞いてくれるかい?」

~~テスト当日~~

ベルトルト「アニ、おはよ…凄いクマだよ!?大丈夫かい?」ドンビキ

アニ「うるさいな…ほっといてよ…」ボケー

ライナー「徹夜で勉強したんだな…」

ベルトルト「よっぽど夏休みが恋しいんだね」

アニ「…一つ言っとくけど。」

ライナー「なんだよ」

アニ「もし3人夏休みを勝ち取っても、あんた達とは遊ばないから」

ベルトルト「えっ!?」

ライナー「なんだと!?」

アニ「悪いね。でももう中学生なんだ。別にいいだろ?」

ベルトルト「…わかった。好きにするといい」

アニ「さっすがベルトルト。諦めの早さは一級品だね」

ライナー「諦める?何勘違いしてんだ?お前の提案を飲むってだけだろ」

アニ「…あっそ。」

ライナー「あいつめ…おいベルトルト!もうお前の提案は破棄するぞ!」

ベルトルト「……僕の意志は揺るがないよ」

ライナー「くそ~…なんだってそんなこと…」

ベルトルト「アニ…」

~~テスト終了後~~

ライナー「ベルトルト、どうだった」

ベルトルト「会心の出来だったよ。ヤマが全部当たった」

クリスタ「いいな~私も自信はあるけど…せいぜい400点ちょっとかな」

ユミル「そんだけありゃー充分だろ!さっすが私のクリスタ!」

ベルトルト「アニ、どうだった」

アニ「……うるさいね。帰る」

~~帰り道~~

アニ「(くっそ…思ったほど出来なかった…!)」

アニ「(ライベルの話を聞く限りだと私よりは出来てる…!)」

アニ「(どうしよう…チーハン…エレンとの約束、楽しみにしてたのに…)」グスン

~~テスト結果発表日~~

先生「貼り出すぞ~下がって下がって」

ユミル「貼り出しとか古風なことやるんだなこの学校」

クリスタ「巨人クラスとかどれだけ大きい紙貼るんだろうね」

ジャン「エレン!てめぇには負けねぇ!」

エレン「なんだと!言っとくけど俺凄い自信あるんだからな!」

ベルトルト「どうだろうね、ライナー」

ライナー「さぁなぁ」

アニ「(なんであいつらあんな落ち着いてるの…?)」ドキドキ

アニ「(神様…!)」

先生「よっ…と」ペタペタ

先生「終わったぞ、見てよし…ぐわぁ!?」ムギュ

ジャン「見えないぞ!押すなって!」ギュウギュウ

ユミル「ほれ肩車!これで見えるかクリスタ!」

クリスタ「きゃー!?やめてユミル!パンツ見えちゃう!」

アニ「やっと見える位置に…これは!?」

1. アルミン・アルレルト  498点

2. ミカサ・アッカーマン  462点

3. マルコ・ボット     450点

4. ジャン・キルシュタイン 444点

5. ユミル         432点

6. ミーナ・カロライナ   429点

7. トーマス・ワグナー   420点

8. ナック・ティアス    411点

9. クリスタ・レンズ    403点

10.アニ・レオンハート   400点

ユミル苗字ないん?

15.ベルトルト・フーバー  375点
16. ライナー・ブラウン   360点
.
.
.
98. サシャ・ブラウス    278点
112. エレン・イェーガー  223点
150. コニー・スプリンガー 10点

>>77 ユミルは苗字明かされてないのよそれが

ジャン「っしゃあぁぁあ!エレンに勝ったぜ!」

エレン「くそー紙一重か!」

アルミン「エレン言葉の意味分かってる?」

クリスタ「ユミルって頭よかったのね…」

ユミル「今回は皆で勉強したからな。普段しないし」

コニー「おっ俺の名前ないと思ったら一番下にあったぜ!なんか知らんが誇らしいな」

マルコ「うちのクラス4位までと最下位独占だね。凄いや」

アルミン「コニー…」



アニ「はぁ…良かった…ギリギリ入ってた…」ホッ…

アニ「おおっとぉ?ベルトルトさんとライナーさんは圏外だねぇ?」ニヤニヤ

ライナー「…そうだな」

ベルトルト「そうみたいだね」

アニ「どうせ女子とイチャイチャして勉強してなかったんだろ?そりゃこうなるよ」

ベルトルト「結構頑張ったんだけどね。アニは良かったじゃないか。夏休みがもらえて」

アニ「(全然悔しそうじゃない…つまんないの!)…ふん!」

ベルトルト「……上手くいったね。」

ライナー「気持ち悪いほどにな…あぁ補習とかマジ勘弁」

ベルトルト「ごめんね」

ライナー「…お前の気持ちもわかるし、俺だってそうだけどさぁ…はぁ。まあしょうがねぇか」

アニ「(やった♪夏休み夏休み!エレンと遊園地~!)」タッタッタ

先生「コラ!レオンハート、廊下を走るな!」

アニ「先生!10位以内に入ったから補習は無しですよね?」

先生「ああ、お前はな。だが、あのバカ二人にはお灸を据えてやらんといかん!」イライラ

アニ「(…ちょっと可哀想かな…助け船出してやろう)」

アニ「でも、15番と16番ですよ?他の生徒よりよっぽどいいし、補習はなくても…」

先生「そういう問題じゃない!あいつら、私を侮辱しおって…!」

アニ「はぁ?侮辱?」

先生「あいつらの点数は4教科の合計なんだ!馬鹿共が、最後の教科白紙で出しやがった!」

アニ「……は!?」

先生「二人とも9割を超えていながら…!フーバーなんて学年1位…は無理だな、2位だって狙えたんだぞ!?」

先生「私の面目丸つぶれだ!あいつら夏休み中しごいてやるからな!」スタスタ

アニ「あ、あいつら…バカなのか!?何でそんなこと…」

アニ「…もしかして、私を10番以内に入れるため…!?」

アニ「本来私の順位は二つ下…そうなったら10番内に入れず補習になってた…」

アニ「ベルトルト…ライナー…」

~~夏休み~~

エレン「アニ~!今度あれ乗ろうぜ!」

ミカサ「エレンは私の隣。」ズイッ

アルミン「アニ、早く来なよ」

アニ「あ、ああ…」

アニ「(今頃、あの二人は補習を…)」

エレン「アニ、何か楽しそうじゃねーなぁ…」

アニ「(私の代わりに…)」

エレン「おいアニ!アニったら!」

アニ「(……っていうかコイツなんかよりよっぽど順位上だったのに…!)」イライラ

エレン「な~に考え込んで」

アニ「うるさい!」ボカッ

エレン「へぶっ!?」

エレン「いて~いきなり何すんだよ…?」

ミカサ「アニ…私の特技は…」ユラリ

アルミン「落ち着いてミカサ!ほらふとんあげるから!」

アニ「……」

アニ「(…やっぱり…このままじゃ嫌だ!)」

アニ「ごめん!用事思い出しちゃった!私帰るね!」ダッ

エレン「えぇ!?ちょ、チケット代勿体なくねーか!?お~い!」

ミカサ「……そう、彼女にも大切なモノがあるのね…」グッ

アルミン「ミカサ、いいこと言ってるけどなんでガッツポーズしてるのさ?」

~~学校~~

ライナー「あ~やっと終わったぜ…先生も途中からチョーク投げしかしなかったけど」

ベルトルト「本来僕ら補習受ける必要ないからねぇ…怒りのやり場がないというか」

アニ「ラ、ライナー!ベルトルト!」ハァハァ

ライナー「アニ?」

ベルトルト「何でここにいるのさ?チーハン君と遊園地じゃなかったっけ?」

アニ「……あんた達、なんで最後の教科白紙で出したの?」

ベルトルト「いやぁ…なんか急にね」

ライナー「そうそう…無性に落書きがしたくなったんだよ」

アニ「……嘘つき」

ベルトルト「…アニの順位は、紛れもなくアニの実力さ。気にしなくていい」

アニ「嘘…あんた達、私のために…」ポロポロ

ライナー「おいおい勝手に勘違いして泣くなよ。自意識過剰だぞ?」

アニ「バカ…!」

ベルトルト「はいはい。この話は終わり。ライナー、僕んち寄るかい?」

ライナー「おお、せっかくテストも終わったことだし、今度こそゲームできるな」

アニ「……」グスン

ベルトルト「……アニも来る?」

アニ「わ、私は……」

ライナー「腹減ったな~なんかある?」

ベルトルト「う~んもずくやチーハンはないけど…」

ベルトルト「うまかっちゃんならあるよ。3人分、ね。」

アニ「…く」

ライナー「聞こえねぇな?」

アニ「私も行く!」ダッ

アニ「何してんの、置いてくよ!」

ライナー「急に元気になりやがって…お前もあんなののどこがいいのかね」

ベルトルト「君はクリスタかもしれないけど、僕にとってはアニが天使だから」

アニ「聞いてんの!?早くうまかっちゃん食べようよ!」

~終わり~

こいつら3人は実際に一緒にいるシーンがほとんどないので書くの難しいですね
中学校のアニはおっぱい強調されてる
てかクリスタってコニー以上サシャ未満のアホの子設定だったんですね
エレンなんてコニーと同等とか信じられん謎パラメータ

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