艦娘や深海凄艦やその他の人(?)々がガンプラバトルをするものです。
注意・キャラ崩壊やグロ、暴力表現があるかもしれません。
加えて自分はスレ建てやss投稿は今回が初めてなので、直したほうがいい所などの指摘なんかもしてもらえるとありがたいです。
常温で置いておいたプリンの様な生暖かいめでみていってください。
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1404045483
夕張「ガンプラバトルがどうかしたんですか?」
提督「ああ。ちかじかいくつかの鎮守府と合同でガンプラバトルの大会をやることになってな。」
夕張「いきなりってどころのことじゃないですよ!深海凄艦はどうしたんですか。今は戦時中ですよ!」
「?・・・ああ、そういえば言ってなかったな。もう戦争はおわったぞ?」
夕張「いつの間に終わったんですか!?」
「・・・言ってなかったか?」
夕張「言ってないですし聞いてないですよ!」
「いや言おうと思って夕張の部屋に行ってみたら青い顔して倒れていたから抱えて病院に連れて行ってなんだかんだで一週間経ったからな。」
夕張「え!?今何日ですか?」
「20xx年4月92日だ。」
夕張「つまり7月一日ですね!」
提督「そうだ。」
夕張「大体深海凄艦はどうしたんですか!あれには言葉も通じないんですよ!」
提督「いや通じたぞ?」
夕張「どうやって!?」
刹那提督(以下刹那)「クアンタムバーストで。」
夕張「クアンタムバースト!?」
刹那「ああ。」
夕張(あの00クアンタ本物だったんだ・・・)
夕張「じ、じゃあ提督ってもしかして、刹那・F・セイエイさん?」
刹那「そうだ。」
夕張「そっくりさんじゃなくて?」
刹那「ああ。俺が刹那・F・セイエイだ。」
夕張「な、ならあれやってください。」
刹那「あれ?・・・ああ、あれか。」
刹那「俺が!」
夕張「ビクッ!」
刹那「俺たちが!」
刹那・明石・瑞鶴「「「ガンダムだ!!!」」」
夕張「ふ、増えた!?これがトランザム・・・じゃなくて!」
夕張「瑞鶴さんに明石さん何してるんですか!」
瑞鶴「夕張ちゃんの意識が戻ったってティエリアさんから連絡があって。」
夕張「もう何でもありですね。」
明石「急いで来てみたら俺ガンやってたんで。」
刹那「ガンダムゥ」
夕張「ガンダムはいいですから!でも心配かけてすいませんでした。」
明石「元気そうで何よりです。」
瑞鶴「元気が何よりってね!」
刹那「そろそろいいか?」
夕張「えっと・・・何の話でしたっけ?」
刹那「ガンプラバトルのことだ。」
夕張「何かそれ以前に話さないといけないことが多々あると思うんですが・・・」
刹那「さっきも言った通り複数の鎮守府主催のガンプラバトル大会が控えている。その大会に夕張にこの鎮守府代表として出場してほしいんだ。」
夕張「えっ!?えーと、何で私が?提督は出れないんですか?」
刹那「ああ、ちょっとした事情でな。」
刹那「それに夕張はガンプラとかすきそうだからな。」
夕張「ちょっと待ってください!確かに私はプラモ、とりわけガンプラ好きですけど、それはガンプラを作って塗装をしたり他の人に改造したガンプラを見てもらったりしたいからで・・・」
刹那「しかしガンプラバトルをすれば多くの人に自分のガンプラを見てもらえる。その上、他人のガンプラと戦うことでおまえ自身も成長することができるとをもうのだが・・・」
夕張「そ、それはそうですけど・・・」
夕張(ガンプラバトルかぁ・・・)
刹那の状態は劇場版後クアンタの機能でこちらの世界に来たという設定です。
ティエリアは刹那の意識に直接話しかけていますが、電子機器などから刹那以外の人にコンタクトをとることもできます。
~夕張の妄想~
夕張「ええい!」
夕張がそう叫ぶとともに夕張のガンプラ、インパルスガンダムが敵、ストライクフリーダムガンダムにビームサーベルを振るう。
しかし、気合を込めた会心の一撃も盾で防がれる。
キラ「やめてよね。」
そうストライクフリーダムの操縦者が言うとインパルスはビームサーベルを持つうでを振り払われストライクフリーダムに足蹴にされ間合いを取られる。
夕張「っ!しまっ。」
時すでに遅し。すきを突かれたインパルスはストライクフリーダムのビームライフルをうけ、直撃は免れたものの機動防盾を破壊されてしまう。
夕張「盾がっ!」
キラ「隙だらけだよ。」
そういいストライクフリーダムはビームライフルを構える
夕張「っ!」
ここまでか。そう誰しもが、夕張ですら思った時。
???「やあああ!」
ストライクフリーダムの真上から尋常ではない速さで、赤みを帯びたモビルスーツがビームライフルを破壊する。
キラ「だれだっ!」
キラがそう言い放つ相手、ガンダムエクシアの操縦者が言う。
島風「夕張ちゃん助けに来たよ!」
夕張「島風ちゃん!」
夕張のチームメイトで親友の島風からの救援だ。これ以上のことはそうそうないだろう。
島風「大丈夫?」
夕張「ダメかと思ったけど、助かったよ!でも、相手にしていたインフィニットジャスティスはどうしたの!?」
戦闘開始時各個撃破したほうがいいと思ったため島風にはもう片方のモビルスーツ、インフィニットジャスティスを相手にしてもらっていたのだが。
島風「私の電探が夕張ちゃんのピンチを察したからトランザムしてジャス/ティスにしてきた!」
アスラン「」
キラ「さっきのは驚いたけど、ストフリは1対多を想定した機体。一人ふえたくらいでどうにかなるなんて考え。やめてよね。」
島風「そんなこと言えないように頭部から真っ二つにしてやるんだから。」
キラ「これを見てもそんなこと言える?」
島風「それって!」
夕張「ミーティア・・・」
今までは見えなかったが宇宙用迷彩が施された巨大な砲門、ミーティアが姿を現す。
それはストライクフリーダムを感知すると起動し合体する。
キラ「対艦用の装備をモビルスーツでどうやって攻略するかな?」
島風「合体した!?」
夕張「気をつけて島風ちゃん。原作だとザフトのモビルスーツ群を一斉掃射で半壊させたほどだから!」
島風・キバオウ「「チートやチーターや!」」
夕張・島風「何かいた気がする。」
島風「でも追加武装だったらこっちだって!」
夕張「でもあれはシルエットだから交換に時間がかかるよ!」
島風「私が持ちこたえる。だって早いもん!」
そういうや否や島風のエクシアはミーティアフリーダムに向かう。
島風「今のうちに!」
夕張「わかった!」
キラ「させるわけないでしょ。」
そういうとストライクフリーダムはミーティアの砲門をインパルスに向け粒子砲を発射する。
島風「邪魔はさせない!」
エクシアはインパルスに向けられた粒子砲をGNソードで切りつけ四散させる。
しかし、今までの戦闘によるダメージからかGNソードが折れてしまう。
島風「GNソードが!」
キラ「これで君は丸腰だ。」
島風「っ!こうなったら!」
エクシアは折れたGNソードを捨てGNビームサーベルを二本装備しミーティアフリーダムに突撃する。
キラ「自分から死にに来るなんて・・・」
島風「島風は勝利への水先案内人を任されたんだから!」
島風「だから!これは敗北じゃない!私達が勝つための・・・!」
エクシアはトランザムから得た速さでミーティアフリーダムに近づいていく。
しかし、粒子ビームが飛び交う中、直撃は避けながらもところどころ被弾していき。
島風「ひゃっ!?」
エクシアの左腕が破壊されてしまう。
島風「ッ!でも!」
キラ「終わりだよ。」
フリーダムのビームライフルがエクシアに向けられる。しかしその先から粒子ビームが発射されることはなかった。
キラ「!?ビームライフルが!」
島風「今のは!」
エクシアの後方から接近してくる機体がある。
夕張のインパルスだ。
夕張「島風ちゃん!」
島風「おっそーい!」
夕張「ごめんね。でも、もう大丈夫!」
インパルスの背中には先ほどと違った形のものがあった。
夕張「ビルドインパルス、目標を駆逐する!」
ビルドシルエット。ビルドストライクのバックパックを参考に高出力ウイングがメインの他、斬馬刀アロンダイトが二本装備されている。
夕張「島風ちゃん!アロンダイトを!」
島風「おうっ!」
アロンダイトを投げ、エクシアが受け取る。
キラ「アロンダイトなげんなしw」
夕張「あなたが作り上げたそのガンプラを、この私が破壊する!」
キラ「やめてよね。僕が本気を出したら、君たちが勝てるわけないでしょ。」キラキラバシューン(種割れ)
島風「そんな道理、私の無理でこじ開ける!」
夕張「私が!」
島風「私たちが!」
夕張・島風「ガンダムだ!」
~夕張の妄想終わり~
夕張「ガンプラバトル・・・いいかも。」
刹那「やってくれるか?」
夕張「・・・わかりました。やります、ガンプラバトル。」
刹那「そうか。ありがとう。」
刹那「予備のパーツなんかが必要だったら言ってくれ。よほど無理なものでなければ用意できる。」
刹那「経費で。」
夕張「経費!?」
刹那「ああ。この鎮守府の代表ということで出るうえ、今回初めて深海凄艦が参加するいわば国際試合だ。上からの許可も下りるだろう。」
夕張「はあ。」
夕張(大丈夫かな?)
刹那「それより明石と瑞鶴はどうしたんだ?」
夕張「え?ああ、二人ならそこで・・・」
明石「コアスプレンダー!」
瑞鶴「レッグフライヤー!」
グラハム「チェストフライヤー!」
島風「フォースシルエット!」
グラハム「4人合わせて」
グラハム・明石・瑞鶴・島風「フォースインパルスガンダ、刹那「ガンダアアアアアアアアム」
夕張「なんか増えてる!?てか提督は叫ばないでください!」
刹那(´・ω・`)
夕張「というより島風ちゃんはともかくあなたは誰ですか!?」
グラハム「会いたかった。」
夕張「ヱ?」
グラハム「会いたかったぞ!少年!そしてユウバリン!!」
夕張「あんたはいったいなんなんだー!」
グラハム「失礼。自己紹介が遅れた。」
グラハム「私の名はグラハム・エーカー見ての通り軍人だ。(組体操しながら)」
夕張「見ての通り変態です。」
グラハム「身持ちが固いな、ユウバリン!」
グラハム「階級は上級大尉。ワンマンアーミーのライセンスも所持している。(島風から順に降りていく)」
夕張(組体操しているのに、大尉・・・)
グラハム「生まれはアメリカ。趣味はガンダムを少々。」
夕張「なにピアノを少々みたいに言っているんですか。」
グラハム「そこの少年・・・君の提督とはセンチメンタリズムな運命を感じられずにはいられない仲だ。」
夕張「提督は少年という年齢じゃないと思うんですが。あと、提督ホモだったんですか。」
刹那「俺はガンダムもといノーマルだ。」
グラハム「私だって普段はそうさ。だがそれだけ少年が私の興味以上の対象だということだ。」
夕張(あまり関わりたくないなぁ。)
島風「夕張ちゃん!」抱きっ
夕張「島風ちゃん!グラハムさんのキャラが濃すぎて忘れかけていた。」
島風「ひどいよー」すりすり
夕張「ごめんね!でも、島風ちゃんこんなキャラが濃い人の秘書艦してて大丈夫?」
島風「大丈夫!提督、結構紳士だし。あと、同じようなことほかに2人くらいの人に言われた。」すりすりすり
グラハム「ところで君たちはいわゆる北半球のアジアを中心に世界各地に生息しているユリ目ユリ科ユリ属の植物の関係なのか?」
刹那「素直にユリと言ったらどうだ。」
夕張「べべべつにそそんなんじゃ。」
島風 すりすりすりすり
グラハム「君たちの関係・・・まさしく愛だ!!」
グラハム「だが、愛を超越すれば、それは憎しみとなる。行き過ぎた欲望が破壊を引き起こすように!」
瑞鶴「ピキーーー!」
夕張・島風・刹那「!?」
瑞鶴「しょーかくねえーー!」どたどたどた
グラハム「見ろ。あれが百合を超越し、ガチレズへとなり下がった艦娘の末路だ!」
刹那「それが解っていながら!」
刹那「なぜホモ臭い発言をする!?」
グラハム「公式ドラマCDでホモにされた私にその質問をするとは・・・ナンセンスだな!」
刹那「貴様は歪んでいる!」
グラハム「そうしたのは君だ!」
グラハム「君という・・・刹那・F・セイエイという存在だ!」
グラハム「だから」
グラハム「だから、ガンプラバトルで君を倒す!男など女などどうでもいい。私は己の意思で君を倒す!」
刹那「貴様だって、男の一人だろうに!」
グラハム「ならば、それは漢の声だ!」
夕張「・・・違う」
夕張は誰にも聞こえないような声で、しかしはっきりと目の前の本来自分よりはるかに階級の高い男の言葉を否定した。
夕張(違う、違う。)
彼の言っていることは議弁であり、まやかしだ。
自分の提督であり尊敬する人物。刹那・F・セイエイと戦いたいという欲望を正当化するために。理屈と♂と♀をもてあそんでいるに過ぎない。
♂と♀が戦いしか生まないのか。
夕張(違う。)
世界のホモ達が彼に戦うことを託したのか。
夕張「違う!」
漢の声などと言って誤魔化している。
先ほどまで、組体操をし、突っ込みどころの多い自己紹介をし、自分の親友(嫁)に紳士とまで言われた男とは思えない。
夕張(・・・歪んでいる)
何が彼をここまで歪めさせたのか。ガンダムからすぐさま関連するワードは・・・
夕張(戦争。)
彼もまた自分や他の艦娘、そして自分の提督のように戦争によって歪められた人間の一人なのだ。
自分達が歪んでいた時その歪みを断ち切ってくれたのはほかでもない。提督、刹那・F・セイエイだ。
自分だけ立ち直っていいのか。そんなわけない。だったらどうする。
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