エレン「ミカサが風邪?」 (28)
朝方
アルミン「そうなんだよ、二日前から調子悪かったみたいだしね」
エレン「そうか、あのミカサがか・・あとで様子みてこよっかな」
アルミン「うん!そのほうがいいと思うよ」
エレン「んじゃありがとうアルミン!あ、アルミンは行かないのか?」
アルミン「えっえと、僕はあとでいくから!先いったほうがいいよ!」
アルミン「(というか僕よりエレンがいったほうがミカサ的にいいと思うんだよね)」
エレン「ん、そうか分かった。じゃあまたあとでな!」
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病棟
ミカサ「うう・・・水・・・」ゲホッゴホ
ミカサ「体が重い・・・」グッタリ
ミカサ「食事が喉を通らない・・・」
ミカサ「エレン・・・助けて・・・」
ガチャッ
エレン「おーい大丈夫かー?ミカサ」
ミカサ「・・・エレンの幻覚が見えている・・・もう私も長くないのね」ゴホッゲホ
エレン「おいおい本当に大丈夫か?しっかりしろ」ギュッ
ミカサ「ッハ・・・エレン!み、水を・・・」ゲハァゴホッ
エレン「ちょっマジでやばいんだな・・・水もってくるから待ってろ!」
ミカサ「エレン、そっちにあるからそれをと・・・ッゴホッ」
エレン「わ、わかった、これだな?」コトッ
ミカサ「あ、ありがとうエレン・・・ん」クピクピ
エレン「どうだ?大丈夫かミカサ」
ミカサ「ふぅ・・・気持ち楽になった」
ミカサ「最後にひとつ・・・」
ミカサ「私の頼み聞いて・・・ゴホッゲホッ」
エレン「お、おいしゃべっちゃ駄目だ、一旦寝たほうがいい」
ミカサ「お願い・・・」ゲホッ
エレン「わ、分かったなんでもいってくれよ!俺にできることなら」
ミカサ「あ、ありがとう・・・じゃあ」
ミカサ「私と一緒に寝よう」
エレン「っは?おい熱で頭がやられちまったか?」
ミカサ「冗談なんかじゃない。私はエレンに冗談なんて一度たりとも言わない」
エレン「ってかなんで俺なんだよ、別に寝るならサシャとかでも・・・」
ミカサ「エレン!!さっきなんでもすると言っ・・・ゴフォッボハァ」
エレン「だ、大丈夫かミカサ!わ、わかったよやるよ!一緒に寝てやるよ・・・」
ミカサ「あ、ありがとうエレン・・・」
エレン「じ、じゃあ入るぞ・・・」モゾッ
ミカサ「エレン・・・」ダキッ
エレン「抱き枕みたいにするのはやめろよな」
ミカサ「さっきなんでm「わ、わかったよ好きにしろよ!」」
ミカサ「ふふっ・・・落ち着く、やっぱりエレンが一番」クンカクンカ
エレン「どういう意味だよそれ・・・ちょミカサ変なとこさわんなよ」
ミカサ「だめ、完全にエレンに染まらなければ風邪は治らない」
エレン「なんだよそれ・・・俺、寝るからな!」
ミカサ「・・・」クンカクンカ
エレン「・・・こうしてみると昔を思い出すな」
ミカサ「うん」クンカクンカクンカクンカ
エレン「あの頃は楽しかったな・・・アルミンと3人で遊んでた」
ミカサ「」zzz
エレン「それでさ!覚えてるか?ミカサ、俺がいじめられてるアルミンを助け」
ミカサ「」zzz
エレン「って寝てんのかよ・・・ったく」
エレン「・・・まあ、たまにはこんなのも悪くないな」
エレン「俺も寝るか。」
エレン「」zzz
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夕方
ミカサ「・・・」ムクッ
ミカサ「(喉が渇いた・・・)」テクテク
ミカサ「(少し体が楽になってる・・・やっぱりエレンと寝たから)」ゴクゴク
エレン「」zzz
ミカサ「エレン・・・ありがとう」
エレン「・・・」
エレン「(聞こえてるっつーの・・・なんだよいきなり)」モゾッ
ミカサ「!・・・エ、エレン起きてたのね」
エレン「お、おう・・・(なんで分かったんだよ!)」
ミカサ「エレン」ジィー
エレン「な、なんだよ」
ミカサ「エレンは私の事どう思っているの?」
エレン「どう思ってるってそりゃあ、大切な家族に決まってるだろ」
ミカサ「(家族・・・か、やっぱりエレンからはそうしか思われているのね)」
エレン「け、けどな、ミカサと居るとさ」
ミカサ「!」
エレン「他の奴よりもずっと、安心するんだ」
エレン「その気持ちはたぶんミカサだけだと思う」
ミカサ「・・・」カァァ
エレン「(すっげー恥ずかしい・・・なにいってんだろ俺・・・)」
エレン「なあミカサ」
ミカサ「?何エレン」
エレン「も、もう一回俺と寝ないか?」デレッ
ミカサ「!?(エレンが積極的になっている・・・)」
エレン「あっい、いやならいいんだぞ!」アセ
ミカサ「!ううん、いいよエレンならなんでも」
エレン「お、おう・・・」モフッ
エレン「(いい匂いだな、ミカサが俺の匂いを嗅ぐのもわかるかも)」クンクン
ミカサ「(エレンが匂いを嗅いでる・・・)」
エレン「(眠くなってきた・・・)」
エレン「・・・」
ミカサ「(エレンは寝たかな・・・)」モゾッ
エレン「(うお、どこさわってんだミカサの奴・・・)」
ミカサ「(エレンのエレンがすごい)」
エレン「(俺のばかやろう!時と場合を考えろよ!)」ムクムクッ
ミカサ「(こ、これが・・・)」サワサワ
エレン「お、おいミカサそろそろいい加減に」
ガチャッ!!
エレン、ミカサ「!!!」
サシャ「やっほー大丈夫ですかーミカサー?」
ジャン「風邪で休んでるっていうからきたぜ!ミカサ」
アルミン「(あぁあれだけとめたのに・・・多分今はエレンとミカサがあんなことや(ry」
アニ「ったく・・・なんであたしがあいつの為に」
クリスタ「まぁまぁ」
ベルトルト「おーい元気してるかー?」
ライナー「果物持ってきて・・・」
「「「えっ」」」
クリスタ「キャッ」
ジャン「なんでミカサとお前が一緒にねてんだよ!うらやm、離れろよ!!」
アニ「あんたたち・・・」
アルミン「(あぁやっぱり・・・)」
エレン「い、いや違うんだ!えーとっ」
ベルトルト「こんな状況で言い逃れできないだろ・・・」
サシャ「おぉぅ・・・あつあつですね」
ミカサ「違わない、エレンと私は最初からこういう関係」
エレン「はっ!?何いってんだお前っ」
ジャン「ミカサ・・・やっぱりエレンの奴の事が・・・」シクシク
ライナー「と、とりあえず果物ここに置いておくわ・・・じ、じゃあな!」ソソクサ
アニ「はぁ・・・」ガチャ
クリスタ「///」タッタッ
アルミン「うまくやってるようだねミカサ、それじゃ頑張ってね」ガチャ
サシャ「おっとじゃあ私もお邪魔のようなので戻りますー!」ガチャ
シーン
エレン「・・・どうしよう」
ミカサ「ふふっ・・・」
エレン「おい!何笑ってんだよ明日からなんて顔して歩けばいいんだ・・・」
ミカサ「ありがとね、エレン」チュー
おわり
以上処女作でした
短編ですまんね
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