晴れのち雨、時々幻想の郷 【安価とかコンマとか】 (1000)

たまに立ってるいつもの奴です
こんな時間からなので多分キャラメイク終わらんでしょう
てわけで

↓1 あなたの種族
↓2 あなたの年齢(おおよそ)
↓3 開始地点
↓4 その他なんかあれば(設定)
↓5 その他さらになんかあれば(容姿等)

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1403373948

半人半妖と言うことで
なんの妖怪のハーフ?

↓2

青髪少女のあとに続いて、あなたも階段を登る
長い石段を上ると、大きな寺の姿が見えてきた

遭遇判定 範囲 命蓮寺

↓2

「おかえり小傘、随分と酷い雨だったな」

雨のあがった庭先に、少女が立っている
どうやら青髪少女……小傘と知り合いらしく、手をあげて挨拶している

「私は傘だからね、このぐらい平気さ」

「まぁそうだろうね、心配はしてないさ。それで……」

少女の視線が、あなたへ向いた
おもに視線が首の下に向いているのは気のせいだろうか?

「そっちの人はお客さんかね?随分と濡れているようだが」


返事

↓2

あなたは自己紹介をしながら、ここへ寄った理由を伝える
とりあえず、このままでは風邪をひいてしまいそうだ

「そうだな、とりあえず玄関で待っていてくれ。すぐに拭くものを用意する」

「それじゃまたねー」

小傘と別れ、あなたは玄関で待つ
しばらくして、先程の少女が戻ってきて大きな一枚布をあなたに差し出す

「服はどうする?もし入用なら用意するが」

返事
1、お願いします
2、長居はしませんので

↓2

長居はしませんので、大丈夫です

短く言葉を返し、あなたは布を受け取る
ある程度水気を取ると、あなたは布を返した

「別に風呂ぐらい浴びて行ってもいいんだぞ?」

との事だったが、今回の目的はそれではないので丁重に断っておく
そろそろ日が落ちてきそうだ、今日はもう帰ろうか


1 目的を果たしてない (人里・遭遇キャラも一緒に)
2 もう帰ろう……

↓2

人里へ戻ると、パチュリーが教えてくれた場所へと行く
何やら大きなお屋敷が見えてきたが、まさかあそこだろうか?

「あら?」

入口の辺りに、雀と戯れる少女がいた
背はかなり低く、レミリアよりも小さいだろうか?
綺麗な色合いの和服に、整った髪は身分の高さを思わせる

「お客さん、ですか?」

返事

↓2

えーと……どういう会話の流れなのでしょうか
ちょっとよく分からないのですが

お客さん、ではあるのかな……あはは

アポなしで、しかも初対面で押しかけた人間をお客さんと言うなら、だが
あなたの言葉に少女は立ち上がり、門の方へ向かった

「お客さんなら、おもてなしですね。どうぞこちらへ」

驚いた事に、使用人などはいるがこの子は正真正銘この家の家主らしく
身内と思われる人物の姿は確認出来なかった
まさか人里の知恵者とは、この子の事なのだろうか?

「それで、本日はどういったご用で?」


返事

↓2

あなたは少女に質問をしてみた
恐らく確認するまでも無いことなのだろうが、念には念をだ
あなたの言葉を聞いた少女は、照れ臭そうに笑い

「知恵者と言っても、人より少し物を多く知っているだけです」

と答えた
こんなに小さいのに人より多く物を知っている時点で、凄いと思うのだが
しかし、この子が知恵者であるなら質問のいい機会だ
あなたは自分の羽根について尋ねてみる

「んー……」

少女は顎に指を当て、考え込むようにあなたを見つめる

偶数 知っているのか阿求! 奇数 知らん

↓1

かけてあるのは分かったのですが、どういう風に扱ってよいものか分からなかったもので
いやはや失礼しました


「……その羽根は、まさか……」

心当たりがあるのか、少女は目をぱちくりしてあなたを見た
これは僥倖、と言わんばかりにあなたは少女に近寄る

「少々お待ちを、確か蔵の方に……」

恐らく何か参考となる物を取りに行くのだろう
逸る気持ちを抑えきれないあなたは、その背に付いていく
灯りの薄い蔵は、少し物を動かしただけで埃が舞い上がりそうだ
少女はそんな蔵をずんずん進んでいった

「確かこの辺りの……こほこほ」

やっとの事で取り出されたのは、一つの掛け軸
描かれているのは、雷鳴とどろく天へと舞い上がる一匹の龍だ
確かにその絵の羽根、あなたの物と瓜二つであるが……

「これは幻想郷で最高位に坐する『龍神』を描いたものだとされています。真意のほどはこの掛け軸の古さから定かではないですが」

今へ戻ると、少女はその掛け軸を壁に掛け、再び茶を啜った

「……龍神の使いさん、だったりするのですか?もしそうなら、大変な失礼を……」


返事

↓2

あなたはぶんぶんと手を振り、それを否定する
いきなり龍神、だなどと……話が飛躍しすぎている
とりあえずその龍神と言うものについて聞いてみるとしよう

「『龍神』と言うのは先程も言いましたが、この幻想郷で最高位に坐する存在で……砕けて言うと一番偉いんです」

少女が掛け軸を見ながら言う
あなたも釣られて掛け軸を見るが、とてもじゃないがあなたと同じ存在には見えない

「聲は天を割り、空を渡るだけで雷雨をもたらし、体をうねらすだけで山が崩れ自身が起きると言われています」

ずずーっとお茶をすする音が続く

「まぁ、全て伝説や伝聞のみなので……これ以上は私にもはっきりとは」

との事だ
あなたは父の事をほとんど語らなかった母の事を思い出していた
あまりにも空想が過ぎるのではないかと思うが……ここなら何でもありな気がしてしまう
などと思慮を巡らせていると、少女が紙と硯、そして墨を取り出した

「お名前聞いてもいいですか?あなたの事、少し記憶に記しておきたいので」

返事

↓2

あなたは羽根のお礼に、と頷き答えを返した
ついでに二、三軽い質問をされたので返答する
慣れた手付きでさらさらーっと筆を走らせ、絵が完成した
右端に『龍の子?』という文字が見て取れる

「ありがとうございます……あ、そうだ」

紙を奥へしまい、少女が思い出したようにポンと手を叩いた

「私は阿求、稗田阿求と言います。お見知りおきを」

そう言って阿求は深々と頭を下げた
龍神に少し関係している「かもしれない」だけでここまでうやうやしくされてしまうと、随分とむず痒い
あなたは落ちてきた陽を理由に、屋敷を後にした


自由な移動 条件 人里以外

↓2

父親の事など、考えた事は無かった
ただ母親は「いい人だった」とだけ、言っていたような気がする
でも、あなたと母を置いていくような身勝手な親を、いい人とは思えない
龍神様があなたの父親かなんて分からないが
とりあえず似た羽根を持っているのだ、会って文句の一つで言ってやりたい
もしも本当に父親なら、拳のおまけ付きだ
と言っても、もちろん当てなどなく
先程の絵に描かれた通りなら、と
とりあえずあなたはひたすらそれの上を目指した

遭遇判定
ゾロ目で…… それ以外は別キャラ

↓1

いくつかの雲を通り抜けたところで

「わきゃっ!?」

誰かの声がして、あなたはその場で停止する
振り返ると、突き抜けた雲の上……というか、雲に突き刺さった少女の姿があった
どうやらあなたのせいでひっくり返ってしまったようだ

「あたた……何よいきなり!誰よあんた!」

頭に桃を付けたその少女は、あなたの方へ指を指しながら猛烈な抗議を口にする
まさか雲の上に人がいるなどと思わなかったあなたは

自由な返事

↓2

すみません……

まさかこんな雲の上にも人がいるとは、さすが幻想郷である
あなたの謝罪にもプーッと頬を膨らませて桃少女は反抗し

「この天人比那名居天子を怒らせた罪、万死に値する!」

腰に掛けた剣を抜き、少女がこちらへと向かってくる
あなたには争う気など全く無いのだが、そうも言っていられない状況だ


1 反撃する
2 逃げる

コンマが偶数の場合は、選択に関わらず別展開

↓2

ピューッとあなたはさらに上空へと逃げる
これなら追ってこれないだろう、と思ったのだが
何やら石のような物に乗って、天子はあなたを追ってきた
もう何でもアリである

「待ちなさーいっ!!」

天子が剣を一振りすると、あなたの周囲の雲の様子が変わり、ゴロゴロと電気を帯び始める
このままでは危ない、やむを得ないのであなたは反撃を試みる

コンマ判定
1ほど天子優位 9ほどあなた優位 7以上で一撃

↓1

あなたも応戦するように、手を一振り返すと
取り巻いていた雷鳴がさらに大きなものとなり、今度は天子の周りを回り始める
この展開は予想していなかったのか、天子は大慌てで剣を振りまわす

「な、なんで!?なんで私の周りに……」

言葉を最後まで発する間もなく、落雷が天子の乗っていた石を直撃する
それにより完全にコントロールを失ったのか、天子はそのままひゅるるーっと下へと落下していった

……

あなたは自分の手をまじまじと眺める
あの時といい、今回といい、やはりあなたの感情に合わせて天気が動いているように思える
いや、今はそれよりも上だ

遭遇判定
ゾロ目で…… それ以外でまた別キャラ

↓1

今日はここまで

歴代でも最強クラスの主人公の予感

空気がだんだん薄くなり、息苦しさを感じた辺りで
あなたは目の前に気配を感じて一時停止する

「……おや、こんな所まで誰かが来るだなんて」

物腰柔らかな表情に、フリフリの帯が付いた服
大きな帽子から覗く瞳は、優しげな印象を受ける

「ここから先は、一般のお通しするわけにはいかないのです。迷ってきたのならば、地上へご案内しましょう」

返事

↓2

あなたは自分の目的が直接この先ではない事を話す
もしかしたらこの先にいるかもしれないわけだが

「羽根……」

女性の視線が、あなたを右から左に横切る
一瞬、何かに気付いたように息を飲んだが、すぐに柔らかな笑みに戻り

「はて?少なくとも、昨日飛んでいた鳥はそのような羽では無かったですね……」

と、あらぬ方を見ながら呟く


自由な行動 及び 会話

↓2

あなたは何か知っている様子の女性に、むすっと膨らみ顔を向ける
女性はあらあら、と言った様子ではぐらかし続ける
これ以上は意味もなさそうなので、あなたはここへ来る時に出会った天子の事を聞いてみる

「総領娘様にお会いになられたのですか?今日はお出かけになると言って姿が見えなかったのですが」

経緯を説明すると、女性があらまぁと驚きの声を上げた

「総領娘様ほどの天人を相手取られるなんて……かなり腕がお立ちになるのですね」

どうも子供扱いされているような気がしてならない

「しかし、地上へ落ちてしまわれたなら迎えに参らねば。と言う事で、ここを離れなければなりません」

あとは分かりますね?と言った表情の女性


1 分かりました、帰ります
2 内緒にされると気になっちゃいます
3 無言で襲う
4 その他

↓2

分かりました、とあなたは頷きを返す
小さな声で「……今日は」と付け加えることも忘れない

「では……またお会いしましょう、小竜様」

女性がヒラヒラと遠ざかって行くのを見て、あなたもその後を追う
このままあの桃少女を探すのを手伝ってもいいのだが……

1 帰ろう
2 手伝おう

↓2

あなたは女性の背中に追いつくと、手伝う事を伝える
女性は「そこまでしていただくても、よいでしたのに」と言いながらも

「お力添え、感謝いたします」

と、あなたへ感謝を述べた

「では私はこちら側へ参りますので、あなたはあちらへ」

なかなかザックリとした範囲指定だが
とりあえず飛びまわっていれば見つかるだろう
気付けば辺りは、すっかり夜だ


遭遇判定 範囲 地上

↓2

なかなか天子の姿は見つからず、気付けば見知らぬ山の上
あなたはふぅ、と息を付いて地上に着地する
慣れぬ飛行のせいで羽根が軋みだしている
明日は筋肉痛かもしれない……

「大丈夫?うちで休んでいきます?」

突如頭上から聞こえた声に、あなたは顔を上にあげる
口元を扇のようなもので押さえた女性がこちらを見ている
この女性、確か……


返事

↓2

じゃあ、お言葉に甘えて

あなたが返答を返すやいなや、女性……紫の手がすっとあなたの元へと伸び
そのままするり、とあなたは異空間に吸い込まれた
またあの目玉空間か……と思っていたのだが
次の瞬間すとん、とあなたは座敷に座っていた
昔住んでいた場所に似ている、畳みの座敷

「んじゃ、あとはお願いね?藍」

言いたいことは言った、と言わんばかりに
紫は再び謎空間へと吸い込まれ、消えた
藍と言葉を飛ばしたほうを見ると、紫に似た服を着た女性が立っていた
耳の形が膨らんだ帽子と、隠しきれていない尻尾が人間でない事を自己主張している

「……こんばんは。ご用おありでしたらなんなりとどうぞ」


返事

↓2

失礼ですが、貴女もやっぱり妖怪なんですか?

帽子や尻尾を除けば、人間とほぼ変わりない容姿をしている女性
付けている可能性を否定しきれずにいた

「失礼でも何でもございませんよ。いかにも私は妖怪です」

言ってから、藍は顎に指を当て

「……妖怪で無い者を探す方が、難しいやもしれません」

との事だ

「すぐに茶を用意いたします、しばしお待ちを」

そう言い残し、藍が座敷を後にする
きょろきょろとあなたは辺りを見回し、ふーっと息を吐く
なんだか、落ち着く

自由な行動

↓2

ちゃぶ台に置かれたせんべいをぽりぽりとしながら、あなたは待つことにする
ほどなくして、盆にお茶を乗せた藍が戻ってきた
せんべいをぽりぽりしていた事については特に何も言われなかった

「……」

……

じーっと見られていると、なんだか変な感じだ
と言っても何を話していいやら……紫は何の目的であなたをここへ連れてきたのか

自由な会話
1 あなたから
2 藍から
3 その他から 条件 マヨヒガ内キャラ

↓2

……そう言えば私って、なんで呼ばれたんでしょうか?

あなたは藍に質問をぶつける
聞かれた藍はしばらくうーんと唸っていたが

「……気まぐれな方だからな。真意は私などには分からんよ」

そう言って小さくため息を吐いた

「だが……あなたの事を大層気に入られているようだ、それだけは分かる」

何故?とあなたは聞いてみた

「新しいおもちゃを見つけたような、無邪気なお顔をしていられるからだ」

……聞かなければよかった気がする

「まぁ、帰りたくなったらいつでも帰るといい。紫様もあなたを縛る気までは無いだろう」

なおさらなぜ呼んだのだろう……


自由な行動 及び 会話

↓2

のんびりとせんべいを頬張り、読書にいそしむ藍の姿を見ていたあなたは
ハッと思いだしせんべいをぽろりと落とした

「……何か?」

掛けていた眼鏡を外し、あなたの方を見る藍
あなたは紅魔館の厄介になっていることを伝え、どうにかして連絡を取れないかと尋ねる

「ふむ、それは困ったな……今から文を飛ばしても、しばらくかかるだろうし……」


イベント判定
偶数でムラサキ 奇数でアカ

↓1

突然、ひょっこりと紫の頭が天井から現れ
あなたはガタンッ、とちゃぶ台の角に足をぶつけて悶絶する
藍は慣れているのか、やれやれと言った顔で紫を見ている

「大丈夫よ、館には私からお手紙書いておいたから」

その発言からして、どうやら行き当たりばったりであなたを呼んだわけではなく
最初からあなたを呼ぶ前提で動いていたようだ

「余計な事は忘れて、今日はここでのんびりしていきなさいな」

どうやら先程の藍の発言、少し間違いがあったようだ
縛る気満々だ、この人は

「そうだ藍、夕食の用意をしなさいな。もうそろそろよい時間よ」

「……はい、かしこまりました」

藍が部屋を去り、部屋に残されたのはあなたと紫の生首
以前のあなたが見たら卒倒しかねない異様な光景だ

自由な会話

↓2

藍が夕食の用意を終わり、食卓を囲む

「あら、今日は橙の姿が無いわね?」

あなたの隣の辺りを見て、紫が呟く
どうやらあなたの席に普段いる誰かがいるようだ

「今日は遅くなると聞き及んでいます」

「あらそう?紹介しようと思っていたのに」

もぐもぐと箸を進めながら言う紫
あなたも焼き魚へ箸を進め、ぱくりと一口
こんな風においしいご飯を食べるのは初めての事で、ほんのり涙が出てしまう

「……あらあら」

「む、塩が強かったか?」

でも泣いてはいられない
あなたは目的を果たすために、二人に質問をする

「龍神……ねぇ?」

「……」

龍神、という単語を発した瞬間
二人の空気が少しピリッとしたのを感じる
過去に何かしらあったのだろうか……

「会ってどうするつもり?」

細い目のまま、紫が聞く

返事
↓2

あなたは自分と龍神が関係しているかもしれない事を、二人に話す
もしかしたら紫は知っていたのかもしれないが……
とりあえず心の内を吐露してみる

「一発ぶん殴るって……龍神をか?」

藍の驚きに満ちた言葉に、あなたは頷く
紫はそんなあなたの様子を見て、あははと笑う
ミステリアスな雰囲気を漂わせていたので、こんなに子供っぽく笑うとは思っていなかった

「想像以上よあなた……面白いわ」

言ってから、紫は天を指差した

「龍は逃げも隠れもしていないわ。常に幻想郷を見ているの、天高く、さらに上から」

その指をそのまま降ろし、からかうようにあなたの頬を付く

「残念ながら、私の力であなたをそこまで連れていくことは出来ないの……だから」

ポンッ、と不思議な玉があなたの前に現れた
白と黒が半分ずつ描かれた玉は、あなたの周りをぷかぷかと浮かぶ

「その玉があなたを導いてくれるわ。まぁ、そんなもの無くてもいいと思うけれど」

紫の声が、玉からも聞こえて変な感じだ

「暇なときまたお話しましょう?私が起きていればだけれど」

それだけ言い残して、紫の姿がまた消えた
藍が「自分勝手な人だ……」と小さく呟いた
あなたの探し方、間違いではなかったようだ
すぐにでもまた空へ向かいたいところだったが、あなたの意思に反して体がフラフラと揺れ
気付けば藍に抱えられて、寝室へと運ばれていた


【1日が終了しました】


起床判定 範囲 マヨヒガ

↓2

眠くなってきたので今日はこの辺にしときますね

オリ設定てんこ盛りでもう頭がフットーしそうだよおっっ

……ん

「にゃっ!?」

あなたがムクリと体を起こすと、目の前で甲高い声が響き
続いてゴチンと頭を打ちつける音が聞こえた
どうやらあの後、疲れて寝てしまっていたらしい

「いてて……」

声のした方を見ると、猫耳を付けた少女が頭を押さえていた
いや、恐らく猫耳を付けているのではなく……生えているのだろう

「お、おはようございます……」


返事

↓2

あなたは猫耳少女に質問する
まぁ大体予想は出来ていたのだが、一応だ

「ちぇ、橙です……」

猫耳少女は少しおどおどしながら
やはりあなたの予想通りの返答を返した

「あ、あの、藍様が朝食にお呼びしろと……」

どうやら朝食までいただけるらしい
あなたは寝惚け眼を擦りながら座敷へ向かう

「おはよう、寝坊助さん?」

既に朝食は台に並べられ、あとはあなたが席に着くのを待つ状態だった
橙がちょこちょこーっと昨日あなたが座っていた位置に座る
ではあなたは……

1 紫の隣
2 藍の隣
3 橙の隣

↓2

あなたは藍の隣、つまり藍と橙の間に腰を降ろした
橙の視線が少し、あなたに向いたような気がする

「よく眠れたかしら?」

紫はいつもの服装ではなく、着崩した寝間着の様な物を着ている
藍の視線は咎めるようにそんな紫を見ていたが、効果は薄そうだ


自由な会話

↓2

紫様はどのような妖怪なのですか?

あなたは箸を進めながら、紫に尋ねる
紫は眠そうな瞳をあなたに向け

「そうねぇ……すっごい妖怪よぉ」

かなり適当な返答が返ってきた
しかし耳は普通の耳だし、これと言って羽根があるわけでもない
特殊な力を除けばほぼ人間にしか見えない
あなたもそのような姿ならば、あちらの世界でも上手くやれたのだろうか?

「ごちそうさまぁ」

「ほら、橙。口についてるぞ」

「あうー」

食事を済ませ、あなたは庭で大きく伸びをする
今日こそ龍神に会いに行くのだ

「頑張ってねぇ、応援してるわよぉ」

紫の言葉を背に受け、あなたは飛び上がった

遭遇判定 範囲 空

↓2

「龍を見たって、本当ですか?はたて」

「う、うん……ほ、本当だよ」

聞いたことのある声と聞いたことない声が会話している
あなたは雲にスッと隠れて様子を窺う

「龍なんて現れたら、巫女が黙っていないと思いますがねぇ?」

「あぅ……そ、その」

はたてと見たことの無い少女が話をしているようだ
羽根を見る限り、はたと同類の種族だろうか?
そして恐らく話をしているのはあなたの事と思われる

「まぁ、確かに写真がある以上嘘ではないと思いますが、こうも見当たらないと……」


1 無視し手空へ
2 はたてに声をかける (内容指定)
3 文に何かする (行動指定)

↓2

どうも、この間の記者さん

あなたは雲から飛び出し、すいーっと二人の前に出る
はたてがパァッと明るい顔になり、横の女性はおっと歓声を上げた

……と、誰ですか?そちらの天狗さん

あなたの言葉に、隣の女性が懐に手を入れ
スッとあなたの方へ名刺を差し出した

「私は清く正しい射命丸、こちらのはたてと同じ新聞記者です」

名刺には文々。新聞、と書かれている
そういえばはたての書いてる新聞の名前までは聞いていなかった
二人共同で作っているのだろうか?
などと思っていると、パシャリと音がした

「おっと失礼。ついクセでして……」


自由な会話

↓2

この感じ、あまり関わらない方がよさそうな気もするが
一応新聞記者なら、幻想郷全体の事に詳しいだろう
あなたは龍神の事について聞いてみる

「んー……写真に収められたら大スクープでしょうね」

「……ごめんね、絵しかない次元なんだ、龍神って」

概ね予想通りの返答が返ってきた
はたてと挨拶しようと思っただけなので、あなたは言葉を続けず別れる事にした


「……聞きましたか?はたて」

「やめとこうよぉ、文……危ないよぉ」

「ここで引いてはブン屋が廃るってもんですよ!」


【あなた移動中。。。】

ゾロ目 気配あり それ以外で使いの気配

↓1

「おや、またあなたですか」

昨日の女性が、今日も立っている
こんな何もない場所で立っていて、暇ではないのだろうか?

「昨日はありがとうございました。総領娘様は無事見つかりましたよ」

笑顔で女性はそう言うが、あなたは別段力添え出来た覚えがない
まぁとりあえず見つかったなら何よりだ


自由な会話

↓2

ここで会ったと言う事は……そういう事なんですか?

あなたは真っ直ぐと女性を見ながら言う
女性はしばらくあなたを見つめていたが

「……そうですね、あなたが求めている方はこの先にいます」

女性が見上げた先は、これと言って他の雲と変わりなく
だが、そこに何かがいるであろうことはなぜだか分かった

「ですが……お会いしてどうするのです?」


返事

↓2

あなたは右手を左手にパンッと当てて答える
どうするかなんて、考えてない
そもそもあなたが探している人なのかも定かじゃない
でも、今はとにかく会いたい

「……」


衣玖さん判定
1ほど敵対 9ほど友好 目安6

↓1

「……本当はあなたがいらしたら、お通しするように言われていたのですが」

そう言って女性がふわりとあなたの目前へ近付いてきた
じーっとあなたの瞳を見つめ

「少しお試しするような真似をしてしまいました、申し訳ございません」

ぺこり、と頭を下げて女性が言う
どう反応していいか分からずにいると、女性が後方を指しあなたを促す

「どうぞ、あなた様なら通り抜けられるでしょう」

あなたは言われるまま、雲を通り抜ける
見た目では分からなかったが、なんだか雲の中は普通の雲の感覚ではなく
まるでそう、紫の謎空間の中のような……

龍神の見た目
↓1-3からよさげなのを掻い摘む

……

「――――」

今、あなたの目の前に龍がいる
それ以外に言葉が見つからないほどに、荘厳で威圧感ある姿
あなたはゴクリと喉を飲む

「――――」

龍はただ、こちらを見ている
視線を交わすだけで、心の奥まで覗かれているようだ


自由な会話 及び 行動

↓2

単刀直入に聞きます……貴方は私の父、ですか?

「――――」

龍は答えず、じっとこちらを見つめている
目を合わせるだけで、時間が永遠にも感じられる

龍神の正体
↓1-3でぞろ目があると……? それ以外で……?

「――――」

龍の顔が、ずいっとあなたへ近づき
あなたの姿を上から下へと確認する
突き刺さるような視線どころか、ほんとうに突き刺さってるようにすら感じる視線だ

「――――なるほど、確かに」

頭に直接響くような声が聞こえ、あなたの頭がズキズキと痛んだ
だが、今確かに聞こえた
この龍は……あなたの父親だ


自由な行動 及び 台詞

↓2

言いたいことはいろいろある……だが
でもまずはこれだろう

「……っ!!」

あなたは思い切り拳を振り上げ、龍の眉間へ叩き込む
避けようと思えば避けられたのだろう
だが、龍は敢えて眉間でその拳を受け止める

周囲で雷鳴が轟いた



「うひゃー、凄い大雨だな。こりゃ家に帰れなさそうだ」

「雨降らなくても変える気なかったくせに」

「いや、可能性は0じゃなかったぞ……にしても、こんな大雨あり得ないだろ……異変とかじゃないのか?」

「異変は異変かもしれないけれど……今回の件は私でもどうしようもないわ」

「お前にどうしようも無い問題なんて、賽銭の問題以外あったのか?」

「そりゃ色々あるわよ……」


龍へのダメージ度 ※倒せるわけではありません

↓1

殴ったあなたの拳が、ジーンと痛む
どう見ても殴られた方より殴った方のダメージがデカい

「―――いい拳だ」

龍は殴られた眉間を片手で触り、しみじみと呟く
反撃する気はないようだ
当たり前と言えば当たり前、か

「―――お前がここにいると言う事は―――そういうう事なのだな」


自由な返答

↓2

あなたが龍に問いたいのはただ一つ
何故母を置いて、幻想郷へ戻って行ってしまったのか?

「―――――」

龍は押し黙ったま、あなたを見つめ返している
どの言葉を選ぼうか、悩んでいるのだろうか

「――――すまなかった」

ただ一言だけ、龍は謝った
それ以外に言えることは無い、とでも言うように


自由な行動 及び 会話

↓2

お母さんが、どんな、思いで……!

言いながらあなたは大粒の涙をぽろぽろと流していた
龍はじっと、あなたを見つめる



「おいおい、冗談だろ?」

「こりゃ川は増水なんてもんじゃすまないわね……」

「なんとかしろよ、巫女だろ?」

「巫女にだってどうしようもない相手がいるのよ」

「……それこそ、冗談だろ?」

「冗談だったらよかったんだけどねぇ」



「――――私を、憎んでいるか?」

龍が優しく、静かにあなたに語りかけた


返事

↓2

会うまでは憎んでいるかもしれないと、自分でも思っていた
でも実際に会ってみて…・・・・怒ってはいるけれど、憎むほどではなくなっている自分がいた

「――――そうか」

龍は小さく呟くと、あなたの体を手に乗せて
自分の顔の前へと運ぶ

「――――どうしたい?お前は」

龍として、ではなく父として、あなたに問うてきている龍
どうしたい?と言うのは……一緒にいたいかどうか、とかまで含めて聞いているのだろうか


自由な返事

↓2

色々な事が起こり過ぎて、正直自分でもよく分からない
思考を整理する時間が欲しい所だ
だが……一つだけは言える

あなたに会えてよかった、「お父さん」

龍はふっと微笑むと、あなたを背に乗せ雲の外へと出た
先程の女性が龍へ会釈をすると、龍はそれを一瞥し通り過ぎた
雷鳴が轟き、大気が揺れる
これが『龍神』という存在なのだろう


「スクープですよ大スクープッ!はたて、ほらほら、ゆっくり飛んでないで!」

「文……待って……はぁ、はぁ……」

「あらあら、楽しそうね、あの子」

「龍神を見る事などいつぶりでしょうか……」

「なるほど、あれが異変の正体か。確かに天下の巫女様でもどうしようもねーな」

「そゆこと」


自由な移動先 範囲 今まで行ったことのある場所

↓2

あなたは龍へ頼み、館へ向かう
湖は突然現れた龍に波を唸らせ騒然となる

「な、ななななっ!?」

門番の目の前まで行くと、居眠りしていた門番が仰天して顔をあげる
そんな様子を気にするでもなく、龍はあなたをゆっくりと降ろすと
そのまま天へと昇って行った
あれほど雷鳴が鳴りやまなかったと言うのに、龍が去っただけで嵐の跡の静けさだ

「……」

ポカーンとする門番の横を通り抜け、あなたは館の中へと入った


遭遇判定 キャラ 紅魔館内 フラン・美鈴除く

↓2

「随分と派手なお帰りじゃないか」

パタパタ、と羽根を羽ばたかせて
あなたの前にレミリアが降り立った

「連日雨が降りやまなくて、随分と退屈させられてしまった」

あなたの正体に気付いているのか、気付いていないのか
きっとどっちでもレミリアはこういう態度なのだろう

「少し喉が渇いているんだが……」


返事

↓2

あんまり吸い過ぎちゃ、ダメですよ……?

あなたの言葉に、レミリアが悪戯っぽく笑うと

「大丈夫だ、龍の血に飲まれるほどやわではない」

と言葉を返すと、あなたの首筋に舌を這わせる
この前はそんなことしていなかったのに、とあなたはビクリと体を震わせると
そのままカプリとレミリアにされるがままになる

「……やはりキミの血は最高だ」

なんとも喜んでいいのか分からない褒め言葉だ
なんて思っていると、レミリアがパッと口を離す
なんだか生殺しのような気分だ

「それで、自分が何者か分かったわけだが……どうするかね?ここから出ていくかね?」

返答

↓2

せっかくだから今夜一晩はここに泊まろうかな?

あなたの言葉にレミリアは満足そうに微笑み

「あぁ、何晩でもいてくれて構わんよ……咲夜」

「はい、お嬢様。ここに」

「今日から一人分追加よ、毎日ね」

「……かしこまりました」

なんだか勝手にずっといることになっている気がするが
別にずっとここにいても悪いことは無いだろう


自由なイベント

↓2

今日はこの辺で終わります

オチが行方不明になるとあれなので次ぐらいで多分完結です

あなたは外へと出ると、門番の元へ行く
先程は突然で驚かせてしまったし、謝りたいと思ったのだ
あんな事があったあとだと言うのに、門番の所へ行くと

「……ぐー……」

すやすやと寝息を立てる門番の姿があった


自由な台詞 及び 行動

↓2

起きてくださいー、起きないと怒られますよー?

あなたがそう言って近づくが、門番は起きる様子が無い
少しあなたは考えてから

あ、メイドさんだ!

と後ろを見ながら叫んだ
途端、ガタンッと門に何かぶつかる音がして

「さ、咲夜さん!ち、違うんです、侵入者は……あれ」

あなたは舌をペロリと門番に向ける
門番ははぁ、と溜息をついて肩を竦めた


自由な会話

↓2

だめですよー、寝てたら怒られちゃいますし……もし、侵入して何かあったら、一生後悔すると思いますよ?

あなたは指を出し、メッとする
門番はたはは、と頭を掻きながら

「お客人にそう言われるとは面目ない……」

と答えた
まぁ、実際の所この館に来る人はそうそう多くはなさそうだが

「気を付けます、はい」

ビシッと敬礼した門番に、あなたも敬礼を返すと
あなたは館へと戻った


自由なイベント 紅魔館編 その2

↓2

「お姉様……いい血の匂いがする」

「あら分かってしまうかしら?フラン」

館へ戻ると、レミリアと……誰か分からない少女が話している
見知らぬ少女はレミリアに似ているが、羽根が決定的に違っている

「あら……?」

見知らぬ少女があなたの方を向き、近寄ってきて
あなたの首筋をくんくんと嗅いてくる
なんという子だ

「……!」

途端にパァッと明るい顔になり
なんとそのままあなたの首筋へ口を近づけてきた
だが、そんなフランのおでこをペチンッとレミリアが叩く

「ダメよ?フラン。これは私の物」

「えーお姉様ずるーい」

いやいや、どっちの物でもないです

「私が貰うのー!」

「まぁわがままさん。少しオシオキしなきゃね」

二人が喧嘩を始めそうな雰囲気なので、あなたが割って入ると
なんと二人の矛先があなたに向いてしまった

「いただきっ!」  「貰った!」

二人と弾幕勝負

1ほど二人有利 9ほどあなた有利 7以上で勝利 
優勢が続くほど条件緩和 劣勢が続くほど条件厳しく
二人の力 コンマ -1

↓1

飛びかかる二人の吸血鬼に、あなたは片手ずつ手刀を入れる
真っ直ぐに振り下ろされた手刀が、二人の顔面を捉え

「ぶぎゅっ!?」「むぎゃっ!?」

バゴンッと館の床にめり込んだ
そんなに力を入れたつもりは無かったのだが、とあなたは首を傾げる
父に会ったことで、あなたの体に何か変化があったのだろうか?

「……血はお預けね、フラン」
「ぶーぶー」

まるでギャグ漫画のように、首だけを出して会話する二人
まぁこれで血が吸われなくなったのだ、よしとしよう


自由な会話

↓2

ところで……レミリアさんに似たこちらはどなたで?

さっきレミリアの事を「お姉様」と呼んでいたので、大体予想は出来ているが
一応本人に聞いてみる

「私はフランドール、お姉様の妹よ!」

バゴンッと床から飛び出して、フランドールが答える
レミリアも一緒にバゴンッと飛び出して

「そう、この子は私の妹。可愛い可愛いフラン」

「まぁ、お姉様ったら」

きゃっきゃうふふしだす二人にあなたは細めで対応する
今まで見たこと無かったが、この子どこにいたんだろう……

「お嬢様、お夕食の用意が」

「あら咲夜。ご苦労様」

「……妹様も今日はご一緒なのですね」

「えぇ、今日は機嫌がいい日なの」


食卓に並ぶあなた達
門番の姿が無いが、食事は別なのだろうか?

 
自由な会話 キャラ自由 対象自由

↓2

あの……少し大事なお話が

あなたの言葉に、レミリアとパチュリー、そして小悪魔の視線がこちらを向く
フランは無邪気にあぐあぐと食事を続けているが、構わない

私、龍の子だったみたいです

盆を持ってきた咲夜も、あなたの方を見て固まっている

「……」

「……今さら?」

沈黙を破ったのは、パチュリーの声
第二声は人の声ではなく、パチュリーの差し出した新聞
見出しに書かれていたのは、デカデカとあなたの写真

【伝説の龍神、実は娘がいた!】

「あなたの事、もうみんな知ってるわよ」

「昨日、何があったか知らんが幻想郷中が歴史的豪雨だったしな」

「おかげで洗濯物が大変でした……」

なんだ、あなたがやけにかしこまっていただけか
ぷしゅるーとあなたの口から息が出る

「何、龍神とは言えまだまだ娘。偉そうにされなければ皆気にせんよ」

「あら、床にめり込まされたくせに偉そうね?」

「……あれはわざとだ」

「まぁ、床に埋まる趣味があったのね。今度は私がやってあげるわ」

そうだ、ここは幻想郷だった
あなたは何も変わった存在ではない。ただ龍だっただけだ

……あはは

「はははっ!」

「……ふふ」

あなた達はみんなで笑い合った
久しぶりに、大声で笑った


最後のイベント 条件 紅魔館内

↓2

まぁ別に紅魔館内の方が閉めやすいかなって思っただけでして


「やぁ霊夢、ごきげんよう」

「あぁレミリア……と、そっちは龍娘」

失礼ね。ちゃんと名前があるのに

「大して変わんないじゃない。それよりあんたねぇ、ちょっと親父に言ってきなさいよ」

何を?

「娘の様子を見にくる度に豪雨降らせてたんじゃ、人里が大迷惑よ」

あはは、そりゃ大変

「笑いごとじゃないっての……あんた、だんだん豪快になっていくわね」

そう?

「……あぁ、喉が渇いた」

「あら、水飲む?」

「……いや、お構いなく」

……んっ

「……ん、はぁ」


「……はいはい、ご馳走様」

「お粗末様、ペロ」

……お粗末様


(――――あのままで大丈夫だろうか)

「あの、龍神様。今日のお告げは……」

(――――吸血鬼め、もっと離れい)

「……親馬鹿」


気付けばあなたも、幻想郷の一員。
いや、元々ここがあなたの居場所?
それを見上げながら、あなてゃあそんなことを思っていた。


紅魔館 日常?END

(´・ω・`)<ゴメンね、キャラが大きすぎて長くやるほどオリ設定増えそうで早めに閉めました

(´・ω・`)<次やる?

(`・ω・´)つ 
      ↓1 あなたの種族
      ↓2 あなたの年齢(おおよそ)
      ↓3 開始地点
      ↓4 その他なんかあれば(設定)
      ↓5 その他さらになんかあれば(容姿等)

種族 座敷童
年齢 10歳程度
開始地点 AQNの家
特徴 武術の天才 物凄い強い

容姿設定
↓1-3から

種族 座敷童
年齢 10歳程度
開始地点 AQNの家
特徴 武術の天才 物凄い強い
性別 女性 銀髪ショート

こんな感じで行きます

気付けばあなたは、そこにいた
いつからいたのか、それともついさっき生まれたのか
誰もいない蔵の中で、目覚めた

……

いや、前からあなたはここにいた気がする
記憶が混乱している、あなたは一体誰?


遭遇判定 範囲 阿求邸

↓2

眠気たらたらなので今日はこの辺で

他スレ見てると2-3スレ使って1キャラやってて悩ましくなる

「……あら?」

ガラリ、と蔵の扉が開かれ
辺り一面に光が立ち込める

「掛け軸を出した時に、ひっくり返しちゃったんでしょうか……」

あなたの体がひょい、と持ち上げられる
目の前にいるのは、おかっぱのような髪をした少女

「こんなお人形さん、持ってましたっけ?」


自由な返答 及び 行動

↓2

人形なんかじゃないですよ

あなたは目の前の少女に抗議の声を上げる
少女はまぁ、と驚いた顔をしてあなたを降ろした

「これは失礼しました……あなたは一体?」


あなたの名前
↓1-3

「【長比良 小匙】……聞いたことのないお名前ですね」

言いながら、少女はあなたの腰辺りを持って運び
広い居間へと通された
そこにちょこんと座らされたあなたの方を見て、少女は筆を走らせている

「あなたは一体何者なんです?座敷童……ふむふむ」

筆を走らせ、紙に何か書いていく少女
どうやらあなたの人相書きらしい

「ご協力ありがとうございました」

ふぅ、と息を吐いてからそう言うと、紙を奥へとしまう少女

「しかし、座敷童さんがいたなんて……全く気づきませんでした」

あなたもこの家にいた記憶は、ないのだが

自由な会話

↓2

そう言えばここは何処です?人間の世界ではないようですが

あなたは外の景色を見て、呟く
あなたがいた場所は、もっと高い建物が立ち並んでいたはずだ
別にその場所が好きだったわけではないが

「あら、あなた外の世界からいらしたんですね。ようこそ、幻想郷へ」

突然そんなことを言われても困る
だが、ここに自分がいると言う事はこの家から出られないと言う事だ
この少女とは友好的な関係を築いておいた方がいい


返事

↓2

幻想郷、あなたが住んでいる場所でも噂には聞いていた
あなたのように妖怪が住むと言われている、理想郷
あるかないかも分からない眉唾程度の噂だと思っていたが、まさか本当にあったとは

「まぁ、向こうにいる間は眉唾でしょうねぇ……こっちに来たら基本的に向こうへ戻れませんから」

ではあなたも?と聞いてみると

「こっちで生まれる者もいるのですよ。人間は特にね」

妖怪の理想郷と聞いていたが、どうやら妖怪だけが住んでいるわけではないようだ

「あ、寺子屋の時間ではないですか。すいません、少し出かけますね」

とてとて、と少女が歩いていく
あなたは付いていくことは出来ないので、ちょこんと座って待つこととする


自由な行動 範囲 阿求邸

↓2

家主のいぬ今の内が好機だろう、あなたは部屋を見て回る
どうやら二階はないらしく、横に長い平屋のようだ
部屋の数はかなり多いが、使用人が数人いるだけで先程の少女の家族らしき人の姿は無い
その使用人もあなたの姿を見て驚くこともせず、軽く会釈をしただけだった
イレギュラーな存在になれていると見える

……ふむ

何か発見?
偶数で発見 奇数で特に何も
何を見つけたかも同時に指定

しt2

どうやらあの少女、幼さに比べて卓越しているらしく
先程あなたを書いていた紙もこの本の1ページだったらしい

求聞史記……か

ペラペラ、とめくると色んなページに絵が描いてある
意外と毒舌のようだ、あの少女


目に留まったページ

↓2

……ん

あなたが目に止めたページには、あなたと変わらなさそうな年齢の少女が描かれていた
名前は【メディス・メランコリー】
なんと人形が意思を持った妖怪との事だ
幻想郷と言うのはあなたの想像より奇天烈な場所なのかもしれない
と言っても、あなただって人形と間違えられるくらいだから言えた義理でもないか

「ただいま戻りました」

「お帰りなさいませ、お館様」

家主のご帰宅だ、あなたは本を元の場所へ返すと何食わぬ顔で部屋へ戻る

「退屈ではございませんでしたか?何も無い家でしょう」


自由な会話

↓2

そうでもない、と答えてあなたはあの本について聞いてみた
少女は見ちゃったんですか?と少し恥ずかしそうな顔をして

「あれはそうですね……私の生きた証です」

と、小さく言った
恥ずかしさの中に少し、寂しさを感じる
そういえば、あなたは少女の名を知らなかった
どう呼べばよいだろうか?と尋ねてみる

「そういえば失礼しました。私は稗田阿求と申します」

少女……阿求が深々と床に頭を付ける
ここまで仰々しくされると、少しむず痒い


自由な交流

↓2

あなたは阿求に幻想郷に武術家がいるか聞いてみた
これでも外の世界ではなかなかに強い武術家だったのだ
活かす機会はほとんどなかったが

「武術……ですか。今の幻想郷であまり腕っぷしを誇る方はいらっしゃらないと思います」

と言うと?

「幻想郷で直接的な勝負は御法度になっているんです。代わりに、弾幕勝負というもので決着を付けることになっています」

弾幕勝負、聞きなれぬ言葉だ
詳細を阿求に聞いてみる

「私は心得がないので、見聞になってしまいますが……」

紙に描かれた図を参照しながら、阿求が弾幕勝負について教えてくれた
なるほど、弾幕勝負とはこういうものなのか
しかし家から出れぬあなたが興じることが出来るかは謎だ


尋ね人判定 範囲 阿求邸 条件 人間 及び 人里に来れそうな妖怪のみ

↓2

「こんにちはー、誰もいないのー?」

「あ、はーいっ」

夕暮れ時、突如聞こえてきた声に阿求がとてとてと玄関へ向かう
あなたは隅からこっそりと、玄関口を覗く

「すいません、急にお呼びたてして」

「いいわよ、それがあんたの仕事でしょ?」

阿求は少女に、あなたの書かれた紙を渡している
あれは妖怪を記したものだと聞いていたが、どうやらただ保管しておくだけのものではないらしい

「……」


霊夢判定

偶数で気づく 奇数で気のせいか

↓1

77のゾロ目を最近よく見るな……

「阿求、なんかいるわね?この家」

「あ、はい。お客様がお一人」

阿求の視線を感じたので、ひょこりと顔を出すあなた
とてとてと玄関へ向かうと、少女を見上げた

「チビが二匹に増えたわね」

「チビとはなんですかー、もー」

ぷんぷんと抗議を申し立てる阿求
あなたは……

1 ぷんぷんする
2 挨拶する
3 無視する
4 その他

↓2

あなたもぷんぷん、と抗議をする目の前の少女に抗議する
阿求よりちょっと高い……はずだ

「はいはい、悪かったわよ。二人して同じ顔しないでよ、もう」

少し楽しそうな困り顔を見せて、少女が背を向けた
どうやら用事はこれだけだったらしい

「また何かあったら呼びなさいね」

「はい、ぜひ」

先程の少女、一体何者なのだろう?

「そろそろ夕食にしましょうか。何か食べたいものなどございますか?」


自由な返事 ※好きな料理設定追加

↓2

「もっと贅沢いってもよいのですよ?一人分も二人分も大差ないのですし」

阿求の前に並べられた膳の豪華さに対して、あなたの目の前には冷奴一つ
だがそれでいい、あなたは贅沢な食事を貰う必要などないのだから
薬味醤油を垂らした冷奴を、パクパクと食べるあなた
阿求はそんなあなたの方をちらちら見ながら箸を進め

「……あの、天ぷら、食べます?」

と、箸でつまんだエビをこちらへ差し出した


1 あーん
2 いらぬ!
3 その他

↓2

今日はこれだけでいい

差し出されたエビではなく、阿求の方を見てあなたはそう告げる
阿求はむむーと難しい顔をしたが、それ以上催促することはなく
静かに食事は終わった


食後イベント

↓2

食事の膳が片付けられると、阿求がふぅと息を吐いた
あれだけの量がよく入るものだな、と思ったが

「残すと変に心配させてしまいますので……」

との事だった
しばらく座っていたが、やがて思い出したように阿求が立ち上がり

「湯を浴びてきますが……あなたはどうします?」

そう尋ねてきた

1 後で
2 一緒に
3 風呂はいらない
4 その他

↓2

背中でも流しましょう

あなたはずい、と立ち上がり阿求に続く
長い廊下を渡ると、家の端の方に風呂はあった
古めかしい、木で暖を取るタイプのものだ
外に使用人を呼んでから、阿求は脱衣所へ向かう

「さ、あなたもどうぞ?」


あなたのプロポーション
↓1-3

「……では、お背中お願いしますね?」

木の風呂椅子に座り、あなたに背中を向ける阿求
あなたは力を入れ過ぎぬよう、背中を洗う
外の世界では出来るだけ目立たぬよう生活していただけに、家主と風呂に入るという行為が新鮮だ
それも歳も近く、体型にも差がない少女と来たら
なんだか親近感も沸いてくる

「さ、あなたもどうぞ?」

背中を流し終えた阿求が、あなたを促す

1 お願い
2 自分で出来る
3 自分はあがる

↓2

自分で出来る

あなたはそう返すと、手にしていた手ぬぐいで自分の体を洗いだす
阿求は少し不満げに湯船に浸かり、こちらを見ている

「……居心地が悪かったりしますか?ここ」

ぷくぷく、とお湯を鳴らしながら阿求があなたに尋ねる


返事

↓2

私に居心地の悪い場所はありません

体を流し終えたあなたは、阿求の隣にちゃぷんと沈む
阿求の視線が横を向き、あなたの横顔を覗き込む

……むしろいいぐらいです

のほほーんとした表情で、そう伝えるあなた
返答が満足だったのか、阿求ものほほーんと天井を見上げている


自由な会話

↓2

時に阿求、貴女は何か歌など歌えますか?

あなたの言葉を聞いて、阿求の顔に「?」が浮かぶ

前の家では、よく風呂場から歌声が聞こえてきたものだ
それに合わせてあなたも歌うのが、小さな趣味だったりした
無理ならいいのだが、と付け加えておく

「古い童歌なら、少し……」

と前置きして、阿求は歌い始める
しばらくリズムを聞いてから、あなたも繋ぐ

あなたの歌の上手さ
1ほど下手 9ほど上手い

↓1

あなたと阿求の歌声が、浴室に響く
うん、今日もいい調子だ

「……」

……?

歌い終わると、阿求がすぐに湯船から上がった

「の、のぼせるといけませんし上がりましょう」

もう少し歌ってもよかったのだが、確かにのぼせるといけない
阿求のあとについて、あなたもあがる

「着替えはどうしましょう?そのまま着てきたものを着るというならそれでもよいのですが」


1 そのままがいいな
2 阿求の着物を借りる
3 その他

↓2

珍しく家主と顔を見せて過ごしているのだ、服ぐらい借りてもいいだろう
あなたは阿求の服を借りると伝える
すると阿求は嬉しそうに微笑み

「では少々お待ちくださいね」

そう言って、先に服を着て部屋へ向かうと
数分ですぐに戻ってきた
阿求と揃いの、花の模様の描かれた着物に、スカートは対を成すように青い色

「あまり使わない色なので、ちょうどよかったです」

あなたと阿求、並んで二人
髪の色を除けば、本当に姉妹の様だ


自由な行動 及び 会話 条件 阿求同伴

↓2

あなたは少し誇らしげに、腕なんか組んでみちゃったりする
どっちが姉に見えるんだろう?と思ったあなたは、その事を阿求に聞いてみる

「……私、じゃないですか?」

それは無いな、とあなたが笑うと
阿求が頬をぷくーと膨らます

「使用人さんに聞いてみましょう、それで白黒ハッキリです」

少しからかっただけのつもりだったのだが
意外と子供っぽい所もあるのだな、と思ったがよく考えると当然の事だ


使用人さんの判定
偶数 阿求 奇数 あなた

↓1

阿求はあなたを連れて使用人の元へと向かう
老齢の使用人は、あなたと阿求を見て

「まぁ、阿求様がお二人……」

と呟く
阿求はその使用人に事情を説明する
使用人はほえほえ、と頷いてから

「やはり阿求様の方がお姉様のように見えますよ」

と言った
阿求がふふん、と鼻を鳴らす
これは卑怯だ、不当な判定だ
あなたの抗議を聞き流すと、阿求は部屋へと入って行った

「そろそろ私は寝ますが、あなたはいかがいたしますか?」

少し遅れて部屋へ戻ったあなたに阿求が聞く


1 もう少し起きておく
2 一緒に寝る
3 別に寝る

↓2

あなたは寝なくても大丈夫なのだが
それでも一応、寝ることが出来ないわけではない

「……」

阿求の目が寂しそうに揺れていたので
あなたは頷きを返し、阿求と共に寝室へ向かう
やはり姉に見えるほど大人びていても、阿求は人間の子供だ
子供の見た目なだけの、あなたとは違う


【1日が終了しました】

起床遭遇 範囲 阿求邸

↓2

「稗田のー、起きていないのかー?」

誰かの声に、あなたは目を覚ます
寝惚けた眼を擦りながら隣を見ると、阿求はしばらく起きなそうな寝つき方をしている

「稗田のー」

呼ぶ声の方へ歩いていくと、玄関の方に人影が一つ
あなたに似た髪の色をした女性だ

「おぉ、稗田の……?いや、違う……稗田に妹などいたか?」


返事

↓2

あの子はまだ寝てますー。何のご用でしょうか、奥方ー

あなたの言葉に、女性はなっと驚いた顔をして
顎に両手を当てて

「お、奥方……も、もうそんな歳に見えるのか……」

などとブツブツ言っている
見た目から阿求の親族には見えないし、よくて知り合いだろう
このまま通すべきなのだろうか


1 時間を改めてもらう
2 奥へ通す
3 あなたが代わりに聞く
4 その他

↓2

用ならあなたが代わりに聞こう、と申し出る
女性はあなたの方を怪訝そうな瞳で見るが

「……まぁ、あの稗田が家に置いてるぐらいだ。大丈夫だろう」

となんだか勝手に納得してくれた


せんせーの用事

↓1-3

「とは言っても、単なる世間話をしに来ただけなんだがな」

女性はよいしょっと玄関に腰を降ろすと、隣をとんとんと叩いた
あなたはとてとてと歩いて隣に座る

「そうだ、まずは自己紹介だな。私は上白沢慧音、里の寺子屋で教鞭を取らせてもらっている」

丁寧な自己紹介に、あなたも自己紹介を返す
そこから少しずつ、世間話を広げていった

慧音有効度
1ほど普通 9ほど良い
6以上で……?

「おっと、もう昼か」

玄関の外の景色を見て、慧音が立ち上がる
少し名残惜しいが、引き留めるほどでないのはあなたにも分かる

「それじゃ、稗田によろしくな」

手を振って慧音が去って行った
そのほんの少しあと、髪の毛ボサボサの阿求が裾を踏みながら歩いてきた

「……どなたか……いらしておりました……?」


自由な会話 及び 行動

↓2

けーねって人が世間話にきてたよ

そう伝えると、阿求はくああと大きく欠伸をして

「世間話だけでした?」

と言葉を返してきた
あなたが頷きを返すと「ならよかったです」とそのままとてとてと居間へと向かう
あなたもその背中について、居間へ向かう

「……」

……

あなたと阿求、並んで使用人に身だしなみを整えてもらう
なんであなたまで……と思ったが、ついでなのでと使用人に押し切られてしまった

「今日は寺子屋がお休みなので、少し街へ出かけてきます」

阿求がそう、あなたに言う
口惜しい、家から離れることが出来れば
阿求の背中を追いながら、あなたは居間の隅に体育座りをした


自由な行動

↓2

暇なので、家の手伝いを申し出る
使用人から客人にそんなことはさせられない、と止められたものの
暇なものは暇なのだ、あなたは半ば奪うような形で家事を進める

あなたの家事スキル
1ほど悪く 9ほどよい

↓1

~♪

鼻息混じりにはたきを叩くと、ガタンと音がして掛け軸が落ちる
慎重に皿を洗えば、軽やかに皿が宙を舞った
むしろ使用人達の仕事を増やしてしまっていると自分で分かったあなたは、居間の中心に正座して反省した
使用人達の助かりました、という言葉が胸に痛い

……阿求、早く帰ってきて……

自由なイベント 及び 遭遇 範囲 阿求邸

↓2

外伝安価書くと壊滅的になっても知りませんヨ

パシャリ、とどこからともなくシャッター音がしたので
畳みでぐでーとしていたあなたはガバッと体を上げる

「おおっと、気付かれてしまいましたか」

カメラ片手に、黒い羽根を生やした少女が庭先に立っていた
飛びかかろうとしても飛びかかれない、絶妙な位置

「稗田家に隠し子が!と聞いてきましたが……あまり容姿は似ていませんねぇ」

言いながらもう一枚パシャリ、と音がした
不躾な奴だ


自由な返事

↓2

家から出れぬなど、構うものか
あなたは着物の端を指で摘まみ、一気に距離を詰める

「あややっ!?」

そのまま空中でくるりと一回転し、黒羽少女へ回転浴びせ蹴りを食らわせようとする
が、寸での所で見えない壁に弾かれ閃光が走り、バタンッと縁側に尻餅を付くあなた
やはりどうあっても外へ出ることは出来ないようだ

「……あわ、わ」

だが、目的は果たせた
少女は衝撃に驚いて完全に腰を抜かしている
これでゆっくり会話が出来そうだ


自由な会話

↓2

やれやれ……礼儀知らずは嫌いですよ?写真が撮りたいなら、まずは家主に許可を取りなさいな

腕組みをして見下ろしながら、黒羽少女にそう言い放つ
黒羽少女はあわあわしながら、なんとか頷きを返した
そこであなたは手を突きだし、クイクイと向ける

「……か、勘弁してもらえません、かねぇ?」

キッと一睨みくれると、黒羽少女は素直にカメラを差し出した
パカリと裏を開けると、フィルムをビローンッと伸ばしてやる

「ああっ、それ一つでいくらすると……」

もう一睨みして、あなたはカメラを返す
そのまますごすごと返って行く背中を見て一言

……名前、聞き忘れた

ほどなくして、阿求が帰ってきた

阿求の土産

↓1-3から

あなたと阿求は、台を挟んで向き合っている
台の中心には、阿求があなたへの土産として持ってきた駄菓子

「おいしいですか?里の銘菓なんですよー、これ」

もくもくと饅頭を食べる阿求
頬にあんこが付いてしまっている、よほど好きなのだろう


自由な行動 及び 会話

↓2

もぐもぐ、と饅頭をあなたも食べながら、庭先にいた変な烏について聞いてみる
阿求はんー、と饅頭を口に咥えたまま考え込んでから

「どちらの烏ですかねー……どっちにしても、悪い人ではなかったと思いますが」

しまった、思い切り追い払ってしまった
と言うのは黙っておく

「もぐもぐ……」

全く、あまりにも頬につき過ぎて目に余る
あなたはずいっと阿求の方へ近づくと

「……へ?」

頬のあんこを、ペロリと舐めた


阿求反応
1ほどビックリ 9ほど平然
↓1

「……ひゃわっ!?」

ガタンッ、と台が揺れて
既に饅頭が出きった箱が、宙を舞う
カタン、と着地した箱の音が聞こえるほどに、静寂に包まれた部屋

「……」

……

なんだか妙な雰囲気になってしまった

「ゆ、湯を浴びてきますね」

そう言って足早に去る阿求
付いていこうとしたが「今日は一人でゆっくり入らせてください」とのこと

……むぅ

小さくため息を吐くあなた


自由な行動

↓2

着替えでも持って行ってあげよう
あなたは使用人に着替えの場所を聞いて、阿求の元へ着替えを運ぶ
ちょうどあがった所らしく、脱衣所に阿求の姿があった
のだが

「……っ」

あなたの姿を見て、ガララッと浴場の中へと戻ってしまった
昨日は恥ずかしくもなんともなかった様子だったのに、一体どうしたのだろうか?
着替えを置いて、あなたは脱衣所を後にする

「……」

しばらくして、少し顔の赤い阿求があなたの元へ来た
今日は別々に寝ませんか?との事で


1 いいよ
2 なんで?
3 やだ
4 その他

↓2

いいよ、とあなたが返すと
阿求はそそくさと寝室へ行ってしまった
どうすればいいのかと使用人に聞くと、客間があるとのことだった
まぁ本来こっちで寝るのが普通なのだろうが

……なんだか、もやもやする

【1日が終了しました】


朝一イベント 範囲 阿求邸 外部キャラ可

↓2

……ん

何者かの気配に、あなたは目覚める
が、辺りを見回してみても誰もいない
庭先の景色から、まだ夜中なのが見て取れる

……気のせい、か?

「ねぇ、あなたが稗田阿求?」

……!

バッと振り向きざまに回し蹴りを放つあなた
しかし、背後の気配は気付くと天井にあった

「わー、ビックリ。あと1秒早かったら壁にめり込んでたかも……あわわっ」

少女の被っていた帽子が、ぱさりとあなたの目の前に落ちる
ボリュームの溢れる髪がふわりと広がった
阿求の知り合い、と言う訳でもなさそうだが

こいしの目的
↓1-3

……何が目的?

あなたの質問に、目の前の少女は額に指を当て
うーん、うーんと唸っていたが

「目的の方が来てほしい、かも?」

とだけ言うと、ふわりとあなたの目の前に着地した
先程阿求の名を呼んだのも、ここに住んでいるのが阿求と知っていた、ただそれだけと言う事か。

「でもあなた、面白そうね。少し遊びましょう?」

ふわり、と少女が飛び上がると外へと飛んでいく
あなたは追って縁側まで出るが、あなたに来れるのはここまでだ

「あら、あなた……そこから出られないのね」

あなたが頷いたのを見て、少女はまぁいっかと笑い

「ここから撃ってあげる、あなたはそれに打ち返すだけでいいの」

少女が胸元から、カードを取り出す
なるほど、弾幕勝負と言う奴か

あなたの能力 ※コンマ判定に関係するかは能力次第

↓1-3

あなたはカードなど用意していないので、相手の飛ばす弾を躱すことに専念する
大量の札や気弾が飛んでくるが、あなたはそれを難なく躱す
あなたの能力「自分と居着いた場所に幸運を呼び込む」程度の能力
これを使えば、滅多に攻撃に当たることなど無いだろう

「むむむ……」

それがつまらないのか、少女は頭をぽりぽりと掻き

「……お姉ちゃんに押さえとけっていわれたけど、本気出しちゃう!」

くるんっと回ると、シャキーンっと両手を斜めに上げたポーズを取る少女
ハートの形をした弾が、あなたへ襲い来る

差によって勝敗が変化 目安は秘密
こいしコンマ ↓1 本気モード! +3
あなたコンマ ↓2 幸運を呼び込む能力 +2

最後の一撃、と言わんばかりに突撃してきた少女を
ぐるんっと胴体を回して躱すと、ビタンッと踏みつける

「むぎゃっ!?」

あなたは腕組みをした状態で、少女の上に仁王立ちする
確かに踏みつけていたはずだったのに

「まーけーたー……」

髪の毛ぐしゃぐしゃの少女が、あなたの隣に立っていた
なんと掴みどころのない少女だろうか
だが、逃げようとはしていないらしい

自由な会話
↓2

あなたは一応、少女をほめたたえておく
もちろんあなたには後一歩及んでいないが
だが、少女は不服そうに頬をプクーッとさせると

「あと一歩どころか二歩三歩よ!」

といって拗ねたように飛びあがった
あそこまで行かれては、あなたにはもうどうしようも出来ない

「……私は古明地こいし、絶対また来るからね!引きこもり妖怪さん!」

そう言ってピューッとどこかへ飛んでいく
古明地……か
というか、引きこもりではなく出たくても出れないのだが……

……もう一眠り、するか

その日あなたが起きたのは結局昼間になってしまった


阿求判定
偶数 在宅 奇数 寺子屋
↓1

人の流れも減って来たしこの辺にするか!

座敷童だと行動範囲が大分限定されますね
いや、まぁ出て行ってもいいですけれども・・・・…ねぇ?

昨日から変な様子ですが私、何か気に障る事でもしましたか?

寝転がりながら「寺子屋って楽しいですか?」と外の阿求のこと尋ねてみる

80超えのゾロとな

ほいや

↑+座敷童は家人の事には鋭いですよ?

何か変えられないかと自分の幸運を呼び込む程度の能力を阿求に集中させてみる

せいやーー!!

ぐぬぬ・・・コンマ神こなかったか

飛びかかる、と見せかけて「驚かされたお返しですと」抱きついてから↑

新しい貴女もうできてたか

……またお前か

「またって何よー!」

何かの気配に目を覚ますと、目の前でぷんすこと頬を膨らましたこいしがいた
あと一瞬遅れていたら、こいしの握っている首輪はあなたの首に巻かれていただろう

まさか、寝床まで押しかけてくるほど非常識だとは思わなかったぞ

「来ようと思ってたわけじゃないし、たまたまだし」


自由な会話

↓2

地霊殿にはあんなにペットがいるんだ、もう十分だろ?

燐と空の顔を思い浮かべながら、こいしに言う
そう言えば、こいしは心が読めないんだったか、姉妹でそれぞれ違って不便なものだ

「あなたに来て欲しいの!」

そんなことばかり言ってると、お空とお燐が悲しむぞ?

正直に言うと、あまりあの二人が悲しんでいる姿は想像出来なかったが
とりあえずこいしの気を引き留められそうなものを引き合いに出してみる

「うー……」

意外に効果覿面だったようで、こいしはあなたの方を見てプルプル震えている
やれやれ、妹がこの調子では姉は大変だな


1 帰るよう促す
2 今日だけは一緒にいてやる、と言う
3 しょうがねぇなぁ(悟空)
4 その他

↓2

……しょうがねぇなぁ

こいしに「ペットになるわけじゃないからな」と念押しして
あなたはこいしを背に乗せて飛びあがった

「わーいわーい!」

なおも首輪を掛けようとするので、あなたは首輪をそこらに捨ててから帰ることにした
なんだかんだ、誰かを背に乗せて飛ぶことは嫌いではない

「お姉ちゃーん、たっだいまー!」

「まったく、どこをほっつき歩いて……って、へ?」

夜分遅くにすまんな、しばらく世話になる

あなたはこいしを背から降ろし、さとりに声を掛ける
ぽかーんとあなたを見つめるさとりを、こいしが後ろから

「わっ!」

と驚かすと

「ひゃいっ!?」

くしゃくしゃの髪がさらにくしゃくしゃになる
見ていて飽きない姉妹だ、とあなたは思わず笑ってしまった


自由なイベント 範囲 地霊殿内

↓2

「姉さん!ついにウチらの仲間入りですか?」

「まさか、あなたほどの人が?」

あーあー、うるさいうるさい。気まぐれだ、気まぐれ

燐と空を皮切りに、地霊殿のペット達があなたにまとわりついてくる
あなたの能力の副次効果か知らないが、やたら動物系の妖怪に好かれて困るのだ

「もー、その子を困らせちゃダメでしょ!」

「あ、こいし様」

「すいません、つい」

……その「子」?

こいしがルンルンとあなたの方へスキップしてきて
首輪は止めました、と言わんばかりにあなたの方へ手を差し出した

「はい、お手!」


自由な行動

↓2

あなたはお手の体勢のこいしの方へ歩き
そのまま手を伸ばし、頭をわしゃわしゃと掻きまわした

「きゃ、きゃぁっ!?」

反撃しようと手を伸ばしたこいしの手を躱して、あなたは飛び上がる
もちろんこのまま逃げる気はない
そのままあなたはこいしから隠れるように、一つの部屋へ逃げ込んだ

「……どうしました?そんなに髪を乱して」

眼鏡をかちゃりと外し、さとりがこちらを見る

「まさか、またあの子が……?」


自由な会話

↓2

大丈夫、少し相手しただけだから心配するな

あなたは笑いながら、さとりの方へ歩み寄る
さとりは眼鏡を机の上に置き、あなたの方を向く

「ごめんなさい、あの子やたらあなたに懐いてしまって……姉失格です、私」

はぁ、とさとりが溜息を付く
さとりの力は、こいしにだけは効かないと聞いたことがある
その事でさとりは思い悩むことが多々あるらしい
難儀な姉妹だ


自由な返答 及び 行動

↓2

あなたは何も言わず、さとりの腕を取り

「え、ちょ、ちょっと……」

そのままさとりを背に乗せ、部屋を飛び出す
向かう先は、さっきまであなたがいた場所

「だからね、ここをこうしてさ……」

「なるほど、それは妙案で……」

「……そう上手くいくとは思えないが……」

なにやら二匹と一人が怪しい会合をしている
そのすぐ傍にあなたは着地し、さとりを降ろす

「ここをこうして……って、あ!」

「な、さとり様!?」

「おはようございます、さとり様」

三者三様の反応を示す中、さとりの視線はこいしの方へ向いている


自由な台詞 及び 行動 対象選択・キャラ選択可

↓2

複雑に見える問題こそ、大胆に行動すると上手くいくもんさ

あなたはさとりの背中をとんっと押す

「わっ、とっ……と」

よろけたさとりが、こいしの胸にぽふんともたれ掛かる
避けようと思えばよけれただろうに、こいしはさとりを受け止める

「?」

「あ、えと……」

熱い視線を交わす姉妹
燐はやれやれと言った顔、空はむむむ、と考え込む顔
あなたはそんな様子を微笑ましく見守った


「……そ、そろそろ夕食にしましょうか。燐、空、用意を」

「はいなー」「了解です」

「私もうお腹ぺこぺこー」

この感じ、夕食までしばらく暇になりそうだ


自由な行動 範囲 地霊殿内

↓2

風呂場へ

人も少ないのでここまでにしておきましょう

安価は↓

なんだかややこしく……安価は>>760ってことで

毎度ツッコミが無いから安心してるけど、レミリアとお空のキャラ崩壊っぷりは自分でもヤバイかなと思う

「しばらく掛かりますので、御三方は先にお風呂に入っちゃってください」

コック帽を被ったお燐が、あなた達に声を掛ける
お空の姿が無いが、恐らく風呂を炊きに言っているのだろう

「それじゃ、私先ー!」

こいしがその言葉を聞くや否や、とてとてと走り出す
さとりがやれやれ、と言った顔でその背中を見ている

1 あなたも走り出す
2 さとりと入ろう、と言う
3 行かなくていいのか?と促す
4 さとりも連れていく
5 その他

↓2

私はさとりと入ろうかな

あなたは隣を見て、笑いながら言う
隣のさとりは心を読むまでも無く

「え、えぇっ!?」

と大声を出して目をぱちくりしている
やはりからかうと面白いのはさとりの方だ、と思っていると

「からかわないでくださいっ!」

と、さとりが頬を膨らませてこちらを見る
しまった、心を読まれてしまうのだった

「ふー、いいお湯ー」

しばらくして、こいしが風呂から上がってきた
ぽたぽたと髪からお湯を滴らせ、恰好は下着姿のままだ


自由な台詞
1 あなた
2 さとり

↓2

……髪の毛ぐらい、気を遣え

あなたはこいしの髪をタオルで拭きながら、説教する
きちんと手入れをすれば、変身の度に乱れるあなたのようにはならないだろうに

「ありがとー」

「こらこいし!ちゃんと服を……もう」

髪が渇くやいなや、こいしはあなたの腕をするりと抜け走って行った
さとりが後を追おうとするが、あなたはそんなさとりの腕を掴み

早く風呂に行かないと、飯が出来ちまうぞ

「そうですね……って、へ?」

そのまま風呂へと、引きずって行った

あなたのプロポーション設定
↓1-3から一つ

あなたはさとりと共に、露天風呂に浸かる
さとりは少し頬を染めながら、あなたの方をチラチラと見ている
そんな風に見られると、恥ずかしくは無いが変な気分だ

……どうした?

「あ、いえ……その、何でもないんです」

……ふむ

こういう時、さとりの心が読めると助かるのだが
あなたはふぅ、と夜空を見上げてそう思う

自由な会話 及び 行動

↓2

ん?何か言いたいことでもあるのか?

あなたはさとりの方へ身を寄せ、抱き寄せる
まさかの行動だったのか、さとりは反応出来ずされるがままだ

「あ、あの、その……む、胸が……」

胸?そんなことを気にしていたのか
別に女同士であるのに、変な事を気にする奴だ
しかし気にされているのなら仕方ない、あなたはさとりを離し体を洗う事にした

「……」

さとりはその後も、チラチラあなたを見ていた
全く、こんなものは飛ぶときの邪魔でしかないと言うのに

「にゃにゃーん、お待たせしましたー」

「もー、おーそーいー、お腹ぺこぺこー」

「いやー、申し訳ない……一人分多くどころか作り過ぎてしまいまして」

居間へ戻ると、既に料理は並べられており
こいしがお燐に何やらぶちぶちと言っている
あなた達があがったのだから、お空もそろそろ来るだろう


自由な会話 及び イベント 【食事中】

↓2

ごはんたべてきまう

「はい、あーん」

こいしがあなたへ、箸を向けてきた
あなたはこいしの箸に摘ままれた野菜を睨みながら

……食え

とだけ、短い返事を返す
こいしはそんなあなたにぶーぶーと口を尖らせ

「だってお野菜美味しくないもん!」

などとのたまい出した
その隣では、お空がお燐の皿からゆで玉子を奪おうと箸で戦いを繰り広げていた

「あたいの皿から物を奪おうだなんて……100年早いよ!」

「……今日こそは」

そんな食卓を見て、さとりは頭痛を抑える様に頭に触れている
まったく、賑やかなものだとあなたは

1 笑った
2 溜息を吐いた
3 その他 自由な台詞・行動可

↓2

さりげなく、さとりのおかずを奪い取るあなた
不意を突かれたさとりは、自分の皿を見てから気付く

「あれ……私、こんなに食べてましたっけ?」

見ると、あなたが盗った分より多く減っている
こいしが口をもぐもぐしているが、まさか無意識か

「もー……いい加減にしなさーいっ!」

さとりの怒号がちょうど食事を終わらせる合図のように響いた
お燐とお空が片付けを進める中、楊枝を口に咥えて柱にもたれるあなた
ここの居心地は、悪くない
だが、誰かの下にいることはあなたの性に合わないのだ

……考え過ぎかねぇ


自由なイベント 【夕食後】

↓2

私も手伝おう

台所へと皿を運ぶ途中のお空とお燐に声を掛ける
よろよろと山積みの皿を支えながらお燐が

「姐さんに手伝わせるわけには……と言いたいですが」

「……お願いしても、いいですか」

そりゃな、言い出したのは私だ

二人が皿を運ぶのに付いて、あなたも両手に皿を持って運ぶ
全く、多目に作ったという次元ではない。宴会でも開くつもりだったのか?

「いやー、姐さんが来てるときはつい。と言っても、ぺろりでしょう?」

まぁそうだが、とあなたは言葉を返しながら食器を洗う

あなたの家事の上手さ
1ほど悪く 9ほど上手い
↓1

お燐やお空と同じくらいのペースで、あなたも皿を洗う
洗剤の泡は、見ていて飽きが来ないから嫌いじゃない

「姐さんは何でもそつなくこなしちゃいますね。皿洗いなんてめったにやらなんでしょう?」

手元の最後の皿を片付け、お燐が言う
お空もぐぐーっと伸びをしながら、あなたを見ている

そりゃな

妖怪と言うのは、元より大して物を食べなくても済むものだ
別に自分を一流と形容する気も無いが、人を襲ったりするのはそれこそ三流しかやらない

「……ここに住んでみようとは思いませんか?いいところですよ」

「……」

何かを求めるような二人の視線


自由な返事

↓2

はは、魔が差しでもしたらな

あなたはタオルで手を拭くと、二人の頭をぽんと撫でながら通り過ぎる
未練がましそうに背中に刺さる視線は、知らぬ存ぜぬだ

……悪くは無いの、だろうがな

あなたは用意された客間で、天井を見上げながら小さく呟く
考えこんでも仕方ないことは、考えても答えなどで無い
こういう時はもう寝るとしよう


【1日が終了しました】

起床イベント 範囲 地霊殿 客間 キャラ指定必須

↓2

なにかの重みに、あなたが瞼を開けると
目の前に、にっこりとほほ笑む銀髪の姿

「お命頂戴♪」

しまった、油断した

首輪判定
1ほど躱せない 9ほど躱せる
目安 5
油断 コンマ-1

あまりに咄嗟のことで、あなたは体が動かず
そのまま首に、かしゃりと鉄の輪が回される

「この時をどれほど待ったか……!」

こいしが手に鎖を握り、満足そうな顔であなたを見ている
全く、油断も隙もないやつだ


自由な台詞 及び 行動

↓2

「にゃにゃーん、朝のご挨拶ですよー」

「おはようございます、姐さん」

突如開かれたドアに、こいしの体がびくんと揺れる
その隙に、手から離れた首輪を掻っ攫いあなたはこいしと反対の壁へ向かう

「あーっ!首輪!」

「……朝からなにやってるんです?」

「もー、二人のせいだからね!」

「えぇ……」

あなたは首輪を外すと、こいしから奪った鎖をくるくると回す
これ、どうしてやろう

1 捨てよう
2 こいしに付けてやろう
3 さとりに……?
4 その他

↓2

あなたは逆襲だ、と言わんばかりにこいしに飛びかかり
こいしの首に、首輪を巻いてやる
お燐とお空の二人はなぜだか知らんが指の隙間から覗いている
別にそんな怪しいことをするつもりはない

「……や、優しくしてね……?」

なんのつもりだこいつ


自由な行動 及び 台詞 対象限定 こいし

↓2

優しく……とは、難しい相談だな

あなたはこいしの顔に自分の顔をそっと近づける
こいしがそれに合わせて、目を瞑る

「あわわ……!」

「……ごく」

何を期待しているのか知らないが
あなたは目を瞑ったこいしを腰から抱きかかえ、部屋を飛び出す
そのまま空へ飛びあがると、こいしを凄い勢いでぐるぐると振り回す
これでこのじゃじゃ馬も少しは……

「キャー♪たのしー♪」

なるほど、さとりが苦労するわけだ


自由な行動

↓2

……

不毛な行為に疲れたので、あなたはこいしを乱暴に降ろした
そんな風にされてもこいしは「きゃんっ」と言ってお尻を地面に打ち付けただけでそれ以上のダメージは見てとれず

「ちゃんと降ろしてよー、もー!」

頬を小さく膨らませて、こちらへ抗議を申し立てる余裕すらある
こんなのを相手にしないといけないと考えると、やはり地霊殿のペットはご遠慮願いたいかもしれない
再利用されないように、首輪は外して地平線の彼方へ投げ飛ばしておく

「いいもん、また買ってくるもん」

こいしの声は無視してあなたは


自由な移動 範囲 自由 地霊殿内可

↓2

あなたは地霊殿を抜け、地底の町へ向かう
一日抜いたのだ、今飲む酒はさぞ美味いだろう


遭遇判定 範囲 地底の町 条件 地霊殿キャラ不可

↓2

追加設定 あなたと勇儀の関係

↓1-3から

「よう、一人で呑んでもつまらないだろ?」

屋台に座っていたあなたの背中に、ポンと手が乗せられた
振り返ると、一本角の鬼がそこに立っていた

よう勇儀、あんたも一人か?

「そうさねぇ、一人に『なっちまった』」

ニヤリ、と笑ってあなたの隣に座る勇儀
既に半分出来上がっている所を見ると、そういうことなのだろう

「こっからのお代はアタシが持つよ、さ」

半ば問答無用、と言った感じで勇儀がこちらへ椀を向ける

あなたの強さ(酒)

1ほど弱く 9ほど強い
勇儀の目安 7

↓1

「おーい、聞いてんのかー?」

……うぷ

勝負では引き分ける仲の勇儀とあなただが、酒となると話は別で
日和るのも癪なので毎度強がるが、あなたは酒が大の苦手なのだ

「まだまだ呑めるよな?ほらほら」

「ちょっとお客さん、お連れさんもう……」

「うるっさいなぁ!アタシがいいって言ってんだ、あんたは黙ってろ!」

……ぐ

勇儀の大声が頭にガンガン響き、視界がグルグルと回り始める
これは本格的に……マズ、い


大変な事になる判定
4以下で……

↓1

……ふぅ

「あー、美味かった。酒は誰かと飲むのに限るな」

どうやらあなたと会う前に相当呑んでいたらしく、いつもの半分も呑まないぐらいでお開きとなった
あのまま勇儀のペースに合わせていたら、大変な事になっていただろう
幸い酔いが抜けるのは早い方なので、自分のペースで呑む分には平気なのだが

「……これから予定、あるかい」

勇儀がニヤリと笑い、あなたに尋ねる
もちろんあなたの答えは

特にないが?

「なら、後は分かってるだろ?野暮さねぇ」

勇儀があなたの首に腕を回し、笑う
あー、酒臭い


勇儀とあなたの弾幕勝負
勇儀のコンマ ↓1  酔っ払い +1
あなたのコンマ ↓2 ほろ酔い -1

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