魔女「かわいいかわいい」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ
男「も、もういいかな？」
魔女「なんで？」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ
男「い、いや」
ー
男「………」
魔女「素敵……」
男「………」
魔女「肌が凄いきめ細かくて……白魚の様な指……」
男「……あの」
魔女「なあに？」
男「手……離して貰えませんか？」
魔女「駄目……」
男「なんで……？」
魔女「私の物だから……フフ」
男「………」
魔女「はあぁぁ……ん……」
男 (どうしたもんかな……美人に手を握られて嬉しいけど……)
魔女「……見て……私の手……」
男「………」
魔女「この手が今から貴方の物になるのよ……」
男「……はい？」
魔女「わからない？」
男「どういう事でしょう……」
魔女「簡単に言うと……貴方の手と私の手を交換するの」
男「………」
魔女「………」
男「わけわかんないんですけど……そんな事出来るわけが……」
魔女「ふふ……別に信じなくても良いわよ」
男「………」
魔女「……どのみちどんなに嫌がってもこれは私の物だから……」
男「……離して貰えますか」
魔女「嫌……」
男「……離
魔女「………」ギリ……
男「いだあああッ！」
魔女「あら？ごめんなさい……離したく無いものだからつい力が……ふふ」
男「………」
魔女「そうだ……まだキレイなうちにケアして手袋しましょう」
男 (な、なんだ今の握力……握り潰されるかと思った……)
魔女「来て。……クリームむりましょえね」
男「……行きませんよ」
魔女「何故？」
男「わけのわからない事しないでください……」
魔女「………」
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