ミカサ「起きて、エレン!」続編(94)
ミカサ「起きて、エレン!」の続きとなります。
自分でも好きな作品だったので続編を書こうと思います!
※ネタバレとキャラ崩壊注意
-訓練生卒業式の日
教官「ではこれより成績上位10名を発表する!」
首席 ダズ・××××
2位 ……
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ザワザワ
エレン「上位に入れなかったか…まぁ調査兵団に入れればそれでいい…」
ミカサ「エレンは対人格闘術が子どもにも勝てないレベルだもんねww」
エレン「お前は何もかもがダメだっただろ…人のこと言えないぞ?」
アルミン「くっ…僕としたことが…」
コニー「アルミンは座学のテストが毎回最下位か下から二番目でしたからね」
アルミン「それに比べてコニーは毎回トップだよな…ムカつく奴だぜ…」
コニー「しかし、座学だけでは通用しませんね…やはり」
ジャン「頑張ったけど…やっぱり上位10人には入れなかったよ…」
マルコ「チッ…憲兵団に入ってラクな生活を送りたかったのによ…」ブツブツ
サシャ「座学だけで通用する訳がない…わかっていたけど私には体力がないせいで…」
ライナー「ライナー…色んな人に助けてもらってばっかりだったなぁ…」
ベルトルト「授業中に歌って何が悪いってんだよ!!」
ユミル「上位10位に入れなかった…私も努力が足りないのかなぁ…」モジモジ
クリスタ「おかしいよなぁ!?馬共め…ウチが近付いたら逃げやがるんだぜ??」イライラ
ザワザワ…
ザワザワ
エレン「俺は巨人のせいで困ってる人達を救うために調査兵団にはいるぞー」
ミカサ「エレンは私がいないダメだからね!!私も超殺兵団にするよ!!」
エレン「は?」
アルミン「僕もじーちゃんが戦えって言うから紅茶兵団に入るわ」
エレン「大丈夫かこいつら…」
× ミカサ「エレンは私がいないダメだからね
◯ ミカサ「エレンは私がいないとダメだからね
翌日
キタゾ! チョウサヘイダンノシュリョクブタイダ!
エルヴィンタイチョウキョジンドモヲヨロシク!
エルヴィン「待ってろお前ら!!絶対に巨人共を蹴散らしてやるからな!!」
オオオォォォォ !!
ミカサ「すごーい!!あれが隊長さんなんだね!!」
ミロ ! リヴァイヘイシチョウダ!
ヒトリデイッコリョダンナミノセンリョクガアルッテヨ!
リヴァイ「皆さん!熱い声援をありがとうございます!私も精一杯頑張りますので今後も応援よろしくお願いします!!」
ハンジ「ったく…うるせぇ奴だな…」
オオオォォォォ !!
アルミン「騒がしいな…」
エレン「選挙かよ…」
壁の上
エレン「そういえばコニーも調査兵団志望だったんだね」
コニー「そうだよ、僕も調査兵団に入って人類の役に立ちたいからね…」
ミーナ「私は絶対に調査兵団なんか入らない!死にたくないもん!!」
トーマス「俺だって調査兵団なんか絶対入らねえぞ!!」イライラ
エレン「あっそ、勝手にしろよ」
コニー「やれやれ…臆病だな君達は…」
サシャ「皆さん、喋ってないで作業に戻ってください」
ミーナ「ふんっ!!」スタスタ
トーマス「ケッ…」スタスタ
エレン「…」
エレン「(こんな臆病な奴らg
ピシャアアアアアアアアアアン!!!
エレン「なんだ!?」
プシュウウウウウウ!!
エレン「ごふっ…」ヒュゥゥゥ
コニー「」ヒュゥゥゥ
サシャ「」ヒュゥゥゥ
トーマス「やべえ!エレンとコニーとサシャが気を失ってるぞ!!」ザッ
ミーナ「くっ!!」ザッ
サムエル「バカが!!」ザッ
ギュイイイイイイイン
ザシュッ ザシュッ ザシュッ
トーマス「エレン!!無事か!!」
エレン「」プラーン
ミーナ「コニー!!じっとしてて!!」
コニー「」プラーン
サムエル「サシャぁ!!動いちゃダメですよぉ!!」
サシャ「」プラーン
トーマス「!?お…おい、壁が壊されてるぞ…」
トーマス「よし!超大型巨人が現れたときの作戦に移るぞ!」
ミーナ「もう超大型巨人は居ないみたいだよ!本部へ戻ろう!」
サムエル「この三人は医務室に連れて行こう!」
本部
ワーワー
イソゲ!セントウジュンビダ!
ミカサ「うるさいな~お祭りでもあるのかな?」
アルミン「そうだ!きっと今からお祭りが始まるんだ!」
ミカサ「本当!?なら私達も急がなきゃ!!」ダッ !
アルミン「おう!!」ダッ !
ジャン「巨人共め…現れたな!ぶっ倒してやる!」ガクガク
ダズ「おいおいジャン…足が震えてるぜ?」
ジャン「うっ……だって…」ガクガク
ダズ「根性だせ、お前なら出来ると信じてるからよ」
ジャン「……うん!僕頑張るよ!」
ダズ「他にビビって座り込んでる奴等も、俺がついてるから安心しろよ」
ビビってる奴ら「ダ……ダズ……」
ダズ「死なせはしないからよ、約束だ…」
ビビってた奴ら「うおおおおおお!!ダズ最高!!!!!」
ザワザワ
サア ! ドンドンイケ !
イソゲ! マニアワナクナッテモシランゾ!
キサマラノブウンヲイノル !
ミカサ「なんか皆りったいきどーそーち持ってってるけど」
アルミン「巨人でも出たのか?」
ミカサ「えぇっ!?やだよ!?」ビクッ
アルミン「嘘だよ、びっくりした?」
ミカサ「も~脅かさないでよ!アルミンのバカ!」ポカポカ
アルミン「はは、わりぃわりぃw」
モブ教官「何やってんだ貴様らぁ!?」ドスドス
どっかの屋根の上
ミーナ「なにやってたのよあんたら…」ガタガタ
ミカサ「巨人…怖い…」ガタガタ
トーマス「やっぱりいざとなると…」ガタガタ
サムエル「怖いな…」ガタガタ
アルミン「情けねーなお前ら」
先輩「よし!34班!前衛の支援に急げ!」
アルミン「行くぞ!覚悟しろ巨人共め!」ダッ !
他「…」ダッ
医務室
エレン「………………」
コニー「………………」グー
サシャ「………………」グー
エレン「ん……ぅううぅ…」ムクッ
エレン「…」
エレン「はっ!?」
エレン「ここは!?医務室?」キョロキョロ
エレン「俺は確か…超大型巨人に……」
エレン「あれ…その後が思い出せない……」
エレン「…何か服にでっけぇ穴が空いてるけど…」
エレン「俺は無傷で済んでるっぽいな…」
コニー「………んー…」ムクッ
サシャ「……うぐぐ…」ムクッ
エレン「お前らも起きたか…」
コニー「おお…エレンじゃないですか…」
サシャ「一体ここは!?」キョロキョロ
エレン「医務室だよ…俺達だけしか居ないっぽいな……おっ///」
コニー「服にでけー穴があるんだが……はっ///」
サシャ「あ…私も……って!?見ないでくださいよ///」バッ
コニー「ふふ…申し訳ない…///」
エレン「悪かったね…へへ…///」
一方アルミン達
アルミン「くそがっ!!」ドンッ
ミカサ「う…グスッ……うぅ」ボロボロ
アルミン「トーマスもミーナもサムエルも…皆食われちまった…」ギリギリ
10m級巨人「」ヌッ
アルミン「危ないミカサ!!」グイッ
ミカサ「わっ…」
バキィッ !!
アルミン「あ…危なかった…」ゴオオオォォォ
ミカサ「…」ゴオオオォォォ
アルミン「チクショウ…巨人の攻撃は簡単に避けれるし、攻撃しようと思えば出来るのに…」ゴオオオォォォ
アルミン「巨人のどこを狙えばいいか忘れちまった!!!」ゴオオオォォォ
アルミン「ミカサ、巨人のどこを狙えばいいか知らないか?」ゴオオオォォォ
ミカサ「確か、ライナーがお尻の穴にぶち込むとか言ってた気がする…」ゴオオオォォォ
アルミン「なにっ!?そうなのか!?」ゴオオオォォォ
ミカサ「うん…」ゴオオオォォォ
アルミン「わかった!弱点さえ分かればこっちのもんだ!!」ゴオオオォォォ
5m級の巨人「」
アルミン「よし!そこに居る5m級に試してやる!!」ゴオオオォォォ
ミカサ「頑張って!アルミン!!」
5m級の巨人「」ニタッ
アルミン「遅い!!」ゴオオオォォォ
アルミン「ふんっ!!」ズボッ
5m級の巨人「」アッー
アルミン「おりゃあああああああ!!!!」グリグリグリ
5m級の巨人「」ガハッ ! ゴハッ !
ミカサ「いいよアルミン!めっちゃ苦しんでるよ!!」
アルミン「そいやっ!」ズボッ
5m級の巨人「」ビクッビクンッ
アルミン「効果抜群だ!」
ミカサ「巨人が動かなくなったよ!!」
アルミン「よっしゃ!次行くぞ!!」ゴオオオォォォ
ミカサ「うん!!」ゴオオオォォォ
ズババババババババババ
巨人「」ズシーン
巨人「」ズシーン
ジャン「ダズすごいよ…これで17体目だよ…」ゴオオオォォォ
ダズ「ふん…話にならないな…」ゴオオオォォォ
先輩a「なんて奴だ…1人であれだけの数を…」
先輩b「おそらく奴は並の兵士1000人分の力はあるだろう…」
ベルトルト「しかしキリがねえな…」ゴオオオォォォ
ライナー「ライナー…もうガスが尽きちゃいそうだよ…」ゴオオオォォォ
アニ「私も新品の超硬質ブレード3本も落としちゃった☆」ゴオオオォォ
10m級の巨人「」ブンッ !!
ダズ「チッ…」ヒュン
バキィ !!
ダズ「……」ゴオオオォォォ
ダズ「ふんっ!!」ズバッ
10m級の巨人「」ズシーン
ダズ「ヤベェ…もうガスが…」
ギャアアアァァァ
ウワアアアアァァ
ジャン「あぁ…先輩方が…」
マルコ「これってマジでヤバい状況じゃね?」
アニ「もう殆どガス残ってないよ私…」
ライナー「ライナーも…もう…」
ベルトルト「つーか撤退命令はまだでねーのかよ!!」
本部
エレン「俺達だけのんきに寝てたのか…」ダダダダダ
サシャ「仲間が戦ってるのに…」ダダダダダ
コニー「情けありませんね…」ダダダダダ
エレン「だが体力も満タン!、これから外で存分に暴れさせてもらおうぜ!」
サシャコニ「はい!!」
ガチャン !
巨人「」コンニチハ
エレン「」
サシャ「」
コニー「」
エレン「中に逃げ込めえええぇぇぇぇ!!!」ダダダダダ
サシャ「おそらく中は巨人がうようよ居ます!飛んでここから離れましょう!」ゴオオオォォォ
コニー「その通り!僕達は壁の上に逃げましょう!」ゴオオオォォォ
エレン「え!?待ってくれよお前ら!!」
ガシッ
エレン「えっ」
巨人「」アーン
エレン「い…嫌だ…」
エレン「嫌だあああぁぁぁぁ!!!」
ガブッ
カーンカーン
アルミン「おっ!ライナー達が見えるぞ!」ゴオオオォォォ
ミカサ「ほんと!?」ゴオオオォォォ
カーンカーン
ミカサ「あ、鐘の音だ」ゴオオオォォォ
アルミン「何の意味があるんだっけ?」ゴオオオォォォ
ミカサ「おやつの時間じゃないかな?」ゴオオオォォォ
アルミン「なるほど!じゃあ皆と一緒に本部に戻っておやつを食べよう!」ゴオオオォォォ
ミカサ「うん!」ゴオオオォォォ
ベルトルト「おいおいどうすんだよ…鐘の音が鳴ったぞ…」
ライナー「一時撤退しようにも撤退出来ないよ…」
アニ「本部に巨人が群がってるもんね」
ジャン「ガスもないし…僕達ここで死ぬのかな…」
マルコ「もうやだ、何もかも」
ダズ「…」
アルミン「おーい!」シュタッ
ミカサ「みんn ドシャッ
アルミン「何やってんだ!おやつの時間だぞ!」
ミカサ「いたた…早く帰ろうよ…」フラフラ
マルコ「この鐘は一時変態の鐘だ!おやつの時間じゃねえ!」
ライナー「撤退ね」
マルコ「そうだっけ?」
ライナー「うん」
ミカサ「おやつの時間じゃないの!?」ガーン
アルミン「そんな…おやつの時間じゃないなんて…」ガーン
アニ「私もおやつ食べたい…」ガーン
ライナー「とにかくどうするの?ガスも殆どないし…」
ジャン「もう…助からないのかなぁ…」
アルミン「わかった!!おやつの時間じゃないのは巨人達のせいだ!!」
ミカサ「そうだ!巨人がおやつを食べちゃったから私達の分が無くなったんだ!」
ベルトルト「この2人は好きにさせとこうぜ」
ライナー「そうだね」
ジャン「正直、邪魔だよね」
ダズ「なあ、皆、ちょっと俺の話を聞いてくれないか?」
ジャンライベル「ダズ!?」
ダズ「ガスも殆ど残っていない、このままここに居ても仕方がない」
ダズ「ガス補給の班も来ない…恐らく巨人が原因で本部から出られなくなってるんだ」
ダズ「だから…俺達自らが本部へ乗り込んでガスを補給しに行くんだ!!」
ダズ「そして壁を登って避難すればいい!」
ジャン「なるほど!その手があった!」
ライナー「さすがだよダズ!!」
ベルトルト「ダズ…お前最高だぜ…」
ダズ「(怖気づくと思ったがそんなことなかった…)」
ベルトルト「よし、そうと決まれば!おいお前ら!」
アルミン「やっぱりたけのこの里のがおいしいよな」
ミカサ「きのこの山の方がいい!!」
マルコ「俺もきのこ派だがな」
アニ「きのこ厨うるさい」
ベルトルト「おい!!お前ら!!今からある作戦を実行するからよく聞け!!」
ミカサ「たけのこは手にチョコ付着するから無理」
アルミン「きのことか形が卑猥す
ベルトルト「黙れええええぇぇぇぇぇ!!!!!!」
~説明中~
アルミン「わかったぜ!とにかく本部に行けばいいんだな!」
ミカサ「わかったけど…エレンはどこに居るの?」
マルコ「はっ…そういえば、サシャとコニーも居ないよな…」
アニ「どこか違う班に居るんじゃないかな?」
ベルトルト「よし!行くぞ!お前ら!」
ジャン「巨人なんかに屈しないぞ~」
ライナー「ライナー頑張る!!」
ダズ「進めー!!」
ウオオオォォォォォ!!!
巨人「」アーン
アルミン「甘いぜ!」スブッ
巨人「」アッー
アルミン「よっと」グリグリ ズボッ
巨人「」ビクッビクッ
ミカサ「えいっ!!」スブッ
巨人「」アッー
ミカサ「それっ!」グリッ ズボッ
巨人「」ビクッビクッ
ジャン「(なんでお尻に刺してるんだろう…)」ゴオオオォォォ
ライナー「(あれ冗談のつもりだったのに…効いてるみたいだ…)」ゴオオオォォォ
ダズ「……進めーー!!!」ゴオオオォォォ
ベルトルト「本部が見えて来たぞ!」ゴオオオォォォ
ジャン「あれ?さっきまでたくさん居た巨人がほとんど…」ゴオオオォォォ
ライナー「15m級が一体居るぐらいだね…」ゴオオオォォォ
15m級「…」
マルコ「俺達結構近くにいるよな?」シュタッ
アニ「うん…でもこっちに興味を示さないみたいだよ?」シュタッ
アルミン「僕達に怖気づいちゃったんじゃねーのか?」
ミカサ「やい!こっち向け!!」ポイ
ダズ「馬鹿野郎!なんで石投げてんだ!!」
15m級「…」カッ
15m級「?」ポリポリ
ダズ「当たっちまったじゃねーか!!!」
15m級「…」ギロッ
ベルトルト「ひっ…なぜ俺を睨む…」ガタガタ
ライナー「ベルトルト!!後ろ!!」
ベルトルト「えっ?」クルッ
別の15m級「」アーン
ベルトルト「うわあっ!!」ザシュッ
別の15m級「」ウワー
ライナー「目だけ切ってもダメだよ!もう一匹も近付いてくるよ!」
15m級「」ズンズン
ライナー「逃げろ!ベルトルト!」
ベルトルト「うわあぉ!?」ゴオオオォォォ
ダズ「みんな!今だ!本部へ突っ込め!!」ゴオオオォォォ
一同「うおおおぉぉぉぉぉ!!」ゴオオオォォォ
書いてて楽しい!
今日はここまでにします。
見てくれている方ありがとうございます。お疲れ様です。
パリーン
ガシャーン
ジャン「うっ…」ドサッ
ライナー「うわっ!」ドサッ
マルコ「いって…」ドサッ
ベルトルト「あふっ」ドサッ
アルミン「ほっ」スタッ
ミカサ「きゃあ!」ドサッ ゴロゴロ
アニ「ぐはぁっ!」ドサッ ゴロゴロ
ダズ「ふんっ」スタッ
ジャン「やった…成功だ!」ハァハァ…
ライナー「ライナー嬉しい!」ハァハァ…
マルコ「おい、補給室はここじゃねーよな?」ハァハァ…
ベルトルト「ミカスバッカーマンの野郎のせいで死ぬかと…」ハァハァ…
アルミン「おい!ミカサの悪口は許さんぞ!!」
ミカサ「ガスきれちゃった…」ハァハァ…
アニ「私もきれた」ハァハァ…
ダズ「…おい……お前らは補給の班だよな…」
補給班a「」ガクガク
補給班b「」ガクガク
補給班a「きょ…巨人室に……ほ…補給が入って来たから…」ガクガク
補給班b「仕方ないじゃない!今や巨人室は補給でいっぱいなのよ!!!」ガクガク
ベルトルト「巨人室ってなんだよ、落ちつけ」
ライナー「それで…巨人はどれぐらい居たの?」
補給班a「おいらが見た限りでは…7体だった…」ガクガク
ジャン「7体も…それは怖いよね…」
ダズ「…おいミカサ、アルミン、アニ、マルコ、聞け」
ダズ「確か、あそこの部屋に憲兵団管轄の散弾銃があったはずだ」
ダズ「それを出来るだけたくさん持って来てくれないか?」
ミカサ「散弾銃ってなに?」
アニ「生き物が卵を産んでる最中のことだよ!」
マルコ「 ああ、そうだよな」
アルミン「ダズ!お前こんな時になにふざけたこと言ってんだよ!」
ダズ「お前らに頼んだ俺がバカだった」
アルミン「ダズ機嫌悪いな、口調も変わってるし」
ダズ「誰のせいだと思ってんだよ…」
ジャン「僕達が銃を取って来るよ」タッタッタッ
ライナー「ダズは精神的にキツイだろうし、座ってていいよ…」タッタッタッ
アニ「亀が産卵中に流す涙はいらない塩分を排出しているだけなんだって」
マルコ「そうなのか!!知らなかった!!」
ミカサ「アニは何でも知ってるんだね!!」
アニ「へへ……///」
アルミン「俺だって色々知ってるぞ!例えば…」
ベルトルト「(マジでうぜぇ…)」
ジャン「取って来たよ!!」ガチャガチャ
ライナー「これだけあればいいよね?」ガチャガチャ
ドサッ
ダズ「よし、じゃあ今から、ガス奪還の作戦を説明する」
ベルトルト「よく聞いてろお前ら!!!」
ダズ「まずリフトを使って中央から大勢の人間を投下する」
ダズ「そして巨人を充分に引きつける」
ダズ「充分に引きつけたら一斉に発砲、巨人の視覚を奪う」
ダズ「巨人が怯んだ所を天井に隠れていた人間が仕留める」
ダズ「なのだが、一つ問題がある」
ダズ「あまり言いたくないが、ここには成績下位の奴等しかいない」
一同「…」
ダズ「たぶん俺なら4体は仕留めれるので俺は天井側に行く」
ダズ「残りは…」
ミカサ「アルミン強いしアルミンが行くのはどう?」
アルミン「え?僕?」
ライナー「ライナーもアルミンがいいと思うな…」
ジャン「僕もアルミンがいいと思う」
ダズ「そうか、ならアルミン、頼んでいいか?」
アルミン「お、おう!3体ぐらいなら余裕だぜ!」
ダズ「決まりだな、それと、発砲はここにたくさん居る補給班にもやってもらう」
ザワサマワ
エ? マジデイッテンノ ?
コエーヨヤリタクネーシ
ベルトルト「やれよ役立たず共!!!!!」
補給班達「……はい」
ダズ「よし…なら…」
アルミン「ねえ、ダズ」グイッ
ダズ「なんだ?」
アルミン「作戦もう一回教えて」
5分後
アルミン「なるほど!天井から落ちて来た巨人を僕達が仕留めるんだな!」
ダズ「いや、ちげーよ…だから…」
ミカサ「これおもしろーい!!」ズドドドドド
ベルトルト「バカ!撃つな!!」
更に5分後
アルミン「なるほど!リフトに乗っている人間を僕達が仕留めるんだな!」
ダズ「なんで仲間を殺すんだよ…だから…」
アニ「これ!面白いね!!」ズドドドドド
ベルトルト「お前もやめろ!!」
更に5分後
アルミン「なるほど!天井に乗った巨人をリフトが仕留めるんだな!」
ダズ「意味わかんねーよ…だから…」
ミカサアニ「「おもしろーい!!!」」ズドドドドド!!
ベルトルト「うわああああぁぁぁぁぁぁ!!!」
そして、5分後
アルミン「よし!怯んだ所を僕達が天井から狩るんだな!」
ダズ「そう」
ダズ「わかったなら俺達は先に行くぞ」タタタタタ
アルミン「おう!!」タタタタタ
ベルトルト「よし!2人が行った!お前ら!もうリフトには乗ったな!?」
ミカサ「乗ったよ!!」
アニ「乗りました!!」
ベルトルト「あと、1分後にリフトを降ろすぞ!!」
ジャン「深呼吸、深呼吸」
ライナー「…」ドキドキ
ベルトルト「いいな!俺の合図で撃つようにな!!」
一同「おう!」
ベルトルト「よし!リフトを降ろせ!」
カラカラ
ベルトルト「(充分に引きつけてからだな…)」
ライナー「(怖い…怖い…)」ブルブル
ジャン「…」ブルブル
ミカサ「(あれ?)」
アニ「(ベリオロスがなんて言ったら)」
マルコ「(撃つんだっけな?)」
ガチャン
巨人「」ウロウロ
ジャン「(巨人だ…本当に7体も居る…)」ドクンドクン
巨人「」ニヤッ
ライナー「(来た…)」ドクンドクン
巨人「」ズシン
ベルトルト「撃つなよ撃つなよ?絶対撃つなよ?」
ミカサ「うわあああぁぁぁぁぁぁ!!!」ズドドドド
アニ「きゃあああぁぁぁぁぁ!!!」ズドドドド
ベルトルト「」
マルコ「ん?いいのか?」ズドドドド
ベルトルト「ああもう!!やっちまえ!!」ズドドドド
全員「うおおおぉぉぉぉぉ!!!」ズドドドド
ダズ「(バカが!!遠すぎんだろ!!殆ど弾が当たってねーぞ!!)」
アルミン「(なんかすげーな)」
ミカサ「あ、弾切れだ」カチッ
アニ「こっちも」カチッ
ベルトルト「皆も切れたか!?今だ!!」カチッ
ダズ「くそっ!バラバラすぎんだろ!」ゴオオオォォォ
アルミン「おりゃああああぁぁぁぁぁ!!」ゴオオオォォォ
ズバズバズブズブズバズバ
巨人「」ズシーン
ダズ「よし!こっちは全部!ガスも完全に尽きた!」
アルミン「あと一匹なんだが…尻からブレードが抜けなくて…」グリグリ
巨人「」アッー
ミカサ「アルミン!もう一匹来てるよ!」
3m級の巨人「」ズシンズシン
アルミン「マジか…ヤバいなそりゃ…」グリグリ
アルミン「抜けないな!なら素手でやればいいってことよ!!」
一同「「「え?」」」
3m級の巨人「」ズシンズシン
アルミン「オラぁ!!!」ドゴッ!
3m級の巨人「」ズズーン
アルミン「オラオラオラぁ!!」ドガッ ! バキッ !
3m級の巨人「」チーン
アルミン「へっ、大したことねーな…」
ミカサ「アルミンすごーい!!」
ジャン「(素手で巨人倒すなんて…)」
ライナー「(さすが、対人格闘術成績トップ…)」
ダズ「よし、これで巨人は全滅したぞ」
アルミン「よっしゃあ!皆ガスの補給だ!!」
ウオオオオオオオ !!!
ツカレター!!
ヤッタナ ! コレデブジデスンダゼ!
ミカサ「ガスもいいけどおやつは?」キョロキョロ
アルミン「そうだ!おやつはまだか!」
アニ「お腹空いた…」グゥー
ベルトルト「まだ言ってんのかこいつら」プシュー
ベルトルト「よし!ガスは溜まった!溜まった奴は壁の上に避難するぞ!」ゴオオオォォォ
マルコ「よっしゃああああああ!!」ゴオオオォォォ
ジャン「ん?見て!?あれを!?」ゴオオオォォォ
ライナー「あれは…?」ゴオオオォォォ
アニ「巨人を…別の巨人が食っている…」ゴオオオォォォ
15m級「ガ……グ……」メキメキ
ミカサ「あれ私が石当てた巨人じゃん!!」ゴオオオォォォ
アルミン「旨いのかな…」ゴオオオォォォ
15m級「グ……グオオオォォォォ!!」バキィ!
別の巨人「」ズズーン
15m級「フー……フー……」グラッ
15m級「」ズズーン
屋根の上
ダズ「力尽きたな」
ライナー「もしも、あいつを利用出来れば」
ジャン「人類にとって大きな武器になったかもしれないのにね…」
ベルトルト「………ん…?」
15m級「」シュウウウゥゥゥゥ…
アルミン「なんか…あいつの背中から人が見えねぇか?」
ミカサ「あ!?ほんとだ!?」
アニ「あれは………」
エレン「」
一同「「「「エレン!?」」」」
アルミン「どういうことだよ!?」バシュッ
ミカサ「…」バシュッ
エレン「」シーン
アルミン「おいエレン!しっかりしろ!」ガシッ
ミカサ「エレン巨人だったの?うけるwwww」
ジャン「一体…どういうことなんだ…」
コニー「僕達が説明してあげましょう」シュタッ
サシャ「よっと」シュタッ
~説明中~
ベルトルト「お前ら…見捨てたのか?」
コニー「とんでもありません、後ろを見たらエレンはもう巨人に頬張られていましたから…」
サシャ「あのまま助けに行っても無理に決まってます」
コニー「その直後、エレンを食べた巨人の腹から巨人が出てきたので…」
サシャ「仕組みは全く分かりませんが、エレンは巨人だということがわかりました」
ジャン「これって…世間に知れたら大騒ぎだよね…」
ライナー「なのにあいつらは呑気だな…」
ミカサ「ねえエレン!!もう一回巨人になってよ!!」キラキラ
エレン「」
アルミン「エレン起きろ!僕も見たいぞ!!」キラキラ
ベルトルト「お前ら!安静にさせとけ!!」
コニー「エレンが巨人だったことはすぐ世間に知れ渡るでしょう…」
サシャ「目撃者もおそらく多いですからね…今後、どのような扱いをされるか心配です…」
その後、エレンは兵法会議により、調査兵団の特別作戦班に身を委ねられることとなった。
リヴァイ「よろしく!君がエレン君だね!君の身柄は我々が責任を持って管理させてもらうからね!」
エルヴィン「エレンてめぇ!!兵法会議中に叫んでんじゃねぇよ!!」
ペトラ「はぁ…ガキ相手マジ面倒…」
エルド「無理無理…巨人化する奴の側とか怖くていられないだろ!何考えてるんだよ皆!」オロオロ
グンタ「エレン!!!掃除とかサボっちゃっていいからね!!!」
オルオ「エレン君よろしくね!早く仲良くなって皆と馴染めるようになればいいね!」
エレン「(俺、この班でやっていけるかな…)」
終わり
終わりです。
それと>>28、>>29の服に穴が空いてる理由がわからない人がいそうなので説明
>>19でエレン達が落下している時にトーマス達がアンカーを服に打ち込んで救った時に出来た穴
って解釈でお願いします。
読んでくれた方はありがとうございました。
他作品
アルミン「おはようエレン」エレン「駆逐してやる…」
ライナー「アニ姉ちゃん!」アニ「」
ベルなんとかさん達の訓練生活
ミカサ「起きて、エレン!」
略
出来ればこれらの作品もよろです。
では、お疲れ様でした。
このSSまとめへのコメント
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