勇次郎「学園都市か...」 (46)
思いつきで書いたので不定期投下です
たまに安価使うかもしれない
時系列はご都合主義な感じです
キャラ崩壊、口調崩壊があります
それでも大丈夫という人のみ
ーーー
範馬勇次郎(以下、勇次郎)「学園都市?」
徳川光成(以下、徳川)「そうじゃ」
勇次郎「そんなところに行って何をするんだ?」
徳川「それがよくわからん、依頼人が言うには[プラン]とやらに必要なんじゃと...まあお主なら...かすり傷ですみそうだな」
勇次郎「学園都市か...」
学園都市
あらゆる教育機関・研究組織の集合体であり、学生が人口の8割を占める学生の街にして、外部より数十年進んだ最先端科学技術が研究・運用されている科学の街。また、人為的な超能力開発が実用化され学生全員に実施されており、超能力開発機関の側面が強い。
勇次郎(超能力ねぇ...)
徳川「まあ、行ってみて何かあったら...と、お主にはいらない言葉だったな」
勇次郎「その通りだな」
徳川はその顔から笑みを消した
徳川「1週間後に向かってもらう」
勇次郎「ああ」
徳川「いやに素直じゃな」
勇次郎「...超能力って奴に、興味があるだけだ」
そう言って勇次郎はその場を去った
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1403007209
1週間後...
勇次郎「ここが学園都市か...確かに科学の発達した場所だ...」
ピルルルルルルル
勇次郎(俺の電話番号を知っているとは...一国の大統領レベルか...おもしれえ)
勇次郎「誰だ」
???『初めまして、範馬勇次郎』
勇次郎「御託はいい、てめえは何者だ」
???『...この学園都市の統括理事長をしている、
アレイスター・クロウリーという者だ』
勇次郎「俺は何をすればいい」
☆『君は今から風紀委員117支部へ行ってくれ』
勇次郎「...気に入らねぇな」
☆『...何がだ』
勇次郎「いや、何か敵意を感じた」
☆『...?』
勇次郎「その風紀委員117支部とやらに行けばいいんだな」
☆『...やけに素直だな』
勇次郎「...エフッエフッエフッ」
☆『...』
勇次郎「いやなに、1週間前にもジジイに同じことを言われてな」
☆『...とりあえず向かってくれ』
勇次郎「30秒はかかるぞ」
☆『......もう少しゆっくりでも大丈夫だ』
???????
???「なんなのよアイツ...」
500メートル程歩いた場所
勇次郎(ふむ...この辺りか)
勇次郎「おい、そこの奴、出てこい」
???「...」
勇次郎「来ないのならばこちらから行くぞ」
???「...あんた、何者よ」
勇次郎「先に名乗るのが礼儀ってもんじゃないのか?」
???「いちいち勘に触る言い方ね...まあ、いいわ、名乗って上げる。私は学園都市level5の第三位、超電磁砲の御坂美琴よ」
勇次郎(第三位...ハッタリではなさそうだな...いきなり第三位とは運がいい)
勇次郎「エフッエフッエフッ」
御坂「...気持ちの悪い笑いかた」
勇次郎「地球上最強、範馬勇次郎だ」
御坂「...地球上最強?」
そう言うと御坂美琴は笑い出した
御坂「地球上最強だなんて、小学生でも、言わないわよ」
そして
御坂「地球上最強を名乗るんならこのくらいは耐えられるわよね♪」
バチィッと音がした、御坂美琴の放った電撃は一般人ならば入院コースへ直行する強さだった
御坂「きゅうきゅ、う、しゃ...」
それはあくまで一般人での話、地球上最強、ましてや【鬼】に通用するレベルではなかったのだ。
つまり、範馬勇次郎、むきず
>>8ミス
つまり、範馬勇次郎、無傷である
御坂「それなりに、鍛えているようね」
しかし、言葉とは裏腹に御坂美琴は焦っていた
御坂(チッ...完璧な誤算ね...能力者ではないと思うし、ただの不審者じゃ、なさそうね...)
勇次郎「...満足か?」
御坂「...もう一度聞く、あなたは、何者?」
勇次郎「...二度は言わない」
勇次郎(...殺したら色々と面倒だ、気絶くらいにしておくか)
御坂(誰かが来るまで時間を稼ぐのが最善、か)
両者の思考がまとまったのがほぼ同じ時間。
しかし肉体の性能差が圧倒的すぎた
勇次郎(殺してもよかったのだが、相手の目的が分からない以上、うかつに被害を出すことは得策ではない...)
勇次郎(...しかし)チラッ
御坂「」
勇次郎「第三位でこの程度か...」
ピルルルルルルル
勇次郎「またお前か」
☆『早速接触したようだな』
勇次郎「ああ...学園都市ってのは雑魚の集まりなのか?」
☆『あくまでも実用性重視だからな...第三位はそこに放置してくれてかまわない』
勇次郎「そのつもりだ」
☆『ならば早く支部へ行ってくれ』
勇次郎「...行って何をすればいい?」
☆『話はついている』プツ
勇次郎「...切りやがった」
勇次郎(あの野郎の思惑は分からんが、仕方ねぇ...行くか)
177じゃなかったっけ?
それと、勇次郎って携帯持ってないからね
あと無職
>>20-21
oh...死にたい...
誤144 誤117 正177
知識足りなくてごめんなさい
>>23
な、ないと不便だから買ったんだよ(震え声)
勇次郎「ここか...」
ガヂャン
勇次郎「失礼するよ」
室内には3人の少女がいた。
1人は頭に大量の花を着けた少女。
1人はセーラー服に身を包んだロングヘアーの少女
そして1人は...
白井「関係者意外立ち入り禁止ですの、速やかに立ち去ってくださいまし」
勇次郎(あの野郎...何が話はついている、だ)
白井「立ち去っていただけない場合は[警備員]を呼ばせていただきますの」
勇次郎「いや、統括理事長から何か連絡はなかったのか?」
そう言うと彼女達は納得したような顔をした。
白井「一枚手紙がありますの、っと、その前にあなたが本人で間違いありませんの?」
勇次郎「そのことを知っているのは俺と統括理事長くらいだろう、いいからよこせ」
白井「まあ、釈然としませんが、はい」
勇次郎「ふむ...じゃあな」
そう言って勇次郎は外にでた。
その瞬間、白井の全身から脂汗がにじみ出した。
白井「...何者でしたんでしょう、あの殿方は」
初春「...鬼です」
白井「は?」
初春「国家機密レベルの防御があるので突破は出来ませんでしたが...生物最強の男」
白井「そうじゃないと、説明が出来ませんものね...あの威圧感は」
初春「...佐天さん?」
佐天「」
初春「気絶してます」
白井「まあ、寝かせておけば大丈夫でしょうね」
初春「...最強か...」
勇次郎「手紙か...」
ペラリ
白紙
勇次郎「ほう...」ゴゴゴゴ
ピルルルルルルル
☆『サプライズはどうだったかな?』
勇次郎「エフッエフッ...危うくお前を殺そうかと思ったぜ」
☆『洒落にならないジョークはやめてくれ...』
勇次郎「んで、俺に頼みたい仕事ってのは?」
☆『学園都市にはlevel0からlevel5までいるのは体験済みかな?』
勇次郎「俺にとっちゃあ全員level0だがな...で?」
☆『学園都市の第1位を知っているか?』
勇次郎「いや、知らねえな」
☆『一方通行』
勇次郎「一方通行ァ?」
☆『ああ、学園都市最強のlevel5だ』
勇次郎「そいつが?」
☆『絶対能力進化計画という実験が行われていた、しかし、とある事情によりその実験は凍結された』
勇次郎「...続けろ」
☆『しかし、統括理事長である私の許可無しで実験が再開された』
勇次郎「その前に、絶対能力進化計画ってのは何を目的にしていた?」
☆『...level6への到達』
勇次郎「ほう」
☆『それより、私が頼みたい仕事は実験の中止だ』
☆『もっと簡単に言うと、第1位の無力化』
勇次郎「引き受けよう」
☆『...素直過ぎて、少し気味が悪いな』
勇次郎「ぐだぐだ言われるよりはましだろう」
☆『...最強の称号がそんなに大切かい?』
勇次郎「偽物が最強名乗ってるんだぜ?ぶち殺したくもなるだろ?」
☆『...[ピーーー]なよ?』
プツ
ピルルルルルルル
勇次郎「今度は何だ」
☆『今から実験の時間と場所を書いたものを渡す』
勇次郎「渡すって...空間移動か」
☆『その通りだ、では』
プツ
勇次郎「空間移動か...」
フォン
???「あなたが範馬勇次郎ね」
勇次郎「お前が伝令係か?」
???「遠からず近からずっていう感じね...お互いにぐだぐだ話してても利益はないでしょ」
勇次郎「まあ、それもそうだな」
???「はい」
パシリ
勇次郎「ご苦労なこった」
???「ありがと、じゃあね」
シュン
勇次郎「中々面白い女だったな...」
すると、勇次郎は急に笑い出した
勇次郎「俺もずいぶん優しくなったもんだ」
また、笑い出した
某学区 某所
一方通行「...」
勇次郎「...」
上条「...」
話は数分前にさかのぼる
一方通行(...)
科学者『前回は時間がなかった』
一方通行(俺はなにをやっているンだ...)
科学者『それもそのはず、20000体もの【妹達】を殺さなければいけなかったからだ』
一方通行(ふがいねェ)
科学者『だから私は考えた』
一方通行(打ち止めが人質になってるってのに)
科学者『【妹達】より強い人間をぶつければいいとな』
一方通行(何で何もできねぇんだ...)
科学者『そうすれば時間短縮にもなるしコスト削減できる』
一方通行「...」
科学者『反応がないと寂しいよ?その人間っていうのが』
一方通行「おい」
科学者『まだ話しの途中だよ、と、言いたいところだが...来たな』
ゴシャリ
一方通行「...」
科学者『クックックッ...呆然としているのがよくわかるよ』
メキョリ
一方通行「どォいうことだ」
科学者『言っておくがオリジナルは君より強いよ?』
一方通行「身を持って知ってるところだ」
科学者『...何かあったのかい』
ビシャリ
一方通行「...そのオリジナルが、クローンを殺しやがったって、言ったら?」
科学者『!?』
一方通行(暗部の人間なら分かる、コイツには絶対に、勝てないと)
勇次郎「お前が一方通行か」
一方通行(すまンな打ち止め)
勇次郎「まどろっこしいのは嫌いでな」
一方通行(俺は)
勇次郎「手加減はしない」
一方通行(生きて)
勇次郎「かかってこい」
一方通行(帰れそうにない)
一方通行は軽く後ろに下がった
防御を必要としない彼が回避行動を取ることが範馬勇次郎という男が、どれだけ規格外の存在かを物語っている
一方通行「...実験を止めにきたのかァ?」
勇次郎「ああ、統括理事長とやらの依頼でな」
一方通行(学園都市外の人間に倒させることで事態の沈静化を図ろうッてかァ...?)
勇次郎「そんなわけで、戦ろうぜぇ」
勇次郎はニタリと笑い、一歩、進んだ。
一方通行「...!!」
聞けば馬鹿馬鹿しいと思うかもしれない。
その時一方通行の目には【鬼】が見えていた。
一方通行「ベクトル変換ッ...!!」
近くにあった鉄骨を勇次郎へ弾き飛ばした
勇次郎「ほう」
勇次郎はまたニタリと笑った
一方通行(さァどォするか)
勇次郎は、
一方通行「...はァ?」
動かずに、
顔面で、
鉄骨を、
受けた。
勇次郎は当たった勢いで一回転をした
一方通行(どォいうことだァ?)
そして、そのまま着地した
一方通行「????ッ!!」
範馬勇次郎、無傷である
勇次郎「...消力」
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