P「ここに千早がおるじゃろ」

千早「プロデューサー‥‥？ どうしたんですか？」

P「これをこうして」ｽｯ

千早「なんですか、これ‥‥台本‥‥？」

P「こうして」ﾋｮｲﾋｮｲｯ

千早「えっ、な、なにを‥‥服？ いえ、でもこんな‥‥」

P「こうじゃ！」ﾍﾟｶｰ

千早「ら、らぶりーちーちゃんびーむ‥‥何言わせるんですかっ！」

P「ここに伊織がおるじゃろ」

伊織「なによ、急に呼び出して何の用？」

P「これをこうして」ﾍﾟﾄｯ

伊織「えっ、クリーム？ ちょっと‥‥」

P「こうして」ｷｭｯｷｭｯ

伊織「ちょっ、やめっ‥‥なんなのよ！」

P「こうじゃ！」ﾌｧｯｻｰ

伊織「あぁぁっ！？ 変なところから毛が！？」

P「ここに真がおるじゃろ」

真「あれっ、プロデューサー？ 偶然ですね！」

P「これをこうして」ｽｯ

真「えっ、ドリンクですか？ いいんですか‥‥？ へへっ、ありがとうございまーすっ！」

P「こうして」ｻﾗｻﾗ‥‥

真「えっ、今なにか入れませんでした！？」

P「こうじゃ！」ｺﾞｸｺﾞｸ

真「あっ、ズル‥‥ってプロデューサー！？ 顔紫色になってますよ！？ 吐いて！ 吐いてください！ いいから！」

P「ここに雪歩がおるじゃろ」

雪歩「お疲れ様です、プロデューサー。お茶淹れましたよ」

P「これをこうして」ｽｩｯ‥‥

雪歩「プロデューサー？ ソファの上に立ったら危ないですよ？」

P「こうして」ﾋｮｲｯ

雪歩「あっ、お茶‥‥バランス崩しますよ、プロデューサー？ あ、あぶな‥‥」

P「こうじゃ！」ﾊﾞｯｼｬｰﾝｯ！

雪歩「あぁっ！？ だから言ったのにっ、きゅ、救急車！ 119番！ 119番って何番ですかぁっ！？」

P「ここにあずささんがおるじゃろ」

あずさ「プロデューサーさん？ すみません、お迎えに来てくださったんですね～」

P「これをこうして」ｽｯ

あずさ「あら、何かしら‥‥えっと‥‥地図‥‥？」

P「こうして」ﾊﾟﾝｯ

あずさ「あら？」

P「こうじゃ！」ﾊﾟﾀﾊﾟﾀﾊﾟﾀ‥‥

あずさ「まぁ、鳩に‥‥プロデューサーさん、ところでここはどこでしょう？ えっ、わからない‥‥？」

P「ここにやよいがおるじゃろ」

やよい「あっ、プロデューサー！ お買い物ですか？」

P「これをこうして」ｽｯ

やよい「あぁっ！ おひとり様1パックの卵！ プロデューサーも買ったんですか？」

P「こうして」ｸﾞｸﾞｯ‥‥

やよい「えっ、くれるんですか！？ でもでも、そんな‥‥」

P「こうじゃ！」ﾋﾟﾖﾋﾟﾖｰ！

やよい「わぁっ！？ 卵がひよこさんになっちゃいましたー！ ‥‥あっ、私の卵も‥‥」

P「ここに亜美がおるじゃろ」

亜美「おっと、さっすが兄ちゃん！ 亜美に気付くとは、なかなかやるねぃ！」

P「これをこうして」ﾋｮｲｯ

亜美「あっ！？ 今度使おうと思って買ったイタズラグッズ！ 見つかってたの！？」

P「こうして」ｸﾞﾙｸﾞﾙｯ

亜美「ちょ、ダメだよ兄ちゃん！ それちょっとずつ使うようにって説明書に書いてあったよ！」

P「こうじゃ！」ﾎﾟﾎﾟﾎﾟﾎﾟｰﾝ！

亜美「にいちゃーん！？ に、兄ちゃんがお星さまになっちゃった！？」

P「ここに真美がおるじゃろ」

真美「あっ、にいちゃ‥‥兄ちゃん！？ なんかすっごい血が出てる！」

P「これをこうして」ｽｯ

真美「あっ、包帯？ そうだよね、だいじょぶ？真美がまこうか？」

P「こうして」ｸﾞﾙｸﾞﾙ‥‥

真美「えっ、ちょ、にいちゃ‥‥なんでまみっ‥‥」

P「こうじゃ！」

真美「うあうあー！ なんで真美がラッピングされてるのさー！」

P「ここに律子がおるじゃろ」

律子「プロデューサー！ 亜美から聞きましたよ、無茶したんですって？」

P「これをこうして」ｽｯ

律子「はい、座っててください。まったくもう‥‥悪ふざけもほどほどにしないとダメですよ？」

P「こうして」ﾍﾟﾄｯ

律子「ん。病院行きますか？ 付き添うぐらいなら――」

P「こうじゃ！」ﾋﾟｮｰﾝｯ

律子「きゃあああああ！？ なんで包帯ごと服脱いで、こ、こっち来ないでぇっ！」

P「ここに貴音がおるじゃろ」

貴音「おや、あなた様。もうお体はよろしいのですか？」

P「これをこうして」ｺﾄｯ

貴音「！？ こ、これは‥‥幻の『うるとらすぅぱぁかっぷとんこつ味』‥‥！」

P「こうして」ﾍﾞﾘｯ　ﾄﾎﾟﾄﾎﾟ‥‥

貴音「あぁっ！？ おやめくださいあなた様！そんな乱暴な剥がし方をしては‥‥蓋をしないのですか！？」

P「こうじゃ！」ｽﾞｿﾞｿﾞｿﾞｰ

貴音「あぁあぁっ！？ そんな、まったくほぐれていない麺に、粉末スープしか入れないなんて、何たる冒涜！！」

P「ここに美希がおるじゃろ」

美希「あっ、ハニー！ こんなところで会うなんて、運命感じちゃうの。あはっ☆」

P「これをこうして」ｺﾞｿｺﾞｿ‥‥

美希「なにしてるの？ 胸ポッケ‥‥あっ、ひょっとしてプレゼント！」

P「こうして」ﾊﾟｶｯ

美希「わぁ‥‥！ あ‥‥ぁれ？ なに、このピンク色の生クリームの乗ったおにぎり‥‥」

P「こうじゃ！」ﾑｯｼｬﾑｯｼｬ

美希「ひょっとしてイチゴババロアおにぎり！？ どうしてそんっ‥‥ハニー！？ 顔がおにぎりと同じ色になってるの！」

P「ここに響がおるじゃろ」

響「あっ、プロデューサー！ はいさーい！ でも知ってるぞ、なんか最近変なことばっかりしてるんでしょ！」

P「これをこうして」ｽｯ

響「え‥‥あれ？ プロデューサー？」

P「こうして」ｽﾄﾝｯ　ﾎﾟﾝﾎﾟﾝ

響「な、なんで膝ぽんぽんしてるの！？ 座らない！ 絶対座らないからな！」

P「こうじゃ！」ｶﾞﾀｯ　ｽﾄｰﾝｯ

響「って、うぇっ！？ 床ごとおちっ‥‥プロデューサー！？ プロデューサァァー！！」

P「ここに小鳥さんがおるじゃろ」

小鳥「はぁ、急な雨なんて‥‥あれ、プロデューサーさん？」

P「これをこうして」ｽｯ

小鳥「えっ、傘？ だ、大丈夫ですよ。止むまで待ちますから！」

P「こうして」ｸﾞｯ

小鳥「だ、だから大丈夫‥‥」

P「こうじゃ！」ﾋﾟｶｯ　　ｺﾞﾛｺﾞﾛﾄﾞｶｰﾝｯ！

小鳥「きゃああああ！？ か、かみなっ‥‥プロデューサーさん！？ プロデューサーさん、しっかりしてください！」

P「ここに社長がおるじゃろ」

社長「おや、最近調子が悪いと聞いたが大丈夫なのかね？」

P「これをこうして」ｽｯ

社長「こ、これは‥‥」

P「こうして」ﾎﾟﾝｯ

社長「私で‥‥いいのかね‥‥？」

P「こうじゃ！」ﾆｺｯ

社長「あぁ‥‥役所にいこうか‥‥！」


おわり