まゆ

晶葉

文香

しきにゃん

のあ

Ｐ「で、ゲームが始まったいいが何をすればいいかわからんぞ」

『遭遇ヒロインはランダム（安価）で決定されます』

Ｐ「これがヘルプか。どのヒロインと会えるかは俺にも分からないと」

『遭遇ヒロインの決定時、コンマがゾロ目の場合、特別イベントが発生します。特別イベントは成功確実です』

『ゾロ目ではない場合、通常イベントが発生します。通常イベントはコンマ00～50までは失敗、51～99までが成功です』

Ｐ「へー、じゃあ早速始めて行こう」

>>8に遭遇

まゆ

Ｐ「あ、まゆだ。しゃがみこんでるけどどうしたんだろう？」

まゆ「……」ｺﾞｿｺﾞｿ

Ｐ「まゆ、どうかしたのか？」

まゆ「あ、Ｐさぁん。助けてください。まゆのお財布をソファの下に蹴り込んでしまったんです」

Ｐ「取れないのか」

まゆ「はい……」

Ｐ「任せろ」ｺﾞｿｺﾞｿ

Ｐ「ほら取れたぞ」

まゆ「あ、ありがとうございます！」

Ｐ「これからは気をつけろよ。でもまたこういうことがあったら俺に知らせろ。助けてやるからな」

まゆ「はいっ」

通常イベント成功！

Ｐ「これで一日終わり？ 早くない？」

『一ターン一日なので通常特殊イベントは一日一回ですが日頃の行いから貴方の噂が広まりヒロインの好感度が自動的に上昇します』

『また一日一回、通常特殊イベントとは別に会話イベントが起きます。こちらの決定方法も安価となります』

Ｐ「日頃の行い？ さっきまゆの財布を救出したりしたことか？」

Ｐ「それに会話イベントか」

>>10との会話イベント発生

>>11との会話イベント発生

のあ「Ｐ、少しいいかしら」

Ｐ「あ、のあさん」

『会話イベントはあらゆる選択がランダム（安価）となります』

Ｐ「（え？）」



・もちろんいいよ。むしろ話したいと思ってた

・ごめん、今はちょっと

↓２

Ｐ「もちろんいいよ。むしろ話したいとおもってた」

のあ「そう……ありがとう」

Ｐ「（こういう時って何を話せばいいんだろう）」

『会話内容は安価で決定されます。その内容が相手に好印象か悪印象かはコンマで決定されます。00～50は好、51～99は悪となります』

『また、一度の会話イベントで五つの会話内容で話すことができます』

Ｐ「（次、俺の口からでる言葉が俺の尊厳を失わせるものでないことを願う）」

第一会話内容↓２

Ｐ「のあさん」

のあ「……」

Ｐ「のあさんってその何ていうかサイバーな雰囲気ですよね」

のあ「そうかしら。他の娘にも言われたことはあるけれど」

Ｐ「ええ、なんていうか言葉に表せないんですけど」

Ｐ「のあさんにしか出せない雰囲気って感じですよ」

のあ「……私だけ？」

Ｐ「他の娘にはなくてのあさんの個性だと」

のあ「ふふ、私にだけ出せるもの。悪くない……いえ、心地いいわ」

Ｐ「（いい感じだな。次も頼むぞ）」

↓１

Ｐ「ガンスリンガージャーニーについてなんですけど」

Ｐ「（これは仕事の話題じゃないか。イケる）」

のあ「私は貴方を信じている。それ以上言うのはやめておくわ」

Ｐ「そ、そうですね。絶対成功させますよ」

のあ「……強者として出番を貰うことは素直に嬉しい」

Ｐ「つ、次も良い仕事持ってきますね」

のあ「……Ｐがとってきた仕事に悪はないわ。全て最高の仕事よ」

Ｐ「……照れますね」

Ｐ「（超イイ感じじゃん！ このまま行こう！）」

↓２

『コンマ判定バグが発生しました。コンマ判定の好悪を反転、00～50までを悪、51～99までを好とします』

Ｐ「（え、何？ バグ？ 欠陥品かよ）」

Ｐ「夏と冬ではどっちが好きですか？」

Ｐ「（これはベタだな。まぁいいだろ）」

のあ「何故、春と秋を入れてあげないの？ 差別はよくないわ」

Ｐ「え、ああ、すみません」

のあ「そもそも春夏秋冬、どれが好きだなんてことには興味ないけれどね」

Ｐ「……はい」

のあ「もっと私を引き込んでくれる話がしたいわ」

Ｐ「（次は頼むぞ）」

↓３

Ｐ「のあさん、最近天体観測してます？」

のあ「してるわ。暇さえあればね」

Ｐ「星って見えるんですか？」

のあ「見える見えないじゃないの。見る行為自体に意味があるのよ」

Ｐ「そんなにいいものなんですか？」

のあ「ええ、私を満たしてくれるわ。貴方もどう？」

Ｐ「え、俺ですか？」

のあ「貴方さえよければ良さを教えてあげるわ」

Ｐ「ぜ、ぜひお願いします」

Ｐ「（いいじゃないか。次で最後だ）」

↓２

Ｐ「寡黙の女王、サイバネティックビューティー、ミステリアスメイド、トランセンドバニー、そして銀弾の射手とやってきましたけど他にやりたいっていうものはありますか？」

のあ「やってみたいこと……それは私が決めることではないわ。Ｐ、貴方がしたいことを私はする」

のあ「でも……強いて言うなら魔女っ娘かしら」

Ｐ「（ちひろさん……お願いします）」

Ｐ「検討してみます」

のあ「お願いするわ……もうこんな時間。貴方と話すと時間の流れがこんなにも速い。それじゃあ」

Ｐ「あ、のあさん。また」

会話イベント　成功：４　失敗：１

Ｐ「これで一日終わりか。好感度も見れるみたいだな」

好感度

佐久間まゆ　　６

池袋晶葉　　　１

鷺沢文香　　　１

一ノ瀬志希　　１

高峯のあ　　１３　

Ｐ「これ最高値はいくつなんだ……ヘルプねぇのか。ま、まぁいい。寝よう」

↓３　次の日の遭遇アイドル

一週目　二日目　火曜

Ｐ「よう文香」

文香「ひゃっ」

Ｐ「何だ驚くことないだろ」

文香「いえ、本に集中していたので」

Ｐ「そんなにその小説は面白いのか？」

文香「ええ、面白いですよ。Ｐさんも読みますか？」

Ｐ「（ん？ Ｐさん？）」

『【プロデューサーさん】じゃつまらないでしょ。つまりそういうこと』

Ｐ「（どういうことだよ）」

Ｐ「もちろん読むよ。今度貸してくれ」

文香「分かりました。読み終えたら貸しますね」

通常イベント成功！

【Ｐは小説が好き】の噂が広まった

『イベント内で行われた会話によりヒロイン達に噂が広まります。噂は一週間で自然消滅します』

Ｐ「なるほど」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

『噂によりヒロインの行動が変化したり、好感度が増減します』

Ｐ「なるほど」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

Ｐ「これ好感度稼がないと皆とそこそこの関係になって終わりとか普通にありそうだな。本気でやろう」

会話イベント↓２

晶葉「Ｐ」

Ｐ「ん？ おう晶葉か。どうした？」

晶葉「少し話したいことがある」


・もちろん大歓迎

・悪いがまた今度にしてくれ

↓１

Ｐ「もちろん、大歓迎だ。で、話ってなんだ？」

晶葉「あ、いや、その話というのは特にない。Ｐと話したかっただけだ」

Ｐ「（なるほど）」

会話内容↓１

Ｐ「お前さ、ずっとロボ作ってるけど他に趣味とかないの？」

晶葉「ロボ以外の趣味……そ、そうだな。最近は小説なども読むようになった」

Ｐ「小説か。いいよな。俺も好きだぞ」

晶葉「うむ、久しぶりにロボット以外の趣味を見つけたんだ。長く続けていきたいと思っている」

Ｐ「今度、面白いの紹介するよ」

晶葉「本当か？ 楽しみにしている」

次会話内容↓１

Ｐ「でさ、最近は何読んだの？」

晶葉「え？ あ、あの～イニシエーション・ラブとか？」

Ｐ「（こないだテレビで紹介されてたな）」

晶葉「面白かったぞ。特に二週目が」

Ｐ「へぇ」

晶葉「二週目からが！」

Ｐ「そんなに面白いのか！」

晶葉「あ、ああ！ この私も喜怒哀楽しながら夢中で読んでいたよ」

Ｐ「俺も読んでみたいなぁ」

晶葉「ならばＰが面白いのを紹介してくれる時に、私の本とＰの本を交換しよう」

Ｐ「お、いいな。それ」

次会話内容↓２

Ｐ「今って何か作ってる？」

晶葉「今は何も作っていない」

Ｐ「へぇ、珍しいな」

晶葉「わ、私だってロボしか作らないわけではない！」

Ｐ「じゃあ今は何をしてるんだ？」

晶葉「い、今は新しいロボのアイデアが浮かばなくて作れないんだ」

Ｐ「……なんかごめん」

晶葉「うぅ、いつだって天才科学者な私のイメージが……」

Ｐ「（挽回しよう）」

次会話内容

↓１

『ゾロ目会話』

Ｐ「！？」

晶葉「どうした？」

Ｐ「してみたい仕事はあるか？」

晶葉「してみたい……私の作ったロボットを使った仕事……かな」

Ｐ「わかった。絶対実現させるよ」

晶葉「何！？ そんなこと出来るのか？」

Ｐ「あぁ、もちろんだ。俺の晶葉のためならなんだってやるさ」

晶葉「お、俺の晶葉……な、何を突然言い出すんだ！？」

Ｐ「ん？」ｶﾞｼ

晶葉「ん？ じゃない！ あと自然に手を握るな！ 恥ずかしいから！」

Ｐ「とにかく待っててくれよ。晶葉の願いは叶えるからな」

晶葉「う、うん」

Ｐ「（超挽回した）」


次会話内容↓３

Ｐ「晶葉ってさ」

晶葉「ん」

Ｐ「志希と泉と組めば何でも作れるんじゃないか？」

晶葉「……」

Ｐ「どうした？」

晶葉「……私はあの人達と組むつもりはない」

Ｐ「何でだ？」

晶葉「泉はともかく志希とは絶対に組まない」

Ｐ「そ、そうか」

晶葉「あぁ」

Ｐ「（なんか怒らせちゃった）」

晶葉「ん？ ああもうこんな時間か。それではＰ。失礼するよ」


会話イベント　成功：２　失敗：２　大成功：１

Ｐ「二日目終了か。速いなぁ」

好感度

佐久間まゆ　　７

池袋晶葉　　１１

鷺沢文香　　　８

一ノ瀬志希　　２

高峯のあ　　１３

Ｐ「うーん、これは良いのか悪いのか」

Ｐ「ていうかワンパターンなゲームだな。一日一回ヒロインと触れ合って、会話して終わり」

『火曜イベント発生』

Ｐ「何？」

『火曜日はメールチャンス！ 一人にメール送って好感度を上げよう！』

Ｐ「なるほど」

『誰に送るかはランダム（安価）です。ゾロ目なら倍の好感度を得られます』

メール相手↓２

Ｐ「のあさんにメールを送る」ﾋﾟｯﾋﾟ

ﾌﾞﾌﾞﾌﾞﾌﾞﾌﾞﾌﾞﾌﾞ

Ｐ「返信速い」

Ｐ「また返す」

ﾌﾞﾌﾞﾌﾞﾌﾞﾌﾞﾌﾞﾌﾞ

Ｐ「はっや」




Ｐ「……ふぅ」

『火曜イベント終了』

好感度

高峰のあ　　１３→１８　

今日はここまでにします。次回は金曜。時間が取れればもっと早くなると思います

誤字　　>>72　高峰→高峯

遅くなりましたが再開します

一週目　三日目　水曜

Ｐ「はぁ、もう三日目か。せっかくのゲームなんだからデートとかしたいな」

↓２とのイベント発生

志希「キミ！」

Ｐ「ん？ 志希か。どうした」

志希「このハンカチの匂い嗅いでみてくれないかな」

Ｐ「え？」

志希「匂い嗅いで」

Ｐ「お、おお」ｸﾝｶｸﾝｶ

Ｐ「おぅ！？」

志希「どう？」

Ｐ「いや、これ、人に嗅がせる匂いじゃないぞ」

志希「嘘ー！？ とってもいい匂いだよー！？」

Ｐ「いや、これはないわ」

志希「うーん、キミととは匂いの趣味が合わないのかな？」


通常イベント失敗

Ｐ「（嘘でもいい匂いって言った方が良かったのかな）」

Ｐ「志希の好感度下げちゃったかもしれない」

『水曜イベント発生』

Ｐ「ここで！？」

『水曜日はデートチャンス！ 約束を取り付けて週末にデートをしよう』

Ｐ「デート！」

『コンマ00～50まではデート成立、51～99までだとデート不成立となります』

Ｐ「なんだよ。期待させんなよ」

↓３をデートに誘う

Ｐ「こういうのはやっぱ直接電話で言ったほうがいいに決まってる」

prrrrrrr

Ｐ「出ねぇな」

のあ「はい？」

Ｐ「あ、のあさん？」

のあ「Ｐ？ こんな時間にどうしたのかしら」

Ｐ「え、えっと、その」

のあ「用がないのなら切るわよ」

Ｐ「いや！ ちょっと待って」

のあ「……」

Ｐ「週末に一緒に天体観測しませんか？」

のあ「週末？ 今週の？」

Ｐ「はい」

のあ「……ええ。楽しみにしてるわ」

Ｐ「本当ですか！ お、俺も楽しみにしてます。そ、それでは」

Ｐ「（成し遂げた）」

『デート成立　日曜日にデートの予定が入りました』

『水曜イベント終了』

Ｐ「（今日はこのまま終わりたい）」

Ｐ「失敗するのが怖い」

↓３と会話イベント

のあ「ここで会うのは偶然か、それとも必然か」

Ｐ「確かに最近よく会いますね」

のあ「あなたは私に変化をもたらすの？」

Ｐ「そうなるといいですよね」

会話内容↓２

『ゾロ目会話』

Ｐ「のあさん、ガンスリンガージャーニーお疲れ様でした」

のあ「騒がしい人達だったけれどその騒がしさもまた良きものだったわ。感謝する」

Ｐ「ああ、そういえば志希に声真似されてましたね」

のあ「彼女に私を語ることはできない」

Ｐ「でも、あのセリフ、のあさんの口からも聞きたいです」

のあ「……突然ね。でも……いいわ。言ってあげる」

のあ「猫舌だからあっついのは飲めないにゃ～」

Ｐ「お、おお。イケますよ！」

Ｐ「でも、他の人には言わないでくださいね」

のあ「ええ、言うつもりはないわ」

Ｐ「これは俺達だけの秘密ですよ」

のあ「……ええ」

次回話内容↓１

Ｐ「今日は涼しくて過ごしやすいですね」

のあ「自然に勝つことは誰にも出来ない。私だってそう。この涼しさは私たちにもたらされた幸運」

Ｐ「確かにラッキーかもしれませんね。最近は暑くて皆バテ気味でしたから」

のあ「でも私は抗う。自然に負けはしないわ」

Ｐ「あまり無理はしないでくださいね。のあさん自身が倒れちゃったら意味ないですよ」

のあ「もちろんよ。倒れない程度に抗い続けるわ」

Ｐ「（多分、明日は両手に水持って、厚着してくるな）」

次回話内容↓２

Ｐ「最近はにゃんにゃんにゃんの仲は順調ですか？」

のあ「……」

Ｐ「のあさん？」

のあ「実はにゃんにゃんにゃんは今、窮地にある」

Ｐ「窮地？」

のあ「メンバーよ。元は私、みく、アーニャの３人だったわ」

のあ「でも、私達の歩んだ道が長くなる程にメンバー入りを望む人が増えているの。現在進行形でね」

のあ「春菜や留美あたりが有力ね」

Ｐ「そ、そうですか……」

Ｐ「（そんなの何も聞いてないぞ）」

のあ「にゃんにゃんにゃんについては今後また話すわ」

次会話内容↓２