兄「ひとこと言わせて貰うが…」妹「なによ」 (14)

兄「…………」

妹「………?」

兄「……………」

妹「……ちょっと」

兄「……………………」

妹「……ねぇってば」

兄「………………」

妹「………」







妹「言えや!!!!!」

兄「………」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1401598727

妹「なによ!!さっさと一言いいなさいよ!!!」

兄「………………」

妹「おい!!ちょっと!!なんでシカトすんの!!?」

兄「………………」

妹「ねぇ!!おい!おい!!!殴るよ!?
抉るぞコラ!!」

兄「……なぁ」

妹「!!」

兄「……………」

妹「……………」ワクワク



兄「……………」

妹「言えやぁっ!!!!!」

妹「いい加減にしろぉっ!!!モヤモヤするんだよ!!!とてつもなく!!!」

兄「………………」

妹「うわぁぁぁ!!!なんで!!?私にどうして欲しいの!!?なにを求めてるのよ!!?」

兄「………………」

妹「言えぇ!!!このままだと夜も眠れないよ!!気になって眠れないよぉぉぉ!!!!」

兄「………おい」

妹「!!!」

兄「…ちょっと静かに」

妹「アンタのせいだよぉぉぉぉぉぉ!!!!!!」

妹「早く言え!!!ほら!!早く!!!早く早くはやく!!」

兄「………………」

妹「ねぇ…お願いだから…いじめないでよ…うぅ」

兄「………………」

妹「…うっ…うっ…うう」

兄「………昔々のお話し」

妹「!?…お兄ちゃん?」

兄「あるところにお爺さんとお婆さんが住んでおった……」

妹「………………」

兄「お爺さんは山へ芝刈りに…お婆さんは川へ洗濯に行ったとさ…」

妹「……………」

兄「お爺さんが山で芝刈をしていると…向こうから1人のジェイソンがやって来た…」

妹「…ジェイ…ソン…!」

兄「お爺さんは驚いた…それはそうだ…なんせジェイソンがやって来たのだから…」

兄「そしてジェイソンは……お爺さんの目の前まで歩を進めると……勢い良く手に持っていた鉈を振り上げたのだ!!!」

妹「おっ…お爺さぁん!!!」

兄「お爺さんは死を覚悟した……刻一刻とスローモーションで迫り来る鉈……もうだめだ…お爺さんは目を閉じる…その時!!!!」

妹「ッ!!」ゴクリ

兄「………………」

妹「………………」







兄「………………」

妹「してやられたよぉぉぉぉ!!!!!」

妹「うがぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!ハゲる!!!このままだと私ツルツルになっちゃう!!!いい加減にして!!」

兄「………………」

妹「私になんか恨みでもあんの!!?あっ…昨日冷蔵庫にあった〆鯖勝手に食べちゃったこと怒ってるんでしょ!?だって美味しそうだったんだもん!!美味しかったです!!!」

兄「………………」

妹「許してよ!!鯖は好きなだけ釣って来てあげるから!!お酢も好きなだけ造ってあげるからぁ!!!」

兄「………………」

妹「…はぁ…はぁ…」

兄「………………………」








兄「……zzz」

妹「ちくしょぉぉぉぉぉ!!!!」

妹「もういい……疲れた」

兄「…………」

妹「…………」

兄「……ひとこと言っておく」

妹「…はいはい…どうせおちょくってんでしょ…」









兄「お前……足くっせぇぞ」

妹「……………」








グシャッ……






このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom